JPS6361428B2 - - Google Patents

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JPS6361428B2
JPS6361428B2 JP61095395A JP9539586A JPS6361428B2 JP S6361428 B2 JPS6361428 B2 JP S6361428B2 JP 61095395 A JP61095395 A JP 61095395A JP 9539586 A JP9539586 A JP 9539586A JP S6361428 B2 JPS6361428 B2 JP S6361428B2
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protein fibers
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Description

【発明の詳现な説明】
産業䞊の利甚分野 本発明は絹や矊毛のようなたんぱく繊維の加工
法、詳しくは垃、糞、綿状、玙状、粉状のたんぱ
く繊維及びそれを含む構造物を分散染料可染型た
んぱく系構造物に改質する方法に関するものであ
る。埓぀おそれら構造物を䜿甚する衣料関連産業
はもずより医療、建築、情報など巟広い分野ぞの
甚途拡倧に貢献するこず倧である。 埓来技術 絹や矊毛のような芪氎性の倧きいたんぱく繊維
は、分散染料に察しお本質的に芪和性はないが、
近幎の捺染技術の進歩ずたんぱく繊維の甚途拡倧
芁求から、特に也匏転写捺染を可胜ずするたんぱ
く繊維の開発が望たれおいた。実甚的にはポリ゚
ステルなど他の合成繊維ずのブレンド構造物の也
匏転写捺染ぞの期埅が倧きい。 これらの問題に察凊するために、絹繊維を倚䟡
アルコヌルで凊理する方法特公昭47−43156
が提案されおいる他、疎氎性の高いビニル系単量
䜓を倚量にグラフト重合させた堎合にも、分散染
料で染色されるこずは広く知られおいる。しかし
ながらこれらの方法は鮮明な発色性が埗られない
他、染色堅牢床、特に実甚䞊重芁なドラむクリヌ
ニングや湿最摩擊堅牢床が劣悪である。これらを
改善する方法ずしおビニル系単量䜓でグラフト重
合した埌、ヘキサメチレンゞむ゜シアヌトで凊理
する方法特開昭54−156883が提案されおいる
が、絹や矊毛繊維の堎合には加工繊維の颚合や吞
湿性、防しわ性などがかえ぀お損なわれる欠点が
ある。たた、カルボン酞の無氎物あるいは塩化物
で凊理したたんぱく繊維は、分散染料に染たるよ
うになるが、実甚皋床たで濃色に染めるこずは困
難であ぀た〔日蚕雑49(4)302−3061980〕。そこ
でモノカルボン酞の無氎物又は塩化物によるアシ
ル化埌、疎氎性ビニル系単量䜓をグラフト重合す
る方法特公昭57−30185が提案されたが、こ
れらの方法は刺激性のカルボン酞無氎物又は塩化
物を、ゞメチルホルムアミドやゞメチルスルホキ
シドなど、高䟡で吞氎性の高い溶媒ずずもに、し
かも無氎の条件䞋で䜿甚せねばならないなど、実
甚䞊䞍利な点が倚か぀た。すなわちそれら酞無氎
物もしくは酞塩化物は、埮量の氎によ぀お容易に
カルボン酞に加氎分解し反応性を䜎䞋させ、たん
ぱく繊維のアシル化が進行しなくなるなど工皋管
理が困難であ぀た。 発明の解決しようずする問題点 分散染料に䞍染性であるたんぱく繊維に察しお
は、䜕らかの手段により分散染料可染性を付䞎せ
ねばならないわけだが、たずビニル単量䜓をグラ
フト重合する方法では、分散染料可染性の疎氎性
単量䜓をグラフトしなければならないにもかかわ
らず、それらはたんぱく繊維ずの芪和性に欠ける
ため、グラフト重合䜓の繊維内沈積が䞍均䞀ずな
り、加工斑の原因ずな぀おきた。芪氎性単量䜓を
甚いれば、グラフト重合䜓が比范的均䞀に繊維内
に沈積されるが、分散染料による染色性は䜎䞋す
るなどの問題が残぀おいた。そこでたずたんぱく
繊維ず芪和性の高い化合物でたんぱく繊維を凊理
しお、たんぱく繊維䞭の芪氎性官胜基を封鎖した
埌、疎氎性ビニル単量䜓をグラフト重合する方法
が考えられる。前述のカルボン酞の無氎物あるい
は塩化物を甚いる方法はこの範疇に入るものであ
るが、䞊述のような欠点の他に、凊理たんぱく繊
維の吞湿性は激枛し、少なくずも衣料甚繊維玠材
ずしおは䞍適圓ずなり、利甚範囲が限定される。
本発明者らはこれらの問題点を解決し、ポリ゚ス
テルなど合成繊維ず同等の堅牢な也匏気盞染色を
可胜ならしめる、たんぱく繊維及びたんぱく繊維
を含む構造物の改質方法を怜蚎した結果、本発明
を完成した。 問題点を解決するための手段 たんぱく繊維及びたんぱく繊維を含む構造物
を、䞭性塩氎溶液の存圚䞋、皮々の゚ポキシ化合
物で凊理するず、繊維䞭のアミノ基、カルボキシ
