JPH06205582A - スイッチング電源 - Google Patents

スイッチング電源

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JPH06205582A
JPH06205582A JP36022092A JP36022092A JPH06205582A JP H06205582 A JPH06205582 A JP H06205582A JP 36022092 A JP36022092 A JP 36022092A JP 36022092 A JP36022092 A JP 36022092A JP H06205582 A JPH06205582 A JP H06205582A
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JP
Japan
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voltage
coil
circuit
current
primary coil
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JP36022092A
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English (en)
Inventor
Yuji Sekiguchi
勇二 関口
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高周波電流を抑制し、装置の力率を改善す
る。 【構成】 整流回路3において、交流電源1からの出力
電流が全波整流され、トランジスタQ1でスイッチング
されて1次コイルL1に流れる。そして、1次コイルL1
と直列に接続されている3次コイルL3から、トランス
4の2次コイルL2に発生するフライバック電圧V2に対
応する電圧V3が検出され、電圧V3が所定値になるよう
に、PWM制御回路7において、トランジスタQ1のO
N/OFFが制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フライバック型スイッ
チング電源に用いて好適なスイッチング電源に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来の他励式フライバック型ス
イッチング電源の一例の構成を示すブロック図である。
交流電源1は、例えば50Hzまたは60Hzなどの商
用周波数を有する電圧(電流)をACラインフィルタ2
に供給する。ACラインフィルタ2は、交流電源1より
供給される電圧(電流)にのっているノイズを除去し、
整流回路3に出力する。整流回路3は、例えばダイオー
ドブリッジ回路(図示せず)より構成され、交流電源1
よりACラインフィルタ2を介して供給される電圧(電
流)を全波整流する。
【0003】コンデンサC11は、整流回路3からの全波
整流出力を平滑するコンデンサで、その一端が整流回路
3の一端と直接に接続され、その他端が電流(突入電
流)制限用の抵抗R11を介して整流回路3の他端と接続
されている。
【0004】スナバ回路12は、トランス11の1次コ
イルL11と並列に接続されており、装置の起動時に、過
電流がトランス11の1次コイルL11に流れることを防
止する。スナバ回路12とトランス11の1次コイルL
11の接続点は、スイッチング回路13を介してコンデン
サC11の両端に、それぞれ接続されている。
【0005】スイッチング回路13は、フォトカプラ1
6からの出力電圧に対応して、整流回路3およびコンデ
ンサC11により整流平滑された電流、即ちトランス11
の1次コイルL11に流れる電流をスイッチング(ON/
OFF)する。
【0006】トランス11の2次コイルL12は、ダイオ
ードD3を介して平滑回路14に接続されている。ダイ
オードD3は、トランス11の2次コイルL12に流れる
電流を整流するためのダイオードで、そのアノードがト
ランス11の2次コイルL12の一端に接続され、そのカ
ソードが平滑回路14の一端に接続されている。平滑回
路14は、ダイオードD2を介して出力される電流を平
滑化し、負荷5に供給する。
【0007】電圧検出回路15は、負荷5に印加されて
いる電圧を検出し、フォトカプラ16に供給する。フォ
トカプラ16は、発光素子16aと受光素子16bから
構成され、発光素子16aは、電圧検出回路15より供
給される、負荷5に印加されている電圧に対応する光を
発光し、受光素子16bは、発光素子16aからの光を
