JPS6368119A - 炊飯器の制御方法 - Google Patents

炊飯器の制御方法

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JPS6368119A
JPS6368119A JP21480286A JP21480286A JPS6368119A JP S6368119 A JPS6368119 A JP S6368119A JP 21480286 A JP21480286 A JP 21480286A JP 21480286 A JP21480286 A JP 21480286A JP S6368119 A JPS6368119 A JP S6368119A
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JP
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rice
cooked
temperature
cooking
time
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JP21480286A
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青木 保雄
克三 寺岡
植田 一夫
義明 小倉
隆男 村井
明 山口
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 本発明は複数のメニューを炊き分けできる炊飯器に係り
、特に炊飯途中にメニューを自動的に判定する炊飯器の
制御方法に関するものである。
(従来の技術) 従来、この種の炊飯器は、炊飯開始前にキー操作により
メニューを設定すれば、そのメニューに応じた加熱シー
ケンス、例えば白米であれば白米に、おかゆであればお
かゆに夫々窓じた加熱シーケンスで炊き上げるようにな
っている。しかし、このような従来のものでは、キーの
誤操作によりメニューを誤って設定してしまうと、例え
ば白米をおかゆの加熱シーケンスで炊くというような問
題を招くことになる。
然るに、現在本出願人においては、炊飯途中に自動的に
メニューを判定し、その判定結果に基づき夫々のメニュ
ーに応じた加熱シーケンスで炊き上げる炊飯器を開発し
ており、このものによればキーによるメニュー設定が不
要となり、誤設定による問題を招くことはない。一般に
、白米の場合、沸騰状態に達した時点で大部分の水が米
に吸収されており、米と分離している水が少ない為、そ
の後短時間の加熱により水がなくなり、鍋底温度は上昇
を始める。これに対して、例えばおかぼの場合、水分量
が多い為に沸騰後の加熱によっても、鍋底温度には上昇
傾向が見られない。従って、被調理物の沸騰検知後にお
いて時間を区切り、その時間内に鍋底温度が沸騰温度よ
り高く設定した判定基準温度に達するか否かを見ること
により、白米とおかゆの判別を行なえるものである。
(発明が解決しようとする問題点〕 ところで、被調理物の沸騰検知後、直に鍋底温度の変化
によるメニュー判定を開始した場合、メニューの判定を
誤り易いという問題がある。一般に炊飯器においては、
被調理物が沸騰状態に達するまで大きな加熱電力で炊く
傾向にあり、沸騰検知後そのままの加熱電力で鍋底の温
度変化によるメニュー判定を直ちに開始すると、オーバ
ーシュートによシ底センサーの検知温度が判定基準温度
に達してしまう懸念があり、例えばおかゆでありながら
白米と判定する、という問題が発生する。
然るに、本発明にあっては、メニュー判定を正確に行な
える炊飯器を提供するものである。
(問題点を解決するための手段〕 本発明は、被調理物の沸騰検知後における鍋底の温度変
化によりメニュー判定を行なう炊飯器において、被調理
物の沸騰検知に伴って加熱電力を低下させ、上記沸騰検
知から一定時間経過後に鍋底の温度変化によるメニュー
判定を開始させるように制御する。
(作用) 上記方法により、メニュー判定開始時には、底センサー
はオーバーシュートが治−4,9鍋底の温度変化を正確
に検知できるようになっており、従って鍋底の温度変化
によるメニュー判定も正確に行なえる。
(実施例) 以下図面に示した本発明の実施例について詳細に説明す
