JPWO2007026466A1 - ロールイン用油中水型乳化組成物 - Google Patents

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Abstract

本発明の目的は、パイ、デニッシュペストリーなどの層状膨化小麦粉食品を製造する際に用いられるロールイン用油中水型乳化組成物であって、作業性に優れ、発酵の温度を低くするなど製造効率を減ずることなく美しい内層の焼成品が得られ、且つ、口当たりの良いジューシー感を呈することができるロールイン用油中水型乳化組成物を提供することにある。本発明は、油中水型乳化組成物を構成する油脂原料を60℃で60分置いた後、25℃に移し60分後のSFCを(A)、結晶調整剤を含有させた該ロールイン用油中水型乳化組成物を構成する油脂原料を60℃で60分置いた後、25℃に移し60分後のSFCを(B)とした場合、(A)≧5、且つ(B)/(A)≦0.75となる結晶調整剤を含有するロールイン用油中水型乳化組成物であり、当該乳化組成物を使用してなる、層状膨化小麦粉食品である。

Description

本発明は、ロールイン用油中水型乳化組成物に関し、更に詳しくは、パイ、デニッシュペストリーなどの層状膨化小麦粉食品を製造するに適したロールイン用油中水型乳化組成物及びそれを使用してなる層状膨化小麦粉食品に関する。
近年、オープンフレッシュベーカリー、所謂焼き立てのパンを販売する町のパン屋さんなどではクロワッサン、パイ、デニッシュペストリーなどの層状膨化小麦粉食品が人気を集めており、店の顔とも言うべき存在になっている。焼き立てのジューシーな口当たり、さっくりと歯切れの良い食感が消費者に好まれていると言える。一方で、コンビニエンスストア、量販店などにおいてもクロワッサン、パイ、デニッシュペストリーが販売されているが、配送に時間がかかるなどの問題により焼き立てを販売することは困難で、ジューシーな口当たり、さっくり歯切れの良い食感を長時間にわたり維持できる技術が強く望まれている。
通常クロワッサン、パイ、デニッシュペストリーなどの層状膨化小麦粉食品を製造する際ロールイン用油中水型乳化組成物が使用されるが、使用する油中水型乳化組成物により層状膨化小麦粉食品の形状、風味が決まってしまうという位、重要な役割を担っている。オープンフレッシュベーカリーでは手作業にて製造されることが多く、生地を捏ね上げ、ロールイン用油中水型乳化組成物を折り込み、ホイロで発酵させ、オーブンで焼き上げる。手作業が主体となる為、使用する油中水型乳化組成物の物性に合わせて適切な温度調節を施して折り込み作業を行なったり、ホイロにおける発酵の時間、温度管理など適宜調節することができる。例えばバターなど温度による硬さの変化の大きい油中水型乳化組成物を使用した場合でも折り込み作業を適切に行うことができ、またホイロにおいてもバターの融解しない30℃付近で長時間発酵させることもでき、油中水型乳化組成物の品質に制限される場面が少ないといえる。
それに対し、コンビニエンスストア、量販店などで販売される場合は当然の事ながら大量生産となり、その為連続ラインなどの設備により生産されている。折り込み作業は自動で行なわれ、ホイロでは効率を上げるため36〜40℃程度で発酵が行なわれているのが現状である。その為、ロールイン用油中水型乳化組成物は幅広い温度帯で硬さの変化が少なく伸展性に優れ、ホイロで融け出さない品質が望ましいとされており、バターのような作業温度域が狭い油中水型乳化組成物は実質的に使用することは難しい。
このような問題を克服する為、ロールイン用油中水型乳化組成物の油相に高融点脂を配合し、幅広い温度帯で硬さの変化が少なく展延性に優れ、且つホイロで融け出さないようにする方法が一般的に知られているが、これらを使用して得られるクロワッサン、パイ、デニッシュペストリーはジューシー感に乏しくなってしまう問題がある。オープンフレッシュベーカリーで販売されているような焼き立てのものは焼成工程により融解した油脂がほとんど固化していない状態で販売されている為、口の中に液状の油脂が広がりジューシーに感じる。一方、コンビニエンスストア、量販店では配送などに時間がかかるため油脂が固化し易く、上記のとおり高融点脂を配合することにより更に固化が早まってしまいジューシー感が得難くなっている。
