JPS644990Y2 - - Google Patents

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JPS644990Y2
JPS644990Y2 JP3763183U JP3763183U JPS644990Y2 JP S644990 Y2 JPS644990 Y2 JP S644990Y2 JP 3763183 U JP3763183 U JP 3763183U JP 3763183 U JP3763183 U JP 3763183U JP S644990 Y2 JPS644990 Y2 JP S644990Y2
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JP
Japan
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silicone resin
groove
floor
sealing
sealing material
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JP3763183U
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JPS59142345U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は、主として浴室における床廻りの防水
シールを行なう床廻し縁のシール構造に関し、詳
しくはシリコーン樹脂製のシール材を使用する床
廻し縁のシール構造に関し、更に詳しくはシリコ
ーン樹脂製のシール材を損傷するのを回避して信
頼性を高める技術に関する。
〔背景技術〕
従来、浴室の床材と壁材との防水シールを図る
のに、第1図に示すように、壁材3′と床パン
1′に取付けられた床廻り縁本体2′との間に耐
熱、耐寒性に優れ、耐水性、はつ水性を有するシ
リコーン樹脂製のシール材4′を充填使用するの
である。ところがシリコーン樹脂製のシール材
4′は引張り、圧縮には強いが、剪断には弱く、
このため第2図及び第3図に詳細を示す使用状態
では、シリコーン樹脂製のシール材4′の当り面
が壁材面S1、壁材面S1に対向する床廻り縁面S2
2面に加えて、これら2面に略直交する支持面S3
の3面となり、この床廻り縁面S2にシール材4′
が接着することで、シール材4′が第2図及び第
3図に示す矢印方向の作用力を受けてシール材
4′に剪断力が作用し、このためシリコーン樹脂
製のシール材4′のシール機能が早期に劣化する
という問題があつた。
〔考案の目的〕
本考案は、合理的な構成により、シリコーン樹
脂製のシール材の接着面を対向する2面に設定す
ることで、シリコーン樹脂製のシール材に剪断力
が作用するのを回避して、シール材の良好なシー
ル性を長期にわたつて維持することができる床廻
し縁のシール構造を提供することを目的とするも
のである。
〔考案の開示〕
本考案は、床材1に取付けた床廻り縁本体2と
床廻り縁本体2に接続する壁材3との間にシリコ
ーン樹脂製のシール材4を充填することができる
凹溝部5を形成し、この凹溝部5の対向側面6,
6を略平行にし、凹溝部5の溝底部にシリコーン
樹脂とは接着し難いバツクアツプ材7を設け、バ
ツクアツプ材7上の凹溝部5にシリコーン樹脂製
のシール材4を充填して成る床廻し縁のシール構
造に係るものであり、このように構成すること
で、上記目的を達成できるに至つた。
以下本考案の実施例を図面に基いて詳述する。
床材1としての床パン8の周側壁9の上端から
外側方に水平フランジ10を延出し、水平フラン
ジ10の外端部から水返し片11を起立させてあ
る。床廻り縁本体2は断面略U字状に形成され、
ビス12にて水平フランジ10に取付けてある。
壁材3は下端に水平片13を設けて、この水平片
13を床廻り縁本体2の底面に圧接し、壁材3の
縦面下端部を床廻り縁本体2の浴室14内方側の
縦片15にシリコーン樹脂製のシール材4を介し
て当接し、この箇所においてシールを図つて、床
廻り縁本体2と壁材3とを接続してある。以下シ
ール構造を説明する。
縦片15の上方部を切除してある。しかして壁
材3と縦片15との間にシリコーン樹脂製のシー
ル材4を充填させることができる凹溝部5を形成
してある。この凹溝部5の対向側面6,6として
の壁材面S1と床廻り縁面S2とが略平行になるよう
にしてある。凹溝部5の溝底部には、シリコーン
樹脂が接着し難いポリエチレン製のようなバツク
アツプ材7を入れてある。そしてこのバツクアツ
プ材7の上部の凹溝部5にシリコーン樹脂製のシ
ール材4を充填してある。かかる場合、シリコー
ン樹脂製のシール材4は略平行となつた壁材面S1
と床廻り縁面S2とに接触し、この箇所において接
着が生じても第5図の矢印方向の引張り、圧縮に
対しては容易に耐え、そしてシール材4がバツク
アツプ材7に接触しているが、バツクアツプ材7
に対しては接着することがなく、上記矢印方向の
作用力に対してシール材4に剪断力がかかること
がなく、シリコーン樹脂製のシール材4の機能を
劣化させることがなく、長期にわたつて安定的な
シール効果が得られる。
〔考案の効果〕
以上要するに本考案は、凹溝部の対向側面を略
平行にし、凹溝部の溝底部にシリコーン樹脂とは
接着し難いバツクアツプ材を設け、バツクアツプ
材上の凹溝部にシリコーン樹脂製のシール材を充
填してあるので、シリコーン樹脂製のシール材は
凹溝部の略平行な対向2面に接着し、凹溝底部の
バツクアツプ材には接着することがなく、したが
つてシリコーン樹脂製のシール材に剪断力が作用
するのを回避することができ、シール材には引張
り、圧縮力のみを作用させることができ、シリコ
ーン樹脂製のシール材の劣化を防止し、長期にわ
たつて安定的な防水シール効果を得ることができ
るという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の断面図、第2図は同上の拡大
断面図、第3図は他の従来例の断面図、第4図は
本考案の断面図、第5図は同上の拡大断面図であ
り、1は床材、2は床廻り縁本体、3は壁材、4
はシール材、5は凹溝部、6は対向側面、7はバ
ツクアツプ材である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 床材に取付けた床廻り縁本体と床廻り縁本体に
    接続する壁材との間にシリコーン樹脂製のシール
    材を充填することができる凹溝部を形成し、この
    凹溝部の対向側面を略平行にし、凹溝部の溝底部
    にシリコーン樹脂とは接着し難いバツクアツプ材
    を設け、バツクアツプ材上の凹溝部にシリコーン
    樹脂製のシール材を充填して成る床廻し縁のシー
    ル構造。
JP3763183U 1983-03-15 1983-03-15 床廻し縁のシ−ル構造 Granted JPS59142345U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3763183U JPS59142345U (ja) 1983-03-15 1983-03-15 床廻し縁のシ−ル構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3763183U JPS59142345U (ja) 1983-03-15 1983-03-15 床廻し縁のシ−ル構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59142345U JPS59142345U (ja) 1984-09-22
JPS644990Y2 true JPS644990Y2 (ja) 1989-02-08

Family

ID=30168318

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JP3763183U Granted JPS59142345U (ja) 1983-03-15 1983-03-15 床廻し縁のシ−ル構造

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JPS59142345U (ja) 1984-09-22

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