JPS646551Y2 - - Google Patents

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JPS646551Y2
JPS646551Y2 JP17623283U JP17623283U JPS646551Y2 JP S646551 Y2 JPS646551 Y2 JP S646551Y2 JP 17623283 U JP17623283 U JP 17623283U JP 17623283 U JP17623283 U JP 17623283U JP S646551 Y2 JPS646551 Y2 JP S646551Y2
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JP
Japan
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filament
voltage
display tube
circuit
fluorescent display
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JP17623283U
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JPS6082692U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、螢光表示管の駆動回路に関するもの
で、特に電源トランスを内蔵しない機器に使用さ
れる螢光表示管を駆動するに適した駆動回路に関
する。
(ロ) 従来技術 交流駆動型のフイラメントを有する螢光表示管
は、音響機器、例えばチユーナの周波数表示素子
として従来から多用されている。しかして、前記
螢光表示管は、アノードに直流電圧を、フイラメ
ントに交流電圧を印加しなければならないので、
交直両電源と必要をする。第1図はその様な螢光
表示管を駆動する駆動回路の一例を示すもので、
1は一次巻線2、二次巻線3及び三次巻線4を有
する電源トランス、5は該電源トランス1の二次
巻線3に得られる交流電圧を平滑するダイオード
ブリツジ型の整流回路、6は該整流回路5の出力
電圧を平滑する平滑コンデンサ、7はアノード8
とグリツド9とフイラメント10とを有する螢光
表示管である。そして、前記螢光表示管7のアノ
ード8には、平滑コンデンサ6の出力直流電圧が
印加され、フイラメント10には電源トランス1
の三次巻線4に得られる交流電圧が印加されるか
ら、前記螢光表示管7に、グリツド9に印加され
る信号に応じた表示を行なわせることが出来る。
螢光表示管を使用する機器がその筐体内に電源
トランスを有している場合は、第1図の如き構成
で前記螢光表示管を駆動するに何ら問題は無い。
しかしながら、最近のチユーナの如く、筐体内に
電源トランスを有さず、増幅器の電源トランスを
共用する形式の機器においては、第1図の如き螢
光表示管の駆動を行うことが出来なかつた。
(ハ) 考案の目的 本考案は、上述の点に鑑み成されたもので、筐
体内に電源トランスを有さない機器内で使用され
る螢光表示管を正しく駆動することの出来る駆動
回路を提供せんとするものである。
(ニ) 考案の構成 本考案に係る螢光表示管の駆動装置は、交流電
源に接続される第1及び第2入力端子と、該第1
及び第2入力端子に印加される交流電圧から直流
電圧を発生する整流平滑回路と、一端が前記第1
入力端子に他端が螢光表示管のフイラメントの一
端に接続された抵抗とダイオードとの並列回路
と、前記フイラメントの一端とアースとの間に接
続された第1ツエナーダイオードと、一端が前記
第2入力端子に、他端が前記フイラメントの他端
に接続された抵抗とダイオードとの並列回路と、
前記フイラメントの他端とアースとの間に接続さ
れた第2ツエナーダイオードとによつて構成され
る。
(ホ) 実施例 第2図は、本考案の一実施例を示す回路図で、
11は一次巻線12、二次巻線13及び三次巻線
14を有し、増幅器筐体15内に配置された電源
トランス、16及び17は該電源トランス11
三次巻線14の両端に接続される第1及び第2入
力端子、18は該第1及び第2入力端子16及び
17に印加される交流電圧を整流する整流回路、
19は該整流回路18の出力端に接続された平滑
コンデンサ、20はアノード21、グリツド2
2、及びフイラメント23を有する螢光表示管、
24は前記第1入力端子16と前記フイラメント
23の一端との間に接続された第1抵抗、25及
び26は該第1抵抗24と並列になる様直列接続
された第1及び第2ダイオード、27は前記フイ
ラメント23の一端とアースとの間に接続された
第1ツエナーダイオード、28は前記第2入力端
子17と前記フイラメント23の他端との間に接
続された第2抵抗、29及び30は該第2抵抗2
8と並列になる様直列接続された第3及び第4ダ
イオード、31は前記フイラメント23の他端と
アースとの間に接続された第2ツエナーダイオー
ドである。そして、前記第1抵抗24と第1及び
第2ダイオード25及び26とは第1並列回路
を、第2抵抗28と第3及び第4ダイオード29
及び30とは第2並列回路を構成している。しか
して、前記第1及び第2ダイオード25及び26
は、第1入力端子16が正となる交流信号の半サ
イクル時に逆バイアスとなる様に、また前記第3
及び第4ダイオード29及び30は、第2入力端
子17が正となる交流信号の半サイクル時に逆バ
イアスとなる様にそれぞれ接続され、前記第1及
び第2入力端子16及び17以降に説明された各
回路及び回路素子は、チユーナ筐体32内に配置
される。
次に動作を説明する。電源トランス11の一次
巻線12に100Vの交流電圧が印加されると、二
次巻線13及び三次巻線14にそれぞれ巻線比に
応じた交流電圧が発生する。前記二次巻線13に
