JPWO2012132987A1 - サーマルヘッドの印字速度制御方法 - Google Patents

サーマルヘッドの印字速度制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2012132987A1
JPWO2012132987A1 JP2013507399A JP2013507399A JPWO2012132987A1 JP WO2012132987 A1 JPWO2012132987 A1 JP WO2012132987A1 JP 2013507399 A JP2013507399 A JP 2013507399A JP 2013507399 A JP2013507399 A JP 2013507399A JP WO2012132987 A1 JPWO2012132987 A1 JP WO2012132987A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermal head
speed
printing
printing speed
print
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013507399A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5929901B2 (ja
Inventor
康年 加納
康年 加納
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Publication of JPWO2012132987A1 publication Critical patent/JPWO2012132987A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5929901B2 publication Critical patent/JP5929901B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/315Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
    • B41J2/32Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
    • B41J2/35Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads providing current or voltage to the thermal head
    • B41J2/355Control circuits for heating-element selection

Landscapes

  • Electronic Switches (AREA)

Abstract

アダプターの電流容量を増やす必要も印刷品質に影響を与えることもなく、高速印字が可能なサーマルヘッドの印字速度制御方法を提供すること。
124ラインの印字ラインを単位ブロックとして、印字媒体101に表された印字データを各速度決定ブロックA〜Kに分割し、速度決定ブロックA〜K毎に、当該速度決定ブロックに含まれる印字ラインのうちで、発熱体が駆動されるドット数が最大の印字ラインのドット数を、当該速度決定ブロックの最大オンドット数として算出する。そして、一の速度決定ブロックにおけるサーマルヘッドの印字速度を、一の速度決定ブロックの最大オンドット数よりも最大オンドット数の小さい他の速度決定ブロックにおけるサーマルヘッドの印字速度よりも遅くするようにして、速度決定ブロックA〜K毎にサーマルヘッドの印字速度を可変制御する。