る。
先ず、第2図に従って本発明の実施例における炊飯器の
概略構造を説明すると、1は炊飯器の断・熱性本体、2
は外鍋、3は炊飯ヒータ、4は被調理物を収容する内鍋
、5は外鍋2の外側面に設けた保温ヒータ、6は内鍋4
の外底面に接して底部の温度変化を検知するサーミスタ
の如き底センサーであり、該センサー6によシ検知する
内鍋4の外底面中央の温度を鍋底温度と略称する。7は
断 −熱構造の外蓋、8は外蓋7の内面側に設けた保温
ヒータ、9は外蓋7の内面側中央に突設した中空状の吊
下棒、10は吊下棒9にシールパツキン11を介して着
脱自在に嵌挿支持した内蓋、12は内蓋10に突設した
ボール弁13内蔵の蒸気筒、14は吊下棒9内に封入し
たサーミスタの如き蓋センサーであり、このセンサー1
4は吊下棒9を介して内鍋4内の雰囲気温度(以下鍋内
温度と略称する。)を検知する。
次に、第3図は同炊飯器の操作部を示す図である。15
は表示部、16は時刻合せキー、17は時セットキー、
18は分セットキー、19は炊飯スタートキー、20は
取消キー、21は保温キー、22はメモリーキーであり
、表示部15においては現在時刻、炊き上がり時刻、む
らし残時間を選択的に表示し、又予熱、炊飯、むらし、
保温等の各工程表示を行なうと共に、タイマーの動作状
態をも表示する。
第1図は同炊飯器の機能ブロック図である。23は所定
のプログラムに従って予熱、炊飯(1次〕乃至炊飯(6
次)、むらし、保温等の工程を実行させるシーケンス制
御部、24は炊fi(1次)(2次)で容量判定データ
を採取しこれに基づいて容量判定を行なう容量判定部、
25は炊飯(4A)工程において鍋底の温度変化により
メニューを判定するメニュー判定部、26はシーケンス
制御部23の指示に従って炊飯ヒータ3を制御する加熱
制御部である。而して、シーケンス制御部23、容量判
定部24、メニュー判定部25及び加熱制御部26はマ
イクロコンピュータ27に[実現するものであり、マイ
クロコンピュータ27は主に中央演算装置(CPtJ)
28、電子タイマー29、読み出し専用メモリ(ROM
)30、任意アクセスメモlJ(RAM)31及びイン
ターフェース32によシ溝成されている。
上記構成において、以下その制御について第5図及び第
6図を参照しながら説明する。第5図は底及び蓋センサ
ーの検知温度の時間的変化をモデル的に示した図、第6
図はフローチャートである。
尚、本実施例の炊飯器は白米、炊き込み御飯、おこわ、
胚芽米を同じ加熱シーケンスで、又玄米とおかゆを同じ
加熱シーケンスで炊き上げられるように構成している。
先ず、米、水等の被調理物を内鍋4に収容し、該内鍋4
を外鍋2内に納めた後、炊飯スタートキー19をONす
ると、シーケンス制御部23は制御プログラムを読み出
すことによシ第6図のフローチャートに示すように予熱
工程を開始する00予熱工程 この予熱工程は被調理物をある一定温度まで加熱昇温さ
せ、炊飯(予熱)開始から一定時間が経過するまで上記
温度を保持する0尚、第6図において、Dで示す枠は予
熱工程のフローチャートを示す。
予熱工程が開始すると、炊飯ヒータ3はONして被加熱
物を加熱昇温すると共に、該加熱を底センサー6の検知
温度がある一定温度(例えば62℃)に達するまで連続
して行ない、検知温度が62℃に達した時点で炊飯ヒー
タ3をOFFする。以後、底センサー6の検知温度に基
づいて炊飯ヒータ3をON、OFFすることにより、予
熱開始から一定時間(例えば10分間)が経過するまで
62℃に保持し、10分が経過すると、次段の炊飯(1
次)工程に移行する。
この工程は、米の吸水を促進すること、当初の水温、気
温に対する被調理物の温度補正を行なうこと、炊飯量の
大小に関係なく温度分布を均一にすること等を目的とし
ており、上記温度及び時間は一例であって、所期の目的
を達成する為に必要な値に任意に設定すればよい。
予熱工程において、蓋センサー14の検知温度は第5図
示のように、底センサー6の検知温度より低く、上昇カ
ーブも極めて緩やかである〇〇炊飯(1次)工程 この工程は次の炊飯(2次)工程とともに容量判定デー
タを採取し、このデータに基づいて炊飯量を判定し、以
後の加熱シーケンスを決定する。
第6図中、Eで示す枠は当該工程のフローチャートを示
す。
