JPS6351363A - アミノ基を有するジフエニ−ル化合物の製造方法 - Google Patents

アミノ基を有するジフエニ−ル化合物の製造方法

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JPS6351363A
JPS6351363A JP61194088A JP19408886A JPS6351363A JP S6351363 A JPS6351363 A JP S6351363A JP 61194088 A JP61194088 A JP 61194088A JP 19408886 A JP19408886 A JP 19408886A JP S6351363 A JPS6351363 A JP S6351363A
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Japan
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ether compound
reaction
halogen
chlorine
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JP61194088A
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English (en)
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Suketaka Harada
原田 祐貨
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TEKUKEMU KK
Original Assignee
TEKUKEMU KK
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Publication date
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、アミノ基を有するジフェニールエーテル化合
物、即ち、3.3゛ −ジアミノジフェニールエーテル
、4.4゛ −ジアミノジフェニールエーテル、3,4
,4° −トリアミノジフェニールエーテル、3. 4
. 3’ 、  4° −テトラアミノジフェニールエ
ーテル、3. 5. 3°、5゛ −テトラアミノジフ
ェニールエーテル、3. 5. 3’、4−テトラアミ
ノジフェニールエーテル、および3,4,5.3′,4
′,5° −ヘキサアミノジフェニールエーテルなどの
製造方法に関する。
(従来の技術とその問題点) (3,3’  −ジアミノジフェニールエーテル〕3.
3“ −ジアミノジフェニールエーテルは、耐薬品性、
耐熱性や強度などの物性面ですぐれた芳香族ポリアミド
あるいはポリイミドなどの高分子原料として、注目され
ており、また、耐熱性エポキシ樹脂の硬化剤として、重
要であり、注目されている。しかし、これら高分子原料
として使用されるためには、高純度で、かつ安価である
ことが必要である。
3.3° −ジアミノジフェニールエーテルの合成法と
してはm−ニトロフェノールあるいはm−アミノフェノ
ールと、m−ニトロハロゲノベンゼンあるいはm−アミ
ノハロゲノベンゼンを縮合させ、得られる縮合物のニト
ロ基を還元して、目的物を得る方法は、公知であるが、
縮合収率が極めて低く、また、この方法による時の原料
化合物は、いずれも、高価で、合成も容易でないので、
実用に供し難い。ニトロハロゲノベンゼンを、アルカリ
金属、またはアルカリ土類金属の亜硝酸塩と、相間移動
触媒、極性有機溶剤、金属銅、または、24合物触媒、
あるいは、脂肪族カルボン酸のアルカリ金属塩などを存
在させて、ジニトロジフェニールエーテルを合成せんと
する試みがあり、(例えば、特開昭53−90230.
特開昭54−55536.特開昭54−55537.特
開昭5’5−69542.特開昭56−32439.特