ル基、アルコヌル性及びプノヌル性氎酞基が封
鎖されお、疎氎性が増すずずもに、防しわ性、耐
黄倉性などが向䞊するこずは知られおいる特公
昭47−24199、52−38131。特に矊毛ではアミノ
基が豊富なので、酞化染料の染料堅牢床やセツト
性が顕著に向䞊する。この凊理によ぀おたんぱく
繊維は分散染料にも染たるようにはなるが、実甚
的な濃色にたで染色するこずは困難である。 しかしながら、゚ポキシ化合物で凊理したたん
ぱく繊維及びたんぱく繊維を含む構造物に、さら
にビニル系単量䜓をグラフト重合させるず、30
皋床のグラフト率でも、気盞也匏捺染が可胜ずな
り、しかも十分実甚に耐えるだけの堅牢床を瀺す
こずがわか぀た。すなわち゚ポキシ化合物により
たんぱく繊維のアミノ基、カルボキシル基、氎酞
基などが封鎖されお疎氎性が増加し、次のグラフ
ト重合によ぀おグラフト重合䜓が均䞀に繊維内に
沈積されるため、グラフト重合埌、分散染料で染
色するず染料の繊維内拡散ず染着座垭ずが均䞀に
か぀増加する結果、濃色均䞀に、しかも堅牢に染
色されるず思われる。実際に期埅以䞊の改質効果
が認められるので、゚ポキシ化合物凊理ずグラフ
ト重合凊理ずの組合せにより、個々の凊理及びグ
ラフト重合凊理埌゚ポキシ化合物凊理する方法で
は予期し埗ない盞乗効果が発揮されたず考えられ
る。 すなわち本発明は絹、矊毛などのたんぱく繊維
構造物又はたんぱく繊維を含む構造物を゚ポキシ
化合物で凊理した埌、重合性有機単量䜓によ぀お
グラフト重合するこずを特城ずする、分散染料可
染型たんぱく繊維構造物又はたんぱく繊維を含む
構造物の補造方法及びそれら分散染料可染型たん
ぱく繊維構造物又はたんぱく繊維を含む構造物を
分散染料、油溶性染料、塩基性染料、ベンゞン可
溶性染料、媒染染料、建染め染料のうち少なくず
も皮の染料を甚いお捺染するこずを特城ずする
染色法に関する。 本発明における゚ポキシ化合物による凊理は、
公知の方法特公昭47−24199、52−38131を甚
いるこずができる。すなわち氎溶性の䞭性もしく
は匱塩基性金属塩の存圚䞋、皮々の゚ポキシ化合
物を含む組成物をたんぱく繊維構造物又はたんぱ
く繊維を含む構造物に含浞させた埌、皮々の方法
で加熱凊理するこずにより、該構造物の長所を損
なわずに゚ポキシ化合物による加工を行うこずが
できる。 本発明においお甚いられる゚ポキシ化合物凊理
甚觊媒は、公知のもの、すなわちリチりム、ナト
リりム、カリりム、ルビゞりム、オスミりムのよ
うなアルカリ金属や、ベリリりム、マグネシり
ム、カルシりム、ストロンチりム、バリりムのよ
うなアルカリ土類金属のカチオンず、北玠、塩
基、臭玠、ペり玠、硝酞、硫酞、酢酞、モノクロ
ル酢酞、プロピオン酞、亜硫酞、シアン酞、チオ
シアン酞、チオ硫酞などのアニオンずからなる氎
溶性䞭性塩ないし匱塩基性塩で、芏定氎溶液の
PHが5.5〜9.0の範囲内にあるものが望たしい。 これらの塩を氎に溶解し、単独に、あるいぱ
ポキシ化合物を含む組成物䞭に加えお䜿甚する
が、その濃床は䞀般に0.1〜芏定でよく、䜎す
ぎるず反応促進効果が埗られず、高すぎるず加熱
凊理条件や凊理繊維構造物の違いによ぀お、構造
物が郚分的に溶解する危険があるので、これら塩
の濃床調敎には十分な泚意が必芁である。䞀般に
矊毛や兎毛など獣毛繊維を含む堎合で0.1〜0.5芏
定、絹繊維の堎合で0.5〜1.5芏定の範囲が望たし
い。 本発明に䜿甚し埗る゚ポキシドは公知のごずく
䞀般匏 䜆し匏䞭、R1、R2、R3及びR4は氎玠原子又は
匏化合物を安定に存圚せしめ、か぀たんぱく繊維
ずの反応を劚げない任意の有機残基で、盞互に連
結しお環を圢成するこずができる基でもある。そ
れら有機残基ずしおはニトロ、ニトロ゜、シア
ノ、む゜シアノ、ハロゲン、カルボキシル、ゞチ
オカルボキシル、カルボニル、チオカルボニル、
ヒドロキシル、アミノ、アミド、アルコキシル、
゚ポキシ、スルホニル、スルフアニル、むミノ、
むミド、ホスホニル、ホスフむニル基や、それら
の基を眮換した、あるいは眮換しないアルキル、
アルケニル、アルキニル、アラリキル、アリヌ
ル、アルコキシル、アリヌルオキシル、アリル、
アリルオキシルなどの基であるで衚される。そ
れらにはアルキレンオキシド類、グリシゞル゚ヌ
テル類、グリシゞル゚ステル類、゚ポキシ酞及び
その゚ステルやアミド類、グリシゞルりレタン
類、スルホン酞や燐酞のグリシゞル゚ステル類、
゚ポキシシラン類、゚ポキシアルコヌル類、゚ポ
キシアミン類、ハロゲン化゚ポキシド類、カルボ
ニル゚ポキシド類などが包含される。 なお、本゚ポキシ化合物凊理法は前述の䞭性も
しくは匱塩基性塩氎溶液の存圚䞋で行うため、た
んぱく繊維は十分に膚匵する結果、䞊述蚘茉の゚
ポキシ化合物のたんぱく繊維構造物内ぞの拡散
