JPS636064A - 機能性の優れた被覆材組成物 - Google Patents

機能性の優れた被覆材組成物

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JPS636064A
JPS636064A JP14879786A JP14879786A JPS636064A JP S636064 A JPS636064 A JP S636064A JP 14879786 A JP14879786 A JP 14879786A JP 14879786 A JP14879786 A JP 14879786A JP S636064 A JPS636064 A JP S636064A
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JP
Japan
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group
formula
monomer
weight
meth
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JP14879786A
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English (en)
Inventor
Mihiro Tayama
田山 未広
Misao Tamura
操 田村
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Mitsubishi Rayon Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は空気雰囲気下で活性エネルギー線照射により、
耐摩耗性、表面平滑性及び染色性に優れ、かつ恒久的な
防曇性、帯電防止性を有する架橋被膜金形成しうる機能
性の優nた被覆材組成物に関する。
〔従来の技術〕
ポリメチルメタクリレート樹脂、ポリカーボネート樹脂
、ポリアリルジグリコールカーボネート樹脂等から製造
さnた合成樹脂成形品はガラス製品と比較して軽量で、
耐衝撃性に優れているばか夛でなく、安価で底形加工が
容易であるなど種々の利点を有しており、有機板ガラス
照明器具カバー、光学レンズ、眼鏡レンズ、反射鏡、鏡
などの光学用途、看板、デイスプレィなどの装飾的用途
あるいは自動車部品など多くの分野で用途開発が進めら
nている。
しかしこれらの合成樹脂成形品は、その表面の耐摩耗性
が不足しているため、成形品の輸送中、使用中に他の物
体との接触、衝翠、引つかきなどの作用によって表面が
損傷上受け、製品歩留りを低下させたり、美観が損なわ
nたすする。
又、これらの合戊樹脂波形品は表面固有抵抗が高いため
帯電しやすく、摩擦によって静電気を発生してほこりが
付着するため商品価値が著しく低減することや1表面が
疎水性であるため高温高湿の環境になったり、露点以下
の条件に々ると、表面に細かい結露を生じて光の透過が
妨げられ、眼鏡用レンズ、鏡などが曇り、不便や不快感
を感じることが多い。
合底樹脂底形品の耐摩耗性の改良については多くの提案
がなさnており、本出願人は早くより多官能の(メタ)
アクリレート単量体が活性エネルギー線照射により、架
橋硬化性に優n、かつ七nが合成樹脂氏形品表面の耐摩
耗性全改良しつるものとして有効であることを見出し多
くの提案を行なってき九(特公昭4B−42211号、
同49−12886号、同49−22951号、同49
−14859号、同49−22952号公報)。
しかし反面次のような問題点があることも判明している
。即ち、合既樹脂底形品表面に形成さnる被膜が架橋硬
化被膜であるため、染料の拡散が困難で染色が出来ず、
また湿気に接触すると曇υを発生する。さらには摩擦に
よって静電気を発生してほこりが付着する几め商品価値
が著しく低減することになり、用途範囲が限定されて実
用上の大きな障害となっていた。
従来、染色性や防曇性を改良する目的で、数多くの染着
座席を有する化合物、又fd親水性化合物を被覆材組成
物中に配合する提案がなされているが、こnらを配合す
ると、耐摩耗性が低下することになり実用に供しえない
。又、静電気の発生を防止する方法として、帯電防止剤
を配合する方法や帯電防止能t−Wするモノマーを共1
合する方法が知らnている。前者は製造法としては容易
であるが、表面に存在する帯電防止剤のみが効果を発揮
するに過ぎず、し九がって十分な帯電防止能を得るには
高濃度を必要とし、耐摩耗性や外観の低下をきたすこと
になる。
又、表面に存在する防止剤は洗浄や摩擦で容易に脱落し
て防止能が低下するため、マトリックス中に存在する防
止剤が徐々にブリードするように工夫されているが、こ
t′Lは表面のべとつきや不透明化を起こす上に、洗浄
等に対する耐性も一時的なものであり恒久的なものでは
ない。
又、後者すなわち共重合タイプは表面層のモノマー以外
効果を発揮しないため、多量のモノマーを配合すること
になり、やはり耐摩耗性や外観を低下させることになり
、問題であった。さらに、本発明者らはこnらの問題点
は、ポリエチレンクリコール(メタ)了クリレートと特
定の構造金石する11ン酸工ステル系単量体およびエタ
ノールアミン系化合物を併用配合することにより改良さ
nることを見出している(特開昭55−86848号公
