JPWO2012176306A1 - 車両盗難防止装置 - Google Patents

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Abstract

車両盗難防止装置(60)は、底部(161)に空気を出し入れする孔部(173)を有する箱状のケース体(132)と、中心が孔部(173)の中心から延びる垂線上に配置され孔部(173)から挿入する治具(176)によりケース体の天井部(162)に固定され動作状態をケース体(132)の外に伝える動作表示部材(170)と、ケース体(132)に内蔵され動作表示部材(170)を作動させる電子部品が実装されている基板(67)とから成る。

Description

本発明は、車両盗難防止装置に関する。
車両に搭載され車両が盗難被害に遭うことを防止する車両盗難防止装置が特許文献1に開示されている。
特許文献1に開示される車両盗難防止装置は、センサで車両の異常を検出する。センサで検出した異常信号は制御部に送られる。制御部に送られた異常信号は、携帯電話通信部によって基地局へ送信される。基地局から携帯電話網を通じて監視センタへ通報された異常信号は、車両使用者の携帯電話へ位置情報等と共に通報されることで車両の盗難を防止する。
車両盗難防止装置は、動作表示部材を備えている。この動作表示部材は、車両盗難防止装置の動作状態を表示する。
特許文献1の技術には示されていないが、動作表示部材は、車両盗難防止装置のケース体に取付けられる。動作表示部材は、ケース体の外側から取付けられる。
一般に、ケース体の外側からケース体へ動作表示部材を嵌め、接着剤等で固定する。接着剤等の余剰分がケース体の外面に残るため、接着剤等の余剰分を除去するクリーニング工程が必要となる。
この点、ケース体の内側から動作表示部材をケース体へ嵌めると、接着剤等の余剰分がケース体の外面に出ることはなくクリーニング工程を省くことができる。
ところで、自動二輪車に代表される小型車両では、部品の搭載スペースが限られる。このような小型車両に搭載することを考えると、盗難防止装置は小型であることが望まれる。小型の盗難防止装置に用いられるケース体は必然的に小さくなる。
小さなケース体の内側から動作表示部材を嵌めようとすると、組付作業が煩雑になり結果的に盗難防止装置の製造コストが嵩む。
そこで、小型車両用盗難防止装置において、付加的な工程や煩雑な組付作業を省くことで、盗難防止装置の製造コストを低減することができる技術が求められる。
特開2010−72750公報
本発明の課題は、製造コストを低減することができる盗難防止装置を提供することにある。
本発明によれば、車両に搭載されて車両の盗難を防止する車両盗難防止装置であって、
底部に空気を出し入れする孔部を有する箱状のケース体と、中心が孔部の中心から延びる垂線上に配置され孔部から挿入する治具によりケース体の天井部に固定され動作状態をケース体の外に伝える動作表示部材と、ケース体に内蔵され動作表示部材を作動させる電子部品が実装されている基板とから成る車両盗難防止装置が提供される。
好ましくは、動作表示部材は、基板に実装される発光素子と、天井部に溶着され発光素子の発光を通す樹脂レンズとから成る。
好ましくは、ケース体に、基板に給電する専用のバッテリを更に収納し、このバッテリ及び基板が出し入れできるように、ケース体は、本体部と、この本体部に着脱可能に設けた蓋部材とから成り、発光素子は、蓋部材に近い箇所にて基板に設けられている。
好ましくは、本体部は、更に、蓋部材との間にシール部材を有する。
請求項1では、ケース体の天井部に、中心が孔部の中心から延びる垂線上に配置される動作表示部材が固定される。
ケース体の底に設けられる孔部から挿入する治具により、動作表示部材をケース体の天井部に固定する。治具を真っ直ぐに動作表示部材に当てることができる。結果、動作表示部材をケース体へ容易に組付けることができ、盗難防止装置の製造コストを低減することができる。
請求項2では、動作表示部材は、発光素子と、天井部に溶着され発光素子の発光を通す樹脂レンズとから成る。
動作表示部材は、フィラメントをガラス球で囲って成る。バルブでも差し支えない。
しかし、ガラス球が大きいため、天井部に開けるセット穴は不可避的に大きくなる。
本発明では、ガラス球と発光体とを分離し、且つ、ガラス球を樹脂レンズ、発光体を発光ダイオード等の発光素子とした。
