JPWO2003015075A1 - 楽曲データ送受信システム - Google Patents

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Abstract

楽曲の各パートごとの音声データを選択して、サーバーシステムから利用者端末にダウンロード可能な楽曲データ送受信システムの提供。コンピュータや携帯情報端末等が接続されるコンピュータネットワーク上に備えられ、いずれかのWEBサーバーにアクセス要求した利用者が備える利用者端末との間で前記のWEBサーバーを介して情報送受信を行うサーバーシステムであって、サーバーシステムにアクセスする利用者に関する情報を記憶する利用者情報記憶手段と、音声データを楽曲ごとに設けられる記憶領域に記憶する楽曲データ記憶手段と、前記のサーバーシステムにアクセスする利用者端末に表示するためのコンテンツデータファイルと、楽曲データ送受信等を行うためのプログラムとを記憶するWEBサーバとを少なくとも含み構成される。記憶手段に記憶される音声データは、前記の楽曲データ記憶手段に記憶される各楽曲ごと、楽曲のパートごとの音声データであって、利用者が選択することができる。

Description

技術分野
本発明は、楽曲の各パートごとの音声データを選択して、サーバーシステムから利用者端末サーバーシステムにダウンロード可能な、楽曲データ送受信システムに関する。
背景技術
今日では、パーソナルコンピュータや、携帯電話やPHSなどの無線通信端末や、これらの機能を内蔵した携帯情報端末をはじめ、ゲーム機器、インターネットTV、デジタルTVなどの専用端末などのコンピュータが内蔵された電気機器いわゆる情報家電等、各種のコンピュータ端末が開発されてきている。
携帯電話やゲーム機器の中には、ブラウザソフトを搭載し、インターネット等に接続可能なものも開発され、普及しつつある。
また、デジタル家電の分野では、MP3プレーヤーなどに代表されるように、デジタルデータ形式での音楽の流通などが行われるようになってきている。
さらに今後は、これらコンピュータや携帯情報端末や情報家電分野等においても、Blootooth技術などや、家庭内の家電などを結ぶホーム・サーバーなどの技術、さらにブロードバンド時代といわれる中、高速な通信環境の普及が予想され、快適なネットワーク接続が可能となることが予想されている。
こうした中で、音楽などのコンテンツのネットワークを通じた流通も盛んになることが予想されている。
このような音楽配信の分野に関連する技術としては、例えば特開2000−90039「音楽配信方法、送信装置および方法、ならびに、再生装置および方法」においては、音楽データを配信するシステムにおいて、配信された音楽データの著作権の保護に配慮したネットワーク配信技術が開示されている。
この発明によれば、音楽サーバとクライアントとがインターネットに接続される。クライアントからサーバに対して、音楽データの配信が要求される。音楽データベースから取り出された音楽データに対して、登録された公開鍵で暗号化が施され、暗号化された音楽データがクライアントに送信され、再生装置に保存される。再生時には、装置に保持された秘密鍵で音楽データが復号化されながら再生される、というものである。
このように、音楽配信技術は様々なものが開発され、楽曲をインターネット等を通じてダウンロードする試みが実現されてきている。
ところで、こうした音楽配信においては、従来、完成された音楽の演奏を記録する音声データを、一つのデータファイルとしてダウンロードし、ユーザーが再生することが行われている。この場合には、一つの曲を構成する様々な楽器の音声が、音源制作時に制作者によってアレンジやミキシング等が施され、音源が完成し、これを一つの音声データファイルとしてユーザーに提供するものである。
一方、音楽のデータをダウンロードして聴くユーザーの中には、多種多様な趣味嗜好があり、ユーザーにとっては、個々の楽器(パート)を演奏する演奏者の好みがあったり、あるいはアレンジに好みがあったりする場合がある。また複数の楽器のミキシングを、ダウンロード後に自分の再生装置において自分の好みに調節して再生させたいという場合がある。あるいは、一つの楽器(パート)を練習する場合のように、特定のパートの音源のみを必要とする場合がある。
このようなパートごとの音楽の再生に関しては、従来、シンセサイザー等の電子楽器を演奏するための情報のみを記録したデータ形式であるMIDIファイルを用いて、各楽器(パート)ごとのMIDI音源を用いて、これらをミキシングするなどして演奏することが行われていた。
例えば、特開平11−73182号「音楽作品ファイルを作成、配布、記憶、及び、実行するシステム並びに方法」においては、音楽情報の作成、配布、記憶及び実行が容易に行える音楽ツールが開示されており、この発明は下記の構成を有する。この作曲及び再生システムは、少なくとも一つの楽器サウンドを含むサウンドバンクと、音楽制御信号を受信する入力装置と、入力装置に接続され音楽制御信号を記憶するシーケンサと、サウンドバンク及びシーケンサに接続され、音楽制御信号及びサウンドバンクの少なくとも一部分を含む音楽作品ファイルを作成する作品管理部と、入力装置に接続され、サウンドバンクに格納された楽器サウンドに基づいて音楽制御信号を処理するシンセサイザエンジンと、シンセサイザエンジンに接続され、エフェクトを処理された音楽制御信号とミキシングするミキサと、ミキサに接続され、ミキシングされた音楽制御信号をサウンドに変換するスピーカシステムとを有する。
