JPS6357202A - ライン模様化粧単板の製造方法 - Google Patents
ライン模様化粧単板の製造方法Info
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- JPS6357202A JPS6357202A JP20284686A JP20284686A JPS6357202A JP S6357202 A JPS6357202 A JP S6357202A JP 20284686 A JP20284686 A JP 20284686A JP 20284686 A JP20284686 A JP 20284686A JP S6357202 A JPS6357202 A JP S6357202A
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Landscapes
- Finished Plywoods (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
この発明は、集成された木目模様間にライン状の模様を
有する化粧単板の製造方法に関する。
有する化粧単板の製造方法に関する。
［従来の技術］
従来、第４図や第５図に示す様なライン状やレンガ積み
状の化粧単板は、合板などの基板上に小サイズの単板を
１枚づつ手貼りした後、単板の矧ぎ合わせ部分を刃物で
切削して溝加工されていたが、非常に手間のかかる作業
であった。 そこで、あらかじめ所望の寸法に木取りし
た小フリッチを集成接着して、大きなフリッチとした後
、その表面を剥削して得た化粧単板を基板上に貼着後、
その集成部分に沿って溝加工を施す方法が取られていた
。
状の化粧単板は、合板などの基板上に小サイズの単板を
１枚づつ手貼りした後、単板の矧ぎ合わせ部分を刃物で
切削して溝加工されていたが、非常に手間のかかる作業
であった。 そこで、あらかじめ所望の寸法に木取りし
た小フリッチを集成接着して、大きなフリッチとした後
、その表面を剥削して得た化粧単板を基板上に貼着後、
その集成部分に沿って溝加工を施す方法が取られていた
。
［発明の解決すべき問題点］
所が、溝加工に関しては、従来と同様に化粧単板の接着
部分に沿って切削加工されるため、小フリッチの集成は
充分な直線性を要求され、又レンガ積み状模様の場合は
、小フリッチの短辺方向の溝加工が非常困難で、手作業
により形成するか、機械的には多軸のＮＣルータ−を使
用しなければならず、高価な設備を必要とするものであ
った。
部分に沿って切削加工されるため、小フリッチの集成は
充分な直線性を要求され、又レンガ積み状模様の場合は
、小フリッチの短辺方向の溝加工が非常困難で、手作業
により形成するか、機械的には多軸のＮＣルータ−を使
用しなければならず、高価な設備を必要とするものであ
った。
［問題点を解決するための手段］
そこで、この発明では、上記の問題点を解決するため、
化粧板とした時、単板を形成する小フリッチの接合部分
に縦横いずれの方向にも凹溝を容易に形成出来る化粧単
板の製造方法を完成したもので、その構成は、小フリッ
チを接着剤を介して相互に接着して集成フリッチを作成
後、同集成フリッチの接着剤層が模様となる方向から剥
削して化粧単板を製造する方法において、小フリッチを
集成するに当り、同心フリッチの木材と比較して硬さが
異なりかつ、刃物で切削可能なシート状物を小フリッチ
間に介在させるライン模様化粧単板の製造方法に係る。
化粧板とした時、単板を形成する小フリッチの接合部分
に縦横いずれの方向にも凹溝を容易に形成出来る化粧単
板の製造方法を完成したもので、その構成は、小フリッ
チを接着剤を介して相互に接着して集成フリッチを作成
後、同集成フリッチの接着剤層が模様となる方向から剥
削して化粧単板を製造する方法において、小フリッチを
集成するに当り、同心フリッチの木材と比較して硬さが
異なりかつ、刃物で切削可能なシート状物を小フリッチ
間に介在させるライン模様化粧単板の製造方法に係る。
以下、この発明を実施例になる図面を参照しながら詳細
に説明する。
に説明する。
第１図はこの発明の実施例になるフリッチを示す斜視図
で、第２図はライン模様が凹所となり、第３図はライン
模様が突出した化粧単板を示す断面図である。
で、第２図はライン模様が凹所となり、第３図はライン
模様が突出した化粧単板を示す断面図である。
図中１は木材を木取りした小フリッチを示し、シオジ、
ケヤキ、スギ、マツなどをレンガ程度の寸法やそれより
も更に小さな寸法のブロックに切断して作成する。 な
お、小フリッチ間エ 燥しておいても良いが、繊維飽和点以上の高含水率に保
持しておくことで寸法を正確に保つことができ、切削作
業も容易になって、好ましい。
ケヤキ、スギ、マツなどをレンガ程度の寸法やそれより
も更に小さな寸法のブロックに切断して作成する。 な
お、小フリッチ間エ 燥しておいても良いが、繊維飽和点以上の高含水率に保
持しておくことで寸法を正確に保つことができ、切削作
業も容易になって、好ましい。
なお、小フリッチ１は通常カンナやプレーナーなどによ
り接着面が平滑に仕上られる。
り接着面が平滑に仕上られる。
ついで、同心フリッチ１の間に一定の２厚さを有するシ
ート状物２を介在させ、接着剤を用いて第１図のごとく
接合し、集成フリッチを作成する。
ート状物２を介在させ、接着剤を用いて第１図のごとく
接合し、集成フリッチを作成する。
シート状物２はスライサー等の刃物で切削が可能であり
、かつ全体が均一な硬度を有するもので、例えば塩化ビ
