JPS636168A - 生物分解性繊維柔軟化剤 - Google Patents

生物分解性繊維柔軟化剤

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JPS636168A
JPS636168A JP62079858A JP7985887A JPS636168A JP S636168 A JPS636168 A JP S636168A JP 62079858 A JP62079858 A JP 62079858A JP 7985887 A JP7985887 A JP 7985887A JP S636168 A JPS636168 A JP S636168A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、貯蔵時に優れた加水分解安定性を示す迅速生
物分解性繊維柔軟化用組成物に関する。
更に詳しくは、本発明は、最大の加水分解安定性を確保
するために極めて限定的なｐＨ範囲で処方された、リン
ス剤添加繊維柔軟剤組成物として適する、迅速生物分解
性四級アンモニウム化合物の水性分散液に関する。
発明の背景 リンス剤添加繊維柔軟化剤組成物は周知である。
典型的には、このような組成物は水不溶性四級アンモニ
ウム繊維柔軟化剤を含有する。市販鎌維柔軟化用組成物
は、基本的に水不溶性四級化合物の水性分散液である。
カルボキシ基が介在する長鎖アルキル（アルケニル）基
含有の四級アンモニウム化合物（即ち、生物分解性四級
アンモニウム）は、例えはばフランス特許節１．５９３
，９２１号明細書により公知である。このような迅速生
物分解性四級アンモニウム含有の濃薬軟化用組成物は欧
州特許節０　０４０　５６２号明細書に開示されている
。
しかしながら、これらの化合物は水性分散液として市販
されるものであり、しかも迅速生物分解性四級アンモニ
ウム類は慣用的（Ｄ　Ｔ　Ｄ　Ｍ　Ａ　Ｃ型）カチオン
性柔軟化剤よりも加水分解され易いため、このような迅
速生物分解性柔軟化用組成物は長期貯蔵時において加水
分解安定性の問題を生じることがある。
したがって、十分に貯蔵安定的な、迅速生物分解性四級
アンモニウム化合物含有の水性柔軟化用組成物を提供す
ることが本発明の目的である。
リンス剤添加柔軟化用組成物において現在適用されてい
るよりも低い一定の範囲内に本発明の組成物のｐＨを維
持することにより、優れた加水分解安定性が長期貯蔵時
に確保されることが見出された。
発明の要旨 本発明は、１〜８０重量％、好ましくは２〜２９重量％
の下記式の迅速生物分解性四級アンモニウム化合物を含
有する水性繊維柔軟化用組成物に関する： −Ｏ−Ｃ−Ｏ−である； Ｒは（ＣＨ）　　−Ｑ−Ｔ　　又はＴ３である；１　　
　　　２　　ｎ　　　　　　２ Ｒは（ＣＨ）−Ｑ−Ｔ　　　Ｔ　　又はＲ３て２　　　
　２　ｎ　　　　　４ゝ　　５ある； Ｒ３はＣ１−Ｃ４アルキルである； Ｔ１、Ｔ２、Ｔ３、Ｔ４、Ｔ５は（同一の又は異なる）
Ｃ１２−０２２アルキル又はアノはニルである；ｎは１
〜４の整数である；及び Ｘｅは柔軟化剤適合性アニオンである〕慣用的マトリッ
クス成分及び場合により更に柔軟化剤とともに、組成物
のｐＨは、２０℃において、水で迅速生物分解性四級ア
ンモニウムａ度０．５％〜１％までの希釈された場合に
、２．５〜４，２、好ましくは３．４〜４．２である。
迅速生物分解性四級アンモニウム化合物は、上記式（１
）又は（ＩＩ）を有する。好ましい化合物は、ｎ−１又
は２で、Ｒ３がメチルの化合物である。Ｒ１が（ＣＨ２
）。−Ｑ−Ｔ２で、Ｒ２が（ＣＨ）　−Ｑ−Ｔ４である
式（１）の化合物ｎ （即ち、３個の長鎖を有する四級アンモニウム化合物）
は、好ましくは少なくとも１個の不飽和長鎖を有する。
もちろん、３個すべての長鎖が１以上の二重結合を有す
る化合物が好ましい。
アルキル又はアルケニルたる鎖Ｔ１、Ｔ２、Ｔ３、Ｔ４
、Ｔ５は、少なくとも１２個の炭素原子、好ましくは少
なくとも１６個の炭素原子を有していなければならない
。鎖は直鎖状又は分岐状である。不飽和（アルケニル）
鎖は、柔軟北側組成物で処理された繊維に良好な再湿潤
