JPWO2007111026A1 - 光学フィルム - Google Patents

光学フィルム Download PDF

Info

Publication number
JPWO2007111026A1
JPWO2007111026A1 JP2008507378A JP2008507378A JPWO2007111026A1 JP WO2007111026 A1 JPWO2007111026 A1 JP WO2007111026A1 JP 2008507378 A JP2008507378 A JP 2008507378A JP 2008507378 A JP2008507378 A JP 2008507378A JP WO2007111026 A1 JPWO2007111026 A1 JP WO2007111026A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical film
resin layer
resin
coating
outermost surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008507378A
Other languages
English (en)
Inventor
和也 大石
和也 大石
村田 力
力 村田
英輝 森内
英輝 森内
将臣 桑原
将臣 桑原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tomoegawa Co Ltd
Original Assignee
Tomoegawa Paper Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tomoegawa Paper Co Ltd filed Critical Tomoegawa Paper Co Ltd
Publication of JPWO2007111026A1 publication Critical patent/JPWO2007111026A1/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D281/00Heterocyclic compounds containing rings of more than six members having one nitrogen atom and one sulfur atom as the only ring hetero atoms
    • C07D281/18Eight-membered rings
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/01Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour 
    • G02F1/13Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
    • G02F1/133Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
    • G02F1/1333Constructional arrangements; Manufacturing methods
    • G02F1/1335Structural association of cells with optical devices, e.g. polarisers or reflectors
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B5/00Optical elements other than lenses
    • G02B5/02Diffusing elements; Afocal elements

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Nonlinear Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

透光性基体上に1層積層した構成で、防眩機能、高コントラスト化、色再現性、ギラツキ防止をバランスよく満足することのできる光学フィルムを提供する。本発明の光学フィルムは、透光性基体上に、透光性樹脂微粒子と放射線硬化型樹脂組成物とを含有した樹脂層を積層し、ヘイズ値が40〜60%、0.5mm幅の光学くしを用いた透過像鮮明度が5〜35%であり、樹脂層の最表面の平均傾斜角度が0.8〜3.0度の微細な凹凸形状を有することを特徴とする。