報)。しかし、こnらの提案によっても苛酷な条件下で
は性能の低下が大きく、耐久性のある機能を付与するこ
とはできなかつ友。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明者らは、上述のような問題点を改良することを目
的として、鋭意研究を重ねた結果、多官能単量体とポリ
エチレンクリコールジ(メタ)アクリレートに特定の構
造を有するリン酸エステル系単量体とエタノールアミン
系化合物、さらにヒドロキシアルキル(メタ)アクリル
アミドを配合することにより、耐久性のある機能性を付
与することができる組成物が得らnること全見出し、本
発明に到達した。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の要旨は、分子中に3個以上のアクリロイルオキ
シ基および/またはメタクリロイルオキシ基を有する多
官能単量体(a)7〜SOW量チと、下記の一般式 %式%(13 (式中、RIFi水素又はメチル基、R2は炭素数1〜
5のアルコキシ基、アクリロイルオキシ基、又はメタク
リロイルオキシ基、n1j5〜30の整数である。)で
示される単量体(1)730〜90重量%と、下記の一
般式 %式% (式中、R3は水素又はメチル基、R4は水素又はs C馬=O−C−0−(OHz ) p基、R6は水素又
はメチル基、m、pは1〜15の整数である。)で示さ
れるリン酸エステル系単量体(C)1〜20Tc量係と
、下記の一般式 (式中、R6は水素又はメチル基、R,は水素又は炭素
数1〜8のヒドロキシアルキル基、Rse R1゜はそ
れぞれ水素、炭素数1〜8のアルキル基、又は炭素数1
〜Bのヒドロキシアルキル基である。〕で示さnる凰貴
体(d)1〜10重量%と、下記の一般式 %式%(71] (式中、R11及びRI2はそnぞn水素、炭素数1〜
15のアルキル基又はOH,0H20H基である。〕で
示されるエタノールアミン系化合物(θ)1〜10重−
Mk係とからなる単量体混合物(A)5〜90重量部と
、該単量体混合物(A)と混合して均一な溶液を形成す
る少なくとも1種の有機溶剤(B)95〜10重量部と
光重合開始剤(C)0〜10重量躯前記単量体混合物(
A)と有機溶剤CB)との合計100重量部に対して〕
とからなる機能性の優nた被覆材組成物にある。
本発明において分子中に3個以上の(メタ)アクリロイ
ルオキシ基(アクリロイルオキシ基またはメタクリロイ
ルオキシ基の意味、以下同様に用いる)t−有する多官
能単量体(a)は、被覆材組成物の耐摩耗性及び耐擦傷
性を改善するために必須の取分であり、より優れ九耐摩
耗性及び耐擦傷性を得る次めには、多官能単量体(a)
が単量体混合物(A)中7〜50重量%の範囲が必要で
ある。
多官能単量体(IL)の量が単量体混合物(N中71!
量係未満の場合には十分な耐摩耗性を有する硬化被膜が
得らnず、またその量が50重量Lsを越える場合には
、苛酷な条件下において恒久的な防曇性、帯電防止性が
得られない九め好ましくない。
分子中に3個以上の(メタコアクリロイルオキシ基′t
−有する多官能単量体(a)としては、トリメチロール
プロパントリ(メタ)アクリレート、トリメチロールエ
タントリ(メタ)アクリレート、ペンタグリセロールト
リ(メタ)アジリレート、ペンタエリスリトールトリ(
メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メ
タ)アクリレート、グリセリントリ(メタ)アクリレー
ト、ジペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート
、ジペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート
、ジペンタエリスリトールペンタ(メタ〕アジリレート
、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート
、トリペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレー
ト、トリペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレ
ート、トリペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリ
レート、トリペンメエリスリトールへブタ(メタ)アク
リレート等の多価アルコール+7)ホIJ(メタ)アク
リレート;マロン酸/トリメチロールエタン/(メタ)
アクリル酸はメタクリル酸、マロン酸/トリメチロール
プロパン/(メタ)アクリル酸、マロン酸/グリセリン
/(メタ)アクリル酸、マロン酸/ペンタエリスリトー
ル/(メタ)アクリル酸、コハク酸/トリメチロールエ
タン/(メタ)アクリル酸、コハク酸/トリメチロール
プロパン/(メタ)アクリル酸、コハク酸/グリセリン
/(メタ)アクリル酸、コハク酸/ペンタエリスリトー
ル/(メタ)アクリル酸、アジピン酸/トリメチロール
エタン/(メタ)アクリル酸、アジピン酸/トリメチロ
ールプロパン/(メタ)アクリル酸、アジピン酸/ペン
メエリスリトール/(メタンアクリル酸、アジピン酸/
グリセリン/(メタ)アクリル酸、グルタル酸/トリメ
チロールエタン/(メタ)アクリル酸、グルタル酸/ト
リメチロールプロパン/(メタ)アクリル酸、グルタル