受光して、その光量に対応する電圧を出力する。従っ
て、フォトカプラ16は、トランス11の1次コイルL
11側と2次コイルL12側を電気的に絶縁するとともに、
電圧検出回路15より供給される、負荷5に印加されて
いる電圧を、スイッチング回路13に出力する。
【0008】スイッチング回路13は、フォトカプラ1
6を介して電圧検出回路15より供給される、負荷5に
印加されている電圧に対応して、トランス11の1次コ
イルL11に流れる電流をスイッチングする。即ち、スイ
ッチング回路13は、負荷5に印加されている電圧が所
定の電圧より低い場合、負荷5にかかる電圧を上昇させ
るために、1次コイルL11に、より多くの電流が流れる
ようにスイッチング動作を行い、負荷5に印加されてい
る電圧が所定の電圧より高い場合、負荷5にかかる電圧
を降下させるために、1次コイルL11に、より少ない電
流が流れるようにスイッチング動作を行う。
【0009】このように構成される他励式フライバック
型スイッチング電源では、装置が起動されると、交流電
源1の出力が、ACラインフィルタ2を介して整流回路
3に供給され、整流回路3およびコンデンサC11におい
て整流平滑化される。
【0010】スイッチング回路13において、整流回路
3およびコンデンサC11で整流平滑化された電流がスイ
ッチングされ、このスイッチング電流がトランス11の
1次コイルL11を流れる。
【0011】スイッチング回路13が短絡状態になって
いる場合、整流回路3およびコンデンサC11で整流平滑
化された電流が1次コイルL11を流れ、トランス11内
に磁束が発生する。そして、スイッチング回路13が開
放状態になると、1次コイルL11に電流が流れなくな
り、トランス11内に発生した磁束が減少し始めるが、
この磁束の変化(減少)に逆らうように、2次コイルL
12に電圧(フライバック電圧)が発生する。
【0012】2次コイルL12で発生した電圧(フライバ
ック電圧)に対応した電流がダイオードD3を介して平
滑回路14に供給され、平滑回路14において、その電
流が平滑化されて、負荷5に供給される。
【0013】このとき、負荷5に印加されている電圧
が、電圧検出回路15において検出され、フォトカプラ
16を介してスイッチング回路13に供給される。スイ
ッチング回路13において、フォトカプラ16を介して
電圧検出回路15より供給された、負荷5に印加されて
いる電圧に対応して、トランス11の1次コイルL11
流れる電流がスイッチングされる。即ち、スイッチング
回路13において、負荷5に印加されている電圧が所定
の電圧より低い場合、負荷5にかかる電圧を上昇させる
ために、1次コイルL11に、より多くの電流が流れるよ
うにスイッチング動作が行われ、負荷5に印加されてい
る電圧が所定の電圧より高い場合、負荷5にかかる電圧
を降下させるために、1次コイルL11に、より少ない電
流が流れるようにスイッチング動作が行われる。
【0014】従来の装置では、以上のようにして、負荷
5にかかる電圧が所定の電圧になるように制御される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
装置においては、コンデンサC11における整流回路3か
らの全波整流出力の平滑時に、コンデンサC11へ、急激
に電流が流れ込むため、交流電源1からACラインフィ
ルタ2に入力される電流波形が、50Hzまたは60H
zの商用周波数を有する正弦波ではなく、図7に示すよ
うな、高周波を含んだ電流(高周波電流)波形になる。
このため、装置の力率が劣化し、さらには、2次コイル
12側に接続された、例えばテレビジョン受像機などの
負荷5が誤動作し、最悪の場合には破壊される課題があ
った。
【0016】そこで、平滑用のコンデンサC11の前段
に、インダクタンス(コイル)を入れ、高周波電流を抑
制する方法があるが、この方法では、装置が大型化する
だけでなく、その製作コストが高くなる課題があった。
【0017】また、ステップアップコンバータ構成のア
クティブフィルタを用いることにより、高周波電流を抑
制することができるが、やはり装置が大型化し、装置全
体としての消費電力が増加する課題があった。
【0018】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、装置が大型化、高コスト化したり、ある
いは消費電力の増加をもたらすことなく、高周波電流を
抑制し、装置の力率を改善することができるようにする
ものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明のスイッチング電