Description

本発明は、ライン状に並んだ複数の発熱体を有するサーマルヘッドの印字速度を制御するサーマルヘッドの印字速度制御方法に関するものである。
従来より、サーマルヘッドのアダプターの電流容量を増やさずに高速印字を可能にする技術がある。例えば、下記特許文献1に記載のプリンタの制御方法では、印刷対象となる画像の主走査方向に沿う1ライン分の画素値を積算した積算値が基準値を超える画像を印刷する場合は、印刷速度が通常時よりも低速に設定され、これによって1ライン当たりのサーマルヘッドへの印加エネルギー量が大きく確保されるため、サーマルヘッドに発熱エネルギーを供給する電源の電力容量を極力小さく抑えたうえで、サーマルヘッドで印刷出力可能な濃度レベルを高めることができる。また、積算値が基準値以下の場合は、印刷速度が通常時の速度に設定され、これによって印刷速度の低下が回避されるため、効率良く画像を印刷することができる。したがって、電源の小容量化(小型化)と印刷速度の適正化を同時に実現することが可能となる。
特許第4337509号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のプリンタの制御方法では、印刷速度を通常時の速度に設定するか通常時よりも低速に設定するかを印刷対象となる画像の主走査方向に沿う1ライン分毎に行っているので、1ラインを形成する画素単位で積算される積算値で印刷速度の設定変更がなされると、非常に頻繁な印刷速度の変更となって、印刷品質に影響を与えてしまう。
そこで、本発明は、上述した点を鑑みてなされたものであり、アダプターの電流容量を増やす必要も印刷品質に影響を与えることもなく、高速印字が可能なサーマルヘッドの印字速度制御方法を提供することを課題とする。
この課題を解決するためになされた発明は、ライン状に並んだ複数の発熱体を有するサーマルヘッドの印字速度を制御するサーマルヘッドの印字速度制御方法であって、前記複数の発熱体の並び方向を前記サーマルヘッドの主走査方向としたとき、主走査方向に直交する方向である副走査方向で、印字データを主走査方向に並ぶ1以上の印字ラインからなるブロックに分割する場合において、当該印字ラインの第1所定数を単位ブロックとして、印字データを単位ブロック毎に分割し、前記単位ブロック毎に、当該単位ブロックに含まれる前記印字ラインのうちで、前記発熱体が駆動されるドット数が最大の印字ラインのドット数を、単位ブロックの最大オンドット数として算出し、一の単位ブロックの印字速度を、一の単位ブロックの最大オンドット数よりも最大オンドット数の小さい他の単位ブロックの印字速度よりも遅くするように、前記単位ブロック毎に前記サーマルヘッドの印字速度を可変制御すること、を特徴とする。
すなわち、本発明のサーマルヘッドの印字速度制御方法では、ライン状に並んだ複数の発熱体を有するサーマルヘッドの印字速度を制御するため、複数の発熱体の並び方向をサーマルヘッドの主走査方向としたとき、主走査方向に直交する方向である副走査方向で、印字データを主走査方向に並ぶ1以上の印字ラインからなるブロックに分割する。この場合において、当該印字ラインの第1所定数を単位ブロックとして、印字データを単位ブロック毎に分割し、単位ブロック毎に、当該単位ブロックに含まれる印字ラインのうちで、発熱体が駆動されるドット数が最大の印字ラインのドット数を、単位ブロックの最大オンドット数として算出する。そして、一の単位ブロックの印字速度を、一の単位ブロックの最大オンドット数よりも最大オンドット数の小さい他の単位ブロックの印字速度よりも遅くするように、単位ブロック毎にサーマルヘッドの印字速度を可変制御する。
従って、サーマルヘッドの副走査方向で印字データを第1所定数の印字ラインで分割した単位ブロック毎に、サーマルヘッドの印字速度を可変可能にすることから、サーマルヘッドの副走査方向で1つの印字ライン毎にサーマルヘッドの印字速度の変更がなされることがない一方で、サーマルヘッドの副走査方向で第1所定数の印字ラインで構成される単位ブロック毎にサーマルヘッドの印字速度の変更がなされることから、適切な変更回数によるサーマルヘッドの印字速度の変更が可能となって、アダプターの電流容量を増やす必要も印刷品質に影響を与えることもなく、高速印字が可能となる。
本発明であるサーマルヘッドの印字速度制御方法の概要が表された模式図である。 同サーマルヘッドの印字速度制御方法のプログラムが表されたフローチャート図である。 電池駆動時の印字速度決定テーブルが表された図である。 温度ランク決定テーブルが表された図である。 同サーマルヘッドの印字速度制御方法のプログラムが実行されるテープ印刷装置の外観斜視図である。 同テープ印刷装置のカセット収納部周辺が表された上面図である。 同テープ印刷装置のサーマルヘッドが拡大されて表された図である。 同テープ印刷装置の制御系が表されたブロック図である。 速度一定の時で行われる印字長補正を説明するための模式図である。 速度可変の時で行われる印字長補正を説明するための模式図である。 速度一定中に行われる印字長補正を説明するための模式図である。 速度可変中に行われる印字長補正を説明するための模式図である。
[1.本発明の概要]
本発明の実施の形態を図面を参照にして説明する。本実施の形態では、サーマルヘッドの印字速度が制御される。以下、その制御の概要を図1の具体例を用いて説明する。図1の具体例では、サーマルヘッドで印字される印字データが長尺状の印字媒体101に表された印字内容とされ、サーマルヘッドが有する複数の発熱体の並び方向が主走査方向D1とされ、その主走査方向D1に直交する方向が副走査方向D2とされる。但し、サーマルヘッド及び複数の発熱体は、図1に表されていない。
本実施の形態では、以下(1)〜(4)の各ステップによって、サーマルヘッドの印字速度が制御される。
(1)印字媒体101にその印字内容が表された印字データを各速度決定ブロックA〜Kにそれぞれ分割する。各速度決定ブロックA〜Kは、副査方向D2に連続して並んだ「第1所定数」の印字ラインで構成される。ここで、印字ラインとは、主走査方向D1にライン状に並んだ1列の印字データをいい、主走査方向D1に並んだサーマルヘッドの発熱体で同一印字周期で印字される印字データでもある。
図1の具体例では、「第1所定数」は「124」であり、発熱体は128個ある。さらに、印字データの最後に位置する速度決定ブロックKについては、それを構成する印字ラインが124個未満の「端数ブロック」となることもある。もっとも、「第1所定数」や発熱体の個数は、それらの具体的な数値に限定されるものではない。尚、以下からは、印字ラインの単位を「ライン」とし、発熱体の単位を「ドット(dot)」とする。
(2)印字データの最初に位置する速度決定ブロックAについて、それを構成する124ラインの印字ライン毎に、発熱体が駆動される総数(ドット/ライン)をそれぞれ算出する。それぞれ算出された各総数のうちの最大数を、速度決定ブロックAの最大オンドット数として算出する。図1の具体例では、速度決定ブロックAで発熱体が駆動されることがないので、速度決定ブロックAの最大オンドット数は「0」である。
(3)その算出された最大オンドット数とサーマルヘッド近傍の温度とに基づいて、速度決定ブロックAにおけるサーマルヘッドの印字速度が決定される。その際には、最大オンドット数が小さいほど、速い速度になるように、且つ、サーマルヘッド近傍の温度が高いほど、速い速度になるように、サーマルヘッドの印字速度が決定される。
図1の具体例では、3つの速度(30mm/sec、20mm/sec、15mm/sec)からサーマルヘッドの印字速度が決定され、速度決定ブロックAにおけるサーマルヘッドの印字速度は30mm/secと決定される。その決定されたサーマルヘッドの印字速度をもって、速度決定ブロックAの印字データが印字媒体101に印刷される。
尚、上記(3)では、最大オンドット数が小さいほど速い速度にすることのみを考慮して、あるいは、サーマルヘッド近傍の温度が高いほど速い速度にすることのみを考慮して、サーマルヘッドの印字速度が決定されてもよい。
(4)上記(2)〜上記(3)の各ステップを速度決定ブロックB〜K毎に行う。その結果、図1の具体例では、各速度決定ブロックA〜Kにおける最大オンドット数は、0ドット/ライン、0ドット/ライン、80ドット/ライン、80ドット/ライン、0ドット/ライン、128ドット/ライン、128ドット/ライン、0ドット/ライン、4ドット/ライン、4ドット/ライン、128ドット/ラインとそれぞれ算出される。そして、各速度決定ブロックA〜Kにおけるサーマルヘッドの印字速度は、30mm/sec、30mm/sec、20mm/sec、20mm/sec、30mm/sec、15mm/sec、15mm/sec、30mm/sec、30mm/sec、30mm/sec、15mm/secとそれぞれ決定される。それぞれ決定されたサーマルヘッドの各印字速度をもって、各速度決定ブロックA〜Kの印字データが順次に印字媒体101にそれぞれ印刷される。
また、各速度決定ブロックA〜Kにおいて、互いに隣接する2つの速度決定ブロックにおけるサーマルヘッドの印字速度がそれぞれ異なるときは、より速い印字速度の速度決定ブロック内において、より遅い印字速度の速度決定ブロックと隣接する始期又は終期に加速エリア又は減速エリアが設けられる。加速エリアでは、サーマルヘッドの印字速度が加速される。減速エリアでは、サーマルヘッドの印字速度が減速される。
図1の具体例では、互いに隣接する2つの速度決定ブロックD,Eにおけるサーマルヘッドの印字速度が20mm/secと30mm/secとで異なり、速度決定ブロックDの印字速度20mm/secよりも速度決定ブロックEの印字速度30mm/secが速いので、速度決定ブロックDと隣接する速度決定ブロックEの始期において、サーマルヘッドの印字速度が20mm/secから30mm/secになる加速エリアが設けられる。さらに、互いに隣接する2つの速度決定ブロックE,Fにおけるサーマルヘッドの印字速度が30mm/secと15mm/secとで異なり、速度決定ブロックEの印字速度30mm/secよりも速度決定ブロックFの印字速度15mm/secが遅いので、速度決定ブロックFと隣接する速度決定ブロックEの終期において、サーマルヘッドの印字速度が30mm/secから15mm/secになる減速エリアが設けられる。