開昭56−164146.特開昭56−161354な
ど)、また、ニトロハロゲノベンゼンを苛性アルカリと
イソプロピルアルコールやジメチルスルフォキサイド、
あるいはテトラメチレンスルフォンなどの極性溶剤の存
在下に反応させて、ジニトロジフェニールエーテルを得
んとする試みもあるが、(例えば、特開昭53−128
30.西ドイツ国特許1290147など)、いずれも
、ニトロ基のm−位ハロゲンのあるm−ニトロハロゲノ
ベンゼンを原料とする時は、収率が極めて低く、原料も
入手し難い。
このため、工業的には、m−アミノフェノールを、メタ
アニール酸のアルカリ溶融によって製造する際の副生重
質分中に含まれる3、3° −ジアミノジフェニールエ
ーテルを、分離精製して、回収する方法による製品が市
販されているが、元来副生物からの回収のため、分離精
製に多大のユーティリティーを要し、コスト高となる他
、分離精製の困難な不純物、異性体の混入による純度低
下が問題となり、その生産量は、m−アミノフェノール
の製造量により、制約をうけ、少量の需要を賄うことは
出来ても、工業的に多量の需要を充足出来ず、工業的に
不利である。3,3゛  −ジアミノジフェニールエー
テルは、高分子材料の原料として、優れた性質を有する
ため、需要の増大に対処出来る、高純度で、安価な、製
造方法が求められてきたが、未だ解決されていない。
〔4,4” −ジアミノジフェニールエーテル〕4.4
゛  −ジアミノジフェニールエーテルは、耐薬品性、
耐熱性や強度などの物性面ですぐれた芳香族ポリアミド
、ポリアミドイミド、あいはポリイミドなどの高分子原
料として、注目されており、また、耐熱性エポキシ樹脂
や耐熱性ウレタンなどの架橋剤として重要であり、注目
されている。
しかし、これら高分子原料として使用されるためには、
高純度で、かつ安価であることが必要である。
従来、4,4” −ジアミノジフェニールエーテルの合
成法としては、フェノールのニトロ化によって得られる
p−二トロフェノールと、クロルベンゼンのニトロ化に
よって得られるp−ニトロクロロベンゼンとを、銅触媒
などのよって、縮合させ、次いで、得られる4、4′ 
 −ジニトロジフェニールエーテルを還元する方法が知
られている。
(例えば、特公昭42−14619.特公昭47−18
101.特開昭55−45635、J、 Org、Ch
em、+  27巻、4098 (1962)、特開昭
56−161354.特公昭44−6811.特開昭5
6−22752.特開昭54 88226゜Metid
y  Po1uch、 Khum、 Reactivo
v Prep、 No、  23.45  (1971
)など)。     ゛また、4.4゛  −ジアミノ
ジフェニールエーテルの合成法として、p−ニトロフェ
ノール、あるいはp−アミノフェノールと、p−ニトロ
ハロゲノベンゼン、あるいはp−アミノハロゲノベンゼ
ンを縮合させ、得られる縮合物のニトロ基を還元して、
目的物を得る方法は公知であり、縮合収率も比較的良好
であり、p−アミノフェノール、あるt)はN−アセチ
ル−p−アミノフェノールと、p−ニトロハロゲノベン
ゼンとの縮合を、ジメチルフォルムアマイドの存在下に
行う方法(特公昭55−40573.特開昭59−80
641など)も提案されている。
ニトロハロゲノベンゼンを、アルカリ金属、またはアル
カリ土類金属の亜硝酸塩と、相間移動触媒、極性有機溶
剤、金属銅、または胴回がうぶつ触媒、あるいは脂肪族
カルボン産のアルカリ金属塩などを存在させて、ジニト
ロジフェニールエーテルを合成せんとする試みがあり、
(例えば、特開昭53−84926.特開昭53−90
230゜特開昭54−55536.特開昭54−555
37、特開昭55−69542.特開昭56〜3243
9、特開昭56−164146.特開昭56−1613
54.西ドイツ国特許2547037゜など)、または
、ニトロハロゲノベンゼンを苛性アルカリや炭酸カリウ
ムとイソプロピルアルコールやジメチルスルフォキサイ
ド、あるいはテトラメチレンスルフォンなどの極性溶剤
