JPS6365541A - 障害時のプログラム自動表示方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は障害時のプログラム自動表示方式に関し、特に
プログラム間連絡機能のデバッグ作業における障害時の
プログラム自動表示方式に関する。

〔従来の技術〕

従来、この種の障害時のプログラム自動表示方式では、
呼ぶプログラム内の呼ぶ命令の前後あるいは呼ばれたプ
ログラム内の入口および出口等に表示命令を挿入し、表
示命令に基づく表示結果の中から未解決な出口が存在す
る呼ばれたプログラム（その実行がプログラムの出口に
達していない呼ばれたプログラム、以下同様）のプログ
ラム名を見つけ出して障害プログラムを識別する方法が
とられていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述した従来の障害時のプログラム自動表示方式では、
全ての呼ぶプログラム内の呼ぶ命令の前後あるいは全て
の呼ばれたプログラム内の入口および出口等に表示命令
を挿入し、この表示命令に基づく表示結果の中から未解
決な出口が存在する呼ばれたプログラムのプログラム名
を見つけ出して未解決な出口が存在する呼ばれたプログ
ラムの中に含まれている障害プログラムを識別している
ので、表示結果のデータ量が多い場合にその多量の表示
結果の中から未解決な出口が存在するプログラムのプロ
グラム名を見つけ出すことが困難であるという欠点があ
る。

本発明の目的は、上述の点に鑑み、障害プログラムを識
別するときに、未解決な出口が存在する呼ばれたプログ
ラムのプログラム名だけを出力装置上に出力して容易に
障害プログラムを識別することができる障害時のプログ
ラム自動表示方式を提供することにある。

ｃ問題点を解決するための手段〕 本発明の障害時のプログラム自動表示方式は、未解決な
出口が存在する呼ばれたプログラムのプログラム名をス
タック処理方式を用いて記憶する固定スタックテーブル
と、この固定スタックテーブルのスタックテーブルポイ
ンタの指示を１つ次に進めるように更新して呼ばれたプ
ログラムのプログラム名を前記固定スタックテーブル内
に記憶するプッシュダウンスタック手段と、呼ばれたプ
ログラムの入口において前記プッシュダウンスタック手
段に制御を移すプッシュダウンスタック制御手段と、呼
ばれたプログラムの出口にプログラムの実行が達すると
前記プッシュダウンスタック手段により更新された前記
固定スタックテーブル内の前記スタックテーブルポイン
タの指示を１つ前に戻すように更新することにより実行
が出口に達した呼ばれたプログラムのプログラム名の前
記固定スタックテーブルにおける記憶を終了させるポツ
プアップ手段と、呼ばれたプログラムの出口において前
記ポツプアンプ手段に制御を移すポツプアップ制御手段
と、前記固定スタックテーブル内に記憶されているプロ
グラム名を出力装置に出力するチェックアウト手段と、
プログラムの異常終了時にオペレーティングシステムか
ら制御が移された後に前記チェックアウト手段に制御を
移すプログラム障害後処理手段とを有する。

〔作用〕

本発明の障害時のプログラム自動表示方式では、固定ス
タックテーブルが未解決な出口が存在する呼ばれたプロ
グラムのプログラム名をスタック処理方式を用いて記憶
し、プッシュダウンスタック手段が固定スタックテーブ
ルのスタックテーブルポインタの指示を１つ次に進める
ように更新して呼ばれたプログラムのプログラム名を固
定スタックテーブル内に記憶し、ブノシュダウンスタ、
り制御手段が呼ばれたプログラムの入口においてプッシ
ュダウンスタック手段に制御を移し、ボ・７プアンプ手
段が呼ばれたプログラムの出口にプログラムの実行が達
するとプッシュダウンスタック手段により更新された固
定スタックテーブル内のスタックテーブルポインタの指
示を１つ前に戻すように更新することにより実行が出口
に達した呼ばれたプログラムのプログラム名の固定スタ
ックテーブルにおける記憶を終了させ、ポツプアップ制
御手段が呼ばれたプログラムの出口においてポンプアッ
プ手段に制御を移し、チェックアウト手段が固定スタッ
クテーブル内に記憶されているプログラム名を出力装置
に出力し、プログラム障害後処理手段がプログラムの異
常終了時にオペレーティングシステムから制御が移され
た後にチェックアウト手段に制御を移す。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図は、本発明の障害時のプログラム自動表示方式の
一実施例の構成を示すブロック図である。

本実施例の障害時のプログラム自動表示方式は、呼ばれ
たプログラム９の入口においてプッシュダウンスタック
手段２に制御を移すプッシュダウンスタック制御手段１
　（呼ばれたプログラム９をコンパイルするときに、コ
ンパイラのデバッグオフ。