しかしながら、従来のMIDIファイルを用いた音楽再生に関しては、シンセサイザー等の電子楽器を演奏するための情報のみを記録したデータ形式であるMIDIファイルを利用していたために、専用の電子楽器などの機材がなければ再生が行えず、またネットワーク配信や、コンピュータを用いたストリーミング再生などに対応するものではなかった。
そこで、本発明の目的は、こうした上記の問題点を解決し、楽曲の各パートごとの音声データを選択して、サーバーシステムから利用者端末サーバーシステムにダウンロード可能なことを特徴とする、楽曲データ送受信システムを提供することにある。本発明においては、音声データをそのままデータファイル化したオーディオファイルを利用して、利用者の必要とする各楽曲・パート・アレンジのデータファイルを入手することができる。
また逆に、サーバーシステムに楽曲ごとの、さらにパートごと,アレンジごとの記憶領域を設けて、音声データを記憶するシステム構成を備え、利用者が自分の演奏その他のパートごとの音声ファイルを、アップロード可能にすることをも目的とする。
発明の開示
請求の範囲1記載の発明においては、上記課題を解決するため、コンピュータや携帯情報端末等が接続されるコンピュータネットワーク上に備えられ、いずれかのWEBサーバーにアクセス要求した利用者が備える利用者端末との間で前記のWEBサーバーを介して情報送受信を行うサーバーシステムであって、
サーバーシステムにアクセスする利用者に関する情報を記憶する利用者情報記憶手段と、
音声データを楽曲ごとに設けられる記憶領域に記憶する楽曲データ記憶手段と、
前記のサーバーシステムにアクセスする利用者端末に表示するためのコンテンツデータファイルと、楽曲データ送受信等を行うためのプログラムとを記憶するWEBサーバとを少なくとも含み構成され、
前記の記憶手段に記憶される音声データは、前記の楽曲データ記憶手段に記憶される各楽曲ごと、楽曲のパートごとの音声データであって、
楽曲の各パートごとの音声データを選択して、サーバーシステムから利用者端末にダウンロード可能なことを特徴とする、楽曲データ送受信システムであることを特徴としている。
また、請求の範囲2に記載の発明においては、上記課題を解決するため、請求の範囲1に記載のサーバーシステムと、
入力手段、制御手段、表示手段、出力手段、記憶手段等を備えるコンピュータや携帯情報端末等の利用者端末とから構成されるシステムであって、
前記の利用者端末には、各パートごとの音声データの出力方法・再生方法等を設定することが可能な楽曲出力・再製プログラムが備えられることを特徴とする、楽曲データ送受信システムであることを特徴としている。
また、請求の範囲3に記載の発明においては、上記課題を解決するため、請求の範囲1又は2に記載の発明において、
前記のコンテンツデータファイル及びプログラムには、利用者が利用者端末において楽曲のパートを選択するためのパート選択手段が含まれており、
楽曲の各パートごとの音声データを選択して、利用者端末からサーバーシステムにアップロード可能なことを特徴とする、請求の範囲1又は2のいずれかに記載の楽曲データ送受信システムであることを特徴としている。
また、請求の範囲4に記載の発明においては、上記課題を解決するため、請求の範囲1〜3に記載の発明において、
前記のサーバーシステムが備える記憶手段に記憶される音声データには、前記の楽曲データ記憶手段に記憶される各楽曲ごとに、楽曲のパートごとの複数のアレンジからなる音声データが含まれており、
前記のコンテンツデータファイル及びプログラムには、利用者が利用者端末において楽曲のパートごとのアレンジを選択するためのアレンジ選択手段が含まれており、
楽曲の各パートごと、かつ各アレンジごとの音声データを選択して、サーバーシステムから利用者端末サーバーシステムにダウンロード可能なことを特徴とする、請求の範囲1〜3のいずれかに記載の楽曲データ送受信システムであることを特徴としている。
また、請求の範囲5に記載の発明においては、上記課題を解決するため、請求の範囲2〜4に記載の発明において、
前記の利用者端末が備える記憶手段には、ストリーミング再生プログラムが備えられ、サーバーシステムから利用者端末サーバーシステムにダウンロードを行い、ストリーミング再生が可能なことを特徴とする、請求の範囲2〜4のいずれかに記載の楽曲データ送受信システムであることを特徴としている。
また、請求の範囲6に記載の発明においては、上記課題を解決するため、請求の範囲1〜5に記載の発明において、
前記の前記のサーバーシステムが備える記憶手段に記憶される音声データのデータファイルには、楽曲全体の各パートごとの音声データと、楽曲の一部を構成する各パートごとの試聴用音声データとが含まれてデータファイルが構成されることを特徴とする、請求の範囲1〜5のいずれかに記載の楽曲データ送受信システムであることを特徴としている。
また、請求の範囲7に記載の発明においては、上記課題を解決するため、請求の範囲1〜6に記載の発明において、