同様にして、互いに隣接する2つの速度決定ブロックB,Cにおけるサーマルヘッドの印字速度が30mm/secと20mm/secとで異なり、速度決定ブロックBの印字速度30mm/secよりも速度決定ブロックCの印字速度20mm/secが遅いので、速度決定ブロックCと隣接する速度決定ブロックBの終期において、サーマルヘッドの印字速度が30mm/secから20mm/secになる減速エリアが設けられる。また、互いに隣接する2つの速度決定ブロックG,Hにおけるサーマルヘッドの印字速度が15mm/secと30mm/secとで異なり、速度決定ブロックGの印字速度15mm/secよりも速度決定ブロックHの印字速度30mm/secが速いので、速度決定ブロックGと隣接する速度決定ブロックHの始期において、サーマルヘッドの印字速度が15mm/secから30mm/secになる加速エリアが設けられる。さらに、互いに隣接する2つの速度決定ブロックJ,Kにおけるサーマルヘッドの印字速度が30mm/secと15mm/secとで異なり、速度決定ブロックJの印字速度30mm/secよりも速度決定ブロックKの印字速度15mm/secが遅いので、速度決定ブロックKと隣接する速度決定ブロックJの終期において、サーマルヘッドの印字速度が30mm/secから15mm/secとなる減速エリアが設けられる。
さらに、印字データの最初に位置する速度決定ブロックAの始期には加速エリアが設けられる。なぜなら、印字データの最初に位置する速度決定ブロックAの始期では、サーマルヘッドの印字速度が0mm/secから30mm/secに変更されるからである。従って、速度決定ブロックAの始期において、サーマルヘッドの印字速度が0mm/secから30mm/secとなる加速エリアが設けられる。また、印字データの最後に位置する速度決定ブロックKの終期には減速エリアが設けられる。なぜなら、印字データの最後に位置する速度決定ブロックKの終期では、サーマルヘッドの印字速度が15mm/secから0mm/secに変更されるからである。従って、速度決定ブロックKの終期において、サーマルヘッドの印字速度が15mm/secから0mm/secとなる減速エリアが設けられる。
図1の具体例では、加速エリアと減速エリアは、12ラインの印字ラインで構成される。従って、速度決定ブロックEにおいては、その始期に12ラインの印字ラインで構成される加速エリアが設けられ、その終期に12ラインの印字ラインで構成される減速エリアが設けられる。さらに、その加速エリアとその減速エリアの間には、100ラインの印字ラインで構成される定速エリアが設けられる。定速エリアでは、サーマルヘッドの印字速度が上述のようにして決定された印字速度で一定にされる。
同様にして、速度決定ブロックAにおいては、その始期に12ラインの印字ラインで構成される加速エリアが設けられ、その加速エリアからその終期の間には112ラインの印字ラインで構成される定速エリアが設けられる。速度決定ブロックBにおいては、その終期に12ラインの印字ラインで構成される減速エリアが設けられ、その始期からその減速エリアの間には112ラインの印字ラインで構成される定速エリアが設けられる。速度決定ブロックHにおいては、その始期に12ラインの印字ラインで構成される加速エリアが設けられ、その加速エリアからその終期の間には112ラインの印字ラインで構成される定速エリアが設けられる。速度決定ブロックJにおいては、その終期に12ラインの印字ラインで構成される減速エリアが設けられ、その始期からその減速エリアの間には112ラインの印字ラインで構成される定速エリアが設けられる。速度決定ブロックKにおいては、その終期に12ラインの印字ラインで構成される減速エリアが設けられ、その始期からその減速エリアの間には112ラインの印字ラインで構成される定速エリアが設けられる。
尚、後述するテープ搬送モータ2(下記図7参照)がステップモータである場合には、各速度決定ブロックA〜Kにおいて、加速エリア以外且つ減速エリア以外の定速エリアでは印字周期補正が行われる。
[2.テープ印刷装置の外部構成]
図4に表されたように、サーマルヘッドの印字速度が制御されるテープ印刷装置1は、筐体内部に内蔵されたテープカセット5(下記図5参照)から排出されるテープに対して印刷を行う印刷装置であり、筐体上面にキーボード3と液晶ディスプレイ4を有している。また、同じく筐体上面には平面視矩形状のテープカセット5を収納するカセット収納部8(下記図5参照)が収納カバー9で覆われて配設されている。また、このキーボード3の下側には、制御回路部が構成される制御基板(図示せず)が配設されている。また、カセット収納部8の左側面部には、印字されたテープが排出されるテープ排出口10が形成されている。また、テープ印刷装置1の右側面部には、接続インターフェイス(図示せず)が配設されている。この接続インターフェースは、外部機器(例えば、パーソナルコンピュータ等)と有線または無線接続をする際に用いられる。従って、テープ印刷装置1は、外部機器から送信された印字データを印刷することも可能である。
ここで、キーボード3は、文字入力キー3A、印刷キー3B、カーソルキー3C、電源キー3D、設定キー3E、リターンキー3R等の複数種類の入力キーを備えている。文字入力キー3Aは、文書データからなるテキストを作成する際の文字入力に用いられる。印刷キー3Bは、作成されたテキスト等からなる印字データの印刷実行を指令する際に用いられる。そして、カーソルキー3Cは、液晶ディスプレイ4上に表示されるカーソルを、上下左右に移動する際に用いられる。また、電源キー3Dは装置本体の電源をON又はOFFする際に用いられる。また、設定キー3Eはテープ印刷装置1の各種設定を行う際に用いられる。また、リターンキー3Rは、改行指令や各種処理の実行、選択決定を指令する際に用いられる。
一方、液晶ディスプレイ4は、文字等のキャラクタを複数行に渡って表示する表示装置であり、キーボード3によって作成される印字データ等を表示しうる。
そして、図5に表されたように、テープ印刷装置1は、内部のカセット収納部8に対してテープカセット5を装着可能に構成されている。更に、テープ印刷装置1の内部には、テープ駆動印刷機構16及びカッター17を含むテープ切断機構が配設されている。テープ印刷装置1は、テープ駆動印刷機構16により、テープカセット5から引き出されたテープに対して、所望の印字データに基づく印刷を施すことができる。そして、テープ印刷装置1は、テープ切断機構のカッター17により、印刷されたテープを切断することができる。切断されたテープは、テープ印刷装置1の左側側面に形成されたテープ排出口10から排出される。
そして、テープ印刷装置1の内部には、カセット収納部フレーム18が配設されている。図5に表されたように、このカセット収納部フレーム18には、テープカセット5が着脱自在に装着される。
テープカセット5は、その内部に、テープスプール32、リボン供給スプール34、巻取スプール35、基材供給スプール37、接合ローラ39を備えており、夫々回転自在に軸支されている。テープスプール32には、表層テープ31(上記「印字媒体101」に相当するもの)が巻回されている。表層テープ31は、PET(ポリエチレンテレフタレート)フィルム等からなる透明なテープである。そして、リボン供給スプール34には、インクリボン33が巻回されている。このインクリボン33には、インク加熱により溶融或いは昇華するインクが塗布され、インク層を形成している。巻取スプール35は、印刷に使用されたインクリボン33を巻き取る。そして、基材供給スプール37には、二重テープ36が巻回されている。この二重テープ36は、表層テープ31と同一幅で両面に接着剤層を有する両面接着テープの片面に対して、剥離テープを貼り合わせて構成されている。また、当該二重テープ36は、剥離テープが外側に位置するように、基材供給スプール37に巻回されている。そして、接合ローラ39は、二重テープ36と表層テープ31とを重ねて接合させる際に用いられる。
図5に表されたように、カセット収納部フレーム18には、アーム20が、軸20Aを中心として揺動可能に配設されている。アーム20の先端には、プラテンローラ21、搬送ローラ22が回動可能に軸支されている。プラテンローラ21、搬送ローラ22は、何れもゴム等の可撓性部材を表面に有している。アーム20が最も時計回りに揺動すると、プラテンローラ21は、表層テープ31及びインクリボン33を、後述するサーマルヘッド41に対して圧接する。また、この時、搬送ローラ22は、表層テープ31及び二重テープ36を、接合ローラ39に対して圧接する。
また、カセット収納部フレーム18には、プレート42が立設されている。このプレート42のプラテンローラ21側側面には、サーマルヘッド41が配設されている。サーマルヘッド41は、図6に表されたように表層テープ31及び二重テープ36の幅方向と同方向に、複数(ここでは、128個)の発熱素子41Aを1列に列設させたラインヘッド41B等で構成される。すなわち、発熱素子41Aが1列に並んだ方向が「サーマルヘッド41の主走査方向D1」である。これに対して、「サーマルヘッド41の副走査方向D2」は、サーマルヘッド41上を表層テープ31及びインクリボン33が移動する方向と一致し、「サーマルヘッド41の主走査方向D1」と直交する。図5に戻り、テープカセット5が所定位置に装着されると、プレート42は、テープカセット5の凹部43に嵌め込まれる。
また、図5に表されたように、カセット収納部フレーム18には、リボン巻取ローラ46、接合駆動用ローラ47が立設されている。テープカセット5が所定位置に装着されると、リボン巻取ローラ46は、テープカセット5の巻取スプール35内に挿入される。同様に、接合駆動用ローラ47は、テープカセット5の接合ローラ39内に挿入される。