ジョンにより呼ばれたプログラム９の入口に生成される
）と、固定スタックテーブル７のオーバフローチェック
を行いプログラム名を記憶するための領域があればスタ
ックテーブルポインタ（最近にプログラム名を記憶した
固定スタックテーブル７内の領域を指示する情報。以下
同様）の指示を１つ次に進めるように更新して呼ばれた
プログラム９のプログラム名を固定スタックテーブル７
内に記憶しプログラム名を記憶するための領域がなけれ
ばチェックアウト手段６に制御を移すプッシュダウンス
タック手段２と、呼ばれたプログラム９の出口において
ポツプアップ手段４に制御を移すポンプアップ制御手段
３　（呼ばれたプログラム９をコンパイルするときに、
コンパイラのデバッグオプションにより呼ばれたプログ
ラム９の出口に生成される）と、呼ばれたプログラム９
の出口に達するとプッシュダウンスタック手段２により
更新された固定スタックテーブル７内のスタックテーブ
ルポインタの指示を１つ前に戻すように更新することに
より呼ばれたプログラム９のプログラム名の固定スタッ
クテーブル７における記憶を終了させるポツプアップ手
段４と、プログラムの異常終了時にオペレーティングシ
ステムから制御が移された後に固定スタックテーブル７
内に記憶されているプログラム名を出力して調査する目
的でチェックアウト手段６に制御を移すプログラム障害
後処理手段５と、固定スタックテーブル７がオーバフロ
ーしているときのその旨および障害時のチェックアウト
リストとしての固定スタックテーブル７内に記憶されて
いるプログラム名を印字装置１０に出力させるチェック
アウト手段６と、全ての未解決な呼ばれたプログラムの
プログラム名をスタック処理方式を用いて記憶する固定
スタ・７クテーブル７と、プログラム間連絡機能のデバ
ッグ作業の対象である複数のプログラム中の１つであり
呼ばれたプログラム９を呼ぶ命令を含む呼ぶプログラム
８と、プログラム間連絡機能のデバッグ作業の対象であ
る複数のプログラム中の１つであり呼ぶプログラム８に
含まれる呼ぶ命令により制御を渡される呼ばれたプログ
ラム９と、チェックアウト手段６の制御でチェックアウ
トリストが出力される印字装置１０とから構成されてい
る。

第２図を参照すると、プッシュダウンスタック制御手段
ｌの処理は、アーギュメント設定ステンプ１１と、プッ
シュダウンスタック手段制御ステップ１２とからなる。

第３図を参照すると、プッシュダウンスタック手段２の
処理は、アーギュメント取出しステップ２工と、チープ
ルオーバフローチェックステップ２２と、オーバフロー
判定ステップ２３と、ブツシュダウンステップ２４と、
チェックアウト手段制御ステップ２５と、リカバリステ
ップ２６とからなる。

第４図を参照すると、ポツプアップ制御手段３の処理は
、ポツプアップ手段制御ステップ３１からなる。

第５図を参照すると、ポツプアップ手段４の処理は、ポ
ツプアップステップ４１からなる。

第６図を参照すると、プログラム障害後処理手段５の処
理は、チェックアウト手段制御ステップ５１からなる。

第７図を参照すると、チェックアウト手段６の障害時の
処理は、チェックアウトステップ６１からなる。

次に、このように構成された本実施例の障害時のプログ
ラム自動表示方式の動作について説明する。

複数のプログラムのプログラム間連絡機能のデバッグ作
業を行うために複数のプログラムを連係して実行してい
るときに、複数のプログラム中の呼ぶプログラム８の呼
ぶ命令により制御を渡された呼ばれたプログラム９の入
口で、プッシュダウンスタック手段２に制御を移す命令
のアーギュメントとして呼ばれたプログラム９のプログ
ラム名がプッシュダウンスタック制御手段ｌにより設定
され（ステップ１１）、プッシュダウンスタック手段２
に制御が移される（ステップ１２）。

プッシュダウンスタック手段２により、プッシュダウン
スタック制御手段１から渡された命令のアーギュメント
から呼ばれたプログラム９のプログラム名が取り出され
る（ステップ２１）。

ここで、固定スタックテーブル７内のスタックテーブル
ポインタの指示が固定スタックテーブル７の範囲を越え
ているか否かのチェック（オーバフローチェック）が行
われ（ステップ２２）、固定スタックテーブル７がオー
バフローしている（以下、「異常」と呼ぶ）か否（以下
、「正常」と呼ぶ）かが判定される（ステップ２３）。

この判定で「正常」の場合には、スタックテーブルポイ
ンタの指示が１つ次に進むように更新されて呼ばれたプ
ログラム９のプログラム名が固定スタックテーブル７内
に記憶される（ステップ２４）。

ステップ２３の判定で「異常」の場合には、チェックア
ウト手段６に制御が移され（ステップ２５）、チェック
アウト手段６により、「異常」の旨のメツセージが印字
装置１０に出力されるとともにプログラムの実行が打ち
切られてリカバリ処理が行われる　（ステップ２６）。