前記のサーバーシステムには、各パートごとの音声データの出力方法・再生方法等を設定することが可能な楽曲出力・再生プログラムが備えられることを特徴とする、楽曲データ送受信システムであることを特徴としている。
また、請求の範囲8に記載の発明においては、上記課題を解決するため、請求の範囲1〜7に記載の発明において、
前記のサーバーシステムが備える記憶手段には、前記の記憶手段に記憶される音声データと同期して再生可能な、楽曲ごとに記憶される、一又は複数の動画像ファイルが記憶され、サーバーシステムから利用者端末サーバーシステムにダウンロード可能なことを特徴とする、楽曲データ送受信システムであることを特徴としている。
また、請求の範囲9に記載の発明においては、上記課題を解決するため、請求の範囲3に記載の発明において、
前記の楽曲データ記憶手段は、レコード会社等の音声データを募集する利用者ごとに設けられる記憶領域に、音声データを楽曲ごとに記憶する構成を備えており、募集に対して応募する利用者が、所定期間が経過するまでの間、楽曲の各パートごとの音声データを選択して、利用者端末からサーバーシステムにアップロードしてオーディション等への応募が可能なことを特徴とする、請求の範囲3に記載の楽曲データ送受信システムであることを特徴としている。
また、請求の範囲10に記載の発明においては、上記課題を解決するため、請求の範囲3に記載の発明において、
前記の楽曲データ記憶手段に音声データをアップロードした利用者に対し、前記の音声データと関連付けて、他の利用者が、同一楽曲又は他の楽曲の同一パート又は他のパートの音声データを、前記の楽曲データ記憶手段にアップロードすることにより、利用者同士の通信が許可されて、楽曲の共同制作やバンド編成などが可能になることを特徴とする、請求の範囲3に記載の楽曲データ送受信システムであることを特徴としている。
また、請求の範囲11に記載の発明においては、上記課題を解決するため、CD−ROM、DVD、その他の情報記憶媒体であって、
音声データを楽曲ごとに設けられる記憶領域に記憶する楽曲データ記憶手段と、
前記のサーバーシステムにアクセスする利用者端末に表示するためのコンテンツデータファイルと、楽曲の各パートごとの音声データを選択して、各パートごとの音声データの出力方法・再生方法等を設定することが可能な楽曲出力・再生プログラムとを少なくとも記憶して構成され、
前記の情報記憶媒体に記憶される音声データは、前記の楽曲データ記憶手段に記憶される各楽曲ごと、楽曲のパートごとの音声データであって、
利用者端末に備えることにより、楽曲のパートごとの出力・再生、又は複数のパートを同期させた出力・再生、又は請求の範囲1〜10のいずれかに記載のサーバーシステムへアクセスして音声データのダウンロード又はアップロードをすることが可能なことを特徴とする、コンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体であることを特徴としている。
発明を実施するための最良の形態
以下、本発明における一実施形態について図面を参照して、説明する。
図1は、インターネット上での本発明の基本的な実施形態のシステム構成の一例を示すシステム構成図である。
この図において、符号1は利用者端末、2はインターネット等のコンピュータネットワーク、3はサーバーシステムを、また4はWEBサーバー、5は楽曲データ記憶手段、6は利用者情報記憶手段を示している。
また図10は、本発明のシステム全体の構成及び機能を示すシステム全体図である。
本発明の楽曲データ送受信システムは、コンピュータや携帯情報端末等が接続されるコンピュータネットワーク上に備えられ、いずれかのWEBサーバーにアクセス要求した利用者が備える利用者端末との間で前記のWEBサーバーを介して情報送受信を行うサーバーシステムである。
利用者端末1には、パーソナル・コンピュータなどのコンピュータ端末をはじめ、携帯電話やPHSなどの無線通信端末や、これらの機能を内蔵した携帯情報端末、その他の各種のコンピュータ端末が含まれる。また、例えばインターネットTVなどのいわゆる情報家電などであってもよい。入力手段、制御手段、表示手段、出力手段、記憶手段等を備えるコンピュータや携帯情報端末等の利用者端末において、利用者の操作により情報処理が行われる。会員端末には通常、キーボードやマウスなどの入力手段、CPUやバス、その他OSやアプリケーションプログラムを用いてデータの制御、データ送受信、ハードウェアの制御、ソフトウェアの制御等を行うための制御手段、ネットワークを介してのデータの送受信を行うデータ送受信手段や音声・印刷などの出力を行う出力手段、OSやアプリケーションプログラム、各種データを記憶するための記憶手段、ディスプレイなどの表示手段などが備えられる。
図2は、サーバーシステム3に接続するための利用者端末1の基本的な構成を示す。
また、請求の範囲2に記載の実施形態においては、利用者端末には、各パートごとの音声データの出力方法・再生方法等を設定することが可能な楽曲出力・再生プログラムが備えられる。楽曲出力・再生プログラムは、複数のパートの音声データをミキシングしたり、アレンジしたり等の様々な機能を備えるアプリケーション・プログラムであって、各パートの音声データを、利用者が設定した出力方法・再生方法により同期して再生させる。
