JPS6374502A - 数値制御自動旋盤 - Google Patents

数値制御自動旋盤

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JPS6374502A
JPS6374502A JP22077286A JP22077286A JPS6374502A JP S6374502 A JPS6374502 A JP S6374502A JP 22077286 A JP22077286 A JP 22077286A JP 22077286 A JP22077286 A JP 22077286A JP S6374502 A JPS6374502 A JP S6374502A
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JP
Japan
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axis
axis direction
tool
tool rest
movement
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JP22077286A
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Inventor
Kenji Sugimoto
杉本 健司
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Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は数値制御装置旋81(以下NC旋Cという)に
関する。
[従来の技術] 従来、NC旋盤として、例えば特開昭56−69003
号公報に示すものが知られている。このNC旋盤は、主
軸中心線に平行に摺動回部なサドル上に、主軸中心線に
直交して摺動回部に横送り台を配設し、この横送り台上
に、主軸中心線の両側に位置するように2個のターレッ
トヘッドを配設している。
従って、一方のターレットヘッドの工具で切削加工中に
他方のターレットヘッドをインデックスして次工程の工
具を選択することが可能であるので、工具インデックス
に要する時間が短縮できる特徴を有する。
[発明が解決しようとする問題点] 前記従来のNC旋盤は、制御軸数が少なく、また工具イ
ンデックス時間を短縮できる特徴を有するが、次工程の
工具を用いるには、横送り台を移動させてその工具を被
加工物に接近させなければならない、このように、1個
の工具で切削中に次の工具を被加工物に充分接近させる
ことができず、また2個以上の工具で同時に切削するこ
とができないので、アイドルタイムが生じ、生産性の面
で必ずしも満足できるものではなかった。
この点、周知のスイス型自動旋盤は、主軸中心線に直交
する面に複数の工具を放射状に配訝しであるので、1個
の工具で切削中に次の工具を被加工物に充分に接近させ
て待機させることができ、また2個以上の工具で同時に
切削することも可能である。
しかし、スイス型自動旋盤をそのままNC化しようとす
ると、1個の工具に対して、それぞれ1個の制御軸を要
することとなり、工具を制御するためのNG装置のハー
ドウェアの構成も複雑になると共に、そのソフトウェア
も工具毎にプログラムを行い、更に工具相互の干渉を防
止するなど複雑で膨大なものとなり、全体として機械が
高価になるという問題点を有する。
本発明の目的は、制御軸数が少なく、安価で、かつ高生
産性のNC旋盤を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 上記従来技術の問題点を解消するための本発明の構成を
実施例に対応する第1図乃至第5図によって説明する。
主軸20を回転自在に支承する主軸台21と、この主軸
台21の前方にあって前記主軸20の中心線方向である
Z軸方向に移動する長手送り台35と、この長手送り台
35上にあって前記Z軸に直交し主軸中心線に向って接
離する方向であるXl軸方向に移動し、主軸中心線をは
さんで対向する工具を保持するil刃物台50と、同じ
