JPS6386235A - 集束イオンビ−ム加工装置 - Google Patents

集束イオンビ−ム加工装置

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JPS6386235A
JPS6386235A JP22813486A JP22813486A JPS6386235A JP S6386235 A JPS6386235 A JP S6386235A JP 22813486 A JP22813486 A JP 22813486A JP 22813486 A JP22813486 A JP 22813486A JP S6386235 A JPS6386235 A JP S6386235A
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ion
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focusing
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Toru Ishitani
亨 石谷
Yoshimi Kawanami
義実 川浪
Takeshi Onishi
毅 大西
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は集束イオンビーム加工装置に係わり、特に加工
能率を向上することが可能なイオンビーム加工装置に関
する。
〔従来の技術〕
従来の集束イオンビーム加工装置および加工方法につい
ては、特開60−5524号において論じられている。
その装置の概要を第4図に示す。イオン光学カラムは液
体金属イオン源201、引出し電極213、開口214
、静電集束レンズ215、及びディフレクタ205から
成る。これが試料206、例えばマスク上を希望通りに
走査できる集束ビーム215を提供する。加工は、試料
上の所望の位置にイオンビームを照射することにより、
物理スパッタリングを引起し、不必要物質を原子レベル
で除去することにより行なわれる。このイオン光学系に
おけるビーム径、イオン電流、イオン電流密度について
は、ソリッド・ステート・チクノロシイ 5月(198
3年)第97頁から第103頁(Solid  5ta
te  Technology 、 May(1983
)pp97〜103)において論じられている。
この場合、集束ビーム径りは ΔB D〜Cα−−(1) で与えられる。ここで、Cはレンズの色収差係数、αは
ビームの開角、ΔEはイオンのエネルギー幅、Eはビー
ムエネルギーである。ただし、ビーム径は色収差が支配
的に影響している領域である。
又、このビームのイオン電流!およびイオン電流密度は
それぞれ次式で与えられる。
ここで、(dJ/dΩ)はイオン源のイオン放射角電流
密度である。式(1)〜(3)から、Eが固定の時、イ
オン源の動作条件を変えなければΔEおよびdl/dΩ
が一定であり、ビーム径りおよびイオン電流Iは開角α
を変えない限り、変化することができない。
第2図のイオン光学系では、α=10  radの時り
一〇、1μmである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、開口213は真空チャンバ(図示されていない
)内にあり、かつ高電位であるので、開角αを変えるの
は加工作業中においては容易ではない。しかし、加工作
業においては、加工面積の大小によりビーム径りやビー
ム電流Iを可変にすることが加工能率向上の点から要求
される。
上記従来技術はこの点について配慮がされておらず、加
工能率向上において問題があった。本発明の目的は、加
工作業中fこおいてもレンズ強度を変えることによりビ
ーム径りやビーム電流Iを真空外から容易に調節可能と
し、加工能率を向上させることを目的としたものである
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、レンズ強度可変の静電集束レンズのレンズ
制御部に複数個の所定のレンズ強度のメモリ機能を持た
せ、冥加工作業中に所望のレンズ強度のものを選択する
ことにより達成される。
〔作用〕
したがって本発明はレンズ強度を変えることJこより、
ビーム開角αを変え、ビーム電流Iやビーム径りを変え
る装置であり、そのレンズ制御部を真空チャンバ外に置
くことにより、ビーム径やビーム電流を真空外から容易
に可変することができる。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例を用いて説明する。
〔実施例1〕 第1図は本発明の一実施例を示すものである。
イオン源201から放出されたイオンは集束レンズ20
2および対物レンズ203により試料206上に集束さ
れる。開口204はビーム径を決めるものである。本実
施例では集束と対物レンズのレンズ強度の組み合せによ
り3つのモード、つ才りA、B、およびCモードを設定
し、その時のそれぞれのレンズ電圧をレンズ制御部20
8にメモリした。モードAは、集束および対物レンズ間
でビームがほぼ平行である場合、Bは集束レンズのみで
ビームを試料206上に集束する場合、Cはビームが集
束および対物レンズ間の特定の位置に集束点を持つ場合
である。
試料206上を照射する集束ビーム、A、BおよびCは
いずれもそのビーム径を開口204が決めているが、イ
オン源201側での実効ビーム開角(2α)は第1図か
られかるようにそれぞれ2α□、2α8、および2α0
と異なっている。試料上でのビーム電流Iは式(2)で
与えられるから、本実施例では381類のビーム電流が
得られる。ビーム径は、レンズ電圧、イオン引出し電圧
、イオン加速電圧、およびイオン源の実効的大きさの関
数として決まる。
集束イオンビーム径が数ミクロン以下の領域では、イオ
ン光学系の軸ずれやレンズの光軸に対する非対称性が無