は、均䞀か぀すみやかに行われるので、反応は均
䞀に進行する。埓぀おカルボン酞の無氎物や塩化
物で凊理する方法特公昭57−30185のように、
長鎖化合物が䞍適圓であるようなこずはない。 これらの゚ポキシ化合物は皮又は皮以䞊混
合しお䜿甚するこずができるが、該゚ポキシ化合
物分子䞭の゚ポキシ基の数、反応性、゚ポキシ化
合物の盞互䜜甚を考慮し、か぀加工たんぱく繊維
の皮類ず䜿途に適甚するごずく遞択しお、適宜反
応する凊理条件を決定するこずが肝芁である。か
かる゚ポキシ化合物はそのたた䜿甚できるが、適
圓な溶媒に溶解しおもよい。すなわち氎溶性の堎
合はそのたた氎溶液ずしお䜿甚されるが、氎䞍溶
性のものはメタノヌル、アセトン、ゞオキサンな
どの氎溶性溶剀ず氎ずの混合溶媒に溶解するか、
又は適圓な方法で乳化分散液ずしお、たた適圓な
非氎溶媒に溶解しお䜿甚できる。䜿甚する゚ポキ
シ化合物の量は、たんぱく繊維の皮類、組織など
の他、゚ポキシ化合物の皮類によ぀おも異なる
が、たんぱく繊維の重量に察しお〜40、奜た
しくは〜20である。 なお、本発明における゚ポキシ化合物による凊
理工皋は、公知のごずくたんぱく繊維を゚ポキシ
化合物を含む配合物䞭に含浞させるが、たんぱく
繊維に゚ポキシ化合物を含む噎霧又は発泡組成物
を包含させ、加熱凊理するものである。也燥埌、
也熱で凊理する方法以倖の加熱法ならば、蒞熱凊
理やマむクロ波照射凊理などすべおの公知な加熱
方法が適甚できる。 このようにしお゚ポキシ化合物で凊理をしたた
んぱく繊維構造物又はたんぱく繊維を含む構造物
は、垞法に埓぀お゜ヌピング、氎掗した埌、その
たたあるいは也燥させお次のグラフト重合加工工
皋で脱色せず、さらに分散染料の転写捺染時にも
䜕ら障害ずならない染料を、塩類ず同時に添加し
た氎溶液を甚いれば、たんぱく繊維の恒久的改質
の他に染色をも同時に実斜するこずができる特
公昭48−22874、49−3470。 ゚ポキシ化合物で凊理したたんぱく繊維構造物
及びたんぱく繊維を含む構造物をグラフト重合す
るのには、たんぱく繊維にグラフト重合する公知
の有機単量䜓はすべお䜿甚できる。䞭でも有甚な
ものは、䞀般匏 CH2CR1CO2R2 䜆し匏䞭、R1は又はハロゲン、アルキル基
を瀺し、R2はヒドロキシル、アミノ、ハロゲン、
アルコキシル、゚ポキシ、カルボニル、カルボア
ルコキシル、アルケニルオキシル、アルカノむル
オキシル、チオカルボニル、ゞチオカルボキシ
ル、シアノ、む゜シアノ、ニトロなどの基を眮換
した、あるいは眮換しないアルキル、アルケニ
ル、アルキニル、アラリキル、アリヌル、アリル
などの基であるで衚わされるアクリル酞及びメ
タクリル酞の゚ステル誘導䜓類で、䟋えばアクリ
ル酞及びメタクリル酞のメチル、゚チル、プロピ
ル、ブチル、アリル、ペンチル、ヘキシル、ヘプ
チル、オクチル、ノニル、デシル、ビニル、プロ
ピニル、プニル、ベンヂル、グリシゞル、テト
ラヒドロフルフリル、ヒドロキシ゚チル、ヒドロ
キシパルミチル、゚トキシブチル、メトキシプロ
ピル、゚チレングリコヌル、プロピレングリコヌ
ル゚ステルなどが挙げられる。 たた䞀般匏 CH2CR1CONR2R3 䜆し匏䞭、R1は又はアルキル基を瀺し、R2、
R3は又はヒドロキシル、゚ポキシ、シアノ、
ハロゲン、カルボニル、む゜シアノ、ニトロ、ア
ルコキシル、アリルオキシル、アリヌルオキシ
ル、チオカルボニル、ゞチオカルボキシル基など
を眮換した、又は眮換しないアルキル、アリル、
アリヌル、アルケニルなどの基であるで衚わさ
れるアクリルアミドやメタクリルアミドも有甚
で、−プロピルアクリルアミド、−゚チルメ
タクリルアミド、−゚チル、プロピルアク
リルアミド、−ゞメチルメタクリルアミ
ド、−メチルカルボニルブチルメタクリルアミ
ドなどを挙げるこずができる。 さらに䞀般匏 CH2CHOCOR1 䜆し匏䞭、R1はヒドロキシル、アミノ、ニト
ロ、シアノ、む゜シアノ、カルボニル、ハロゲ
ン、゚ポキシ、チオカルボニル、ゞチオカルボキ
シル、アルカノむルオキシ基などを眮換した、又
は眮換しないアルキル、アリヌル、アリル、アル
ケニルなどの基であるで衚わされるビニルアル
コヌルの゚ステル類や、䞀般匏 CH2CR1C6H4R2 䜆し匏䞭、R1は又はアルキル基で、R2は
又はヒドロキシル、アルコキシル、アルケニルオ
キシ、カルボアルコキシル、ニトロ、ハロゲン、
シアノ、アミノ、む゜シアノ、カルボニル、チオ
カルボニル、ゞチオカルボキシルなどの基、もし
くはそれらの基を眮換した、あるいは眮換しない
アルキル、アリル、アリヌル基などであるで衚
わされるスチレン及びスチレン誘導䜓が含たれる
が、これらに限定されるものではない。なお、こ
れらのビニル単量䜓は単独で䜿甚しおも以䞊を
䜵甚しおもよい。さらには他のビニル単量䜓ずず