の存在下に反応させて、ジニトロジフェニールエーテル
を得んとする試みもある。(例えば、特公昭44−14
334、特開昭53−12830.西ドイツ国特許12
90147.ルーマニア国特許60096゜72335
、および67852など)、また、ジニトロジフェニー
ルエーテルの還元によるジアミノジフェニールエーテル
の合成については、ラネイー/ニッケル触媒、白金族系
触媒を用い、シナミド、ジシアンジアミド、エチレング
リコールアルキルエーテル類、環状エーテル類、脂肪族
エステル類、ジメチルフォルムアマイドなどの極性溶剤
の存在下に水添還元する方法(特開昭56−22752
、特公昭48−27297.特開昭58−159447
.特開昭54−106439.特開昭54−88228
.特開昭57−176935など)が提案されている。
しかしながら、これらの方法は、p−ニトロハロゲノベ
ンゼンやp−アミノフェノールなどの各原料化合物の製
造工程において、種々副生物が多量に生成するため、目
的物質の収率と選択性が極めて悪く、また、原料中の異
性体をはじめとする不純物の存在は、目的物質の純度低
下をもたらし、目的物の精製を十分に行う必要があるが
、これらの精製は一般に困難な場合が多い。また、副生
物には十分な工業的用途の有効に利用することが出来な
いものも多量にあり、目的物質を多量に工業生産する場
合に、問題となり、結果的に目的物質の製造コストをあ
げる要因ともなる。
これらの欠点を克服するため、ジフェニールエーテルを
アセチル化して、4.4゛  −ジアセチルジフェニー
ルエーテルを得、これより、オキシム化、ベックマン転
位を経て、4,4゛ −ジアセチルアミノジフェニール
エーテルとし、これを加水分解して、4.4’  −ジ
アミノジフェニールエーテルを合成法方法(特開昭5l
−149336)も提案されているが、工程が複雑な上
、ベックマン転移で廃硫酸の処理が問題となり、実用化
し難い。また、ジフェニールエーテル、あるいは4−ニ
トロジフェニールエーテルを、ニトロ化して、ジニトロ
ジフェニールエーテルを得る試みもあるが、(例えば、
米国特許3417146.および3326983、フラ
ンス国特許2129235゜および西ドイツ国特許22
13160など)、目的の4.4′  −位取外の位置
にニトロ基の入ったもが多量に副生じ、所期の目的を達
成することが出来ない。
さらに、ジフェニールエーテルを塩素化して、4.4゛
  −ジクロロジフェニールエーテルを合成し、これを
アンモノリシスして、4.4′  −ジアミノジフェニ
ールエーテルとする方法もあるが、(例えば、Meto
dy Pouluch、 Khim、 Reactiv
ovPrep、、 No、 13. 49  (196
5)など)、シかし、ジフェニールエーテルの直接塩素
化では、4゜4゛ −ジクロロジフェニールエーテルの
収率は低く、副生ずる異性体との分離が困難であり、ア
ンモノリシスでは、330℃以上の高温で、多量の触媒
を用いて行われる必要があり、しかも4.4”−ジアミ
ノジフェニールエーテルの収率もよくない。また、この
塩素化の代わりに、ジフェニールエーテルを、ヨウ素化
して、4.4゛ −ショートジフェニールエーテルとす
る方法もあるが、(例えば、特開昭6l−1648)、
  ヨウ素化の際、4−ヨードジフェニールエーテル、
2.4゛  −ショートジフェニールエーテルなどが、
副生じ、その分離が必要であり、アンモノリシスの収率
は、比較的よいが、高価なヨウ素の回収が必要である。
この他、ジフェニールエーテルの直接アミノ化によって
、4,4゛  −ジアミノジフェニールエーテルを合成
せんとする方法があるが、(例えば、特開昭47〜18
841など)、収率が低く、工業的に実用化出来ない。
(3,4,4’  −)リアミノジフェニールエーテル
〕 3、 4. 4” −トリアミノジフェニールエーテル
は、近時、耐熱性ポリイミド、エポキシ樹脂の硬化剤、
耐熱性高分子原料として注目される化合物であるが、現
状では、高純度で安価な工業的製造方法がない。
