JPH075325A - 立体表示偏光フィルムおよび立体表示装置 - Google Patents
立体表示偏光フィルムおよび立体表示装置Info
- Publication number
- JPH075325A JPH075325A JP5148035A JP14803593A JPH075325A JP H075325 A JPH075325 A JP H075325A JP 5148035 A JP5148035 A JP 5148035A JP 14803593 A JP14803593 A JP 14803593A JP H075325 A JPH075325 A JP H075325A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- display
- stereoscopic
- polarizing
- polarizing film
- stereoscopic display
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02F—OPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
- G02F1/00—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
- G02F1/01—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour
- G02F1/13—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
- G02F1/133—Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
- G02F1/1333—Constructional arrangements; Manufacturing methods
- G02F1/1335—Structural association of cells with optical devices, e.g. polarisers or reflectors
- G02F1/133528—Polarisers
- G02F1/133538—Polarisers with spatial distribution of the polarisation direction
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
- Polarising Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】単位形状かつ偏光方向の異る２種類の偏光板を
交互にかつ均等に面配列した立体表示偏光フィルムを利
用して映像の立体視における立体眼鏡の構造と駆動とを
簡素化する。 【構成】立体表示偏光フィルム１および１ａは、偏光方
向が互いに直角な２種の偏向板（ａ）２および（ｂ）３
の配列方向が９０度異る。画素対応の液晶を配列した液
晶配列８は電極９ａ，９ｂで電圧を印加されないときは
ガラス基板１０ａを介して入射する入射光１０１は立体
表示偏光フィルム１をそのまま通り、電圧を印加すると
立体表示偏光フィルム１は通らずこれによって２種類の
映像を表示させ、簡素な構造の立体眼鏡で立体視を可能
とする。
交互にかつ均等に面配列した立体表示偏光フィルムを利
用して映像の立体視における立体眼鏡の構造と駆動とを
簡素化する。 【構成】立体表示偏光フィルム１および１ａは、偏光方
向が互いに直角な２種の偏向板（ａ）２および（ｂ）３
の配列方向が９０度異る。画素対応の液晶を配列した液
晶配列８は電極９ａ，９ｂで電圧を印加されないときは
ガラス基板１０ａを介して入射する入射光１０１は立体
表示偏光フィルム１をそのまま通り、電圧を印加すると
立体表示偏光フィルム１は通らずこれによって２種類の
映像を表示させ、簡素な構造の立体眼鏡で立体視を可能
とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は立体表示偏光フィルムお
よび立体表示装置に関し、特に映像機によって立体表示
を行なう立体表示偏光フィルムおよび立体表示装置に関
する。
よび立体表示装置に関し、特に映像機によって立体表示
を行なう立体表示偏光フィルムおよび立体表示装置に関
する。
【０００２】
【従来の技術】従来の映像機による立体表示は、右目か
ら見た映像と左目から見た映像とを高速で交互に表示
し、この表示を左右のレンズが交互に高速でシャッター
される眼鏡を利用して、右目のシャッターが下りている
ときは左目による映像を、また左目のシャッターが下り
