JPS6354590A - オイル・ク−ラ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 、　　この発明は２輪自動車、４輪自動車、航空機等に
使用されるオイル・クーラに関する。

この明細書において、「アルミニウム」という油には、
純アルミニウムの他にアルミニウム合金も含むものとす
る。

従来技術とその問題点 従来、この種のオイル・クーラとしては、−般に複数の
中間プレートを層状に重鵠合わせ、さらにその重ね合わ
せ方向の両端にサイド・ブレー１〜を重ね合わせること
により、複数の伝熱媒体流通管部が並列にかつ互いに連
通状に形成され、伝熱媒体流通管部どうしの間にコルゲ
ー１〜・フィンが介在させられた構成を有する積層型熱
交換器が用いられていた。ところが、従来のオイル・ク
ーラはかさが高くなるので、設置場所が限られ、その結
果冷却効率が十分ではなくなるという問題があった。た
とえば２輪自動車の場合、前輪の後方に配置されている
が、この場所には空気が有効に流れにクク、オイルの冷
却効率が十分ではないという問題があった。

また、４輪自動車の場合、エンジン・ルーム内に配回さ
れているが、最近自動車の性能向上のためにエンジン・
ルーム内には多くの機器が配置されるＪ：うになって、
スペースが狭くなってぎており、かさの高い積層型熱交
換器からなるオイル・クーラを設置する作業が面倒にな
るとともに伯の機器の設置の邪魔になり、しかもオイル
・クーラに有効に空気が流れにくく、本来の性能を発揮
できなくなるという問題があった。

この発明の目的は、上記問題を解決したオイル・クーラ
を提供することにある。

問題点を解決するための手段 この発明によるオイル・クーラは、内部にオイル通路が
設けられた偏平中空状アルミニウム押出型材製オイル・
クーラ本体と、オイル・クーラ本体の側面に設けられか
つ空気をオイル・クーラ本体の外面に沿って一方向に案
内する放熱フィンとよりなるものである。

実　　施　　例 以下、この発明の実施例について図面を参照しながら説
明する。

以下の説明において、前後は第１図を基へ１−にし、前
とは同図右側を指し、後とは同図左側を指すものとする
。また、上下おＪ：び左右は第２図を基準にし、上下と
は同図の上下を指し、左右とは同図の左右を指すものと
覆る。

第１図から第３図において、オイル・クーラ（１）は、
内部に蛇行状オイル通路（２）が設（すられた偏平中空
状アルミニウム押出型材製オイル・クーラ本体（３）と
、オイル・クーラ本体（３）の下面に、左右方向に所定
間隔をおいて一体的に設けられＩこ前後方向に伸びる複
数の放熱フィン（４）と、オイル・クーラ本体（３）の
左右両側縁に一体的に設けられかつ前後方向に伸びる自
動車等への取付部（５）と、オイル・クーラ本体（３）
の上面に、蛇行状オイル通路（２）の両端部に連通する
ように取付【ノられた入口側および出口側の２つのアル
ミニウム製管接続部材（６）とにりなる。

オイル・クーラ本体（３）は、アルミニウムから押出成
形された偏平管（１０）の両端間口がアルミニウム製瀦
（１１）で閉塞されたものである。偏平管（１０）の上
下両側壁の内面には、前後方向に伸びる多数の突条（１
２）が設けられている。また、偏平管（１０）内には、
左右方向に所定間隔をおいて前後方向に伸びる３つの隔
壁（１３）（１４）（１５）が一体向に設けられている
。左側部および右側部の隔壁（１３）（１５）の後端部
、ならびに中央部の隔壁（１４）の前端部は、それぞれ
所定長さにわたつて切除されており、この切除部を介し
て、隔壁（１３）　（１４）　（１５）に」；り左右に
隔てられた空間部が互いに連通され、蛇行状オイル通路
（２）が形成されている。また偏平管（１０）の周壁の
前後両端部内周面、左右の隔壁（１３）（１５）の前端
部おＪ：び中央部の隔壁（１４）の後端部が切削される
ことによって蓋受止部（１６）が形成され、蓋（１１）
がこれに受止められて偏平管（１０）にろう付されてい
る。