得られる交流電圧は、整流平滑されて直流電圧と
なり、増幅器内部で使用される。一方、三次巻線
14に得られる交流電圧は、チユーナの電源電圧
として第1及び第2入力端子16及び17に印加
される。しかして、前記第1及び第2入力端子1
6及び17に印加された交流電圧は、整流回路1
8で整流され、平滑コンデンサ19で平滑されて
直流電圧となり、該直流電圧は端子33から直流
電圧を必要とするチユーナ内の各回路及び螢光表
示管20のアノードに供給される。また、第1及
び第2入力端子16及び17に印加された交流電
圧は、螢光表示管20のフイラメント23を駆動
する為に用いられる。
いま、第1入力端子16が正、第2入力端子1
7が負となる交流半サイクルが印加されたとする
と、第1入力端子16、第1抵抗24、フイラメ
ント23、第3及び第4ダイオード29及び3
0、第2入力端子17という径路で電流が流れ、
前記フイラメント23の加熱が行なわれる。その
時第1ツエナーダイオード27が挿入されている
為に、前記フイラメント23の一端Aの電圧は、
ツエナー電圧VZに保たれる。また、前記フイラ
メント23の他端Bの電圧は、VD(=0.6V)に保
たれる。更に、第3ダイオード29のカソードC
の電圧は、整流回路18のダイオード34の作用
により−VDに保たれる。従つて、フイラメント
23の両端にかかる電圧は、ツエナー電圧VZ
3Vとすれば、2.4Vとなり、略フイラメント23
の定格電圧となる。そして、フイラメント23の
他端Bの電圧が0.6Vとなるから、残留点灯防止
の為、前記フイラメント23の他端Bの電圧を正
とする、という条件を満足する。その上、第1抵
抗24が挿入されている為に、電源投入時の突入
電流がフイラメント23に流れるのを防止出来、
前記フイラメント23の寿命を伸ばすことが出来
る。
第1入力端子16が負、第2入力端子17が正
となる交流半サイクルが印加された場合は第2入
力端子17、第2抵抗28、フイラメント23、
第1及び第2ダイオード25及び26、第1入力
端子16という径路で電流が流れ、前記フイラメ
ント23の加熱が行なわれる。その時第2ツエナ
ーダイオード31が挿入されている為に、前記フ
イラメント23の他端Bの電圧は、ツエナー電圧
VZに保たれる。また、第1及び第2ダイオード
25及び26と、整流回路18のダイオード35
との作用により、前記フイラメント23の一端A
の電圧は、VD(=0.6V)となり、第1ダイオード
25のカソードDの電圧は、−VDとなる。従つ
て、フイラメント23の両端電圧は2.4Vとなり、
定格電圧となる。
それ故、第1及び第2入力端子16及び17に
印加される交流電圧の極性に関わらず、フイラメ
ント23に対する安定な電圧(電流)供給を行う
ことが出来る。
(ヘ) 考案の効果 以上述べた如く、本考案に依れば、交流駆動型
のフイラメントを有する螢光表示管を安定に駆動
することが出来る駆動回路を提供出来る。また、
本考案に依れば、フイラメントの為の専用トラン
スを用いること無くフイラメントに電圧(電流)
の供給を行うことが出来る。更に、本考案に依れ
ば、フイラメントの低電圧側を正電圧に保つこと
が出来るので、螢光表示管の残留点灯を防止する
ことが出来、かつフイラメントの電流路に必ず抵
抗が挿入されるので、突入電流を防止出来、螢光
表示管の寿命を伸ばすことが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の螢光表示管の駆動回路を示す
回路図、及び第2図は本考案の一実施例を示す回
路図である。 主な図番の説明、11……電源トランス、20
……螢光表示管、23……フイラメント、24,
28……抵抗、25,26,29,30……ダイ
オード、27,31……ツエナーダイオード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 交流電源に接続される第1及び第2入力端子
    と、該第1及び第2入力端子に接続され直流電圧
    を発生する整流平滑回路と、一端が前記第1入力
    端子に、他端が螢光表示管のフイラメントの一端
    に接続された抵抗とダイオードとの並列回路と、
    前記フイラメントの一端とアースとの間に接続さ
    れた第1ツエナーダイオードと、一端が前記第2
    入力端子に、他端が前記フイラメントの他端に接
    続された抵抗とダイオードとの並列回路と、前記
    フイラメントの他端とアースとの間に接続された
    第2ツエナーダイオードとから成り、前記螢光表
    示管のアノードに前記整流平滑回路から得られる
    直流電圧を印加するとともに、前記フイラメント
    に交流電圧を印加する様にした螢光表示管の駆動
    回路。
JP17623283U 1983-11-14 1983-11-14 螢光表示管の駆動回路 Granted JPS6082692U (ja)

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JP17623283U JPS6082692U (ja) 1983-11-14 1983-11-14 螢光表示管の駆動回路

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JPS6082692U JPS6082692U (ja) 1985-06-07
JPS646551Y2 true JPS646551Y2 (ja) 1989-02-20

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JP17623283U Granted JPS6082692U (ja) 1983-11-14 1983-11-14 螢光表示管の駆動回路

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