性を付与することが見出された。したがって、かかる不
飽和鎖含有の化合物は、処理繊維の再湿潤性が課題とな
る環境下で使用される繊維柔軟化用組成物として好まし
い。
獣脂は長鎖アルキル及びアルケニル物質の便利かつ安価
な供給源である。Ｔ１、Ｔ２、Ｔ３、Ｔ４、Ｔ５が獣脂
に特有の長鎖物質の混合体を表わす化合物は、特に好ま
しい。
本発明の水性繊維柔軟化用組成物での使用に適する迅速
生物分解性四級アンモニウム化合物の具体例としては、
下記のものがある： １）Ｎ、Ｎ−ジ（タロウオイルーオキシーエチル）−Ｎ
、Ｎ−ジメチルアンモニウムクロリド；２）Ｎ、Ｎ−ジ
（２−タロウィルオキシ−２−オキソ−エチル）−Ｎ、
Ｎ−ジメチルアンモニウムクロリド； ３）Ｎ、Ｎ−ジ（２−タロウィルオキシエチルカルボニ
ルオキシエチル）−Ｎ、Ｎ−ジメチルアンモニウムクロ
リド； ４）Ｎ−（２−クロウオイルオキシ−２−エチル）−Ｎ
−（２−タロウィルオキシ−２−７ｒキソーエチル）−
Ｎ、Ｎ−ジメチルアンモニウムクロリド； ５）　　Ｎ、Ｎ、Ｎ、−）す（タロウィル−オキシ−エ
チル）−Ｎ−メチルアンモニウムクロリド；６）Ｎ−（
２−タロウィルオキシ−２−オキソエチル）−Ｎ−（タ
ロウィル−Ｎ、Ｎ−ジメチルアンモニウムクロリド：及
び ７）１．２−シタロウイルオキシ−３−トリメチルアン
モニオプロパンクロリド。
これらのうち、化合物１〜６は式（１）の化合物の例で
あり；化合物７は式（ｎ）の化合物である。
特に好ましくは、Ｎ、Ｎ−ジ（タロウオイルーオキシー
エチル）−Ｎ、Ｎ−ジメチルアンモニウムクロリドであ
る。
式（１）及び（ＩＩ）の適切な四級アンモニウム類の他
の例は、例えば下記のようにして得られるニー上記化合
物中の“タロウィル”を、例えばココイル、パルモイル
、ラウリル、オレイル、ステアリル、パルミチル等で置
換する； 一上記化合物中の“メチル“を、エチル、プロピル、イ
ソプロピル、ブチル、イソブチル又はｔ−ブチルで置換
する； −」１記化合物中の“クロリド”を、プロミド、メチル
サルフェート、ホルメート、サルフェート、ナイトレー
ト等で置換する。
実際には、アニオンは正電荷四級アンモニウム化合物の
対イオンとして存在しているにすぎない。
対イオンの性質は、本発明の実用面において全く重要で
はない。本発明の範囲はいずれの特定のアニオンにも限
定されない。
本発明の化合物は、入手が容易な出発物質を用いた標準
的エステル化及び四級化反応により製造することができ
る。
例えば、上記化合物１）は、キシレン中１３０〜１４０
℃でタロウ脂肪酸をＮ−メチル−Ｎ、　Ｎ−ジェタノー
ルアミンと反応させることにより製造されるが、反応時
に形成される水は共沸蒸留により除去される。このよう
にして製造されたエステルは、通常の方法により塩化メ
チルで四級化される。
同様に、化合物２）は、イミノニ酢酸をタロウアルコー
ルと反応させ、次いで四級化することにより製造される
。
化合物３）は、タロウアルコールクロロホルメートをＮ
−メチルジェタノールアミンと反応させ、通常の方法に
より塩化メチルで四級化することにより合成される。
本発明の迅速生物分解性四級アンモニウム化合物は、組
成物中１〜８０重皿％、好ましくは２〜２５市二％のレ
ベルで存在する。それらは、慣用的なより迅速的でない
生物分解性繊維柔軟化用成分の全部又は−部に代えて水
性繊維柔軟化用組成物中で使用することができ、したが
って本発明の組成物は場合により以後に示す柔軟化剤を
更に含有する。
ｌ旦 組成物のｐＨは本発明の必須パラメーターである。実際
にそれは、特に長期貯蔵条件下で、迅速生物分解性四級
アンモニウム化合物の加水分解安定性に影響を与える。
かかる事情の下で規定されるｐＨは、脱イオン水で希釈
された組成物中２０℃で測定される。彼ｐＨａｌｌ＋定
組成物の希釈は、迅速生物分解性四級アンモニウム化合
物が濃度０．　５９６〜１％で存在するように実施され
ねばならない。組成物の至適加水分解安定性のために、
上記条件下でｆｌｌｌｌ定されるｐＨは、２．５〜４．
２、好ましくは３．４〜４．２の範囲でなければならな
い。
本発明の組成物のｐＨは、ブレンステッド酸の添加によ