視できず、これらを補正するためのビーム・アライナ−
および非点補正器(いfiも図示されておらず)を用い
ている。ビーム・アライナ−および非点補正器に印加す
る電圧はビーム・アライナ−および非点補正器制御部(
図示されておらず)から印加されるが、この制御部にも
集束ビーム・モードA%B、およびCに対応した最適電
圧のメモリ機能があり、ビーム・モード選択により、自
動的ζここれらの補正が行なわれる。
ディフレクタ205に印加する電圧を与えるデイフレク
タ制御部(図示されておらず)にも、集束ビーム、A、
B、およびCの試料206上での照射位置ずれを補正す
る補正量のメモリ機能があり、ビーム・モード選択によ
り自動的に位置ずれ補正が行なわれる。
本実施例におけるガリウム・液体金属イオン源からのビ
ーム・モード、A、B、およびCにおけるビーム径およ
びビーム電流は、それぞれ、〔0,2ttrn、0.4
 nA )、(0,5μm、1nA)、および〔2μm
、8nA)であった。
加工作業時に、このビーム・モード、A、B。
およびCの内、いずれかを加工仕様に応じて順次、電気
的にレンズ強度を切り変えて選択することにより、ビー
ム電流やビーム径を容易に変えることができ、加工能率
を向上させることができた。
〔実施例2〕 第2図は本発明の一実施例を示すものである0本発明は
静電レンズが丸い開口をもつ4つの電極からなる一段の
レンズ209であり、それぞれの電極に印加する電圧を
制御することにより、レンズ強度を変えて、イオン源2
01からの放出イオンを試料206上に集束することが
できる。本実施例では、第3図に示したように、2つの
ビーム・モード、AおよびBがあり、それぞれに対応し
たレンズ印加電圧をレンズ制御部208でメモリしであ
る。実施例1と同様、非点補正器(図示されておらず)
やディフレクタ205への印加電圧を与えるそれぞれの
制御部(図示されておらず)にも同様なメモリ機能があ
り、ビーム形状の非対称性やビーム照射位置すれか、そ
れぞれのビーム・モードで補正されている。本実施例で
は、ガリウム液体金属イオン源から得られたモード、A
およびBの集束ビームのビーム径およびビーム電流はそ
れぞれ(0,2μrn、0.3 nA) 、および〔0
,4μm、 l nA)であった。加工作業時に、この
ビーム・モード、AgよびBの内、いずれかを加工仕様
に応じて順次、切り変えて選択することにより、ビーム
電流やビーム径を電気的に真空外から変えることができ
、加工能率を向上させることができた。
〔実施例3〕 第3図は本発明の一実施例を示すものである。
本イオン光学系の静電レンズは3段、210〜212、
で、溝底されている。ここでのビームモード、Aおよび
Bは、それぞれ2つのレンズ、つまり、210と212
、および210と211を作用させて集束ビームを作る
ものである。レンズ間のビームは、はぼ平行ビームにな
るようにレンズ210を作用させてあり、ビーム・モー
ド、AとB、の切り変えは、単純(こ、レンズ212と
211のいずれかを動作させることに対応している。こ
切 のため、レンズ制御部208でのモード・折り変えの制
御が簡単にできる。
本実施例では、レンズを動作させないことは、レンズ強
度がOである特殊な場合と考えることができる。
本実施例においても、実施例1と同様、ビームアライナ
−1非点補正器、およびディフレクタ−205の印加電
圧を与えるそれぞれの制?@部(図示されておらず)1
こもビーム・モード切り換えに対するビーム形状やビー
ム照射位置ずれの補正用のメモリ機能が設けられている
本実施例で得られたモード、AおよびBの集束ビームの
ビーム径およびビーム電流は、それぞれ、(0,2μm
、 0.4 nA)、および(0,6μm、3 nA)
である。
加工作業時に、このビーム・モード、AおよびBの内、
いずれかを加工仕様に応じて順次、電気的にレンズ強度
を切り変えて選択することにより、ビーム径やビーム電
流を真空外から容易に変えることができ、加工能率を向
上させることができた。
本実施例1〜3において開口204は対物レンズ203
の直後に置いであるが、直前においても同様な効果が得
られる。この場合、レンズ強度とビーム径およびビーム
電流間の関係が簡単となり、ビーム制御の実用上、好都
合になっている。一方、ビーム径決定用の開口が複数で
ある場合は、レンズ強度とビーム径やビーム電流との関
係が複雑になり、ビーム制御の単純さの点で前者のもの
より劣る。
又、本発明は、集束イオンビームを用いた加工ばかりで
なく、集束イオンビームを用いたレジスト露光、マスク
レス・イオン打込みなどにも応用できる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、集束イオンビームにおいて複数個のビ
ーム径とビーム電流との組み合せの内、いずれかを真空
外から電気的に容易に選択できるので、ビーム加工の能
率向上に効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図及び第3図は本発明の一実施例を示す集
束イオンビーム加工装置の概略図であり、第4図は、従
来の集束イオンビーム加工装置の概略図である。 竿 1 図 L       1

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、イオン源からの放出イオンを静電レンズにより集束
    して集束イオンビームを形成し、該集束ビームを用いて
    試料を加工する集束イオンビーム加工装置において、該
    静電レンズのレンズ制御部に複数個の該集束イオンビー
    ムのビーム径とビーム電流との組み合せに対応したレン
    ズ強度のメモリ機能を持たせ、該組み合せの内、いずれ
    かが、電気的に選択できるように構成したことを特徴と
    した集束イオンビーム加工装置。
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