また、カセット収納部フレーム18には、テープ搬送モータ2(後述する図7参照)が配設されている。テープ搬送モータ2による駆動力は、カセット収納部フレーム18に沿って配設されたギア列を介して、プラテンローラ21、搬送ローラ22、リボン巻取ローラ46及び接合駆動用ローラ47等に夫々伝達される。従って、テープ搬送モータ2に対する電力供給により、テープ搬送モータ2の出力軸の回転が開始されると、巻取スプール35、接合ローラ39、プラテンローラ21、搬送ローラ22も連動して回転を開始する。これにより、テープカセット5内の表層テープ31、インクリボン33、二重テープ36は、テープスプール32、リボン供給スプール34、基材供給スプール37からそれぞれ巻き解かれ、下流方向(テープ排出口10、巻取スプール35方向)へと搬送される。
その後、表層テープ31及びインクリボン33は、互いに重ね合わされてからプラテンローラ21とサーマルヘッド41との間を通過する。従って、当該テープ印刷装置1において、表層テープ31、インクリボン33は、プラテンローラ21とサーマルヘッド41とによって挟まれた状態で搬送される。この時、サーマルヘッド41に配列された多数の発熱素子41Aは、制御部60(下記図7参照)によって、印字データ及び後述する制御プログラムに基づいて選択的かつ間欠的に通電(パルス印加)される。
ここで、各発熱素子41Aは、通電により発熱し、インクリボン33に塗布されているインクを溶融或いは昇華させるので、インクリボン33に形成されたインク層のインクは、表層テープ31にドット単位で転写される。この結果、表層テープ31には、印字データに基づくユーザ所望のドット画像が鏡像で形成される。
その後、インクリボン33は、サーマルヘッド41を通過すると、リボン巻取ローラ15によって巻き取られる。一方、表層テープ31は、二重テープ36と重ねられ、搬送ローラ22と接合ローラ39との間を通過する。この時、表層テープ31と二重テープ36は、搬送ローラ22、接合ローラ39により圧接され、積層テープ38となる。ここで、当該積層テープ38は、ドット印刷済みの表層テープ31の印刷面側が二重テープ36と強固に重ね合わされる。従って、ユーザは、表層テープ31の印刷面の裏面側(即ち、積層テープ38の表面側)から印刷画像の正像を視認可能である。
その後、積層テープ38は、搬送ローラ22の更に下流に搬送され、カッター17を含むテープ切断機構に到達する。テープ切断機構は、カッター17と、切断用モータ72(下記図7参照)により構成されている。そして、カッター17は、固定刃17Aと、回動刃17Bを備えており、固定刃17Aに対して回動刃17Bを回動させることで切断対象物を剪断する鋏形式のカッターである。そして、回動刃17Bは、切断用モータ72によって支点を中心に往復揺動可能に配設されている。従って、切断用モータ72の駆動により、積層テープ38は、固定刃17A、回動刃17Bに剪断される。切断された積層テープ38は、テープ排出口10を介して、テープ印刷装置1の外部へ排出される。そして、当該積層テープ38は、二重テープ36の剥離紙を剥がし、接着剤層を露出させれば、任意の場所に貼り付けることが可能な粘着ラベルとして使用可能である。
[3.テープ印刷装置の制御構成]
次に、テープ印刷装置1の制御構成について、図面を参照しつつ詳細に説明する。図7に表されたように、テープ印刷装置1内には、制御基板(図示せず)が配設されており、この制御基板上には、制御部60、タイマ67、ヘッド駆動回路68、切断用モータ駆動回路69、搬送モータ駆動回路70が配設されている。
そして、制御部60は、CPU61、CG−ROM62、EEPROM63、ROM64、RAM66により構成されている。また、当該制御部60は、タイマ67、ヘッド駆動回路68、切断用モータ駆動回路69、搬送モータ駆動回路70と接続されている。更に、制御部60は、液晶ディスプレイ4、カセットセンサ7、サーミスタ73、キーボード3、接続インターフェース71にも接続されている。CPU61は、テープ印刷装置1における各種制御の中枢を担う中央演算処理装置である。従って、このCPU61は、キーボード3等からの入力信号及び後述する各種制御プログラム等に基づいて、液晶ディスプレイ4等の各周辺装置を制御する。
CG−ROM62は、印刷される文字や記号の画像データをコードデータと対応させてドットパターンで記憶するキャラクタージェネレータ用メモリである。また、EEPROM63は、記憶内容の書込・消去ができる不揮発性メモリであり、当該テープ印刷装置1におけるユーザ設定等を示すデータを格納している。そして、ROM64には、テープ印刷装置1における各種制御プログラムやデータが格納されている。従って、後述する制御プログラムやデータテーブルは、このROM64に格納されている。
また、RAM66は、CPU61での演算結果等を一時的に格納する記憶装置である。このRAM66には、キーボード3の入力により生成された印字データや、外部機器78から接続インターフェース71を介して取り込まれた印字データも格納される。そして、タイマ67は、テープ印刷装置1の制御を実行する際に所定期間の経過を計時する計時装置である。具体的には、タイマ67は、例えば、サーマルヘッド41の発熱素子41Aに対する通電(パルス印加)等の開始・終了を判断する際に参照される。また、サーミスタ73はサーマルヘッド41近傍の温度を検出する為のセンサであり、サーマルヘッド41に取り付けられている。
ヘッド駆動回路68は、後述する制御プログラムに基づいて、サーマルヘッド41に駆動信号を供給し、サーマルヘッド41の駆動状態を制御する回路である。この時、ヘッド駆動回路68は、発熱素子41A毎に対応付けられたストローブ番号に関連付けられた信号(ストローブ(STB)信号)に基づいて、各発熱素子41Aの通電(パルス印加)の有無を制御することで、サーマルヘッド41全体の発熱態様を制御する。そして、切断用モータ駆動回路69は、CPU61からの制御信号に基づいて切断用モータ72に駆動信号を供給し、切断用モータ72の駆動制御を行う回路である。また、搬送モータ駆動回路70は、後述する制御プログラムに基づいて、テープ搬送モータ2に駆動信号を供給し、テープ搬送モータ2の駆動制御を行う制御回路である。
[4.テープ印刷装置の制御動作]
次に、テープ印刷装置1におけるサーマルヘッド41の印字速度制御について説明する。図2のフローチャート図で表された制御プログラムは、テープ印刷装置1におけるサーマルヘッド41の印字速度を制御するためのプログラムであって、ROM64等に記憶されており、CPU61により実行される。
図2に表されたように、テープ印刷装置1におけるサーマルヘッド41の印字速度制御では、先ず、S11において、印字データが受信される。ここでは、外部機器78(例えば、パーソナルコンピュータ等)から接続インターフェース71を介して取り込まれた印字データがRAM66に格納される。もっとも、キーボード3の入力により生成された印字データがRAM66に格納されてもよい。その後は、S12に進む。
S12では、サーミスタ温度検出が行われる。ここでは、サーミスタ73からの検出信号に基づいて、サーミスタ73で検出された温度が取得される。その後は、S13に進む。
S13では、2ブロック分印字データ確認の処理が行われる。この処理を上記図1の具体例で説明すると、印字データの最初に位置し、且つ、124ラインの印字ラインで構成される速度決定ブロックAが求められる。また、その速度決定ブロックAと印字データの最後側で隣接し、且つ、124ラインの印字ラインで構成される速度決定ブロックBが求められる。さらに、その速度決定ブロックAについて、それを構成する124ラインの印字ライン毎に駆動される発熱体41Aの総数がそれぞれ算出され、それぞれ算出された各総数のうち最大数を、速度決定ブロックAの最大オンドット数として算出される。同様にして、速度決定ブロックBの最大オンドット数が求められる。その後は、S14に進む。
S14では、印字速度決定が行われる。この処理では、上記S12で取得されたサーミスタ73の検出温度と、上記S13で算出された最大オンドット数と、図3Aと図3Bに表された各データテーブルとを使用して、上記S13で印字データが確認された2ブロックにおけるサーマルヘッド41の印字速度がそれぞれ決定される。
すなわち、この処理では、先ず、上記S12で取得されたサーミスタ73の検出温度と図3Bに表された温度ランク決定テーブルとを使用して、温度ランクが決定される。例えば、上記S12で取得されたサーミスタ73の検出温度が30℃の場合には、図3Bに表された温度ランク決定テーブルより、温度ランクが「6」に決定される。
次に、この処理では、その決定された温度ランクと、上記S13で算出された最大オンドット数と、図3Aに表された印字速度決定テーブルとを使用して、その最大オンドット数の1ブロックにおけるサーマルヘッド41の印字速度が決定される。
以下、温度ランクが「6」に決定された場合を説明する。上記S13で算出された最大オンドット数が「128〜113」のときは、その最大オンドット数の1ブロックにおけるサーマルヘッド41の印字速度として、15mm/secが決定される。上記S13で算出された最大オンドット数が「112〜97」又は「96〜81」のときは、その最大オンドット数の1ブロックにおけるサーマルヘッド41の印字速度として、20mm/secが決定される。上記S13で算出された最大オンドット数が「80〜65」又は「64以下」のときは、その最大オンドット数の1ブロックにおけるサーマルヘッド41の印字速度として、30mm/secが決定される。
さらに、この処理を上記図1の具体例で説明する。先ず、印字データの最初に位置する速度決定ブロックAにおけるサーマルヘッド41の印字速度が求められる。この点、速度決定ブロックAにおいては、最大オンドット数は「0」であり、サーマルヘッド41の印字速度は30mm/secに決定されている。従って、図3Aと図3Bに表された各データテーブルより、温度ランクは「1」乃至「11」のいずれかであって、上記S12で取得されたサーミスタ73の検出温度は5℃以上であることになる。次に、速度決定ブロックAと印字データの最後側で隣接する速度決定ブロックBにおけるサーマルヘッド41の印字速度が求められる。同様にして、速度決定ブロックBにおいては、最大オンドット数は「0」であり、サーマルヘッド41の印字速度は30mm/secに決定されている。従って、図3Aと図3Bに表された各データテーブルより、温度ランクは「1」乃至「11」のいずれかであって、上記S12で取得されたサーミスタ73の検出温度は5℃以上であることになる。