今、炊飯(1次)工程に移行すると、炊飯ヒータ3をO
Nして連続加熱により底センサー6の検知温度が62℃
から所定温度(例えば、90℃)に達するまで被調理物
を加熱昇温する一方、炊飯工程開始からの時間をカウン
トアツプして行く。
そして、底センサー6の検知温度が90℃に達したこと
を判定すると、次段の炊飯(2次)工程に移行する。
この工程に移行すると、炊飯ヒータ3を連続ON状態か
らデユーティ−コントロールに切換えて被調理物の加熱
を継続する一方、前段の工程に引き続いて時間をカウン
トアツプして行き、被調理物の沸騰を検知することによ
ム次段の炊飯(3次)工程に移行する0第6図中、Fで
示す枠は当該工程のフローチャートを示す。
当該工程において炊飯ヒータ3をデユーティ−コントロ
ールに切換える理由は、この時点では炊飯中のメニュー
が何であるのか判別できず、何れのメニューにも対応で
きるようにしたことによる。
例えば、白米の場合はこの区間最大の加熱電力で炊くこ
とが最も望ましいものであり、これに対して−〉かゆの
場合は白米より小さな加熱電力で炊くことが望ましいも
のである。従って、本実施例ではこのような点に鑑みて
一定のデユーティを決定しており、例えば10B/、2
8(128秒の中、炊飯ヒータ3を108秒ON状態と
する)のデユーティ−に従って炊飯ヒータ3をデユーテ
ィ−コントロールする。又、今一つの理由は、後段の工
程において底センサー6のオーバーシュートを小さく抑
制することにある。
次に、被調理物の沸騰検知について説明する。
底センサー6の検知温度は第5図に示すように、炊飯(
2次)工程の開始から短時間で100℃まで達すること
になるが、これは炊飯ヒータ3に近い被調理物底部にお
ける部分沸騰、及び炊飯ヒータ3の熱影響によるもので
あり、この時点では未だ被調理物全体が沸騰状態になっ
ておらず、従って底センサー6の検知温度を基に沸騰を
判定した場合正確性に欠けるものである。一方、蓋セン
サー14の検知温度は炊飯(2次)工程開始後も緩やか
に上昇し、被調理物全体が沸騰を始め水蒸気が盛んに発
生するよう(・てなり、内鍋4内に水蒸気が充満し始め
ると、急激に上昇する0従って、蓋センサー14の検知
温度によシ被調理物の沸騰検知を行なうようにすれば、
正確性の高いものになる。ところで、本実施例において
は蓋センサー14の検知温度がある温度(例えば80℃
)に達した点をとらえることにより被調理物全体の沸騰
直前の状態(疑似沸騰状態)を検知し、これを沸騰検知
としている。尚、上記温度(80℃)に設定した理由は
、設定温度を余り高く設定すると後段の工程における底
センサー6のオーバーシュートが大きくなυ、逆に余り
低く設定すると次段で加熱電力を低下させる為に炊飯効
率が悪くなるからである。
そこで、炊飯(2次)工程は第2の蓋センサー14の検
知温度が80℃になったことを判定して終了し、次段の
炊飯(3次)工程に移行する一方、この時点のタイマー
データT即ち炊飯(1次)工程の開始から炊飯(2次)
工程の終了までの経過時間を読み込み、データT1とし
て記憶する0次に、このデータT!に基づいて炊飯量を
判定する。
炊飯量は白米を基準にして1合(0,113り〜10合
(i、sgまでの10段階に区分されておシ、底センサ
ー6の検知温度が62℃に達した後蓋センサー14が9
0℃に達するまでの時間を夫々各区分固有の時間幅によ
シ10段階に分割し、各炊飯量毎及び後段の各工程毎に
加熱シーケンスを設定しておυ、これらをプログラム化
した内容を予め記憶させである0例えば、炊飯ヒータ3
を700Wとした場合、タイマーデータTr が110
0秒以上の時白米10合、200秒以下の時白米1合と
判定し、1100秒から200秒の間を夫々の炊飯量固
有の時間幅により分割しており、タイマーデータT1が
例えば536秒以上、650秒以下の時には白米5合と
判定する。そして、白米1合〜10合の各炊飯量区分に
、各メニューがその炊飯量に応じて区分けされており、
第7図に示すように白米1合の区分には玄米1合、おか
ゆ0.5合が、白米5合の区分には玄米5合、おかゆ1
.5合が、又白米10合の区分にはおかゆ2.5合が夫
々含まれる。尚、炊き込み御飯、おこわ及び胚芽米は白
米と同量である0而して、炊飯量の判定は、タイマーデ