Description

本発明は、液晶ディスプレイ(LCD)やプラズマディスプレイ(PDP)等のディスプレイ表面に設ける光学フィルムに関し、特に画面の視認性を改善するための光学フィルムに関する。
近年、LCDやPDP等のディスプレイが発達し、携帯電話から大型テレビまで、数多くの用途に様々なサイズの製品が製造・販売されるようになってきた。これらのディスプレイでは、視認性を高めるために、低反射フィルムや低反射層付き防眩フィルムなどの光学フィルムが最表面に設けられている。
これら光学フィルムは、ポリエチレンテレフタレート(以下、「PET」という。)やトリアセチルセルロース(以下、「TAC」という。)等の透光性基体上に、微細凹凸構造を形成させた光拡散層を一層設けたものや、光拡散層上に低屈折率層を積層したものが一般に製造販売されており、層構成の組み合わせにより所望の機能を提供する光学フィルムの開発が進められている。
光拡散層を一層設けた光学フィルムはコントラスト性能が劣るため、光拡散層の上に光拡散層よりも屈折率の低い低屈折率層を設けることによりコントラスト性能の改善が計られている。
また、特許文献1のように、画面のギラツキ現象を抑える方法として、光学フィルム表面の凹凸平均間隔(Sm)、算術平均粗さ(Ra)および十点平均粗さ(Rz)を細かく規定したり、特許文献2のように、画面への外光の写り込み、ギラツキ現象や白味のバランスを調整する方法として、表面ヘイズと内部ヘイズの範囲を細かく規定したりする方法も開発が進められている。
特開2002−196117号公報 特開平11−305010号公報
しかしながら、防眩機能、高コントラスト化、色再現性、ギラツキ防止などのバランスを満足する光学フィルムが得られていない。また、このバランスを透光性基体上に1層積層した構成で満足するものは、いまだ存在しない。
防眩機能、高コントラスト化、色再現性、ギラツキ防止という機能を同時に付与する方法として、多層に積層した膜やフィルム表面の形状などの開発が進められているが、多層化により複数回透光性基体上に塗工する工程が必要となりコストが多く掛かる。また、多層化による各層間のバランスを調整することが難しく、上記機能を同時に満足する光学フィルムを安価な手段で得ることができない。
このような状況に鑑み、本発明は、防眩機能、高コントラスト化、色再現性、ギラツキ防止の機能をバランスよく充足する光学フィルムを安価に提供することを目的とする。
本発明の光学フィルムは、透光性基体上に、樹脂層を積層した積層体であって、該樹脂層は、透光性樹脂微粒子と放射線硬化型樹脂組成物とを含有し、ヘイズ値が40〜60、0.5mm幅の光学くしを用いた透過像鮮明度が5〜35%であり、樹脂層の最表面の平均傾斜角度が0.8〜3.0の微細な凹凸形状を有することを特徴とする。
本発明の光学フィルムを構成する樹脂層の最表面の凹凸平均間隔(Sm)は、50〜200μmであることを特徴とする。
本発明の光学フィルムを構成する樹脂層の最表面のマクベス反射濃度は、2.7以上であることを特徴とする。
本発明の光学フィルムを構成する樹脂層の最表面の算術平均粗さ(Ra)は、0.08〜0.25μmであることを特徴とする。
本発明の光学フィルムは、防眩性、高コントラスト化、色再現性、ギラツキ防止のバランスに優れるものであり、ディスプレイ表面に用いた場合に視認性の良い高画質のディスプレイ表示が可能となるものである。そして、塗工工程を少なくすることでのコスト低減も併せて可能とするものである。
本発明に使用される透光性基体としては、石英ガラスやソーダガラス等のガラスも使用可能であるが、PET、TAC、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、ポリカーボネート(PC)、ポリイミド(PI)、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリビニルアルコール(PVA)、ポリ塩化ビニル(PVC)、シクロオレフィンコポリマー(COC)、含ノルボルネン樹脂、ポリエーテルスルホン、セロファン、芳香族ポリアミド等の各種樹脂フィルムを好適に使用することができる。
これら透光性基体の透明性は高いものほど良好であるが、全光線透過率(JIS K7361−1)としては80%以上、より好ましくは90%以上が良い。また、透明基体の厚さとしては、軽量化の観点からは薄い方が好ましいが、光学フィルム生産時のハンドリング性を考慮すると、1〜700μmの範囲のもの、好ましくは25〜250μmを使用することが好適である。
