JPWO2002096818A1 - 光フィルタ基板用結晶化ガラスおよび光フィルタ - Google Patents

光フィルタ基板用結晶化ガラスおよび光フィルタ Download PDF

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Abstract

−30℃〜70℃での線膨張係数αLが95×10−7〜130×10−7/℃であり、Na4−xKxAl4Si4O16(1<x≦4)である結晶等が析出している光フィルタ基板用結晶化ガラス。また、SiO2:35〜60%、Al2O3:10〜30%、TiO2+ZrO2:1〜15%、Na2O:4〜20%、K2O:4〜20%、CaO+SrO+BaO:0.1〜10%、MgO:0〜10%等からなり、αLが95×10−7/℃〜130×10−7/℃であり、結晶または固溶体が析出している光フィルタ基板用結晶化ガラス。

Description

技術分野
本発明は、波長分割多重方式(WDM)光通信システムに用いられるバンドパスフィルタ等の光フィルタの基板に用いられる結晶化ガラスおよび光フィルタに関する。
背景技術
WDM光通信システムにおいては特定範囲の波長の光、たとえば1530〜1620nmの特定の波長の光を選択的に透過させるバンドパスフィルタが必要とされ、当該バンドパスフィルタとしては、ガラス基板、結晶化ガラス基板等の基板の上に誘電体多層膜が形成されているバンドパスフィルタが使用されている。
前記誘電体多層膜は、TiO、Ta等の高屈折率誘電体の薄膜とSiO等の低屈折率誘電体の薄膜とが交互に積層された膜であって、典型的には100層程度の多層膜である。
このようなバンドパスフィルタに用いられる基板には、誘電体多層膜の屈折率の温度変化を補償してバンドパスフィルタ通過波長の温度変化を抑制するために、−30℃〜70℃における平均線膨張係数αが95×10−7/℃〜130×10−7/℃の範囲にあることが求められる。
モル%表示の組成が、SiO:47.3%、TiO:24.2%、NaO:15.6%、KO:6.3%、LiO:4.6%、BaO:1.8%、MgO:0.2%、であるガラス(「従来ガラス」)は、そのαが101×10−7/℃であり、バンドパスフィルタの基板として使用されている。
しかし前記従来ガラスからなるガラス基板には成膜時の基板の反りが大きい問題があった。これは、従来ガラスのヤング率(以下、Eという。)が83GPaという小さい値であることによると考えられ、よりEの大きな基板が求められている。
この問題を解決する基板として、モル%表示の組成が、SiO:74.1%、Al:4.0%、ZrO:0.6%、KO:1.2%、LiO:18.1%、MgO:1.1%、ZnO:0.4%、P:0.4%、であって二珪酸リチウム結晶が析出している結晶化ガラス(以下、従来結晶化ガラスという。)からなる結晶化ガラス基板が提案されている。この従来結晶化ガラスのαは111×10−7/℃、Eは96GPaである。
従来結晶化ガラスからなる結晶化ガラス基板はαおよびEに関する課題を解決するものではあるが、従来ガラスからなるガラス基板に多層膜を成膜する場合に比べ成膜条件の調整が困難な問題があった。
本発明は、以上の課題を解決する光フィルタ基板用結晶化ガラスおよび光フィルタの提供を目的とする。
発明の開示
本発明は、以下の構成を有することを特徴とする。
(1)−30℃〜70℃における平均線膨張係数αが95×10−7/℃〜130×10−7/℃であって、Na4−xAlSi16(1<x≦4)である結晶または固溶体が析出している光フィルタ基板用結晶化ガラス(以下、第1の結晶化ガラスという。)。
(2)下記酸化物基準のモル%表示で、SiO:30〜65%、Al:5〜35%、TiO+ZrO:1〜15%、NaO:0〜30%、KO:5〜30%、LiO:0〜15%、MgO:0〜15%、CaO:0〜15%、SrO:0〜15%、BaO:0〜15%、ZnO:0〜15%、B:0〜15%、P:0〜15%、Y:0〜15%、から本質的になる(1)に記載の光フィルタ基板用結晶化ガラス。
