JPS644670Y2 - - Google Patents

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JPS644670Y2
JPS644670Y2 JP10592284U JP10592284U JPS644670Y2 JP S644670 Y2 JPS644670 Y2 JP S644670Y2 JP 10592284 U JP10592284 U JP 10592284U JP 10592284 U JP10592284 U JP 10592284U JP S644670 Y2 JPS644670 Y2 JP S644670Y2
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JP
Japan
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cuts
partition plate
cardboard case
folded
pieces
Prior art date
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JP10592284U
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JPS6122717U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は物品の梱包容器に関し、特に音響機器
用スピーカ・ユニツト等の如き物品を輸送等のた
め多数個収納する梱包容器に関する。
従来の技術 従来、各種物品を輸送等のために収納、梱包す
るための容器として、段ボールケース内に段ボー
ル仕切板を配設して所要の物品収納スペースを設
けた梱包容器が一般に用いられている。この場
合、収納すべき物品が例えば板状、円筒状等の単
純な形状のものである場合は前記仕切板の形状、
構造も簡単なものでよく、特に困難な問題を生ず
ることもないが、音響機器用スピーカ・ユニツト
の如く複雑な外形形状を有する物品の場合には、
これら物品を多数個効率的に収納し、しかも物品
を傷めないように梱包するには格別の工夫が必要
であつた。
第4図および第5図はこのような従来の梱包容
器の1例を示したもので、第4図はその外観斜視
図、第5図は蓋を除去して示した平面図である。
この梱包容器は第5図に見られる如く、長方箱
形の段ボールケース01内に仕切板02,03を
設けてなるものである。仕切板02は長方形段ボ
ール板をスピーカ・ユニツトを収納するに適する
如く、複数個の鳩尾形を形成するように折り曲げ
たものである。この仕切板02を段ボールケース
01内部に複数個垂直に立設し、各仕切板02の
間には扁平な長方形状の他の仕切板03を立設す
る。かくして形成された鳩尾状スペース04内に
スピーカ・ユニツト10を収納する。
ところがこのような梱包容器は、仕切板02が
長い段ボール板を多数箇所折り曲げて形成したも
のであるため、物品の重さに対する強度が充分で
ない欠点がある。また、資材(段ボール)も多く
要する上、段ボールケース01の長辺方向の収納
効率が悪く、長さが長くなる。さらに、仕切板0
2の多数箇所折り曲げのため、多くの工数を要す
る点も問題である。
考案が解決しようとする問題点 本考案は上記のような従来の梱包容器の問題点
を解消し、強度にすぐれ、且つ収納効率の良い梱
包容器を提供しようとするものである。
問題点を解決するための手段 本考案の梱包容器は、上記従来例のものと同
様、箱形の段ボールケース内を仕切板で平行かつ
垂直に仕切り、複数個の物品収納スペースを設け
たものである。しかしながら、本考案において
は、前記仕切板は長方形状の段ボール板の一方の
長辺より中央中心線に直角方向の複数個の切込み
を長辺方向に等ピツチに設け、また他方の長辺か
らは前記切込みの中間に対応する位置に同様な切
込みを入れ、さらに該段ボール板をその長辺に平
行な中心線より折り曲げて2つ折りにし、その折
目を下にして前記段ボールケース内にセツトした
ものである。また、段ボールケースの前記仕切板
に平行な両側内縁には、それぞれの対向する前記
仕切板面の切込みの中間に対応する位置に上部長
辺から前記同様の切込みを入れた長方形状の段ボ
ール壁板を立設する。そして、前記仕切板および
壁板の各切込みの両縁部をいずれも物品収納スペ
ース側に略直角に折り曲げるものである。
作 用 上記のように構成したことにより、前記仕切板
と壁板との間および仕切板相互間によつて形成さ