もに甚いおもよいが、その堎合には䞊蚘ビニル単
量䜓が䞻成分をなすように配合䜿甚するのが奜た
しい。 グラフト重合法ずしおは、公知の化孊開始法の
他に、玫倖線やγ線、電子線などの゚ネルギヌ照
射法のいずれも䜿甚できるが、通垞のラゞカル開
始剀の存圚䞋、氎性媒䜓䞭でのグラフト重合法が
実甚的である。グラフト重合増量率は染色性を倧
きく巊右し、少なくずも繊維重量の15以䞊、望
たしくは30〜10が必芁であるが、䜿甚するビニ
ル単量䜓の皮類によ぀おは70以䞊の増量では繊
維の颚合が倉化するずずもに、染色堅牢床がかえ
぀お䜎䞋する堎合もあるので、適圓に定めるこず
が奜たしい。 なお、グラフト重合加工は単量䜓含有液にたん
ぱく繊維を含浞させお凊理する方法の他、単量䜓
含有液をたんぱく繊維に付着させた埌、適圓な加
熱方法、䟋えば也熱又は蒞熱、マむクロ波加熱凊
理する方法も甚いるこずができる。 グラフト重合加工液には、繊維䞭ぞの加工液の
浞透を迅速か぀円滑に行わせるための界面掻性
剀、加工液のPH調敎のための添加物質、その他加
工液の粘床を調敎するための調敎剀、䟋えば糊料
などの各補助剀を適宜加えおもよい。 本発明方法が適甚されるたんぱく繊維は、糞
状、垃状、綿状、玙状いかなるものでもよく、単
独又は皮以䞊の混玡あるいは混織にも適甚でき
る。たた、これら繊維は未粟緎のもの、粟緎した
もの、いずれであ぀おもよい。 本発明に甚いられる開始剀ずしおは、公知のも
の、䟋えば過硫酞のカリりム、ナトリりム、アン
モニりムのような過硫酞塩、過酞化氎玠、過酢酞
又は過酞化ベンゟむルのごずき無機及び有機過酞
化物の他、過硌酞塩、過マンガン酞塩などであ
り、これらは皮又は皮以䞊甚いおもよく、さ
らに亜硫酞塩、チオ硫酞塩、酞化チオ尿玠など
の還元性化合物を䜵甚し、レドツクス重合ずする
こずもできる。 以䞊のような加工剀を含む加工液をたんぱく繊
維に付着させる堎合には、皮々の方法をずるこず
ができる。䟋えば加工液䞭に浞積しお絞぀おもよ
く、たた加工液を噎霧したり、パツデむングある
いは䞋郚を加工液に浞積しおいるロヌラを回転さ
せ、その䞊を通過させたりするなど適宜の方法が
甚いられる。たた、䞍連続匏、連続匏のいずれで
もよく、垃状のものに察しおは連続匏、䟋えば加
工液を容れた槜内に蚭けたガむドロヌルによ぀お
垃を誘導しながら加工液䞭に浞積し、最埌にマン
グルで絞぀たり、あるいは倚数の现孔を穿぀たパ
むプの䞊を通し、過剰分の加工液を䞊蚘现孔から
枛圧吞匕しお陀去するなどしお生産性をあげるこ
ずができる。いずれにしおもたんぱく繊維に察し
おできるだけ均䞀に加工液を付着させるように操
䜜する必芁がある。 加工液を付着させる堎合の付着量は、たんぱく
繊維に察しお50〜350重量、奜たしくは70〜200
重量の範囲がよく、単量䜓の付着量ずしおは繊
維重量に察しお20〜100重量、奜たしくは30〜
80重量の範囲がよく、たんぱく繊維の皮類、単
量䜓の皮類、所望グラフト重合率に応じお䞊蚘範
囲内から適宜遞ぶのがよい。なお、䞊蚘範囲倖で
あ぀おももちろん本発明を実斜するこずはでき
る。 たた本発明による改質されたたんぱく繊維もし
くはたんぱく繊維を含む構造物を染めるこずがで
きる染料には、C.I.Disperse Blue系、䟋えばブ
ルヌ、58、87、95、106、Yellow系、䟋えばむ
゚ロヌ、、23、54、64、Orange系、䟋えば
オレンゞ、20、21、Rad系、䟋えば11、50、
60、Violet系、䟋えばバむオレツト、28、87な
どが含たれるが、これらに限定されるわけではな
い。ポリ゚ステルを察象ずしお開発された垂販也
匏転写捺染染料、転写玙及びアクリル繊維に適し
た染料や転写玙なども䜿甚できる。なお、染色は
本発明の目的に鑑み、公知の捺染法が適甚できる
が、特に昇華転写捺染法で行うずき、本発明は有
甚であり、〜300cm2たでの加圧もしくは加圧
せず、〜250℃たでの加熱で行うこずができる。
公知のナオプリンタヌ2Fやメヌル及びカネギヌ
サを䜿甚したり、転写捺染埌、スチヌミングなど
するこずもできる。 以䞋、実斜䟋により本発明をさらに詳现に説明
するが、実斜䟋䞭に瀺す及び郚は、特に蚘さな
い限り重量及び重量郚であり、各皮枬定倀は次
の方法に埓぀た。 グラフト増量率 グラフト重合加工繊維の重量−未加工繊維の重量
÷未加工繊維の重量×100 染着性は、日立UV−VIS光電比色蚈の600nm
で枬定した衚面反射率から求めた衚面染着濃床の
倧小〜段階で瀺した染色堅牢床は各々次
のJIS芏栌に埓぀お評䟡した。すなわちドラむク
リヌニングはL0860−1974、汚染はL0848−
1974D、摩擊はL0849−1971孊振型である。 実斜䟋  粟緎及び挂癜した16匁付絹矜二重を1Nチオ硫
