JPS635306B2 - - Google Patents

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JPS635306B2
JPS635306B2 JP56018257A JP1825781A JPS635306B2 JP S635306 B2 JPS635306 B2 JP S635306B2 JP 56018257 A JP56018257 A JP 56018257A JP 1825781 A JP1825781 A JP 1825781A JP S635306 B2 JPS635306 B2 JP S635306B2
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JP
Japan
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transistor
battery
lamp
engine
resistor
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JP56018257A
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JPS57134348A (en
Inventor
Sadashi Nagai
Masaharu Nishitani
Kazuo Yukitomo
Tadashi Iwamoto
Shizuo Tsunoda
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U Shin Ltd
Matsuda KK
Original Assignee
Yuhshin Co Ltd
Matsuda KK
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Publication date
Application filed by Yuhshin Co Ltd, Matsuda KK filed Critical Yuhshin Co Ltd
Priority to JP56018257A priority Critical patent/JPS57134348A/ja
Publication of JPS57134348A publication Critical patent/JPS57134348A/ja
Publication of JPS635306B2 publication Critical patent/JPS635306B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/36Arrangements for testing, measuring or monitoring the electrical condition of accumulators or electric batteries, e.g. capacity or state of charge [SoC]
    • G01R31/3644Constructional arrangements
    • G01R31/3647Constructional arrangements for determining the ability of a battery to perform a critical function, e.g. cranking

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Tests Of Electric Status Of Batteries (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はエンジン始動時のクランキング電圧の
値によりバツテリ容量の低下を検出して表示する
車両電源警報システムに関する。
従来より、自動車等の車両に搭載されるバツテ
リにおいて、バツテリ容量が低下したことを検出
するには、一定の負荷を接続したときのバツテリ
の出力電圧を検出したり、バツテリ液の比重を測
定して検出するようにしていた。
上記のように、バツテリの出力電圧を検出して
バツテリの容量低下を検出する場合は、エンジン
のキースイツチをオンさせると、バツテリにはラ
ジオやカーステレオ、その他の電装品からなる負
荷が接続されるが、これらの負荷に流れる電流は
時々刻々変化しており、バツテリの負荷条件は一
定しない。このため、バツテリの出力電圧をメー
タ等により表示させても、バツテリ容量の低下を
正確に表示するのは困難であつた。
一方、バツテリ液の比重を測定してバツテリ容
量の低下を検出する場合は、バツテリ液の比重を