長手送り台35上にあって前記Z軸に直交し、かつ前記
xl軸と異なる方向から主軸中心線に接はする方向であ
るx2軸方向及び前記Z軸と前記x2軸の双方に直交す
る方向に沿ったY軸方向に移動し、複数個の工具を保持
する第2刃物台62と、前記各軸方向の移動を制御する
数値制御装置とからなる。
[作用] Z軸方向に移動する長手送り台35は第1刃物台50及
び第2刃物台62を支持している。また第1刃物台50
は主軸中心線に向って接離する方向であるXl軸方向に
移動し、複数個の工具を保持する第2刃物台62は同様
に主軸中心線に向って接離する方向であるX26h方向
及びこれに直交する方向であるY@力方向移動する。そ
こで、長手送り台35のZ軸方向の移動と第1及び第2
刃物台50.62のXi軸及びx2軸方向の移動とによ
って加工を行うことができる0例えば7tSi刃物台5
0がXl軸方向に前進して工具51で切削中に第2刃物
台62がY軸方向に移動して工具を選択し、x2軸方向
に前進して被加工物に充分接近させて待機することがで
き、又はt51刃物台50の工具と第2刃物台62の工
具とで同時に切削することもできる。また第1刃物台5
0及び第2刃物台62を制御するにはXi軸、X2&及
びY軸の3軸のみを制御すればよいので、使用可使な工
具数に比べて制御軸数の少ないNC旋盤が得られる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図により説明する。
第1図は本発明になるNC旋盤の斜視図、第2図は主軸
の中心線に沿った縦断面図、第3図は第2図の3−3線
断面図、第4図は刃物台部分の一部断面正面図、第5図
は孔加工用工具台の平面図である。
箱型のベッド10の後方上部には、主軸台保持部11が
設けられており、この主軸台保持部11の上部には主軸
20を回転自在に支承した主軸台21が固定されている
。ここで、主@1120の中心線方向をZ軸方向とよぶ
ことにする。
前記主軸20の回転基′vJ機構は1周知の構造よりな
るので、簡単に説明する。主軸20の主軸スピンドル2
2は、被加工物としての棒材を挿入するために中空とな
っており、2組の軸受23.24を介して主軸ハウジン
グ25に回転自在に支承されている。また主軸スピンド
ル22の後端にはプーリ26が固定されており、主軸モ
ータ27からの駆動力が図示しないベルトを介して前記
プーリ26に伝えられ、主軸スピンドル22が回転する
。主軸20の前端部には被加工物を把持するためのコレ
ットチャック28が設けられており、このコレットチャ
ック28は開閉機構29によって開閉される。
またベッド10の上部で前記主軸台21の前方には、2
軸方向に延びる案内路12が形成されており、この案内
路12には長手送り台35が摺動自在に配:没されてい
る。前記長手送り台35をZ軸方向に駆動するために、
前記案内路12と平行にZ輸送りネジ36が配設されて
おり、このZ輸送りネジ36には長手送り台35に固定
されたナツト37が螺合している。前記Z軸通リネジ3
6はベッド10に固定された減速塁38を介してZ袖送
すモータ39が連結されている。従って、Z輸送すモー
タ39によってZ軸送りネジ36が回転駆動されると、
長手送り台35はナツト37を介して案内路12に沿っ
てZ軸方向に摺動する。
前記長手送り台35にはガイドブツシュ支持台45が固
定されており、このガイドブツシュ支持台45には、前
記主軸20の中心線上に被加工物を支持するガイドブツ
シュ46が取付けられている。ガイドブツシュ支持台4
5の下方の長手送り台35の前側面には、前記Z軸に直
交し、かつ水平方向に延びる案内路40が形成されてお
り、この案内路40には第1刃物台50が摺動自在に配
設されている。ここで、案内路40に沿った第1刃物台
50の摺動方向をXl軸方向とよぶことにする、前記第
1刃物台50は2個の工具51.52を保持しており、
これらの工具51.52は前記ガイドブツシュ46の前
面の両側に主軸中心線をはさんで相対向して配設されて
いる。
前記第1刃物台50t−Xl軸方向に駆動するために、
前記案内路40と平行にxll送送ネジ53が配設され
ており、このxll送送ネジ53には第1刃物台50に
