JPS6366026A - 整列修正機構を備えた積載装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、多数枚の全判紙より一度に打ち抜いた小片状
の紙葉束等物品をパレット等の？１載台上に順次整列し
て数段に積重ね積載するための梢戎装冒に関する。

（従来の技術） 物品をパレット上に整列して積載する装置としては、特
願昭５７−１３１０３３、特願昭５７−１４３８２３が
ある。この装置は、特に紙葉束等の物品列あるいは結束
された物品列の数個を下側にて保持する水平櫛と、該水
平櫛に対して直交し、その物品列の両側を規制ガイドす
るための所定間隔を有して相対する一対の垂直櫛を備え
、パレット上にて前記水平櫛を物品下側より水平方向に
引ぎ扱くことにより下側にある該パレット上に物品列を
順次積載するようにしたものである。このような装置は
、物品下側を保持する水平櫛に対して直交する垂直のは
、上下方向に対する移動動作を行なうだけであり、また
、物品列を積載すべき一定位置に規制し、また、両側を
ガイドして該物品の＠直方向への落下移動を円滑にする
ためのものである。従って、水平りを物品下側より引き
抜いたとき、物品は、垂直櫛に沿って下側パレット、ま
たは既に積載されている物品列上に正しく積み重ねられ
ねばならないが、そのためには、垂直櫛の位置決めを正
確にしなければならず、また、物品の積載上での配列の
仕方は、積載台の有効な使用効率及び安全性の点から積
載間隔を詰めて、なるべく密接した状態で積載する必要
があるため、きわめて高い精度が要求され、したがって
装置が高価になる。また、物品列を水平回上に送り込む
時、必ずしも直線的にまつずぐな列として送り込むこと
はむずかしく、わずかに蛇行する場合がある。また、物
品が結束前の枚葉集積シート体である場合、積載時にシ
ートの上部がばらけてしまい、積載するためのスペース
内にはみ出して物品の積載に支障を生ずる場合がある。

（発明の目的） 本発明は、このような不都合を解消するためのものであ
り、垂直櫛によって、物品の垂直方向への落し込みをガ
イドするとともに、該垂直ａによって、物品の整列終止
を行なうようにして、不整列な積載を防ぎ、正しく整列
して積載することを目的とするものである。

（発明の構成） 本発明は、物品を一旦水平に保持して前後に往復動作す
る水平ａ（２）と、該榔（２）に対して直交し、所定間
隔を有して相対する上下方向に往復動作可能な一対の垂
直−（３）を備え、該垂直１Ｂ＜３＞は直交時点におい
て前後方向に対し移動動作可能であることを特徴とする
整列修正機構を備えた積載装置である。

本発明を一実施例図面に従って詳細に説明する。

第１図は、本発明における積載装置の全体側面図である
。装置本体フレーム（Ａ）の上部下方に、架設フレーム
（９）を設け、該フレームに取付けたエアーシリンダー
（２０）のロッド（２０ａ）先端に取付けられて水平方
向に往復移動する支持板（２０ｂ　）にその一端を固定
し、複数本の棒状体を等間隔に水平に配列Ｌ／た水平＠
（２）を設ける。該水平Ｐｉ（２）は、エアーシリンダ
ー（２０）のロッド（２０ａ）先端に取付けた支持＆（
８ａ）に複数本を水平に配列して設ける６　（８）は［
ｌラド（２０ａ　）下側に平行に設けたガイドシャフト
であり、前記シリンダー（２０）の取付用ブラケット（
９）の下側に設けたガイド孔（９ａ）内に嵌装されてい
る。該水平櫛（２）の下方には、リフトテーブル（１４
）を備え、該テーブル上にパレット（１２）を載置する
。水平櫛（２）の配列空隙内に表装状態に直交してその
ＦＢ＜２＞の前後に所定間隔を有してＵいに相対づる一
対の垂直櫛（３）を設ける。該垂直圏（３）は取付板（
３ａ）に−列に取付けられ、そして該取付板（３ａ）は
、それぞれ上方のブラケット（４）（４）に支持される
エアーシリンダー（１０）のロッド（１０ａ）先端に一
体に取り付けられ、あるいはバネ（１３）を介１ノで取
り付けられ、ロッド（１０ａ）に対して上下方向に弾力
的に僅かに伸縮可能になっている。ブラケット（４）（
４）は、互いに平行にして、本体フレーム（Ａ＞上部上
側に備えるブラケツ！−＜２４＞と、それと相対する位
置に両側を本体フレーム（Ａ）に架設した架設フレーム
（２２）に固定したメインシャフト（２１）に表装状態
に支持され、該メインシャフト（２１）に沿って垂直Ｕ
（３）のブラケット（４）（４）が移動可能である。相
対するブラケット（４）（４）の′ｉ設フレーム（２２
〉取付は方向と反対側の外側には、エアーシリンダー（
６）を取付支持するシリンダーホルダー板（１８）を同
様に前記シャフト（２１）に表装状態にして設け、また
、該ホルダー板（１８）に対して回転自在に、本体フレ
ーム＜Ａ＞上部上側に備える軸受部（２３）に対して螺
着するスラリー１−シャフト（５）を設け、該シャフト
（５）先端にハンドル（５ａ）を取付ける。また、一方
、他側のブラケット（４）には架設フレーム（２２）に
取付支持するエアーシリンダー（７）のロッド（７ａ）
を取り付ける。水平櫛（２）の下方に設けた物品積伐台
としてのリフ［・テーブル（１４）は、その下側に備え
たリフトアーム（１５）によって昇降動作でき、該アー
ム（１５）の下端は、ラックギア等を備えたレール軌道
（１７）上を、１４面第１図左右方向に反復または往復
移動動作及び、後に本体フレーム（Ａ）外側右方向に搬
出動作する移動台車〈１６）に取付けられている。