ているときには右目による映像を見るように動作を同期
制御することによって立体視を可能としていた。
ら見た映像と左目から見た映像とを高速で交互に表示
し、この表示を左右のレンズが交互に高速でシャッター
される眼鏡を利用して、右目のシャッターが下りている
ときは左目による映像を、また左目のシャッターが下り
ているときには右目による映像を見るように動作を同期
制御することによって立体視を可能としていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この従来の映像機によ
る立体表示は、左右のレンズを交互に高速でシャッター
する複雑な構造を持つ眼鏡を必要とし、更に眼鏡とディ
スプレイとの表示を同期させるための制御回路を必要と
するという問題点があった。
る立体表示は、左右のレンズを交互に高速でシャッター
する複雑な構造を持つ眼鏡を必要とし、更に眼鏡とディ
スプレイとの表示を同期させるための制御回路を必要と
するという問題点があった。
【０００４】本発明の目的は上述した問題点を解決し、
複雑な構造を備えた眼鏡を必要としない立体表示偏光フ
ィルムおよび立体表示装置を提供することにある。
複雑な構造を備えた眼鏡を必要としない立体表示偏光フ
ィルムおよび立体表示装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の立体表示偏光フ
ィルムは、偏光方向が互いに直交するそれぞれ所定の表
示単位の第１および第２の偏光板を互いに相接しかつ対
称性を有する均等な配列パターンで交互に面配列した構
成を有する。
ィルムは、偏光方向が互いに直交するそれぞれ所定の表
示単位の第１および第２の偏光板を互いに相接しかつ対
称性を有する均等な配列パターンで交互に面配列した構
成を有する。
【０００６】また本発明の立体表示偏光フィルムは、偏
光方向が互いに直交するそれぞれ所定の表示単位の第１
および第２の偏光板のいずれか一方の偏光板を偏光方向
を揃えかつ前記所定の表示単位の光学的に透明な部材を
介在させて対称性を有する均等な配列パターンで面配列
して第１の偏光フィルムとなし、前記第１の偏光フィル
ムに配列した偏光板以外の他方の偏光板を前記光学的に
透明な部材に対応させて対称性を有する均等な配列パタ
ーンで面配列して第２の偏光フィルムとなし、前記第１
および第２の偏光板が対向することなく前記第１および
第２の偏光フィルムを重合した構成を有する。
光方向が互いに直交するそれぞれ所定の表示単位の第１
および第２の偏光板のいずれか一方の偏光板を偏光方向
を揃えかつ前記所定の表示単位の光学的に透明な部材を
介在させて対称性を有する均等な配列パターンで面配列
して第１の偏光フィルムとなし、前記第１の偏光フィル
ムに配列した偏光板以外の他方の偏光板を前記光学的に
透明な部材に対応させて対称性を有する均等な配列パタ
ーンで面配列して第２の偏光フィルムとなし、前記第１
および第２の偏光板が対向することなく前記第１および
第２の偏光フィルムを重合した構成を有する。
【０００７】また本発明の立体表示装置は、互いに相接
して面配列した画素対応の複数の液晶による液晶配列
と、前記液晶配列の両面に対向配置し前記液晶配列を駆
動する一対の電極と、前記一対の電極上に対向して配設
した２つの光学的に透明な部材と、偏光方向が互いに直
交するそれぞれ所定の表示単位の第１および第２の偏光
板を互いに相接しかつ対称性を有する均等な配列パター
ンで前記光学的に透明な２つの部材の一方に交互に面配
列した第１の立体表示偏光フィルムと、前記第一の立体
表示偏光フィルムとは前記第１および第２の偏光板の配
列組合せを逆としかつ前記光学的に透明な２つの部材の
他方に配設した第２の立体表示偏光フィルムとを有する
ことを特徴とする立体表示液晶ディスプレイを備えた構
成を有する。
して面配列した画素対応の複数の液晶による液晶配列
と、前記液晶配列の両面に対向配置し前記液晶配列を駆
動する一対の電極と、前記一対の電極上に対向して配設
した２つの光学的に透明な部材と、偏光方向が互いに直
交するそれぞれ所定の表示単位の第１および第２の偏光
板を互いに相接しかつ対称性を有する均等な配列パター
ンで前記光学的に透明な２つの部材の一方に交互に面配
列した第１の立体表示偏光フィルムと、前記第一の立体
表示偏光フィルムとは前記第１および第２の偏光板の配
列組合せを逆としかつ前記光学的に透明な２つの部材の
他方に配設した第２の立体表示偏光フィルムとを有する
ことを特徴とする立体表示液晶ディスプレイを備えた構
成を有する。
【０００８】また本発明の立体表示装置は、ＣＲＴディ
スプレイの一定表示単位に一定の割合で対応させて配置
した偏光板を備えた立体表示偏光フィルムを有する立体
表示ＣＲＴディスプレイを備えた構成を有する。