また、利用者端末1とサーバーシステム3とは、インターネットに代表される通信回線を介して接続されている。ここで通信回線には、インターネットをはじめとして、専用線により接続されたネットワーク形態や、企業内LAN、企業間LAN、WANなどの形態を広く含む。またここで用いられる通信回線の形態には、有線通信、無線通信の形態を広く含み、衛星通信や、Bluetoothなどを用いた形態を含む。
本発明のシステムは、通常は、アプリケーションサーバー、データベースサーバー、認証サーバー、WEBサーバー、その他必要に応じメールサーバー、その他の各種装置により構成されるが、必ずしもこのような形態には限定されない。
これらの各サーバーは、物理的に同一の装置に設けられる形態や、物理的に複数の装置からなる形態、あるいはネットワークを介して接続される物理的に複数の装置からなる形態などを含み、機能的に同様の機能が実現されるならば、様々な形態を含む。
本発明のサーバーシステム3には、記憶手段、制御手段、入力手段、出力手段、表示手段などが備えられて構成される。
記憶手段は、データベースサーバーなどに備えられるハードディスクなどの記憶装置である。記憶装置には、オペレーションシステム(OS)や各種アプリケーションプログラムのほか、後述する様々なデータが記憶される。またWEB上に表示されるWEBページであるコンテンツデータファイルなどが記憶される。
制御手段は、オペレーションシステム(OS)や各種アプリケーションプログラム等を用いてCPUなどを動作させ、システム制御を行い、またユーザー端末との間でデータの送受信を制御する。
本発明の楽曲データ送受信システムは、サーバーシステムにアクセスする利用者に関する情報を記憶する利用者情報記憶手段6を備えている。
利用者情報記憶手段6は、インターネット等2を介してサーバーシステム3にアクセスした利用者が、WEBページに設けられた入力フォームに利用者に関する情報を入力し送信するなどのデータ送信を行うことにより、利用者情報を利用者情報記憶手段6に記憶させ、ユーザー登録を行うための記憶手段である。
記憶される利用者情報としては、利用者の氏名、電子メールアドレスや、年齢、性別などの利用者の属性情報や、ユーザー登録を行った際に必要に応じ発行されるユーザーIDやパスワードなどである。
また、本発明の楽曲データ送受信システムは、音声データを楽曲ごとに設けられる記憶領域に記憶する楽曲データ記憶手段5を備えている。楽曲データ記憶手段に記憶される楽曲データは、音声データであって、そのデータ形式には様々なものを含むことができる。例えば、Windows(商標)で一般的なオーディオファイル形式であるWAVファイル(拡張子wav)、Machintosh(商標)で一般的なオーディオファイル形式であるAIFFファイル形式(拡張子aif)、UNIXで一般的なオーディオファイル形式であるAU(拡張子au)、ストリーミング再生で一般的なファイル形式RealAudio(商標、拡張子rm)、MPEG−1 Audio Layer−IIIの音声圧縮技術を使ったファイル形式であるMP3(拡張子mp3)、その他の様々な形式である。
なお、従来、シンセサイザー等の電子楽器を演奏するための情報のみを記録したデータ形式であるMIDIファイルを用いて、各楽器(パート)ごとのMIDI音源を用いて、これらをミキシングするなどして演奏することが行われていたが、本発明においては、音声データをそのままデータファイル化したオーディオファイルを利用して、利用者の必要とする各楽曲・パート・アレンジのデータファイルを入手することができる。
楽曲データ記憶手段5には、楽曲ごとに設けられる記憶領域に、それぞれの楽曲の音声データが記憶される。前記の記憶手段に記憶される音声データは、各楽曲ごとに、楽曲のパートごとの音声データであって、例えば図1に示すように、「piano file」(ピアノの音声データ)、「Vocal File」(ヴォーカルの音声データ)、「Bass File」(ベースの音声データ)、「Drum File」(ドラムの音声データ)や、「Guiter File」(ギターの音声データ)、その他の様々な音声データを各パートごとに記憶する。
また、請求の範囲4に記載の発明においては、前記のサーバーシステムが備える記憶手段に記憶される音声データには、前記の楽曲データ記憶手段に記憶される各楽曲ごとに、楽曲のパートごとの複数のアレンジからなる音声データが含まれている。図4に本実施形態のシステム構成を示し、同一の楽曲の同一のパートについて、複数のアレンジの異なる音声データが記憶されている。利用者は、複数のアレンジの中から、WEB上に表示される、アレンジを選択するためのコンテンツ(アレンジ選択手段)を用いて、所望のアレンジの音声データを選択し、ダウンロードをすることができる。
また、請求の範囲6に記載の発明においては、前記の前記のサーバーシステムが備える記憶手段に記憶される音声データのデータファイルには、楽曲全体の各パートごとの音声データと、楽曲の一部を構成する各パートごとの試聴用音声データとが含まれてデータファイルが構成される。図5に本実施形態のシステム構成を示す。
また、請求の範囲8に記載の発明においては、前記のサーバーシステムが備える記憶手段には、前記の記憶手段に記憶される音声データと同期して再生可能な、楽曲ごとに記憶される、一又は複数の動画像ファイルが記憶されている。図6に本実施形態のシステム構成を示す。