第２図は、第１図右方向からのＬ−Ｌ正面図であり、水
平櫛（２）の左方向から、コンベアベルト（１）によっ
て所定個数の物品（１１）列を、−相対する一対の垂直
側（３）間の水平１（２）上に送り込むようになってい
る。そして、次に、積載パレット（１２）に積載する順
序の上流側と下流側に対設した垂直５（３）をエアーシ
リンダー（６）（７）を動作させて前進及び後退させ、
水平ＩＢ（２＞上にて積載順序の下流側及び上流側に物
品（１１）列を一往復移動させながら物品（１１）列を
直線的に整列させるものであり、そして、両方の垂直１
ｇ（３）を時下させ、そして、次に、前記送り込まれた
物品（１１）列を、水平＠（２）を引き抜くことによっ
て下方のパレット（１２）上に落下させるものである。

第３図は、本発明装置の平面図である。本体フレーム（
Ａ）上側に協え、前記一対のブラケット（４）、及び、
ホルダー板（１８）を嵌装状態に支持するメインシャフ
ト（２１）及び該ブラケット（４）の一方に連ｔ８する
、スクリューシャフト（５）、そしてエアーシリンダー
（６）（７）はそれぞれ左右両側に取付けられている。

また、水平櫛（２）を動作させるエアーシリンダー（２
０）は、本体フレーム（Ａ）下側に架設するフレーム（
９）に支持され、水平櫛（２）を取付けたブラケット（
２０ａ　）の中央部分に１個所設けられ、該ブラケット
の両側には、前記架設フレーム（９）のガイド孔（９ａ
）に嵌装支持されるガイドシャフト（８）を備え、ブラ
ケット（２０ａ　）に取付けた水平櫛（３）の水平状態
を両側より支持している。

次に本発明整列修正機構を備えた積載装置の動作を図面
に従って説明する。

第４図は、本発明の一実施例における整列機構の動作の
一実施例を説明する概略側面図であり、第４図（イ）は
、物品（１１）を水平櫛（２）上に送り込んだ状態であ
る。両側の垂直側（３）は、物品（１１）の幅に対して
十分に解放された所定の幅で相対している。そして、所
定個数の物品（１１）が、コンベアによって水平櫛（２
）上に送り込まれると、第４図（ロ）シリンダー（７）
のロッド（７ａ）の前進動作によって積載順序における
上流側に相当する垂直側（３）は、右方向に移動して物
品（１１）列の一側面に平らに接触した後に停止する。