固定されたナツト54が螺合している。また前記Xi軸
輸送ネジ53にはXi軸輸送す−タ55が連結されてい
る。従って、Xl軸輸送す−タ55によってxll送送
ネジ53が回転駆動されると、第1刃物台50はナツト
54を介して案内路40に沿ってXl軸方向に摺動する
前記ガイドブツシュ支持台45の上部には、主軸20の
中心線に直交する方向に摺動し、かつ水平方向に延びる
案内路47が形成されており、この案内路47には第2
刃物支持台60が摺動自在に配設されている。ここで、
案内路47に沿った第2刃物支持台60の摺動方向をY
軸方向とよぶことにする。
更に第2刃物支持台60の前面には、主軸2Gの中心線
に直交し、かつ垂直方向に延びる案内路61が形成され
ており、この案内路61には第2刃物台62が摺動自在
に配設されている。ここで、案内路61に沿った第2刃
物台62の摺動方向をx2軸とよぶことにする。第2刃
物台62は3個の工具63.64.65を保持しており
、これらの工具63.64.65は前記ガイドブツシュ
46の前面に上方から垂下するように相互に平行に配設
されている。
前記案内路47の上方には、案内路47と平行に配設さ
れたY軸送りネジ66がガイドブツシュ支持台45に回
転自在に支承されており、このY軸通りネジ66には第
2刃物支持台60に固定されたナツト67が螺合してい
る。また前記Y輸送すネジ66にはY輸送すモータ68
が連結されている。従って、Y輸送すモータ68によっ
てY輸送すネジ66が回転駆動されると、ナツト67を
介して第2刃物支持台60と共に第2刃物台62が案内
路47に沿ってY軸方向に駆動される。
前記案内路61の後方には、案内路61と平行に配設さ
れたx2軸送リネジ69が第2刃物支持台60に回転自
在に支承されており、このxz軸輸送ネジ69には第2
刃物台62に固定されたナツト70が螺合している。ま
たx2軸送リネジ69にはプーリ71が固定されており
、このプーリ71とX2軸送リモータ72の出力軸に固
定されたプーリ73とには歯付ベルト74が掛けられて
いる。従って、X2軸送リモータ72が駆動されると、
プーリ73、歯付ベルト74、プーリ71を介してx2
軸送リネジ69が回転駆動され、ナツト70を介して第
2刃物台62は案内路61に沿ってx2軸方向に駆動さ
れる。
前記ガイドブツシュ46のはるか前方には、前記第1刃
物台50上に孔加工用工具台80が主軸台21に対向し
て配設されている。この孔加工用工具台80には孔加工
用工具81.82.83をそれぞれ保持した3本の加工
軸84.85.86が前記主軸20の中心線方向に摺動
自在に配設されている。ここで、孔加工用工具81.8
2.83の摺動方向をB軸方向とよぶことにする。
前記したように、孔加工用工具台80は第1刃物台50
に固定されているので、孔加工用工具81〜83の主軸
20の中心線上への割り出しは、第1刃物台50のXl
軸方向の摺動によって行われる。従って、左右両側の加
工軸84.86がガイドブツシュ46の中心線上に割り
出された時は、工具51.52はガイドブツシュ46の
内径(被加工物外径)より外側に位置するように取付け
る必要がある。勿論、孔加工用工具台80を取付けない
場合は、かかる配慮は必要ない。
加工軸84.85.86はそれぞればね87によりガイ
ドブツシュ46から離れる方向に付勢されている。長手
送り台35にはブラケット90を介して加工軸84〜8
6と平行に油圧シリンダ91が固定されており、この油
圧シリンダ91の出力軸91aには前記孔加工用工具8
1〜83の後端側に伸びた作動板92が固定され、この
作動板92の主軸20の中心線上に抑圧子93が設けら
れている、この抑圧子93は、第1刃物台50のXl軸
方向の移動によって主軸中心線上に配置された加工軸8
4〜86を主軸に向って押圧するようになっている。
次にかかる構成よりなるNC旋盤の作動について説明す
る。主軸20のコレットチャック28に把持された被加
工物(棒材)はガイドブツシュ46に挿通され、主軸2
0と共に回転する0円弧。
テーパ等の補間を要する加工でない通常の切削加工の際
には、xl軸輸送す−タ55又はY送送りモータ68の
駆動によって工具51.52又は63.64.65を選