また、請求の範囲7に記載の実施形態においては、前記のサーバーシステムには、各パートごとの音声データの出力方法・再生方法等を設定することが可能な楽曲出力・再生プログラムが備えられる。楽曲出力・再生プログラムは、複数のパートの音声データをミキシングしたり、アレンジしたり等の様々な機能を備えるアプリケーション・プログラムであって、各パートの音声データを、利用者が設定した出力方法・再生方法により同期して再生させる。
次に、本発明の楽曲データ送受信システムは、前記のサーバーシステムにアクセスする利用者端末に表示するためのコンテンツデータファイルを,WEBサーバに備えている。コンテンツデータファイルは、HTMLファイル、XMLファイル、C−HTMLファイルなどのWEB上に表示されるデータファイルなどであり、本発明のシステムを用いて楽曲データのダウンロード等を行うためのWEBサイトを構成するものである。
また、WEBサーバは、楽曲データ送受信等を行うためのプログラム備えている。プログラムは、利用者端末から送信されるコンテンツデータファイルの閲覧要求に対し、該当するコンテンツデータファイルを送信し、利用者端末が備える表示手段に表示させる機能を有する。また、利用者端末から送信される楽曲データの検索・抽出・ダウンロード・アップロード等の要求に対し、該当する処理を行う機能を有する。プログラムの詳細な処理の流れについては後述する。
以上のシステム構成をとったことにより、本発明においては、記憶手段に記憶される、各楽曲ごとの、楽曲のパートごとの音声データを選択して、サーバーシステムから利用者端末サーバーシステムにダウンロード可能なことを特徴とする。
以下、本発明の基本的な処理の流れについて説明する。
図7から図9は、本発明の基本的な処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、ここに示す処理の流れは代表的な処理の一例であって、これに限定されるものではない。
初めに、利用者端末1からインターネット等に接続し(S100)、接続が確立して、URLの入力などによりサーバーシステムにアクセスする(S101)。利用者はあらかじめ会員登録などを行うことが一般的な実施形態であり、この場合にはIDやパスワード等を用いて認証処理等が行われる(S102)。WEBサイトを構成するコンテンツデータファイルが利用者端末に送信され、ダウンロードやアップロード、楽曲の選択などのメニュー画面が利用者端末が備える表示手段に表示される(S103)。
以下、ダウンロード処理について説明するが、表示されたメニューから、ダウンロード処理を選択する(S104)。次いで、ダウンロード可能な楽曲のリストが表示されるが、表示形態はジャンル別、アーティスト別などの様々な形態をとることができ、また楽曲の検索などを行えるようにすることもできる(S105)。
利用者端末においては、表示されたリストの中から楽曲を選択し(S106)次いで選択された楽曲を構成する各パートのリストが表示される(S107)。
利用者端末においては、所望の楽曲のパートを選択するが(S108)、複数のアレンジから選択が可能な場合には(S109)、楽曲のアレンジを選択する(S110)。
また、楽曲データの試聴が可能な場合には(S111)、試聴データをダウンロードし、ダウンロードされた試聴データが利用者端末において音声出力されることにより利用者が試聴して確認できる(S112)。
ダウンロードをする場合には(S113)、「ダウンロードボタン」をクリックする等の操作により、サーバーシステムにおいてはプログラムが、選択された楽曲の選択されたパートの該当する音声データファイルを利用者端末に送信し、選択した音声データのダウンロードが行われる(S114)。
ダウンロードが終了し、又はダウンロード中に、他のパートのダウンロードも行う場合には(S115)、同様の処理を繰り返し、他のパートや楽曲のデータのダウンロードをすることができる。
次に、ストリーミング再生処理について説明する。
初めに、利用者端末1からインターネット等に接続し(S200)、接続が確立して、URLの入力などによりサーバーシステムにアクセスする(S201)。IDやパスワード等の認証情報を用いて認証処理等が行われ(S202)、前記のようなメニュー表示が行われる(S203)。
ここで、利用者端末においては、ダウンロード再生処理(ストリーミング再生処理)を選択すると(S204)、ストリーミング再生が可能な楽曲のリストが表示され(S205)、利用者端末においては所望の楽曲を選択する(S206)。
再生においては、各パートごとの再生や、複数のパートを同期させて再生することが可能である。また再生をした音声データは、再生をしながら利用者端末にダウンロードされるので、ダウンロード完了後には、インターネット等への接続を切断しても、利用者端末において再生をすることができる。
選択された楽曲の各パートのリストが利用者端末において表示され(S207)、楽曲のパートを選択し(S208)、複数のアレンジから選択が可能な場合には(S209)、楽曲のアレンジを選択する(S210)。また、試聴をすることが可能な場合には(S211)、試聴データをダウンロードし利用者端末において音声出力をして選択することができる(S212)。
さらに、複数のパートを同時再生する場合には(S213)、上記のS208からS212までの処理を各パートごとに繰り返す(S214)。
