JPS645635Y2 - - Google Patents

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JPS645635Y2
JPS645635Y2 JP7556082U JP7556082U JPS645635Y2 JP S645635 Y2 JPS645635 Y2 JP S645635Y2 JP 7556082 U JP7556082 U JP 7556082U JP 7556082 U JP7556082 U JP 7556082U JP S645635 Y2 JPS645635 Y2 JP S645635Y2
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JP
Japan
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molding
limb
engaging
main body
roof
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Expired
Application number
JP7556082U
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JPS58178037U (ja
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Priority to JP7556082U priority Critical patent/JPS58178037U/ja
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Publication of JPS645635Y2 publication Critical patent/JPS645635Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動車のルーフ等に使用される装飾
用プラスチツクスモールデイングに関する。
近年自動車のボデイ構造として使用鋼板の利用
効率を上げるために矩形の鋼板を接続することが
行なわれているが、この構造のものはルーフ(屋
根部)の前後にかけてその接続部が露呈され、こ
の接続部を隠蔽するために一般にルーフモールデ
イングまたはルーフトリムと呼ばれる帯状の装飾
体が使用される。ところでこの鋼板接続部は車体
の両側部に近い箇所に設けるのが車体構造上効果
的であるために、ついでに該接続部に雨樋の機能
を持たせることが多い。従つて該接続部を凹溝形
状とし該溝中にモールデイング係止用の板状体が
立設される。
また一般にはルーフの両側部端縁に独立して雨
樋(ルーフチヤンネル)が設けられ、この雨樋の
立上り片にルーフドリツプモールデイングと呼ば
れるモールデイングが係着される。
この考案は上述したような取付部が板状体から
なるもの、特にはその先端部が直角方向に折り曲
げられた板状取付部に対して最も有効に係合する
ことのできる新規なプラスチツクスモールデイン
グの構造を提案するものである。以下添付の図面
に従つて具体的に説明する。
第1図は上述した車体ルーフの接続部に装着さ
れたルーフモールデイング10Aをその断面とと
もに示した一部斜視図であり、第3図はルーフ端
縁のルーフチヤンネルに装着されたルーフドリツ
プモールデイング10Bの断面図である。
図示したようにこの考案のプラスチツクスモー
ルデイングにおいては、一方の側端部が取付部3
0への圧接湾曲部12として構成されたモールデ
イング本体11の他方の側端部13近傍内面側に
係合肢15が一体に形成される。
係合肢15は本体11側に屈曲した形状を有し
ており、その途中において連結肢16によつて本
体11内面と連結されている。連結肢16は係合
肢15、特に次に述べる係合部17の取付部への
係合時においてその係合力を本体11側に伝達
し、本体11のより強固な取付を可能にするもの
である。なお、この連結肢16は第3図の実施例
に図示したように、断面湾曲形状、特に取付部3
0側に湾曲する形状としてある程度の弾発性を持
たせるようにしてもよい。この連結肢16の機能
から、係合肢15における該連結肢16との接続
部16aより先端部分は取付のための係合部17
となる。係合部17はその先端17aにおいて取
付部30と圧接する湾曲形状とされる。
一方、前記係合肢15の係合部先端17aとほ
ぼ対向するモールデイング本体11内面には突条
19が突設される。この突条19は取付に際して
取付部30と本体内面に部分的に生ずることのあ
るガタつき等を防止することができる。
ここで、モールデイングを構成する材質につい
て言及すると、第1図の実施例に示したルーフモ
ールデイング10Aのようなものは、車体屋根の
平板部に装着されるために直射日光によつて照射
されて高温となり、特に夏季においては熱変形を
生じ、モールデイングの係合力が減殺され、外れ
たりするおそれなしとしない。従つて、上記のよ
うなモールデイングの取付力を増大させる構造の
みならず、材質にも配慮することが望ましい。第
1図の実施例においては、直射日光によつて集中
的に照射されるモールデイング本体11内にアル
ミニウム箔等の補強用の金属箔21,22が埋設
されている。特に熱変形を生じやすい本体部分は
複数層の金属箔が埋入される。また第1図および
第2図の部分拡大図から理解されるように、光線
を受けるモールデイング部分の表面には内外面を
も耐光性および耐候性に優れたセルロースアセテ
ートプチレート樹脂(CAB樹脂)23等によつ
て被覆され、芯材としては耐熱性のあるアクリロ
ニトリルブタジエン樹脂(ABS樹脂)24等に
よることが望ましい。なお、第3図に示したルー
フドリツプモールデイング10Bの材質はモール
デイング形状を規定する基体層がABS樹脂25、
表面層がステンレススチール箔26である。
次にこの考案のモールデイングの作用効果につ
いて説明する。第1図のルーフモールデイング1
0Aについて述べると、このモールデイング10
Aを装着するには、まずモールデイング10Aの
湾曲部12を取付部30の立上り片31に圧接
し、モールデイング本体11を他の側端13方向