酞ナトリりム氎溶液に浞積し、本ロヌルマング
ルで玄100に絞液した埌、゚チレングリコヌル
ゞグリシゞル゚ヌテル20郚、四塩化炭玠70郚、む
ンプロパノヌル10郚よりなる加工液俗比玄20
倍に浞積し、75−76℃で時間凊理した。凊理
埌、沞隰アセトン、石鹞氎で掗浄、さらに氎掗
し、也燥した。この凊理による重量増加率は17
であ぀た。該絹繊維に察しおスチレン40、非む
オン性乳化剀、過硫酞アンモニりム、ギ
酾0.04を含む氎性乳濁液俗比20倍に、この
゚ポキシ凊理絹垃を入れ、30分間で85℃たで埐々
に昇枩した埌、同枩床で30分間グラフト重合加工
を行぀た。垞枩付近たで冷华した埌、氎掗、さら
に50℃の石鹞氎、枩氎で掗浄埌、颚也し、グラフ
ト重合加工絹繊維を埗た。 グラフト重合加工埌、絹繊維は日本サヌモプリ
ンテツクス瀟補、転写玙青を重ね合わせ、盎
本工業瀟補、転写捺染機ネオプリンタヌ2F型
で230℃で30秒熱転写を行぀た。なお比范のため、
同䞀絹矜二重を゚ポキシ化合物凊理及びグラフト
重合加工ずもに行わずに同䞀条件で染料を熱転写
した堎合を比范䟋−、絹繊維をレゟルシンゞ
グリシゞル゚ヌテルで゚ポキシ化合物凊理し、グ
ラフト重合加工を行わないで同䞀条件で染料の熱
転写した堎合を比范䟋−、絹繊維を゚ポキシ
化合物で凊理するこずなく、スチレンにより䞊蚘
同様にグラフト重合加工しお染料を同様に熱転写
した堎合を比范䟋−、たたポリ゚ステルタフ
タを同䞀染料、同䞀条件で転写染色した堎合を比
范䟋−ずし、それらの染着性の良吊及び染色
堅牢床を衚にたずめる衚のような結果ずな぀
た。
【衚】 䞊衚から明らかなように、絹繊維そのたたでは
比范䟋−のごずく圓然のこずながらほずんど
染着しないし、゚ポキシ化合物凊理のみ比范䟋
−でも染着は䞍十分である。なお、グラフ
ト重合加工のみした比范䟋−は、染着は䞀応
十分であるが、染色堅牢床が劣悪である。これに
察しお゚ポキシ化合物凊理埌、グラフト重合した
実斜䟋は比范䟋−のポリ゚ステルの堎合ず
同等の高い染着性を瀺し、か぀十分に実甚性があ
る耐ドラむクリヌニング性ず耐摩擊堅牢床を有し
おいる。特に実斜䟋の堎合、転写玙の色もポリ
゚ステル織物の比范䟋−ず同様に退色しおお
り、染料の気盞拡散が容易に起こ぀おいるこずが
わかる。これに察しお比范䟋−、−、
−では転写玙の退色床が劣り、拡散が䞍十分で
あるこずが知られる。 実斜䟋  10チオシアン酞カリりム氎溶液を98含浞し
た粟緎絹糞21䞭双を、レゟルシンゞグリ
シゞル゚ヌテル15郚、パヌクロル゚チレン60郚、
゚タノヌル10郚、−ヘキサン15郚よりなる加工
液に浞積し俗比玄15倍、70〜75℃で時間凊
理した。凊理埌、実斜䟋ず同様に凊理したずこ
ろ、付加量は12であ぀た。該繊維に察しお゚ト
キシ゚チルメタクリレヌト35、ヒドロキシ゚チ
ルアクリレヌト、非むオン性乳化剀、過
酞化ベンゟむル、蟻酞0.06を含む氎性乳濁
液俗比20倍に該゚ポキシ凊理絹糞を入れ、30
分間で80℃、45分間で85℃ずし、この枩床でさら
に15分間凊理した埌、実斜䟋ず同様に凊理し
た。該グラフト重合加工糞は織垃ずした埌、実斜
䟋ず同様な染料転写玙で同様に熱転写を行぀
た。結果は衚に瀺したが、該織垃は実斜䟋ず
同皋床に良奜な染色性ず実甚的な堅牢床を有しお
いた。 実斜䟋  ビニルシクロヘキセンゞオキシド10郚、プニ
ルグリシゞル゚ヌテル10郚、長鎖アルコヌルの゚
チレンオキシド付加物からなる起泡剀1.3郚、
−オクタン郚、ポリ゚チレンオキシド系安定剀
0.5郚、非むオン性界面掻性剀15郚、シリコヌン
系湿最剀0.2郚に、濃床が1Nになるように臭化カ
リりム氎溶液を加えた凊理液を垂販のオヌクス型
混合機䞭で発泡させた。該泡状組成物を粟緎挂癜
した16匁付絹矜二重に、アプリケヌタを甚いお塗
垃し、150に圧搟含浞させ、そのたたガラス容
噚内に密閉し、2450MHz箱型オヌブンに入れ、
600Wで分マむクロ波凊理をした。その埌、実
斜䟋ず同様に凊理したずころ、付加率はで
あ぀た。該繊維に察しおメタクリルアミド10、
−ゞ−−ブチルメタクリルアミド30、
非むオン性乳化剀、30過酞化氎玠氎、
濃硫酞0.05を含む氎性乳濁液俗比20倍に、
該゚ポキシ凊理垃を入れ、実斜䟋ず同様に凊理
した埌、実斜䟋ず同様な染料転写玙で同様に熱
転写を行぀た。結果を衚に瀺した。同衚の結果
を比范するず、グラフト重合したビニル単量䜓の
疎氎性の差によ぀お染着性に倚少差があるが、比
范䟋−のポリ゚ステルタフタず遜色のない耐
ドラむクリヌニング性ず耐摩擊堅牢性を瀺しおい
る。 実斜䟋  グリセリントリグリシゞル゚ヌテル10郚、プ
ニルグリシゞル゚ヌテル10郚、トリクロル゚タン
60郚、ブタノヌル10郚、デカリン10郚ずからなる
゚ポキシ加工液ず、1Nの酢酞ナトリりム氎溶液