酸/グリセリン/(メタ)アクリル酸、グルタル酸/ペ
ンタエリスリトール/(メタ)アクリル酸、セパシン酸
/トリメチロールエタン/(メタ)アクリル酸、セバシ
ン酸/トリメチロールプロパン/(メタ)アクリル酸、
セバシン酸/グリセリン/(メタ)アクリル酸、セバシ
ン酸/ペンタエリスリトール/(メタ)アクリル酸、フ
マル酸/トリメチロールエタン/(メタ)アクリル酸、
フマル散/トリメチロールプロパン/(メタ)アクリル
酸、フマル酸/グリセリン/(メタ)アクリル酸、7マ
ル酸/ペンタエリスリトール/(メタ)アクリル酸、イ
タコン酸/トリメチロールエタン/(メタンアクリル酸
、イタコン酸/ト11メチロールプロパン/(メタ)ア
クリル酸、イタコン酸/ペンタエリスリトール/(メタ
)アクリル酸、無水マレイン酸/トリメチロールエタン
/(メタ)アクリル酸、無水マレイン酸/グリセリン/
(メタ)アクリル酸等の化合物の組み合わせによる飽和
又は不飽和ポリエステルポリ(メタ)アクリレート:ト
リメチロールプロパントリレンジインシアネート、ある
いは次の一般式で示さnるポリインシアネート、 ! I (式中% !’Itsはへキサメチレンジインシアネー
ト、トリレンジインシアネート、ジフェニルメタンジイ
ンシアネート、キシリレンジインシア*−ト、a、e−
メチレンビス(シクロヘキシルインシアネート〕、イン
ホロンジインシアネート又はトリメチルへキサメチレン
ジイソシアネートである。)等のポリイソシアネートと
活性水Xを有するアクリルモノマー、fQ、tJf、2
−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロ
キシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシ−
3−メトキシグロビル(メタ)アクリレート、N−メチ
ロール(メタ)アクリルアミド、H−ヒドロキシ(メタ
)アクリルアミド等をインシアネート1分子当53モル
以上を常法により反応させて得られるウレタンアクリレ
ート;その他トリス(アクリロイルオキシエチル)イン
シアヌレート、カプロラクトン変改トリス〔アクリロイ
ルオキシエチルコインシアヌレート、トリス(メタクリ
ロイルオキシエチル)インシアヌレート等を挙げること
ができる。
前述した如き1分子中に3個以上の(メタ)アクリロイ
ルオキシ基を有する多官能単量体(a)のうちでは、−
般式〔■〕 (式中& Xu、 X+tj:ts、 Xn* Xs、
・・・Xn2 e Xn31 XI4のウチ少なくとも
3個はアクリロイルオキシ基で残りは水酸基、アミン基
、アルキレフ基又は置換さnたアルキレン基、nは2〜
5の整数である。)で示さnる化合物、例えば、ジペン
タエリスリトールトリアクリレート、ジペンタエリスリ
トールテトラアクリレート、ジペンタエリスリトールテ
トラアクリレート、ジペンタエリスリトールへキサアク
リレート等は空気中での紫外線による硬化性が優nるた
め特に好ましい。
さらに、−般式〔■〕で示さnる化合物と併用して −般式〔■〕 [VIE (式中、Yは少なくとも3個がアクリロイルオキシ基、
残りは水素、水酸基、アミン基、アルキレン基、又は置
換さnたアルキレン基、 nl−n4 、 ml−m4
は0,1.又は2のいずnかの数値、Xは1〜10の正
の整数である。)で示さnる化合物を多官能単量体とし
て用いると、得られる架橋硬化被膜の耐候性、特に加速
曝露による肌荒n、クラック、膜はげ、密着本皮等の外
観変化が防止できるため、特に好ましい。
−般式(VIEで示さnる化合物の具体例としては、例
えばマロン酸/トリメチロールエタン/アクリル酸、マ
ロン酸/トリメチロールプロノ(ン/アクリル酸、コノ
Aり酸/トリメチロールエタン/アクリル酸、コノ1り
酸/トリメチロールプロパン/アクリル駿、アジピン酸
/トリメチロールエタン/アクリル酸、アジピン酸/ト
リメチロールグロバン/アクリル酸等の化合物の組合せ
から台底さnるエステル化反応物が挙げられる。
多官能単量体(aンとして上述のように一般式〔v〕で
示される化合物と一般式〔■〕で示さnる化合換金併用
することにより架橋被膜の性能をさらに向上させること
ができるが、その配合割合は一般式〔■〕で示さnる化
合物80〜5oxt部に対し、−般式〔■〕で示される
化合物20〜70重量部が好ましい。より好ましくは一
般式〔■〕で示される化合物70〜40重量部に対し、
−般式〔■〕で示される化合物30〜60重量部がよい
本発明において用いらnる一般式C1)で示さnる単t
 体(11)は、エチレンオキシドの開環重合度nが5
〜30であるポリエチレングリコールの(メタコアクリ
ル酸モノあるいはジエステルである。
nが4以下では親水性が低く、防曇性に対する本発明の
効果が得らnず、nが30t−越えると有機溶媒に対す
る溶解性が低下して硬化膜の平滑性が劣るとともに耐摩
耗性も低下するため好ましくない。
エステル構造については(メタ)アクリル酸のモノある
いはジエステルどちらでもよいが、耐摩耗性の点からジ
エステルの方がより好ましい。
こnらの単量体Cb)の具体例としては、ポリエチレン
グリコ−ルナ400ジアクリレート、ポリエチレングリ
コ−ルナ400ジメタクリレート、ポリエチレングリコ
ール◆600ジアクリレート、ポリエチレングリコ−ル
ナ600ジメタクリレート、ポリエチレングリコ−ルナ
1000ジアクリレート、ポリエチレングリコールφ1