源は、交流電源1の出力を整流する整流手段としての整
流回路3と、整流回路3により整流された電流をスイッ
チングするスイッチング手段としてのトランジスタQ1
と、トランジスタQ1によりスイッチングされた電流が
1次コイルL1に流れることにより、2次コイルL2と3
次コイルL3に電流を流す結合手段としてのトランス4
と、トランス4に設けた3次コイルL3から、トランス
4の2次コイルL2における電圧V2に対応する電圧V3
を検出する電圧検出手段としてのダイオードD1および
コンデンサC1と、ダイオードD1およびコンデンサC1
により検出された電圧V3に対応して、トランジスタQ1
を制御する制御手段としてのPWM制御回路7とを備
え、3次コイルL3は、1次コイルL1と直列に接続され
ていることを特徴とする。
【0020】
【作用】上記構成のスイッチング電源においては、交流
電源1の出力が整流され、トランジスタQ1でスイッチ
ングされて1次コイルL1に流れる。そして、1次コイ
ルL1と直列に接続されている3次コイルL3から、トラ
ンス4の2次コイルL2における電圧V2に対応する電圧
3が検出され、この検出結果に対応して、トランジス
タQ1が制御される。従って、交流電源1の整流出力を
平滑化せずに、トランス4の2次コイルL2における電
圧V2を制御することができるので、高周波電流を抑制
し、装置の力率を改善することができる。
【0021】
【実施例】図1は、本発明のスイッチング電源を応用し
た他励式フライバック型スイッチング電源の一実施例の
構成を示すブロック図である。図中、図6における場合
と対応する部分については、同一の符号を付してある。
整流回路3は、図6に示す平滑用のコンデンサC11を介
すことなく、トランス4の1次コイルL1の一端に直接
に接続されている。1次コイルL1の、整流回路3と接
続されていない方の一端は、トランジスタQ1のコレク
タおよびエミッタを介してグランドに接続されている。
【0022】3次コイルL3は、その一端が整流回路3
と1次コイルL1との接続点に接続され、その他端がダ
イオードD1のアノードに接続されている。抵抗R2とR
3とは、直列に接続され、抵抗R2の、抵抗R3と接続さ
れていない方の一端は、ダイオードD1のカソードに接
続されており、抵抗R3の、抵抗R2と接続されていない
方の一端は、グランドに接続されている。抵抗R2とR3
との接続点は、差動増幅器6の反転入力端子に接続され
ており、従って抵抗R2とR3からなる直列回路は、グラ
ンドからみたダイオードD1とコンデンサC1(または抵
抗R1)との接続点(点A)の電圧を分圧し、差動増幅
器6に供給する。
【0023】ダイオードD1と抵抗R2との接続点には、
コンデンサC1の一端、および抵抗R1の一端が接続され
ており、コンデンサC1の他端、および抵抗R1の他端
は、1次コイルL1と3次コイルL3との接続点に接続さ
れている。
【0024】抵抗R4とR5とは、直列に接続され、抵抗
4の、抵抗R5と接続されていない方の一端は、1次コ
イルL1と3次コイルL3との接続点に接続されており、
抵抗R5の、抵抗R4と接続されていない方の一端は、グ
ランドに接続されている。抵抗R4とR5との接続点は、
差動増幅器6の非反転入力端子に接続されており、従っ
て抵抗R4とR5からなる直列回路は、グランドからみた
3次コイルL3とコンデンサC1(または抵抗R1)との
接続点(点B)の電圧を分圧し、差動増幅器6に供給す
る。
【0025】差動増幅器6は、抵抗R4とR5で分圧され
た、グランドからみた3次コイルL3とコンデンサC
1(または抵抗R1)との接続点(点B)の電圧と、抵抗
2とR 3で分圧された、グランドからみたダイオードD
1とコンデンサC1(または抵抗R1)との接続点(点
A)の電圧との差分を増幅し、PWM制御回路7に供給
する。即ち、差動増幅器6は、コンデンサC1にチャー
ジされた電荷に対応する電圧、つまり3次コイルL3
発生した電圧が、ダイオードD1およびコンデンサC1
ピーク整流(整流平滑化)された電圧V3を増幅して、
PWM制御回路7に供給する。
【0026】PWM制御回路7は、差動増幅器6で増幅
された電圧V3に対応して、トランジスタQ1をON/O
FFするドライブパルスを、そのベースに供給する。即
ち、PWM制御回路7は、差動増幅器6で増幅された電
圧V3に対応して、周期に対するパルス幅の割合を変化
させたドライブパルスを、トランジスタQ1のベースに
供給する。
【0027】トランス4の2次コイルL2は、ダイオー
ドD3を介してコンデンサC3と接続されており、ダイオ