スプレイの一定表示単位に一定の割合で対応させて配置
した偏光板を備えた立体表示偏光フィルムを有する立体
表示ＣＲＴディスプレイを備えた構成を有する。
【０００９】また本発明の立体表示装置は、偏光方向が
互いに直交する２枚の偏光レンズを左右のレンズとして
構成した立体眼鏡を備えた構成を有する。
互いに直交する２枚の偏光レンズを左右のレンズとして
構成した立体眼鏡を備えた構成を有する。
【００１０】また本発明の立体表示装置は、立体表示偏
光フィルムを用いた立体表示画像を前記立体眼鏡によっ
て立体視する構成を有する。
光フィルムを用いた立体表示画像を前記立体眼鏡によっ
て立体視する構成を有する。
【００１１】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図１は本発明の第１の実施例の立体表示偏光フィル
ムの斜視図である。図１に示す立体表示偏光フィルム１
は、偏光方向が互いに直角な第１および第２の２種類の
偏光板（ａ）２と（ｂ）３とを相接して交互に均等に面
配列して成る本発明の基本的構成要素である。図中に表
示した平行線は、偏光方向を模式的に示すものであり、
実際の構造との直接関係はない。
る。図１は本発明の第１の実施例の立体表示偏光フィル
ムの斜視図である。図１に示す立体表示偏光フィルム１
は、偏光方向が互いに直角な第１および第２の２種類の
偏光板（ａ）２と（ｂ）３とを相接して交互に均等に面
配列して成る本発明の基本的構成要素である。図中に表
示した平行線は、偏光方向を模式的に示すものであり、
実際の構造との直接関係はない。
【００１２】図２は本発明の第２の実施例の立体表示偏
光フィルムの斜視図である。
光フィルムの斜視図である。
【００１３】図２に示す立体表示偏光フィルム７は、一
定表示単位の第１の偏光板の偏光板（ａ）２が偏光方向
を揃えて一面に均等に配置している第１の偏光フィルム
である偏光フィルム（ａ）４と、偏光フィルム（ａ）５
とは偏光方向が直交する一定表示単位の第２の偏光板の
偏光板（ｂ）３が一面に均等に配置している第２の偏光
フィルムである偏光フィルム（ｂ）６とが互いの偏光板
を重ねることのないように透明部材４を介して重合して
構成され、これによって偏光方向が互いに直角な２つの
映像を表示することができる。
定表示単位の第１の偏光板の偏光板（ａ）２が偏光方向
を揃えて一面に均等に配置している第１の偏光フィルム
である偏光フィルム（ａ）４と、偏光フィルム（ａ）５
とは偏光方向が直交する一定表示単位の第２の偏光板の
偏光板（ｂ）３が一面に均等に配置している第２の偏光
フィルムである偏光フィルム（ｂ）６とが互いの偏光板
を重ねることのないように透明部材４を介して重合して
構成され、これによって偏光方向が互いに直角な２つの
映像を表示することができる。
【００１４】図３は本発明の第３の実施例の立体表示液
晶ディスプレイの斜視図である。
晶ディスプレイの斜視図である。
【００１５】図３の立体表示液晶ディスプレイ１１は、
互いに相接して面配列した複数の液晶による液晶配列８
と、液晶配列８を駆動すべく対向配置した一対の電極９
ａおよび９ｂと、電極９ａと９ｂ上に配設した２つの光
学的に透明な部材のガラス基板１０ａおよび１０ｂと、
ガラス基板１０ａおよび１０ｂ上に配設した第１の立体
表示偏光フィルムとしての図１に示す立体表示偏光フィ
ルム１と、立体表示偏光フィルム１を構成する偏光板
（ａ）２と偏光板（ｂ）３の配置を互いに逆配置とした
第２の立体表示偏光フィルムとしての立体表示偏光フィ
ルム１ａとを備え、図３にはなお入射光１０１を併記し
て示す。
互いに相接して面配列した複数の液晶による液晶配列８
と、液晶配列８を駆動すべく対向配置した一対の電極９
ａおよび９ｂと、電極９ａと９ｂ上に配設した２つの光
学的に透明な部材のガラス基板１０ａおよび１０ｂと、
ガラス基板１０ａおよび１０ｂ上に配設した第１の立体
表示偏光フィルムとしての図１に示す立体表示偏光フィ
ルム１と、立体表示偏光フィルム１を構成する偏光板
（ａ）２と偏光板（ｂ）３の配置を互いに逆配置とした
第２の立体表示偏光フィルムとしての立体表示偏光フィ
ルム１ａとを備え、図３にはなお入射光１０１を併記し
て示す。
【００１６】立体表示偏光フィルム１を構成する偏光板
（ａ）２および（ｂ）３はそれぞれ液晶配列８を構成す
る画素対応の液晶に１対１の割合で対応し、偏光方向が
交互に直交するように市松パターンの格子状に配置され
ている。表示の際、液晶配列８およびガラス基板１０ａ
を通過した入射光１０１は、立体表示偏光フィルム１ａ
を通過するとき各画素毎に光の振幅方向が制限され、振
幅方向が互いに直交する２種類の偏光になって液晶配列
３の各液晶に入射される。液晶配列８の各液晶は電極９