000ジメタクリレートなどが挙げらnる。
単量体(b)の使用割合は、単量体混合物(A)中30
〜90重量係の範囲であって、30重責−未満の場合に
は十分な防曇性が得らnず、9ON、量%を越える場合
には架橋硬化被膜の耐摩耗性が低下するため好ましくな
い。なお本発明において単量体(1))は防曇性の面に
おいて必須の取分である。
本発明において用いらnるリン酸エステル系単量体(C
)は−般式(II)で示されるように、少なくとも分子
中に1個の(メタ)アクリロイルオキシ基を有するもの
であって、具体的な例としては(メタ)アクリロイルオ
キシエチル7オスフエート、ジ(メタ)アクリロイルオ
キシエチルフォスフェート、(メタ)アクリロイルオキ
シエチル7オスフエート、(メタ)アクリロイルオキシ
ブチル7オスフエート等が挙げらnる。その他のハロゲ
ン化ビニルフォスフェート。
アルキル置換ビニルフォスフェート等の(メタ)アクリ
ロイルオキシ基を有しないものは空気硬化性を阻害した
り、防曇性、帯電防止性、及び染色性が改良さnず不適
当である。本発明の組成物においては(メタ)アクリロ
イルオキシ基を有するものでも、リン酸基中に少なくと
も1個のOH基を含有していることが必要で、OH基が
ない場合には一般式CI[I)で示さnる単量体及び−
般式CF/]で示さするエタノールアミン系化合物との
併用効果が低下するため好ましくない。
本発明において用いらnる一般式(1113で示さnる
単量体((1)は、少なくとも1個のヒドロキシル基t
Vするヒドロキシアルキル(メタ)アクリルアミドであ
って、具体例としては、N−(ヒドロキシグロビル〕ア
クリルアミド、N−(ヒドロキシメチル)アクリルアミ
ド、N−(2−ヒドロキシエチル)アクリルアミド、N
 −(1゜1−ジメチル−2−ヒドロキシエチル)アク
リルアミド、N−(1−エチル−2−ヒドロキシエチル
)アクリルアミド、N−(1,1−ジメチル−3−ヒド
ロキシブチル)アクリルアミド、N−(ヒドロキシメチ
ル)メタクリルアミド、N−(ヒドロキシエチル)メタ
クリルアミド。
N−(ヒドロキシプロピル)メタクリルアミド、N−(
1,1−ジメチル−2−ヒドロキシエチル)アクリルア
ミド、N−(2,2−ジメチル−2−ヒドロキシエチル
)メタクリルアミド、■−(1−エチル−2−ヒドロキ
シエチル)メタクリルアミド、N −(1,1−ジメチ
ル−3−ヒドロキシプロピル)メタクリルアミド、N 
−(1,1−ジメチル−3−ヒドロキシブチル)メタク
リルアミドなどのモノヒドロキシアルキル(メタ)アク
リルアミド: N −(1,1−ビス(ヒドロキシメチル)エチルコア
クリルアミド、N、N−ビス−(2−ヒドロキシエチル
)アクリルアミド、N −[1,1−ビス、(ヒドロキ
シメチル)エチル〕メタクリルアミドなどのジヒドロキ
シアルキル(メタコアクリルアミド:N−[2−ヒドロ
キシ−1,1−ビス(ヒドロキシメチル)エチルコアク
リルアミド、N−〔2−ヒドロキシ−1,1−ビス(ヒ
ドロキシメチル)エチル〕メタクリルアミドなどのトリ
ヒドロキシアルキル(メタ)アクリルアミド等が挙げら
nる。
その他のヒドロキシル基全有しないモノアルキル(メタ
)アクリルアミドやジアルキル(メタ)アクリルアミド
等は前述し次リン酸エステル系単量体(c)及びエタノ
ールアミン系化合物(e)との併用効果が低下する友め
好ましくない。
ヒドロキシアルキル(メタ)アクリルアミドの中で、N
−(ヒドロキシメチル)アクリルアミド、N−(2−ヒ
ドロキシエチル)アクリルアミド、N−(2−ヒドロキ
シプロピル)アクリルアミドのモノモドロキシアルキル
アクリルアミドが併用効果が大きいため特に好ましい。
本発明において用いらnるエタノールアミン系化合物(
8)とは−般式[IV]で示さnるように、少なくとも
1個のOH,0H20H基を有するアルキルアミンであ
って、OH,OH,OH基金−Nしないアルキルアミン
は防曇性、帯電防止性をほとんど示さず好ましくない。
又、N置換アルキル基の炭素数は1〜15が適当で16
以上になると溶剤への溶解性が低下する几め好ましくな
い。
本発明を実施する上において、上記リン酸エステル系単
量体(C)とヒドロキシアルキル(メタ)アクリルアミ
ド((1)及びエタノールアミン系(8)化金物と併用
することが必須であり、各々単独で用いても所望の効果
は得らnず、防曇性、帯電防止性、染色性、及び放置安
定性のいずnも劣り友ものしか得らnない。
リン酸エステル系単量体(Q)とエタノールアミン系化
合物(13)とは、混合時に発熱反応してコンプレック
スを形既し親水性が著しく改良されるために、防曇性、
帯電防止性、及び染色性が発現するもので、この点が本
発明の大きな特徴の一つである。
しかし、リン酸エステル系単量体(Cl/ジェタノール
アミン系化合物(θ)は、1分子中に3個以上の(メタ
)アクリロイルオキシ基金有する多官能単量体(a)/
−般式CI〕で示さnるポリエチレングリコールの(メ
タ)アクリル酸モノあるいはジエステル(1))との空
気中での活性エネルギー線照射下での共重合性が不十分
なため、得られた架橋硬化被膜を高湿度下等の苛酷な雰
囲気中に放置しておくと、未反応親水性既分が被膜表面
にブリードしてきて表面タックや経時曇りの発生等好ま
しくない現象が生じる場合がある。
ヒドロキシアルキル(メタ)アクリルアミドを前述し次
成分と併用して用いることで、活性エネルギー線照射下