上記問題にあたり、これまで数々の発明がなされてきている。特許文献1では、バター脂を分別したステアリン画分を用いたマーガリンが開示されている。特許文献2では、沃素価が10以下であり、全構成脂肪酸のうち炭素数18以上の構成脂肪酸が80重量%以上である脂肪Aと、沃素価20以下であり、全構成脂肪酸のうち炭素数14以下の構成脂肪酸が60重量%以上である脂肪Bとを、脂肪A/脂肪B=10/90〜90/10の重量比率で混合後、ランダムエステル交換したエステル交換油脂C、及び乳脂肪を含有することを特徴とするロールイン用油脂組成物が開示されている。特許文献3では、乳脂、乳脂の分別油の中から選ばれた1種又は2種以上の油脂(A)を油相中に5〜90重量%、2位の構成脂肪酸がH(炭素数16以上の飽和脂肪酸)であるトリグリセリドを20重量%以上含有する油脂(B)を油相中に5重量%以上含有し、該油脂(A)と該油脂(B)の重量比率が油脂(B)/油脂(A)≧0.2であることを特徴とする可塑性油脂組成物が開示されている。しかしながらこれらの発明は風味や口どけがよい焼成品が得られるとしているが焼き立てのジューシー感は得られがたかった。
特許文献4では油相中のSXXで表されるトリグリセリド(SXX)とSXSで表されるトリグリセリド(SXS)との合計量が6〜60重量%であり、該油相中のSXX/(SXX+SXS)が0.5以上であることを特徴とするロールイン用油脂組成物〔但し、S:炭素数16以上の飽和脂肪酸、X:炭素数16以上のトランス型の不飽和脂肪酸〕が開示されており焼成品の口どけが良いとしているが焼き立てのジューシー感は得られがたかった。
作業性を改善し、ホイロ耐性を向上させる発明として特許文献5、特許文献6、特許文献7など水相の工夫に基づく発明もなされているが焼き立てのジューシー感が得られるかについては言及されていない。
油中水型乳化組成物にシュガーエステル又は/及びポリグリセリン脂肪酸エステルを使用する発明として特許文献8、特許文献9など多々開示されているが、焼き立てのジューシー感が得られるかについては言及されていない。
特開2000−166469号公報 特開2002−253117号公報 特開2003−3194号公報 特開2002−371296号公報 特開昭59−11141号公報 特開2002−262772号公報 特開平9−87657号公報 特開2004−350580号公報 特開2000−116322号公報
本発明の目的は、パイ、デニッシュペストリーなどの層状膨化小麦粉食品を製造する際に用いられるロールイン用油中水型乳化組成物であって、作業性に優れ、発酵の温度を低くするなど製造効率を減ずることなく美しい内層の焼成品が得られ、且つ、口当たりの良いジューシー感を呈することができるロールイン用油中水型乳化組成物を提供することにある。
本発明者らは、ロールイン用油中水型乳化組成物中の油脂の結晶析出に着眼し、数多くの試行錯誤を繰り返しある特定の結晶調整剤が有効であるという知見を得、本発明を完成するに至った。
即ち本発明の第1は、油中水型乳化組成物を構成する油脂原料を60℃で60分置いた後、25℃に移し60分後のSFCを(A)、結晶調整剤を含有させた油脂原料を60℃で60分置いた後、25℃に移し60分後のSFCを(B)とした場合、(A)≧5、且つ(B)/(A)≦0.75となる結晶調整剤を含有するロールイン用油中水型乳化組成物である。第2は、構成する油相の融点が33℃〜40℃の範囲である、第1記載のロールイン用油中水型乳化組成物である。