ａおよび９ｂによって電圧を印加しないと入射光１０１
は立体表示偏光フィルム１を通過し、電圧を印加すると
立体表示偏光フィルム１を通さないように制御され、液
晶配列３に対する電圧印加と対向配置した２つの立体表
示偏光フィルム１，１ａとの組合せによって１つの画面
に同時に２つの映像を表示することが可能となる。
（ａ）２および（ｂ）３はそれぞれ液晶配列８を構成す
る画素対応の液晶に１対１の割合で対応し、偏光方向が
交互に直交するように市松パターンの格子状に配置され
ている。表示の際、液晶配列８およびガラス基板１０ａ
を通過した入射光１０１は、立体表示偏光フィルム１ａ
を通過するとき各画素毎に光の振幅方向が制限され、振
幅方向が互いに直交する２種類の偏光になって液晶配列
３の各液晶に入射される。液晶配列８の各液晶は電極９
ａおよび９ｂによって電圧を印加しないと入射光１０１
は立体表示偏光フィルム１を通過し、電圧を印加すると
立体表示偏光フィルム１を通さないように制御され、液
晶配列３に対する電圧印加と対向配置した２つの立体表
示偏光フィルム１，１ａとの組合せによって１つの画面
に同時に２つの映像を表示することが可能となる。
【００１７】ところで、立体表示の為の映像は、右から
の映像と左からの映像が重なっている映像である。その
映像は立体表示液晶ディスプレイ１１で表示する際、右
からの映像は２種類の偏光の中のいずれかを利用して表
示し、左からの映像は残りの偏光で表示するように、あ
らかじめ液晶のどの画素で表示されるのか考慮してお
く。表示された立体表示の為の映像は、右からの映像を
表示している偏光のみを通過する偏光レンズを右目に、
左からの映像を表示している偏光のみを通過する偏光レ
ンズを左目に持つ眼鏡を使って見る。右からの映像は右
目だけに見え、左からの映像は左目だけに見え立体視で
きる。
の映像と左からの映像が重なっている映像である。その
映像は立体表示液晶ディスプレイ１１で表示する際、右
からの映像は２種類の偏光の中のいずれかを利用して表
示し、左からの映像は残りの偏光で表示するように、あ
らかじめ液晶のどの画素で表示されるのか考慮してお
く。表示された立体表示の為の映像は、右からの映像を
表示している偏光のみを通過する偏光レンズを右目に、
左からの映像を表示している偏光のみを通過する偏光レ
ンズを左目に持つ眼鏡を使って見る。右からの映像は右
目だけに見え、左からの映像は左目だけに見え立体視で
きる。
【００１８】図４は本発明の第４の実施例の立体表示Ｃ
ＲＴディスプレイの斜視図、図５は本発明の第５の実施
例の立体眼鏡を模式的に示す図である。
ＲＴディスプレイの斜視図、図５は本発明の第５の実施
例の立体眼鏡を模式的に示す図である。
【００１９】図４に示す立体表示偏光フィルム１３を備
えた立体表示ＣＲＴディスプレイ１２と、図５に示す互
いに偏光方向が直交する右偏光レンズ１５および左偏光
レンズ１６を備えた立体眼鏡１４とは、右からの映像は
振幅方向が画面上下方向の光、左からの映像は振幅方向
が画面左右方向の光で表示されるのを前提として構成さ
れている。また、立体表示ＣＲＴディスプレイ１２に使
われている立体表示偏光フィルム１３は、ＣＲＴの画面
を格子状に微小に区切った一定表示単位の偏光板によっ
て構成されている。この立体表示ＣＲＴディスプレイ１
２で表示する立体表示の為の映像は上述した前提をふま
え、右からの映像は偏光方向が上下方向の偏光板のある
画素のみ、左からの映像は偏光方向が左右方向の偏光板
のある画素のみで表示されるように、それぞれの映像の
配置は立体表示ＣＲＴディスプレイの格子状に微小に区
切られた一定表示単位で何処に表示されるのかを考慮さ
れている。こうして表示された立体表示の為の映像を立
体眼鏡を使って見ると、右からの映像は光の振幅方向が
上下方向の為、偏光方向が同方向の上下方向の右目のレ
ンズを通過するが、偏光方向が左右方向で直交する左目
のレンズは通過しない。同様に左からの映像は、左目の
レンズしか通過しない。その結果、右目は右からの映
像、左目は左からの映像をだけを見ることになり立体視
でき、このような立体視を可能とする立体表示システム
は、立体表示偏光フィルムを用いた立体表示装置による
表示画像を対象とし偏光を利用する立体眼鏡の利用で随
意実施することができる。
えた立体表示ＣＲＴディスプレイ１２と、図５に示す互
いに偏光方向が直交する右偏光レンズ１５および左偏光
レンズ１６を備えた立体眼鏡１４とは、右からの映像は
振幅方向が画面上下方向の光、左からの映像は振幅方向
が画面左右方向の光で表示されるのを前提として構成さ
れている。また、立体表示ＣＲＴディスプレイ１２に使
われている立体表示偏光フィルム１３は、ＣＲＴの画面
を格子状に微小に区切った一定表示単位の偏光板によっ