での共重合性が改良さn、表面タックや経時曇りの発生
が抑制さn、透明性に優nた恒久的な防曇性、帯電防止
性、及び染色性を有し、かつ放置安定性にも優nた架橋
硬化被膜の形成が可能となつt。
リン酸エステル単量体(C−)の使用割合は、単量体混
合物(A)中1〜20重量%である。1x量係未満では
十分な防曇性、帯電防止性、及び染色性が得らnず、ま
た20重量%を越える場合には被膜に曇ジが発生し透明
性が低下するため好ましくない。
ヒドロキシアルキル(メタ)アクリルアミド((1)の
使用割合は、単量体混合物(4)中1〜1011L量チ
である。1重量%未満では十分な共重合性が得らnない
ため、表面タックや経時曇りの発生があり、10X量%
をこえる場合には被膜の密着性が低下するため好ましく
ない。
エタノールアミン系化合物<6)の使用割合は、単量体
混合物(A)中1〜10重量係である。1重量%未満で
は十分な防曇性、帯電防止性、及び染色性が得られず、
また10重量%をこえる場合には被膜の表面平滑性や耐
摩耗性が低下するため好ましくない。
リン酸エステル系単量体(C)とエタノールアミン系化
合物C8)の使用割合は各々上記の使用量範囲内であn
は特に限定さnないが、(C) / (@1) =α5
/1〜8/1の重量比率が特に好ましい範囲である。
また、ヒドロキシアルキル(メタ)アクリルアミド(d
)の使用割合も上記の使用量範囲内であれば特に限定さ
nないが、(C)+(e)/(d)= 1 / 1〜1
0/1の重量比率が特に好ましい範囲である。
本発明の被α材m厄物を構成する単量体混合物(A)と
混合して用いる有機溶剤(司は、被覆材組成物を合底樹
脂取形品の表面に塗布する場合の塗布作業性、被膜の均
−性等に極めて好ましい効果を付与し、また被膜の基材
に対する密着性を大幅に増大させるために用いらnる。
本発明で用いられる有機溶剤は、単量体混合物(1−均
一に溶解するものであnばよく、特に限定さnるもので
はない。ま九、2種以上の有機溶剤全併用してもよい。
具体的にはエチルアルコール、イングロビルアルコール
、n−グロピルアルコール、イソブチルアルコールs 
n −フチルアルコールナトノアルコール類、ベンゼン
、トルエン、キシレン。
エチルベンゼンなどの芳香族炭化水素類、アセトン、メ
チルエチルケト/、メチルインブチルケトンなどのケト
ン顛、ジオキサンなどのエーテル類、酢酸エチル、酢r
in−ブチル、酢酸インアミル、グロビオン酸エチルな
どのエステル類、エチレングリコールモノメチルエーテ
ル。
エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリ
コールモノブチルエーテルなどの多価アルコール訪導体
、N、N−ジメチルホルムアミドなどがある。
又、特定の目的があり、かつ有機溶剤と同じような条件
を満たし、同じ効果を有するものであれば、メチルアク
リレート、エチルアクリレート、メチルメタクリレート
、スチレンなどの1合性単量体を有機溶剤の1mとして
使用することもできる。
有機溶剤の使用割合は前述した単量体混合物(A) 5
〜901[負部に対して95〜10重量部(合計100
11Lli1部)の範囲が好ましい。IQ’IC量部未
満では、被覆材組成物の粘度が高いため塗布作業性に劣
り、被膜の膜厚調整が困難となったシ、均一な被膜形成
が低下する友め平滑性が不十分となったり、更には被膜
の基材との密着性が低下したりするため好ましくない。
−方、95mtllこえる場合にな、被膜の膜厚が低下
するため十分な耐摩耗性が得らnないため好ましくない
被覆材組成物を架橋硬化する手段としては、通常20〜
2000KVの電子線加速器から取9出さnる電子線、
α線、β線、γ線などの放射線などの活性エネルギー線
を照射しても可能であるが、経済的に容易に硬化するた
めには、波長100〜500 nmの範囲の紫外線が好
ましい。紫外線照射雰囲気としては、窒素、炭酸ガス、
アルゴン等の不活性ガス中で照射してももちろん差しつ
かえないが、前記し次特定の多官能単量体音用いれば通
常の大気中でも効率よく硬化することが可能であり、最
も好ましい方法である。
活性エネルギー線として紫外l8t−用いる場合は、被
覆材組成物中に光重合開始剤を配合する必要がある。
こnらの具体例としては、例えばベンゾイン、ベンゾイ
ンメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ペンゾ
インイングロビルエーテル、ベンゾインインブチルエー
テル、アセトイン、ブチロイン、トルオイン、ベンジル
、ベンゾフェノン−p−メトキシベンゾフェノン、ジェ
トキシアセトフェノン、α、α−ジメトキシーα−フェ
ニルアセトフェノン、メチルフェニルグリオキシレート
、エチルフェニルグリオキシレート、4.l−ビス(ジ
メチルアミノベンゾフェノン)、2−ヒドロキシ−2−
メチル−1−フェニルプロパン−1−オン、1−ヒドロ
キシ−シクロへキシルフェニルケトン、  1−(4−
イングロビルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチル
プロパン−1−オン、2−メチル−1−(4−(メチル
チオ)フェニルツー2−モルフォリノ−プロパノン−1
、等のカルボニル化合物、テトラメチルチウラムジスル
フィド、テトラメチルチウラムモノスルフィドなどの硫
黄化合物、アゾビスインブチロニトリル、アゾビス−2