第3は、シュガーエステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル及びソルビタン脂肪酸エステルからなる群より選ばれた1種以上の結晶調整剤である、第1又は第2記載のロールイン用油中水型乳化組成物である。第4は、シュガーエステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル及びソルビタン脂肪酸エステルを構成する脂肪酸がカプリン酸、カプリル酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、エルカ酸から選ばれた1種以上の結晶調整剤である、第3記載のロールイン用油中水型乳化組成物である。第5は、油中水型乳化組成物全体に対して結晶調整剤を0.07〜3.5重量%含有する、第1記載のロールイン用油中水型乳化組成物である。第6は、油相を構成するトリグリセライド中、3個の構成脂肪酸のうち2個以上がオレイン酸、リノール酸、リノレン酸から選ばれる1種又は2種よりなるトリグリセライドを16〜50重量%含有する、第1乃至第5の何れか1に記載のロールイン用油中水型乳化組成物である。第7は、油中水型乳化組成物を構成する原料油脂中乳由来の脂肪が60重量%以下である、第1乃至第6の何れか1に記載のロールイン用油中水型乳化組成物である。第8は、第1乃至第7の何れか1に記載のロールイン用油中水型乳化組成物を使用してなる、層状膨化小麦粉食品である。
本発明により、パイ、デニッシュペストリーなどの層状膨化小麦粉食品を製造する際に作業性に優れ、発酵の温度を低くするなど製造効率を減ずることなく美しい内層の焼成品が得られ、且つ、口当たりの良いジューシー感を表現することが可能になった。
本発明のロールイン用油中水型乳化組成物に使用する油脂原料としては例えば、菜種油、大豆油、ヒマワリ種子油、綿実油、落花生油、米糠油、コーン油、サフラワー油、オリーブ油、カポック油、ゴマ油、月見草油、パーム油、シア脂、サル脂、カカオ脂、ヤシ油、パーム核油等の植物性油脂並びに乳脂、牛脂、ラード、魚油、鯨油等の動物性油脂が例示でき、上記油脂類の単独又は混合油或いはそれらの硬化、分別、エステル交換等を施した加工油脂が適する。
本発明のロールイン用油中水型乳化組成物を構成する油脂原料は、10℃におけるSFCが30〜70、20℃におけるSFCが10〜45、30℃におけるSFCが2〜25であるのが好ましい。
このSFCは油脂の固体脂指数を表わすものであって測定方法としては、AOCS Official Method第5版Cd16−81に準じて、60℃に60分置いた後、0℃に移し60分置いた後、各測定温度に移し30分後に測定したものである。下限未満ではロールイン用油中水型乳化組成物が軟らかくなりすぎ、ロールイン作業時に生地が縮んでしまい焼成品の内層が不均一になったり、油中水型乳化組成物が生地に練り込まれてしまい焼成品の内層が詰まってしまったりして好ましくない。上限を超える場合はロールイン用油中水型乳化組成物が硬くなりすぎてしまい場合によっては可塑性を失ってしまい、ロールイン作業時に油中水型乳化組成物が割れてしまい、焼成品の内層が不均一になってしまい好ましくない。
本発明のロールイン用油中水型乳化組成物は結晶調整剤を含有させる必要がある。本発明でいう結晶調整剤とは、原料油脂に添加することにより原料油脂の固化状態に影響を及ぼすもののことを指し、乳化剤として一般的に油中水型乳化組成物に使用されるものも含まれる場合がある。結晶調整剤としては結晶析出を遅延させるものが好適で、油脂原料を60℃で60分置いた後、25℃に移し60分後のSFCを(A)、結晶調整剤を含有させた油脂原料を60℃で60分置いた後、25℃に移し60分後のSFCを(B)とした場合、(A)≧5、好ましくは(A)≧7、更に好ましくは(A)≧10、且つ(B)/(A)≦0.75、好ましくは(B)/(A)≦0.50、更に好ましくは(B)/(A)≦0.30、最も好ましくは(B)/(A)≦0.10となる結晶調整剤を含有させたロールイン用油中水型乳化組成物である。当該乳化組成物を用いた焼成品において目的とする口当たりの良いジューシー感を得ることができる。
