JPS5918555A - 荷電粒子線取扱方法および装置 - Google Patents

荷電粒子線取扱方法および装置

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JPS5918555A
JPS5918555A JP57128136A JP12813682A JPS5918555A JP S5918555 A JPS5918555 A JP S5918555A JP 57128136 A JP57128136 A JP 57128136A JP 12813682 A JP12813682 A JP 12813682A JP S5918555 A JPS5918555 A JP S5918555A
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JP
Japan
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charged particle
astigmatism
particle beam
sample
signal
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JP57128136A
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Tadao Suganuma
忠雄 菅沼
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ERIONIKUSU KK
Original Assignee
ERIONIKUSU KK
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/30Electron-beam or ion-beam tubes for localised treatment of objects
    • H01J37/304Controlling tubes by information coming from the objects or from the beam, e.g. correction signals
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/02Details
    • H01J37/04Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the discharge, e.g. electron-optical arrangement, ion-optical arrangement
    • H01J37/153Electron-optical or ion-optical arrangements for the correction of image defects, e.g. stigmators

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Electron Beam Exposure (AREA)
  • Electron Sources, Ion Sources (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、走査型電子顕微鏡、X線マイクロアナライザ
、電子線露光装置等における荷電粒子線取扱方法と装置
に関する。
走査型電子顕微鏡や電子線露光装置等の荷電粒子線装置
においては、試料上における荷電粒子線の非点収差を補
正することが精度や分解能を高める上で重要である。
このため、従来では、使用者が陰権線萱上の像の良否を
判定しつつ、前記像が最も鮮明になるように非点収差補
正を行なっていた。
しかし、この方法は、使用者が感覚に頼−って非点補正
レンズによる補正の方向と量の調節とを同時にカットア
ンドトライ的に進めなければならないから、熟練を要す
るのみならず、長時間を要し使用者にとって非常に困難
で大きな負担になっている。
この困難の原因は非点収差の方向と量が定量的に不明な
ことにあり、もしこれが定量的に測定できれば測定値に
基づき非点補正レンズを正しく調節することが可能にな
る。
本発明はこのように困難の原因とな−っている非点収差
の定置的測定を可能ならしめ、その結果熟練者でなくて
も、短時間にして、正確かつ容易に非点収差を補正する
ことができ、併せて焦点合せも正しく行うことのできる
荷電粒子線取扱方法及び装置を提供することを目的とす
る。
先ず、第1図ないし第3図を参照して本発明の詳細な説
明する。
第1図は非点収差がある場合のビーム軸(1)上の任意
な位置(△Z)における荷電粒子線(2)の横断面図、
第2図と第3図は荷電粒子線(2)の縦断図面である。