,4−ジメチルバレロニトリルなどのアゾ化合物、ベン
ゾイルパーオキサイド、ジターシャリ−ブチルパーオキ
サイドなどのパーオキサイド化合物などが挙げらnる。
凋 これらの光重合開始剤は単独で使賽してもよいし2種以
上併用してもよい。
これらの光重合開始剤の被覆材組成物中への添加量は、
単量体混合物(Alと有機溶剤CB)の合計100重量
部に対して0〜10重量部、好ましくは101〜10重
量部の範囲である。光重合開始剤は多量に過ぎて使用す
ると、被膜の看色や耐候性の低下音生じる友め好ましく
ない。
以上が本発明を構成する必要不可欠な構Iiy、成分で
あるが1本被糧材組成物中の1分子中に3個以上の(メ
タ)アクリロイルオキシ基を有する多官能単量体は、比
較的高粘度のものが多いため、粘度を低下させる目的や
、被膜に高度な表面平滑性を付与する目的で1分子中に
2個以下の(メタ)アクリロイルオキシ基を有する単量
体を配合することができる。
これらの単量体の具体的な例としては、分子中に2個の
(メタ)アクリロイルオキシ基を有する単量体としては
、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジエチ
レングリコールジ(メタ)アジリレート、トリエチレン
グリコールジ(メタ)アクリレート、1.4−ブタンジ
オールジ(メタ〕アクリレ−)、1.6−ヘキサンシオ
ールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコール
ジ(メタ)アクリレート等を挙げることができる。
分子中に1個の(メタ)アクリロイルオキシ基を有する
単量体としては、メチル(メタ)アクリレート、ターシ
ャリブチルアクリレート、2−エチルへキシルアクリレ
ート、ラウリルアク+7レート、シクロヘキシルアクリ
レート、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒド
ロキシエチルアクリレート、グリシジルアクリレート、
テトラヒドロフルフリルアクリレート、ベンジルアクリ
レ−)、1.4−7’チレングリコールモノアクリレー
トJエトキシアクリレート、エチルカルピトールアクリ
レート等を挙げることができる。
又、必要に応じて本被覆材組成物中に酸化防止剤、光安
定剤、紫外線吸収剤、熱1合防止剤等の安定剤、レベリ
ング剤、着色剤等を適宜、少量添加してもよい。
本被覆材組成物を塗布する方法としては、刷毛塗り、流
し塗り、スプレー塗布、回転塗布あるいは浸漬塗布など
の方法が採用されるが、被覆材組成物の塗布作業性、被
膜の平滑性、均一性、硬化被膜の基材に対する密着性等
の面から浸漬塗布方法が特に好ましい。
被覆材組成物の塗布量としては、硬化被膜の膜厚が1〜
30μm、好ましくは2〜20μmの範囲に塗布するの
がよい。硬化被膜の膜厚が1μm未満の場合は耐候性が
低下し交り、十分な耐摩耗性が得らnず、30μmfこ
える場合には基材との@層性が低下し皮9、被膜にクラ
ックが発生しゃすくなつfcvする。
本発明において耐摩耗性9表面平滑性、防曇性及び帯電
防止性に優:A7j合成樹脂■形品の製造に用いらnる
合成樹脂成形品としては、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂
金問わず各種合成樹脂成形品、例えばポリメチルメタア
クリレート樹脂、ポリカーボネート樹月旨、ポリアリル
ジグリコールカーボネート樹脂、ポリスチレン樹脂、ア
クリロニトリル−スチレン共重合樹脂、ポリ塩化ビニル
樹脂、アセテート樹脂、p、Bs樹脂、ポリエステル樹
脂などから製造さnるシート状厖形品、フィルム状成形
品、ロッド状厄形品ならびに各種射出成形品などが挙げ
ら【る・こnらの成形品のなかでもポリメチルメタアク
リレート樹脂、ポリカーボネート樹脂などから製造さn
る厄形品拡、光学的性質、耐熱性。
耐衝撃性などの特性を活かして使用さnる場合が多く、
かつ耐摩耗性、防曇性、及び帯電防止性改良への要求も
強いので、こnらの成形品は本発明に使用さnる合成樹
脂成形品としては特に好ましいものである。
〔発明の効果〕
本発明の被覆材組成物を用いて製造さnる表面に架橋硬
化被膜を有する合成樹脂成形品は、表面平滑性に優n、
かつ耐摩耗性、耐擦傷性。
及び表面硬度に優れたものである。更に表面に形成さn
た被膜は防α性と帯電防止性に慢1ており、高温高湿度
雰囲気中や低温雰囲気中から常温雰囲気中へ取出し定時
においても曇りの発生がなく、又、摩擦等によっても全
くちりやほこりの付着がない。
更には高湿度雰囲気中等の苛酷な条件下に長期間放置し
ておいても表面ブリードに起因するタックや経時曇りの
発生がなく、又、水洗等によっても性能低下がなく、恒
久的な防曇性及び帯電防止性を有するものである。
又、リン酸エステル系単量体とエタノールアミン系化合
物を配合しない架橋硬化被膜は、染料の8i頌によらず
染色が困難であるが、本発明の架橋硬化被膜はほとんど
の3類の染料で染色が可能である。
更には、本発明の架橋硬化被膜は基材との密着性にも優
nており、有機窓ガラス、照明器具カバー、反射鏡、眼
鏡用レンズ、サングラス用レンズ及び光学用レンズ等の
用途に極めて有用である。
〔実施例〕
以下実施例によって本発明の内容を更に詳細に説明する
。なお実施例中の測定評価は以下の方法で行なった。
(1)耐摩耗性 ÷000のスチールウールを直径25鵡の円筒先端に装