また、透光性基体に、アルカリ処理、コロナ処理、プラズマ処理、スパッタ処理等の表面処理や、界面活性剤、シランカップリング剤等の塗布、またはSi蒸着などの表面改質処理を行うことにより、透光性基体と樹脂層との密着性を向上させることができる。
本発明に使用される樹脂層を構成する放射線硬化型樹脂組成物としては、アクリロイル基、メタクリロイル基、アクリロイルオキシ基、メタクリロイルオキシ基等のラジカル重合性官能基や、エポキシ基、ビニルエーテル基、オキセタン基等のカチオン重合性官能基を有するモノマー、オリゴマー、プレポリマーを単独で、または適宜混合した組成物が用いられる。モノマーの例としては、アクリル酸メチル、メチルメタクリレート、メトキシポリエチレンメタクリレート、シクロヘキシルメタクリレート、フェノキシエチルメタクリレート、エチレングリコールジメタクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート、トリメチロールプロパントリメタクリレート等を挙げることができる。オリゴマー、プレポリマーとしては、ポリエステルアクリレート、ポリウレタンアクリレート、エポキシアクリレート、ポリエーテルアクリレート、アルキットアクリレート、メラミンアクリレート、シリコーンアクリレート等のアクリレート化合物、不飽和ポリエステル、テトラメチレングリコールジグリシジルエーテル、プロピレングリコールジグリシジルエーテル、ネオペンチルグリコールジグリシジルエーテル、ビスフェノールAジグリシジルエーテルや各種脂環式エポキシ等のエポキシ系化合物、3−エチル−3−ヒドロキシメチルオキセタン、1,4−ビス{[(3−エチル−3−オキセタニル)メトキシ]メチル}ベンゼン、ジ[1−エチル(3−オキセタニル)]メチルエーテル等のオキセタン化合物を挙げることができる。これらは単独、もしくは複数混合して使用することができる。
上記放射線硬化型樹脂組成物は、そのままで電子線照射により硬化可能であるが、紫外線照射による硬化を行う場合は、光重合開始剤の添加が必要である。光重合開始剤としては、アセトフェノン系、ベンゾフェノン系、チオキサントン系、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル等のラジカル重合開始剤、芳香族ジアゾニウム塩、芳香族スルホニウム塩、芳香族ヨードニウム塩、メタロセン化合物等のカチオン重合開始剤を単独または適宜組み合わせて使用することができる。
本発明では、上記放射線硬化型樹脂組成物に加えて、その重合硬化を妨げない範囲で高分子樹脂を添加使用することができる。この高分子樹脂は、後述する樹脂層塗料に使用される有機溶剤に可溶な熱可塑性樹脂であり、具体的にはアクリル樹脂、アルキッド樹脂、ポリエステル樹脂等が挙げられ、これらの樹脂中には、カルボキシル基やリン酸基、スルホン酸基等の酸性官能基を有することが好ましい。
また、本発明を構成する樹脂層には、レベリング剤、増粘剤、帯電防止剤等の添加剤を使用することができる。レベリング剤は、塗膜表面の張力均一化を図り塗膜形成前に欠陥を直す働きがあり、上記放射線硬化型樹脂組成物より界面張力、表面張力共に低い物質が用いられる。増粘剤は、上記放射線硬化型樹脂組成物へチキソ性を付与する働きがあり、透光性樹脂微粒子や顔料等の沈降防止による樹脂層表面の微細な凹凸形状形成に効果がある。
樹脂層は、主に上述の放射線硬化型樹脂組成物の硬化物により構成されるが、その形成方法は、放射線硬化型樹脂組成物と有機溶剤からなる塗料を塗工し、有機溶剤を揮発させた後に電子線または紫外線照射により硬化せしめるものである。ここで使用される有機溶剤としては、放射線硬化型樹脂組成物を溶解するのに適したものを選ぶ必要がある。具体的には、透光性基体への濡れ性、粘度、乾燥速度といった塗工適性を考慮して、アルコール系、エステル系、ケトン系、エーテル系、芳香族炭化水素から選ばれた単独または混合溶剤を使用することができる。
樹脂層の厚さは1〜10μmの範囲であり、より好ましくは2〜7μmの範囲であり、さらに好ましくは3〜6μmの範囲がよい。ハードコート層が1μmより薄い場合は、紫外線硬化型時に酸素阻害による硬化不良を起こし、樹脂層の耐磨耗性が不十分となり、10μmより厚い場合は、樹脂層の硬化収縮によりカールが発生したり、マイクロクラックが発生したり、透光性基体との密着性が低下したり、さらには光透過性が低下したりする。そして、膜厚の増加に伴う必要塗料量の増加によるコストアップの原因ともなる。