第1図においてビーム軸(1)を原点(0,0)とする
XY座標のX軸とある角度(の傾斜する面(P)に投影
された荷電粒子線(2)の(θ)方向成分(D、)を示
し、第2図に(θ)が(θ1)のとき、第3図に(θ)
が(θ2)のときの(1)、 )を示す。
レンズにより集束された荷電粒子線(2)に非点収差が
ある場合、その非点収差(△U)は、一般に次の(1)
式で表わされる。
△U=△Zωe1χ+I’h、ωe−1(χ−2λL 
) 、、、、、−+11ここで、△Zはビーム軸(1)
上の位置座標、ωはビームの開き角、 eは指数関数、 1は虚数、 χはビームの位相、 NLは非点収差の大きさ、 λLは非点収差の方向。
従って、非点収差は、(1)式における非点収差の大き
さくNL)と方向(λ1.)が判れば補正可能である。
そこで、第1図における角(θ)を(θ+)(θ2)に
した場合のビームの形状を考察すると、第2図及び第3
図から明らかなように、いずれの場合も幅(Dθ)が最
小になる位置(PM)が存在する。非点収差がない場合
は、すべての(θ)の値に対して(FM)の位置は同一
となり、焦点面(F、)と一致する。
非点収差がある場合は(PM )は焦点面(Po) と
一致せず、かつ第2図、第3図に示される如((θ)に
より(FM)の位置は異なる。この位置(PM)と焦点
面(FO)の間の距離を(wZM)とすると、この5− 距離(82M)は(1)式から(△U)の面(P)への
投影長さくDθ)を求め、(Dθ)が最小になる(△Z
)を算出することにより得られ、結果は次のとおりであ
る。
△2.ニーNL−箕(2(λL−θ))・・・・・(2
)角(θ1)、(θ2)の場合の62Mは(2)式の(
θ)に(θl)。
(θ2)を代入することにより得られる。
前記位置(FM )は角(θ)をさらに(θ3)(θ4
)・・・(θn)にした場合も同様に存在し、またこれ
らの場合の距離(△Z)も同様に(2)式であられされ
もところで、レンズが例えば電磁コイルの場合、焦点を
焦点面(F”O)に一致させたときの励磁電流を< r
o) 、焦点をわずかにずらせて位置(FM)に一致さ
せたときの励磁電流を(I)とし、(10)と(I)の
差を(△I)とすると、(3)式が成立ち、(△I)が
比較的微少量の場合は(4)式が成立つ。
I −= ro十△■・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(3
)△ZM=kL、△I・・・・・・・・・・・・・・・
・曲・・・・・(4)ここで(kL)はレンズによって
決まる定数である。
従って、(2) f3+(41式から次式が得られる。
6− kL(1−I。)−N+、・(2)(≠(λL−θ))
・・・・・・・・・(5)ここで、(のを3種類の値に
変え、そのときの(1)の値を測定して(5)式に代入
すれば、(5)式は3元連立方程式となり、非点収差の
大きさくNL)と方向(λI、)を求めることができる
のとした場合の計算を以下に説明する。
先ず、(TI)(12) (+3)を(5)式に代入し
”C1に、(1−1゜) −−N 、、・部(2(λL
−0)l・・・・・・(6)kL(12−ro )=−
NL、 cQS (2(λt、−7) 1−=−(7)
’ (+3  Io)=  NL−cOs(2(λL 
−−、z )l ・=−(s)を得、これらの式から(
N+、)(λL)を求めると次式が得られる。
ここで、(kL)は装置固有の定数であって予じめ測定
しておくことにより既知であるから、(II)(I2)
 (+3)の計を測定すれば+9)(10)式により(
NL)(λL)を得ることができ、非点収差を定量的に
測定することができる。
このようにして非点収差の大きさくNL) と方向(λ
L)が求められた場合に非点補正コイルにより非点収差
を補正するには、集束レンズにより生じた非点収差と大
きさが等しく、方向が90度回転した非点収差を補正コ
イルで作ればよく、従って補市量(N8)と補正方向(
λS)は、N5−NL・・・・・・・・・・・・・・・
−・・−・・・・・・・・・・・・−・・・・・・・・
・旧)λS−λL + 2−ψS・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(12)によ
り求めることができる。なお、(ψS)は補正コイルの
もつ方向であり、既知である。従って(9)(10)式
を(111(12)式へ代入するととなり、やはり(I
I)(I2)(13)を測定すれば非点補正の量と方向
を正確に決定することができる。
また(6)(81式から次式を得ることができる。
Ioは前述の如く焦点が焦点面(Po)に一致した時の
レンズの励磁電流であるから、(II)(I2)(+3
)を測定しておけば荷電粒子線の非点補正な(131(
I(イ)式により、焦点合せを(+5)式により併せて