ータTlから各炊飯量に対する時間幅を順次差し引いて
行き、T1く0の関係になった時の炊飯量を判定する。
加熱シーケンスは、第7図に示すように、各炊飯量にお
ける炊飯(3)(4AX4BX5X6)の各工程毎に設
定されており、一定周期(例えば128秒)内に炊飯ヒ
ータ3に通電する時間を調節する、所謂デユーティ−コ
ントロールを採用する。この加熱シーケンスは、炊飯量
及びメニューによる炊飯全工程の実行時間の変動を小さ
く抑えること、おかゆを噴きこぼれないように炊くこと
、何れのメニューも炊飯量に応じて上手に炊き上げるこ
と等を考慮して決定する。
○炊飯(3次)工程 この工程では、一定時間(例えば384秒間)、炊飯量
の判定結果に基づいて炊飯ヒータ3をデユーティ−コン
トロールすることにより被調理物を加熱する。この工程
中に被調理物は沸騰直前の状態から沸騰状態になる。
特にこの炊飯(3次)工程においては、加熱室力を低下
して小さな加熱電力で加熱を継続することにより、底セ
ンサー6のオーバーシュートラ小さく抑え一定時間内に
オーバーシュートをより小さな範囲に治めることを目的
としており、これによって次工程におけるメニュー判定
を正確に行なえるようにする。又、加熱電力を低下させ
る今一つの目的はおかゆの場合を考慮して、噴きこぼれ
を防止することにある0 例えば、炊飯量を白米10合と判定した場合には、第7
図に示すように、 /□28.15,4゜8.5%28
のデユーティ−で炊飯ヒータ3をコントロールすること
になり、その加熱電力は炊飯(2次)工程の加熱電力5
91W(700WX108!/128)より小さく、平
均で244Wである。
而して、この工程は、384秒の経過:てより終了し、
次の炊飯(4次A)工程に移行する)第6図中、Gで示
す枠は当該工程のフローチャートを示す。
この工程では、判定炊飯量に対応する加熱シーケンスに
従って炊飯ヒータ3をデユーティ−コントロールするこ
とにより被調理物の加熱を継続し、所定時間Tl(の経
過により終了するものであり、この間において鍋底の温
度変化によりメニューを判定する。第6図中、Hで示す
枠は当該工程の70−チャートを示す。
この炊飯(4次A)工程の実行時間T□は炊飯量によっ
て異なり、判定炊飯量が大きい程短く設定しである。こ
れは、炊飯全工程の実行時間の変動を小さく抑える為で
ある。即ち、炊飯量が大きい場合には炊飯(1次)(2
次)工程に要する時間が、炊飯量が小さい場合に比べ長
くなっており、この時間差を吸収する為に、時間TI(
を炊飯量が大きい時程短くしている。
又、炊飯(4次A)工程の加熱電力(加熱デユーティ−
)は、おかゆの場合を考慮して噴きこぼれが生じない程
度に設定している。
而して、炊飯(4次A)工程中、底センサー6の検知温
度が沸騰温度より高く設定した判定基準温度(例えば1
08℃)に達するか否かを繰シ返し見ることになり、底
センサー6の検知温度が108℃に達すると、白米(或
いは炊き込み御飯、おこわ、胚芽米)と判定して、時間
THの経過を待たずに直に炊飯(4次B)工程に移行す
る。白米等の場合には、沸騰状態に達した時点で既に水
の大部分が米に吸収されており、米と分離している水の
量が少ない為、時間TH内で水力源くなり、鍋底温度は
上昇を始める。これに対して、おかゆの場合には水量が
多く、玄米の場合には外皮が硬くて沸騰状態に達した時
点では未だ米と水とが分離している為、鍋底温度に上昇
傾向は見られない。
従って、上述の如く底センサー6の検知温度が108℃
に達するか否かを見ることにより、白米、炊き込み御飯
、おこわ及び胚芽米のグループとおかゆ及び玄米のグル
ープとを判別することができる0 そして、おかゆは時間THに渡って沸騰状態を持続する
ことにより、米と水とが充分に反応し、又玄米は外皮が
軟かくなシ吸水性が高まシ、時間THの経過によシ炊飯
(5次)工程に移行する〇尚、炊飯(4次A)工程の加
熱シーケンスにおいて最終のデユーティ−を炊飯量に関
係なく%28即ち128秒間炊飯ヒータ3をOFFして
いる。
これは、OFF優先のデユーティ−コントロールの採用
による問題点を解決するためであり、以下第8図に従っ
て説明する。加熱と鍋底の温度上昇との間には時間的に
ずれがち9、加熱による温度のピーク値はその加熱の終
了後において現われる。