次に、第４図（ハ）において、両方の垂直１（３）は、
同時に下方に降下して、積載すべき位置の既に積載済の
物品（１１ａ）の最上面（無積載状態ではパレット上面
）より僅かに上方にその雨垂Ｕｉ（３）先端が位置する
ように降下する。次に第４図（ニ）シリンダー（６）の
動作により右側（ｖ１戟順序の下流側）の垂直側（３）
は左方向に前進し、左側の垂直側（３）は左方向に後退
して、右側垂直側（３）は積載物品〈１１）右側面に接
触しながら、該物品を左側垂直側（３）方向に押す。そ
して、左側垂直側（３）が、既に積載済の物品（１１ａ
）右側面に接触した時点で雨垂直ＦＪ＜３）は移動を停
止する。そして、第４図（ホ）水平櫛（２）がシリンダ
ー（９）によって左方向に後１口し、物品（１１）下側
から引き抜かれて、該物品（１１）列は垂直１ＦＪ（３
）に沿って下方の積載位置に落下して積載される。

そして、第４図（へ）に示すように、雨垂直櫛（３）は
上側に引き上げられ所定位置に待磯する。

そして、水平＠＜２’）は再び右方向に前進して該垂直
ｆｉ！ｊ（３）に交差して、且つ、右側の垂直側（３）
は間隔を拡げる方向に後退する。そして、積載台車（１
６）を移動させ、次の物品積載個所を垂直！１ｔ（３）
の相対空間の真下に位置させ、水平櫛（２）上に順次送
り込まれる物品列を、以上の操作を繰返し行なって′Ｖ
１載するものである。

第５図は、垂直ａ（３）とエアーシリンダーとの接続部
分にバネ（１３）を取付けるなどして、弾力性をもって
上下方向に伸縮自在に付勢された垂直ｆｉｌ（３）を備
えた場合の他の実施例の積載装置における整列機構の動
作を説明する概略側面図であり、第５図（イ）は、物品
（１１）を水平櫛（２）上に送り込んだ状態である。前
記一実施例と同様に両側の垂直側く３）は、物品（１１
）の幅に対して十分に解放された所定の幅で相対してい
る。そして、所定個数の物品（１１）が、コンベアによ
って送り込まれると、第５図（ロ）シリンダー（７）の
ロッド（７ａ）の前進動作によって積載順序の上流側に
ある垂直１（３）は、右方向に移動して物品（１１）列
の一側面に平らに接触してその列を櫛の列に沿うように
修正した後に停止する。次に、第５図（ハ）両側垂直器
（３）は降下し、積載個所の上面より僅かに上方にてそ
の先端を停止する。続いて第５図（ニ）シリンダー（６
）の動作により右側（積載順序の上流側）の垂直＠（３
）は左方向に前進し、一方左側の垂直ｗＪ（３）は左方
向に後退して、右側垂直１！１（３）は積載物品（１１
）右側面に接触しながら、該物品を左側垂直器（３）方
向に押す。そして、左側垂直器（３）が、既に積載済の
物品（１１ａ）右側面に接触した時点で両方垂直＠（３
）は停止する。次に第５図（ボ）両方の垂直ａ（３）は
、同時に下方に降下して、該物品く１１）を積載すべき
位置の既に積載済物品（１１ａ）の上面（無積載状態で
はパレット上面）より僅かに下方にその両方垂直＠（３
）先端が位置するように降下し、パレットに対して直接
の場合は降下する先端がバネ（１３）に抗して弾力的に
パレット（１２）面に接触して停止する。そして、第５
図（へ）のように水平ＩＢ（２）がシリンダー（９）に
よって左。

方向に後退し、物品（１１）下側から引き抜かれて、該
物品（１１）列は垂直１Ｂ（３）に沿って下方のｖｉ戟
位置に落下して積載される。そして、第５図（ト）に示
すように、両方の垂直Ｂ（３）は上側に引き上げられ所
定位置に待機し、水平櫛（２）は、再び右方向に前進し
て該垂直Ｉｉｉ！１（３）に交差して停止する。この実
施例において、相対する垂直ＷＪ（３）を左右方向に移
動さけるためのエアーシリンダー（６）（７）及び上下
方向に移動させるためのそれぞれエアーシリンダー（１
０）は、２ステップ動作方式を使用することができる。