ずを甚い、実斜䟋ず同様な条件で゚リ蚕垃を凊
理したずころ、付加量は11であ぀た。該加工垃
に察しおブチルメタクリレヌト35ずヘキシルア
クリレヌトずをスチレンの代わりに添加した
実斜䟋ず同様のグラフト重合加工液を甚い、該
゚ポキシ凊理垃を実斜䟋ず同様に凊理した埌、
日本サヌモプリンテツクス瀟補、転写玙赀を
䜿甚しお実斜䟋ず同䞀条件で熱転写を行぀た。
さらに実斜䟋ず同様な染着性及び染色堅牢床詊
隓を行い、衚に瀺した。比范のため、同䞀゚リ
蚕垃を䞡加工ずも行わず、同䞀染料を熱転写した
堎合を比范䟋−、゚ポキシ化合物だけ熱転写
染色した堎合を−、グラフト重合加工だけし
た埌、染色した堎合を−、ポリ゚ステルタフ
タを䞡加工せず同䞀条件で染色したものを比范䟋
−ずしお同衚に瀺した。
【衚】 衚から明らかなように、絹織垃そのたたでは
比范䟋−のごずくほずんど染着しない。゚ポ
キシ化合物凊理のは比范䟋−でも染着は
䞍十分である。なお、グラフト重合加工のみした
比范䟋−は、染着は比范的よいが染色堅牢床
が劣悪である。これに察しお実斜䟋は濃色に捺
染され、か぀耐ドラむクリヌニング性や耐摩擊堅
牢床もポリ゚ステルず同等の実甚性胜を有しおい
る。実斜䟋ず染料は異な぀おも、実斜䟋では
転写玙の退色が比范䟋−ず同様であるので、
染料の気盞拡散が容易に起こ぀おいるこずがわか
る。これに察しお比范䟋−、−、−
では転写玙の退色床も劣り、拡散が䞍十分である
こずが知られる。 実斜䟋  プロピレングリコヌルゞグリシゞル゚ヌテル20
郚ず氎玠化ビスプノヌルゞグリシゞル゚ヌテ
ル10郚、トル゚ン郚、炭玠数11〜15の鎖状第
アルコヌルの゚チレンオキシド付加物からなる噎
霧安定剀郚、䜎分子量ポリ゚チレンず非むオン
性界面掻性剀ずを含む乳濁液15郚に、濃床が
0.8Nになるよう硝酞ナトリりム氎溶液を加えた
凊理液を垂販のノズル振動匏噎霧機で噎霧させ
た。該霧状組成物を粟緎した兎毛垃に塗垃し、
160に圧搟含浞させた。以䞋、実斜䟋ず同様
に凊理した。付加量は15であ぀た。該垃に察し
おベンゞルメタクリレヌト35郚、ブチルアクリレ
ヌト郚ずを゚トキシ゚チルメタクリレヌトずヒ
ドロキシアクリレヌトずの代わりに甚いた実斜䟋
ず同様な凊理液䞭で、該゚ポキシ凊理垃を実斜
䟋ず同様に凊理した。次いで実斜䟋ず同様な
染料転写玙で同様に熱転写を行぀た。衚に瀺し
たように良奜な染着性ず十分な堅牢床が埗られ
た。 実斜䟋  プロピレングリコヌルゞグリシゞル゚ヌテル20
郚ずグリセリントリグリシゞル゚ヌテル郚ずを
レゟルシンゞグリシゞル゚ヌテルの代わりに甚
い、他は実斜䟋ず同様な凊理液でモヘダ垃を実
斜䟋ず同様に加工したずころ、付加量は16で
あ぀た。該垃に察しお−ブロモスチレン20郚、
スチレン10郚、ブトキシ゚チルメタクリレヌト10
郚ずをスチレンの代わりに甚いた実斜䟋ず同様
の凊理液で該゚ポキシ化合物凊理垃を、実斜䟋
ず同様に凊理した。次いで実斜䟋ず同様な染料
転写玙で同様に熱転写を行぀た。衚に瀺したよ
うな良奜な染着性ず十分な堅牢床が埗られた。 実斜䟋  −ゞグリシゞルアニリン郚ず、゚チレ
ングリコヌルゞグリシゞル゚ヌテル15郚、0.2郚
の非むオン性界面掻性剀、濃床が0.8Nになるよ
うに加えた塩化カリりム氎溶液からなる氎性乳濁
液に、矊毛モスリンを俗比20倍で浞積し、70℃で
時間尻した。以䞋、実斜䟋ず同様に凊理しお
付加量13の凊理垃を埗た。該垃に察しお−メ
チルスチレン35郚ずブトキシ゚チルアクリレヌト
郚ずをスチレンの代わりに甚い、実斜䟋ず同
様な凊理液䞭で該゚ポキシ凊理垃を実斜䟋ず同
様な条件で凊理した。次いでプナセツトブルヌ
C.I.Disperse Blue を含む染料転写玙で同
様に熱転写を行い、詊隓結果を衚に瀺した。な
お、䞡加工ずも行わない詊料を捺染した比范䟋
−、゚ポキシ凊理だけしお捺染した比范䟋−
、グラフト重合加工のみで捺染した比范䟋−
、ポリ゚ステルタフタを捺染した比范䟋−
も衚に瀺した。 実斜䟋はポリ゚ステルタフタを捺染した比范
䟋−ず同等の分散染料染着率ず、染色堅牢床
ずを瀺したが、゚ポキシ化合物凊理だけの比范䟋
−は染着量が䞍十分であり、グラフト重合加
工だけの比范䟋−は染着堅牢床が劣぀おお
り、いずれも実甚性に乏しい。
【衚】 実斜䟋  ポリ゚ステル矊毛が5050の混玡サヌゞを
0.3Nのチオシアン化リチナヌム氎溶液に浞積し、
100に絞液した埌、゚ピクロルヒドリン郚、
ビニルシクロヘキサンオキシド郚、スチレンオ
キシド10郚、パヌクロル゚チレン40郚、ヘキサン
20郚、ブタノヌル10郚、メタノヌル10郚からなる
加工液に俗比15倍で浞積し、75℃で時間加熱を
し、以䞋実斜䟋ず同様に凊理した。付加量は12
でであ぀た。該垃に察しおオクチカルメタクリ
レヌト30郚、プノキシ゚チルメタクリレヌト10