尚、図3Aと図3Bに表されたデータテーブルは、最大オンドット数が小さいほど、この処理で決定されるサーマルヘッド41の印字速度が遅い速度になるように、さらに、サーミスタ73の検出温度が高いほど、この処理で決定されるサーマルヘッド41の印字速度が速い速度になるように予め設定されている。また、図3Aに表された印字速度決定テーブルは、電池駆動時のテーブルであるが、商用電源使用時のテーブルがROM64に別途用意されていてもよい。
図2に戻って、S15に進むと、印刷が行われる。この処理では、上記S13又は下記S18で印字データが確認された互いに隣接する2つのブロックの中で、印字データの最初側に位置するブロックを構成する印字データの1ラインの印字ラインが、上記S14又は下記S19で決定されたサーマルヘッド41の印字速度をもって印刷される。この処理を上記図1の具体例で説明すると、上記S13又は下記S18で確認されたブロック(速度決定ブロックA〜Jのいずれか)を124ラインの印字ラインで構成する印字データのうち、1ラインの印字ラインが印刷される。もっとも、後述するように、印字データの最後に位置する速度決定ブロックKのみが下記S18で再確認された場合には、124ライン又は124ライン未満の印字ラインで速度決定ブロックKを構成する印字データのうち、1ラインの印字ラインが印刷される。
このとき、印刷対象の印字ラインを有するブロックにおけるサーマルヘッド41の印字速度が、そのブロックに印字データの最初側で隣接するブロックにおけるサーマルヘッド41の印字速度よりも速い場合には、印刷対象の印字ラインを有するブロックの始期において、サーマルヘッド41の印字速度が加速される加速エリアが設けられる。この処理を上記図1の具体例で説明する。速度決定ブロックEにおけるサーマルヘッド41の印字速度(30mm/sec)は、その速度決定ブロックEに印字データの最初側で隣接する速度決定ブロックDにおけるサーマルヘッド41の印字速度(20mm/sec)よりも速い。よって、印刷対象の印字ラインを有するブロックが速度決定ブロックEである場合には、その速度決定ブロックEの始期に12ラインの印字ラインで構成される加速エリアが設けられ、その加速エリアにおいて、サーマルヘッド41の印字速度が20mm/secから30mm/secに加速される。
また、印刷対象の印字ラインを有するブロックにおけるサーマルヘッド41の印字速度が、そのブロックに印字データの最後側で隣接するブロックにおけるサーマルヘッド41の印字速度よりも速い場合には、印刷対象の印字ラインを有するブロックの終期において、サーマルヘッド41の印字速度が減速される減速エリアが設けられる。この処理を上記図1の具体例で説明する。速度決定ブロックEにおけるサーマルヘッド41の印字速度(30mm/sec)は、その速度決定ブロックEに印字データの最後側で隣接する速度決定ブロックFにおけるサーマルヘッド41の印字速度(15mm/sec)よりも速い。よって、印刷対象の印字ラインを有するブロックが速度決定ブロックEである場合には、その速度決定ブロックEの終期に12ラインの印字ラインで構成される減速エリアが設けられ、その減速エリアにおいて、サーマルヘッド41の印字速度が30mm/secから15mm/secに減速される。
尚、印刷対象の印字ラインを有するブロックが速度決定ブロックAである場合には、速度決定ブロックAが印字データの最初に位置するブロックであることから、印刷対象の印字ラインを有する速度決定ブロックAの始期に12ラインの印字ラインで構成される加速エリアが設けられ、その加速エリアにおいて、サーマルヘッド41の印字速度が0mm/secから30mm/secに加速される。
一方、印刷対象の印字ラインを有するブロックが速度決定ブロックKである場合には、速度決定ブロックKが印字データの最後に位置するブロックであることから、印刷対象の印字ラインを有する速度決定ブロックKの終期に12ラインの印字ラインで構成される減速エリアが設けられ、その減速エリアにおいて、サーマルヘッド41の印字速度が15mm/secから0mm/secに減速される。
その後は、S16に進む。S16では、次のブロックの先頭ラインであるか否かが判断される。この判断では、上記S15で印刷された1ラインの印字ラインの次の1ラインの印字ラインが、上記S13又は下記S18で確認された2つの隣接ブロックのうち、印字データの最後側に位置するブロックを構成する最初の印字ラインであれば、次のブロックの先頭ラインであると判断され、それ以外は、次のブロックの先頭ラインでないと判断される。
この判断を上記図1の具体例で説明すると、上記S15で印刷された1ラインの印字ラインが上記S13で印字データが確認された速度決定ブロックAを構成する印字ラインである場合において、上記S15で印刷された1ラインの印字ラインの次の1ラインの印字ラインが、上記S13で印字データが確認された互いに隣接する2つの速度決定ブロックA、Bのうち、印字データの最後側に位置する速度決定ブロックBを構成する最初の印字ラインであれば、次のブロックの先頭ラインであると判断され、印字データの最初側に位置する速度決定ブロックAを構成する印字ラインであれば、次のブロックの先頭ラインでないと判断される。
同様にして、上記S15で印刷された1ラインの印字ラインが下記S18で印字データが確認された速度決定ブロックJを構成する印字ラインである場合において、上記S15で印刷された1ラインの印字ラインの次の1ラインの印字ラインが、下記S18で印字データが確認された互いに隣接する2つの速度決定ブロックJ、Kのうち、印字データの最後側に位置する速度決定ブロックKを構成する最初の印字ラインであれば、次のブロックの先頭ラインであると判断され、下記S18で印字データが確認された速度決定ブロックJを構成する印字ラインであれば、次のブロックの先頭ラインでないと判断される。
もっとも、上記S15で印刷された1ラインの印字ラインが速度決定ブロックKを構成する印字ラインである場合には、速度決定ブロックKは印字データの最後に位置するので、常に、次のブロックの先頭ラインでないと判断される。
ここで、次のブロックの先頭ラインであると判断された場合(S16:YES)には、S17に進む。S17では、サーミスタ温度検出が行われる。ここでは、サーミスタ73からの検出信号に基づいて、サーミスタ73の検出温度が取得される。その後は、S18に進む。
S18では、2ブロック分印字データ確認の処理が行われる。この処理では、上記S11で受信された印字データにおいて、上記S13又は直前のS18自身で印字データが確認された互いに隣接する2つのブロックのうち印字データの最後側に位置するブロックと、そのブロックと印字データの最後側で隣接する次のブロックが求められる。さらに、その求められたブロックについて、それを構成する印字ライン毎に駆動される発熱体41Aの総数がそれぞれ算出され、それぞれ算出された各総数のうち最大数を、ブロックの最大オンドット数として算出される。
この処理を上記図1の具体例で説明すると、上記S13で印字データが確認された互いに隣接する2つの速度決定ブロックA、Bでは、印字データの最後側には速度決定ブロックBが位置する。従って、印字データにおいて、速度決定ブロックBと、その速度決定ブロックBと印字データの最後側で隣接する速度決定ブロックCが求められる。さらに、その求められた速度決定ブロックCについて、それを構成する124ラインの印字ライン毎に駆動される発熱体41Aの総数がそれぞれ算出され、それぞれ算出された各総数のうち最大数(上記図1の具体例では「0」)を、速度決定ブロックの最大オンドット数として算出される。尚、速度決定ブロックBの最大オンドット数は、このS18で再び求めてもよいが、上記S13で求めたものを流用してもよい。
一方、直前のS18自身で印字データが確認された互いに隣接する2つのブロックが速度決定ブロックI、Jであれば、印字データの最後側には速度決定ブロックJが位置する。従って、印字データにおいて、速度決定ブロックJと、その速度決定ブロックJと印字データの最後側で隣接する速度決定ブロックKが求められる。さらに、その求められた速度決定ブロックKについて、それを構成する124ライン又は124ライン未満の印字ライン毎に駆動される発熱体41Aの総数がそれぞれ算出され、それぞれ算出された各総数のうち最大数(上記図1の具体例では「128」)を、速度決定ブロックの最大オンドット数として算出される。尚、速度決定ブロックJの最大オンドット数は、このS18で再び求めてもよいが、直前のS18自身で求めたものを流用してもよい。
尚、直前のS18自身で印字データが確認された互いに隣接する2つのブロックが速度決定ブロックJ、Kであれば、印字データの最後に位置する速度決定ブロックKについて、直前のS18自身で求めた最大オンドット数が再確認される。もっとも、速度決定ブロックKの最大オンドット数を、このS18で再び求めてもよい。
その後は、S19に進む。S19では、次ブロック分印字速度決定が行われる。この処理では、上記S17で取得されたサーミスタ73の検出温度と、上記S18で算出された最大オンドット数と、図3Aと図3Bに表された各データテーブルとを使用して、上記S18で最大オンドット数が新たに算出/再確認されたブロックにおけるサーマルヘッド41の印字速度が決定される。この処理は、上述したS14と同様である。
この処理を上記図1の具体例で説明すると、124ライン又は124ライン未満の印字ラインで構成される速度決定ブロックC〜Kのいずれかにおけるサーマルヘッド41の印字速度が求められる。尚、上記S18で最大オンドット数が新たに算出されたブロックが速度決定ブロックCである場合には、最大オンドット数は「80」であり、サーマルヘッド41の印字速度は20mm/secに決定されている。従って、図3Aと図3Bに表された各データテーブルより、温度ランクは「1」乃至「3」のいずれかであって、上記S17で取得されたサーミスタ73の検出温度は5℃以上20℃未満であることになる。一方、上記S18で最大オンドット数が再確認されたブロックが速度決定ブロックKである場合には、最大オンドット数は「128」であり、サーマルヘッド41の印字速度は15mm/secに決定されている。従って、図3Aと図3Bに表された各データテーブルより、温度ランクは「1」乃至「6」のいずれかであって、上記S17で取得されたサーミスタ73の検出温度は5℃以上35℃未満であることになる。