従って、金錫底温度が第8図に示すように変化した場合
、20/□28の区間を炊飯(4次A)工程の最終区間
とするとその20//128のデユーティ−による加熱
により鍋底温度が判定基準温度108℃以上になってい
るにもかかわらず、おかゆ、玄米と判定してしまうこと
になる。このような問題点の解決のために、%28の区
間を設けてその前の区間の加熱により生じた温度変化に
よりメニューの判定を正確に行なえるようにしである。
この工、程は、炊飯(4次A)工程において底センサー
6の検知温度が108℃に達した時即ち、白米、炊き込
み御飯、おこわ及び胚芽米の時に実行される工程であり
、判定炊飯量に対応する加熱シーケンスに従って炊飯ヒ
ータ3をデユーティ−コントロールすることによシ白米
等を炊き上げる。
即ち、この工程は第6図のM枠内に示すように、底セン
サー6の検知温度が炊き上がシ温度(例えば124℃)
に達したことを判定すると終了し、次段の2度炊き・む
らし工程に移行する。
尚、この工程では、炊飯量毎に設定した一定の加熱デユ
ーティ−で炊き上げるものであり、その加熱デユーティ
−は炊飯量の大小による炊き上がり時期のばらつきを極
力小さくできるように設定しである。
02度炊き・むらし工程 この工程は炊き上げた御飯の水切りとこげ付けを行なう
ことにより御飯を仕上げるもので、当該工程の終了によ
り充分なむらしがなされ最も食べ頃の御飯が得られる。
第6図中、Nで示す枠は当該工程のフローチャートを示
す。
2度炊き・むらし工程に移行すると、一定時間(例えば
12分)のカウントダウンを始める一方、底センサー6
の検知温度が所定温度(例えば124℃未満)まで低下
するのを待ち、124℃よシ低下したことを判定した時
に炊飯ヒータ3をONして再び124℃になるまで加熱
し、124℃に達すると炊飯ヒータ3を0FFL、て以
後停止状態とする。そして、12分の経過により御飯の
炊き上がりを報知して保温工程に移行する。
O炊飯(5次)工程 この工程はおかゆ及び玄米の時に実行される工程で、所
定時間T1の間炊飯ヒータ3をOFF状態として被調理
物を放置する。第6図中、■で示す枠は当該工程のフロ
ーチャートを示す0この工程は、先の炊飯(3次)(4
次A)工程を経て充分に沸騰に至ったおかゆを加熱せず
に放置し、おかゆのα化をゆっくりと進めることを目的
としており、又玄米の場合には熱湯中に浸漬させた状態
に放置して、米のα化と米の吸水とを促すことを目的と
している。
尚、時間T1は、炊5(4次A)工程における時間と同
様の理由により、炊飯量が大きい程短く設定している。
O炊飯(6次)工程 炊飯(5次〕工程が時間TXの経過により終了して当該
工程に移行すると、この工程では炊飯量に対応する加熱
シーケンスに従って炊飯ヒータ3をデユーティ−コント
ロールすることにより、おかゆ或いは玄米を炊き上げる
もので、時間T、の経過によシ終了してむらし工程に移
行する。第6図中、Jで示す枠は当該工程のフローチャ
ートを示す。
この工程において、前の工程で一旦静まったおかゆを再
度温度上昇させて充分に炊き上げるものであり、又玄米
の場合は余分な水分を飛ばして炊き上げるものである。
Oむらし工程 この工程は、炊き上げたおかゆ或いは玄米を一定時間(
例えば5分間)加熱せずに放置して、充分にむらすため
の工程であり、この工程の終了により最も食べ頃のおか
ゆ或いは玄米御飯が得られる。第7図中、Kで示す枠は
当該工程のフローチャートを示す。
ここで、むらし工程における時間を先の白米等における
2度炊き・むらし工程の時間より短くした理由を説明す
る。おかゆ、玄米の場合には炊飯(3次)乃至(6次)
工程において、被調理物を100℃付近で20分以上に
保つ、という米のα化に必要な条件を略満足しているこ
とが第1の理由であり、今一つの理由は、おかゆ、玄米
の炊き上げに要する時間が白米等の炊き上げに要する時
間よりも長くなる為この時間差を吸収してメニューによ
る炊飯全工程の実行時間の変動を小さく抑える点にある
尚、むらし時間の5分間が経過してむらし工程が終了す
ると、ブザー等により炊き上がりを報知して保温工程に
移行する。
○保温工程 保温工程に移行すると、第6図にLの枠で示すように、
底センサー6の検知温度に伴って保温ヒータ5,8を制