(A)、(B)については上記温度処理を行い25℃で測定したものである。温度処理以外はAOCS Official Method第5版Cd16−81に準じて測定することにより得ることができる。
本発明のロールイン用油中水型乳化組成物は、該ロールイン用油中水型乳化組成物を構成する油相の融点が33℃〜40℃の範囲であるのが好ましく、34℃〜40℃の範囲が更に好ましく、35℃〜40℃の範囲が最も好ましい。本発明でいう油相はロールイン用油中水型乳化組成物を融解させ水及び水溶性成分を取り除くなどにより得ることができる、油脂原料を主体とし乳化剤、着色料、香料、結晶調整剤など油溶性添加剤を含有する成分のことを言う。下限未満ではホイロ工程において発酵槽の温度が高い場合、油中水型乳化組成物が融解し流れ出してしまい得られた焼成品の風味が低下してしまったり、ボリュームが劣ってしまい好ましくない。発酵槽の温度を下げることにより上記問題は克服できるが発酵に時間がかかり効率が悪くなるので好ましくない。ホイロ耐性を考慮した場合、融点は40℃未満で充分である。40℃を超える場合は口どけが悪くなるなどの問題が生じ好ましくない。
本発明のロールイン用油中水型乳化組成物に含有する結晶調整剤としてはシュガーエステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル及びソルビタン脂肪酸エステルからなる群より選ばれた1種以上が好ましく、中でもシュガーエステルが好ましい。シュガーエステルはアセチル化処理されたものでも同等若しくはそれ以上の効果が期待できる。シュガーエステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル及びソルビタン脂肪酸エステルを構成する脂肪酸としてはカプリン酸、カプリル酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、エルカ酸から選ばれる1種類以上を含有することが好ましく、ラウリン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、エルカ酸から選ばれる1種類以上を含有することが更に好ましく、ラウリン酸、エルカ酸から選ばれる1種又は2種を含有することが最も好ましく、該ロールイン用油中水型乳化組成物を使用して得られた層状小麦膨化食品において目的とする口当たりの良いジューシー感が得られる。
更に上記脂肪酸は該シュガーエステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル及びソルビタン脂肪酸エステルを構成する全脂肪酸量の25重量%以上であることが好ましく、35重量%以上であることが更に好ましく、50重量%以上であることが最も好ましい。下限未満の場合、該ロールイン用油中水型乳化組成物を使用して得られた層状小麦膨化食品において目的とする口当たりの良いジューシー感が得られ難くなる。
本発明のロールイン用油中水型乳化組成物は、油中水型乳化組成物全体に対して結晶調整剤を0.07〜3.5重量%含有することが好ましく、0.08〜2.5重量%含有することが更に好ましく、0.1〜1.5重量%含有することが最も好ましい。下限未満では該ロールイン用油中水型乳化組成物を使用して得られた層状小麦膨化食品において目的とする口当たりの良いジューシー感が得られ難くなる。上限を超える場合はホイロ耐性が劣ってしまう為ボリュームが出にくくなったり、風味成分が溶け出してしまう場合があり好ましくない。
本発明のロールイン用油中水型乳化組成物に含有させるシュガーエステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル及びソルビタン脂肪酸エステルの脂肪酸の平均エステル化度が30%以上であることが好ましく、50%以上であることが更に好ましい。下限未満の場合、該ロールイン用油中水型乳化組成物を使用して得られた層状小麦膨化食品において目的とする口当たりの良いジューシー感が得られ難くなる。