択した後、Z送送りモータ39と、xl軸輸送す−タ5
5又はx2軸送リモータ72を数値制御装置の指令によ
って駆動することによって切削加工が行われる。
円弧、テーパ等の補間を要する加工の際の作動について
次に説明する。
まず孔加工用工具81〜83を用いない場合について説
明する。
(1) Z軸とXi軸又はZ軸とxz軸との補間のl第
7図に示すように、被加工物95にテーパを形成する場
合について説明する。
Z軸とXi@との補間の場合は、まずXi輌軸通す−タ
55によってxll送送ネジ53を回転駆動させ、第1
刃物台50を案内路40に沿ってXl軸方向に摺動させ
、工具51又は52のいずれかを選択する0例えば工具
51を選択した場合、工具51が被加工物95の前面に
位置するように前進駆動させる。続いてZ軸通すモータ
39が回転駆動されて長手送り台35がzftbの前進
方向に移動すると共に、前記xl軸輸送す−タ55が前
記と逆方向、即ち工具51が後退する方向に駆動される
。この時、Z送送りモータ39とxl軸輸送す−タ55
とを周知の直線補間方式によって制御する第1の2軸通
間!fff七を有する数値制御装置によって制御され、
長手送り台35のZ軸方向と、第1刃物台50のXl軸
方向の相互に関連する移動によって被加工物95のテー
パ加工が行われる。もし、工具52によって加工を行う
場合には、xl軸輸送す−タ55の回転方向は前記と逆
の動作を行わせればよい。
Z軸とx2軸との補間の場合も同様に、まずY送送すモ
ータ68の駆動によって工具63.64.65のいずれ
かを選択し、X2軸送りモータ72によってx2軸送リ
ネジ69を回転駆動させ、第2刃物台62を案内路61
に沿ってx2軸方向に摺動させ、選択された工具、例え
ば工具64が被加工物95の前面に位置するように前進
駆動させる。続いて2輛送りモータ39が回転駆動され
て長手送り台35がZ軸の前進方向に移動すると共に、
前記X2軸送リモータ72が前記と逆方向、即ち工具6
4が後退する方向に駆動される。この時も同様に、2つ
のモータ39.72は第2の2軸補間機能によって直線
補則され、これにより被加工物95にテーパ加工が行わ
れる。
(2)Z軸とXi軸、x2軸の3軸同時補間の1例 第8図(a)は第1刃物台50に取付けられた工具51
で穴仕上げ加工、第2刃物台62に取付けられた工具6
4で外径加工を行う場合を示す。
勿論、工具の選択は逆でもよい、第8図(b)は工具5
1で外径荒加工、工具64で外径仕上げ加工を行う場合
を示す、勿論、この場合も逆でもよい。
このように、第1刃物台50に取付けられた工具51と
第2刃物台62に取付けられた工具64とで同時に切削
加工を施す場合には、長手送り台35をZ軸方向に駆動
させ、第1刃物台50t−xl軸、第2刃物台62をx
2軸にそれぞれ駆動させることにより加工が行える。
この時、Z軸とXi軸及びZ軸とx2軸とはそれぞれ通
常の2次元補間動作を実行し、全体としてはZ軸を媒介
として、3軸による2組の補間動作が同時に進行し、こ
こではこれをZ軸を媒介とする3軸回時補間と称する。
勿論、このためには各軸の駆動を制クーする数値制御装
置には、Z軸を媒介として2組の補間動作を同時に実行
させるための3軸同時補間機能を有していなければなら
ない。
以上の説明は、テーパ加工について行ったが、他の補間
を要する加工、円弧状等の加工についても同様に実行す
ることができる。
(+)X2軸とY軸との同時移動の1例X2軸とY軸と
の同時移動は、第9図に示すように、第2刃物台62に
取付けられた工具63で加工を行う場合に、工A63を
被加工物95に迅速に近づける場合に行う、即ち、Y通
送すモータ68によって第2刃物支持台60を案内路4
7に沿ってY軸方向に早送りさせると同時に、X2軸送
リモータ72によって第2刃物台62を案内路61に沿
ってX2軸方向に早送りさせると、工具63又は65は
被加工物95に迅速に近づく。
また第1刃物台50の工具51又は5?で加工中に、次
に使用する工具として第2刃物台62の工A63乃至6
5を選択して被加工物95に充分に接近させておき、工
具51又は52の加工終了後に直ちに選択された工具6
3乃至65で加工することが望ましい。