(3)下記酸化物基準のモル%表示で、SiO:35〜60%、Al:10〜30%、TiO+ZrO:1〜15%、NaO:4〜20%、KO:4〜20%、CaO+SrO+BaO:0.1〜10%、MgO:0〜10%、B:0〜10%、P:0〜10%、から本質的になり、−30℃〜70℃における平均線膨張係数αが95×10−7/℃〜130×10−7/℃であって、結晶または固溶体が析出している光フィルタ基板用結晶化ガラス(以下、第2の結晶化ガラスという。)。
(4)190℃〜220℃における平均線膨張係数αが80×10−7/℃〜155×10−7/℃である(1)、(2)または(3)に記載の光フィルタ基板用結晶化ガラス。
(5)αが110×10−7/℃〜145×10−7/℃である(1)〜(4)のいずれかに記載の光フィルタ基板用結晶化ガラス。
(6)ヤング率が85GPa以上である(1)〜(5)のいずれかに記載の光フィルタ基板用結晶化ガラス。
(7)波長1550nmの光に対する吸光係数が0.03mm−1以下である(1)〜(6)のいずれかに記載の光フィルタ基板用結晶化ガラス。
(8)前記(1)〜(7)のいずれかに記載の光フィルタ基板用結晶化ガラスからなる光フィルタ基板に誘電体多層膜が形成されていることを特徴とする光フィルタ。
本発明者は、従来結晶化ガラスからなる結晶化ガラス基板において成膜条件の調整が困難である原因が、70℃以上における膨張特性が従来結晶化ガラスと従来ガラスにおいて違うことに存在するものと考え、本発明に至った。
発明を実施するための最良の形態
本発明における結晶化ガラスとは、ガラス中に結晶または固溶体が存在しているものであり、当該結晶または固溶体の存在は公知のX線回折法によって調べられる。
本発明における結晶化ガラスの組成は当該結晶化ガラスに析出している結晶または固溶体を含む平均組成である。
また、本発明の光フィルタ基板用結晶化ガラス(以下、本発明の結晶化ガラスという。)は、バンドパスフィルタ等の光フィルタの基板に用いられる結晶化ガラスである。
本発明の結晶化ガラスのαは95×10−7/℃〜130×10−7/℃であり、これにより、本発明の結晶化ガラスをWDM光通信用バンドパスフィルタ等の基板に適用できる。αは、好ましくは100×10−7/℃〜120×10−7/℃以上である。
本発明の結晶化ガラスの70℃〜100℃における平均線膨張係数α70は95×10−7/℃〜125×10−7/℃であることが好ましい。なお、従来ガラスのα70は105×10−7/℃である。
本発明の結晶化ガラスの100℃〜140℃における平均線膨張係数α100は110×10−7/℃〜135×10−7/℃であることが好ましい。なお、従来ガラスのα100は127×10−7/℃である。
本発明の結晶化ガラスの140℃〜190℃における平均線膨張係数α140は115×10−7/℃〜140×10−7/℃であることが好ましい。なお、従来ガラスのα140は135×10−7/℃である。
本発明の結晶化ガラスの190℃〜220℃における平均線膨張係数αは、好ましくは80×10−7/℃〜155×10−7/℃、より好ましくは80×10−7/℃〜150×10−7/℃、特に好ましくは110×10−7/℃〜145×10−7/℃、最も好ましくは120×10−7/℃〜140×10−7/℃である。なお、従来ガラスのαは137×10−7/℃、従来結晶化ガラスのαは65×10−7/℃である。
本発明の結晶化ガラスは、従来結晶化ガラスと比較して、WDM光通信用バンドパスフィルタ製造時の成膜が行われる典型的な温度、すなわち190〜220℃における膨張特性が従来ガラスの膨張特性により近く、したがって、成膜条件の調整が容易である。
本発明の結晶化ガラスのEは85GPa以上であることが好ましい。85GPa未満では成膜時の基板の反りが大きくなるおそれがある。
本発明の結晶化ガラスのビッカース硬度Hは650以上であることが好ましい。650未満では、研磨または切断時に、割れまたはチッピングが発生するおそれがある。