ニール樹脂シート、ポリエチレン樹脂シート、ポリエス
テル樹脂シートなどの合成樹脂シートやゴムシートなど
が好ましく、シート状物２自体の硬度をある程度自由に
調整可能な物が好ましい。
、かつ全体が均一な硬度を有するもので、例えば塩化ビ
ニール樹脂シート、ポリエチレン樹脂シート、ポリエス
テル樹脂シートなどの合成樹脂シートやゴムシートなど
が好ましく、シート状物２自体の硬度をある程度自由に
調整可能な物が好ましい。
シート状物２の硬度調整は樹脂中に添加される可塑剤の
種類や添加量により調整する。
種類や添加量により調整する。
上記の小フリッチ１とシート状物２を接着する接着剤と
しては、−液タイプの湿気硬化型や２液タイプのウレタ
ン樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、レゾルシノー
ル樹脂、酢酸ビニール樹脂、アクリル樹脂などの接着剤
で、木材と合成樹脂、木材とゴム、木材と紙などが接着
可能な接着剤で、剥削時に刃物を損傷しない程度の硬さ
を有するものであれば良い。
しては、−液タイプの湿気硬化型や２液タイプのウレタ
ン樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、レゾルシノー
ル樹脂、酢酸ビニール樹脂、アクリル樹脂などの接着剤
で、木材と合成樹脂、木材とゴム、木材と紙などが接着
可能な接着剤で、剥削時に刃物を損傷しない程度の硬さ
を有するものであれば良い。
上記の接着剤を用いて小フリッチ１間にシート状物２を
介して集成圧締接着して所望の大きさの集成フリッチ３
を作成する。
介して集成圧締接着して所望の大きさの集成フリッチ３
を作成する。
次いで、同集成フリッチ３をスライサーやハーフロータ
リー等の切削機により接着剤層が模様となる方向から厚
さ０．２〜３．０ｍｍ程度に切削して求めるライン模様
化粧単板４を得る。
リー等の切削機により接着剤層が模様となる方向から厚
さ０．２〜３．０ｍｍ程度に切削して求めるライン模様
化粧単板４を得る。
［作 用］
この発明において、上記の構成を取るのは、集成フリッ
チ３を切削する場合、小フリッチ１間に介在させたシー
ト状物２の硬度がフリッチ１の木材よりも軟らかい場合
は、切削時の切削抵抗がシート状物２部分において木材
部分よりも小さくなるので木材部分よりも深く切削され
るとともに、シート状物２自体も圧縮されて常態よりは
厚さが薄くなった常態で切削され、その後化粧単板４中
のシート状物２部分は常態に回復するので、化粧単板４
中のシート状物２部分は木材部分よりも大きくへこんで
溝状の凹所を形成する。
チ３を切削する場合、小フリッチ１間に介在させたシー
ト状物２の硬度がフリッチ１の木材よりも軟らかい場合
は、切削時の切削抵抗がシート状物２部分において木材
部分よりも小さくなるので木材部分よりも深く切削され
るとともに、シート状物２自体も圧縮されて常態よりは
厚さが薄くなった常態で切削され、その後化粧単板４中
のシート状物２部分は常態に回復するので、化粧単板４
中のシート状物２部分は木材部分よりも大きくへこんで
溝状の凹所を形成する。
一方、シート状物２の硬度がノＪ′１フリッチ１の木材
よりも高い場合は、上記とは逆の現象により、化粧単板
４部分よりもシート状物２部分は突出し、凸状のライン
を形成することによる。
よりも高い場合は、上記とは逆の現象により、化粧単板
４部分よりもシート状物２部分は突出し、凸状のライン
を形成することによる。
［実施例］
以下、この発明の実施例を記す。
実施例 １
ブナの原木より表面に板目の現われる様に木取りした１
ａｍ飽和点以上の含水率を有する小フリッチ間に、厚さ
１ ｍｍの黒色の軟質塩化ビニールシートをフリッチの
長手方向に組み合わせ（第４図参照）、湿気硬化型のウ
レタン樹脂接着剤で集成して圧締し、幅３２ｃｍ、長さ
１９０ｃｍの集成フリッチを作成した。
ａｍ飽和点以上の含水率を有する小フリッチ間に、厚さ
１ ｍｍの黒色の軟質塩化ビニールシートをフリッチの
長手方向に組み合わせ（第４図参照）、湿気硬化型のウ
レタン樹脂接着剤で集成して圧締し、幅３２ｃｍ、長さ
１９０ｃｍの集成フリッチを作成した。
次ぎに、その集成フリッチ表面を常用のスライサーによ
り厚さ２ＩＩ１ｍに切削して塩化ビニールシート部分が
木材部分よりも凹所となった求めるライン模様の化粧単
板を得た。
り厚さ２ＩＩ１ｍに切削して塩化ビニールシート部分が
木材部分よりも凹所となった求めるライン模様の化粧単
板を得た。
実施例 ２
スギの原木より表面に板目の現われる様に木取りした繊
維飽和点以上の含水率を有する小フリッチ間に、厚さ０
．５ｍｍの褐色の半硬質ポリウレタン樹脂シートを小フ
リッチの各接合部に組み合わせ（第５図参照）、湿気硬
化型のウレタン樹脂接着剤で集成して圧締し、幅３２ｃ
ｍ、長さ１９０ｃｍの集成フリッチを作成した。 次ぎ
に、その集成フリッチ表面を常用のスライサーにより厚
さ１ｍｍに切削してウレタン樹脂シート部分が木材部分
よりも凸状となった求めるライン模様の化粧単板を得た
。
維飽和点以上の含水率を有する小フリッチ間に、厚さ０
．５ｍｍの褐色の半硬質ポリウレタン樹脂シートを小フ
リッチの各接合部に組み合わせ（第５図参照）、湿気硬
化型のウレタン樹脂接着剤で集成して圧締し、幅３２ｃ
ｍ、長さ１９０ｃｍの集成フリッチを作成した。 次ぎ
に、その集成フリッチ表面を常用のスライサーにより厚
さ１ｍｍに切削してウレタン樹脂シート部分が木材部分
よりも凸状となった求めるライン模様の化粧単板を得た
。
［発明の効果］