樹脂レンズ単体であれば、天井部に開けるセット穴は小径にすることができる。小径のセット穴であれば、このセット穴に防水対策が講じ易くなる。
請求項3では、発光素子は、蓋部材に近い箇所にて基板に設けられている。
ケース体の本体部から蓋体を外し、本体部から基板を少し引き出す。すると発光素子が本体部の外へ出る。基板を少し引き出すだけで発光素子を目で確認することができる。基板の全てを本体部から引き出す必要がないため、発光素子の点検作業を迅速に行うことができる。
請求項4では、本体部は、更に、蓋部材との間にシール部材を有する。
シール部材のシール作用により、本体部と蓋部材との間を通って水が侵入することを防止できる。
本発明による盗難防止装置を採用した自動二輪車の右側面図である。 図1の要部斜視図である。 該盗難防止装置及びその周辺部のブロック図である。 該盗難防止装置及びその周辺部の回路図である。 該盗難防止装置の構成要素を説明する分解斜視図である。 孔部及び樹脂レンズの位置関係を説明するケース体の断面図である。 樹脂レンズをケース体へ溶着させる手順を説明する図である。
以下に、本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて説明する。
先ず、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、自動二輪車10は、車体フレーム11の前部にフロントフォーク12が設けられ、このフロントフォーク12の下端に前輪13が設けられ、車体フレーム11から車両後方へスイングアーム14が延びており、このスイングアーム14の車両後端に後輪15が設けられている。
前輪13と後輪15の間にエンジン16が配置される。エンジン16は、車体フレーム11に懸架されている。エンジン16のシリンダ部21に混合気を供給する吸気系23と、排気ガスを排出する排気系24とが接続される。前輪13と後輪15の間にて車体フレーム11に乗員が跨って座るシート17が取付けられている。
車体フレーム11は、ヘッドパイプ31と、このヘッドパイプ31から車両後方へ延びているメインフレーム32と、このメインフレーム32から車両後方へ延びているシートレール33と、ヘッドパイプ31から車両斜め後下方に延びその後車両後方へ延びているダウンフレーム34と、このダウンフレーム34の車両後端へメインフレーム32から延びて連結されるセンターフレーム35と、このセンターフレーム35から車両斜め後上方へ延びてシートレール33の車両後部に連結されるリヤフレーム36とからなる。
フロントフォーク12は、ヘッドパイプ31によって操向可能に支持される。フロントフォーク12の上端に操向ハンドル41が取付けられ、フロントフォーク12の下端に前輪13が取付けられる。操向ハンドル41とシート17の間に且つエンジン16の上方には、燃料タンク42が配置される。燃料タンク42はメインフレーム32に支持される。
センターフレーム35の下部に、車両後方へ延びて後輪15を支えるスイングアーム14を支持するピボット軸43が車幅方向に延びている。
フロントフォーク12の下部に前輪13が跳ね上げる泥をよけるフロントフェンダ46が取付けられ、フロントフォーク12の上部にフロントカウル47が設けられ、このフロントカウルの前面にヘッドライト48が取付けられ、フロントカウル47の側部にフロントウインカ50が取付けられる。
ダウンフレーム34にホーン52が取付けられている。また、シートレール33に後輪15が跳ね上げる泥をよけるリヤフェンダ45が取付けられ、このリヤフェンダ45に車両後方に向けてストップランプ53が取付けられると共に、車幅方向側方へリヤウインカ51が取付けられている。
シートレール33の車両後部に、車両が盗難に遭ったときに、車両の異常を検出し外部へ報知する盗難防止装置60が配置されている。
盗難防止装置60の車両後方にてシートレール33に、乗員がつかむことができるグラブレール54が取付けられている。
次に、盗難防止装置の支持構造について説明する。
図2に示すように、車幅方向略中央にてシートレールの上面33aに、盗難防止装置60が取付けられている。盗難防止装置60は、シートレールの上面33aに溶接した支持ステー65によって支持される。
盗難防止装置60の外側を覆う箱状のケース体132は、その周囲が弾性部材131によって包まれるように縦横に囲われている。弾性部材131は、シートレールの上面33aに溶接した支持ステー65に取付けられる。