本発明の結晶化ガラスの、波長1550nmの光に対する吸光係数μ1550は0.03mm−1以下であることが好ましい。0.03mm−1超ではWDM光通信用バンドパスフィルタへの適用が困難になるおそれがある。より好ましくは0.02mm−1以下、さらに好ましくは0.01mm−1以下、特に好ましくは0.005mm−1以下である。なお、前記吸光係数は、たとえば、厚さの異なるサンプルの透過率から算出され、散乱などエネルギー吸収をともなわない損失による項を含む。
次に、本発明の第1の結晶化ガラスについて説明する。
本発明の第1の結晶化ガラスにおいて、Na4−xAlSi16(1<x≦4)である結晶または固溶体(以下これらを併せて「ネフェリン−カルシライト系結晶」という。)の析出は必須である。ネフェリン−カルシライト系結晶が析出していない場合、70℃以上における膨張特性、特にαを従来ガラスに近づけることが困難になる。
なお、本発明の第1の結晶化ガラスには、本発明の目的を損なわない範囲でその他の結晶または固溶体が析出していてもよい。
本発明の第1の結晶化ガラスは、典型的には次のようにして作製される。すなわち、原料を調合、混合し、次にこれを溶解して溶融ガラスとする。該溶融ガラスを所望の形状に成形、冷却後、熱処理を行ってネフェリン−カルシライト系結晶等の結晶または固溶体を析出させる。
本発明の第1の結晶化ガラスは、下記酸化物基準のモル%表示で、SiO:30〜65%、Al:5〜35%、TiO+ZrO:1〜15%、NaO:0〜30%:0〜15%、SrO:0〜15%、BaO:0〜15%、ZnO:0〜15%、B:0〜15%、P:0〜15%、Y:0〜15%、から本質的になることが好ましい。
なかでも、本発明の第1の結晶化ガラスは、下記酸化物基準のモル%表示で、SiO2:44〜55%、Al:15〜25%、TiO+ZrO:2〜10%、NaO:0〜20%、KO:5〜25%、LiO:0〜5%、MgO:0〜10%、CaO:0〜10%、SrO:0〜10%、BaO:0〜10%、ZnO:0〜10%、B:0〜10%、P:0〜5%、Y:0〜10%、から本質的になることが好ましい。
次に、上記好ましい態様について、モル%を単に%と表示して説明する。
SiOはネットワークフォーマであり、またネフェリン−カルシライト系結晶の主成分であって、必須である。該含有量が30%未満では失透しやすくなる、または緻密なネフェリン−カルシライト系結晶が得られない。該含有量は、好ましくは35%以上、より好ましくは40%以上、特に好ましくは44%以上である。該含有量が65%超ではα、α等の膨張係数(以下単に膨張係数という。)またはEが小さくなる。該含有量は、好ましくは60%以下、より好ましくは55%以下である。
Alは化学的耐久性を向上させる成分であり、またネフェリン−カルシライト系結晶の主成分であって、必須である。該含有量が5%未満ではネフェリン−カルシライト系結晶が析出しにくい。該含有量は、好ましくは10%以上、より好ましくは13%以上、特に好ましくは15%以上である。該含有量が35%超ではガラスの溶解が困難になる。該含有量は、好ましくは30%以下、より好ましくは27%以下、特に好ましくは25%以下である。
TiOおよびZrOはネフェリン−カルシライト系結晶析出のための核形成剤であり、少なくともいずれか一方は必須である。TiOおよびZrOの含有量の合計が1%未満ではネフェリン−カルシライト系結晶の析出が困難になる。該含有量の合計は、好ましくは2%以上である。該含有量の合計が15%超では、ガラスの溶解が困難になる、または失透しやすくなる。該含有量の合計は、好ましくは10%以下である。
TiOは、好ましくは10%以下、より好ましくは8%以下である。
ZrOは、好ましくは10%以下、より好ましくは6%以下、特に好ましくは4%以下である。
NaOは必須ではないが、膨張係数を大きくし、またはガラスの溶解性を向上させるために30%まで含有してもよい。該含有量が30%超では、Eが小さくなる、または化学的耐久性が低下する。該含有量は、好ましくは25%以下、より好ましくは20%以下、特に好ましくは15%以下、最も好ましくは10%以下である。