その後は、上記S15に戻って、S15以下の処理が繰り返され、S16に再び進む。
このS16において、次のブロックの先頭ラインでないと判断された場合(S16:NO)には、S21に進む。S21では、所定印字ラインが印字完了であるか否かが判断される。この判断では、上記S15で印刷された1ラインの印字ラインの次の1ラインの印字ラインが存在すれば、所定印字ラインが印字完了でないと判断される。これに対して、上記S15で印刷された1ラインの印字ラインの次の1ラインの印字ラインが存在しなければ、所定印字ラインが印字完了であると判断される。
この判断を上記図1の具体例で説明すると、上記S15で印刷された1ラインの印字ラインの次の1ラインの印字ラインが速度決定ブロックA〜Kを構成するいずれかの印字ラインであれば、所定印字ラインが印字完了でないと判断される。これに対して、上記S15で印刷された1ラインの印字ラインの次の1ラインの印字ラインが存在しなければ、つまり、上記S15で印刷された1ラインの印字ラインが速度決定ブロックKを構成する最後の印字ラインであれば、所定印字ラインが印字完了であると判断される。
ここで、所定印字ラインが印字完了でない場合(S21:NO)には、上記S15に戻って、S15以下の処理が繰り返される。これに対して、所定印字ラインが印字完了である場合(S21:YES)には、S22に進む。S22では、印字を完了させる。これにより、テープ印刷装置1におけるサーマルヘッド41の印字速度制御が終了する。
[5.まとめ]
すなわち、本実施の形態に係るサーマルヘッド41の印字速度制御方法は、ライン状に並んだ128個の発熱体41Aを有するサーマルヘッド41の印字速度を制御する。そのため、128個の発熱体41の並び方向をサーマルヘッド41の主走査方向D1としたとき、主走査方向D1に直交する方向である副走査方向D2で、印字媒体101に表された印字データを主走査方向D1に並ぶ1以上の印字ラインからなる各速度決定ブロックA〜Kに分割する(S13,S18)。
この場合において、上記図1の具体例では、124ラインの印字ラインを単位ブロックとして、印字媒体101に表された印字データを各速度決定ブロックA〜Kに分割し、速度決定ブロックA〜K毎に、当該速度決定ブロックに含まれる印字ラインのうちで、発熱体41Aが駆動されるドット数が最大の印字ラインのドット数を、当該速度決定ブロックの最大オンドット数として算出する。
もっとも、印字媒体101に表された印字データの最後に位置する速度決定ブロックKについては、それを構成する印字ラインが124個未満の「端数ブロック」となることもある。
そして、図3Aに表されたデータテーブルを使用して、一の速度決定ブロックにおけるサーマルヘッド41の印字速度を、一の速度決定ブロックの最大オンドット数よりも最大オンドット数の小さい他の速度決定ブロックにおけるサーマルヘッド41の印字速度よりも遅くするようにして、速度決定ブロックA〜K毎にサーマルヘッド41の印字速度を可変制御する(S14,S15,S19)。
従って、本実施の形態に係るサーマルヘッド41の印字速度制御方法では、サーマルヘッド41の副走査方向D2で印字データを124ライン又は124ライン未満の印字ラインで分割した速度決定ブロックA〜K毎に、サーマルヘッド41の印字速度を可変可能にすることから、サーマルヘッド41の副走査方向D2で1つの印字ライン毎にサーマルヘッド41の印字速度の変更がなされることがない。つまり、サーマルヘッド41の副走査方向D2で124ライン又は124ライン未満の印字ラインで構成される速度決定ブロックA〜K毎にサーマルヘッド41の印字速度の変更がなされる。よって、適切な変更回数によるサーマルヘッド41の印字速度の変更が可能となって、アダプターの電流容量を増やす必要も印刷品質に影響を与えることもなく、高速印字が可能となる。
つまり、高速印字を可能にするにあたって、アダプターの電流容量を増やす必要がないことから、コスト低減につながる。
さらに、本実施の形態に係るサーマルヘッド41の印字速度制御方法では、図3Bに表されたデータテーブルを使用して、各速度決定ブロックA〜Kにおけるサーマルヘッド41の印字速度を、サーミスタ73の検出温度が低い場合よりも高い場合の方を速くする。これにより、サーマルヘッド41近傍の温度を利用することでエネルギー効率が向上し、より一層に、アダプターの電流容量を増やすことなく高速印字が可能となる。
また、本実施の形態に係るサーマルヘッド41の印字速度制御方法では、サーマルヘッド41の副走査方向D2で速度決定ブロックA〜Kの始期又は終期にサーマルヘッド41の印字速度が定速、加速又は減速され、12ラインの印字ラインで構成される定加減速区間を設けている。さらに、その定加減速区間以外には、サーマルヘッド41の印字速度が上記S14又は上記S19で決定された印字速度で定速にある定速区間を速度決定ブロックA〜Kに設けている。
この点について、各速度決定ブロックA,B,Eを代表例として説明する。速度決定ブロックAにおいては、その始期にはサーマルヘッド41の印字速度が加速される12ラインの印字ラインで構成される加速エリアたる定加減速区間があり、その終期にはサーマルヘッド41の印字速度が定速にある12ラインの印字ラインで構成される定加減速区間があり、各定加減速区間の間にはサーマルヘッド41の印字速度が定速にある定速区間があると言える。速度決定ブロックBにおいては、その始期にはサーマルヘッド41の印字速度が定速にある12ラインの印字ラインで構成される定加減速区間があり、その終期にはサーマルヘッド41の印字速度が減速される12ラインの印字ラインで構成される減速エリアたる定加減速区間があり、各定加減速区間の間にはサーマルヘッド41の印字速度が定速にある定速区間があると言える。速度決定ブロックEにおいては、その始期にはサーマルヘッド41の印字速度が加速される12ラインの印字ラインで構成される加速エリアたる定加減速区間があり、その終期にはサーマルヘッド41の印字速度が減速される12ラインの印字ラインで構成される減速エリアたる定加減速区間があり、各定加減速区間の間にはサーマルヘッド41の印字速度が定速にある定速区間があると言える。
すなわち、各速度決定ブロックA〜Kにおいては、サーマルヘッド41の副走査方向D2で定速区間の直前又は直後に定加減速区間があると言える。この点、サーマルヘッド41の印字速度が定速にある定速区間は、印字長補正が行うことが可能な区間であることから、例え、サーマルヘッド41の印字速度の変更回数が多くなっても、印字長補正が行うことが可能な区間を十分に確保できる。
また、各速度決定ブロックA〜Kにおいては、互いに隣接する2つの速度決定ブロックのサーマルヘッド41の印字速度がそれぞれ異なるときは、サーマルヘッド41の印字速度がより速い速度決定ブロック内において、サーマルヘッド41の印字速度がより遅い速度決定ブロックと隣接する始期又は終期に加速エリア又は減速エリアを設けている(S15)。従って、最大オンドット数を上限値(上記図1の具体例では「128」)にする所謂ベタ部分が速度決定ブロックの始期にあっても、当該速度決定ブロックでは、その始期から既にサーマルヘッド41の印字速度がより遅くなった状態にあるので、所謂ベタ部分の印字に対応することができる。
[6.印字長補正]
上述したように、テープ搬送モータ2がステップモータである場合には、各速度決定ブロックA〜Kにおいて、加速エリア及び減速エリア以外の定速エリアで印字周期補正、すなわち、印字長補正を行うことができる。このような場合には、印字長を正確にあわせるため、印字周期に対してテープ搬送モータ2のパルスレートを非同期にした状態でテープ送りにすることで、印字長の調整が行われる。
例えば、図8に表された速度一定の時では、印字の最初のスルーアップと印字の最後のスルーダウンのときのみが、印字周期とモータパルスの同期区間となる。それ以外は、比較的に長い非同期区間となり、その非同期区間において印字長補正を行うことができる。
これに対して、図9に表された速度可変の時では、1ブロック内に同期区間と非同期区間が交互に存在するため、印字長のバラツキをある程度の誤差以内に抑えるには、同期区間に対して一定の割合以上の非同期区間が必要となる。なぜなら、非同期区間が比較的短いと、印字長補正を行いきれないからである。
すなわち、図10に表されたように、サーマルヘッド41の印字速度が一定中では、テープ搬送モータ2のモータパルスと印字パルスが非同期であるため、印字周期がZ%短く補正されることになる。一方、サーマルヘッド41の印字速度が可変中(スルーアップ又はスルーダウンのとき)では、図11に表されたように、テープ搬送モータ2のモータパルスと印字パルスが同期する。
[7.その他]
尚、本発明は上記実施形態に限定されるものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
例えば、本実施の形態に係るサーマルヘッド41の印字速度制御方法を、サーマルヘッド41の印字速度が定速にある単位ブロックが少なくとも1つ以上連続する、つまり、一括印字に対する制御に適用してもよい。上記図1の具体例で言えば、各速度決定ブロックB〜Jにおけるサーマルヘッド41の印字速度が定速にある場合である。
また、本実施の形態に係るサーマルヘッド41の印字速度制御方法を、ライン状に並んだ複数の発熱体41Aを分割した、つまり、主査方向D1に並んだ複数のサーマルヘッド41によって実現される分割印字に対する制御に適用してもよい。
1 テープ印刷装置
41 サーマルヘッド
41A 発熱体
61 CPU
73 サーミスタ
A〜K 速度決定ブロック
D1 主走査方向
D2 副走査方向