これらの時には、迅速に移動するために直線状に又は加
工中の工具との干渉を防止するために所定の経路を通っ
て移動することが要求される。このために、X2軸とY
袖とを制御駆動する数値制御装置は、xz軸とY軸との
間の2軸通間Q能をも有している。
次に孔加工用工具81〜83を用いる場合について説明
する0本実施例では孔加工用工具台80は、第1刃物台
50に固定されているので、孔加工用工具81〜83と
第1刃物台50に取付けられた工具51.52どの同時
加工はできないが、第2刃物台62に取付けられた工具
63〜65との同時加工は回部である。
(1)Z軸とB軸とを用いた加工 孔加工用工A81.82.83のいずれかによって被加
工物に孔加工を行う場合には、第1刃物台50をXI軸
方向に移動して加工軸84.85又は86を選択し、油
圧シリンダ91を作動させると1作動板92に設けられ
た押圧子93によって加工軸、例えば85が前進させら
れ、孔加工用工具82は被加工物の前面に接近する。続
いて主軸台21がZ軸方向に前進させられ、孔加工が行
われる。
(2)Z軸とB軸、Xl軸とを用いた加工Z軸とB軸、
Xl軸とを用いた加工は、前記Z軸とB軸とを用いた加
工で説明したように、孔加工用工具、例えば82によっ
て孔加工を行い、その後孔加工用工具81又は83で例
えば仕上孔加工を行う場合等に用いる。即ち、孔加工用
工A82で孔加工を行い、その後主軸台21を後退させ
る0次に油圧シリンダ91をオフにして加工軸85を後
退させ、次にXI軸送送す−タ55を作動させて第1刃
物台50をXl軸方向に移動させ。
孔加工用工具81又は83を主軸20の中心線上に位こ
させる。続いて油圧シリンダ91を作動させ、孔加工用
工具81又は83を被加工物の前面に接近させる0次に
主軸台21をZ軸方向に前進させると、孔加工用工具8
1又は83によって仕上孔加工が行われる。
この場合、第6図(a)に示すように、加工軸84.8
5.86の後端にあって抑圧子93と当接する出接片7
8を相互に連結して作動板92による駆動が全ての加工
軸84.85.86に作用するようにすると、前記した
孔加工用工具82で孔加工後、油圧シリンダ91をオフ
にしないで、第1刃物台50のみを後退させることによ
り次の工具81又は83を選択できるので、アイドルタ
イムが短縮される。また第6図(b)に示すように、作
動板92を2つの加工軸84.85に作用させるように
しても加工軸84.85の間では全く同様である。
第10図は本発明の他の実施例を示す、前記実施例にお
いては、第2図に示すように、長手送り台35の案内路
40の案内面は前方に傾斜して形成されているが1本実
施例においては、垂直に形成されている。長手送り台3
5の案内路40の案内面を前方に傾斜して形成すると、
第1刃物台50及びこの第1刃物台50に固定された部
材の荷重を案内路40の上下面で受けることになり、支
持力の点で好ましい、また長手送り台35の案内路40
の案内面を垂直に形成すると、案内路40の加工が容易
であると共に、切削切粉の除去の点で好ましい。
第11図は本発明の更に他の実施例を示す、前記実施例
においては、第4図に示すように、Xl軸及びY軸とが
それぞれ別個のxl軸通送す−タ55及びY通送すモー
タ68とで駆動されたが、本実施例においては、1個の
送りモータ96で駆動するように構成しである。即ち、
Xl軸送りネジ53に送りモータ96及びプーリ97を
固定し、またY軸道りネジ66にクラッチ98及びブレ
ーキ99を介してプーリ100を結合させ、プーリ97
.100に歯付ベル)101を掛けてなる。
ここで、第1刃物台50をX1軸方向に、第2刃物台6
2をY軸方向に駆動させる場合は、ブレーキ99をオフ
にしてクラッチ98をオンにし、プーリ100がY通送
すネジ69と共に回転するようにする。この状態で送り
モータ96を駆動させると、第1刃物台50がXI軸方
向に移動すると共に、プーリ97、歯付ベルトエ01、
プーリ100、クラッチ98を介してY軸通すネジ66
が回転し、第2刃物台62はY軸方向に移動させられる
。そして、第2刃物台62の選択される工具63.64
.65の刃先が被加工物の中心位置に位置すると、クラ