行なうことができる。
なお(Io)は別の方法で求めることもできる。
即ち、不足焦点面と過剰焦点面との間に像の流れのない
焦点面(Fo)が存在するから、この状態に像を設定し
、このときの励磁電流(I)を測定すればよい。その後
は角(θ)を2種類に変えて(I)を測定しく5)式に
代入すれば、(To)が既知の2元連立方程式となり、
未知数が(N1.)と(λL)の2個となるから計算が
容易になる。この方法は像の判断を行なわなければなら
ないが、像の流れのない状態の判断は比較的容易なので
、角(θ)を2種類に変えるの9− みで良いという利点は生かされる。
以上は、非点補正の方式が補正の大きさと、方向を制御
する極座標方式の場合であるが、補正コイルに供給する
電流(Isx ) (Isy)を直接制御する直角座標
方式の場合も同様にして補正することができる。
すなわち、+131 (+4)式で示される極座標(N
8)(λS)から直角座標への変換を行なえば、次式が
得られる。
ゆ ((13−12) + (I2− L) 1sin 2
ψs :E’+・・・+・・(16)ここで、(1cs
)は補正コイルの形状、巻数によって決る定数であり、
予じめ知ることができる。
従って、+16)(1η式から明らかなように、(II
)(12)(+3)を測定することにより、(Isx)
と(Isy)を求10− めることかでき、補正を正しく行なうことができる。
なお、角(θ)を4種類以−にに変えて、(5)式を4
元服−J二の連立方程式にしても、」−述と同様にして
非点収差の大きさくN1.)と方向(λI、)を求める
ことができる。
本発明、−に述の点に着目してなされたもので・、試1
ど荷電粒子線を少なくとも2方向に相対的に繰返(〜移
動させつつ、試料−1−における荷電粒子線の焦点を変
化させてそのときに試料から生じる信号粒子を基に試ネ
31+における荷電粒子線の断面の移動方向成分が最小
となる条件を移動方向別に検出1〜、検出値を用いて非
点収差を表わす信号、非点収差を補正する信号、および
焦点合せの信号のうち少なくともいずれか1一つを算出
する荷電粒子線取扱方法および装置に特徴がある。
試料と荷電粒子線の軸を横切る面内での相対的な移動は
、粒子線を静電的又は電磁的に走査させる方法が一般的
であるが、ビームは固定して試料自体を粒子線を横切る
方向に移動させることにょつても行なうことかで・きる
また、試料と荷電粒子線の相同的な移動を行なう而は、
粒子線の軸を横切る面であれば粒子線の軸と直交する面
であ−っでもよいし、直交してない面であってもよい。
試料上における荷電粒子線の焦点の調節は集束レンズを
調節することにより変化させてもよいし、試料をビーム
軸方向に移動させることにより変化させてもよい。
信号粒子は、試料から反射した反射荷電粒子や試料から
発生した2次荷電粒子であってもよいし、試料を透過し
た透過荷電粒子であってもよい。
又、試料に吸収された吸収荷電粒子であってもよい。又
更には試料中で励起されたX線、光子等の非荷電粒子で
あってもよい。試料上における荷電粒子線の断面の移動
方向成分が最小になったことは、試料と荷電粒子線を相
対的に移動させると同時に信号粒子を検出して検出信号
の波形を得れば、この波形の立上りが荷電粒子線の断面
の移動方向成分を表わすから、この立上りが最も鋭くな
−ったことにより知ることができる。
試料上における荷電粒子線の断面の移動方向成分が最小
となる焦点調節条件は、最小になったときの集束レンズ
の電流値や電圧値又はビーム軸方向における試料の位置
として検出すればよい。
1″−J、下、図面に示す実施例に基いて本発明を説明
する。第4図は、非点収差を補正する信号の表示装置と
手動による非点収差補正装置を備えた荷電粒子線取扱装
置の実施例である。同図において、(10)は荷電粒子
線(印の発生源であり、発生された荷電粒子線(11)
は、非点収差補正コイル(12L集束レンズ(I3)及
び走査コイル(1イ)を順次通って試料(I5)に照射
される。
補正コイル(12)は、非点収差補正の大きさくNs)
を制御するためのNs制御電源(16)と方向(λB)
を制御するλS制御電源ODとから成る非点収差補正用
電源(18)から補正電流が供給される。各制御電源f
lf31(171は、ボリュウムを調節して電流を調節
するように構成されている。
集束レンズ(131はレンズ電源(1翅から供給される
電13− 流により励磁され、走査コイル(1イ)は走査回路(2
0)から走査方向設定回路(21)を介して入力する電
流により励磁され、荷電粒子線を粒子線の軸を横切る面
内で走査する。レンズ電源(19)は、ボリュウムによ
り励磁電流jI)を調節するように構成されている。
走査方向設定回路(21)は、第1図における角(θ)
を設定する回路であり、スイッチにより、角(のを0.