次に、盗難防止装置及びその周辺部のブロック図について説明を行う。
図3に示すように、盗難防止装置60は基板67を含む。この基板67に、多数の電子部品が実装されている。基板67は、鞍乗り型車両(自動二輪車10)の車体に加えられた振動を検知する加速度センサ71と、複数の人工衛星から軌道情報を受信することにより車両の現在位置を検出する全地球測位システム部(Global Positioning System(GPS部))72と、この全地球測位システム部72に付設され衛星からの信号を受信するGPSアンテナ73と、加速度センサ71からの加速度信号SA及び全地球測位システム部72からの位置情報JPを受けて盗難対策を指令する制御部70と、この制御部70からの交信指令SCに基づいて携帯電話基地局74へ位置情報JPを送信する携帯電話通信部75と、制御部70からの警報制御信号SACに基づき警報装置78(図1に示すヘッドライト48、ウインカ50、51等の灯火器79、ホーン52)に警報信号SAを送って警報装置78を作動させる警報発生部81と、給電先の電源を切り替える電源切替回路部82と、盗難防止装置専用のバッテリであるサブバッテリ88に電源を供給する充電回路部83とを主要構成とする。
盗難防止装置60は、基板67とは別にサブバッテリ88を有する。このサブバッテリ88は、制御部70に接続される。なお、車両には、メインバッテリ89が備えられている。
盗難防止装置60が動作状態にあるときは、発光素子としての発光ダイオード87が点灯する。この発光ダイオード87は図5に示すように、基板67に実装されている。盗難防止装置60に所定の故障診断操作をしたときに、盗難防止装置60が、例えば、基板67上に実装した加速度センサ71の故障を検出すると、発光ダイオード87が点滅する。検出した故障部位によって、発光ダイオード87の点滅サイクルが変わるように制御部70を設定することで、故障部位を特定できるようにした。
電源切替回路部82には、メインバッテリ89とサブバッテリ88とが接続され、制御部70に供給する電源を切替可能にする。サブバッテリ88は、車両に搭載されるメインバッテリ89から基板67への給電が無くなったときに基板67へ給電するものである。サブバッテリ88には、例えば、ニッケル水素電池又はリチウム電池などが利用される。
なお、携帯電話通信部75には、携帯電話基地局74へ信号を送る通信アンテナ92と、電話番号を特定する固有ID番号が記録されているSIMチップ93(Subscriber Identity Module Tip93)とを含む。
盗難防止装置60の基板67に外部要素が接続されている。外部要素とは、たとえば、ウインカ50、51、ホーン52及びストップランプ53等の警報装置78である。
制御部70に接続されるサブバッテリ88は、車両に搭載されるメインバッテリ89が取り外されたときであっても、加速度センサ71を作動させ、この加速度センサ71の出力信号を制御部70で演算させるものである。
次に、盗難防止装置及びその周辺部の回路図について説明を行う。
図4に示すように、基板67には、複数の端子100〜110が設けられている。端子100に、メインフューズ111介してメインバッテリ89が接続される。端子100にメインバッテリ89の電力が供給される。端子101、102は、車両の主電源を断接するイグニッションスイッチ112及びストップランプ53を点灯させるストップスイッチ113F、113Rの操作状態の監視に使用される。
車両としての自動二輪車10に、ホーンスイッチ114の操作によって作動するホーン52と、操向ハンドル(図1、符号41)に設けたウインカスイッチ115の操作によって点滅するフロントウインカ50(50L、50R)及びリヤウインカ51(51L、51R)とが設けられている。ウインカスイッチ115にウインカ50L、50R、51L、51Rを点滅させるフラッシャ123が接続されている。
イグニッションスイッチ112がオン状態において、ホーン52はホーンスイッチ114をオンにしたときにホーン52が鳴る。フロントウインカ50L及びリヤウインカ51Lは、ウインカスイッチ115を左にオンしたときに点滅し、フロントウインカ50R及びリヤウインカ51Rは、ウインカスイッチ115を右にオンしたときに点滅する。また、前輪ブレーキをきかせたときにストップスイッチ113Fがオンとなり、ストップランプ53が点灯する。後輪ブレーキをきかせたときにストップスイッチ113Rがオンとなり、ストップランプ53が点灯する。