呼ばれたプログラム９が正常に実行されてその出口に達
すると、ポツプアップ制御手段３によりポツプアンプ手
段４に制御が移される（ステップ３１）。

ポツプアップ手段４により、ステップ２４の処理で更新
された固定スクソクテーブル７内のスタックテーブルポ
インタの指示が１つ前に戻るように更新され（ステップ
４１）、呼ばれたプログラム９のプログラム名の固定ス
タックテーブル７における記憶が終了される。

このようにして呼ぶプログラム８および呼ばれたプログ
ラム９を含んだ連係された複数のプログラムが実行され
ているときに、障害が発生してプログラムが異常終了し
た場合には、オペレーティングシステムから制御が移さ
れたプログラム障害後処理手段５により、未解決な出口
が存在する呼ばれたプログラムのプログラム名を出力す
る目的でチェックアウト手段６に制御が移される（ステ
ップ５１）。

チェックアウト手段６により、固定スタックテーブル７
内の先頭の領域からスタックテーブルポインタが指示し
ている領域までの範囲に記憶されている全ての呼ばれた
プログラムのプログラム名がチェックアウトリストとし
て印字装置１０に出力され（ステップ６１）、障害プロ
グラムの識別に便を供する。

なお、本実施例ではチェックアウトリストを出力する出
力装置として印字装置１０を使用する場合について述べ
たが、画面表示装置等の他の出力装置が使用できること
はいうまでもない。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、呼ばれたプログラムのプ
ログラム名をスタック処理方式を用いて記憶しておいて
プログラムの異常終了時における未解決な出口が存在す
るプログラムのプログラム名だけを出力装置に出力する
ことにより、未解決な出口が存在するプログラムのプロ
グラム名を簡単かつ確実に知ることができ、障害プログ
ラムの識別を容易にするという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図、 第２図は第１図中のプッシュダウンスタック制御手段の
処理を示す流れ図、 第３図は第１図中のプッシュダウンスタック手段の処理
を示す流れ図、 第４図は第１図中のポツプアップ制御手段の処理を示す
流れ図、 第５図は第１図中のポツプアップ手段の処理を示す流れ
図、 第６図は第１図中のプログラム障害後処理手段の処理を
示す流れ図、 第７図は第１図中のチェックアウト手段の処理を示す流
れ図である。 図において、 １・・・プッシュダウンスタック制御手段、２・・・プ
ッシュダウンスタック手段、３・・・ポツプアンプ制御
手段、 ４・・・ポンプアップ手段、 ５・・・プログラム障害後処理手段、 ６・・・チェックアウト手段、 ７・・・固定スタックテーブル、 ８・・・呼ぶプログラム、 ９・・・呼ばれたプログラム、 １０・・・印字装置である。 第１図 第３図 第４図　　　　　第５図 第６図　　　　　第７図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）未解決な出口が存在する呼ばれたプログラムのプ
   ログラム名をスタック処理方式を用いて記憶する固定ス
   タックテーブルと、 この固定スタックテーブルのスタックテーブルポインタ
   の指示を１つ次に進めるように更新して呼ばれたプログ
   ラムのプログラム名を前記固定スタックテーブル内に記
   憶するプッシュダウンスタック手段と、 呼ばれたプログラムの入口において前記プッシュダウン
   スタック手段に制御を移すプッシュダウンスタック制御
   手段と、 呼ばれたプログラムの出口にプログラムの実行が達する
   と前記プッシュダウンスタック手段により更新された前
   記固定スタックテーブル内の前記スタックテーブルポイ
   ンタの指示を１つ前に戻すように更新することにより実
   行が出口に達した呼ばれたプログラムのプログラム名の
   前記固定スタックテーブルにおける記憶を終了させるホ
   ップアップ手段と、 呼ばれたプログラムの出口において前記ホップアップ手
   段に制御を移すホップアップ制御手段と、前記固定スタ
   ックテーブル内に記憶されているプログラム名を出力装
   置に出力するチェックアウト手段と、 プログラムの異常終了時にオペレーティングシステムか
   ら制御が移された後に前記チェックアウト手段に制御を
   移すプログラム障害後処理手段と、を有することを特徴
   とする障害時のプログラム自動表示方式。
2. （２）前記プッシュダウンスタック手段が、前記固定ス
   タックテーブルに呼ばれたプログラムのプログラム名を
   記憶する際に前記固定スタックテーブルのオーバフロー
   チェックを行い、前記固定スタックテーブル内にプログ
   ラム名を記憶する領域がなければ前記チェックアウト手
   段を起動して前記出力装置にその旨を出力させることを
   特徴とする特許請求の範囲第１項記載の障害時のプログ
   ラム自動表示方式。