本発明では、以上説明した樹脂層中に透光性樹脂微粒子を分散・含有せしめて、樹脂層表面に微細な凹凸を形成するものであり、この樹脂層の最表面の平均傾斜角度が0.8〜3.0度の範囲にあり、好ましくは0.9〜2.0度、より好ましくは0.9〜1.5度である。平均傾斜角度が0.8度未満では防眩性が悪化し、平均傾斜角度が3.0度を超えるとコントラストが悪化するため、ディスプレイ表面に用いる光学フィルムに適さなくなる。
なお、本発明において規定する平均傾斜角度θaは、ISO4287/1−1984に従い、触針式表面粗さ計(商品名:サーフコム570A、東京精器社製)にて、粗面の表面粗さを駆動速度0.03mm/秒で測定し、この測定した平均線より、その平均線を差し引いて傾斜を補正し、下記式により計算して求めた。
Figure 2007111026
Figure 2007111026
上記透光性樹脂微粒子としては、アクリル樹脂、ポリスチレン樹脂、スチレン−アクリル共重合体、ポリエチレン樹脂、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、ポリフッ化ビニリデン、ポリフッ化エチレン系樹脂等よりなる有機透光性樹脂微粒子を使用することができる。透光性樹脂微粒子の屈折率は、1.40〜1.75が好ましく、屈折率が1.40未満または1.75より大きい場合は、透光性基体あるいは樹脂層との屈折率差が大きくなり過ぎ、全光線透過率が低下する。透光性樹脂微粒子の粒径は0.3〜10μmの範囲のものが好ましく、1〜5μmがより好ましい。粒径が0.3μm以下の場合は防眩性が低下するため、また10μm以上の場合は、ギラツキを発生すると共に、表面凹凸の程度が大きくなり過ぎて表面が白っぽくなってしまうため好ましくない。
本発明の光学フィルムの透過像鮮明度は、JIS K7105に従い0.5mm光学くしを用いて測定した値であり、具体的には、像鮮明度測定装置を用いて、試料を透過又は反射する光を、移動するくしを通して測定し、計算によって求める値である。
本発明においては、0.5mm幅の光学くしを用いた透過像鮮明度が5〜35%であることが必須であり、好ましくは20〜35%である。透過像鮮明度が5%未満では画像コントラストおよび色再現性が悪化し、35%を超えると防眩性が悪化するため、ディスプレイ表面に用いる光学フィルムに適さなくなる。
本発明の光学フィルムのヘイズ値は、JIS K7136に従い測定した値が、40〜60%の範囲である。画像鮮明性および平均傾斜角度が本発明の範囲内において、ヘイズ値が40%未満では、十分な防眩性とギラツキ防止効果が得られず、ヘイズ値が60%を超えると、画像コントラストが低下して表示品位が低下するため、ディスプレイ表面に用いる光学フィルムに適さなくなる。
上記で説明した、平均傾斜角度、透過像鮮明度、ヘイズ値は、フィラーの添加量、フィラーの分散状態、樹脂層の膜厚を調節することで、所望の範囲に調節可能となる。具体的には、フィラーの添加量を多くすると、単位体積あたりのフィラーの充填量が多くなり、そしてフィラーによる樹脂層表面の凹凸が形成され易くなるため、平均傾斜角度は大きくなり、透過像鮮明度は低くなり、ヘイズ値は高くなる。また、樹脂層中のフィラーの一部が凝集した状態となるように分散させると、フィラーの凝集塊により樹脂層表面に凹凸が形成され易くなるため、平均傾斜角度は大きくなり、透過像鮮明度は低くなり、ヘイズ値は高くなる。そして、樹脂層の膜厚を薄くすると、フィラーによる樹脂層表面の凹凸が形成され易くなるため、平均傾斜角度は大きくなり、透過像鮮明度は低くなる。
本発明の光学フィルムの凹凸平均間隔(Sm)は、JIS B0601に従い測定した値であり、具体的には、粗さ曲線からその平均線の方向に基準長さだけ抜き取り、この抜き取り部分において一つの山及びそれに隣り合う一つの谷に対応する平均長さの和(以下、凹凸の間隔という。)を求め、この多数の凹凸の間隔の算術平均値をミリメートル(mm)で表した値である。
本発明においては、Smは50〜200μmであることが好ましい。Smが50μm未満では十分なコントラストが得られず、Smが200μmを超えると防眩性が低下するため、ディスプレイ表面に用いる光学フィルムに適さなくなる。また、Smを50〜200μmとすることで、平均傾斜角度を0.8〜3.0度に調整し易くなる。