1、ゼと設定するように構成されている。
(22)はレンズ電源f19)から集束レンズ(13)
に供給される励磁電流値(II)(I2) (Ia) 
 を検出して記憶回路(23)に記憶し、記憶した電流
値を基にして(13)式とOa式の演算をする演算制御
回路、(24)は算出した非点収差補正の大きさくNs
)を表示する表示器、(25)は算出した非点収差補正
の方向(λS)を表示する表示器、(26)は試料(1
51からの2次電子、反射電子等の信号粒子(27)を
検出する検出器、(28)は検出器(26)の出力信号
を用、いて荷電粒子線(11)を試料(円上において線
走査したことにより生じるラインプロファイルを表示す
る表示装置である。
この荷電粒子線装置において非点収差を補正す14− るには、次のJ二つにすればよい。
■ 制御電源rl 6) (17)をオフにする。
(■ 走査方向設定回路(21)のスイッチを操作しン
ズ電源(+ 9)により表示装置(28)に表示された
ラインプロファイルが最も鋭い立上りになるような励磁
電流に設定し、そのときの電流値(r)を(It)とし
て記憶装置(23)に記憶させる。
■ 以下■と同様にし°C角(θ)を1にして(■2)
を求め、角(のを7にして(■3)を求めて各々記憶回
路(23)に記憶させる。
■ 記憶回路(23)内の電流値(It)(■2)(I
3)を用いて演算制御回路(22)において(13)式
と(14)式の演算をさせる。
■ 算出1〜だ(NS)(λS)を表示器(24) (
25)に表示させる。
■ 制御電源(I(i)(17)をオンにし、表示され
た値(Ns)(λ8)に従って手動に」:り制御電源1
16+(+7+を設定すれば、非点収差は正しく補正さ
れる。
なお、非点収差を補正することなしに、荷電粒子線の非
点収差の大きさと方向を知るのみでよい場合は、f91
f+o)式の演算を行ない、結果を表示器(24) (
25)に表示させればよい。
第5図は、非点収差を自動的に補正する自動非点収差補
正装置と、自動焦点合せ装置とを備えた荷電粒子線取扱
装置の一実施例である。この装置は、荷電粒子線(団の
発生源(10)、非点補正コイル(12)、集束レンズ
(I3)、走査コイル(1→、検出器(26)の他に、
D A変換器(30) (31)と増幅器(32) (
33)の対からなる2組の制御電源を有する非点収差補
正用電源(34)と、DA変換器(35)と増幅器(3
6)の対からなるレンズ電源(37)と、走査回路(3
8)と、走査方向設定回路(39)と、検出器(26)
の出力信号を微分する微分回路(40)と、微分回路(
40)の出力信号の波高値の大小を比較する比較回路(
旧)と、2つの記憶回路(42) (43)と、トリガ
ーパルス発生回路(44)と、(13)式と(14)式
の演算を行なう演算回路(45)と、中央制御回路(4
6)とを備えている。
DA変換器(30)と増幅器(32)の対は非点収差補
正の大きさく N、)用、I) A変換器(31)と増
幅器(33)の対は非点収差補正の方向(λS)用であ
る。又、DA変換器(35)と増幅器(36)の対は、
荷電粒子線(11)の焦点を変化させ、最後に焦点合せ
電流(To )を出力する。各DA変換器(30) (
31)には演算回路(45)における演算結果(Ns)
(λsX Io)が供給される。
この装置の動作を次に説明する。
■ スタート釦(図示せず)が圧下されて動作開始指令
が中央側m1回路(46)に入力すると、中央制御回路
(46)は演算回路(45)と走査方向設定回路(39
)をリセットする。これにより非点収差補正用電源(3
4)の出力はゼロになり、走査方向はθ二〇に設定され
る。中央制御回路(46)はトリガーパルス発生回路(
44)にスタート指令を出力し、トリガーパルス発生回
路(44)はDA変換器(35)と走査回路(38)に
トリガーパルスを出力する。これにより、DA変換器(
35)はある値にセットされ、その出力電圧は増幅器(
36)において励磁電流に変換され17− て集束レンズ(13)に供給される。また、走査回路(