着し、水平に置か−rL文サンすル面に接触さぜ、10
0を荷重で5回転(20rpm ) L、傷の付着程度
を目視観察した。
O・・・サンプル表面にはほとんど傷がつかない。
Δ・・・サンプル表面に傷がつく。
×・・・サンプル表面に非常に多くの傷がつく・ (2)密着性 クロスカットどはん目剥離テスト サンプル表面に1sag間隔で基材に達する傷を縦・横
それぞjL11本人牡て・ 1−の目数’j−100個
つくり、その上にセロノ・ンテープをはりつけて上方に
急激にはがす。七のときの残存まず目数で表示する。
残存まず目数 全ます目数 (3)外観 1、平滑性 ○ 面の平滑性が良好である Δ 面の平滑性が若干不十分である X 面の平滑性に劣る 2透明性 被膜の曇りの程度をヘーズメーターを用いて測定しto (4)帯電防止性 電荷半減期の測定 温度20℃、相対湿度65俤の恒温恒湿下にサンプルを
24時間保持しt後、スタティックオネストメーター(
宍戸商会製〕によジ10KVの電圧を30秒印加して半
減期を測定した。
(5)防曇性 一20℃の温度でサンプルt5分間保持した後、温度2
0℃、相対湿度65チの恒温恒湿下にサンプルを取出し
、サンダル表面が結露するまでの時間を測定。
(6)  耐温水性テスト サンプルtl−40℃の温水中に24時間浸漬後、80
℃の雰囲気中で30分間乾燥し、防曇性について上記の
方法で測定し友。
(7)放置テスト サンプルを温度40℃、相対湿度90%の雰囲気中に2
4時間保持した後、サンプル表面の曇りの発生程度を上
記ヘーズメーターを用いて測定した。
実施例1.比較例1〜5 表−1に示すように被覆材組成物を調製し、これに2■
厚のメタクリル樹脂板(三菱レイヨン社製、商品名アク
リライト)t−浸漬し、引き上げ速度α5α/8eCで
被膜を形成させ九。そのまま5分間放置し、こ:rL、
を空気雰囲気中で高圧水銀灯(岩崎電気製、2 KW 
HO2−L21)金用い照射距離20−で15秒間照射
し念。得らnた結果を表−1に示す。
実施例1に示すごとく、本発明の被覆材組成物は、空気
中での紫外線照射によって良好な硬化性を示し、耐摩耗
性、密層性、平滑性、透明性のみならず、防曇性8帯電
防止注、染色性も優nており、耐温水性テスト、高温高
湿度下での放置テストなどの苛酷な試験条件下でも初期
性能の低下がなく耐久性についても極めて優n九もので
ある。
こnに比較して、比較例1〜4で示すごとく、ポリエチ
レングリコール(メタ)アクリレート、リン酸エステル
系単量体やヒドロキシアルキル(メタコアクリルアミド
、エタノールアミン系化合物のいずnかが欠ける系では
耐摩耗性、密着性及び平滑性は良好であるものの、透明
性。
防曇性、帯電防止性及び染色性のすべてを溝光すものは
得らnない。又、防曇性、帯電防止性及び染色性が良好
であっても、ヒドロキシアルキル(メタ)アクリルアミ
ドの欠ける系は、高温高湿度下での放置テストで表面ブ
リードの発生が認めらn、曇りが生じてくるため耐久性
に優nたものは得らtない。
又、比較例5に示す如く、本発明以外の3官能アクリレ
ート1用いた系は、空気中での紫外線照射で架橋硬化し
ない・ 実施例2〜7.比較例6〜7 表−2で示すような被覆材組成物を調製し。
実施例1と同様な方法で処理した。得らnた結果を表−
2に示す。
比較例6〜7に示す如く、本発明以外のポリエチレング
リコール(メタ)アクリレートを使用し次系は防曇性が
不良である。
実施例8〜14.比較例8〜13 実施例1の組既において、リン酸エステル系単量体、ア
ルキルアミン及びアクリルアミド系単量体の種類を変更
する以外は実施例1の方法で処理した。得らn友結果を
表−3に示す。
実施例8〜10に示す如く、本発明のリン酸エステル系
単量体を用い次系は性能が良好であるが、本発明以外の
ものを用い次系(比較例8〜9)は密着性及び防曇性、
帯電防止性が不十分である。
実施例11〜12に示す如く、ヒドロキシアルキルアク
リルアミドを用いた系は高温高湿度中での放置テストで
曇りの発生は認めら汀なかつ念が、本発明以外のアクリ
ルアミド系単量体(比較例10〜11)′l1l−用い
次系は、曇りの発生があり、耐久性が良好ではなかった
実施例13〜14に示す如く、アルキルアミンに本発明
のエタノールアミン系でアルキル基の炭素数が3個のN
−プロピルジェタノールアミン、8個のN−オクチルジ
ェタノールアミンを用い次系は性能が良好であるが、本
発明以外のアルキルアミン(比較例12〜15)を用い
た系は平滑性あるいは帯電防止性が不良である。
実施例15〜16.比較例14〜17 表−4で示すような被覆材組成物全調製し、基材がポリ
カーボネート樹脂板(三菱ガス化学展ニーピロン〕2鵡
厚を用い友以外は実施例1と同様な条件で処理した。得
らnfc結果を表−4に示す。
実施fl+17〜19.比較例18〜23表−5で示す
被覆材組成物を調製し、こjLt−用いて実施例1と同
一な条件で処理し次。得ら一1″Lfc結果を表−5に
示す。
実施例20.比較例24〜25 実施例1で示す被覆材組成物中の単量体混合物(Nの組
成を下記の通ジ変更し友以外は、実施の 例1と同じ被榎材組成物を用い、同−本条件で処理した
2P5A(重量部)   TAS(重量部)実施例−2
0813 比較例−24210 比較例−25021 実施例−20のものはサンシャイン、ウエザオメーター
加速曝露1000時間で外観上特に変化は口めらnず、