この発明の化粧板は、上記の様に、小フリッチを集成す
るに当り、その接合部分に木材とは硬度の異なるシート
状物を介在させているため、集成フリッチの接着剤層が
模様となる方向から切削するだけでシート状物部分が木
材部分よりへこむか突出したライン模様を有する立体的
な化粧単板が加工工程を大幅に増やすことなくかつ、莫
大な設備投資を必要とせずに提供出来る。
るに当り、その接合部分に木材とは硬度の異なるシート
状物を介在させているため、集成フリッチの接着剤層が
模様となる方向から切削するだけでシート状物部分が木
材部分よりへこむか突出したライン模様を有する立体的
な化粧単板が加工工程を大幅に増やすことなくかつ、莫
大な設備投資を必要とせずに提供出来る。
第１図はこの発明の実施例になるフリッチを示す斜視図
で、第２図はライン模様が凹所となり、第３図はライン
模様が突出した化粧単板を示す断面図である。
で、第２図はライン模様が凹所となり、第３図はライン
模様が突出した化粧単板を示す断面図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、小フリッチを接着剤を介して相互に接着して集成フ
リッチを作成後、同集成フリッチの接着剤層が模様とな
る方向から剥削して化粧単板を製造する方法において、
小フリッチを集成するに当り、同小フリッチの木材と比
較して硬さが異なりかつ、刃物で切削可能なシート状物
を小フリッチ間に介在させることを特徴するライン模様
化粧単板の製造方法。 ２、木材と比較して硬さの異なるシート状物の硬度が同
木材よりも軟らかいことを特徴とする特許請求の範囲第
１項記載のライン模様化粧単板の製造方法。 ３、木材と比較して硬さの異なるシート状物の硬度が同
木材よりも硬いことを特徴とする特許請求の範囲第１項
記載のライン模様化粧単板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20284686A JPS6357202A (ja) | 1986-08-28 | 1986-08-28 | ライン模様化粧単板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20284686A JPS6357202A (ja) | 1986-08-28 | 1986-08-28 | ライン模様化粧単板の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6357202A true JPS6357202A (ja) | 1988-03-11 |
Family
ID=16464160
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20284686A Pending JPS6357202A (ja) | 1986-08-28 | 1986-08-28 | ライン模様化粧単板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6357202A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01200904A (ja) * | 1987-09-25 | 1989-08-14 | Tomiyasu Honda | 化粧単板の製造方法 |
| JPH01200906A (ja) * | 1987-09-25 | 1989-08-14 | Tomiyasu Honda | 化粧板の製造方法 |
| JPH01200905A (ja) * | 1987-09-25 | 1989-08-14 | Tomiyasu Honda | 化粧単板 |
| JPH06198603A (ja) * | 1992-12-28 | 1994-07-19 | Noda Corp | 化粧板の製造法 |
| JPH06198605A (ja) * | 1992-12-28 | 1994-07-19 | Noda Corp | 化粧板の製造法 |
| JPH06198604A (ja) * | 1992-12-28 | 1994-07-19 | Noda Corp | 化粧板の製造法 |
| JPH06206206A (ja) * | 1993-01-12 | 1994-07-26 | Noda Corp | 化粧板の製造法 |
| JPH06210604A (ja) * | 1993-01-18 | 1994-08-02 | Noda Corp | 化粧板の製造法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5619705A (en) * | 1980-06-23 | 1981-02-24 | Asahi Fancy Plywood Co | Manufacture of marquetry floor wood for construction |
| JPS5731508A (en) * | 1980-07-31 | 1982-02-20 | Matsushita Electric Works Ltd | Manufacture of artificial decorative veneer |
-
1986
- 1986-08-28 JP JP20284686A patent/JPS6357202A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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