て構成されている。この立体表示ＣＲＴディスプレイ１
２で表示する立体表示の為の映像は上述した前提をふま
え、右からの映像は偏光方向が上下方向の偏光板のある
画素のみ、左からの映像は偏光方向が左右方向の偏光板
のある画素のみで表示されるように、それぞれの映像の
配置は立体表示ＣＲＴディスプレイの格子状に微小に区
切られた一定表示単位で何処に表示されるのかを考慮さ
れている。こうして表示された立体表示の為の映像を立
体眼鏡を使って見ると、右からの映像は光の振幅方向が
上下方向の為、偏光方向が同方向の上下方向の右目のレ
ンズを通過するが、偏光方向が左右方向で直交する左目
のレンズは通過しない。同様に左からの映像は、左目の
レンズしか通過しない。その結果、右目は右からの映
像、左目は左からの映像をだけを見ることになり立体視
でき、このような立体視を可能とする立体表示システム
は、立体表示偏光フィルムを用いた立体表示装置による
表示画像を対象とし偏光を利用する立体眼鏡の利用で随
意実施することができる。
【００２０】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、１つの画
面に同時に右からの映像と左からの映像を表示し偏光レ
ンズを備えた眼鏡で立体視を可能とすることにより、眼
鏡の構造を著しく簡素化し、眼鏡の高速シャッター動作
ならびに、高速シャッター動作と表示とを同期させるた
めの制御回路を不要とすることができる効果を有する。
面に同時に右からの映像と左からの映像を表示し偏光レ
ンズを備えた眼鏡で立体視を可能とすることにより、眼
鏡の構造を著しく簡素化し、眼鏡の高速シャッター動作
ならびに、高速シャッター動作と表示とを同期させるた
めの制御回路を不要とすることができる効果を有する。
【図１】本発明の第１の実施例の立体表示偏光フィルム
の斜視図である。
の斜視図である。
【図２】本発明の第２の実施例の立体表示偏光フィルム
の斜視図である。
の斜視図である。
【図３】本発明の第３の実施例の立体表示液晶ディスプ
レイの斜視図である。
レイの斜視図である。
【図４】本発明の第４の実施例の立体表示ＣＲＴディス
プレイの斜視図である。
プレイの斜視図である。
【図５】本発明の第５の実施例の立体眼鏡を模式的に示
す図である。
す図である。
【符号の説明】 １，１ａ 立体表示偏光フィルム ２ 偏光板（ａ） ３ 偏光板（ｂ） ４ 透明部材 ５ 偏向フィルム（ａ） ６ 偏向フィルム（ｂ） ７ 立体表示偏光フィルム ８ 液晶配列 ９ａ，９ｂ 電極 １０ａ，１０ｂ ガラス基板 １１ 立体表示液晶ディスプレイ １２ 立体表示ＣＲＴディスプレイ １３ 立体偏光フィルム １４ 立体眼鏡
Claims (6)
- 【請求項１】 偏光方向が互いに直交するそれぞれ所定
の表示単位の第１および第２の偏光板を互いに相接しか
つ対称性を有する均等な配列パターンで交互に面配列し
たことを特徴とする立体表示偏光フィルム。 - 【請求項２】 偏光方向が互いに直交するそれぞれ所定
の表示単位の第１および第２の偏光板のいずれか一方の
偏光板を偏光方向を揃えかつ前記所定の表示単位の光学
的に透明な部材を介在させて対称性を有する均等な配列
パターンで面配列して第１の偏光フィルムとなし、前記
第１の偏光フィルムに配列した偏光板以外の他方の偏光
板を前記光学的に透明な部材に対応させて対称性を有す
る均等な配列パターンで面配列して第２の偏光フィルム
となし、前記第１および第２の偏光板が対向することな
く前記第１および第２の偏光フィルムを重合して成るこ
とを特徴とする立体表示偏光フィルム。 - 【請求項３】 互いに相接して面配列した画素対応の複
数の液晶による液晶配列と、前記液晶配列の両面に対向
配置し前記液晶配列を駆動する一対の電極と、前記一対
の電極上に対向して配設した２つの光学的に透明な部材
と、偏光方向が互いに直交するそれぞれ所定の表示単位
の第１および第２の偏光板を互いに相接しかつ対称性を
有する均等な配列パターンで前記光学的に透明な２つの
部材の一方に交互に面配列した第１の立体表示偏光フィ
ルムと、前記第一の立体表示偏光フィルムとは前記第１
および第２の偏光板の配列組合せを逆としかつ前記光学
的に透明な２つの部材の他方に配設した第２の立体表示
偏光フィルムとを有することを特徴とする立体表示液晶
ディスプレイ。 - 【請求項４】 ＣＲＴディスプレイの一定表示単位に一
定の割合で対応させて配置した偏光板を備えた立体表示
偏光フィルムを有することを特徴とする立体表示ＣＲＴ
ディスプレイ。 - 【請求項５】 偏光方向が互いに直交する２枚の偏光レ
ンズを左右のレンズとして構成したことを特徴とする立
体眼鏡。 - 【請求項６】 立体表示偏光フィルムを用いた立体表示
画像を前記立体眼鏡によって立体視することを特徴とす