イグニッションスイッチ112がオフ状態において、ホーンスイッチ114、ウインカスイッチ115、ストップスイッチ113F、113Rをオンしたときは、ホーン52及びウインカ50L、50R、51L、51R、ストップランプ53は動作しない。
車両停止中に異常が検出されると、制御部70はトランジスタ117、118をオンに切り換え、端子103、104を介してリレー121、122を動作させ、ホーン52、ウインカ50L、50R、51L、51R及びストップランプ53を警告手段として作動させる。このように、車両盗難防止装置60は、車両10が盗難被害にあったときに外部へ報知する機能をもつ。
その他、端子105はアースであり、端子106〜110は基板67の診断等に用いられる端子であり、説明を省略する。
次に、車両に搭載されて車両の盗難を防止する盗難防止装置の構成について説明する。
図5に示すように、車両盗難防止装置60は、箱状のケース体132と、このケース体132に内蔵される基板67と、この基板67の下方位置にてケース体132に内蔵され基板67に給電するサブバッテリ88と、ケース体の開口167を塞ぐ蓋部材156と、この蓋部材156とケース体の開口167の間に設けられ蓋部材156とケース体の開口167の間をシールするシール部材157とから成る。ケース体132は、本体部155と、この本体部155に着脱可能に設けた蓋部材156とから成る。
本体部155は、底部161と、天井部162と、底部162の左端と底部161の左端の間に渡した左壁163と、底部162の右端と底部161の右端の間に渡した右壁164と、前記底部161の後端、天井部162の後端、左壁163の後端及び右壁164の後端で囲まれた後壁165とからなる。
本体部155と蓋部材156との間にシール部材157を有する。
車両盗難防止装置60は、車両(図1、符号10)に搭載され、盗難行為によって発生する車両10の異常を検出し、外部へ報知する装置である。
基板67は、ケース体の開口167からケース体132へ抜き差し可能に収納される。同様に、専用のバッテリとしてのサブバッテリ88は、ケース体の開口167からケース体132へ抜き差し可能に収納される。また、シール部材157及び蓋部材156は、ケース体の開口167に着脱可能に設けられている。
すなわち、本体部155に着脱可能に蓋部材156を設けることで、バッテリ88及び基板67を出し入れ可能にした。発光素子87は、蓋部材156に近い箇所にて基板67に設けられている。
次に、ケース体の底部に開けた孔部と、ケース体の天井部に固定した樹脂レンズ等について説明する。
図6に示すように、車両盗難防止装置60は、箱状のケース体132と、このケース体132に内蔵される基板67と、ケース体132の底部161に固定され動作状態をケース体132の外に伝える動作表示部材170とを有する。
動作表示部材170は、発光素子である発光ダイオード87と、ケース体132の底部161に溶着され発光ダイオード87の発光を通す樹脂レンズ171とから成る。発光ダイオード87は、この発光ダイオード87を作動させる電子部品が備えられている基板67に実装され、この基板67によって発光ダイオード87が作動される。
なお、発光素子は、発光ダイオード(LED)に限定されず、電球、有機EL、電極管その他、基板に実装可能な発光体であれば種類は問わない。
箱状のケース体132は、底部171に空気を出し入れする孔部173を有する。
発光素子(発光ダイオード87)と樹脂レンズ171からなる動作表示部材170は、動作表示部材170の中心軸Zが孔部173の中心から延びる垂線上に配置されている。
次に、樹脂レンズをケース体の天井部に溶着させる手順を説明する。
図7(a)に示すように、ケース体132の天井部162に開けたセット穴174に、上から鍔部172を有し透光部材にて成形された樹脂レンズ171を嵌める。
図7(b)に示すように、セット穴174に嵌めた樹脂レンズの上面171aを上方から押さえ治具175にて押さえる。すなわち、樹脂レンズ171をケース体の天井部162に固定する。次いで、樹脂レンズの下面171bを下方から孔部173から挿入する治具176にて押さえつつ、この治具176に振動を付与することで樹脂レンズの下面171bを加熱、溶融させる。
図7(c)に示すように、治具176にて加熱、溶融された樹脂レンズの下面171bは樹脂レンズ171の外方に拡げられることで、天井部162に密着して固定される。