38)は、トリガーパルスが入力したことにより荷電粒
子線(11)を試料(15)上において一回走査させる
走査信号を走査方向設定回路(39)を介して走査コイ
ル(1勢に供給する。
■ 荷電粒子線(11)の走査にともなって生じる信号
粒子は検出器(26)に検出され、その出力信号は微分
回路(40)で微分され、微分波形の波高値は比較回路
(41)において記憶回路(42)に記憶されている波
高値と大小を比較される。
記憶されている波高値の方が小さい場合は消去され、新
たに微分回路からの波高値が記憶される。
■ −回の走査が終了すると、中央制御回路(46)は
再びスタート指令をトリガーパルス発生回路(44)に
出力し、トリガーパルス発生回路(44)は次のトリガ
ーパルスをD A変換器(35)と走査回路(38)に
出力する。
■ これにより、DA変換器(35)が1ステツプ加算
した電圧を発生し、それによって1ステ18− ツブ加算した励磁電流が集束レンズ(13)に供給され
て荷電粒子線(11)の焦点位置が変化する。
また、走査回路(38)はトリガーパルスが入力したこ
とにより、再び一回分の走査信号を出力する。
■ 微分回路(40)と比較回路(4I)と記憶回路(
42)は前記■の動作をする。
■ 駅り比較回路(41)において微分回路(40)の
出力信号の波高値が最大と判定されるまで、前記■■■
を繰返す。比較回路(41)における前記判定は、たと
えば微分回路(40)の出力信号の波高値が前回の走査
時の波高値と一致したこと(波高値の変化がなくなった
こと)により行なうことができる。
■ 微分回路(40)の出力信号の波高値が最大になる
と、比較回路(41)はその旨のパルス信号を中央制御
回路(46)に送るとともに記憶回路(42)をクリヤ
し、中央制御回路(46)はスタート指令の発生を中爪
する。
■ 前記ののとき、つまり微分回路の出力信号が最大に
な−ったときは即ち検出器(26)の出力波形の立上り
が最も鋭(なったときであり、このとき幅(DM’)が
最小であるから、中央制御回路(46)はそのときのD
A変換器(35)の値を(13)(1→(15)式の(
11)として記憶回路(43)に記憶させる。
■ リ、下、同様にして走査方向(1)を設定して(I
2)を得、(ヲ)を設定して(+3)を得も[相] (
II)(I2)(+3)を得たならば、中央制御回路(
46)は、演算回路(45)に演算指令を出力する。
これにより演算回路(45)は記憶回路(43)内の(
1+) (I2) (+3)を基にして(+31(14
)(15)式の演算を行なって非点収差補正の大きさく
NS)と方向(λS)と焦点合せ電流(I9)を算出し
、(NS)を変換器(30)に、(λS)を(31)に
(Io)を(35)に各々出力する。これにより−1(
Ns)と(λS)は増幅器(32) (33)を介して
補正コイル0渇に供給され非点収差は正しく補正される
。又(Io)は増幅器(36)を介して集束レンズ03
)に供給され、焦点が正しく結ばれる。
なお、補正装置が直角座標方式の場合は、演算回路(4
5)において(16)式と(17)式の演算を行なわせ
ればよい。
上述の実施例では荷電粒子線+II)の集束、偏向及び
非点収差の補正を電磁方式とし、これに流れる電流によ
って制御しているが、代りに電極による静電方式として
、これに印加される電圧によって制御してもよい。
おける荷電粒子線の焦点を変化させてそのときに試料か
ら生じる信号粒子を検出して試料上における荷電粒子線
の断面の移動方向成分が最小になる条件を移動方向別に
検出し、検出値を用いて荷電粒子線の非点収差を表わす
信号、非点収差を補正する信号、および焦点合せの信号
のうち少なくともいずれか1つを算出するから、非点収
差の定量的測定が可能になり、また自動的に補正と焦点
合せを行なうように構成することもできる。すなわち第
2の発明によれば、表示装置に表示されたラー21〜 インプロファイルが最もシャープになるようにレンズ電
源を設定するだけでよいから非点収差の定量的な測定を