次に、上記の処理で選択された音声データをダウンロードしつつ出力を行うことにより(S215)、利用者端末においてストリーミング再生が行われる(S216)。
次に、利用者端末からのアップロード処理について説明する。
図3に本実施形態のシステム構成を示す。
初めに、利用者端末1からインターネット等に接続し(S300)、接続が確立し、URLの入力などによりサーバーシステムにアクセスし(S301)、前記と同様に認証処理等が行われる(S302)。
利用者端末が備える表示手段にメニュー画面等が表示され(S303)、利用者端末においてアップロード処理を選択し(S304)、アップロード用の画面であるコンテンツデータファイルが利用者端末に送信されて表示される。
利用者端末においては、アップロードする楽曲データがあらかじめ利用者端末が備える記憶手段に記憶されている。利用者端末において、楽曲データのデータファイルを指定し、その他利用者の情報などの必要な所定項目のデータ等を入力する(S305)。次に、アップロードする音声データファイルがどの楽曲の、どのパートであるかを指定するためのパート選択手段(入力・選択・指定フォームなど)を用いて、これらの指定を行う(S306)。ここで指定される情報に基づき、利用者端末から音声データのアップロードを行った際に、サーバーシステムにおいては、楽曲ごと、パートごとの記憶手段中の記憶領域を設け、フォルダ名、ファイル名などを指定する。
入力項目等への入力や指定が完了すると、アップロードをすることを送信ボタンをクリック等するなどして選択肢(S307)、前記の所定の記憶領域が設定されて、選択した音声データがアップロードされ、サーバーシステムの記憶手段が備える楽曲データ記憶手段に記憶される(S308)。
他のパートのアップロードをする場合には(S309)、引き続き上記の処理を各パートごとに繰り返す。
次に、本発明の他の実施形態について説明する。
請求の範囲9に記載の発明は、利用者が音声データをアップロード可能な実施形態において、レコード会社、音楽会社、本発明のWEBサイト管理者等が行うオーディションその他の募集に対し、応募することが可能な形態である。
前記の楽曲データ記憶手段は、レコード会社等の音声データを募集する利用者ごとに設けられる記憶領域に、音声データを楽曲ごとに記憶する構成を備えている。例えば募集者(オーディション主催者等)Aの記憶領域、募集者Bの記憶領域が設けられ、応募の期間が定められている場合には、その期間が経過するまでの間、利用者端末から各記憶領域への音声データのアップロードが許可される。募集に対して応募する利用者が、所定期間が経過するまでの間、楽曲の各パートごとの音声データを選択して、利用者端末からサーバーシステムにアップロードしてオーディション等への応募が可能なことを特徴とする。
図11は、本実施形態の基本的な処理の流れを示すフローチャートである。
利用者端末からインターネット等に接続し(S400)、サーバーシステムにアクセスして(S401)、認証処理等を経ることにより(S402)、利用者端末においてメニュー表示が行われる(S403)。
利用者端末においては、オーディション等応募メニューを選択し(S404)、例えばオーディションA、楽曲コンテストB、ミュージシャン募集Cなどの中から、応募するオーディション等を選択する(S405)。次いでアップロード処理を選択し(S406)、あらかじめ利用者端末又は外部記憶装置等に記憶されている楽曲データ等を指定・入力する(S407)。またどのパートの応募をするか等の指定をする場合には楽曲のパートを選択する(S408)。すべての入力項目の入力を行い、アップロードをする場合にはその処理を選択し(S409)、選択した音声データがアップロードされて、前記の楽曲データ記憶手段に記憶される(S410)。他のパート(又は他の楽曲)のアップロードをする場合には(S411)、前記と同様の処理を繰り返す。
応募受付の所定期間が定められている場合には、期間が経過したか否かを判定して、期間が経過するまでの間、利用者端末からのアップロードを受け付ける(S412)。
次に、さらに他の実施形態について説明する。
請求の範囲10に記載の発明は、利用者が音声データをアップロード可能な実施形態において、同一又は他のパートを演奏する利用者同士が、共同で楽曲を完成させたり、バンドを組んだりする作業が可能な実施形態である。
前記の楽曲データ記憶手段に音声データをアップロードした利用者に対し、前記の音声データと関連付けて、他の利用者が、同一楽曲又は他の楽曲の同一パート又は他のパートの音声データを、前記の楽曲データ記憶手段にアップロードする。これにより、利用者同士の通信が許可されて、楽曲の共同制作やバンド編成などが可能になることを特徴とする。
図12は、本実施形態の基本的な処理の流れを示すフローチャートである。
初めに、利用者端末からインターネット等に接続し(S500)、サーバーシステムにアクセスして(S501)、認証処理等を経ることにより(S502)、利用者端末においてメニュー表示が行われる(S503)。
利用者端末において、利用者はアップロードされている音声データを試聴したり検索したりするなどして(S504)、既にアップロードされている音声データの中から、共同作業等を希望する他の利用者の音声データを選択する(S505)。