本発明の光学フィルムのマクベス反射濃度は、光学フィルムの透光性基体の、樹脂層とは反対側の面を黒くした状態で測定した値が2.7以上であることが好ましい。ディスプレイ等の表面に光学フィルムを用いた場合、白表示に大きな差が見られることは少ないため、高コントラスト化するためには、黒表示時の黒さを強調する必要がある。マクベス反射濃度が2.6未満では、高コントラスト化が不十分となる。
本発明の光学フィルムの算術平均粗さ(Ra)は、JIS B0601に従い測定した値であり、具体的には、粗さ曲線からその平均線の方向に基準長さだけ抜き取り、この抜き取り部分の平均線の方向にX軸、縦倍率の方向にY軸を取り、粗さ曲線をy=f(x)で表したときに、次の式によって求められる値をマイクロメートル(μm)で表した値である。
Figure 2007111026
本発明においては、Raが0.08〜0.25μmであることが好ましい。Raが0.08μm未満では十分な防眩性が得られず、Raが0.25μmを超えるとコントラストが低下するため、ディスプレイ表面に用いる光学フィルムに適さなくなる。また、Raを0.08〜0.25μmとすることで、平均傾斜角度を0.8〜3.0度に調整し易くなる。
透光性基体上に樹脂層を形成する方法に特に制限はないが、透光性基体上に、透光性樹脂微粒子と放射線硬化型樹脂組成物が含有される塗料を塗工し、乾燥後、硬化処理して表面に微細な凹凸形状を有する樹脂層を作成することにより行う。透光性基体上に塗料を塗工する手法としては、通常の塗工方式や印刷方式が適用される。具体的には、エアドクターコーティング、バーコーティング、ブレードコーティング、ナイフコーティング、リバースコーティング、トランスファロールコーティング、グラビアロールコーティング、キスコーティング、キャストコーティング、スプレーコーティング、スロットオリフィスコーティング、カレンダーコーティング、ダムコーティング、ディップコーティング、ダイコーティング等のコーティングや、グラビア印刷等の凹版印刷、スクリーン印刷等の孔版印刷等の印刷等が使用できる。
上記塗料中に含まれる透光性樹脂微粒子の割合は特に限定されないが、樹脂100重量部に対し、1〜20重量部とするのが防眩機能、ギラツキ防止等の特性を満足する上で好ましく、樹脂層表面の微細な凹凸形状とヘイズ値をコントロールし易い。
本発明の実施例および比較例を以下に説明する。なお、「部」は「重量部」を意味するものとする。
実施例1
樹脂層用塗料として下記塗料成分からなる混合物をサンドミルにて30分間分散することによって得られた塗料を、膜厚80μm、全光線透過率92%のTACからなる透光性基体の片面上に、リバースコーティング方式にて塗布し、100℃で1分間乾燥後、窒素雰囲気中で120W/cm集光型高圧水銀灯1灯で紫外線照射(照射距離10cm、照射時間30秒)を行い、塗工膜を硬化させた。
<樹脂層用塗料成分>
・ペンタエリスリトールトリアクリレート(商品名:PE3A 共栄社化学社製) 25.44部
・ウレタンアクリレート(商品名:ビームセット575BT 荒川化学工業社製) 10.9部
・光重合開始剤(商品名:イルガキュアー184 チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製) 1.91部
・レベリング剤(商品名:メガファックF471 大日本インキ化学工業社製) 0.22部
・架橋ポリスチレンビーズ(商品名:SX350H 粒子径3.5μm 綜研化学社製) 5.63部
・増粘剤(商品名:ルーセンタイトSAN コープケミカル社製) 0.9部
・トルエン 55部
このようにして、厚さ5.5μm、ヘイズ値47%の粗面化層を有する実施例の光学フィルムを得た。
比較例1
樹脂層用塗料成分を下記に変更した以外は実施例と同様にした。
<樹脂層用塗料成分>
・エポキシアクリレート系UV樹脂(商品名:KR−584 固形分85%溶液 旭電化工業社製) 45.89部
・架橋ポリスチレンビーズ(商品名:SX350H 粒径3.5μm 綜研化学社製) 7.05部
・セルロースアセテートブチレート(商品名:CAB381−2 イーストマンケミカル社製) 0.94部
・メチルイソブチルケトン 40.82部
・シクロヘキサノン 5.3部
このようにして、厚さ2.7μm、ヘイズ値44.4%の粗面化層を有する比較例1の光学フィルムを得た。
比較例2
樹脂層用塗料成分を下記に変更した以外は実施例と同様にした。
<樹脂層用塗料成分>