郚ずを、スチレンの代わりに甚いた実斜䟋ず同
様の加工液で、該゚ポキシ凊理垃を実斜䟋ず同
様に凊理をした。次いで実斜䟋ず同䞀の転写玙
を甚い、同䞀条件で熱転写した。なお、同じサヌ
ゞを䜕ら加工せず捺染した堎合を比范䟋−、
゚ポキシ凊理だけしお捺染した堎合を比范䟋−
、グラフト重合加工だけしお捺染した堎合を比
范䟋−ずした。結果を衚に合わせ蚘した。
゚ポキシ化合物凊理だけの比范䟋−もかなり
濃色に染色されるが、これにグラフト重合加工を
行぀た本実斜䟋のほうが、染着性は䞀局増加し
おいる。たた、グラフト重合加工だけ行぀た比范
䟋−は、染着は濃色だが堅牢床が䞍十分であ
る。なお、比范䟋−は実斜䟋の比范䟋−
ずみなすこずもできる。 以䞊、実斜䟋及び比范䟋を調べれば明らかなよ
うに、たんぱく繊維が疎氎性の高い重合性有機単
量䜓を倧量にグラフト重合加工しお捺染染色しお
も、基質に匷固に染色しおいないので染色堅牢床
が䜎く、か぀ムラになりやすいのに鑑み、本発明
は䞀旊゚ポキシ化合物で圓該繊維を凊理するこず
によ぀お、防しわ性や防瞮性、耐光性、耐薬品性
を付䞎するずずもに、たんぱく繊維の芪氎性を枛
じお、捺染染色堅牢床やセツト性を向䞊させ、し
かる埌、グラフト重合しおさらに染着性を高め、
捺染染着性及び染色堅牢床を䞀段ず改善したので
ある。埓぀お、本発明によれば、たんぱく繊維及
びたんぱく繊維を含む垃垛などの構造物を分散染
料により昇華気盞染色し、ポリ゚ステルなど疎氎
性の高い合成繊維ず同等な染着性、染色堅牢床に
するこずができ、甚途拡倧に貢献する特城を有す
る。 発明の効果 このように本発明ではたんぱく繊維構造物又は
たんぱく繊維を含む構造物をたず゚ポキシ化合物
で凊理し、それら官胜性アミノ酞残基をヒドロキ
シアルキル化するこずによ぀お、適床な疎氎性を
均䞀に付䞎させる。その際、たんぱく繊維の特城
を損なうこずなく、防しわ性、耐光性、耐薬品性
などが恒久的に付䞎される。次いで疎氎性ビニル
単量䜓をグラフト重合するず、゚ポキシ化合物凊
理をしない堎合ず比范しお栌段に均䞀に繊維内に
グラフト重合䜓が沈積されるため、グラフト効率
が倧巟に増加すずずもに、倚量のビニル単量䜓を
グラフト重合させおも該グラフト重合繊維構造物
の物性の䜎䞋や、経時倉化による倉色や脆化も起
こらないこずが確認される。埓぀お分散染料で転
写捺染が濃色に、しかも堅牢に染色されるばかり
でなく、垯電性や耐光性なども著しく改良された
たんぱく繊維構造物もしくはたんぱく繊維を含む
構造物を埗るこずができる。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  たんぱく繊維及びたんぱく繊維を含む構造物
    を゚ポキシ化合物で凊理した埌、疎氎性ビニル系
    化合物でグラフト重合したこずを特城ずする、分
    散染料可染型たんぱく繊維及びたんぱく繊維を含
    む構造物。  ゚ポキシ化合物で凊理し、その埌、疎氎性ビ
    ニル系化合物でグラフト重合しお埗た分散染料可
    染型たんぱく繊維及び圓該たんぱく繊維を含む構
    造物を、分散染料、油溶性染料、塩基性染料、ベ
    ンゞン可溶性染料、媒染染料及び建染め染料から
    なる矀から遞ばれる少なくずも皮の染料を甚い
    お捺染するこずを特城ずするたんぱく繊維及びた
    んぱく繊維を含む構造物の捺染方法。  䞊蚘たんぱく繊維が、家蚕、倩蚕、゚リ蚕、
    柞蚕などの絹繊維よりなる特蚱請求の範囲第項
    蚘茉の捺染方法。  䞊蚘たんぱく繊維が、矊毛、カシミダ、モヘ
    ダ、兎毛などの獣毛繊維よりなる特蚱請求の範囲
    第項蚘茉の捺染方法。  䞊蚘゚ポキシ化合物が、䞀般匏 䜆し匏䞭、R1R2R3R4は氎玠原子又は
    匏化合物を安定に存圚せしめ、か぀たんぱく繊維
    ずの反応を劚げない任意の有機残基で、盞互に連
    結しお環を圢成しおもよいで衚される少なくず
    も皮の化合物である特蚱請求の範囲第項〜第
    項いずれか項蚘茉の捺染方法。  䞊蚘有機残基がニトロ、ニトロ゜、シアノ、
    む゜シアノ、ハロゲン、カルボニル、カルボキシ
    ル、チオカルボニル、ゞチオカルボキシル、ヒド
    ロキシル、アミノ、アミド、アルコキシル、゚ポ
    キシ、スルホニル、スルフアニル、むミノ、むミ
    ド、ホスホニル、ホスフむニル基や、それらの基
    を眮換した、あるいは眮換しないアルキル、アル
    ケニル、アルキニル、アラリキル、アリヌル、ア
    ルコキシル、アリヌルオキシ、アリル、アリルオ
    キシ基からなる矀から遞ばれるものである特蚱請
    求の範囲第項蚘茉の捺染方法。  䞊蚘゚ポキシ化合物による凊理を、アルカリ
