JPS644363B2 - - Google Patents

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JPS644363B2
JPS644363B2 JP17755180A JP17755180A JPS644363B2 JP S644363 B2 JPS644363 B2 JP S644363B2 JP 17755180 A JP17755180 A JP 17755180A JP 17755180 A JP17755180 A JP 17755180A JP S644363 B2 JPS644363 B2 JP S644363B2
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JP
Japan
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circuit
equalizer
resistor
configuration
impedance
Prior art date
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JP17755180A
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English (en)
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JPS57101493A (en
Inventor
Kenji Yokoyama
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Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R3/00Circuits for transducers, loudspeakers or microphones
    • H04R3/04Circuits for transducers, loudspeakers or microphones for correcting frequency response

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
  • Amplifiers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、特性の優れたオーデイオ用のイコ
ライザ回路に関する。
オーデイオ用のプリアンプ等に設けられるレコ
ード再生信号用のイコライザ回路は、RIAA特性
を持つて録音されたレコードの音楽信号を再生す
る際にその特性を補償するものであり、通常第1
図に示すような回路構成を持つイコライザ素子1
を有して構成されている。
この第1図に示すイコライザ素子1は、並列接
続された抵抗12(値R1)とコンデンサ13
(値C1)と、同じく並列接続された抵抗14(値
R2)とコンデンサ15(値C2)と、が直列接続
されてなるものであり、その端子10,11間の
インピーダンスZは、 Z=1+S(R1R2)(C1+C2)/(1+
S・C1・R1)(1+S・C2・R2)(R1+R2)……(1) 但し S=jω であり、ここで C1・R1=TL=3180μs ……(2) C2・R2=TH=75μs ……(3) (R1R2)(C1+C2)=TM=318μs ……(4) とすると、前記(1)式が示すインピーダンスZは、
RIAA補償用の伝達特性(RIAA補償特性) GIすなわち G1=1+STM/(1+STL)(1+STH)……(5) に比例した伝達特性を示す。
そして従来のイコライザ回路は、上述したよう
なイコライザ素子1を使用して第2図および第3
図に示すような回路構成を有していた。
第2図に示すイコライザ回路は、増幅器(演算
増幅器)2と、その帰還回路に介挿されたイコラ
イザ素子1(そのインピーダンスはZ)と、抵抗
3(値R3)とにより構成される非反転増幅回路
であり、その伝達特性G2は、 G2=1+Z/R3 ……(6) である。ここでインピーダンスZは、(1)式から明
らかなように低い周波数領域においては充分大き
な値を有するが、高い周波数領域においては零に
近ずくから、(6)式に示した伝達特性G2は、低い
周波数領域においてはRIAA補償特性G1に略比
例しているが、高い周波数領域においてはその値
が「1」に近ずき誤差が増大してしまう。またこ
の第2図に示すイコライザ回路は特に高い周波数
領域において帰還量が増大し不安定になる欠点が
あり、この欠点を克服するためにイコライザ素子
1に直列に抵抗を介挿して帰還量を制限すると、
その抵抗によりその伝達特性とRIAA補償特性
G1との誤差がますます増大するという不具合が
生ずる。
次に第3図に示すイコライザ回路は、増幅器2
と、その帰還回路に介挿されたイコライザ素子1
(インピーダンスZ)と、入力抵抗4(値R4)と
から構成される反転増幅回路であり、その伝達特
性G3は、 G3=―Z/R4 ……(7) であり、このイコライザ回路の伝達特性G3は、
前記RIAA補償特性G1と符号は異なるが比例し
ている。しかしながら、このイコライザ回路は入
力信号の位相が反転されて出力されることになる
ので、オーデイオ用アンプ(特に4チヤンネルア
ンプ)には不適であり、また反転された信号を正
相に戻すためにはもう一つの余分な反転増幅器が
必要になりコスト高になつてしまう。またこのイ
