JPS641623Y2 - - Google Patents

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JPS641623Y2
JPS641623Y2 JP4396083U JP4396083U JPS641623Y2 JP S641623 Y2 JPS641623 Y2 JP S641623Y2 JP 4396083 U JP4396083 U JP 4396083U JP 4396083 U JP4396083 U JP 4396083U JP S641623 Y2 JPS641623 Y2 JP S641623Y2
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JP
Japan
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case
temperature
heat transfer
cover
temperature sensor
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JP4396083U
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JPS59149037U (ja
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  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、端子板等の温度測定に有効な測温ユ
ニツトに関するものであつて、小型で取り扱いが
容易な測温ユニツトを提供するものである。
プロセス制御系において、温度測定にあたつて
熱電対を用いることが多い。このような熱電対を
用いた温度測定では、熱電対の端子部の温度を冷
接点温度として測定点の温度を求めることが行わ
れている。ところで、このような熱電対の端子
は、一般に、端子板にねじ止めされている。した
がつて、熱電対の端子部の温度を測定するのにあ
たつては、熱電対の端子と同様にねじ止めした状
態で測定することが望ましい。
第1図は、このような点に着目した従来の測温
ユニツトの一例を示す斜視図であつて、10はト
ランジスタ温度センサを含む回路部品が配置され
たプリント配線板を内包するケース、20は一端
に端子の取付ねじに嵌合する切欠部が形成され他
端は前記ケース内に挿入固着されるとともに前記
温度センサと熱的に結合された熱良導体よりなる
取付片、30は配線ケーブルである。
このような構成によれば、端子板の端子にねじ
止めした状態で温度を測定することができる。し
かし、このような測温ユニツトでは、トランジス
タのVBEの温度特性を用いて温度を測定するよう
に構成されているので、温度センサ毎に特性のバ
ラツキを生じることになり、信号処理回路が複雑
になるという欠点がある。このような欠点を解決
した温度センサとして、温度t℃の時に6Vの電
源が加えられるとIt=(t+273.15)(μA)で表わ
される電流を出力するように構成された2線式の
IC温度センサが実用化されている。ところが、
このIC温度センサは従来のトランジスタ温度セ
ンサに比べて比較的自己発熱量が大きく、第1図
のような測温ユニツトに組み込むと自己発熱によ
る測定誤差を生じるおそれがある。
本考案は、このような2線式IC温度センサを
用いた測定誤差の少ない実用的な測温ユニツトを
実現したものであり、温度センサの放熱性を高め
ると共に温度センサと測温対象との伝熱性を高め
たことを特徴とする。
以下、図面を用いて詳細に説明する。
第2図は本考案の一実施例を示す斜視図、第3
図はその組立構成図であつて、40はケース、5
0はプリント配線板、60は配線ケーブル、70
は伝熱体、80は取付体、90はカバーである。
ケース40は上面及び正面が開口された直方体
状に熱絶縁体により形成されたものであり、背面
には配線ケーブル60を引き出すための貫通孔4
1が設けられると共につまみ部42が設けられ、
両側面には取付体80を係合するためのテーパ状
の突起体よりなる第1の係合部43及びカバー9
0を係合するため角穴よりなる第2の係合部44
が設けられている。また、底面にはケース40内
に収納されるプリント配線板50及び伝熱体70
の位置を規制するための縁部45が設けられ、一
方の側面には伝熱体70との間に取付体80及び
カバー90を挿入するためのスペースを形成する
スペーサ46が設けられている。
プリント配線板50には前述のような測定温度
に関連した電流を出力する2線式IC温度センサ
51がスペーサ52を介して配置されると共に、
高周波ノイズを防止するためのコンデンサ53が
配置されている。このプリント配線板50は、配
線ケーブル60を介してケース40の背面と対向
するようにしてケース40内に収納される。すな
わち、配線ケーブル60は、ケース40内でのプ
リント配線板50及び伝熱体70の移動を防止す
るためのガスケツトとしても作用することにな
る。
伝熱体70はアルミニウムなどの熱良導体で温
度センサ51の外周に嵌装できるように形成され
たものであつて、本実施例は直方体状に形成され
内部に嵌め合わせのための連通穴71が設けられ
た例を示している。なお、必要に応じてヒートシ
ンクのような冷却フアンを設けてもよい。
取付体80はプリント配線板50及び伝熱体7
0が収納されたケース40の上面及び正面を覆う
ようにリン青銅などの熱良導体でL字形に形成さ
れたものであり、上面を覆う部分に対向する辺に
はケース40の両側面に設けられた第1の係合部
43と係合する角穴よりなる係合部81を有する
L字形の折曲片82が設けられ、正面を覆う部分
の対向する辺には測温対象を挾持するためのL字
形の折曲片83が設けられている。この取付体8