る立体表示システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5148035A JPH075325A (ja) | 1993-06-18 | 1993-06-18 | 立体表示偏光フィルムおよび立体表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5148035A JPH075325A (ja) | 1993-06-18 | 1993-06-18 | 立体表示偏光フィルムおよび立体表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH075325A true JPH075325A (ja) | 1995-01-10 |
Family
ID=15443665
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5148035A Pending JPH075325A (ja) | 1993-06-18 | 1993-06-18 | 立体表示偏光フィルムおよび立体表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH075325A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0745884A2 (de) * | 1995-05-31 | 1996-12-04 | Siemens Nixdorf Informationssysteme AG | Bildschirm zur Anzeige dreidimensionaler Bilder |
| KR19990010131A (ko) * | 1997-07-15 | 1999-02-05 | 윤종용 | 입체 영상 표현이 가능한 액정 표시 장치 |
| KR100306695B1 (ko) * | 1998-04-16 | 2001-11-30 | 윤종용 | 마이크로플러라이저를이용한입체영상디스플레이장치 |
| US6368760B1 (en) | 1996-11-22 | 2002-04-09 | Sharp Kabushiki Kaisha | Phase sheet |
| JP2003029207A (ja) * | 2001-07-11 | 2003-01-29 | Sony Corp | ３ｄ映像表示体 |
| KR100445897B1 (ko) * | 2002-01-30 | 2004-08-25 | 소프트픽셀(주) | 입체 영상용 안경 렌즈 및 이를 이용한 안경 |
| WO2008086725A1 (fr) * | 2007-01-05 | 2008-07-24 | Kaicheng He | Affichage compatible plan en trois dimensions à cristaux liquides |
| US7468838B2 (en) | 2005-04-04 | 2008-12-23 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Stereoscopic display for switching between 2D/3D images |
| JP2009175553A (ja) * | 2008-01-25 | 2009-08-06 | Hoya Corp | 偏光素子およびその製造方法 |
| US8009239B2 (en) | 2008-09-18 | 2011-08-30 | Wistron Corporation | Stereoscopic display device, system and method |
-
1993
- 1993-06-18 JP JP5148035A patent/JPH075325A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0745884A2 (de) * | 1995-05-31 | 1996-12-04 | Siemens Nixdorf Informationssysteme AG | Bildschirm zur Anzeige dreidimensionaler Bilder |
| EP0745884A3 (de) * | 1995-05-31 | 1998-04-29 | Siemens Nixdorf Informationssysteme AG | Bildschirm zur Anzeige dreidimensionaler Bilder |
| US6368760B1 (en) | 1996-11-22 | 2002-04-09 | Sharp Kabushiki Kaisha | Phase sheet |