り調整される。
適切な酸の例としては、無機鉱酸、カルボン酸、特に低
分子ｒ：Ｌ（Ｃ１〜Ｃ５）カルボン酸及びアルキルスル
ホン酸がある。適切な無機酸としては、ＨＣＩ、ＨＳＯ
ＨＮＯ３及びＨ３ＰＯ４が２　４ゝ ある。適切な有機酸としては、ギ酸、酢酸、メチルスル
ホン酸及びエチルスルホン酸がある。好ましい酸は、塩
酸、リン酸、ギ酸、メチルスルホン酸及び安息香酸であ
る。
十分に処方された繊維柔軟化用組成物は、好ましくは、
本明細書の式Ｉ又はＨの迅速生物分解性四級アンモニウ
ム化合物に加え、１種以上の下記任意的成分を含有する
。
慣用的四級アンモニウム塩 前記のように、迅速生物分解性化合物は慣用的繊維柔軟
化活性物質の一部代用物として使用することができ、か
かる場合において繊維柔軟化用組成物は慣用的ジ（高級
アルキル）四級アンモニウム柔軟化剤を更に含有してい
る。
この四級アンモニウム塩に関して用いられる“高級アル
キル”とは、炭素原子８〜３０個、好ましくは炭素原子
１１〜２２個のアルキル基を意味する。かかる慣用的四
級アンモニウム塩の例としては、下記のものがある： （１）　　下記式の非環式四級アンモニウム塩：上記式
中、Ｒ２は非環式脂肪族Ｃ１５−０２□炭化水素基ある
。Ｒ３はＣ１−Ｃ４飽和アルキル又はヒドロキシアルキ
ル基である。Ｒ４はＲ２及びＲから選択され、Ａｅはア
ニオンである。
（ｌｉ）　　下記式のジアミド四級アンモニウム塩；上
記式中、Ｒは非環式脂肪族Ｃ１５−Ｃ２１炭化水素基、
Ｒ２は炭素原子１〜３個の二価アルキレ（ｌｉｌ）　　
下記式のジアミドアルコキシル化四級アンモニウム塩： 上記式中、ｎは１〜約５であり、Ｒ１、Ｒ２、Ｒ５及び
Ａｅは上記と同義である。
（ｉｖ）　　四級イミダゾリニウム化合物：成分（ｉ）
の例は、シタロウジメチルアンモニウムクロリド、シタ
ロウジメチルアンモニウムメチルサルフェート、ジ（水
素添加タロウ）ジメチルアンモニウムクロリド、ジベヘ
ニルジメチルアンモニウムクロリドのような周知のジア
ルキルジメチルアンモニウム塩である。
成分（ｉ　ｉ）の例は、メチルビス（タロウアミドエチ
ル）（２−ヒドロキシエチル）アンモニウムメチルサル
フェート及びメチルビス（水素添加タロウアミドエチル
）（２−ヒドロキシエチル）−アンモニウムメチルサル
フェートであって、前記式中Ｒは非環式脂肪族Ｃ１５−
Ｃ１□炭化水素基、Ｒ２はエチレン基、Ｒはメチル基、
Ｒ８はヒドロキシアルキル基、Ａはメチルサルフェート
アニオンであり、これらの物質は、それぞれ商品名パリ
ソフト（ＶａｒｉｓｏｒＬ）　　（Ｒ）　２２２及びパ
リソフト（Ｒ）　１１０としてシェμ・ンクス・ケミカ
ルトン１゜（Ｓｈｅｒｅｘ　Ｃｌ＋ｅｍｉｃａｌ　Ｃｏ
ｍｐａｎｙ　）から市販されている。
（ｉｖ）の例は、１−メチル−１−クロウアミノ−エチ
ル−２−タロウイミダゾリニウムメチルサルフエート及
び１−メチル−１−（水素添加タロウアミドエチル）メ
チルサルフェートである。
典型的には、迅速生物分解性：慣用的の両方の四級アン
モニウム化合物のｔｍＱ比は、１：１０〜１０：１の範
囲である。
カチオン活性アミン 本発明の組成物は、場合により、カチオン活性アミン類
、即ち少なくとも１個の炭素原子１２〜２２個直鎖有機
基を有する一級、二級、及び三級アミン類を含有する。
この分類中で好ましいアミン類は、１分子中全部で２〜
３０個のエトキシ基を有するモノクロラージポリエトキ
シアミンのようなエトキシアミン類である。タロウーＮ
、Ｎ’　。
Ｎ′　−トリス（２−ヒドロキシエチル）−１，３−プ
ロピレンジアミン又は０１Ｇ−０１８アルキル−Ｎ−ビ
ス（２−ヒドロキシエチル）アミン類のようなジアミン
類も適切である。
上記化合物の例は、ヘキスト（ＨｏｅｃｂｓＬ　）によ
り商品名ゲナミン（（ＥＮＡＭＩＮ　）　ＣＳＳ、　Ｏ
及びＴとして市販されている化合物である。
ジ（高級アルキル）環式アミン 本発明の組成物は、場合により、下記式■のジ（高級ア
ルキル）環式アミンを組成物中１〜４０市量％含有する
： 上記式中、ｎは２又は３、好ましくは２である；Ｒ及び
Ｒはそれぞれ独立してＣ８−Ｃ３ｏアルキル又はアルケ