コライザ回路の入力インピーダンスは入力抵抗4
の値R4により決まるので、高入力インピーダン
スが必要とされるイコライザ回路には不適であ
り、かと言つて入力抵抗4の値R4を大きくする
SN比が悪くなつてしまう。
この発明は以上のような事情に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、正相の出
力を得ることができしたがつてオーデイオ用とし
て好適であり、かつその伝達特性がRIAA補償特
性に完全に比例すると共に動作の安定したイコラ
イザ回路を提供することにある。
この目的を達成するために、この発明によるイ
コライザ回路は、イコライザ素子を有するインピ
ーダンス回路Zが帰還回路に介挿され、その帰還
点と接地点との間に抵抗Rが介挿された非反転増
幅回路の出力を、Z/(Z+R)なる伝達特性を
もつ分圧回路に供給し、この分圧回路における分
圧電圧を出力として取り出すようにしている。
以下、この発明の実施例を図面を参照して説明
する。
まず、この発明の動作原理を説明する。第4図
は、この発明の動作原理を説明するための、この
発明の基本構成を示す回路図である。この図にお
いて、2は増幅器(演算増幅器)であり、その非
反転入力端子は入力端子10aに接続され、その
出力端子と反転入力端子との間には第1のイコラ
イザ素子1a(インピーダンスはZ)が介挿され、
その反転入力端子とコモン端子10bとの間には
抵抗3(値R3)が介挿されている。また同増幅
器2の出力端子とコモン端子11bとの間には抵
抗5(その抵抗値はR3のn倍)と第2のイコラ
イザ素子1b(インピーダンスはZのn倍)とが
イコライザ素子1bをコモン端子11b側にして
直列に介挿されている。そして抵抗5とイコライ
ザ素子1bとの接続点は出力端子11aに接続さ
れている。なおコモン端子10bと11bとは短
絡されている。
以上の構成において、第4図の符号Aは、この
基本構成における非反転増幅回路であり、第2図
に示した従来のイコライザ回路と同一構成であ
る。またこの第4図の符号Bはこの発明において
新たに設けられた分圧回路である。
そして、この構成においていま入力端子10a
とコモン端子10bとの間に電圧信号viが印加さ
れると、増幅器2の出力端子とコモン端子11b
との間に発生する電圧信号vxは、 vx=R66+Z/R6×vi ……(8) であり、したがつて、この第4図における非反転
増幅回路Aの伝達特性vx/viは、 vx/vi=1+Z/R3 ……(9) となり、この伝達特性は前記(6)式に示した伝達特
性G2と同一である。第5図はこの非反転増幅回
路Aの伝達特性を示す周波数特性図であり、この
図から明らかなように高い周波数領域においては
伝達特性vx/viが値「1」に近付いてしまう。な お、この非反転増幅回路Aの直流電圧信号に対す
る利得はインピーダンスZが直流信号に対しては
抵抗値(R1+R2)になるので(1+R1+R2/R3) になる。
次に第4図に示した基本構成による回路全体の
伝達特性を考察する。出力端子11aとコモン端
子11bとの間に発生する電圧信号voは前述し
た電圧信号vxを使用すると、 vo=nZ/nR3+nZ×vx ……(10) であり、この(10)式に(8)式を代入すると、 vo=nZ/n(R3+Z)×R3+Z/R3×vi=Z/R3×vi ……(11) が得られる。この(11)式から、第4図に示す基本構
成による回路の伝達特性vo/viは vo/vi=Z/R3 ……(12) であり、前述したRIAA補償特性G1に完全に比
例していることが解る。第6図は、この伝達特性
vo/viを示す周波数特性図であり、この図から明ら かなように、この第4図に示す基本構成による回
路の伝達特性は全周波数領域にわたりRIAA補償
特性に完全に比例している。なお、この基本構成
による回路の直流電圧信号に対する利得は(12)式か
らR1+R2/R3となる。
次に上述した動作原理を応用したこの発明の第
1の実施例を説明する。第7図は、この発明の第
1の実施例の構成を示す回路図であり、この図に
おいて、第4図の各部に対応する部分には同一の
符号が付してある。第7図において、この第1の
実施例の構成が第4図に示した基本構成と異なる
点は、第2のイコライザ素子1bに抵抗6(値
R6)が並列に設けられ、出力インピーダンスが
低下されている点と、これに伴い抵抗5の抵抗値
がR5に変更されている点である。
この第7図に示す構成において、増幅器2の出
力端子の電圧信号vxは(R3+Z/R3×vi)であるか ら出力端子11aの電圧信号voは vo=R3+Z/R3×R6nZ/R5+R6nZ×vi=R3+Z/
R3×R6・nZ/R5・R6+(R5+R6)・nZ×vi =R3+Z/R3×n・Z/R5・R6/R5+R6+n・Z×
R6/R5+R6×vi……(13) になる。ここで(R5・R6/R5+R6)をn・R3に等しく 設定すると、この(13)式から、第7図に示す第
1の実施例の伝達特性vo/viは、 vo/vi=Z/R3×R6/R5+R6 ……(14) になり、R3、R5、R6は全て定数であるから、こ
の第1の実施例の伝達特性vo/viはRIAA補償特性 に完全に比例することが解る。なお、この第1の
実施例の直流電圧信号に対する利得は
R6((R1+R2)/R3(R5+R6)である。
次に前述した動作原理に基づくこの発明の第2
の実施例を説明する。第8図は、この発明の第2
の実施例の構成を示す回路図である。この第2の
実施例の構成が第4図に示した基本構成と異なる
点は、増幅器2の帰還回路に第1のイコライザ素