本発明のロールイン用油中水型乳化組成物は油相を構成するトリグリセライド中、3個の構成脂肪酸のうち2個以上がオレイン酸、リノール酸、リノレン酸から選ばれる1種又は2種よりなるトリグリセライドを16〜50重量%含有することが好ましく、20〜40重量%であることが更に好ましい。下限未満の場合は、該ロールイン用油中水型乳化組成物を使用して得られた層状小麦膨化食品において目的とする口当たりの良いジューシー感が得られ難くなる。上限を超える場合は該ロールイン用油中水型乳化組成物のコシが弱くなり、生地へのロールイン時に生地に練り込まれてしまったり、生地が縮んでしまったりして得られる焼成品の内層が詰まってしまったり、不均一になり好ましくない。
本発明のロールイン用油中水型乳化組成物は該油中水型乳化組成物を構成する油脂中乳由来の脂肪が60重量%以下、好ましくは45重量%以下、更に好ましくは35重量%以下であることが好ましい。 上限を超える場合は乳由来の脂肪特有の低温で硬い物性となってしまい該ロールイン用油中水型乳化組成物を生地へロールインするときに割れてしまい、得られた焼成品の内層が不均一になったり、ボリュームにばらつきが出てしまうなど作業適性を著しく失ってしまい好ましくない。下限は特に限定しないが、乳由来の脂肪を含有させることにより風味が良好となる為、該油中水型乳化組成物を構成する油脂中2重量%以上含有させるのが好ましい。
本発明のロールイン用油中水型乳化組成物の油分は70〜99重量%が好ましく、80〜98重量%が更に好ましく、85〜98重量%が最も好ましい。該ロールイン用油中水型乳化組成物を使用して得られた層状小麦膨化食品において目的とする口当たりの良いジューシー感が得られ難くなる。上限を超える場合は水相に含有させる風味成分が制限される為好ましくない。
本発明の油中水型乳化組成物は必要に応じて乳化剤を添加しても良い。乳化剤としてはレシチン、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン縮合リシノレイン酸エステル、シュガーエステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステルおよび酢酸モノグリセリド、酒石酸モノグリセリド、酢酸酒石酸混合モノグリセリド、クエン酸モノグリセリド、ジアセチル酒石酸モノグリセリド、乳酸モノグリセリド、コハク酸モノグリセリド、リンゴ酸モノグリセリド等各種有機酸モノグリセリド、ステアロイル乳酸カルシウム、ステアロイル乳酸ナトリウムなどが挙げられる。
本発明において、上記の原料、添加物の他に、所望により、色素、抗酸化剤、香料などの油溶性成分、食塩、糖類、粉乳、発酵乳などの水溶性成分を使用することができる。
本発明のロールイン用油中水型乳化組成物の製造法については特に限定されないが、常法通り油相と水相とを予備乳化した後、パーフェクター、ボテーター、コンビネーターなどで急冷捏和することにより製造することができる。油相は、融解した油脂に必要に応じて色素、抗酸化剤、香料等の油溶性成分を添加、溶解/分散させ調製することができる。水相は水又は温水に水溶性の乳成分、必要に応じて食塩、糖類、無機塩類等を添加、溶解/分散させ調製することができる。
本発明の層状膨化小麦粉食品は、生地を薄く延ばし、これにロールイン用油中水型乳化組成物をのせて折りたたみ、再び薄く延ばすことを繰り返し生地を作り、焼成することにより得ることが出来る。このようにして得られた層状膨化小麦粉食品の具体例としてはデニッシュペストリー、クロワッサン、パイ等が例示できる。
以下に本発明の実施例を示し本発明をより詳細に説明するが、本発明の精神は以下の実施例に限定されるものではない。なお、例中、%及び部は、いずれも重量基準を意味する。
実験例1