ニル、好ましくはＣ１１−０２２アルキル、史に好まし
くはＣｌ３−０１８アルキル、あるいはかかるアルキル
基の混合体である。このような混合体の例は、ヤシ浦、
°軟化“　（非硬化）獣脂及び硬化脂から得られるアル
キル基である。ＱはＣＨ又はＮ１好ましくはＮである。
ＸはＮＲＲはＨ又はＣ１−Ｃ４アルキル、好ま５ゝ　　
５ しくはＨＳＲは二価Ｃ１−Ｃ５アルキレン基又は（Ｃ２
Ｈ４ｏ）ｍであり、ｍは１〜８の数であり；あるいはＸ
はＲ４である。
任意的シリコーン成分 繊維柔軟化用組成物は、場合により、アルキル基が炭素
原子１〜５個を角゛し、全部又は部分的にフッ素化され
ていいもよい。主に直鎖状のポリジアルキル又はアルキ
ル、アリールシロキサンの水性乳濁物を含有する。適切
なシリコーン類は、２５℃において１００〜１００，０
００センチストークス、好ましくは１０００〜１２．０
００センチストークスの範囲内の粘度を有するポリジメ
チルシロキサン類である。
組合せで使用されるシリコーンのイオン電荷特性は、シ
リコーンの沈着程度及び分布均一性の双方、ひいては処
理繊維の性質を決定することから重要であることが見出
された。
カチオン性シリコーン類は沈着傾向を強める。
良好な繊維感触を与える点で価値のあるシリコーン類は
、主に直鎖状の特徴を何し、アルキル基が最も一般的な
メチルのポリジアルキルシロキサン類であることが好ま
しい。このようなシリコーンポリマーは、非イオン又は
混合非イオン−アニオン系乳化剤の存在下、強酸又は強
アルカリ触媒を用いて乳化重合することにより商業的に
製造されることが多い。
本発明において、任意的シリコーン成分としては、下記
のうちの１つで定義されるカチオン性シリコーンを包含
する： （ａ）　　乳化剤としてカチオン系界面活性剤を用いて
乳化重合させることにより製造される、主に直鎖状のジ
Ｃ−〇　アルキル又はＣ１−０５アルキル、アリールシ
ロキサン； （ｂ）　　α−ω−ジ四級化ジＣ１−Ｃｃ、アルキル又
はＣ１−Ｃ５アルキル、アリールシロキサンポリマー；
又は （ｃ）　　アミノ基が置換されかつ四級化されていても
よく、置換度（ｄ、　　ｓ、　）が０．０００１〜０．
１、好ましくは０．０１〜０．０７５である、アミノ官
能基ジＣ１−Ｃ５アルキル又はアル７キルアリールシロ
キサンポリマー； 但し、上記シリコーンの２５℃における粘度は１００〜
１００，０００センチストークスである。
本発明の繊維柔軟化用組成物は、１０％以下、好ましく
は０．　１％〜５％のシリコーン成分を含有することが
できる。
汚物解離剤（Ｓｏｉｌ　Ｒｅ１ｅａｓｅ　Ａｇｅｎｔ）
場合により、本発明の組成物は、０．１％〜１０％、好
ましくは０．２％〜５％の汚物解離剤を含有する。好ま
しくは、本組成物のかかる汚物解離剤はポリマーである
。本発明で使用されるポリマー汚物解離剤としては、ヒ
ドロキシエーテルセルロースポリマー、テレフタレート
及びポリエチレンオキシドもしくはポリプロピレンオキ
シド−のブロックコポリマー、並びにカチオン性グアー
ガム等がある。
汚物解離剤として機能するセルロース誘導体は、メトセ
ル（ＭｅＬｈｏｃｅｌＲ）　　（ダウ（Ｄｏｖ　）　）
のようなセルロースの一定のヒドロキシエーテル類、並
びにポリマーＪＲ−１２５Ｒ，ＪＲ−４０ＯＲ及びＪＲ
−３０ＭＲ（ユニオン・カーバイド（ＵｎｉｏｎＣａｒ
ｂｉｄｅ））のような−定のカチオン性セルロースエー
テル誘導体として特徴づけられる。
他の有効な汚物解離剤は、ジャガー・プラス（Ｊａｇｕ
ａｒ　ＰｌｕｓＲ）　　（スティン・ホール（Ｓｔｅｉ
ｎｌｌａｌｌ））及びゲンドライブ４５８　（Ｇｅｎｄ
ｒｉｖｃ４５８Ｒ）（ゼネラル・ミルズ（Ｇｅｎｅｒａ
ｌ　Ｍｉｌｌｓ　）　）のようなカチオン性グアーガム
である。
好ましい繊維コンディショニング組成物は、メチルセル
ロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース又はヒド
ロキシブチルメチルセルロースからなる群より選択され
るポリマー汚物解離剤を含有するが、上記セルロースポ
リマーは２％水溶液中２０℃において１５〜７５，００
