JPS6382239A

JPS6382239A - シ−ト給送装置

Info

Publication number: JPS6382239A
Application number: JP22551786A
Authority: JP
Inventors: Keiji Suzuki; 啓司鈴木
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1986-09-22
Filing date: 1986-09-22
Publication date: 1988-04-13

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）　産業上の利用分野本発明は画像記録装置等のシート給送装置に係り、詳し
くは、積層されたシートの一面に接触するピックアップ
ローラ対にレジスト作用を兼ねさせたシート給送装置に
関する。

（ロ）従来の技術従来のシート給送装置は、第４図に示すように、カセッ
ト１１上に対向・配置されたピックアップローラ１２と
、該ピックアップローラ１２の下流に配設されたレジス
トローラ１３からなり、またピックアップローラ１２は
カセット１１内に収納されたバネにより付勢されたシー
トＰの１番目のシートＰ１と当接している。更に、レジ
ストローラ１３の下流に設けられたガイド１６の途中に
はシートＰ、の先端Ｐｌ′を検知するセンサ１７が設置
されている。そして、ピックアップローラ１２の矢印方
向の回転により、シートＰの１番目のシートＰ１がレジ
ストローラ１３に給送され、更にシートＰｌの先端がセ
ンサ１７により検知されると、レジストローラ１３は一
時待機し、シート再給送開始信号を受信することにより
シートの給送を再開始している。

←→　発明が屏決しようとする問題点しかしながら、上記従来例の装置においては、ピックア
ップローラ１２とレジス１−ローラ１３との距離はレジ
ストローラ１３のシート送り量、即ち間歇ローラの送り
量により拘束されていたために、シート搬送経路を簡略
化することができないという問題があった。

（ロ）　問題を解決するための手段本発明は、上述問題点を解消することを目的としたもの
で、シート積載台に積層されたシートの一面に接触する
下部回転体と、該下部回転体に当接するように配設され
た上部回転体とを有するシート給送装置において、上記
下部回転体はシートをピックアップして上部回転体との
当接部に挾み込むピックアップ部を有し、且つ上記上部
及び下部回転体はレジスト作用を兼ねていることを特徴
とするものである。

（ホ）　作用以上構成に基づき、シート給送準備信号が出力されると
、上部回転体と下部回転体は時計方向に回転し始め、シ
ートと接触している下部回転体は１番面のシートを分離
してめくり上げるため、下部回転体が更に回転すると１
番面のシート先端は上部回転体と下部回転体の当接部に
挾み込まれる。

そして上部及び下部回転体はレジスト作用を兼ねている
ため、シート先端が一定位置まで搬送されると上記両回
転体は一旦停止してシートはレジスト調整され、シート
再給送開始信号を受信すると再び回転してシートを搬送
する。

（へ）実施例以下、図面に沿って、本発明を画像記録装置のシート給
送装置に適用した実施例について説明する。

シート給送装置は、第１図ないし第２図Ｇａｌ　、　（
ｂｌ　。

ｆｃ］に示すように、上部回転体（上ローラ）１と、該
上ローラ１に当接する下部回転体（下ローラ）とからな
るピックアップローラ対から構成され、上記上ローラ１
は軸ＩＣに軸着された径大部１ａと径小部１ｂとを交互
に有する段付ローラとなっている。また、上記下ローラ
２は軸２Ｃに軸着され一部径大のピックアップ部２ａを
有する段付ローラ２ａ’　と、該段付ローラ２ａ’の径
小部に回動自在に嵌合された小径の従動ローラ２ｂとか
らなり且つピックアップ部２ａと従動ローラ２ｂは交互
に配置されている。そして、上ローラ１の径大部１ａは
下ローラ２の従動ローラ２ｂと常時接触しており、また
上ローラ１の径小部１ｂは下ローラ２のピックアップ部
２ａとある位相で接触している。該ピックアップ部２ａ
は矢印のように回転し、１番目のシートを分離してめく
り上げ、上ローラ１と下ローラ２の当接部にシー１−先
端を挾み込ませる役目をする。また、ピックアップロー
ラ対はシートＰが載置されたシート積載台３の下流側に
対向・配置されており、シート積載台３はその自由端を
バネ５により下ローラ２に向けて付勢されている。従っ
て、下ローラ２はシートＰの上面と接触するようになっ
ている。また、ピックアップローラ対の上流側には軸６
Ｃに軸着された補助ローラ６が配設されており、該補助
ローラ６はある期間回転し、通常はシートＰの上面と接
触して停止している。一方、ピックアップローラ対の下
流には搬送ガイド７が配置され、該搬送ガイド７の途中
にはピックアップローラ対で挾み込まれ且っ搬送ガイド
７内へ搬送されてくるシートＰの先端を検知するセンサ
８が設けられている。そして、ピックアップローラ対の
上及び下ローラ１゜２はレジスト作用を兼ねており、上
記センサ８がシートＰの先端を検知すると核上及び下ロ
ーラ１゜２は回転を停止し、次にシート再給送開始信号
を受信すると上ローラ１が回転を再開しシートを下流へ
と搬送するようなっている。