検出して表示するのが困難であるうえに、バツテ
リはそのバツテリ液の温度によつてその容量が変
化するため、バツテリ液の比重もしくはバツテリ
の出力電圧が夏期と冬期で同じ値を有していて
も、バツテリ液の温度が高い夏期にはエンジンが
始動するが、バツテリ液の温度が低い冬期にはエ
ンジンが始動しない場合が生ずる。
本発明は自動車等の車両に搭載されるバツテリ
の容量低下を検出する場合における上記事情に鑑
みてなされたものであつて、確実にバツテリの容
量低下を表示し得るようにした実用的な車両電源
警報システムを提供することを目的としている。
このため、本発明は、キースイツチがオン位置
にあるときのバツテリの出力電圧がエンジン始動
可能なクランキング電圧に対応して定めた設定値
よりも小さくなつたことを検出してバツテリの容
量低下信号を出力する電源電圧検出回路と、該電
源電圧検出回路から上記容量低下信号が出力され
たとき表示信号を出力するとともに容量低下信号
が停止されてから一定時間継続して表示信号を出
力する記憶回路と、該記憶回路から上記表示信号
を受けてバツテリ容量の低下を知らせる表示回路
とを備え、エンジン始動時にはクランキング電圧
の低下を検出してバツテリ容量の低下を知らせる
ようにしたことを特徴としている。
以下、添付図面を参照して本発明を詳細に説明
する。
第1図において、1は本発明に係る車両電源警
報システムの回路を組み込んだプリント基板、2
はクランキング時のバツテリBの出力電圧が車両
(図示せず。)のエンジンを始動できなくなる直前
のクランキング電圧となつたときに点灯して黄色
の光を発する黄ランプ、3はクランキング時のバ
ツテリBの出力電圧が車両のエンジンを始動でき
ないクランキング電圧となつたときに点灯して赤
色の光を発する赤ランプ、4はこれら黄ランプ2
および赤ランプ3の断芯を検出する断芯チエツク
回路、5は点灯時に緑色の光を発して上記黄ラン
プ2および赤ランプ3が断芯していないことを知
らせる緑ランプである。6はキースイツチ、7は
チヨークリレーのリレー接点である。
上記プリント基板1は、電源端子11、アース
端子12、ランプ端子13,14,15およびリ
レー接点7の接続端子16を有する。
上記電源端子11と負極が接地された車載のバ
ツテリBの正極との間にはキースイツチ6が接続
され、アース端子12は接地される。
なお、上記キースイツチ6は、基本的には、オ
フ(OFF)位置、オン(ON)位置、およびスタ
ータ(ST)位置を有する周知の接点構造を有す
るものである。そして、上記キースイツチ6は、
オン位置では、バツテリBの正極をプリント基板
1の電源端子11に接続する。そして、スタータ
位置では、上記キースイツチ6は、バツテリBの
正極をプリント基板1の電源端子11とスタータ
(図示せず。)とに接続する。
一方、プリント基板1内では、上記電源端子1
1およびアース端子12には夫々電源ライン17
およびアースライン18が接続される。
上記電源ライン17とアースライン18との間
には、上記電源ライン17に乗る雑音を吸収する
ためのコンデンサC0およびダイオードD0が接続
される。
抵抗R1、半固定抵抗R2、抵抗R3,R4およびト
ランジスタQ1は、エンジン始動時のバツテリB
の出力電圧(クランキング電圧)がエンジンを始
動できなくなる直前の値E1となつたことを検出
する電源電圧検出回路を構成する。
上記抵抗R1と半固定抵抗R2とは電源ライン1
7とアースライン18との間に直列に接続され、
これら抵抗R1と半固定抵抗R2との接続点J1とト
ランジスタQ1のベースとの間には抵抗R3が、ま
た、トランジスタQ1の上記ベースとアースライ
ン18との間には抵抗R4が夫々接続される。
なお、上記半固定抵抗R2は、エンジン始動時
のバツテリBのクランキング電圧が上記値E1
下となつたときに、エミツタを接地した上記トラ
ンジスタQ1がオフするように、上記接続点J1
電位を設定するためのものである。
上記トランジスタQ1のコレクタと電源ライン
17との間には抵抗R5が接続される。
ダイオードD1、コンデンサC1および上記抵抗
R5は、トランジスタQ1がオフとなつたときに、
上記抵抗R5およびダイオードD1を通して上記コ
ンデンサC1を充電し、バツテリBのクランキン
グ電圧がエンジンを始動することができなくなる
直前の値E1よりも低くなつたことを記憶する記
憶回路を構成する。
上記抵抗R5はトランジスタQ1のコレクタと電
源ライン17との間に接続され、上記ダイオード
D1はそのアノードがトランジスタQ1のコレクタ
に接続され、また、コンデンサC1は上記ダイオ
ードD1のカソードとアースライン18との間に
接続される。
抵抗R6,R7,R8,R9,R10およびトランジス
タQ2,Q3は、上記コンデンサC1に充電された電