Oはネフェリン−カルシライト系結晶の主成分であり、膨張係数を大きくさせる成分であり、必須である。該含有量が5%未満では、ネフェリン−カルシライト系結晶の析出が困難になる。該含有量が30%超では、Eが小さくなる、または化学的耐久性が低下する。該含有量は、好ましくは25%以下、より好ましくは20%以下である。
LiOは必須ではないが、ガラスの溶解性を向上させるために、膨張係数を大きくするために、またはEを大きくするために15%まで含有してもよい。該含有量が15%超では失透しやすくなる。該含有量は、好ましくは10%以下、より好ましくは5%以下である。LiOを含有する場合、その含有量は0.5%以上であることが好ましい。該含有量は、より好ましくは1%以上、特に好ましくは2%以上である。
MgOは必須ではないが、ガラスの溶解性を向上させるために、またはEを大きくするために15%まで含有してもよい。該含有量が15%超では失透しやすくなる。該含有量は、好ましくは12%以下、より好ましくは10%以下である。MgOを含有する場合、その含有量は1%以上であることが好ましい。該含有量は、より好ましくは2%以上である。
CaO、SrOおよびBaOはいずれも必須ではないが、ガラスの溶解性を向上させるために、または膨張係数を大きくするためにそれぞれ15%まで含有してもよい。該含有量がそれぞれ15%超では失透しやすくなる、またはネフェリン−カルシライト系結晶が析出しにくくなる。該含有量のそれぞれは、好ましくは12%以下、より好ましくは10%以下である。CaO、SrOまたはBaOを含有する場合、それぞれの含有量は1%以上であることが好ましく、より好ましくは2%以上である。
ZnOは必須ではないが、ガラスの溶解性を向上させるために、またはEを大きくするために15%まで含有してもよい。該含有量が15%超では失透しやすくなる。該含有量は、好ましくは12%以下、より好ましくは10%以下である。ZnOを含有する場合、その含有量は1%以上であることが好ましく、より好ましくは2%以上である。
は必須ではないが、ガラスの溶解性を向上させるために15%まで含有してもよい。該含有量が15%超ではEが小さくなりすぎる、または化学的耐久性が低下する。該含有量は、好ましくは10%以下である。Bを含有する場合、その含有量は0.1%以上であることが好ましく、より好ましくは1%以上、特に好ましくは3%以上である。また、化学的耐久性をより向上させたい場合、Bは実質的に含有しないことが好ましい。
は必須ではないが、ネフェリン−カルシライト系結晶析出のための核形成を促進するために15%まで含有してもよい。該含有量が15%超ではEが小さくなりすぎる、ガラスの溶解性が低下する、または失透しやすくなるおそれがある。該含有量は、好ましくは10%以下、より好ましくは5%以下である。Pを含有する場合、その含有量は1%以上であることが好ましい。該含有量は、より好ましくは2%以上、特に好ましくは3%以上である。なお、ガラスの溶解性をより向上させたい場合、またはEをより大きくしたい場合、Pは実質的に含有しないことが好ましい。
は必須ではないが、ガラスの溶解性を向上させるために、またはEを大きくするために、15%まで含有してもよい。該含有量が15%超では失透しやすくなる。該含有量は、好ましくは10%以下である。Yを含有する場合、その含有量は0.1%以上であることが好ましい。該含有量は、より好ましくは1%以上、特に好ましくは3%以上である。
前記好ましい態様において本発明の結晶化ガラスは本質的に上記成分からなるが、その他の成分を本発明の目的を損なわない範囲で含有してもよい。前記その他成分の含有量の合計は、好ましくは15%以下、より好ましくは10%以下、特に好ましくは5%以下である。
前記その他成分について以下に述べる。