バター20部、大豆硬化油(上昇融点50℃)10部、パーム分別硬化油(上昇融点38℃)20部、菜種硬化油(上昇融点35℃)10部、大豆油30部、飽和モノグリセリド(『エマルジーMS』理研ビタミン株式会社製)0.5部、大豆レシチン(『SLPペースト』辻製油株式会社製)0.3部、ラウリン酸シュガーエステル(『リョートーシュガーエステルL−195』三菱化学フーズ株式会社製)0.5部を60℃で混合し、油相を得た、60℃の水9部に食塩1部を溶解させ水相を得た。油相と水相とを60℃で混合攪拌し予備乳化させ、コンビネーターにより急冷捏和し、実験例1の組織良好なロールイン用油中水型乳化組成物を得た。得られた油中水型乳化組成物の油相の上昇融点は36℃であった。これらを表1に纏めた。実験例1の油中水型乳化組成物について、(A)=13.7、(B)/(A)=0.03であった。
実験例2
実験例1において、ラウリン酸シュガーエステル0.5部をエルカ酸シュガーエステル(『リョートーシュガーエステルER190』三菱化学フーズ株式会社製)0.5部に代えた以外は実験例1に準じて実施し実験例2の組織良好なロールイン用油中水型乳化組成物を得た。得られた油中水型乳化組成物の油相の上昇融点は36℃であった。これらを表1に纏めた。実験例2の油中水型乳化組成物について、(A)=13.7、(B)/(A)=0.05であった。
実験例3
実験例1において、ラウリン酸シュガーエステル0.5部をエルカ酸オクタグリセリンエステル(『SYグリスターOE−750』阪本薬品工業株式会社製)1.0部に代えた以外は実験例1に準じて実施し実験例3の組織良好なロールイン用油中水型乳化組成物を得た。得られた油中水型乳化組成物の油相の上昇融点は36℃であった。これらを表1に纏めた。実験例3の油中水型乳化組成物について、(A)=13.7、(B)/(A)=0.52であった。
実験例4
実験例1において、バター20部を30部に、大豆硬化油10部を15部に、大豆油30部を25部に、ラウリン酸シュガーエステル0.5部を1.0部に代え、菜種硬化油10部を省いた以外は実験例1に準じて実施し実験例4の組織良好なロールイン用油中水型乳化組成物を得た。得られた油中水型乳化組成物の油相の上昇融点は36℃であった。これらを表1に纏めた。実験例4の油中水型乳化組成物について、(A)=17.2、(B)/(A)=0.05であった。
実験例5
実験例1において、バター20部を30部に大豆硬化油10部を8部に、大豆油30部を22部に代えた以外は実験例1に準じて実施し実験例5の組織良好なロールイン用油中水型乳化組成物を得た。得られた油中水型乳化組成物の油相の上昇融点は36℃であった。これらを表1に纏めた。実験例5の油中水型乳化組成物について、(A)=10.5、(B)/(A)=0.01であった。
実験例6
実験例1において、大豆硬化油10部を8部に、パーム分別硬化油20部を30部に、菜種硬化油10部を25部に、大豆油30部を27部に代え、バター20部を除いた以外は実験例1に準じて実施し実験例6の組織良好なロールイン用油中水型乳化組成物を得た。得られた油中水型乳化組成物の油相の上昇融点は36℃であった。これらを表1に纏めた。実験例6の油中水型乳化組成物について、(A)=18.1、(B)/(A)=0.06であった。
実験例7
実験例1において、バター20部を30部に、大豆硬化油10部を5部に、菜種硬化油10部を22部に、大豆油30部を13部に代えた以外は実験例1に準じて実施し実験例7の組織良好なロールイン用油中水型乳化組成物を得た。得られた油中水型乳化組成物の油相の上昇融点は36℃であった。これらを表2に纏めた。実験例7の油中水型乳化組成物について、(A)=17.2、(B)/(A)=0.02であった。
表1に実験例1〜実験例7の配合と結果を纏めた。
Figure 2007026466
比較実験例1