両取付部（５）には、それぞれ前後方向に所定間隔をお
いて２つのポル１〜貫通孔（１７）があけられている。

一方の管接続部材（６）は、左側の隔壁（１３）よりも
左方の部分において、偏平管（１０）の土壁の前端部に
これを貫通して接合されている。

他方の管接続部材（６）は、右側の隔壁（１５）よりも
右方の部分において、偏平？ｆｆ（１０）の土壁の前端
部にこれを貫通して接合されている。

第４図および第５図には、この考案ににるオイル・クー
ラを備えた２輪自動車が示されている。２輪自動車（２
０）はカウリング（２１）を備えている。カウリング（
２１）の一方の側面部には、オイル・クーラ（１）の取
付部（５）を除いた部分と合致する人きざの孔（２２）
があＩジられでいる。そして、オイル・クーラ（１）は
、カウリング（２１）の内側から、放熱フィン（４）の
長さ方向が２輪自動車の進行方向に対して若干傾斜した
状態で両取付部（５）がカウリング（２１）内面の孔（
２２）の＝に下山縁に沿う部分に密接しかつ放熱フィン
（４）がカウリング（２１）の外方に出るように配置さ
れ、カウリング（２１）および取付部（５）のポル１〜
貫通孔（１７）を貫通したポル１−（２３）と、その先
端にねじ嵌められたナラ１〜（２４）とによってカウリ
ング（２１）に固定されている。

そして、一方の管接続部材（６）にはオイル入口管（図
示略）が、他方の管接続部材（６）にはオイル出口管（
図示略）がそれぞれ接続されており、走行中エンジンか
ら送られてきた高温のエンジン・オイルがオーイル入口
管から管接続部材（６）を通って蛇行状オイル通路（２
）の一端部内に送り込まれ、オイル通路（２）内を他端
部側に流れ、他方の管接続部材（６）を通ってオイル出
口管内に入るようになっている。高温のオイルは、オイ
ル通路（２）内を流れる間に放熱フィン（４）から放熱
して冷却され、オイル出口管を通ってエンジンに送られ
る。

上述したオイル・クーラ（１）の使用例においては、放
熱フィン（４）の長さ方向が２輪自動車の進行方向に対
して若干傾斜したほぼ平行な状態となっているが、上記
長さ方向は進行方向と平行であってもよい。また、上記
使用例にＪ３いては、カウリング（２１）に孔（２２）
を形成し、この孔（２２）を通して放熱フィン（４）が
カウリング（２１）の外方に出るようにオイル・クーラ
（１）がカウリング（２１）に取付られているが、これ
に限らず、カウリング（２１）には管接続部材（６）が
通る孔だけを形成しておき、管接続部材（６）がこの孔
からカウリング（２１）内に入るようにオイル・クーラ
（１）をカウリング（２１）外面に沿わせて配置し、カ
ウリング（２１）に取付ｔプてもよい。ざらに、上記使
用例は２輪自動車の場合であるが、４輪自動車の場合は
、ボディの側面に、２輪自動車のノ３ウリングへの取付
けとほぼ同様にして取付ければＪ−い。

上記実施例においては、放熱フィン（４）はオイル・ク
ーラ本体（３）と一体面に設けられているが、たとえば
コルゲート・フィンのように本体とは別個に形成してこ
れを本体に接合してもよい。また、上記実施例において
は、オイル通路は蛇行状であるが、これに限るものでは
ない。

発明の効果 この発明によるオイル・クーラは、内部にオイル通路が
設（プられた偏平中空状アルミニウム押出型材製オイル
・クーラ本体と、オイル・クーラ本体の側面に設けられ
かつ空気をオイル・クーラ本体の外面に沿って一方向に
案内する放熱フィンとよりなるものであるから、従来の
オイル・クーラに比べてかさが低くなる。したがって、
設置場所も狭くてすむので、他の機器の邪魔をしたり、
あるいは邪魔されたりすることなく充分な冷却効果が得
られる場所に設置することが可能になる。２輪自動車の
場合には、放熱フィンにより案内される空気の方向が、
進行方向と平行またはほぼ平行となるように）ｊウリン
グの側面に取付【プることが可能になり、走行中空気が
効率良く放熱フィンに当たり、オイルの冷却効率も優れ
たものとなるとともにかさが低いために走行中の抵抗も
小さくなる。また、４輪自動車の場合には、放熱フィン
により案内される空気の方向が、進行方向と平行または
ほぼ平行どなるようにボディの側面に取付Ｉプることか
可能になり、走行中空気が効率良く放熱フィンに当たり
、オイルの冷却効率も優れたものとなるとともにがさが
低いために走行中の抵抗も小さくなる。しかも、エンジ
ン・ルーム内に設置する場合と比べて設置作業が容易に
なる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明のよるオイル・クーラを示す一部切欠
き平面図、第２図は同正面図、第３図は第２図の■−■
線にそう拡大断面図、第４図はこの発明によるオイル・
クーラを備えた２輪自動車を示す斜視図、第５図は第４
図のＶ−一　　８　− Ｖ線にそう拡大断面図である。 （１）・・・オイル・クーラ、（２）・・・オイル通路
、（３）・・・オイル・クーラ本体、（４）・・・放熱
フィン。 以　　上

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 内部にオイル通路が設けられた偏平中空状アルミニウム
   押出型材製オイル・クーラ本体と、オイル・クーラ本体
   の側面に設けられかつ空気をオイル・クーラ本体の外面
   に沿って一方向に案内する放熱フィンとよりなるオイル
   ・クーラ。