０センチポアズの粘度を有する。
更に好ましい汚物解離剤は、テレフタレート及びポリエ
チレンオキシドのブロックポリマーである。史に詳しく
は、これらのポリマーは、エチレンフレフタレート単位
／ポリエレンオキシドテレフタレートｌｌｊ位のモル比
が約２５ニア５〜約３５；６５のエチレンテレフタレー
ト及びポリエチレンオキシドテレフタレ−１・の繰返し
ｌｌｊ位から構成され、ポリエチレンオキシドブロック
念Ｈの上記ポリエチレンオキシドテレフタレ−１・は分
子ゴ約３００〜約２０００である。このポリマー汚物解
離剤の分子瓜は約５，０００〜約５５，０００の範囲内
である。
他の好ましいポリマーｌｒ３物解離剤は、平均分子ｆＡ
　３００〜６，０００のポリオキンエチレングリコール
から得られるポリオキシエチレンテレフタレート単位９
０〜５０ｍ；％と一緒に、エチレンテレフタレート単位
１０〜１５重量％を含有する、エチレンテレフタレート
単位の繰返し単位をもつ結晶性ポリエステルであり、結
晶性ポリマー化合物におけるエチレンテレフタレート単
位／ポリオキシエチレンテレフタレート単位のモル比は
、２：１〜６：１である。このポリマーの例としては、
市販物質のゼルコン４７８０　ＣｚｅＩｃｏｎＲ４７８
０）〔デュポン（Ｄｕｐｏｎｔ）　）及びミリースＴ（
ＭｉｌｃａｓｃＲＴ　）　　（Ｉ　ＣＩ　）がある。
非常に好ましい汚物解離剤は下記−吊代のポリマーであ
る〕　： 上記式中、Ｘはいずかの適切なキャップ基であり、各Ｘ
はＨ及び炭素原子１〜約４個のアルキルもしくはアシル
基からなる群より選択される。ｎは水溶性となるように
選択され、−般に約６〜約１１３、好ましくは約１０〜
約５０である。Ｕは比較的高イオン強度の液体組成物に
おいて処方上重要である。Ｕが１０より多きい物質はほ
とんど（ｊ在させるべきでない。しかも、Ｕが３〜５の
物質が少なくとも２０９６、好ましくは少なくとも４０
％存在するべきである。
Ｒ１部分は実質的に１，４−）二二しン部分である。こ
こで用いられる“Ｒ１部分は実質的に１゜４−フェニレ
ン部分である”という言葉は、Ｒ１部分が完全に１，４
−フェニレン部分からなるか、又は他のアリレンもしく
はアルカリレン部分、アルキレン部分、アルケニレン部
分又はそれらの混合部分で部分的に置換されている化合
物を意味する。部分的に１，４−フェニレンに代わり得
るアリレン及びアルカリレン部分としては、１．３−フ
ェニレン、１，２−フェニレン、１，８−ナフチレン、
１，４−ナフチレン、２．２−ビフェニレン、４，４−
ビフェニレン及びそれらの混合体がある。部分的に代わ
り１ワるアルキレン及びアルケニレン部分としては、エ
チレン、１．　２−７’。
ピレン、１，４−ブチレン、１．５−ペンチレン、１．
６−へキサメチレン、１．７−へブタンメチレン、１，
８−オクタメチレン、１，４−シクロヘキシレン及びそ
れらの混合体がある。
Ｒ１部分において、１，４−フェニレン以外の部分によ
る部分的置換度は、化合物の汚物解離性がいかなる大き
さの程度にも悪影響をうけないようなものでなければな
らない。−般に、許容し得る部分的置換度は、化合物の
主鎖に依存し、即ち主鎖が長くなるほど１．４−フェニ
レン部分について多きな部分的置換度を有することがで
きる。
通常、−Ｒ１が約５０〜１００％の１．４−フェニレン
部分（０〜約５０９６の１，４−）ユニしン以外の部分
）からなる化合物は、適切な汚物解離活性を有する。例
えば、モル比４０　：　６０のイソフタル酸（１，３−
フェニレン）／テレフタル酸（１，４−フェニレン）か
ら本発明に従い製造されたポリエステル類は、適切な汚
物解離活性を存する。しかしながら、繊維製造に使用さ
れる大半のポリエステル類はエチレンテレフタレート単
位を六角“しているため、最良のｌη物解離活性を得る
上で１．４−フェニレン以外の部分による部分的置換度
を最小にすることが通常望ましい。好ましくはＲ１は完
全に（即ち１００９６）１．４−フェニレン部分からな
り、即ち各Ｒ１部分は１．４−フェニレンである。（作
用メカニズムにかかわらず、汚物解離ポリマーがポリエ
ステル繊維以外の繊維に優れた効果を示すことは驚異的