本発明の第1の結晶化ガラスは、そのEを大きくするために、V、Cr、MnO、Fe、CoO、NiO、CuO、Ga、GeO、Nb、MoO、La、CeO、Pr、Nd、Pm、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、HfO、TaおよびWOからなる群(以下この群を群Aという。)から選ばれる1種以上の成分を含有してもよい。なお、群Aの成分の含有量の合計は15%以下であることが好ましい。該含有量の合計が15%超では、失透しやすくなる、または膨張係数が小さくなるおそれがある。該含有量の合計は、より好ましくは10%以下、特に好ましくは5%以下、最も好ましくは3%以下である。また、群Aの成分を含有する場合、それらの含有量の合計は好ましくは0.1%以上、より好ましくは1%以上、特に好ましくは2%以上である。
また、清澄剤として、SO、As、Sb、F、Cl等を含有してもよい。清澄剤の含有量の合計は2%以下であることが好ましく、特にSO、AS、Sb、FおよびClの含有量の合計は1.9%以下であることが好ましい。
また、PbOは実質的に含有しないことが好ましい。
次に、本発明の第2の結晶化ガラスの成分について説明する。ここでも、モル%は単に%と記載される。
SiOが35%未満では失透しやすくなる、または、結晶または固溶体(以下結晶等という。)が析出しにくくなる。好ましくは40%以上、より好ましくは42%以上である。該含有量が60%超では膨張係数またはEが小さくなる。該含有量は、より好ましくは55%以下、好ましくは53%以下である。
Alが10%未満では結晶等が析出しにくくなる。該含有量は、好ましくは15%以上、より好ましくは17%以上である。該含有量が30%超ではガラスの溶解が困難になる。該含有量は、好ましくは28%以下である。
TiOおよびZrOの少なくともいずれか一方は含有しなければならない。TiOおよびZrOの含有量の合計が1%未満では結晶等が析出しにくくなる。該含有量の合計は、好ましくは2%以上である。該含有量の合計が15%超では、ガラスの溶解が困難になる、または失透しやすくなる。該含有量の合計は、好ましくは10%以下である。
TiOは、好ましくは10%以下である。
ZrOは、好ましくは10%以下、より好ましくは6%以下、特に好ましくは2%以下である。
NaOが4%未満では結晶等が析出しにくくなる。該含有量は、好ましくは4.5%以上である。該含有量が20%超ではEが小さくなる、または化学的耐久性が低下する。該含有量は、好ましくは15%以下、より好ましくは10%以下である。
Oが4%未満では結晶等が析出しにくくなる。該含有量は、好ましくは8%以上、より好ましくは10%以上である。該含有量が20%超ではEが小さくなる、または化学的耐久性が低下する。該含有量は、好ましくは15%以下である。
CaO、SrOおよびBaOの少なくともいずれか1種は含有しなければならない。CaO、SrOおよびBaOの含有量の合計が0.1%未満では結晶等が析出しにくくなる。該含有量の合計は、好ましくは1%以上である。該含有量の合計が10%超では失透しやすくなる、またはかえって結晶等が析出しにくくなる。該含有量の合計は、好ましくは8%以下、より好ましくは7%以下である。
MgOは必須ではないが、ガラスの溶解性を向上させるために、またはEを大きくするために10%まで含有してもよい。該含有量が10%超では失透しやすくなる。好ましくは5%以下、該含有量は、より好ましくは3%以下である。MgOを含有する場合、その含有量は1%以上であることが好ましく、より好ましくは2%以上である。
は必須ではないが、ガラスの溶解性を向上させるために10%まで含有してもよい。該含有量が10%超ではEが小さくなりすぎる、または化学的耐久性が低下する。好ましくは3%以下である。Bを含有する場合、その含有量は0.1%以上であることが好ましい。なお、化学的耐久性をより向上させたい場合、Bは実質的に含有しないことが好ましい。
