JPS6354846A

JPS6354846A - 負荷分散通信制御装置

Info

Publication number: JPS6354846A
Application number: JP61198609A
Authority: JP
Inventors: Kimihisa Saruta; 猿田　公壽
Original assignee: NEC Solution Innovators Ltd
Current assignee: NEC Solution Innovators Ltd
Priority date: 1986-08-25
Filing date: 1986-08-25
Publication date: 1988-03-09

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明はネットワークシステムの処理系二重化において
、資源の有効利用を図るもので、サービス端末の拡大、
障害発生時の対応、保守作業の容易性を図るために、二
重化された処理系をもつネットワークシステムを最も効
率良く制御できるよりにした負荷分散形の通信制御装置
に関する。

（従来の技術）従来の通信制御装置の二重化構成における制御方式はデ
ュプレックス構成を基本とする現用／時期方式であった
。この方式によれば通常運転時は時期系は端末へのサー
ビスは行わず現用系のみで全端末のサービスを行なって
いた。

（発明が解決しようとする間朗点）したがって、従来の通信制？ｎ装置の二重化構成は通常
運転時の時期系が端末サービス可能であるにもかかわら
ず、その時期系は現用系の停止を待つだけで時期系資源
の有効利用が図られていない。そのため、現用系の負荷
が多くコスト面において高くなっていた。また高度なサ
ービスが要求された場合、現用系のみで全端末サービス
を行っているため処理能力が足りないという欠点があっ
た。

本発明の目的は２重化構成の通信制御装置の有効利用を
図るもので、１つの処理系にかかる負担を軽減化すると
ともに障害に対しても対応が各易な負荷分散通信制御装
置を提供することにある。

（問題点を解決するための手段〕前記目的を達成するために本発明による負荷分散通信制
御装置はデータを処理する処理部、ヘルスチェック回線
より伝達される他系の状態を監視するとともに自系の状
態を他系に送出するヘルスチェック監視部、前記ヘルス
チェック監視部からの他系の状態等を記憶する回線管理
部および前記処理部におけるデータの送受信を制御する
とともに１末回線の障害検出を行ない前記回線管理部へ
通知する通信制御部からなる処理系２台と、前記ヘルス
チェック監視部からの切替指示により複数の端末回線の
切替制御を行なう回線制御部とを含み、各端末回線をそ
れぞれ対応の処理系に接続して負荷分散を行ない、いず
れかの処理系に障害が発生したとき、その端末回線を他
系の処理系に接続するように構成しである。

（実　施例〕以下、図面を参照して本発明をさらに詳しく説明する。

第１図は本発明による負荷分取通信制御装置の一実施例
を示すブロック図である。本実施例は処理系１、処理系
２および回線制御部とから構成されている。

処理系１と処理系２は内部構成が同一であるため、ここ
では処理系１の構成要素を説明する。

処理系１は端末からの電文処理を行う処理部１３、処理
系２の状態監視と処理系２へ自系の状態を通知するヘル
スチェック監視部１１、端末とのデータの送受信を制御
する通信制御部１４、およびヘルスチェック回線３０や
端末回線３３゜３４の状態を管理する回線管理部１２を
含んでいる。回線制御部は物理的な回線切替を行う装置
である。

通常の運用時は、処理系１が端末回線３３の端末サービ
スを、処理系２が端末回線３４の端末サービスをそれぞ
れ行っている。

障害発生時（ここでは処理系２を障害とする）は、処理
系ｌで端末回線３３と端末回線３４両方の端末サービス
を同時に行う。

処理系１のヘルスチェック監視部１１と処理系２のヘル
スチェック監視部２１は互いに一定間隔で自系の運用状
態を通知し合っている。また双方共、この通知が一定時
間内に到来することを監視している。この通知を一定時
間内に受信できなかった場合は、相手の系が端末サービ
スを行っている回線を引き込むかどうかを判断する。