・エポキシアクリレート系UV樹脂(商品名:KR−584 固形分85%溶液 旭電化社製) 58.2部
・架橋ポリスチレンビーズ(商品名:SX350H 粒径3.5μm 綜研化学社製) 5.5部
・メチルイソブチルケトン 31.8部
・シクロヘキサノン 4.5部
このようにして、厚さ4.3μm、ヘイズ値31.1%の粗面化層を有する比較例2の光学フィルムを得た。
実施例および比較例1〜2で得られた光学フィルムを用い、単位面積あたりの透光性樹脂微粒子数、ヘイズ値、全光線透過率、透過像鮮明度、平均傾斜角度、Ra、Sm、マクベス反射濃度、防眩性、コントラスト、色再現性およびギラツキを下記方法により測定、評価した。
ヘイズ値は、JIS K7136に従い、ヘイズメーター(商品名:NDH2000、日本電色社製)を用いて測定した。
全光線透過率は、JIS K7361−1に従い、上記ヘイズメーターを用いて測定した。
透過像鮮明度は、JIS K7105に従い、写像性測定器(商品名:ICM−1DP、スカ試験機社製)を用い、測定器を透過モードに設定し、光学くし幅0.5mmにて測定した。
平均傾斜角度θaは、ISO4287/1−1984に従い、触針式表面粗さ計(商品名:サーフコム570A、東京精器社製)を用いてΔa(平均傾斜)を求め、次式に従って平均傾斜角度を算出した。
平均傾斜角度θa=tan−1(Δa)
RaおよびSmは、JIS B0601−1994に従い、上記表面粗さ測定器を用いて測定した。
マクベス反射濃度は、マクベス反射濃度計(商品名:RD−914、サカタエンジニアリング社製)用い、実施例および各比較例の光学フィルムの透光性基体の樹脂層とは反対側の面をマジックインキ(登録商標)で黒塗りした後、樹脂層表面のマクベス反射濃度を測定した。
防眩性は、実施例および各比較例の光学フィルムを粘着層を介して液晶TV(商品名:アクオスLG−32GD4、シャープ社製)の画面表面に貼り合せた後、液晶表示体を消灯状態にし、画面表面の中心から垂直に50cm離れた場所より照度250lxの条件下で見た場合の自分の像(顔)の画面への映り込み有無を任意の100人の目視判定により評価した。評価方法は、映り込みを感じなかった人が70人以上の場合を○、30人以上70人未満の場合を△、30人未満の場合を×とした。
コントラストは、実施例および各比較例の光学フィルムと、比較用のノングレアフィルム(商品名:サンフィルターNF、サンクレスト社製)とを粘着層を介して液晶TV(商品名:アクオスLG−32GD4、シャープ社製)の画面表面に貼り合せた後、液晶表示体を消灯状態にし、画面表面の中心から垂直に50cm離れた場所より照度250lxの条件下で見た場合の黒さを任意の100人の目視判定により評価した。評価方法は、光学フィルムを貼り合わせた画面が比較用のノングレアフィルムを貼り合わせた画面よりも黒く感じた人が70人以上の場合を○、30人以上70人未満の場合を△、30人未満の場合を×とした。
色再現性は、実施例および各比較例の光学フィルムを粘着層を介して液晶TV(商品名:アクオスLG−32GD4、シャープ社製)の画面表面に貼り合せた後、液晶表示体をピンク色表示状態にし、画面表面の中心から垂直に50cm離れた場所より照度250lxの条件下で見た場合の色と、画面表面の中心より45°方向から見た色とを比較した場合の差を、任意の100人の目視判定により評価した。評価方法は、垂直方向と45°方向の色の差が無いと感じた人が70人以上の場合を○、30人以上70人未満の場合を△、30人未満の場合を×とした。
ギラツキは、実施例および各比較例の光学フィルムを粘着層を介して液晶モニター(商品名:LL−T1620−B、シャープ社製)の画面表面に貼り合せた後、液晶表示体を緑色表示状態にし、画面表面の中心から垂直に50cm離れた場所より照度250lxの条件下で見た場合のギラツキの有無を任意の100人の目視判定により評価した。評価方法は、ギラツキを感じなかった人が70人以上の場合を○、30人以上70人未満の場合を△、30人未満の場合を×とした。
上記評価方法による評価結果を表1に示す。
Figure 2007111026
実施例1の光学フィルムは、防眩性、高コントラスト化、色再現性、ギラツキ防止をバランスよく充足するものであったが、透過像鮮明度が35を超える比較例1の光学フィルムおよびヘイズ値が40未満かつSmが200を超える比較例2の光学フィルムは、ともに防眩性、ギラツキが満足することができなかった。