子1aと抵抗7(値R7)とが直列に介挿され帰
還量が制限されている点と、それに伴い抵抗抗5
の抵抗値がR5に変更されている点である。
この第8図に示す構成において、増幅器2の出
力端子の電圧信号vxは、(R3+R7+Z/R3×vi) であるから、出力端子11aの電圧信号voは、 vo=R3+R7+Z/R3×nZ/R5+nZ×vi……(15) したがつて、この第2の実施例の伝達特性vo/vi は vo/vi=R3+R7+Z/R3×nY/R5+nZ……(16) であり、ここでR5=n(R3+R0)と設定すると、
(6)式は vo/vi=Z/R3 ……(17) となり、この(17)式からこの第2の実施例の伝
達特性vo/viRIAA補償特性の完全に比例すること が解る。なお、この第2の実施例の直流電圧信号
に対する利得はR1+R2/R3である。
次に前述した動作原理に基づくこの発明の第3
の実施例を説する。第9図は、この発明の第3の
実施例の構成を示す回路図である。この第3の実
施例の構成が前述した第2の実施例の構成と異な
る点は、第2のイコライザ素子1bに可変抵抗6
(値R6)が並列接続され、この可変抵抗6の摺動
端子が出力端子11aに接続されている点であ
る。
この第3の実施例の伝達特性vo/viは vo/vi=R3+R7+Z/R3×R6nZ/R5+R6nZ=R3+
R7+Z/R3×nZ/R5・R6/R5+R6+nZ×R6/R5+R6……
(18) である。ここでR5・R6/R5+R6)をn(R3+R7)に等 しく設定すると、(18)式は vo/vi=Z/R3×R6/R5+R6 ……(19) になり、この第3の実施例の伝達特性vo/viは RIAA補償特性に完全に比例することが解る。な
お、この場合の、この実施例の直流電圧信号に対
する利得はR6(R1+R2)/R3(R5+R6)である。
なお参考までに上述した第3の実施例におい
て、抵抗12aの抵抗値R1を15KΩ、抵抗6の抵
抗値R6を∞すなわち解放とし、1KHzの信号に対
して60倍の利得を有するイコライザ回路を実現す
るには、抵抗14aの抵抗値R2を12436KΩ、コ
ンデンサ13aの容量C1を0.212μF、コンデンサ
15aの容量C2を0.0589μF、抵抗3の抵抗値R3
を27.12Ω、抵抗7の抵抗値R7を135.5Ωに各々設
定すればよい。
以上説明したように、この発明によるイコライ
ザ回路は、イコライザ素子を有するインピーダン
ス回路Zが帰還回路に介挿され、その帰還点と接
地点との間に抵抗Rが介挿された非反転増幅回路
の出力を、Z/(Z+R)なる伝達特性をもつ分
圧回路に供給し、この分圧回路における分圧電圧
を出力として取り出すようにしているので、完全
にRIAA補償特性に比例した伝達特性を有する精
密なイコライザ回路を実現することができる。ま
たこの発明によるイコライザ回路は、出力信号の
位相が入力信号の位相と同相であるのでオーデイ
オ用のイコライザ回路として好適であり、また従
来使用されていた出力の位相が反転するイコライ
ザ回路に比較して高入力インピーダンスであると
共にSN比がよく、また余分な反転増幅器が必要
とされないので低コストである。また前記非反転
増幅回路における帰還量を抵抗を用いて制限して
も伝達特性に誤差が生ずることもない。
【図面の簡単な説明】
第1図はイコライザ素子の構成を示す回路図、
第2図および第3図は従来のイコライザ回路の第
1および第2の構成例を示す回路図、第4図はこ
の発明の基本構成を示す回路図、第5図および第
6図はこの発明の動作原理を説明するための特性
図、第7図はこの発明の第1の実施例の構成を示
す回路図、第8図はこの発明の第2の実施例の構
成を示す回路図、第9図はこの発明の第3の実施
例の構成を示す回路図である。 1a……第1のイコライザ素子、1b……第2
のイコライザ素子、2……増幅器、A……非反転
増幅回路、B……分圧回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 帰還回路にイコライザ素子を有するインピー
    ダンス値Zのインピーダンス回路が介挿され、そ
    の帰還点と接地点との間に抵抗値Rの抵抗が介挿
    された非反転増幅回路と、Z/(Z+R)なる伝
    達特性をもつ分圧回路とを有してなり、前記非反
    転増幅回路の出力を前記分圧回路に供給し分圧出
    力を取り出すようにしたことを特徴とするイコラ
    イザ回路。
JP17755180A 1980-12-16 1980-12-16 Equalizer circuit Granted JPS57101493A (en)

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JP17755180A JPS57101493A (en) 1980-12-16 1980-12-16 Equalizer circuit

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JP17755180A JPS57101493A (en) 1980-12-16 1980-12-16 Equalizer circuit

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JPS57101493A JPS57101493A (en) 1982-06-24
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