Claims (5)

  1. ライン状に並んだ複数の発熱体を有するサーマルヘッドの印字速度を制御するサーマルヘッドの印字速度制御方法であって、
    前記複数の発熱体の並び方向を前記サーマルヘッドの主走査方向としたとき、主走査方向に直交する方向である副走査方向で、印字データを主走査方向に並ぶ1以上の印字ラインからなるブロックに分割する場合において、当該印字ラインの第1所定数を単位ブロックとして、印字データを単位ブロック毎に分割し、
    前記単位ブロック毎に、当該単位ブロックに含まれる前記印字ラインのうちで、前記発熱体が駆動されるドット数が最大の印字ラインのドット数を、単位ブロックの最大オンドット数として算出し、一の単位ブロックの印字速度を、一の単位ブロックの最大オンドット数よりも最大オンドット数の小さい他の単位ブロックの印字速度よりも遅くするように、前記単位ブロック毎に前記サーマルヘッドの印字速度を可変制御すること、を特徴とするサーマルヘッドの印字速度制御方法。
  2. 請求項1に記載するサーマルヘッドの印字速度制御方法であって、
    前記サーマルヘッドの副走査方向で前記単位ブロックの始期又は終期に前記サーマルヘッドの印字速度が定速であるか、加速又は減速され、前記印字ラインの第2所定数からなる定加減速区間を設けるとともに、前記定加減速区間以外に前記サーマルヘッドの印字速度が定速にある定速区間を前記単位ブロックに設け、副走査方向で前記定速区間の直前又は直後に前記定加減速区間があること、を特徴とするサーマルヘッドの印字速度制御方法。
  3. 請求項2に記載するサーマルヘッドの印字速度制御方法であって、
    互いに隣接する2つの前記単位ブロックの前記サーマルヘッドの印字速度がそれぞれ異なるときは、前記サーマルヘッドの印字速度がより速い前記単位ブロック内において、前記サーマルヘッドの印字速度がより遅い前記単位ブロックと隣接する始期又は終期に前記定加減速区間があること、を特徴とするサーマルヘッドの印字速度制御方法。
  4. 請求項2に記載するサーマルヘッドの印字速度制御方法であって、
    前記印字データが、その先頭から最後まで前記サーマルヘッドの副走査方向で1以上の前記単位ブロックが連続するのみの構成において、先頭の単位ブロックの始期に前記サーマルヘッドの印字速度が加速される前記定加減速区間があり、最後の単位ブロックの終期にサーマルヘッドの印字速度が減速される前記定加減速区間があり、両者の間はずっと定速区間であり、
    前記印字データが、その先頭から最後まで前記サーマルヘッドの副走査方向で1以上の前記単位ブロックが連続した後、前記第1所定数に満たない端数の印字ラインからなる端数ブロックが続く構成において、先頭の単位ブロックの始期に前記サーマルヘッドの印字速度が加速される前記定加減速区間があり、最後の端数ブロックの終期にサーマルヘッドの印字速度が減速される前記定加減速区間があり、両者の間はずっと定速区間であること、を特徴とするサーマルヘッドの印字速度制御方法。
  5. 請求項1乃至請求項4の何れか一つに記載するサーマルヘッドの印字速度制御方法であって、
    前記サーマルヘッドの近傍にあるサーミスタにより温度を取得し、
    前記単位ブロックの印字速度を、温度が低い場合よりも温度が高い場合の方を速くすること、を特徴とするサーマルヘッドの印字速度制御方法。
JP2013507399A 2011-03-30 2012-03-19 サーマルヘッドの印字速度制御方法 Active JP5929901B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011075684 2011-03-30
JP2011075684 2011-03-30
PCT/JP2012/056992 WO2012132987A1 (ja) 2011-03-30 2012-03-19 サーマルヘッドの印字速度制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2012132987A1 true JPWO2012132987A1 (ja) 2014-07-28
JP5929901B2 JP5929901B2 (ja) 2016-06-08