ードD3のカソードは2次コイルL2の一端に接続され、
そのアノードは、コンデンサC3の一端と接続されてい
る。また、コンデンサC3の両端は、例えばテレビジョ
ン受像機などの負荷5に、それぞれ接続されている。
【0028】つぎに、その動作について説明する。装置
が起動されると、PWM制御回路7より、起動用のドラ
イブパルスがトランジスタQ1のベースに印加されると
ともに、例えば50Hzまたは60Hzなどの商用周波
数を有する交流電源1の出力が、ACラインフィルタ2
を介して整流回路3に供給され、整流回路3において全
波整流される。
【0029】トランジスタQ1において、PWM制御回
路7より、そのベースに印加される起動用のドライブパ
ルスの周期およびパルス幅にしたがって、そのコレクタ
とエミッタ間がON/OFFされると(スイッチングさ
れると)、1次コイルL1とトランジスタQ1から成る直
列回路には、整流回路3からの出力電圧V1(図2)が
印加されているので、1次コイルL1に、図3に示すよ
うな、整流回路3の出力電圧V1の波形(図中、点線で
示す)を包絡線とする、いわばのこぎり波形の電流が流
れる。
【0030】トランジスタQ1がON状態のとき、整流
回路3で全波整流された電流が1次コイルL1を流れ、
トランス4内に磁束が発生する。そして、トランジスタ
1がOFF状態になると、1次コイルL1には電流が流
れなくなり、トランス4内に発生した磁束が減少し始め
るが、この磁束の変化(減少)に逆らうように、1次コ
イルL1、2次コイルL2および3次コイルL3に電圧
(フライバック電圧)が発生する。
【0031】2次コイルL2で発生した電圧(フライバ
ック電圧)に対応した電流がダイオードD3を介してコ
ンデンサC3に流れ込み、コンデンサC3に電荷がチャー
ジされ、コンデンサC3にチャージされた電荷に対応し
た電圧V2が負荷5に印加される。
【0032】一方、3次コイルL3で発生した電圧(フ
ライバック電圧)に対応した電流がダイオードD1を介
してコンデンサC1に流れ込み、コンデンサC2に電荷が
チャージされる。即ち、ダイオードD1およびコンデン
サC1において、3次コイルL3で発生した電圧がピーク
整流される。コンデンサC1間の電圧V3のコンデンサC
1とダイオードD1との接続点における電圧(点Aにおけ
る電位)が、抵抗R2の、抵抗R3と接続されていない方
の一端に印加され、コンデンサC1と3次コイルL3との
接続点における電圧(点Bにおける電位)が、抵抗R4
の、抵抗R5と接続されていない方の一端に印加され
る。
【0033】抵抗R2の、抵抗R3と接続されていない方
の一端に印加された電圧は、抵抗R2およびR3からなる
直列回路で分圧され、差動増幅器6の反転入力端子に入
力されるとともに、抵抗R4の、抵抗R5と接続されてい
ない方の一端に印加された電圧は、抵抗R4およびR5
らなる直列回路で分圧され、差動増幅器6の非反転入力
端子に入力される。差動増幅器6において、その非反転
入力端子に印加された電圧と、その反転入力端子に印加
された電圧との差分が増幅され、PWM制御回路7に出
力される。
【0034】ここで、1次コイルL1、または3次コイ
ルL3の巻線数を、それぞれT1、またはT3とし、トラ
ンジスタQ1がOFF状態になったときに、1次コイル
1に発生する電圧(フライバック電圧)をVとする
と、1次コイルL1の巻線の1ターンあたりに発生する
フライバック電圧はV/T1であるから、3次コイルL3
に発生するフライバック電圧は、(T3/T1)Vとな
る。また、コンデンサC1の点B側が、1次コイルL1
3次コイルL3との接続点に接続されているので、コン
デンサC1の点A側における電圧(電位)は、図4で点
線で示すように、整流回路3の出力電圧V1に重畳され
たものになる。従って、3次コイルL3に発生するフラ
イバック電圧をピーク整流した、コンデンサC1におけ
る電圧(コンデンサC1の両端の電位差)V3は、1次コ
イルL1に発生するフライバック電圧Vに対応(相似)
したものになる。
【0035】よって、差動増幅器6においては、1次コ
イルL1に発生するフライバック電圧Vに対応した、電
圧V3が増幅され、PWM制御回路7に出力される。
【0036】PWM制御回路7において、差動増幅器6
で増幅された、1次コイルL1に発生するフライバック
電圧Vに対応した、電圧V3が所定値になるように、周
期に対するパルス幅の割合を変化させたドライブパルス
が、トランジスタQ1のベースに供給される。トランジ
スタQ1において、PWM制御回路7より、そのベース
に供給されたドライブパルスに対応して、そのコレクタ