であり、本明細書の組成物はすべての種類の繊維及び織
物を清潔にするように考えられている。
り Ｒ−部分において、適切なエチレン又は置換エチレン部
分としては、エチレン、１．２−プロピレン、１，２−
ブチレン、１，２−ヘキシレン、３−メトキシ−１，２
−プロピレン及びそれらの混合体がある。好ましくはＲ
−部分は実質的にエチレン部分、１．２−プロピレン部
分又はそれらの混合体である。エチレン部分がより高い
率で含有されている場合は、化合物の汚物解離性を改善
し品くなる。驚くべきことには、１．２−プロピレン部
分がより高い率で含有されている場合は、化合物の水溶
性を改善し易くなる。
本発明の場合、１．２−プロピレン部分又は類似の分岐
状等価物の使用は、液体繊維柔軟他剤組成物中に汚物解
離成分の何らかの実質的部分を導入する上で望ましい。
好ましくは約７５％〜約１００９６、史に好ましくは約
９０％〜約１００％′２ のＲ−部分が１，２−プロピレン部分である。
各ｎの数値は少なくとも約６であるが、好ましくは少な
くとも約１０である。各ｎの数値は通常約１２〜約１１
３の範囲内である。典型的には、各Ｈの数値は約１２〜
約４３の範囲内である。
好ましい汚物解離成分の好ましい製造方法は、実質的部
分がＵが６以上の物質から成る通常の分布性のポリマー
を、例えば約り０℃〜約１５℃の低ｉＲで実質的無水エ
タノールにより抽出する工程を育している。エタノール
可溶性画分は実質上長鎖ポリマーをａ何していない。
有機溶媒 本発明の組成物は、有機溶媒を使用せずに処方すること
ができる。しかしながら、有機溶！ｌ！ｉ！（例えば、
低分子量水混和性脂肪族アルコール）の存在は、本発明
の組成物の貯蔵安定性、粘性又は柔軟化性を害しない。
典型的には、四級アンモニウム塩は、固体形として又は
イソプロパツール等の有機溶媒中の溶液として、バルク
化学品供給者から人手される。本発明の組成物の製造時
にかかる溶媒を除去する必要は全くない。むしろ、新た
な溶媒が、それが望ましいと考えられるならば、加える
ことができる。
任意的非イオン剤 組成物は場合により、柔軟佐剤組成物中での使用につい
て開示された非イオン剤を含釘する。このような非イオ
ン剤及びそれらの使用量は、１９８４年６月１２０発行
のマッシ・ギルブ（Ｍａｃ　Ｇ１１ｐ）らの米国特許第
４，４５４，０４９号明細書に開示されているが、その
開示は参考のため本明細書に包含される。
本発明の組成物に適する非イオン剤の具体例としては、
グリセロールエステル類（例えば、モノステアリン酸グ
リセロール）、脂肪アルコール類（例えば、ステアリル
アルコール）及びアルコキシル化脂肪アルコール類があ
る。非イオン剤は、使用に際し、典型的には、組成物中
０．５〜１０！Ｔｉ量％の範囲内で使用される。
他の任意的成分 本発明の組成物の安定性を史に改善しかつそれらの粘性
を史に調節するために、これらの組成物は比較的少量の
電解質を含有することができる。
非常に好ましい電解質はＣａ　Ｃ１２である。
本発明の組成物は場合により、繊維柔軟化剤における使
用に適した他の公知成分を含宜することができる。この
ような補助剤としては、芳香剤、保存剤、殺菌剤、着色
剤、染色、殺カビ剤、安定剤、増白剤及び乳白剤がある
。これらの補助剤は、使用に際し、それらの慣用的レベ
ルで通常カルえられる。しかしながら、繊維処理効能の
ために使用される組成物成分、例えば芳香剤の場合には
、このような物質は製品の濃度に応じて標準レベル以上
で加えることができる。
例　　１ 下記操作を、組成物の加水分解安定性を調べるために行
なった。
Ｎ、Ｎ−ジ（タロウオイルーオキシーエチル）−Ｎ、Ｎ
ジメチルアンモニウムクロリド（１）融解物（約６５℃
）を約６０℃のウォーターシート（脱イオン水）中に注
入し、同時にバッフル型（ｂａｒ「ｌｅｄ　）スターシ
ーで混合した。最終製品のｐＨ（２０℃）は、注入前ウ
ォーターシートに塩酸又は水酸化ナトリウムを加えるこ
とにより変えた。
加水分解安定性 （１）の量は、製造直後の（ＬＡＳと組合わされた）Ｃ
ａｔＳＯ３滴定により測定した。この量は理論的／ｊ在
