JPS6371494A - エンジンハンガ−の取付構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、エンジンハンガーの数句構造に関する。

（従来の技術） 従来より自動二輪車のエンジンハンガーを車体に取付け
るには、ヘッドパイプから後方へ延出するフレームに下
方に向けてブラケットを溶着し、該ブラケットにエンジ
ンハンガーの端部を取付けている。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながらエンジンハンガーには常に大きな荷重が加
わるため、前述の構造に於いては、前記ブラケットの溶
着部分に応力が集中し易く、エンジンハンガーの取付強
度を更に向−卜させようとすると、エンジンハンガー取
付部分の構造が複雑になってしまい重量増を招く等の不
具合がある。

本発明は斯る不具合に鑑み成されたものであり、その目
的とする処は簡易、軽量な構造でもエンジンハンガーの
増重１強度を更に向上させることのできるエンジンハン
ガーの数句構造を提供するにある。

（問題点を解決するための手段） 前記目的を達成するため本発明はヘッドパイプから後方
へ延出するフレームの下方にエンジンハンガーを取付け
た自動二輪車に於いて、前記フレームを前フレームと後
フレームで構成し、該前フレームと該後フレーム間に接
続部材を設け、前記前フレーム後部と前記接続部材前部
を嵌合するとともに前記後フレーム前部と前記接続部材
後部とを嵌合し、前記接続部材にエンジンハンガーの端
部を取付けたことを特徴とする。

（作用） 前部、後部を夫々前フレーム、後フレームに嵌合して車
体に取付けた接続部材にニンジン／＼ンガ一端部を接続
するのでエンジンハンガーの取付部分に応力が集中する
のを防止することができ、簡易、軽量な構造でも、エン
ジンハンガーの取イ１強度の更なる向上を図ることがで
きる。

（実施例） 以下に本発明の好適一実施例を添付図面に基づいて説明
する。

第１図は自動二輪車の側面図、第２図は車体フレーム要
部及びエンジンハンガ一部分の側面図、第３図は同平面
図を示す。

（１）は自動二輪車、（３）は前輪、（５）は後輪で前
輪（３）は左右のフロントフォーク（１１）で懸架支持
し、左右のフロントフォーク（＋　１）の−上部はトッ
プブリッジ（１３）及びボトムブリッジ（１５）で連結
し１両ブリッジ（１３）、（１５）間に設けたステアリ
ングステムを車体フレーム（８）前端のヘッドパイプ（
１７）で操向自在に支持し、トップブリッジ（１３）上
にはハンドル（１８）を設け１図中（２１）はフロント
フェンダである。

前記車体フレーム（９）はアルミ合金製で、ヘッドパイ
プ（１７）から後方に延出するフレーム前部（２３）と
、フレーム前部（２３）に接続し後輪（５）を支持する
りャフォーク（２５）との枢着部が設けられたフレーム
後部（２７）等を備える。

前記フレーム前部（２３）はヘッドパイプ（１７）上部
から斜め後方に延出する１本のアッパフレーム（２９）
と、ヘッドパイプ（１７）下部から刺め後方に延出する
左右一対のロアフレーム（３１）、　（３１）等からな
り、フレーム後部（２７）は左右の連結プレート（３３
Ａ）　、　（３３Ｂ）等からなる。

前記アッパフレーム（２９）は平面視した場合、第３図
に示すように車幅中心線（３５）に沿って後方に直線状
に延出させ、ロアフレーム（３１）、（３１）は車幅中
心！！　（３５）を中心としてほぼ対称に設け、ロアフ
レーム（３１）はヘッドパイプ（１７）から車幅外方に
拡がりつつ後方に延出する湾曲部（３７）と、湾曲部（
３７）後端から後方に直線的に延出する直線部（３９）
を備え１画情曲部（３７）、（３７）間はクロスパイプ
（４１）で連結する。

前記アッパフレーム（２９）後端には連結部材（６８）
を溶着し、該連結部材（θ９）下部に接続部材たるセン
ターメンバー（７１）を設ける。該センターメンバー（
７１）は前記連結部材（６９）に結着される上部（９１
）と、上部（９１）の左右から下方で且つ車幅外方に延
出する左右の脚部（９３）、（８５）と、左側の脚部（
９３）の下端に形成した接続部（９７）と、接続部（９
７）下部に該接続部（９７）と一体重に形成した取付部
（１２９）とを備え、前記左側のロアフレーム（３１Ａ
）後端を接続部（９７）前部に嵌合してこの嵌合部を溶
接し、又、左右の連結プレート（３３Ａ）　、　（３３
Ｂ）を接続部（９７）後部及び脚部（８５）後部に夫々
嵌合してこれらの嵌合部分を溶接する。左右の連結プレ
ート（３３Ａ）　、　（３３Ｂ）は延出部（１８９）と
延出部（１８９）後端から下方に延出する下部（１９１
）を備え、前記左右の下部（１９１）　、（１９１）の
上下中間部にはピボット軸（１９５）ノ孔部（１９５ａ
）を横設し、下部（１９１）。