とエミッタ間がON/OFFされ、1次コイルL1に発
生するフライバック電圧Vに対応した、電圧V3が所定
値になるように、1次コイルL1に電流が流れる。
【0037】電圧V3が所定値になることにより、2次
コイルL2に発生するフライバック電圧に対応して、負
荷5に印加される電圧V2が、例えば負荷5の定格電圧
などの一定電圧になる。
【0038】このように、1次コイルL1と直列に接続
されている3次コイルL3から、トランス4の2次コイ
ルL2における電圧V2に対応する電圧V3が検出され、
電圧V3を所定値にするように、トランジスタQ1が制御
される。従って、交流電源1の整流出力を平滑するため
のコンデンサを設けることなく、トランス4の2次コイ
ルL2における電圧V2を制御することができ、よって交
流電源1からACラインフィルタ2を介して整流回路3
に入力される電流は、図5に点線で示すように、高周波
を含まず、電圧(図中、実線で示す)と同相のものにな
る。
【0039】
【発明の効果】以上のように、本発明のスイッチング電
源によれば、交流電源の出力が整流され、スイッチング
手段でスイッチングされて1次コイルに流れる。そし
て、1次コイルと直列に接続されている3次コイルか
ら、結合手段の2次コイルにおける電圧に対応する電圧
が検出され、この検出結果に対応して、スイッチング手
段が制御される。従って、交流電源の整流出力を平滑化
せずに、結合手段の2次コイルにおける電圧を制御する
ことができるので、高周波電流を抑制し、装置の力率を
改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスイッチング電源を応用した他励式フ
ライバック型スイッチング電源の一実施例の構成を示す
ブロック図である。
【図2】図1の実施例の整流回路3の出力電圧を示す波
形図である。
【図3】図1の実施例の1次コイルL1に流れる電流を
示す波形図である。
【図4】図1の実施例の点AとBにおける電位(電圧)
を示す波形図である。
【図5】図1の実施例の交流電源1における出力電圧と
出力電流を示す波形図である。
【図6】従来の他励式フライバック型スイッチング電源
の一例の構成を示すブロック図である。
【図7】図6の他励式フライバック型スイッチング電源
の交流電源1における出力電圧と出力電流を示す波形図
である。
【符号の説明】
1 交流電源 2 ACラインフィルタ 3 整流回路 4 トランス 5 負荷 6 差動増幅器 7 PWM制御回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源の出力を整流する整流手段と、 前記整流手段により整流された電流をスイッチングする
    スイッチング手段と、 前記スイッチング手段によりスイッチングされた電流が
    1次コイルに流れることにより、2次コイルと3次コイ
    ルに電流を流す結合手段と、 前記結合手段に設けた3次コイルから、前記結合手段の
    2次コイルにおける電圧に対応する電圧を検出する電圧
    検出手段と、 前記電圧検出手段により検出された電圧に対応して、前
    記スイッチング手段を制御する制御手段とを備え、 前記3次コイルは、前記1次コイルと直列に接続されて
    いることを特徴とするスイッチング電源。
JP36022092A 1992-12-28 1992-12-28 スイッチング電源 Withdrawn JPH06205582A (ja)

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JP36022092A JPH06205582A (ja) 1992-12-28 1992-12-28 スイッチング電源

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6456511B1 (en) 2000-02-17 2002-09-24 Tyco Electronics Corporation Start-up circuit for flyback converter having secondary pulse width modulation
US6775164B2 (en) 2002-03-14 2004-08-10 Tyco Electronics Corporation Three-terminal, low voltage pulse width modulation controller IC

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