上記第４図（ホ）及び第５図（ホ）に図示するように、
垂直１！Ｉｔ（３）は既に積載されている物品（１１ａ
）側面に該１１１（３）が近接又は接触すると同時に左
方向への進行を停止するものであるが、他の実施例とし
て、前記垂直器（３）の停止位置よりも水平！１ｉｔ（
３）の一本分の幅だけ左側の位置に進行したところで停
止させた後、水平ｍ（２）を引き抜いて物品を積載する
ようにすれば、各物品（１１）側面は互に密接状態で垂
直！１ｔ（３）の幅間隔をあけずにパレット（１２）上
に積載することができる。この場合は、垂直！ｉｔ＜３
＞を移動させるエアーシリンダー（６）（７）は、２ス
テツプあるいは３ステップ動作方式を使用するようにす
ればよい。

（発明の作用） 本発明装置は、水平櫛（２）に直交する方向に互いに相
対して前進後退可能な垂直器（３）を設けたもので、垂
直軸（３）は、各エアーシリンダー（６）（７）によっ
て、２ステツプあるいは３ステップ動作が可能であり、
積載すべき物品の大きさ、あるいは垂直ｗｊ（３）の幅
に応じて、各ステップにおけるストローク量を変更する
ことができるので、特に、垂直器（３）の相対間隔を物
品（１１）が通過しやすいように物品の大きさに対して
広く設定した場合において、水平＠（２）上にコンベア
ベルト等によって物品（１１）が蛇行して送り込まれた
としても、物品（１１）列を該水平ＦＢ＜２）上におい
て前記垂直１ｉ！１（３）の前進後退動作によって直線
的に整列修正することができるとともに、例えば、積載
位置の直ぐ隣りにある既に積載されている枚葉シート状
の物品（１１ａ）の側面がはみ出している場合などは、
既に垂直器（３）は降下しているため、該はみ出し部分
を垂直［有］（３）によって上方から押え付けるような
ことがなく、従ってこれによって生ずる荷崩れがなく、
はみ出し部分を前記積載上流側の垂直ａ（３）によって
整列修正することができる。

また、垂直器（３）の先端部分を弾力的に伸縮自在にす
ることによって、パレット（１２）面あるいは積載位置
の既積載物品上面と略等しい高さ、または、その物品上
面より僅かに下方にその先端を容易に位置させることが
できる。

（発明の効果） 本発明は、積載装置の水平υ（２）と直交して互いに相
対する垂直櫛（３）（３）間における水平櫛（２）上に
、打も抜き紙葉製品束、あるいは、梱包製品等の物品を
、順次コンベアベルトなど送込み装置によって所定個数
づつ送り込む場合、その物品列が直線的に送り込まれず
に蛇行して送り込まれたとしても、垂直１（３）によっ
てその物品列の蛇行を水平Ｂ（２）上で、予め修正して
下方のｖｉ載位置に￥Ｏｉ４載し、また、既に積載され
た物品の積載状態が不揃いな場合には垂直櫛によってこ
れを修正し、且つ物品に対する垂直櫛の動作を円滑に行
ないながら積載することができ、このようにしてパレッ
ト上に積載される物品は、荷崩れなく安心して順次列毎
に直線的に整列して積載でき、紙葉製品加工機における
デリバリ−のスタッカーあるいは、出荷製品梱包機に連
結するパレタイザ−等における、扱いやすく、且つ正確
な整列積載を可能とする積載装置として絶大な効果を発
揮するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明装置の側面図、第２図は本発明装置の正
面図、第３図は本発明装置の平面図、第４図は本発明装
置の一実施例における積載機構の動作説明図、第５図は
本発明装置の他の実施例における積載機構の動作説明図
である。 １・・・コンベアベルト　２・・・水平櫛３・・・畢直
櫛　　　　　１１・・・物品１１ａ　・・・既積載物品
　１２・・・パレット特　　許　　出　　願　　人 凸版印刷株式会社 代表者　鈴　木　和　夫

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）物品を一旦水平に保持し前後に往復動作する水平櫛
   （２）と、該櫛（２）に対して直交し、所定間隔を有し
   て相対する上下方向に往復動作可能な一対の垂直櫛（３
   ）を備え、それぞれ垂直櫛（３）は水平櫛（２）と交差
   した状態で前後方向に対し移動動作可能であることを特
   徴とする整列修正機構を備えた積載装置。 ２）垂直櫛（３）は弾力性をもつて上下方向に伸縮自在
   に付勢されている特許請求の範囲第１項記載の装置。