回線管理部１２ではヘルスチェック監視部１１から相手
系（他系〕の運用状態と他系配下の端末チービス状況等
の情報を受は取り、回線管理部内の記憶領域７へ記憶す
る。

通信制御部１４は、処理部１３で処理されたデータの送
信と、端末回線３３および端末回線３４から受信したデ
ータを処理部１３へ渡す制御を行つとともに、端末回線
の障害検出を行って、回線管理部１２へ通知する。

回線制御部６は、ヘルスチェック監視部１１またはヘル
スチェック監視部２１からそれぞれ切替指示回線３１、
切替指示回線３２を介して回線切替の指示を受けると、
物理的に回線の切替を行う。

処理部１３と処理部２３は共通性を有し、処理系２の障
害の時、処理部１３が処理部２３の機能も代行できる。

また逆も同様にできる。

処理系１の通信制御部１４は端末回線３３に接続するチ
ャネル５０と端末回線３４に接続するチャネル５１を制
御する。同じように処理系２の通信制御部２４は端末回
線３３に接続するチャネル５２と端末回線３４に接続す
るチャネル５３を制御する。

通常運用時は、端末回線３３からのデータ処理を処理系
１の処理部１３で行い、端末回線３４からのデータ処理
を処理系２の処理部２３で行う。これによって、資源の
有効利用がなされ、さらに処理の負荷分散が実現できる
。

処理系２で障害が発生した場合、そのリカノくり手段と
して、第３図に示す回線管理部の記憶領域を利用し処理
系１が処理系２配下の端末サービスを行う。

処理系２の障害が発生してから、その障害を処理系１が
認識し、リカバリを行りまでと、処理系２が復旧し、通
常運用へ戻るまでを第２図、第３図４参照して説明する
。

第２図は、ヘルスチェック監視部の制御機能を示す図で
ある。

ＣＰＵ初期設定制御機能８０は自系の初期起動によ！ｌ
ｌ！！ａＪ作し、他系へ４末サービスが可能になったこ
とを通知する。さらに、他系からの運用状態通知が一定
間隔で送らルて米るかチェックするために、運用状態通
知待ち用のタイマ人（時計）を動作させ、また自系が一
定間隔で他系へ運用状態の通知を行うためのタイマＢ（
時計）を動作させる。

ヘルスチェック電文送信制御機能８１はタイマＢが停止
した時に動作し、他系へ運用状態の通知を行ってから再
びタイマＢを動作させる。

回線切替制御機能８２は、タイマ人が停止した時劾作し
、他系が障害になったことを判断し、他系への運用状態
通知をしないためにタイマＢをキャンセルする。

その後、自系・他系全回線を切替（引き込む）するよう
に回線料ｎ部６へ指示をし、さらにその旨を回線管理Ｗ
５１２へ通知する。

ヘルスチェック電文受信制御機能８３は、他系から運用
状態通知を受信した時に動作し、この通知を受は取った
ことでタイマ人をキャンセルし、初回受信の時は、口約
制御部６へ自系のみ切替（引き込む）するよう指示をす
る。再度、タイマＡを動作させる。

相手立上げ制御機能８４は、他系から端末動作が可能（
復旧）になったことを通知された時に動作し、回線管理
部へ他系端末のサービスを停止し、他系に制御を戻すこ
とを通知する。その後、自系の運用状態通知を再開する
ためタイマＢを再び動作させる。

第３図は回線管理部の記憶域を示している。

端末サービス可能通知送信表示７１は、自系立上げ後、
他系へ端末サービスが可能になったことを通知した時、
その旨を表示する。

端末サービス可能通知受信表示７２は、他系から端末サ
ービスが可能であることを通知された時、その旨を表示
する。

運用状態通知初回受信表示７３は運用状態通知が初回か
を判断するための表示で、運用状態通知があった時この
表示をする。

他系状態表示７４は、他系の運用状態を監視し、他系配
下の端末サービスが行われているかを知るためのもので
他系からの運用状態通知にしたがって表示される。

処理系２が障害になると処理系１への運用状態通知が停
止してしまりため処理系１のヘルスチェック監視部１１
で、処理系２からの運用状態通知を待つためのタイマＡ
が一定時間経過すると停止し、回線切替制御機能８２に
より処理系２の配下の端末回線３４を引き込むように切
替指示回線３１を介して回線制御部６に要求する。