Claims (4)

  1. 透光性基体上に、樹脂層を積層した積層体であって、
    該樹脂層は、透光性樹脂微粒子と放射線硬化型樹脂組成物とを含有し、ヘイズ値が40〜60、0.5mm幅の光学くしを用いた透過像鮮明度が5〜35%であり、
    該樹脂層の最表面の平均傾斜角度が0.8〜3.0度の微細な凹凸形状を有することを特徴とする光学フィルム。
  2. 前記樹脂層の最表面の凹凸平均間隔(Sm)が50〜200μmであることを特徴とする請求項1に記載の光学フィルム。
  3. 前記樹脂層の最表面のマクベス反射濃度が2.7以上であることを特徴とする請求項1に記載の光学フィルム。
  4. 前記樹脂層の最表面の算術平均粗さ(Ra)が0.08〜0.25μmであることを特徴とする請求項1に記載の光学フィルム。
JP2008507378A 2006-03-29 2007-03-28 光学フィルム Pending JPWO2007111026A1 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006089888 2006-03-29
JP2006089888 2006-03-29
PCT/JP2007/000315 WO2007111026A1 (ja) 2006-03-29 2007-03-28 光学フィルム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPWO2007111026A1 true JPWO2007111026A1 (ja) 2009-08-06

Family

ID=38540961

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008507378A Pending JPWO2007111026A1 (ja) 2006-03-29 2007-03-28 光学フィルム

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20100246011A1 (ja)
JP (1) JPWO2007111026A1 (ja)
KR (1) KR101356903B1 (ja)
TW (1) TW200745618A (ja)
WO (1) WO2007111026A1 (ja)

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5232448B2 (ja) * 2007-11-19 2013-07-10 株式会社巴川製紙所 防眩材料
US20110003121A1 (en) * 2008-05-27 2011-01-06 Kazuhiko Tsuda Reflection-preventing film and display device
JP2011013238A (ja) * 2009-06-01 2011-01-20 Tomoegawa Paper Co Ltd 防眩フィルムおよびそれを用いた表示装置
CN102460225B (zh) * 2009-06-02 2014-10-22 3M创新有限公司 包括微结构化表面的防眩膜
EP2467742A2 (en) * 2009-06-02 2012-06-27 3M Innovative Properties Company Light redirecting film and display using this film
JP2011098445A (ja) * 2009-11-04 2011-05-19 Tomoegawa Paper Co Ltd 光学積層体およびその製造方法、並びにそれを用いた偏光板および表示装置
WO2011140018A1 (en) 2010-05-07 2011-11-10 3M Innovative Properties Company Antireflective films comprising microstructured surface
CN102906604B (zh) * 2010-05-28 2016-04-27 3M创新有限公司 光重新定向膜和包括光重新定向膜的显示***
SG187145A1 (en) * 2010-08-05 2013-02-28 3M Innovative Properties Co Multilayer film comprising matte surface layer and articles
WO2012074814A2 (en) * 2010-12-01 2012-06-07 3M Innovative Properties Company Microstructured articles comprising nanostructures and method
EP2725393A4 (en) * 2011-06-29 2015-03-18 Nitto Denko Corp GLOSSY FOIL, POLARIZATION PLATE, IMAGE DISPLAY DEVICE AND METHOD FOR PRODUCING A GLOSSY FOIL
KR102225830B1 (ko) 2014-03-11 2021-03-11 다이니폰 인사츠 가부시키가이샤 터치 패널, 표시 장치 및 광학 시트, 광학 시트의 선별 방법 및 광학 시트의 제조 방법
KR102262757B1 (ko) 2014-03-11 2021-06-09 다이니폰 인사츠 가부시키가이샤 터치 패널, 표시 장치 및 광학 시트, 광학 시트의 선별 방법 및 광학 시트의 제조 방법
CN117331157A (zh) * 2015-09-11 2024-01-02 日本电气硝子株式会社 显示器用罩部件及其制造方法
WO2017138644A1 (ja) 2016-02-10 2017-08-17 株式会社トッパンTomoegawaオプティカルフィルム 光学積層体、偏光板及び表示装置
TWI623797B (zh) 2016-02-16 2018-05-11 Toppan Tomoegawa Optical Films Co Ltd 光學積層體、偏光板及顯示裝置
CN114167530A (zh) * 2017-08-04 2022-03-11 株式会社大赛璐 防眩膜
JP6721794B2 (ja) * 2017-08-04 2020-07-15 株式会社ダイセル 防眩フィルム
JP2019105692A (ja) * 2017-12-11 2019-06-27 株式会社ダイセル 防眩フィルム並びにその製造方法及び用途

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003057415A (ja) * 2001-08-21 2003-02-26 Fuji Photo Film Co Ltd 光拡散フィルム、その製造方法、偏光板および液晶表示装置
JP2003302506A (ja) * 2002-02-08 2003-10-24 Dainippon Printing Co Ltd 防眩性フィルムおよび画像表示装置
JP2004004417A (ja) * 2002-04-18 2004-01-08 Nitto Denko Corp 光拡散性シート、光学素子および画像表示装置
JP2005070435A (ja) 2003-08-25 2005-03-17 Fuji Photo Film Co Ltd 防眩性反射防止膜の製造方法
JP2005227407A (ja) * 2004-02-10 2005-08-25 Daicel Chem Ind Ltd 防眩シート
JP2005316450A (ja) * 2004-03-29 2005-11-10 Dainippon Printing Co Ltd 防眩性積層体