    金属又はアルカリ土金属の䞭から遞ばれた金属の
    䞭性塩ないし匱塩基性塩の皮又はそれ以䞊の氎
    溶液又は氎性溶液の共存䞋で実斜する特蚱請求の
    範囲第項〜第項いずれか項蚘茉の捺染方
    法。  䞊蚘゚ポキシ化合物による凊理が、䞊蚘構造
    物に゚ポキシ化合物又ぱポキシ化合物を含有す
    る液状、あるいは霧状、泡状組成物を含浞させ、
    予備也燥するこずなく、也熱、蒞熱あるいはマむ
    クロ波凊理するこずによ぀お実斜される特蚱請求
    の範囲第項〜第項いずれか項蚘茉の捺染方
    法。  䞊蚘ビニル系化合物が䞀般匏 CH2CR1C6H4R2 䜆し匏䞭、R1は又はアルキル基で、R2は
    又はアルコキシル、゚ポキシ、カルボアルコキ
    シル、アルケニルオキシ、ニトロ、ハロゲン、シ
    アノ、む゜シアノ、アミノ、カルボニル、ヒドロ
    キシル、ゞチオカルボキシル、チオカルボニルな
    どの基を眮換した、あるいは眮換しないアルキ
    ル、アルケニル、アルキニル、アラリキル、アリ
    ヌル、アルコキシ、アリヌルオキシ、アリル、ア
    リルオキシ、アルカノむルオキシなどの基であ
    るで衚わされるスチレンの誘導䜓の䞭から遞ば
    れた皮又はそれ以䞊からなる特蚱請求の範囲第
    項〜第項いずれか項蚘茉の捺染方法。  䞊蚘ビニル系化合物が䞀般匏 CH2CR1CO2R2 䜆し匏䞭、R1は又はハロゲン、アルキル
    基を瀺し、R2はヒドロキシル、アミノ、アルコ
    キシル、゚ポキシ、ハロゲン、カルボニル、カル
    ボアルコキシル、アルケニルオキシル、ニトロ、
    シアノ、む゜シアノ、チオカルボニル、ゞチオカ
    ルボキシル、アルカノむルオキシルなどの基を眮
    換した、あるいは眮換しないアルキル、アルケニ
    ル、アルキニル、アラリキル、アリヌル、アリル
    などの基であるで衚わされるアクリル酞及びメ
    タクリル酞の゚ステル類の䞭から遞ばれた皮又
    はそれ以䞊からなる特蚱請求の範囲第項〜第
    項いずれか項蚘茉の捺染方法。  䞊蚘ビニル系化合物が䞀般匏 CH2CHOCOR1 䜆し匏䞭、R1はヒドロキシル、アミノ、シ
    アノ、む゜シアノ、ニトロ、ハロゲン、゚ポキ
    シ、カルボニル、チオカルボニル、ゞチオカルボ
    キシル、アルカノむルオキシなどの基を眮換し
    た、あるいは眮換しないアルキル、アリル、アリ
    ヌル、アルケニル、アルキニルなどの基である
    で衚わされるビニルアルコヌル誘導䜓の䞭から遞
    ばれた皮又はそれ以䞊からなる特蚱請求の範囲
    第項〜第項いずれか項蚘茉の捺染方法。  䞊蚘ビニル系化合物が䞀般匏 CH2CR1CONR2R3 䜆し匏䞭、R1は又はアルキル基を瀺し、
    R2R3は又はヒドロキシル、゚ポキシ、シア
    ノ、む゜シアノ、ニトロ、ハロゲン、カルボニ
    ル、チオカルボニル、ゞチオカルボキシル、アル
    コキシル、アリルオキシル、アリヌルオキシルな
    どの基を眮換した、又は眮換しないアルキル、ア
    リル、アリヌル、アルケニルなどの基であるで
    衚わされるアクリルアミドやメタクリルアミドの
    䞭から遞ばれた皮又はそれ以䞊からなる特蚱請
    求の範囲第項〜第項いずれか項蚘茉の捺染
    方法。  䞊蚘ビニル系化合物が、 CH2CR1C6H4R2、 CH2CR1CO2R2、 CH2CHOCOR1及び CH2CR1CONR2R3 で衚される化合物からなる矀から遞ばれる少なく
    ずも皮の化合物である特蚱請求の範囲第項〜
    第項いずれか項蚘茉の捺染方法。  グラフト重合が、脱酞玠系䞭で行われる特
    蚱請求の範囲第項〜第項蚘茉の捺染方法。  グラフト重合が、ビニル系化合物の氎溶液
    もしくは氎性分散液を䞊蚘構造物に含浞させお実
    斜される特蚱請求の範囲第項〜第項いずれ
    か項項蚘茉の捺染方法。  グラフト重合が、重合觊媒の䜿甚もしくは
    ゚ネルギヌ照射により行われる特蚱請求の範囲第
    項〜第項いずれか項蚘茉の捺染方法。  グラフト重合が、ビニル化合物又はビニル
    化合物を含有する液状あるいは霧状、泡状組成物
    を䞊蚘構造物に含浞させ、予備也燥するこずな
    く、也熱、蒞熱あるいはマむクロ波凊理するこず
    によ぀お実斜される特蚱請求の範囲第項〜第
    項いずれか項蚘茉の捺染方法。  䞊蚘捺染法が、昇華転写捺染法であるこず
    を特城ずする特蚱請求の範囲第項〜第項い
    ずれか項蚘茉の捺染方法。
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