| KR19990010131A (ko) * | 1997-07-15 | 1999-02-05 | 윤종용 | 입체 영상 표현이 가능한 액정 표시 장치 |
| KR100306695B1 (ko) * | 1998-04-16 | 2001-11-30 | 윤종용 | 마이크로플러라이저를이용한입체영상디스플레이장치 |
| JP2003029207A (ja) * | 2001-07-11 | 2003-01-29 | Sony Corp | ３ｄ映像表示体 |
| KR100445897B1 (ko) * | 2002-01-30 | 2004-08-25 | 소프트픽셀(주) | 입체 영상용 안경 렌즈 및 이를 이용한 안경 |
| US7468838B2 (en) | 2005-04-04 | 2008-12-23 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Stereoscopic display for switching between 2D/3D images |
| WO2008086725A1 (fr) * | 2007-01-05 | 2008-07-24 | Kaicheng He | Affichage compatible plan en trois dimensions à cristaux liquides |
| JP2009175553A (ja) * | 2008-01-25 | 2009-08-06 | Hoya Corp | 偏光素子およびその製造方法 |
| US8009239B2 (en) | 2008-09-18 | 2011-08-30 | Wistron Corporation | Stereoscopic display device, system and method |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0332268B1 (en) | Display and pick-up device for stereoscopic picture display | |
| TWI479201B (zh) | 自動立體顯示裝置 | |
| KR100728204B1 (ko) | 2차원 영상과 3차원 영상 겸용 디스플레이 장치 | |
| US7227568B2 (en) | Dual polarizing light filter for 2-D and 3-D display | |
| JP5852124B2 (ja) | 立体ディスプレイシステムと、そのシステムに使用されるメガネおよびそのディスプレイ方法 | |
| US20100165221A1 (en) | Display device | |
| JPH09113911A (ja) | 表示装置 | |
| JP2003177356A (ja) | ２ｄ／３ｄ兼用ディスプレイ | |
| JPH01283546A (ja) | 立体映像表示装置 | |
| JPH10239641A (ja) | 偏光眼鏡および画像表示システム | |
| WO2014198104A1 (zh) | 双层结构液晶透镜及三维显示装置 | |
| CN107728363B (zh) | 立体显示装置及其控制方法 | |
| JPH075325A (ja) | 立体表示偏光フィルムおよび立体表示装置 | |
| KR101782006B1 (ko) | 3디 영상 시청용 편광안경 및 이를 구비한 3디 영상 구현 시스템 | |
| US9325977B2 (en) | Three dimensional LCD monitor display | |
| JPS63158525A (ja) | 平板型液晶立体表示装置 | |
| JPH1198537A (ja) | 立体視用眼鏡 | |
| WO2011155111A1 (ja) | 立体映像表示装置 | |
| JPH0830244A (ja) | 液晶立体表示装置とその駆動方法 | |
| CN102759805A (zh) | 3d显示装置及*** | |
| JPH05257083A (ja) | 立体表示装置 | |
| JPS62249137A (ja) | 立体多色画像投射装置 | |
| JPS619618A (ja) | 立体表示装置 | |
| JPH0830243A (ja) | 液晶立体表示装置とその駆動方法 | |
| JPH06165221A (ja) | 両眼視差方式画像表示制御装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000111 |