0は、熱良導性を有する電気絶縁シート(図示せ
ず)を介して伝熱体70と熱的に結合されるよう
にしてケース40を取り付けられる。
カバー90はケース40に取り付けられた取付
体80の上面を覆うように熱絶縁体で矩形状に形
成されたものであつて、対向する辺にはケース4
0の両側面に設けられた第2の係合部44と係合
するテーパ状の突起体よりなる係合部91が設け
られている。このカバー90は、ケース40の上
面に取り付けられる。なお、このカバー90は、
測温ユニツトの着脱時に作業者が取付体80の上
面に直接触れることを防止する作用も有する。
このようにして構成される測温ユニツトは、取
付体80の折曲片83で端子板の端子隔壁を挾む
ようにして端子板に取り付けたり、第4図に示す
ような等温板100を介して端子板に取り付け
る。なお、第4図において、110は絶縁ブツシ
ユである。第5図はこのような等温板100を端
子板120に取り付けた状態の一例を示す構成説
明図である。測温ユニツトは等温板100の取付
面101を折曲片83で挾むようにして取り付け
られる。
このような構成によれば、IC温度センサ51
の自己発熱による熱は伝熱体70及び取付体80
を介して測温対象に加えられることになり、測温
対象とIC温度センサ51は熱平衡することにな
る。従つて、IC温度センサ51の自己発熱によ
る測温誤差の影響をほとんど受けることなく高精
度の測定が行える。また、取付体80の外部露出
部分を少なくすることができるので、端子板への
測温ユニツト取付時における作業者の取付体80
の接触による熱応答誤差を軽減することもでき
る。また、組み立てにあたつては同一方向にプリ
ント配線板、取付体及びカバーを重ね合わせれば
よく、比較的簡単に組み立てることができる。
なお、係合部の組み合わせは実施例に限るもの
ではなく、各種の組み合わせが可能である。
以上説明したように、本考案によれば、比較的
小型で、組み立てや取り扱いが容易で、測定誤差
も少なく、信号処理も簡単に行える測温ユニツト
が実現でき、熱電対が接続される端子板の基準接
点補償用測温ユニツトとして好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の測温ユニツトの一例を示す斜視
図、第2図は本考案の一実施例を示す斜視図、第
3図はその組立構成図、第4図は等温板の具体例
を示す斜視図、第5図は第4図の等温板の取付例
説明図である。 40……ケース、41……貫通孔、42……つ
まみ部、43……第1係合部、44……第2係合
部、50……プリント配線板、51……2線式
IC温度センサ、60……配線ケーブル、70…
…伝熱体、80……取付体、81……係合部、8
2,83……折曲片、90……カバー、91……
係合部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上面及び正面が開口された直方体状に形成され
    背面には配線ケーブル引き出し用の貫通孔が設け
    られると共につまみ部が設けられ両側面にはそれ
    ぞれ第1、第2の係合部が設けられた熱絶縁体よ
    りなるケースと、測定温度に関連した電流を出力
    する2線式IC温度センサを含む回路部品が配置
    されケース内に配線ケーブルを介して背面と対向
    するようにして収納されるプリント配線板と、温
    度センサの外周に嵌装される熱良導体よりなる伝
    熱体と、プリント配線板及び伝熱体が収納された
    ケースの上面及び正面を覆うようにL字形に形成
    され上面を覆う部分の対向する辺にはケースの両
    側面に設けられた第1の係合部と係合する係合部
    を有するL字形の折曲片が設けられ正面を覆う部
    分の対向する辺には測温対象を挾持するためのL
    字形の折曲片が設けられ伝熱体と熱的に結合され
    るようにしてケースに取り付けられる熱良導体よ
    りなる取付体と、ケースに取り付けられた取付体
    の上面を覆うように熱絶縁体で形成され対向する
    辺にはケースの両側面に設けられた第2の係合部
    と係合する係合部が設けられケースの上面に取り
    付けられるカバーとからなる測温ユニツト。
JP4396083U 1983-03-25 1983-03-25 測温ユニツト Granted JPS59149037U (ja)

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JP4396083U JPS59149037U (ja) 1983-03-25 1983-03-25 測温ユニツト

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JP4396083U JPS59149037U (ja) 1983-03-25 1983-03-25 測温ユニツト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59149037U JPS59149037U (ja) 1984-10-05
JPS641623Y2 true JPS641623Y2 (ja) 1989-01-13

Family

ID=30174491

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4396083U Granted JPS59149037U (ja) 1983-03-25 1983-03-25 測温ユニツト

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JPS59149037U (ja) 1984-10-05

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