実験例1において、飽和モノグリセリド0.5部、大豆レシチン0.3部、ラウリン酸シュガーエステル0.5部の3種類を除いた以外は実験例1に準じて実施し比較実験例1の組織良好なロールイン用油中水型乳化組成物を得た。得られた油中水型乳化組成物の油相の上昇融点は36℃であった。これらを表2に纏めた。比較実験例1の油中水型乳化組成物について、(A)=13.7であった。
比較実験例2
実験例1において、ラウリン酸シュガーエステル0.5部のみを除いた以外は実験例1に準じて実施し比較実験例2の組織良好なロールイン用油中水型乳化組成物を得た。得られた油中水型乳化組成物の油相の上昇融点は36℃であった。これらを表2に纏めた。比較実験例2の油中水型乳化組成物について、(A)=13.7、(B)/(A)=1.03であった。
比較実験例3
実験例1において、大豆硬化油(上昇融点50℃)10部及び菜種硬化油(上昇融点35℃)10部を除き、原料油脂をバター20部を30部に、パーム分別硬化油20部を34部に、大豆油30部を26部に代え、ラウリン酸シュガーエステル0.5部を除いた以外は実験例1に準じて実施し比較実験例3の組織良好なロールイン用油中水型乳化組成物を得た。得られた油中水型乳化組成物の油相の上昇融点は31℃であった。これらを表2に纏めた。比較実験例3の油中水型乳化組成物について、(A)=0であった。
比較実験例4
実験例1において、ラウリン酸シュガーエステル0.5部をステアリン酸シュガーエステル(『リョートーシュガーエステルS170』三菱化学フーズ株式会社製)0.5部に代えた以外は実験例1に準じて実施し比較実験例4の組織良好なロールイン用油中水型乳化組成物を得た。得られた油中水型乳化組成物の油相の上昇融点は36℃であった。これらを表2に纏めた。比較実験例4の油中水型乳化組成物について、(A)=13.7、(B)/(A)=1.07であった。
比較実験例5
実験例1において、ラウリン酸シュガーエステル0.5部を0.03部に代えた以外は実験例1に準じて実施し比較実験例5の組織良好なロールイン用油中水型乳化組成物を得た。得られた油中水型乳化組成物の油相の上昇融点は36℃であった。これらを表2に纏めた。比較実験例5の油中水型乳化組成物について、(A)=13.7、(B)/(A)=0.77であった。
比較実験例6
実験例1において、バター20部を70部に、大豆硬化油10部を15部に、菜種硬化油10部を5部に代え、パーム分別硬化油20部、大豆油20部を除いた以外は実験例1に準じて実施し比較実験例6の組織良好なロールイン用油中水型乳化組成物を得た。得られた油中水型乳化組成物の油相の上昇融点は36℃であった。これらを表2に纏めた。比較実験例6の油中水型乳化組成物について、(A)=14.8、(B)/(A)=0.95であった。
表2に比較実験例1〜比較実験例6の配合と結果を纏めた。
Figure 2007026466
次にロールイン用油中水型乳化組成物を使用し、表3の配合、表4の製造条件でクロワッサンを焼成し、ロールイン時の作業性、ホイロでの油の染み出し、焼成品の内層、ボリューム、風味、ジューシー感の評価を行った。
Figure 2007026466
Figure 2007026466
実施例1
表3の実施例1の配合において、実験例1のロールイン用油中水型乳化組成物以外の原料を練り上げ、28℃、湿度75%の庫内にて60分間発酵させた後、−18℃のフリーザーで60分間リタードをとった。実験例1のロールイン用油中水型乳化組成物を折り込み、リバースシーターで3つ折りを2回行った後、−7℃のフリーザーで60分間リタードをとり、リバースシーターで3つ折りを1回行った後、−7℃のフリーザーで45分間リタードをとった。そして、リバースシーターで生地厚4mmまで延ばし、55gを成形し、36℃、湿度75%の庫内で60分間発酵させた後、庫内温度210℃のオーブンで17分間焼成し実施例1のクロワッサンを得た。評価としてはロールイン時の作業性は良好で、ホイロでの油の染み出し無く良好であり、良好な内層、ボリュームの焼成品であった。この結果を表5に纏めた。
実施例2〜実施例7及び比較例1〜比較例6