荷の放電時間を利用して、黄ランプ2を一定時
間、点灯させる表示回路を構成する。
上記抵抗R6,R7の各一端は相互に接続され、
抵抗R6の他端はダイオードD1のカソードに、ま
た、抵抗R7の他端はトランジスタQ2のベースに
夫々接続される。
上記トランジスタQ2のベースとアースライン
18との間には抵抗R8が接続され、トランジス
タQ2のエミツタとアースライン18との間およ
びトランジスタQ2のコレクタと電源ライン17
との間には夫々抵抗R9およびR10が接続される。
一方、トランジスタQ3のエミツタ、ベースお
よびコレクタは夫々アースライン18、トランジ
スタQ2のエミツタおよびランプ端子13に接続
され、該ランプ端子13と電源端子11との間に
は、黄ランプ2が接続される。
抵抗R11、半固定抵抗R12、抵抗R13,R14、コ
ンデンサC2およびトランジスタQ4は、エンジン
始動時のバツテリBのクランキング電圧がエンジ
ンを始動できなくなる値E2よりも小さくなつた
ことを検出とする電源電圧検出回路を構成する。
上記抵抗R11と半固定抵抗R12とは電源ライン
17とアースライン18との間に直列に接続さ
れ、これら抵抗R11と半固定抵抗R12との接続点J2
とトランジスタQ4のベースとの間には抵抗R13
が、また、トランジスタQ4の上記ベースとアー
スライン18との間には抵抗R14が夫々接続され
る。
上記半固定抵抗R12は、エンジン始動時のバツ
テリBのクランキング電圧が上記値E2以下とな
つたときに、エミツタを接地した上記トランジス
タQ4がオフするように、上記の接続点J2の電位
を設定するためのものである。
上記トランジスタQ4、抵抗R13,R14,R15およ
びコンデンサC2からなる回路は周知のミラー積
分回路の構成を有しており、上記トランジスタ
Q4のコレクタと電源ライン17との間には抵抗
R15が接続され、上記トランジスタQ4のベースと
コレクタとの間にはコンデンサC2が接続される。
ダイオードD2およびコンデンサC3は、バツテ
リBのクランキング電圧がエンジンを始動するこ
とができなくなる値E2よりも低くなつたことを
記憶する記憶回路を構成する。
上記ダイオードD2のアノードはトランジスタ
Q4のコレクタに接続され、また、コンデンサC3
は上記ダイオードD2のカソードとアースライン
18との間に接続される。
抵抗R16,R18,R19,R20およびトランジスタ
Q9,Q5は、上記コンデンサC3に充電された電荷
の放電時間を利用して、赤ランプ3を一定時間、
点灯させる表示回路を構成する。
上記抵抗R16はダイオードD2のカソードとトラ
ンジスタQ9のベースとの間に接続され、該ベー
スとアースライン18との間には、抵抗R18が接
続される。
上記トランジスタQ9のエミツタとアースライ
ン18との間およびトランジスタQ9のコレクタ
と電源ライン17との間には夫々抵抗R19および
R20が接続される。
一方、トランジスタQ5のエミツタ、ベースお
よびコレクタは夫々アースライン18、トランジ
スタQ9のエミツタおよびランプ端子14に接続
され、該ランプ端子14と電源端子11との間に
は赤ランプ3が接続される。
トランジスタQ5のコレクタには、該トランジ
スタQ5がオンとなつたときに、コンデンサC1
電荷を急速に放電させて黄ランプ2を消灯させる
ためのダイオードD3のカソードを接続しており、
上記ダイオードD3のアノードは抵抗R6とR7との
接続点に接続される。
上記の黄ランプ2および赤ランプ3のフイラメ
ント(図示せず。)の断芯は、トランジスタQ6
ダイオードD4,D5および抵抗R21,R22,R23
R24等からなる断芯チエツク回路4により行われ
る。
上記トランジスタQ6はpnp型のトランジスタで
あつて、そのエミツタは電源ライン17に接続さ
れ、ベースと電源ライン17との間には抵抗R21
が、また、上記ベースとダイオードD5のアノー
ドとの間には抵抗R22が夫々接続される。
ダイオードD4のカソードおよび上記ダイオー
ドD5のカソードは夫々トランジスタQ3のコレク
タおよびトランジスタQ5のコレクタに接続され、
これらダイオードD4およびD5のアノードは相互
に接続される。
また、上記ダイオードD4のカソードとアース
ライン18との間には抵抗R23が接続され、いま
一つのダイオードD5のカソードとアースライン
18との間には抵抗R24が接続される。
トランジスタQ6のコレクタと、リレー接点7
の接続端子16にカソードを接続したダイオード
D6のアノードとの間には、抵抗R25と抵抗R26
を直列に接続するとともに、これら抵抗R25と抵
抗R26との接続点と電源ライン17との間にはコ
ンデンサC4を接続している。
上記接続端子16とアースとの間にはリレー接
点7が接続される。
上記トランジスタQ6のコレクタは、抵抗R27