量とよく一致した。Ｃａ　ｔ　Ｓ　Ｏ３滴定結果はケン
化前後における水酸化カリウムでの滴定（これはエステ
ル価を調べる古典的方法である）による結果とよく一致
した。Ｃａ　ｔ　Ｓ　０３　’ｄｒ定は、それが信頼性
及び正６市性の高い終点Ｍ１定であることから好ましい
。Ｃａ　ｔ　Ｓ　Ｏ３滴定は、様々な時間的間隔後に非
加水分解（１）の量を７１１１１定するために実施した
。
結果は下記のとおりであった： ５．８　　調製時　　　　　　　２．８５　０．　６８
　０．４０　　５９環境温度で１３日間　２．８１　　
　　　　０．３６　　５３〃　　　２４０間　２．８０
　　　　　　　０．３３　　４９ノ！　　　　６週間　
２．８１　　　　　　０．３３　　４９５．８：ＪＸＪ
Ｘ特製時　　　　　３．　１３　０．　６８　０．４７
　　６９環境温度で１３０間　３．１６　　　　　　０
．４５　　６６〃　　　２４日間　３．２７　　　　　
　　０．４５　　６６ノ／　　　　６週間　３．１Ｂ　
　　　　　　０．４５　　６６５．８５ノ！製時　　　
　　　　３．　３９　０．　６８　０．　６８　１００
環境ｌＷ女で１３日間　３．４７　　　　　　０．　６
８　１００Ｉｔ　　　　２４日間　３．４６　　　　　
　　０．６４　　９４／／　　　　　６週間　３．３０
　　　　　　０．６１　　９０５．８　　調製時　　　
　　　　３．　８８　０．　６８　０．　６９　１０１
環境ｌａ度で１３日間　４．　２１　　　　　　０．６
９　１０１・〆　　　２４０間　４．１２　　　　　　
　０．６９　１０１〃　　　　６週間　Ｂ、　９８　　
　　　　０．６９　１０１５．８　　調製時　　　　　
　　４．　２３　０．　６８　０．　７２　１０６環境
温度で１３０間　４．　２１　　　　　　０．　７２　
１０６〃　　　２４日間　４．１３　　　　　　　０．
７２　１０６ノｌ　　　　６週間　Ｂ、　８１　　　　
　　０．　７０　１０３５．８　　調装時　　　　　　
　４．４０　０．６８　０．　７１　１０４環境温度で
１３日間　４．　５ｏ　　　　　　　ｏ、６６　９７〃
　　　　２４日間　４．４２　　　　　　　０．６４　
　９４〃　　　　６週間　Ｂ、８０　　　　　　０．５
１　　７５５．８　　調装時　　　　　　　５．３６０
．６８　０．　６５　　９６環境温度で１３印口１　４
．７０　　　　　　０．６２　　９１ノ／　　　２４日
間　４．４０　　　　　　　０．５６　　８２／／　　
　　　６週間　３．９９　　　　　　０．５４　　７９
５．８　　調製時　　　　　　　５．９７　０．６８　
０．　５７　　８４環境温度で１３０間　５．３１　　
　　　　０．５６　　８２７、　　２４０間　４．９８
　　　　　　　０゜５３　７８ノ／　　　　６週間　４
．７２　　　　　　０．５３　　７８５．８　　調製時
　　　　　　　７．　５１　０．　６８　０．　５４　
　７９環境温度で１３０間　６．６４　　　　　　０．
５３　　７８〃　　　２４日間　６．１９　　　　　　
　０．５０　　７４ツメ　　　　６週間　５．８２　　
　　　　０．４８　　７１上記結果は明確に加水分解安
定性のｐＨ限界を示しており、しかも好ましいｐＨ範囲
３．４〜４．２という優れた結果を示している。
本発明の下記貯蔵安定性組成物は、例１で記載されたよ
うにして製造した。
ＤＴＯＥＤＭＡＣＩ）　　１４％　　２％　　１０％　
　ＩＢ　　２０％　８ＸＤＴＤＭＡＣ２）　　　　−４
％　１０％　−−−アミン３）−２％　−６％　−２％ ＰＤＭＳ４）　　　　　−１％　−〇、５％０．５％−
〇ＭＳ５）　　　　　　−０，５％１％　−０，５％−
５ＲＰＢ）　　　　　　−−０，５％−０，５％−芳δ
剤　　　　　　　　０．８％　０．５％　０．８％　０
．７％　０．８％　０．３％ＭＣＩ　　（ｐｔｌ）　　
　　　３．８　３．８　３．８　３Ｊ　　３．８　３．
８副成分　７）及び水　　　　　　　　残　部１）Ｎ、
Ｎ−ジ（２−タロウィルオキシ−２−オキソ−エチル）
−Ｎ、Ｎ−ジメチルアンモニウムクロリド ２）　シタロウジメチルアンモニウムクロリド３）１−
クロウアミドエチル−２−タロウイミダゾリン又はモノ
クロウジポリエトキシアミン４）粘度８００センチスト