表3の実施例2〜実施例6及び比較例1〜比較例6の配合において、実施例1と同様な処理を行なった。評価としては実施例2〜実施例7及び比較例1、比較例2、比較例4、比較例5はロールイン時の作業性は良好で、ホイロでの油の染み出し無く良好であり、良好な内層、ボリュームの焼成品であったが、比較例3ではホイロで油の染み出しが見られ、焼成品のボリュームが劣り不良であった。比較例6においてはロールイン時に割れが見られ、焼成品の内層が不均一でボリュームにばらつきがあり不良であった。これらの結果を表5に纏めた。
Figure 2007026466
実施例1〜7、比較例1、比較例2、比較例4、比較例5のクロワッサンについて焼成1日後に試食し、風味、ジューシー感について評価した結果を表6に示した。実施例1、実施例2は良好な風味と非常に良好なジューシー感が得られ、実施例3では良好な風味とまあまあ良好なジューシー感が得られ、実施例4、実施例5では非常に良好な風味、ジューシー感が得られ、実施例6はまあまあ良好な風味と非常に良好なジューシー感が得られ、実施例7では非常に良好な風味と良好なジューシー感が得られた。総じて実施例1〜7はジューシー感に優れていた。それに対し比較例1、比較例2、比較例4、比較例5では風味は良好なもののジューシー感に乏しく不良であった。
Figure 2007026466
本発明は、ロールイン用油中水型乳化組成物に関し、更に詳しくは、パイ、デニッシュペストリーなどの層状膨化小麦粉食品を製造するに適したロールイン用油中水型乳化組成物及びそれを使用してなる層状膨化小麦粉食品に関するものである。

Claims (8)

  1. 油中水型乳化組成物を構成する油脂原料を60℃で60分置いた後、25℃に移し60分後のSFCを(A)、結晶調整剤を含有させた油脂原料を60℃で60分置いた後、25℃に移し60分後のSFCを(B)とした場合、(A)≧5、且つ(B)/(A)≦0.75となる結晶調整剤を含有するロールイン用油中水型乳化組成物。
  2. 構成する油相の融点が33℃〜40℃の範囲である、請求項1記載のロールイン用油中水型乳化組成物。
  3. シュガーエステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル及びソルビタン脂肪酸エステルからなる群より選ばれた1種以上の結晶調整剤である、請求項1又は請求項2記載のロールイン用油中水型乳化組成物。
  4. シュガーエステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル及びソルビタン脂肪酸エステルを構成する脂肪酸がカプリン酸、カプリル酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、エルカ酸から選ばれた1種以上の結晶調整剤である、請求項3記載のロールイン用油中水型乳化組成物。
  5. 油中水型乳化組成物全体に対して結晶調整剤を0.07〜3.5重量%含有する、請求項1記載のロールイン用油中水型乳化組成物。
  6. 油相を構成するトリグリセライド中、3個の構成脂肪酸のうち2個以上がオレイン酸、リノール酸、リノレン酸から選ばれる1種又は2種よりなるトリグリセライドを16〜50重量%含有する、請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載のロールイン用油中水型乳化組成物。
  7. 油中水型乳化組成物を構成する原料油脂中乳由来の脂肪が60重量%以下である、請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載のロールイン用油中水型乳化組成物。
  8. 請求項1乃至請求項7の何れか1項に記載のロールイン用油中水型乳化組成物を使用してなる、層状膨化小麦粉食品。
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