次に、利用者は自分がアップロードする処理を選択する(S506)。楽曲データ等を入力し(S507)、楽曲の自分のパート等の必要事項を選択・入力し(S508)、入力が済んでアップロードをする処理を選択すると(S509)、選択した音声データがアップロードされる(S510)。他のパート(又は他の楽曲)のアップロードをする場合には(S511)、同様の処理を繰り返す。
サーバーシステムにおいては、アップロードされていた他の利用者の音声データと、自分がアップロードした音声データとを関連付けて、楽曲データ記憶手段に記憶される(S512)。元からアップロードをしていた他の利用者に対しサーバーシステムから電子メール等により通知を送信するなどのステップを経ることにより(S513)、他の利用者は、アップロードされた音声データがあることを知ることができ、相手の利用者に対し電子メール等により通信をすることが許可される。また、S513の通知の際に、「いっしょに楽曲を完成させたい」「バンドを組みたい」などの利用者の希望を併せて送信することもできる。また、初めに音声データをアップロードしていた利用者が、あらかじめ「バンドメンバー募集」などの希望をアップロードと同時にサーバーシステムに送信して,WEB上に表示させておくなどの方法をとることもできる。
また、請求の範囲11に記載の発明は、CD−ROM、DVD、その他の情報記憶媒体である。なお、情報記憶媒体には、CD−ROM、CD−RW、DVDのほか、フロッピーディスク、MO、各種メモリカード、ハードディスク、サーバー装置、その他の各種の情報記憶媒体が含まれる。
音声データを楽曲ごとに設けられる記憶領域に記憶する楽曲データ記憶手段と、前記のサーバーシステムにアクセスする利用者端末に表示するためのコンテンツデータファイルと、楽曲の各パートごとの音声データを選択して、各パートごとの音声データの出力方法・再生方法等を設定することが可能な楽曲出力・再生プログラムとを少なくとも記憶して構成される。
前記の情報記憶媒体に記憶される音声データは、前記の楽曲データ記憶手段に記憶される各楽曲ごと、楽曲のパートごとの音声データであって、情報記憶媒体を利用者端末に備えることにより、楽曲のパートごとの出力・再生、又は複数のパートを同期させた出力・再生、又は請求の範囲1〜10のいずれかに記載のサーバーシステムへアクセスして音声データのダウンロード又はアップロードをすることが可能なことを特徴とする。
産業上の利用可能性
以上詳細に説明したように、本発明によれば、楽曲の各パートごとの音声データを選択して、サーバーシステムから利用者端末サーバーシステムにダウンロード可能なことを特徴とする、楽曲データ送受信システムを提供することができる。これにより、本発明においては、音声データをそのままデータファイル化したオーディオファイルを利用して、利用者の必要とする各楽曲・パート・アレンジのデータファイルを入手することができる。
また、本発明によれば、サーバーシステムに楽曲ごとの、さらにパートごと,アレンジごとの記憶領域を設けて、音声データを記憶するシステム構成を備え、利用者が自分の演奏その他のパートごとの音声ファイルを、アップロードすることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、インターネット上での本発明の基本的な実施形態のシステム構成の一例を示すシステム構成図である。
第2図は、本発明における利用者端末の構成を示すブロック図である。
第3図は、本発明の実施形態における構成を示すシステム構成図である。
第4図は、本発明の実施形態における構成を示すシステム構成図である。
第5図は、本発明の実施形態における構成を示すシステム構成図である。
第6図は、本発明の実施形態における構成を示すシステム構成図である。
第7図は、本発明の基本的な処理の流れを示すフローチャートである。
第8図は、本発明の基本的な処理の流れを示すフローチャートである。
第9図は、本発明の基本的な処理の流れを示すフローチャートである。
第10図は、本発明のシステム全体図である。
第11図は、本発明の基本的な処理の流れを示すフローチャートである。
第12図は、本発明の基本的な処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1 利用者端末
2 インターネット等のコンピュータネットワーク
3 サーバーシステム
4 WEBサーバー
5 楽曲データ記憶手段
6 利用者情報記憶手段

Claims (11)

  1. コンピュータや携帯情報端末等が接続されるコンピュータネットワーク上に備えられ、いずれかのWEBサーバーにアクセス要求した利用者が備える利用者端末との間で前記のWEBサーバーを介して情報送受信を行うサーバーシステムであって、
    サーバーシステムにアクセスする利用者に関する情報を記憶する利用者情報記憶手段と、
    音声データを楽曲ごとに設けられる記憶領域に記憶する楽曲データ記憶手段と、
    前記のサーバーシステムにアクセスする利用者端末に表示するためのコンテンツデータファイルと、楽曲データ送受信等を行うためのプログラムとを記憶するWEBサーバとを少なくとも含み構成され、
    前記の記憶手段に記憶される音声データは、前記の楽曲データ記憶手段に記憶される各楽曲ごと、楽曲のパートごとの音声データであって、