れる各列にはスピーカ・ユニツトを互いに違いに
収納する適した空間が形成され、且各列に収納さ
れたスピーカ・ユニツトは他列に収納されたスピ
ーカ・ユニツトと同方向を指向して収納される収
納効率にすぐれかつ容器の強度が大きく、しかも
加工製造の容易な梱包容器を提供することができ
る。
実施例 以下、本考案の実施例を示した図面に基づき、
本考案の構成をさらに詳細に説明する。
第1図乃至第3図は本考案に係る梱包容器の1
実施例を示したもので、第1図は蓋を除去して示
した平面図である。なお、本考案の梱包容器の外
観形状は前出第4図に示した従来のものと同様で
あるから、図示を省略する。
第1図に見られる如く、本実施例の梱包容器は
箱形の段ボールケース1内を複数個(図示例では
5個)の仕切板2で平行かつ垂直に仕切り、さら
に、段ボールケース1の前記仕切板2に平行な両
側内縁には壁板3,3′を立設し各列にスピー
カ・ユニツトを互いちがいに収納し、且つ各列に
収納したスピーカ・ユニツトが他列に収納された
スピーカ・ユニツトと同方向を向いて収納できる
ようにしたものである。
第2図は仕切板2の展開形状を示したもので、
仕切板2は長方形状の段ボール板で形成され、そ
の一方の長辺より中央の折曲線6に向つて所要の
幅および深さを有する長方形状の複数個(図示例
では2個)の切込み5が長辺方向に等ピツチに設
けられている。また、他方の長辺側には同様の複
数個(図示例では3個)の仕切み4が中央の折曲
線6に向つて、前記仕切み5の中間位置に対応す
る位置に設けられている。図中、破線で示した長
辺に平行な中心線は、段ボール板を半切して折目
6としたものであり、この折曲線6より長方形状
段ボール板を二つ折りにして仕切板2として、折
曲線6を下にし段ボールケース1内に段ボールケ
ース1長辺に平行に所要間隔において複数個(図
示例では5個)設置するものである。なお、折曲
線6の端部(短辺側)には三角形状の仕切み7を
入れておくことがある。
第3図は壁板3,3′の正面図で、この壁板3,
3′は長方形状の段ボール板の上部長辺から前記
仕切板2と同様な仕切みを入れたもので、同図イ
の3は仕切板2の仕切み5に対応する複数個(図
示例では2個)の仕切み5′を入れたもの、ロの
3′は仕切板2の仕切み4に対応する複数個(図
示例では3個)の仕切みを入れたものである。こ
れら壁板3,3′は、段ボールケース1の長辺側
両側内縁に沿つて立設されるが、前記仕切板2面
の仕切み4または5の中間位置に壁板3,3の仕
切み4′,5′が対応するようにする。すなわち図
示例では、仕切板2の3個の仕切み4を有する面
には2個の仕切み5′を有する壁板3を、2個の
仕切み5を有する面には3個の仕切み4′を有す
る壁板3′を対向せしめる。(第1図参照) 前記仕切板2および壁板3,3′に設けられた
仕切み4,5,4′,5′は、その底部(最奥部)
がさらに側方へ若干切り込まれており、図中鎖線
で示された深さ方向の折目8がそれぞれ両側に設
けられて折曲片となるようになつている。この折
目8はミシン目を入れたもので、仕切板2および
壁板3,3′を段ボールケース1内に立設した際
にこの折目8よりそれぞれの対向する他の仕切板
2または壁板3,3′に向つて略90゜折り曲げるも
のである。また、仕切板2および壁板3,3′の
両端にも、短辺に沿つたミシン目による折目9が
設けられており、この折目9も前記立設時に略
90゜折り曲げられ、段ボールケース1の短辺側内
縁に当接して仕切板2および壁板3,3′の立設
を確実にし、且つ段ボールケース1の角部の強度
を強化する。
かくして、段ボールケース1内に仕切板2およ
び壁板3,3′を設置して第1図に見られるよう
にスピーカ・ユニツト10を各列に交互に収納し
得る収納スペース11を多数個有する梱包容器が
構成される。本図示例において、5個/1列×6
列=30個のスピーカ・ユニツト10を収納し得る
ものである。図より明らかなように、各列にはス
ピーカ・ユニツト10の基部小径部分(マグネツ
ト部分)が前記仕切板2または壁板3,3′の折
目8より折り曲げた4,4′,5,5′の部分で形
成されたスペースに嵌入し、大径部分が互いちが
いに背中合せに重なつた状態で収納されるから、
大径部分の重なりの少ない前出第5図のような従
来の仕切板に比して短い長さで同一個数を収納し
得る。
第6図は、第2図に示す仕切板の他の実施例を
示すもので、長方形状の段ボール板の中心線から
一方の長辺に向つて仕切み5が等ピツチに設けら
れ、また他方の長辺に向つて切込4が前記切込5