することができ、その結果素人でも簡単かつ短時間で正
確に補正することができる。
さらに、第3の発明によれば、非点収差の補正と焦点合
せが自動的に行なわれるから、使用者はスタート釦を押
すだけでよく、−切の判断を必要とせずに短時間で正確
に荷電粒子線の取扱いを行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の原理説明図であり、第1
図は荷電粒子線の横断面図、第2図と第3図は荷電粒子
線の縦断面図、第4図は本発明にかかる装置の第1実施
例の電気回路のブロック図、第5図は第2実施例め電気
回路のブロック図である。 (+1):荷電粒子線、 (1の:非点収差補正コイノ
ペ0■:集束レンズ、 04):走査コイノペ 09:
試料、(18X34) :  非点収差補正用電源、 
 (19X37) : レンズ電源、  (20X38
) :走査回路、(21X39) :走22− 査方向設定回路、  (22X45) :演算回路、(
2:うX42X43) :記憶回路、  (24X25
) :表示器、(26) :検出器、  (27) :
信号粒子、  (28) :表示装置、  (40) 
:微分回路、(41):比較回路、(44): )リガ
ーパルス発生器、  (46) :中央制御回路。 特許出願人 =23− 矛1図 第3図 (1(1,500円)              F
Jd和58年10月6820発明の名称  荷電粒子線
取扱方法および装置3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名 称  株式会社 エリオニクス 8、補正の内容 1)明細書中、特許請求の範囲を別紙のとおり補正する
。 2)同、10頁1行の1−・・・生かされる。」のあと
に下記の文を挿入する。 記 この例として、(θ)を(0)と(π/4)の2種類に
変え、そのときの(1)の値が(Ti 、 12)であ
った場合を示す。これらの値を(5)式へ代入すると kc、  (L+−1o)−−N  −cos(2(λ
L−o>)  ・・・−・−(1g )kL(12−1
o)= −N −coJ2(λL−πy 4))−< 
19)となり、これらの式を解くと NL=kLr石弓扉石J・・・・・・・・・・・・・・
・・・・(20);h、= (1/2”I・jan−一
(I2−丁い/(丁+−1:o)     −(21>
となって(NL)(λし)が求められる。なお、この(
NL)(λL )を(11)  (12)へ代入すれば
非点の補正量(Ns)、補正方向(λS)が求められる
ことは前記例と同様である。 3)同、11頁6行「・・・できる。」の後に、以下1
− を挿入する。 記 例えば、(O)を(0,π/4.π/2,3π/4〉の
4種類に変え、そのときの(1)の値が(It、  1
2. 13. 14)であった場合を示ず。これらの値
を(5)式に代入すると、(θ)が(0,π/4)の時
は(18)、(19)式と同じでありその他に次式が得
られる。 kL(h −[o)= −N −cos(2(λL−y
r /2))・−・−・< 22 >lu、 (14−
fo)= −N −coJ2(λL−3π/4))−<
 23 >λt=(1/2)−jan−1−(It I
2)/(I3 ]1+)、、、 (25>l0=(Il
+ 12+b+14)/4・・・・・・・・・・・・・
・・・・・町・・ (26)となって(NL、λL )
および(Io)がそれぞれ求まる。なお、この(NL、
λし )から補正量(Ns)、補正方向(λS)さらに
は直角座標方式の場合の補正電流(I sx、  I 
sy)がそれぞれ求められることは前記例と同様である
。 4)同、20頁3行のr(DM)Jをr(Dθ)」と補
正する。 5)同、21負15〜16行の「非点収差を表わす信号
、・・・・・・焦点合わせの信号」を、「非点収差を表
わす信号および非点収差を補正する信号」と補正する。 6)同、22頁9行の1できる。」のあとに、下記の文
を挿入する。 記 そして、第4、第5、第6の発明によれば、共通の情報