    楽曲の各パートごとの音声データを選択して、サーバーシステムから利用者端末にダウンロード可能なことを特徴とする、楽曲データ送受信システム。
  2. 請求の範囲1に記載のサーバーシステムと、
    入力手段、制御手段、表示手段、出力手段、記憶手段等を備えるコンピュータや携帯情報端末等の利用者端末とから構成されるシステムであって、
    前記の利用者端末には、各パートごとの音声データの出力方法・再生方法等を設定することが可能な楽曲出力・再生プログラムが備えられることを特徴とする、楽曲データ送受信システム。
  3. 請求の範囲1又は2に記載の発明において、
    前記のコンテンツデータファイル及びプログラムには、利用者が利用者端末において楽曲のパートを選択するためのパート選択手段が含まれており、
    楽曲の各パートごとの音声データを選択して、利用者端末からサーバーシステムにアップロード可能なことを特徴とする、請求の範囲1又は2のいずれかに記載の楽曲データ送受信システム。
  4. 請求の範囲1〜3に記載の発明において、
    前記のサーバーシステムが備える記憶手段に記憶される音声データには、前記の楽曲データ記憶手段に記憶される各楽曲ごとに、楽曲のパートごとの複数のアレンジからなる音声データが含まれており、
    前記のコンテンツデータファイル及びプログラムには、利用者が利用者端末において楽曲のパートごとのアレンジを選択するためのアレンジ選択手段が含まれており、
    楽曲の各パートごと、かつ各アレンジごとの音声データを選択して、サーバーシステムから利用者端末サーバーシステムにダウンロード可能なことを特徴とする、請求の範囲1〜3のいずれかに記載の楽曲データ送受信システム。
  5. 請求の範囲2〜4に記載の発明において、
    前記の利用者端末が備える記憶手段には、ストリーミング再生プログラムが備えられ、サーバーシステムから利用者端末サーバーシステムにダウンロードを行い、ストリーミング再生が可能なことを特徴とする、請求の範囲2〜4のいずれかに記載の楽曲データ送受信システム。
  6. 請求の範囲1〜5に記載の発明において、
    前記のサーバーシステムが備える記憶手段に記憶される音声データのデータファイルには、楽曲全体の各パートごとの音声データと、楽曲の一部を構成する各パートごとの試聴用音声データとが含まれてデータファイルが構成されることを特徴とする、請求の範囲1〜5のいずれかに記載の楽曲データ送受信システム。
  7. 請求の範囲1〜6に記載の発明において、
    前記のサーバーシステムには、各パートごとの音声データの出力方法・再生方法等を設定することが可能な楽曲出力・再生プログラムが備えられることを特徴とする、楽曲データ送受信システム。
  8. 請求の範囲1〜7に記載の発明において、
    前記のサーバーシステムが備える記憶手段には、前記の記憶手段に記憶される音声データと同期して再生可能な、楽曲ごとに記憶される、一又は複数の動画像ファイルが記憶され、サーバーシステムから利用者端末サーバーシステムにダウンロード可能なことを特徴とする、楽曲データ送受信システム。
  9. 請求の範囲3に記載の発明において、
    前記の楽曲データ記憶手段は、レコード会社等の音声データを募集する利用者ごとに設けられる記憶領域に、音声データを楽曲ごとに記憶する構成を備えており、募集に対して応募する利用者が、所定期間が経過するまでの間、楽曲の各パートごとの音声データを選択して、利用者端末からサーバーシステムにアップロードしてオーディション等への応募が可能なことを特徴とする、請求の範囲3に記載の楽曲データ送受信システム。
  10. 請求の範囲3に記載の発明において、
    前記の楽曲データ記憶手段に音声データをアップロードした利用者に対し、前記の音声データと関連付けて、他の利用者が、同一楽曲又は他の楽曲の同一パート又は他のパートの音声データを、前記の楽曲データ記憶手段にアップロードすることにより、利用者同士の通信が許可されて、楽曲の共同制作やバンド編成などが可能になることを特徴とする、請求の範囲3に記載の楽曲データ送受信システム。
  11. CD−ROM、DVD、その他の情報記憶媒体であって、
    音声データを楽曲ごとに設けられる記憶領域に記憶する楽曲データ記憶手段と、
    前記のサーバーシステムにアクセスする利用者端末に表示するためのコンテンツデータファイルと、楽曲の各パートごとの音声データを選択して、各パートごとの音声データの出力方法・再生方法等を設定することが可能な楽曲出力・再生プログラムとを少なくとも記憶して構成され、
    前記の情報記憶媒体に記憶される音声データは、前記の楽曲データ記憶手段に記憶される各楽曲ごと、楽曲のパートごとの音声データであって、
    利用者端末に備えることにより、楽曲のパートごとの出力・再生、又は複数のパートを同期させた出力・再生、又は請求の範囲1〜10のいずれかに記載のサーバーシステムへアクセスして音声データのダウンロード又はアップロードをすることが可能なことを特徴とする、コンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体。
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