の中間位置に対応する位置に設けられている。切
込4,4′5,5′の両側には開扉折込片8が形成
されている。これを中心線6で二ツ折にして、折
返し縁を上にして即ち上記第2図に示す仕切板と
反対の仕様方を以て段ボールケース内に平行に配
置することによつて上記したと同じ仕切板の機能
をもつものである。
考案の効果 以上説明のとおり、本考案の梱包容器において
は二つ折りとした段ボール仕切板を用い、しかも
その長さが短くなるので強度が増大する。また、
収納効率が良くなり、資材費の節減が可能とな
る。さらに、長尺段ボール板の折曲加工を要しな
いので、製造工数が少なくてすむ。このように、
本考案は従来の問題点を解消し得たきわめて実用
的効果の大きいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の梱包容器の1実施例の蓋を除
去して示した平面図、第2図は第1図の梱包容器
に使用する仕切板の展開図、第3図は同じく壁板
の正面図、第4図は梱包容器の外観斜視図、第5
図は従来の梱包容器の1例の蓋を除去して示した
平面図である。第6図は第2図の仕切板の他の実
施例を示す展開図である。 1……段ボールケース、2……仕切板、3,
3′……壁板、4,5,4′,5′……仕切み、6
……折曲線、7……切込み、8,9……折曲線、
10……スピーカ・ユニツト、11……収納スペ
ース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 箱形の段ボールケース内を複数の仕切板で数列
    に平行かつ垂直に仕切り、各列に複数個の物品収
    納スペースを設けてなる梱包容器において、前記
    仕切板は、二ツ折りにした長方形状の段ボール板
    の一方の面の長辺に該段ボール板を長手方向に二
    分する中央折曲線に向つて折曲片を形成した複数
    個の切込みを等ピツチに設け、また他方の面の長
    辺に上記折曲線に向つて前記切込みと等ピツチで
    且つ前記切込みに半ピツチずらした間隙で折曲片
    を形成した切込みを入れて上記折曲片を形成した
    切込みを半ピツチづつづらして背中合せに形成
    し、該段ボール板の折曲線で折り曲げた折目を段
    ボールケースの底面に当接し、且つ前記段ボール
    ケースの長辺側両側内縁に等間隙に平行に立設す
    るとともに段ボールケースの長辺側両側内縁には
    仕切板の折曲片を設けた切込みと半ピツチづらし
    て折曲片を形成した切込を設けた壁板をそれぞれ
    対向して立設し、前記仕切板および壁板の各切込
    みの両縁部の折曲片をいずれも物品収納スペース
    側に略直角に折り曲げたことを特徴とする梱包容
    器。
JP10592284U 1984-07-13 1984-07-13 梱包容器 Granted JPS6122717U (ja)

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JP10592284U JPS6122717U (ja) 1984-07-13 1984-07-13 梱包容器

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JP10592284U JPS6122717U (ja) 1984-07-13 1984-07-13 梱包容器

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JPS6122717U JPS6122717U (ja) 1986-02-10
JPS644670Y2 true JPS644670Y2 (ja) 1989-02-07

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JP10592284U Granted JPS6122717U (ja) 1984-07-13 1984-07-13 梱包容器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN207550758U (zh) * 2017-11-03 2018-06-29 苏州上声电子股份有限公司 一种扬声器包装装置及包装体

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JPS6122717U (ja) 1986-02-10

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