Family

ID=46930719

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013507399A Active JP5929901B2 (ja) 2011-03-30 2012-03-19 サーマルヘッドの印字速度制御方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8670010B2 (ja)
JP (1) JP5929901B2 (ja)
WO (1) WO2012132987A1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015101071A (ja) * 2013-11-28 2015-06-04 セイコーエプソン株式会社 液体噴射装置
JP6237430B2 (ja) 2014-03-31 2017-11-29 ブラザー工業株式会社 印刷装置
CN106476455A (zh) * 2016-09-12 2017-03-08 北京三快在线科技有限公司 打印的控制方法、装置及打印机
JP6978195B2 (ja) * 2016-12-14 2021-12-08 東芝テック株式会社 プリンタ及びプログラム
JP6863761B2 (ja) 2017-02-06 2021-04-21 東芝テック株式会社 発熱制御装置
JP6859122B2 (ja) * 2017-02-08 2021-04-14 東芝テック株式会社 搬送速度制御装置

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0833978B2 (ja) 1991-04-26 1996-03-29 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレイション 磁気ヘッド及びその製造方法
JP2907600B2 (ja) 1991-08-27 1999-06-21 東芝テック株式会社 サーマルプリンタ
JPH0584933A (ja) 1991-09-26 1993-04-06 Brother Ind Ltd ラインプリンタ
JPH06278334A (ja) * 1993-01-27 1994-10-04 Ricoh Co Ltd 熱転写プリンタ
JPH08258313A (ja) * 1995-03-23 1996-10-08 Max Co Ltd サーマルプリンタ
JP2000168111A (ja) * 1998-12-02 2000-06-20 Hitachi Ltd 熱転写プリンタ
JP2001180027A (ja) 1999-12-22 2001-07-03 Alps Electric Co Ltd サーマルプリンタ
JP3934375B2 (ja) * 2001-09-10 2007-06-20 アルプス電気株式会社 ラインサーマルプリンタの記録方法およびそれに用いるラインサーマルプリンタ
JP3963681B2 (ja) * 2001-09-10 2007-08-22 アルプス電気株式会社 ラインサーマルプリンタの記録方法およびそれに用いるラインサーマルプリンタ
JP4337509B2 (ja) 2003-11-07 2009-09-30 ソニー株式会社 プリンタ及びその制御方法
JP4572558B2 (ja) * 2004-03-30 2010-11-04 ブラザー工業株式会社 印刷装置
US7347519B2 (en) * 2004-05-26 2008-03-25 Canon Kabushiki Kaisha Printing apparatus, controlling method and computer program
JP2007223162A (ja) * 2006-02-23 2007-09-06 Star Micronics Co Ltd サーマルプリンタ及びその制御方法
JP5050638B2 (ja) 2007-05-11 2012-10-17 ブラザー工業株式会社 液滴吐出装置
JP2009113445A (ja) * 2007-11-09 2009-05-28 Seiko Instruments Inc サーマルプリンタ及びサーマルプリンタの印字速度制御方法
JP5084933B2 (ja) 2011-04-01 2012-11-28 株式会社東洋製作所 二酸化炭素循環・冷却システムにおけるデフロスト装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2012132987A1 (ja) 2012-10-04
JP5929901B2 (ja) 2016-06-08
US20130194371A1 (en) 2013-08-01
US8670010B2 (en) 2014-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5929901B2 (ja) サーマルヘッドの印字速度制御方法
JP5034179B2 (ja) 台紙レスラベルプリンタ、及び台紙レスラベル用紙の切断方法
US8564632B2 (en) Thermal printer
US8384750B2 (en) Printing apparatus
JP5526606B2 (ja) 印刷装置
JP5429031B2 (ja) 印刷装置
JP5854040B2 (ja) 印字制御装置
US9073346B1 (en) Method for thermal head energizing time control at astable voltage
JP5093283B2 (ja) サーマルプリンタ
JP5764879B2 (ja) プリンター
JP2005280099A (ja) サーマルプリンタ
JP5051262B2 (ja) サーマルプリンタ
JP2011213016A (ja) 印字装置
JP5652448B2 (ja) 印字装置
JP5888226B2 (ja) 印字履歴制御方法
JP6447559B2 (ja) 印刷装置、印刷方法、及び印刷プログラム
JP2009073130A (ja) 印刷装置
JP2004181795A (ja) テープ印刷装置およびその印刷制御方法、プログラム並びに記憶媒体
JP2011213015A (ja) 印字装置
JP2012192613A (ja) 印刷装置

Legal Events

Date Code Title Description
AA64 Notification of invalidation of claim of internal priority (with term)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A241764

Effective date: 20131217

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131226

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20131226

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141224

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151104

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151223

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160405

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160418

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5929901

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150