介してpnp型のトランジスタQ7のベースに接続さ
れる。
上記トランジスタQ7は、黄ランプ2もしくは
赤ランプ3に断芯があつたときにトランジスタ
Q8をオフさせるためのトランジスタであつて、
そのエミツタは電源ライン17に接続され、その
ベースと電源ライン17との間には抵抗R28が接
続される。
また、上記トランジスタQ7のコレクタとトラ
ンジスタQ8のベースとの間には抵抗R29が、トラ
ンジスタQ8のベースとアースライン18との間
には抵抗R30が夫々接続される。
上記トランジスタQ8は緑ランプ5を駆動する
トランジスタであつて、そのエミツタおよびコレ
クタは夫々アースライン18およびランプ端子1
5に夫々接続される。
上記緑ランプ5はランプ端子15と電源端子1
1との間に接続される。
次に第1図の動作を説明する。
エンジン始動時におけるバツテリBのクランキ
ング電圧をEcとすると、エンジンが確実に始動す
る場合はEc>E1となり、エンジンが始動できな
くなる直前ではE1EcE2、エンジンが全く始
動できない場合はE2>Ecとなる。
以下、〔Ec>E1の場合〕、〔E1EcE2の場合〕
および〔E2>Ecの場合〕に分けて第1図の動作
を説明する。
〔Ec<E1の場合〕 エンジン始動のため、先ず、キースイツチ6の
キー(図示せず。)をオン(ON)位置まで回動
させると、第2図のキースイツチ6の動作に示す
ように、上記キースイツチ6がオンし、第1図の
回路および車両の各種電装品にはバツテリBから
供電が行われる。
このときの上記バツテリBの出力電圧をEON
すると、EON>Ec>E1であるから、トランジスタ
Q1およびQ2はいずれもオンし、コンデンサC1
よびC3には充電は行われず、従つて、トランジ
スタQ3およびQ5はいずれもオフ状態となる。
一方、キースイツチ6の上記オンにより、第2
図のリレー装点7の動作に示すように、チヨーク
リレーのリレー接点7がオンし、ダイオードD6
のカソードが接地される。
このとき、黄ランプ2および赤ランプ3がいず
れも断芯していないときは、上記のように、トラ
ンジスタQ3およびQ5がオフしていることから、
ダイオードD4およびD5のカソードの電位は上記
のEON近くまで引き上げられており、これらダイ
オードD4およびD5はいずれもオフで、トランジ
スタQ6はオフとなり、トランジスタQ7にはベー
ス電流が流れてオンする。
トランジスタQ7がオンすると、そのコレクタ
電流の一部がトランジスタQ8のベースに流れ込
んでトランジスタQ8がオンし、第2図の緑ラン
プ5の動作に示すように、緑ランプ5が点灯す
る。
なお、上記の黄ランプ2もしくは赤ランプ3の
いずれか一方、例えば黄ランプ2が断線している
場合は、ダイオードD4はそのカソードが抵抗R23
を通して接地されてオンする。このため、トラン
ジスタQ6はオンし、トランジスタQ7およびQ8
オフとなつて緑ランプ5は消灯したままとなり、
車両の運転者は上記の黄ランプ2もしくは赤ラン
プ3の少くとも一方が断芯していることを知るこ
とができる。
黄ランプ2もしくは赤ランプ3が断芯している
か否かを上記のようにして確認した後、キースイ
ツチ6のキーをスタータ(ST)位置まで回動さ
せると、第2図のスタータの動作に示すように、
スタータ(図示せず。)がオンしてエンジンのク
ランキングが行われる。
この場合、バツテリBのクランキング電圧Ec
は、Ec>E1であるから、エンジンは確実に始動
する(第2図のスタータの動作参照)が、トラン
ジスタQ1,Q4はオンのままであり、コンデンサ
C1,C3には充電が行われず、黄ランプ2および
赤ランプ3はいずれも点灯しない(第2図の黄ラ
ンプ2および赤ランプ3の動作参照)。
上記のようにエンジンが始動すると、リレー接
点7はオフする(第2図のリレー接点7の動作参
照)。
リレー接点7のオフにより、コンデンサC4
チヤージされていた電荷が第1図の矢印A0で示
すループで流れて放電し、トランジスタQ7は上
記電荷の放電がほぼ完了するまでオン状態を保持
するため、緑ランプ5は、第5図の緑ランプ5の
動作に示すように、上記リレー接点7のオフ後、
しばらくして消灯する。
〔E1EcE2の場合〕 キースイツチ6のオンからエンジンのクランキ
ングまでの第1図の回路の動作は、第3図に夫々
示すように、〔Ec>E1の場合〕と同一である。
今、キースイツチ6のキーをオン(ON)位置
からスタータ(ST)位置に回動させてエンジン
のクランキングを行うと、バツテリBの出力電圧
はEONからEcまで低下するが、EcはE1EcE2
あるから、第1図の接続点J1の電位位は、トラン
ジスタQ1をオフさせる電位まで低下する。
このため、トランジスタQ1はオフし、コンデ
ンサC1には、抵抗R5とダイオードD1を通して、
バツテリBから充電が行われる。