を基にして、荷電粒子線の非点収差と焦点合ぜとを行な
うことができる。 特許請求の範囲 1)試料ど荷電粒子線とを荷電粒子線の軸を横切る面内
で少なくとも2方向に相対的に繰返し移動さU、かつ試
料上にお【jる荷電粒子線の焦点を調整し、そのとぎに
試料から生じる信号粒子を用いて試料−ににおける荷電
粒子線の断面の前記移動方向の成分が最小になる前記焦
点調節条件を移動方向別に検出し、検出値を用いて荷電
粒子線の非点収差を表わす信号1点ユ非点収差を補正す
る倍長−のうちの少なくともいずれか1つを算出するこ
とを特徴とする荷電粒子線取扱方法。 2)荷電粒子線と試料とを荷電粒子線の軸を横切る面内
で相対的に繰返し移動する手段と、移動方向を少なくと
も2方向に切換える手段と、試料上の荷電粒子線の焦点
を調整する手段と、試料からの信号粒子の検出器と、検
出した信号の波形を表示覆る装置と、試料上の荷電粒子
の断面の前記移動方向の成分が最小になつ1〔ときに前
記焦点調節手段の条件を移動方向別に記憶し、記憶内容
を用いて荷電粒子線の非点収差を表わず信号、ζユ非点
収差を補正する借景−のうち少なくともいずれか1つを
締出する手段とを備えたことを特徴とする荷電粒子線取
扱装置。 3)荷電粒子線と試料とを荷電粒子線の軸を横切る面内
で相対的に繰返し移動する手段と、移動方向を少なくと
も2方向に切換える手段と、試料上の荷電粒子線の焦点
を調整する手段と、試料からの信号粒子の検出器と、検
出した信号の波形から試料上の荷電粒子線の断面の前記
移動方向の成分の大小を判定し、移動方向の成分が最小
になったときに前記焦点調節手段の条件を移動方向別に
記憶し、記憶内容を用いて荷電粒子線の非点収差を表わ
す信号互非点収差を補正する信相のうちの少なくともい
ずれか1つを算出する手段とを備えたことを特徴とする
荷電粒子線取扱装置。 向の成分が最小になる前記焦点調節条件を移動方試石上
の荷電粒子線の断面の前記移動方向の成分4−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 かつ試料上における荷電粒子線の焦点を調節し、そのと
    きに試料から生じる信号粒子を用いて試料上における荷
    電粒子線の断面の前記移動方向の成分が最小になる前記
    焦点調節条件を移動方向別に検出し、検出値を用いて荷
    電粒子線の非点収差を表わす信号、非点収差を補正する
    信号、および焦点合せの信号のうち少なくともいずれか
    1つを算出することを特徴とする荷電粒子線取扱方法。 少なくとも2方向に切換える手段と、試料上の荷電粒子
    線の焦点を調節する手段と、試料からの信号粒子の検出
    器と、検出した信号の波形を表示する装置と、試料上の
    荷電粒子の断面の前記移動方向の成分が最小になったと
    きに前記焦点調節手段の条件を移動方向別に記憶し、記
    憶内容を用いて荷電粒子線の非点収差を表わす信号、非
    点収差を補正する信号、および焦点合せの信号のうち少
    な(ともいずれか1つを算出する手段とを備えたことを
    特徴とする荷電粒子線取扱装置。 少なくとも2方向に切換える手段と、試料上の荷電粒子
    線の焦点を調節する手段と、試料からの信号粒子の検出
    器と、検出した信号の波形から試料上の荷電粒子線の断
    面の前記移動方向の成分の大小を判定し、移動方向の成
    分が最小になったときに前記焦点調節手段の条件を移動
    方向別に記憶し、記憶内容を用いて荷電粒子線の非点収
    差を表わす信号、非点収差を補正する信号、および焦点
    合せの信号のうち少なくともいずれか1つを算出する手
    段とを備えたことを特徴とする荷電粒子線取扱装置。
JP57128136A 1982-07-22 1982-07-22 荷電粒子線取扱方法および装置 Pending JPS5918555A (ja)

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