回線制御部６では端末回＠３４が接続されているスイッ
チ６３をスイッチ６２へ切替える。これによって処理系
１に端末回線３４が引き込まれ、端末サービスが開始さ
れる。

処理系２が復旧すると処理系２のヘルスチェック監視部
２１ではＣＰＵ初期設定制御機能が動作し、障害が回復
して端末へのサービスが可能になったことを処理系１へ
通知する。処理系ｌではその通知を受は取ると、ヘルス
チェック監視部１１の相手立上げ制御機能８４で、回線
管理部１２へ端末回線３４の端末サービスを停止するよ
う指示をする。これによって通信制御部では、端末回線
３４からのデータの受は付けを停止する。その後、ヘル
スチェック監視部１１の相手立上げ制御機能８４では、
処理系２へ運用状態の通知を再開する。

処理系２では処理系ｌからの運用状態通知全受は取ると
処理系２のヘルスチェック監視部２１のヘルスチェック
電文受信制御機能８３が動作し、運用状態通知が初回で
あることから切替指示回線３２を介して回線制御部６へ
端末回線３４の切替（引き戻し）ｔ−要求する。回線制
御部６では端末回線３４が接続さｎているスイッチ６２
をスイッチ６３へ切替える。こ九によって端末回線３４
は処理系２の配下に接続されて端末サービスが開始され
、通常運用状態に戻る。

（発明の効果）以上、詳しく説明したように不発明によれば複数の処理
系によって負荷分散をして１末サービスを行なうよりに
構成されているのでシステム資源を効率的に使用でき、
１つの処理系の資源にかかる負荷が軽減される。また１
つの処理系の中に、現用系処理と時期系処理とを動作さ
せているため、障害発生時の対応も、容易にできるとい
う効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による負荷分散通信制御製電の実施例を
示すブロック図である。第２図はヘルスチェック監視部の制御機能を示す図、第
３図は回線管理部内の記憶域の一部を示す図である。ｌ・・・処理系１　　２・・・処理系２６・・・回線制
御部　　７・・・回線管理部の記憶域８・・・ヘルスチ
ェック監視部の制御１１．２１・・・ヘルスチェック監視部１２．２２・・
・回線管理部１３．２３・・・処理部１４．２４・・・通信制御部３０・・・ヘルスチェック回線３１・・・切替指示回線３２・・・切替指示回線　　３３・・・端末回線３４・
・・端末回線５０．５１．５２．５３・・・チャネル６０．６１，６
２．６３・・・スイッチ７１・・・端末サービス可能通
知送信表示７２・・・端末サービス可能通知受信表示７
３・・・運用状態通知初回受信表示７４・・・他系状態表示

Claims

【特許請求の範囲】

データを処理する処理部、ヘルスチェック回線より伝達
される他系の状態を監視するとともに自系の状態を他系
に送出するヘルスチェック監視部、前記ヘルスチェック
監視部からの他系の状態等を記憶する回線管理部および
前記処理部におけるデータの送受信を制御するとともに
端末回線の障害検出を行ない前記回線管理部へ通知する
通信制御部からなる処理系２台と、前記ヘルスチェック
監視部からの切替指示により複数の端末回線の切替制御
を行なう回線制御部とを含み、各端末回線をそれぞれ対
応の処理系に接続して負荷分散を行ない、いずれかの処
理系に障害が発生したとき、その端末回線を他系の処理
系に接続するように構成したことを特徴とする負荷分散
通信制御装置。