本実施例は以上のような構成よりなるので、ピックアッ
プローラ対がシート給送準備信号を受信すると、第３図
（ａ）に示すように、上ローラ、１と下ローラ２は矢印
のように時計方向に回転し始め、下ローラ２のピックア
ップ部２ａはシートＰの１番目のシートＰ１を２番目の
シー＋−ｐ２ｍ降のり−トから分離してめくり上げる。

このとき補助ローラ６は回転せずシートＰと接触してい
るため、１番目のシートＰ、は除々に大きな山型に撓ん
でいき（第３図（ｂｌ参照）、シー１−Ｐ、の先端は上
ローラ１と下ローラ２の当接部に導びかれて挾み込まれ
ようとする。次に、上ローラ１の径小部１ｂと下ローラ
２のピックアップ部２ａとが接触を開始してシー）・Ｐ
ｌが上ローラ１と下ローラ２の当接部に挾み込まれて給
送されると、いままで停止していた補助ローラ６が矢印
のように反時計方向に回転を開始してシートＰ１の給送
を助ける（第３　ｆｆｆｉｃｌ参照）。

該補助ローラ６はシートＰ１の搬送速度よりやや高い周
速で回転するため、シー１−Ｐ、は補助ローラ６とピッ
クアップローラ対間で引張力を受けることなくやや撓み
をもって搬送される（第３図（ｄｌ参照）。

そして、シートＰｌの先端Ｐ１′が搬送ガイド７の途中
に設けられたセンサ８により検知されると、上及び下ロ
ーラ１，２の回転が停止され、ここでレジスト調整され
る。このとき上ローラ１の径小部１ｂと下ローラ２のピ
ックアップ部２ａとの当接は月７除・され、シートＰ、
は上ローラ１の径大部１ａと下ローラ２の従動ローラ２
ｂとで挾持されている。次に、ピックアップローラ対が
シート再給送開始信号を受信すると上ローラ１が回転を
開始し、シートＰ　は　上ローラ１の径大部１ａと下ロ
ーラ２の従動ローラ２ｂとで挾持されて下流へと搬送さ
れ、シートＰ、の後端が補助ローラ６から離れると該補
助ローラ６の回転は停止する（第３図ｔｅｌ参照）。そ
してシートＰ１は搬送ガイド７を通過して次工程へと搬
送される。

（ト）発明の詳細な説明したように、本発明よれば、シート積載台に積層
されたシートの一面に接触する下部回転体と、該下部回
転体に当接するよう配設された上部回転体とを有するシ
ート給送装置において、上記下部回転体はシートをピッ
クアップして上部回転体との当接部に挾み込み、且つ上
記上部及び下部回転体はレジス１−作用を兼ねているの
で、シートを分離給送してからレジスト調整するまでの
時間が短縮され、しかもレジスＩ・ローラを別に設置す
る必要がないのでシート搬送経路を簡略化することがで
きる。またシートをさばく動作が入っているためシート
積載台側にシート分離爪を設置する必要性をなくすこと
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はシート給送装置の一実施例を示す縦断面図、第
２図ｆａｔないし第２図（Ｃ１は上ローラと下回−ラの
関係を説明した図であり、第２図（ａ）はその縦断面図
、第２図（ｂｌはその平面図、第２図（ｃ）は第２図（
ａｌのＡ−Ａ線からみた断面図、第３図（ａ）ないし第
３図ｔｅｌはシート給送装置の動作説明図、第４図は従
来のシート給送装置の縦断面図。１・・上部回転体（上ローラ）　、　１ａ・・・径大部
　、　１ｂ・・・径小部　、　ＩＣ・・・軸　、　２・
・下部回転体（下ローラ）　、　２ａ・・・ピックアッ
プ部　、　　２ｂ・・従動ローラ　、　　２Ｃ・・・軸
　、　　３・・・シート積載台　、　　６・・・補助ロ
ーラ　、　　８・・・センサ　、　　Ｐ・・・シート　
。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）シート積載台に積層されたシートの一面に接触す
る下部回転体と、該下部回転体に当接するように配設さ
れた上部回転体とを有するシート給送装置において、上記下部回転体はシートをピックアップして上部回転体
との当接部に挾み込みピックアップ部を有し、且つ上記
上部及び下部回転体はレジスト作用を兼ねていることを
特徴とするシート給送装置。