上記充電により、コンデンサC1のダイオード
D1側の電極の電位が上昇すると、トランジスタ
Q2,Q3がオンし、第3図の黄ランプ2の動作に
示すように、黄ランプ2が点灯し、バツテリBの
容量が車両のエンジンを辛うじて始動させる程度
(2回ないし3回、クランキングを行える程度)
まで低下したことを知らせる。
一方、上記のクランキングによつても、バツテ
リBのクランキング電圧Ecは、(E1)EcE2
あることから、第1図の接続点J2の電位はトラン
ジスタQ2をオフさせる電位までは低下せず、上
記トランジスタQ4はオン状態を保有することか
ら、上記コンデンサC3には充電は行われず、赤
ランプ3は点灯しない。
スタータのオンにより、エンジンがクランキン
グされて始動するとリレー接点7がオフし、その
後、スタータ位置に回動させたキースイツチ6の
のキーを離すとキースイツチ6はオン位置に自動
戻りにしてスタータがオフする(第3図のスター
タおよび赤ランプ3の動作参照)。
上記のようにエンジンが始動すると、バツテリ
Bの出力電圧はEcからEONに復帰し、トランジス
タQ1は再びオンしてコンデンサC1への充電が停
止される。
上記コンデンサC1の電荷は抵抗R6,R7および
R8を通して放電し、その放電電流が小さくなる
と、トランジスタQ2のエミツタの電位が低くな
つてトランジスタQ3がオフし、第3図の黄ラン
プ2の動作に示すように、黄ランプ2は消灯す
る。
〔E2>Ecの場合〕 この場合は、第4図のキースイツチ6およびリ
レー接点7の動作に夫々示すように、キースイツ
チ6をオンとしてリレー接点7をオンとした後、
第4図のスタータの動作に示すように、スタータ
をオンさせてクランキングを行うと、バツテリB
のクランキング電圧EcはE2(<E1)よりも低下す
るから、トランジスタQ1がオフするとともに、
第1図の接続点J2の電位は、トランジスタQ4
オフさせる電位まで低下する。
しかしながら、上記トランジスタQ4は、その
ベースとコレクタ間にコンデンサC2が接続され
ているため、ミラー積分回路の増巾器として動作
し、上記トランジスタQ4のコレクタの電位は、
ほぼ直線的に上昇する。
従つて、コンデンサC3の充電時間はコンデン
サC1の充電時間よりも遅れ、第4図の緑ランプ
5、黄ランプ2および赤ランプ3の動作に示すよ
うに、黄ランプ2に給電が行われる時点から0.5
秒程度の短い時間遅れτ0の後にトランジスタQ9
Q5がオンして、赤ランプ3が点灯し、バツテリ
Bの容量が車両のエンジンを始動させることが不
可能な程度まで低下したことを知らせる。
なお、このとき、トランジスタQ5のオンによ
り、ダイオードD3のカソードが接地されるので
トランジスタQ2,Q3はオフすると共にコンデン
サC1の電荷は、ダイオードD3、トランジスタQ5
を通る矢印A1の経路を通して急速に放電する。
このため、黄ランプ2には、短い時間τ0だけ給
電が行われることになり、上記黄ランプ2は殆ん
ど発光しない。
上記のように、赤ランプ3が点灯した状態でス
タータをオンとしてクランキングを行つても、
E2>Ecであるからエンジンは始動せず、リレー
接点7もオンし続ける。
上記赤ランプ3は、第4図のスタータおよび赤
ランプ3の動作に示すように、最後のクランキン
グを行つてスタータをオフとした時点でトランジ
スタQ4が再びオンし、そのコレクタ電位の下降
時間とコンデンサC3の放電時間とによる遅れτ1
後に、トランジスタQ9,Q5がオフとなつて消灯
する。
なお、トランジスタQ5がオフすると、この時
点ではトランジスタQ3もオフしているため、ト
ランジスタQ6がオフし、第4図のリレー接点7
の動作に示すように、緑ランプ5が再び点灯する
ことになる。
以上のようにして、黄ランプ5もしくは赤ラン
プ3が点灯するか否かにより、バツテリBの容量
低下を確実に警告することができる。
ちなみに、本発明者等が60Ahの公称容量を有
するバツテリを使用して、バツテリ液の比重に対
する上記バツテリの無負荷時の出力電圧EO、キ
ースイツチ6のキーをオン位置とした時の出力電
圧EONおよびクランキング電圧Ecを夫々測定した
ところ、第5図に示すような結果を得た。
上記の結果に基づき、エンジンが始動できなく
なる直前のクランキング電圧E1をE1=7.45ボル
ト、エンジンが始動できなくなつた直後のクラン
キング電圧E2をE2=6.15ボルトとし、Ec7.45で
第1図のトランジスタQ1がオフするように半固
定抵抗R2を調整する一方、Ec6.15でトランジス
タQ4がオフするように半固定抵抗R12を調整し、
第1図の回路の動作テストを行つた。
上記動作テストの結果、黄ランプ2および赤ラ
ンプ3のいずれも点灯しないときはエンジンは確
実に始動し、黄ランプ2が点灯して赤ランプ3が
点灯しないとき(第5図からバツテリ液の比重が