耐候性は良好であった。こnに対して比較例−24のも
のについては、同様な条件下でクラックの発生が認めら
nる念め耐候性は不十分であった。この結果から2P5
A/TABの併用使用が必須であり、耐候性の面でTA
Bは必須成分である。
比較例−25はTABのみで2P5Aが禾配合の系であ
り、架橋硬化被膜の耐摩耗性が不十分な結果となつto したがって、以上の結果より3官能以上の〔メタコアク
リレートとしては、−般式〔■」と−般式〔■〕で示さ
れる単量体を混合併用して用いることにより耐候性およ
び耐摩耗性にすぐれ友性能の架橋硬化被膜が得らnるこ
とがわかる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)分子中に3個以上のアクリロイルオキシ基および/
    またはメタクリロイルオキシ基を有する多官能単量体(
    a)7〜50重量%と下記の一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 (式中、R_1は水素又はメチル基、R_2は炭素数1
    〜5のアルコキシ基、アクリロイルオキシ基、又はメタ
    クリロイルオキシ基、nは5〜30の整数である。)で
    示される単量体(b)30〜90重量%と、下記の一般
    式 ▲数式、化学式、表等があります▼〔II〕 (式中、R_3は水素又はメチル基、R_4は水素又は
    ▲数式、化学式、表等があります▼基、R_5は水素又
    はメチ ル基、m、pは1〜15の整数である。)で示されるリ
    ン酸エステル系単量体(C)1〜20重量%と、下記の
    一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼〔III〕 (式中、R_6は水素又はメチル基、R_7は水素又は
    炭素数1〜8のヒドロキシアルキル基、R_8、R_1
    _0はそれぞれ水素、炭素数1〜8のアルキル基、又は
    炭素数1〜8のヒドロキシアルキル基である。)で示さ
    れる単量体(d)1〜10重量%と、下記の一般式 NR_1_1R_1_2(CH_2CH_2OH)〔I
    V〕(式中、R_1_1及びR_1_2はそれぞれ水素
    、炭素数1〜15のアルキル基又はCH_2CH_2O
    H基である。)で示されるエタノールアミン系化合物(
    e)1〜10重量%とからなる単量体混合物(A)5〜
    90重量部と、該単量体混合物(A)と混合して均一な
    溶液を形成する少なくとも1種の有機溶剤(B)95〜
    10重量部と光重合開始剤(C)0〜10重量部(前記
    単量体混合物(A)と有機溶剤(B)との合計100重
    量部に対して)とからなる機能性の優れた被覆材組成物
    。 2)多官能単量体(a)が下記の一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼〔V〕 (式中、X_1_1、X_1_2、X_1_3、X_2
    _2、X_2_3・・・ X_n_2、X_n_3、X
    _1_4のうち少なくとも3個はアクリロイルオキシ基
    で残りは水酸基、アミノ基、アルキレン基又は置換され
    たアルキレン基、nは2〜5の整数である。)で示され
    る化合物の少なくとも1種80〜30重量部と、下記の
    一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼〔VI〕 (式中、Yは少なくとも3個がアクリロイルオキシ基、
    残りは水素、水酸基、アミノ基、アルキレン基、又は置
    換されたアルキレン基、n_1〜n_4、m_1〜m_
    4は0、1又は2のいずれかの数値、Xは1〜10の正
    の整数である。)で示される化合物、少なくとも1種2
    0〜70重量部の混合物である特許請求の範囲第1項記
    載の被覆材組成物。 3)単量体(b)が、ポリエチレングリコール400ジ
    アクリレート、ポリエチレングリコール600ジアクリ
    レート、ポリエチレン グリコール1000ジアクリレート、ポリ エチレングリコール400ジメタクリレー ト、ポリエチレングリコール600ジメタ クリレート、ポリエチレングリコール1000ジメタク
    リレートよりなる群から選ばれたものである特許請求の
    範囲第1項記載の被覆材組成物。 4)リン酸エステル単量体(c)が、アクリロイルオキ
    シエチルフォスフェート、メタクリロイルオキシエチル
    フオスフエート、ジアクリロイルオキシエチルフォスフ
    ェート、ジメタクリロイルオキシエチルフオスフエート
    よりなる群から選ばれたものである特許請求の範囲第1
    項記載の被覆材組成物。 5)単量体(d)がN−ヒドロキシメチルアクリルアミ
    ド、N−(2−ヒドロキシエチル)アクリルアミド、N
    −(2−ヒドロキシプロピル)アクリルアミドよりなる
    群から選ばれたものである特許請求の範囲第1項記載の
    被覆材組成物。 6)エタノールアミン系化合物(e)が炭素数1〜15
    のアルキル基を有するジエタノールアミンである特許請
    求の範囲第1項記載の被覆材組成物。
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