は必須ではないが、結晶等の析出のための核形成を促進するために10%まで含有してもよい。該含有量が10%超ではEが小さくなりすぎる、ガラスの溶解性が低下する、または失透しやすくなるおそれがある。該含有量は、好ましくは3%以下である。Pを含有する場合、その含有量は1%以上であることが好ましい。なお、ガラスの溶解性をより向上させたい場合、またはEをより大きくしたい場合、Pは実質的に含有しないことが好ましい。
本発明の第2の結晶化ガラスは本質的に上記成分からなるが、その他の成分を本発明の目的を損なわない範囲で含有してもよい。
当該その他成分については、前記本発明の第1の結晶化ガラスの好ましい態様におけるその他成分について述べたことがそのままあてはまる。
前記本発明の第1の結晶化ガラスの好ましい態様、または本発明の第2の結晶化ガラスは、たとえば次のようにして作製される。すなわち、ガラスを溶解し、板状に成形後、冷却してガラス板を得る。次に、該ガラス板を所望の寸法に切断後、当該切断されたガラス板について、500℃〜750℃に1時間〜5時間保持して結晶核を生成させ、その後700℃〜1000℃、より典型的には850℃〜1000℃に1時間〜5時間保持して結晶を成長させる熱処理を行い、結晶化ガラスを得る。
本発明の光フィルタは、本発明の結晶化ガラスからなる光フィルタ基板に、蒸着法、スパッタリング法等により誘電体多層膜を形成して作製される。前記誘電体多層膜は、TiO、Ta等の高屈折率誘電体の薄膜とSiO等の低屈折率誘電体の薄膜とが交互に積層された膜であって、典型的には100層程度の多層膜である。
本発明の光フィルタは、WDM光通信システムにおいて用いられるバンドパスフィルタ、エッジフィルタ、利得平坦化フィルタ、ビームスプリッタ等に好適であるが、用途はこれらに限定されない。
表1〜表5に示す例1〜例40は実施例であり、例41、例42はそれぞれ市販の従来結晶化ガラス、従来ガラスであって比較例である。なお、表のSiOからB、MgO、BaOまたはPまでの欄に示す組成はモル%表示の組成である。
例1〜例40については、原料を調合して白金るつぼに入れ、1650℃に加熱し5時間溶融した。なお、この際白金スターラにより2時間撹拌し溶融ガラスを均質化した。次いで溶融ガラスを流し出して板状に成形後、徐冷し、ガラス板を得た。該ガラス板を、室温から500℃まで300℃/時間の速度で、500℃から750℃まで50℃/時間の速度で、750℃から900℃まで300℃/時間の速度で昇温し、900℃に例1では4時間、例2〜例40では1時間保持する熱処理を行った。
例1〜例42について、密度d(単位:g/cm)、E(単位:GPa)、膨張係数α、α70、α100、α140、α(単位:10−7/℃)、μ1550(単位:mm−1)、厚さ1mmでの内部透過率T(単位:%)、H、析出結晶、を次のようにして測定または同定した。結果を表に示す。表中の「−」は当該データがないことを示す。
d:アルキメデス法により測定した。
E:両面が平行になるように研磨された厚さが10〜20mm、大きさが4cm×4cmの板状試料について、超音波パルス法により測定した。なお、例33、34、36〜39についてはこのような測定は行なわず計算によって求めた。
α、α70、α100、α140、α:直径5mm、長さ20mmの円柱状に加工された試料について、熱機械分析装置(リガク(株)製、商品名:TMA8140)を用いて5℃/分の速度で−50℃から+230℃まで昇温し、温度−伸びの関係を示す膨張曲線を得、該膨張曲線から算出した。
μ1550:両面が鏡面研磨された、大きさが4cm×4cm、厚さが1mmの板状試料、および厚さが4mmである以外は前記板状試料と同じ板状試料のそれぞれについて、分光光度計((株)日立製作所製、商品名:U−3500)を用いて波長1550nmの光に対する透過率を測定した。該測定によって得られた厚さ1mmにおける透過率Tと厚さ4mmにおける透過率Tとから、次式により算出した。
μ1550=−log(T/T)/3。
T:次式により算出した。
T=100×exp(−μ1550)。
:両面が平行になるように研磨された厚さが4mm、大きさが4cm×4cmの板状試料に、1Nの荷重でビッカース圧子を押しつけて測定した。