ッチ98をオフにすると共にブレーキ99をオンにする
。これによりY軸道りネジ66は固定状態となるので、
送りモータ96が回転しても第2刃物台62はY軸方向
に移動しない、従って、この状態で送りモータ96を回
転させると、第1刃物台50のみがX1軸方向に移動す
る。
そして、同時に第2刃物台62をx2軸方向に移動させ
れば、第1刃物台50の工具51又は52と第2刃物台
62の工具63乃至65のいずれかとによる同時加工を
行うことができる。
また工具51と工具52との刃先間隔を、工具63又は
工具65による切削中に被加工物95と干渉しない程度
に接近しておけば、常時クラッチ98をオンにし、ブレ
ーキ99をオフにした状態で使用しても、選択された工
具51.52又は63.64.65によって他の工具の
位置が規制され、同時加工や他の工具での切削中に次の
工具を被加工物に接近しておくことはできないが、通常
の加工には支障なく使用することができる。つまり、第
1刃物台50の工具51.52と第2刃物台60の工具
63乃至65のいずれかとによる同時加工を行わない条
件下では、この実施例からクラッチとブレーキを除いた
構成が成立する。
従って、この場合Y軸に専用の送りモータを使用する場
合に比べて、生産性の点で若干の低下は生じるが、数値
制御の必要な駆動軸を実質的に1軸減少させることがで
きるので、低価格化には大きな効果を有する。
[発明の効果] 以上の説+yから明らかなように、本発明によれば、主
軸を回転自在に支承する主軸台と、この主軸台の前方に
あって前記主軸の中心線方向であるZIkb方向に移動
する長手送り台と、この長手送り台」二にあって前記Z
袖に直交し主軸中心線に向って接離する方向であるxl
l力方向移動し、主軸中心線をはさんで対向する工具を
保持する第1刃物台と、同じ長手送り台上にあって前記
Z軸に直交しかつ前記x1!d+と異なる方向から主軸
中心線に接離する方向であるx2軸方向及び前記Z軸と
前記x2軸の双方に直交する方向に沿ったY軸方向に移
動し、複数個の工具を保持する第2刃物台と、前記各軸
方向の移動を制御するa値制御装行とからなるので、使
用する工具に比べて制御軸数が少なく、安価であり、か
つ独立した2つの刃物台を相互に関連して使用するので
、2個の工具による同時加工や1個の工具による加工中
に次に工具を被加工物に接近させて待機することもでき
、アイドルタイムを極めて短縮させることが可1にな高
生産性の数値制御自動旋盤を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明になるNG旋盤の一実施例を示す斜視図
、第2図は主軸の中心線に沿った縦断面図、第3図は第
2図の3−3線断面図、第4図は加工部分の一部断面正
面図、第5図は孔加工用工具合80の平面図、fn6図
(a)  (b)はそれぞれ加工軸を押圧する押圧子と
当接片の他の実施例を示す平面図、第7図はZ軸とxl
軸及びZ軸とX2軸との補間の1例を示す説明図、第8
図(a)(b)はZ軸とXt軸及びZ軸とX2軸の3軸
回時補間の1例を示す説明図、第9図はX2軸とY軸と
の同時移動の1例を示す説明図、第10図は第1刃物台
をXi軸方向に摺動させる案内路の他の実施例を示す縦
断面図、第11図は第1刃物台のX1軸方向及び第2刃
物第のY軸方向の駆動機構の他の実施例を示す一部断面
正面図である。 20:主軸、      21:主軸台、35:長手送
り台、   46:ガイドプッシュ、50:第1刃物台
、  62:第2刃物台、80:孔加工用工具台。 第5図 第6図 第7図

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)主軸を回転自在に支承する主軸台と、この主軸台
    の前方にあって前記主軸の中心線方向であるZ軸方向に
    移動する長手送り台と、この長手送り台上にあって前記
    Z軸に直交し主軸中心線に向って接離する方向であるX
    1軸方向に移動し、主軸中心線をはさんで対向する工具
    を保持する第1刃物台と、同じ長手送り台上にあって前
    記Z軸に直交しかつ前記X1軸と異なる方向から主軸中
