JPS6365479A - 立体映像用液晶パネル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は立体映像を得るための液晶パネルの構成に関す
る。

〔従来の技術〕

従来、立体映像を得ようとする試みは数多くなされ、１
９８５年の「つくば科学万博」においては各種の方式が
提案されている。

またテレビジョンにて立体映像が得られる立体ビデオデ
ィスク装置も発表されている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし「つくば科学万博」で提案された方式では規模が
大きすぎ、家庭で手軽に見られるといった代物ではない
。

また、立体ビデオディスク装置では、フィールドごとに
左目用映像と右目用映像が切り替わるため、フリッカ−
が多いという欠点を有するとともに、個人の趣味として
使用されることが多く、一般的ではない。

そこで本発明はこのような問題点を解決するもので、そ
の目的とするところは、家庭でも手軽に立体映像が得ら
れるような装置に利用できる立体映像用の液晶パネルを
提供するところにある。

Ｃ問題点を解決するための手段〕 本発明の立体映像用液晶パネルを第１図および第２図を
参照して説明すると、薄膜トランジスタをマ）　ＩＪク
ス状に集積した２枚の石英基板１を、１枚のガラス基板
２に並べて液晶を封入し、一方の石英基板１では左目用
の映像を表示する表示部３を有し、他の一方の石英基板
１′では右目用の映像を表示する表示部３′を有するこ
とを特徴とする。

〔作　用〕

本発明は以上のような構成であるからこれを使用するに
は、ＸドライバエＣ５を搭載したＸドライバ基板４およ
びＹドライバエ０７を搭載したＹドライバ基板６を実装
して、Ｙドライバ１０７で表示する行を選択し、Ｘドラ
イバエ０５で表示データーを印加することにより液晶を
駆動して表示をおこなう〇 このとき、左目用の映像を表示する表示部３と右目用の
映像を表示する表示部３′の映像を何らかの方法により
合成することにより立体映像を得ることができる。

〔液晶パネルの説明〕

第３図は液晶パネルの部分断面図であり表示部３の一部
を拡大したものである。

石英基板１とガラス基板２の間には液晶１０が封入され
・石英基板１上には薄膜トランジス１夕１１と画素電極
１４がマトリクス状に形成される９画素電極は透明な工
ＴＯ膜で形成される。

ガラス基板２には不要な光を遮光する遮光層１７と共通
電極１５が形成されており、遮光層１７は印刷やニッケ
ル膜で形成され、共通電極１５は透明なＩＴＯ膜で形成
される。遮光層１７以外の共通１を極１５部が開口部１
６で、画素電極１４と相対的に同じ位置である。また偏
光板１８は石英基板１とガラス基板２に密着して貼り合
わされる。

さらには開口部１６に染色等によりカラーフィルタ一層
を形成すればカラー表示も可能である。

この液晶パネルの動作は、すでに説明したＹドライバー
エ０７に接続されたゲートＩＩ！１２０１本が選択され
ると、そのゲート線１２に接続しているｆべての薄膜ト
ランジスタ１１が導通状態となる。このときＸドライバ
エＣ５に接続されたソース線１５に表示データーに対応
した電圧を印加すると、液晶１０をはさんで対向する画
素電極１４と共通電極１５で形成する容量に表示データ
ーが書き込まれ液晶１０を駆動する。

ゲート線１２が非選択となると薄膜トランジスタ１１は
非導通となり表示データーは容量に記憶され次にゲー）
１ｓ１２が選択されるまで保持されるＯ このように１画素ごとにアクティブ素子としてトランジ
スタを配置し、表示データーをトランジスタが導通状態
のときに画素の容量に書き込む。

トランジスタが非導通のときは、容量に表示データーが
電荷の形で蓄積されているので、常に液晶を駆動してい
ることになる・すなわち、容量のメモリー作用を用いる
ので、液晶のコントラストは１００％近いデユーティ比
と等価となり、フントラストの良好な映像を得ることが
できる。

〔第１実施例〕 第４図は第１実施例の斜視図で、従来より立体写真を見
るために用いられているステレオビニ−バーの原理を利
用して、ビデオカメラのビューファインダーに応用した
ものである。

図において第１図で説明した液晶パネル２ｏはビューフ
ァインダーの筐体２１に固定され、後部より螢光ランプ
等により照明される。

液晶パネル２０の映像は６．５備程度の両眼視差Ｑ２６
をもったステレオアダプター２６をビデオカメラ２４の
レンズの前に固定して撮影したものを、インターフェー
ス回路２５を介して表示する。

このとき、レンズ２２を介して両目で液晶パネル２０を
観察すれば立体映像が観視される。

ビューファインダーの筐体２１は蓋をしてビデオカメラ
２４に固定する。

〔第２実施例〕 第５図（イ）は立体映像を得る投写型表示装置の構成図
、第５図（ロ）は立体メガネの斜視図である。第１実施
例で説明したビデオカメラ２４にステレオアダプター２
３を固定して録画したビデオ映像を、立体映像を得る投
写型表示装置で観視するものである。

図において、液晶パネル２０は後部のランプ３０により
照明され投写される。このとき、左目用投写映像３３は
Ｐ偏光で、右目用投写映像はＳ偏光で投写する。

観視者はＰ偏光成分の光のみ透過する左目用偏光板３６
と、Ｓ偏光成分の光のみ透過する右目用偏光板３７を有
する立体メガネ３５をもちいて反射型スクリーン５２を
観視することにより立体映像が得られる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明の立体映像用液晶パネルを
用いることにより、ステレオアダプターのような簡単な
アダプターをビデオカメラに固定して撮影した映像を表
示すれば、手軽に立体映像を楽しむことができる。

液晶パネルの１画素ごとにアクティブ素子として薄膜ト
ランジスタの良好な高表示品質を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は立体映像用液晶パネルの構成を示す斜視図０ 第２図は立体映像用液晶パネルの平面図。 第３図は液晶パネルの部分断面図。 第４図は第１実施例の斜視図〇 第５図（イ）は立体映像を得る投写型表示装置の構成図
。 第５図（ロ）は立体メガネの斜視図◎ １・・・石英基板　　　　２・・・ガラス基板３・・・
表示部　　　　　４・・・Ｘドライバ基板５・・・Ｘド
ライバエＣ６・・・Ｙドライバ基板７・・・Ｙドライバ
エＣ 以　　上 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 薄膜トランジスタをマトリクス状に集積した２枚の石英
   基板を、１枚のガラス基板に並べて液晶を封入し、一方
   の石英基板では左目用の映像を表示し、他の一方の石英
   基板では右目用の映像を表示することを特徴とした立体
   映像用液晶パネル。