析出結晶:X線回折法により結晶または固溶体の析出の有無を調べた。表の析出結晶の欄において、NK1はNaAlSi16が、NK2はNaAlSi16が、NKはNa4−xAlSi16(1<x<2、2<x<3または3<x≦4)が、NKCはNK1、NK2またはNKのいずれでもない結晶または固溶体がそれぞれ析出していることを示す。なお、LiSiは二珪酸リチウムである。
Figure 2002096818
Figure 2002096818
Figure 2002096818
Figure 2002096818
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産業上の利用の可能性
本発明によれば、WDM光通信システムに使用されるバンドパスフィルタの製造に際し従来ガラスからなるガラス基板に対すると同様に成膜でき、前記バンドパスフィルタ通過波長の温度変化を抑制でき、かつ、Eが大きい光フィルタ基板を提供できる。さらに、吸光係数が小さい、すなわち内部透過率が大きい光フィルタ基板、または硬度の大きい光フィルタ基板を提供できる。
本発明の結晶化ガラスはEが大きいので成膜後の基板の反りを小さくでき、その結果、成膜後の基板の研磨、切断が容易になる。
また、本発明の結晶化ガラスは硬度が大きいので、研磨または切断時の基板の割れまたはチッピングが少なくなる。
本発明の光フィルタは、その通過波長の温度依存性が小さく、波長間隔の小さく多重度の大きい光通信用フィルタを提供できる。

Claims (8)

  1. −30℃〜70℃における平均線膨張係数αが95×10−7/℃〜130×10−7/℃であって、Na4−xAlSi16(1<x≦4)である結晶または固溶体が析出している光フィルタ基板用結晶化ガラス。
  2. 下記酸化物基準のモル%表示で、
    SiO: 30〜65%、
    Al: 5〜35%、
    TiO+ZrO: 1〜15%、
    NaO: 0〜30%、
    O: 5〜30%、
    LiO: 0〜15%、
    MgO: 0〜15%、
    CaO: 0〜15%、
    SrO: 0〜15%、
    BaO: 0〜15%、
    ZnO: 0〜15%、
    : 0〜15%、
    : 0〜15%、
    : 0〜15%、
    から本質的になる請求項1に記載の光フィルタ基板用結晶化ガラス。
  3. 下記酸化物基準のモル%表示で、
    SiO: 5〜60%、
    Al: 10〜30%、
    TiO+ZrO: 1〜15%、
    NaO: 4〜20%、
    O: 4〜20%、
    CaO+SrO+BaO: 0.1〜10%、
    MgO: 0〜10%、
    : 0〜10%、
    : 0〜10%、
    から本質的になり、−30℃〜70℃における平均線膨張係数αが95×10−7/℃〜130×10−7/℃であって、結晶または固溶体が析出している光フィルタ基板用結晶化ガラス。
  4. 190℃〜220℃における平均線膨張係数αが80×10−7/℃〜155×10−7/℃である請求項1、2または3に記載の光フィルタ基板用結晶化ガラス。
  5. αが110×10−7/℃〜145×10−7/℃である請求項1〜4のいずれかに記載の光フィルタ基板用結晶化ガラス。
  6. ヤング率が85GPa以上である請求項1〜5のいずれかに記載の光フィルタ基板用結晶化ガラス。
  7. 波長1550nmの光に対する吸光係数が0.03mm−1以下である請求項1〜6のいずれかに記載の光フィルタ基板用結晶化ガラス。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載の光フィルタ基板用結晶化ガラスからなる光フィルタ基板に誘電体多層膜が形成されていることを特徴とする光フィルタ。
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