    心線に接離する方向であるX2軸方向及び前記Z軸と前
    記X2軸の双方に直交する方向に沿ったY軸方向に移動
    し、複数個の工具を保持する第2刃物台と、前記各軸方
    向の移動を制御する数値制御装置とからなる数値制御自
    動旋盤。
  2. (2)X1軸とX2軸とが直交し、X1軸とY軸とが平
    行である特許請求の範囲第1項記載の数値制御自動旋盤
  3. (3)Z軸、X1軸、X2軸、Y軸の方向に沿った長手
    送り台、第1刃物台及び第2刃物台の移動がいずれも数
    値制御装置によって数値制御されている特許請求の範囲
    第1項記載の数値制御自動旋盤。
  4. (4)数値制御装置は、Z軸方向の長手送り台の移動と
    X1軸方向の第1刃物台の移動及びZ軸方向の長手送り
    台の移動とX2軸方向の第2刃物台の移動の組合せで2
    軸方向に同時に移動させて2次元補間送り動作を行う第
    1及び第2の2軸補間機能と、前記組合せの双方の2次
    元補間送り動作をZ軸を媒介として同時に実行する3軸
    同時補間機能とを有するものである特許請求の範囲第3
    項記載の数値制御自動旋盤。
  5. (5)数値制御装置は、Z軸方向の長手送り台の移動と
    X1軸方向の第1刃物台の移動及びZ軸方向の長手送り
    台の移動とX2軸方向の第2刃物台の移動の組合せで2
    軸方向に同時に移動させて2次元補間送り動作を行う第
    1及び第2の2軸補間機能と、前記組合せの双方の2次
    元補間送り動作をZ軸を媒介として同時に実行する3軸
    同時補間機能と、前記第1の2軸補間機能と共に作動す
    る第2刃物台のX2軸方向の移動とY軸方向の移動とを
    同時に行う2軸同時移動機能とを有するものである特許
    請求の範囲第3項記載の数値制御自動旋盤。
  6. (6)主軸を回転自在に支承する主軸台と、この主軸台
    の前方にあって前記主軸の中心線方向であるZ軸方向に
    移動する長手送り台と、この長手送り台の主軸中心線上
    に設けられたガイドブッシュと、前記長手送り台上にあ
    って前記Z軸に直交し主軸中心線に向って接離する方向
    であるX1軸方向に移動し、主軸中心線をはさんで対向
    する工具を保持する第1刃物台と、同じ長手送り台上に
    あって前記Z軸に直交しかつ前記X1軸と異なる方向か
    ら主軸中心線に接離する方向であるX2軸方向及び前記
    Z軸と前記X2軸の双方に直交する方向に沿ったY軸方
    向に移動し、複数個の工具を保持する第2刃物台と、前
    記第1刃物台上に設けられ、前記ガイドブッシュを挟ん
    で前記主軸台に対向して配置された孔加工用工具台と、
    前記各軸方向の移動を制御する数値制御装置とからなる
    数値制御自動旋盤。
  7. (7)孔加工用工具台には、Z軸方向と平行なB軸方向
    に摺動する複数個の加工軸が平行に設けられている特許
    請求の範囲第6項記載の数値制御自動旋盤。
  8. (8)複数個の加工軸は、B軸方向の摺動が選択的にか
    つ同時摺動可能に構成されている特許請求の範囲第7項
    記載の数値制御自動旋盤。
JP22077286A 1986-09-18 1986-09-18 数値制御自動旋盤 Pending JPS6374502A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63196301A (ja) * 1987-02-12 1988-08-15 Hiroshi Kishi 数値制御自動旋盤
JPH0283101A (ja) * 1988-06-29 1990-03-23 Toto Ltd Nc旋盤
JP2000117506A (ja) * 1998-10-14 2000-04-25 Citizen Watch Co Ltd 自動旋盤
KR101303400B1 (ko) * 2013-03-19 2013-09-05 오성용 자동차용 변속레버 가공장치

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