(図の左方)へ押圧しつつ係合肢15の係合部1
7を取付部30の先端水平部32にスナツプ係合
させる。あるいはこの逆にあらかじめ係合肢15
の係合部17を取付部先端水平部32に差し込み
次いでモールデイング本体11を押圧して湾曲部
12を取付部立上り片31に圧接せしめてもよ
い。いずれの場合にあつても、圧接湾曲部12と
係合部17は本体内面方向への強い係合力をもつ
て取付部30を挾着する。特に係合肢15は連結
肢16によつて本体と一体に連結されているもの
であるからその係合部17に加わる係合力は本体
側にも加わり、本体側を強固に係着する。なお、
第1図中符号40は粘着テープ等の接着剤で、あ
らかじめモールデイングの係合肢15所定部分に
添着されていて、その取付をより強固にするとと
もに、取付後における振動等による接触音の発生
防止および接続溝内への砂、埃等異物の侵入を防
止する効果がある。
第3図のルーフドリツプモールデイング10B
においても上記とほぼ同様である。ただしこのモ
ールデイング10Bはその機能上本体部11が上
下方向になるように装着される関係で、湾曲部1
2は取付部30の雨樋底板33と圧接し、係合肢
15の係合部17はその立上り片34に係合す
る。同図中符号41は接着剤であるが、第1図の
例と違つて、この接着剤はモールデイングの長手
方向に連続しては設けられていない。雨樋の機能
上ルーフの水を流下させる必要があるからであ
る。なお、この実施例における連結肢16は、前
述したように取付部30側に湾曲する屈曲形状に
構成されているものであるから、弾発性があり、
係合部17の立上り片34に対する取付を容易に
するとともに、取付後の圧着をより強固にするこ
とができる。
以上図示し説明したようにこの考案に係るプラ
スチツクモールデイングは、従来の係合部のみに
よつてモールデイングを取付部に係着する構造と
違つて、係合部の係合力が連結肢を介して本体側
にも加わるように構成されているものであるか
ら、従来品に比して数段と強い取付力を備えるこ
とができるようになつた。従つて、直射日光等の
照射によつて熱変形を生ずるおそれのあるよう
な、特に実施例を挙げたようなルーフモールデイ
ング、ルーフドリツプモールデイングにおいて、
この考案は優れた利点を有する。なお、モールデ
イングを構成する材質について前述したような構
造をとることによつてさらにこの考案の効果は倍
加される。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例のルーフモールデ
イングを断面とともに示した一部斜視図、第2図
はその矢印2部分の拡大断面図、第3図はこの考
案の他の実施例を示すルーフドリツプモールデイ
ングの断面図である。 10A……ルーフモールデイング、10B……
ルーフドリツプモールデイング、11……モール
デイング本体、12……圧接湾曲部、13……側
端、15……係合肢、16……連結肢、16a…
…係合肢接続部、17……係合部、19……突
条、21,22……アルミニウム箔、30……取
付部、40,41……接着剤。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 一方の側端部が取付部への圧接湾曲部として
    構成されたモールデイング本体の他方の側端部
    近傍内面側に、本体内面と連結肢によつて接続
    されかつ該連結肢との接続部より先端部分が取
    付部への係合部となる係合肢を一体に形成する
    とともに、前記係合肢係合部先端とほぼ対向す
    る本体内面に突条を突設したことを特徴とする
    プラスチツクスモールデイング。 2 連結肢が断面湾曲状に構成された実用新案登
    録請求の範囲第1項記載のプラスチツクスモー
    ルデイング。 3 モールデイング本体内に金属箔が埋入された
    実用新案登録請求の範囲第1項記載のプラスチ
    ツクスモールデイング。 4 金属箔が2層以上埋入された実用新案登録請
    求の範囲第3項記載のプラスチツクスモールデ
    イング。
JP7556082U 1982-05-21 1982-05-21 プラスチツクスモ−ルデイング Granted JPS58178037U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7556082U JPS58178037U (ja) 1982-05-21 1982-05-21 プラスチツクスモ−ルデイング

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7556082U JPS58178037U (ja) 1982-05-21 1982-05-21 プラスチツクスモ−ルデイング

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58178037U JPS58178037U (ja) 1983-11-29
JPS645635Y2 true JPS645635Y2 (ja) 1989-02-13

Family

ID=30084910

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7556082U Granted JPS58178037U (ja) 1982-05-21 1982-05-21 プラスチツクスモ−ルデイング

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58178037U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2577522Y2 (ja) * 1990-11-28 1998-07-30 愛知機械工業株式会社 ルーフモール
JP4751546B2 (ja) * 2001-09-13 2011-08-17 ダイキョーニシカワ株式会社 自動車部品取付用部材

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58178037U (ja) 1983-11-29

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