ほぼ1.135ないし1.12の間にあるとき)はエンジ
ンの始動がやや困難となり、赤ランプ3が点灯し
たときはエンジンの始動は不可能となり、第1図
の回路は正常に機能することを確認した。
なお、上記の黄ランプ2、赤ランプ3および緑
ランプ5を車両に実装する場合、例えば第6図に
示すように、透明なプラスチツク等の材料からな
る四角形状のスクリーン21の前面に、小形の立
方体の相隣る三面部分の形状を有するレンズ2
2,22,…を多数、規則的に配列したレンチキ
ラー23の背後に、上記黄ランプ2、赤ランプ3
および緑ランプ5が正三角形の頂点位置をなすよ
うに配列すれば、第7図に示すように、黄ランプ
2、赤ランプ3もしくは緑ランプ5の光が上記レ
ンズ22,22,…で平行光線となつて前方に透
過させることができる。
このようにすれば、黄ランプ2もしくは赤ラン
プ3の点灯により、第8図aもしくはbに示すよ
うに、スクリーン23の中央に点灯したランプが
発する光と同色の光透過部分24が現われ、スク
リーン21の前面に透過してくる光の色により、
バツテリBの容量を一目瞭然に表示することがで
きる。
以上の説明において本発明の基本的な実施例に
ついて説明したが、本発明は上記実施例に限定さ
れるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々
の構成とすることができる。
以上、詳細に説明したことからも明らかなよう
に、本発明はキースイツチがオン位置にあるとき
のバツテリの出力電圧がエンジン始動可能なクラ
ンキング電圧に対応して定めた設定値よりも小さ
くなつたことを検出してバツテリの容量低下を表
示するようにしたから、クランキング時のバツテ
リの負荷変動によるクランキング電圧の変動は殆
んどなく、バツテリの容量の表示を簡単かつ確実
に行うことができ、実用上、極めて有利な車両電
源警報システムを得ることができる。
また、車両の走行中に発電機の端子が外れてバ
ツテリの充電が行われなくなつた場合や、充電量
よりも放電量が大きくなり、バツテリの出力電圧
が低下したことを検出表示できる利点も有してい
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る車両電源警報システムの
回路図、第2図はバツテリの容量低下が少ないと
きの第1図の回路の動作説明図、第3図はバツテ
リの容量がエンジンを始動させるのが困難となる
まで低下したときの第1図の回路の動作説明図、
第4図はバツテリの容量がエンジンを始動させる
のが不可能となるまで低下したときの第1図の回
路の動作説明図、第5図は負荷をパラメータとし
てバツテリ液の比重に対する出力電圧を測定した
場合の特性図、第6図は第1図の車両電源警報シ
ステムの表示装置の一例を示すスクリーンの平面
図、第7図は第6図の動作説明図、第8図aおよ
びbは夫々黄ランプおよび赤ランプが点灯した場
合の表示装置のスクリーンの説明図である。 1……プリント基板、2……黄ランプ、3……
赤ランプ、4……断芯チエツク回路、5……緑ラ
ンプ、6……キースイツチ、7……リレー接点、
B……バツテリ、Q1,Q2,…,Q9……トランジ
スタ、C0,C1,…,C4……コンデンサ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 キースイツチがオン位置にあるときのバツテ
    リの出力電圧がエンジン始動可能なクランキング
    電圧に対応して定めた設定値よりも小さくなつた
    ことを検出してバツテリの容量低下信号を出力す
    る電源電圧検出回路と、該電源電圧検出回路から
    上記容量低下信号が出力されたとき表示信号を出
    力するとともに容量低下信号が停止されてから一
    定時間継続して表示信号を出力する記憶回路と、
    該記憶回路から上記表示信号を受けてバツテリ容
    量の低下を知らせる表示回路とを備え、エンジン
    始動時にはクランキング電圧の低下を検出してバ
    ツテリ容量の低下を知らせるようにしたことを特
    徴とする車両電源警報システム。
JP56018257A 1981-02-09 1981-02-09 Power-source alarm system for car Granted JPS57134348A (en)

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JPS5288736A (en) * 1976-01-20 1977-07-25 Toyota Motor Co Ltd Battery capacity indicating device

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