御し、御飯を保温温度に保つものである。
以上の如く本実施例の炊飯器にあっては、各メニュー共
通の加熱シーケンスで炊飯を開始し、その途中において
鍋底温度の変化により白米、炊き込み御飯、おこわ、胚
芽米のグループとおかゆ、玄米のグループとを自動的に
判別し、その後グループ毎に設定した加熱シーケンスに
より何れのメニューもおいしく炊き上げることができ、
しかも炊飯開始前にメニュー設定のためのキー操作が不
要であり、誤操作、誤設定の虞れは皆無となる。
又、本実施例にあってはメニュー及び炊飯量による炊飯
全工程の実行時間の変動を小さく抑えるように加熱シー
ケンスを設定している為、例えば特開昭59−2325
20号公報に見られるような、炊き上がり時刻をセット
するタイマーを使用することができる。
尚、炊飯量の判定方法は上記実施例のものに限定される
ものではなく、例えば特開昭59−232520号公報
等に示されている方法を採用してもよい。
この方法は、被調理物をある温度からある温度まで上昇
させる間、設定温度を小刻みに段階的に上昇させて行き
、この間における炊飯ヒータのON時間を積算し、炊飯
ヒータON積算時間を容量判定データとして採用し、こ
のデータを基に炊飯量を判定する方法である0又、炊飯
ヒータの制御方式も、デユーティ−コントロール方式に
限定されるものではない。
その他、本発明は上記しかつ図面に示す実施例のみに限
定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜
変形して実施できること勿論である0 (発明の効果) 以上の如く本発明は、被調理物の沸騰検知後における鍋
底の温度変化によシメニュー判定を行なう炊飯器におい
て、被調理物の沸騰検知に伴って加熱電力を低下させ、
上記沸騰検知から一定時間経過後に鍋底の温度変化によ
るメニュー判定を開始させるように制御したことにより
、オーツく−シュートによる誤判定の防止を計れ、メニ
ュー判定。
の正確性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例(てあ・ける炊飯器の機能ブロ
ック図、第2図は同上概略構造図、第3図は同上操作部
を示す図、第4図は同上制御回路全体のブロック図、第
5図は同上センサーの検知温度の時間的変化をモデル的
に示した図、第6図は同上制御フローチャート、第7図
は同上炊飯量と加熱シーケンスとの関係を抜粋して示し
た説明図、第8図は同上炊飯(4次A)工程における炊
飯ヒータのON、OFFのタイミングと鍋底温度との関
係を示す説明図である。 3:炊飯ヒータ、  4:内鍋、  6:底センサー、
  14:蓋センサー、  27:マイクロコンピュー
タ。 代理人 弁理士 杉 山 毅 至(他1名)第1図 第2 図 第3 図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、被調理物の沸騰検知後における鍋底の温度変化によ
    りメニュー判定を行なう炊飯器において、被調理物の沸
    騰検知に伴って加熱電力を低下させ、上記沸騰検知から
    一定時間経過後に鍋底の温度変化によるメニュー判定を
    開始させるように制御してなる炊飯器の制御方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63139517A (ja) * 1986-11-28 1988-06-11 株式会社東芝 炊飯器
JPH0461816A (ja) * 1990-06-29 1992-02-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 炊飯器
JPH0646953A (ja) * 1992-08-04 1994-02-22 Tiger Vacuum Bottle Co Ltd 電気調理器
JP2011189036A (ja) * 2010-03-16 2011-09-29 Tiger Vacuum Bottle Co Ltd 電気炊飯器
JP2015016384A (ja) * 2014-10-27 2015-01-29 タイガー魔法瓶株式会社 炊飯器

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