すなわち、動作表示部材170の構成要素である樹脂レンズ171は、孔部173から挿入する治具176によりケース体の天井部162に固定される。
図6を併せて参照して、動作表示部材170は、天井部162に外から嵌め、上方から樹脂レンズの上面171aが押さえ冶具175で押さえられ、孔部173から挿入した治具176で、いわゆる、振動溶着されることで天井部162に固定される。
動作表示部材170の中心軸Zが孔部173の中心軸Zに一致しているため、治具・工具176の挿入、操作が容易になる。結果、基板67の動作状態をケース体132の外に伝える動作表示部材170を備えた車両用盗難防止装置60の製造コストを下げることができる。
従って、本発明によれば、部品点数を増加させないで、動作表示部材の取付作業が容易に行えるようにすることで、製造コストを下げることができる盗難防止装置が提供される。
図6に戻って、動作表示部材170は、発光素子(発光ダイオード87)と、天井部162に溶着され発光ダイオード87の発光を通す樹脂レンズ171とから成る。
動作表示部材170が、ガラス球とこのガラス球に収納される発光体とから成るランプである場合には、ガラス球に対応する径のセット穴を天井部に開け、このセット穴にガラス球を嵌めることになる。セット穴は必然的に大きくなる。
この点、本発明では、ガラス球と発光体とを分離し、且つ、ガラス球を樹脂レンズ171、発光体を発光ダイオード等の発光素子87とした。
樹脂レンズ単体であれば、天井部162に開けるセット穴174は小径にすることができる。小径のセット穴174であれば、このセット穴174に防水対策が講じ易くなる。
発光素子(発光ダイオード87)は、蓋部材156に近い箇所にて基板67に設けられている。
ケース体132から蓋部材156を外し、基板67を少し引き出すと発光ダイオード87が本体部155の外へ出る。このため、基板67をケース体132から大幅に引き出すことなく、発光ダイオード87の状態を確認することができる。よって、発光ダイオード87のメンテナンス性が向上する。
本体部155は、蓋部材156との間にシール部材157を有する。
本体部155と蓋部材156との間にシール部材157が介在されているので、本体部155と蓋部材156との間に良好なシール性を確保させることができる。
尚、本発明は、実施の形態では自動二輪車に適用したが、鞍乗り型3輪車(3輪バギー)や鞍乗り型4輪車(4輪バギー)にも適用可能であり、一般の小型車両に適用することは差し支えない。
また、図3において、制御部からのエンジン制御信号に基づきエンジンの点火装置に点火停止信号を送って点火装置の作動を停止させる、すなわち、エンジンを停止させるエンジン制御部を設けることは差し支えない。
本発明は、自動二輪車用盗難防止装置に好適である。
10…車両(自動二輪車)、67…基板、87…発光素子(発光ダイオード)、88…専用のバッテリ(サブバッテリ))、132…ケース体、155…本体部、156…蓋部材、157…シール部材、161…底部、170…動作表示部材、171…樹脂レンズ、173…孔部、176…治具

Claims (4)

  1. 車両に搭載されて前記車両の盗難を防止する車両盗難防止装置であって、
    底部に空気を出し入れする孔部を有する箱状のケース体と、
    中心が前記孔部の中心から延びる垂線上に配置され前記孔部から挿入する治具により前記ケース体の天井部に固定され動作状態を前記ケース体の外に伝える動作表示部材と、
    前記ケース体に内蔵され前記動作表示部材を作動させる電子部品が実装されている基板とから成る車両盗難防止装置。
  2. 請求項1に記載の車両盗難防止装置であって、
    前記動作表示部材は、前記基板に実装される発光素子と、前記天井部に溶着され前記発光素子の発光を通す樹脂レンズとから成る。
  3. 請求項2に記載の車両盗難防止装置であって、
    前記ケース体に、前記基板に給電する専用のバッテリを更に収納し、
    このバッテリ及び前記基板が出し入れできるように、前記ケース体は、本体部と、この本体部に着脱可能に設けた蓋部材とから成り、前記発光素子は、前記蓋部材に近い箇所にて前記基板に設けられている。
  4. 請求項3に記載の車両盗難防止装置であって、
    前記本体部は、更に、前記蓋部材との間にシール部材を有する。
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