（１９１）の下端は図示しないクロスパイプで連結し、
このクロスパイプの前部両側には二股状の取付部（１９
９）を前方に突設する。

前記センターメンバー（７１）の接続部（８７）と右側
のロアフレーム（３１Ｂ）後部間にはクロスパイプ（１
６５）を架設し、クロスパイプ（１６５）の右端寄りに
は取付片（１００）を設ける。

（２０５Ａ）、　（２０５Ｂ）は左右のエンジンハンガ
ーであり、夫々のエンジンハンガー（２０５Ａ）、（２
０５Ｂ）は上部（２０９）と、上部（２０９）の下端に
接続する湾曲部（２１１）と、湾曲部（２１１）後端か
ら後方へ延出する後部（２１３）　　とから成り、これ
ら左右のエンジンハンガー（２０５Ａ）、（２０５Ｂ）
はロッド（２１５）　、及びロッド（２１？）により連
結されている。

右側ツエンジンバンカー（２０５Ｂ）は、その後端が前
記−股部（１９９）にボルト、ナツトで結着ごれ、又Ｉ
一端ニ、股部が前記取イ」片（１００）にボルト、ナツ
トで数句けられる。

左側ツエンジンハンガー（２０５Ａ）は、その後端が前
記−０股部（＋９９）にボルト（２１２）　、ナンドで
結着され、］一端端役股部２０？）かセンターメンバー
（７１）の増刊部（＋２９）にポル）　（２０８）　、
ナツトで結着される。

本実施例では、左側のエンジンハンガー（２０５Ａ）１
端部に本発明に係るエンジンハンガーの増刊構造を適用
しており、エンジンハンガー（２０５Ａ）上端部を結着
した接続部（９７）はその前部がフレーム前部（２３）
を構成するロアフレーム（３１）に嵌合し、又後部がフ
レーム後部（２７）を構成する連結プレート（３３Ａ）
に嵌合する。

（７）は前記左右のエンジンハンガー（２０５Ａ）、（
２０５Ｂ）に搭載されるエンジンであり、このエンジン
（７）は実施例では気筒（２１９）をクランクケース（
２２１）の上部から斜め１１０方に突設した？サイクル
屯気筒エンジンで、クランクケース（２２１）のｆｆ１
７　部を前記ロッド（２１５）に、クランクケース（２
２１）のト一部を前記ロッド頁２１７）に大々リジッド
マウントしてエンジンハンガー（２０５Ａ）、（２０５
Ｂ）に搭載する。

（２２３）は気筒（２１９）の後部から突設された吸気
管で、該吸気管（２２３）に気化器（＋８７）　、エア
クリーナ（２２５）を連設する。

（２２７）は排気管で、該排気管（２２７）は気筒（２
１９）から前方Ｈ一つ斜めＦ方に延出する基部（２２９
）と、基部（２２９）から下方に延出する中間部（２３
１）と、中間部（２３１）から屈曲部を介して−に方に
延出する延出部（２３３）と、延出部（２３３）　Ｊ一
端に接続し湾曲して後方に延出するチャンバ（２３５）
と、チャンバ（２３５）から後方に延出する延出部（２
３７）と、延出部（２３７）の後端に設けられたマフラ
（２３９）等を備える。

以上のように本実施例では、接続部（８７）前部をフレ
ーム前−ＷＦｒ　（２３）　ヲＭｈ　成するロアフレー
ム（３１Ａ）後部に嵌合するとともに接続部（８７）後
部をフレーム後部（２７）を構成する連結プレー１−（
３３Ａ）前部に嵌合し、該接続部（８７）にエンジンハ
ンガー（２０５Ａ）端部を数句けたのでエンジンハンガ
ー（２０５Ｂｌｌ：端部（＝ｊ部分に応力が集中するの
を防１トすることができ、簡易、軽量な構造でもエンジ
ンハンガーの増刊強度の更なる同士を図ることができる
。

（発明の効果） 以Ｉ−の述べた如く本発明によれば、エンジンハンガー
の増刊部分に応力が集中するのを防止することができ、
簡易軽縫な構造でもエンジンバンカーの取（＝ｊ強）Ｗ
の更なる向上を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は自動二輪車の側面図、第２図は車体フレーム要
部及びエンジンバンカ一部分の側面図、第３図は同平面
図である。 尚図面中（１７）はヘッドパイプ、（２３）は前フレー
ム、（２７）は後フレーム、（７１）は接続部材、（２
０５八）、（２０５Ｂ）はエンジンハンガーである。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ヘッドパイプから後方へ延出する左右のフレームの下方
   にエンジンハンガーを取付けた自動二輪車に於いて、 前記フレームを前フレームと後フレームで構成し、 該前フレームと該後フレーム間に接続部材を設け、 前記前フレーム後部と前記接続部材前部を嵌合するとと
   もに前記後フレーム前部と前記接続部材後部とを嵌合し
   、 前記接続部材にエンジンハンガーの端部を取付けたこと
   を特徴とするエンジンハンガーの取付構造。