ークスのポリジメチルシロ牛サン ５）モノステアリン酸グリセリル ６）本明細書中式Ｖの汚物解離剤 ７）ＣａＣ１つ、染料、殺菌剤

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 １、貯蔵時に優れた加水分解安定性を有する水性繊維柔
    軟化用組成物であって、 下記式の迅速生物分解性四級アンモニウム柔軟化剤： ▲数式、化学式、表等があります▼（ I ）▲数式、化
    学式、表等があります▼（II） 〔Ｑは▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化
    学式、表等があります▼又は ▲数式、化学式、表等があります▼である； Ｒ＿１（ＣＨ＿２）＿ｎ−Ｑ−Ｔ＿２又はＴ＿３である
    ；Ｒ＿２は（ＣＨ＿２）＿ｎ−Ｑ−Ｔ＿４、Ｔ＿５又は
    Ｒ＿３である； Ｒ＿３はＣ＿１−Ｃ＿４アルキルである； Ｔ＿１、Ｔ＿２、Ｔ＿３、Ｔ＿４、Ｔ＿５は（同一の又
    は異なる）Ｃ＿１＿２−Ｃ＿２＿２アルキル又はアルケ
    ニルである；ｎは１〜４の整数である；及び Ｘ＾■は柔軟化剤適合性アニオンである〕 並びに所望であれば慣用的マトリックス成分及び添加剤
    を含有し、 該組成物が、脱イオン水中上記迅速生物分解性四級アン
    モニウム濃度０．５％〜１％までの希釈時に、２０℃で
    ｐＨ２．５〜４．２を有することを特徴とする組成物。 ２、ｐＨが３．４〜４．２である、特許請求の範囲第１
    項記載の組成物。 ３、迅速生物分解性四級アンモニウム柔軟化剤がＮ，Ｎ
    −ジ（２−タロウオイル−オキシ−エチル）−Ｎ，Ｎ−
    ジメチルアンモニウムクロリドである、特許請求の範囲
    第１項又は第２項記載の組成物。 ４、迅速生物分解性四級アンモニウム化合物２％〜２５
    ％を含有する水性繊維柔軟化用組成物。 ５、少なくとも１個の非環式脂肪族Ｃ＿１＿５−Ｃ＿２
    ＿２炭化水素基を有する四級アンモニウム塩類の群から
    選択される慣用的柔軟化活性化合物２％〜２５％を更に
    含有する、特許請求の範囲第１項又は第２項記載の組成
    物。 ６、下記式のジ（高級アルキル）環式アミン；▲数式、
    化学式、表等があります▼ 〔上記式中、ｎは２又は３、好ましくは２である；Ｒ＿
    １及びＲ＿２はそれぞれ独立してＣ＿８−Ｃ＿３＿０ア
    ルキル又はアルケニル、好ましくはＣ＿１＿１−Ｃ＿２
    ＿２アルキル、更に好ましくはＣ＿１＿５−Ｃ＿１＿８
    アルキル、あるいはこのようなアルキル基の混合体であ
    る〕１％〜４０％を更に含有する、特許請求の範囲第１
    〜５項のいずれか一項に記載の組成物。 ７、主に直鎖状のジ（Ｃ＿１−Ｃ＿５）アルキルもしく
    はＣ＿１−Ｃ＿５アルキルアリールシロキサン（アルキ
    ル基は部分的又は全体的にフッ素化されていてもよく、
    該シロキサンはカチオン性窒素基で置換されていてもよ
    く、該シロキサンは２５℃において少なくとも１００セ
    ンチストークから１００，０００センチストークまでの
    粘度を有する）０．１％〜１０％を更に含有する、特許
    請求の範囲第１〜６項記載のいずれか一項に記載の組成
    物。 ８、シロキサンがポリジメチルシロキサンである、特許
    請求の範囲第７項記載の組成物。９、汚物解離剤０．１
    ％〜１０％を更に含有する、特許請求の範囲第１〜８項
    のいずれか一項に記載の組成物。 １０、汚物解離剤が下記式： ▲数式、化学式、表等があります▼ （上記式、Ｒ＾１は１，４−フェニレンである；Ｒ＾２
    は１，２−プロピレンである；Ｘは水素である；ｎは６
    〜１２０の整数である；ｕは通常５以下の整数であるが
    、少なくとも２０％〜４０％の該物質は３〜５の範囲内
    のｕを有する） を有するものである、特許請求の範囲第９項記載の組成
    物。
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