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3507719B2 (ja) * 1998-02-17 2004-03-15 大日本印刷株式会社 防眩フィルム、偏光素子及び表示装置
US6343865B1 (en) * 1998-02-17 2002-02-05 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Non-glare film, polarizing device and display device
US6778240B2 (en) * 2000-03-28 2004-08-17 Fuji Photo Film Co., Ltd. Anti-glare and anti-reflection film, polarizing plate, and image display device
JP2001281411A (ja) * 2000-03-30 2001-10-10 Fuji Photo Film Co Ltd 防眩性反射防止フィルムおよび画像表示装置
JP2002196117A (ja) * 2000-12-25 2002-07-10 Nitto Denko Corp 光拡散層、光拡散性シート及び光学素子
JP3703133B2 (ja) * 2001-03-12 2005-10-05 日東電工株式会社 光拡散性シート及び光学素子
JP2002182015A (ja) * 2001-10-16 2002-06-26 Dainippon Printing Co Ltd 防眩フィルムおよびその製造方法
US7354163B2 (en) * 2002-02-08 2008-04-08 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Antiglare film and image display apparatus
JP4213989B2 (ja) * 2003-05-08 2009-01-28 富士フイルム株式会社 防眩性フィルムの製造方法
JP4641829B2 (ja) * 2004-03-29 2011-03-02 大日本印刷株式会社 防眩性積層体

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003057415A (ja) * 2001-08-21 2003-02-26 Fuji Photo Film Co Ltd 光拡散フィルム、その製造方法、偏光板および液晶表示装置
JP2003302506A (ja) * 2002-02-08 2003-10-24 Dainippon Printing Co Ltd 防眩性フィルムおよび画像表示装置
JP2004004417A (ja) * 2002-04-18 2004-01-08 Nitto Denko Corp 光拡散性シート、光学素子および画像表示装置
JP2005070435A (ja) 2003-08-25 2005-03-17 Fuji Photo Film Co Ltd 防眩性反射防止膜の製造方法
JP2005227407A (ja) * 2004-02-10 2005-08-25 Daicel Chem Ind Ltd 防眩シート
JP2005316450A (ja) * 2004-03-29 2005-11-10 Dainippon Printing Co Ltd 防眩性積層体

Also Published As

Publication number Publication date
KR20080114677A (ko) 2008-12-31
KR101356903B1 (ko) 2014-01-28
US20100246011A1 (en) 2010-09-30
WO2007111026A1 (ja) 2007-10-04
TW200745618A (en) 2007-12-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPWO2007111026A1 (ja) 光学フィルム
JP5066535B2 (ja) 光学積層フィルム
US8350988B2 (en) Anti-glare film, polarizing plate and transmission type LCD
US6505942B2 (en) Anti-reflection material, polarization film, and production methods therefor
JP5232448B2 (ja) 防眩材料
US20110080643A1 (en) Hard-coated antiglare film, polarizing plate and image display including the same, and method for evaluating the same
US9244205B2 (en) Hard-coated antiglare film, polarizing plate and image display including the same, method for producing the same, and method for evaluating the same
TWI474051B (zh) A light diffusing sheet and a backlight device using the same
JP5695633B2 (ja) 表示装置
WO2016103685A1 (ja) 光学積層体、偏光板及び表示装置
WO2018180541A1 (ja) 防眩性フィルム及び表示装置
JP4211088B2 (ja) 防眩性ハードコートフィルムもしくはシート
JP2013092782A (ja) 光学積層体
JP5397589B2 (ja) 積層体
JP2009048092A (ja) 光学積層体
TWI768722B (zh) 觸控面板、顯示裝置、光學片及光學片的篩選方法
US8149364B2 (en) Antiglare film, manufacturing method thereof and transmission type liquid crystal display
JP5947410B2 (ja) 表示装置
US8253904B2 (en) Antiglare film, manufacturing method thereof and transmission type LCD
TWI834758B (zh) 防眩性薄膜、防眩性薄膜之製造方法、光學構件及影像顯示裝置
JP2005281476A (ja) 樹脂ビーズ含有塗料及びその製造方法
JP2006098997A (ja) 光学積層体および光学素子
JP2002107512A (ja) 光拡散性シート及び光学素子
JP2012066504A (ja) ハードコートフィルム
JPH09290490A (ja) 防眩材料及びそれを使用した偏光フィルム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091211

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120222

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120423

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120530

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120829

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20120906

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20121122