一応、4,4′  −ジアミノジフェニールエーテルの
場合と同様に、p−ハロゲノニトロベンゼンと、3.4
−ジニトロフェノール、または3,4−ジアミノフェノ
ールを縮合してから、縮合体を還元して、合成する方法
が公知であるが、原料のフェノール化合物は、安価な合
成法が知られておらず、原料中の異性体の混入は避けら
れず、このため、目的物を安価に、高純度に得る事が出
来ない。
C3,4,3′,4” −テトラアミノジフェニールエ
ーテル、  3. 5. 3’ 、  5’  −テト
ラアミノジフェニールエーテル、3. 5. 4°、5
゛ −テトラアミノジフェニールエーテル、および3,
4゜5.3′,4′、5° −ヘキサアミノジフェニー
ルエーテル〕 3、 4. 3’ 、  4” −テトラアミノジフェ
ニールエーテル、3,5.3’ 、5’  −テトラア
ミノジフェニールエーテル、3. 5. 4″、5゛ 
−テトジアミノジフェニールエーテル、および3,4゜
5.3″、  4’ 、  5’  −ヘキサアミノジ
フェニールエーテルなどの、多アミノ置換ジフェニール
エーテルは、最近、耐熱性ポリイミド、エポキシ樹脂の
硬化剤、耐熱性高分子原料として注目される化合物であ
るが、現状では、高純度で安価な工業的製造方法がない
4.4゛  −ジアミノジフェニールエーテルの場合と
同様に、一応、対応するハロゲノポリニトロベンゼンと
、ポリニトロフェノール、またはポリアミノフェノール
とを、縮合してから、縮合体を還元して、合成する方法
が考えられるが、本発明者が、この方法で、これらの多
アミノ置換ジフェニールエーテルの合成を試みた結果で
は、原料のハロゲノポリニトロベンゼン、ポリニトロフ
ェノール、またはポリアミノフェノールなどの化合物は
、安価な合成法が知られておらず、原料中の異性体の混
入は避けられず、このため、目的物を安価に、高純度で
得ることが出来ない。また、ハロゲンのo−、およびp
−位にニトロ基のないハロゲノポリニトロベンゼンを原
料とする場合には、極端に縮合収率が低かった。
〔フッ素および塩素置換3,3゛  −ジアミノジフェ
ニールエーテル!、4.4’  −ジアミノジフェニー
ルエーテルIL  3,4.4° −トリアミノジフェ
ニールエーテル類3. 4. 3′、4゛  −テトラ
アミノジフェニールエーテル、3,5.3’ 。
5°−テトラアミノジフェニールエーテル、3゜5、 
4’ 、  5’  −テトラアミノジフェニールエー
テル、および3. 4. 5. 3′,4°、5゛  
−ヘキサアミノジフェニールエーテル〕 3.3゛−ジアミノジフェニールエーテル類、4゜4°
 −ジアミノジフェニールエーテル1. 3. 4゜4
′ −トリアミノジフェニールエーテル!fi3. 4
゜3′,4′ −テトラアミノジフェニールエーテル、
3.5.3′,5゛ −テトラアミノジフェニールエー
テル、3. 5. 4’ 、  5° −テトラアミノ
ジフェニールエーテル、および3. 4. 5. 3’
 。
4′,5゛  −ヘキサアミノジフェニールエーテルな
どの多アミノ置換ジフェニールエーテルの核に、フ・ノ
素および塩素置換したもの、あるいは、フッ素置換した
ものは、溶剤に易溶解性のアラミド繊維原料、ポリイミ
ドなどやエポキシ硬化剤などの耐熱性高分子原料のみな
らず、塩素、および/またはフッ素の導入による生理活
性を利用する分野の合成原料として、注目されているが
、しかし、これまで有用な合成法が知られていない。
(問題点を解決するための手段) 本発明者は上述の理由から高純度で、安価な3゜3゛−
ジアミノジフェニールエーテル類、4,4°。
−ジアミノジフェニールエーテルl、3,4.4’−ト
リアミノジフェニールエーテル13,4.3’。
4゛−テトラアミノジフェニールエーテル、3゜5.3
’ 、5’  −テトラアミノジフェニールエーテル、
3,5.4’ 、5’  −テトラアミノジフェニール
エーテル、および3. 4. 5. 3’ 、  4′
5” −ヘキサアミノジフェニールエーテルなどの化合
物の製造方法について鋭意検討した結果、次の高純度の
目的物が、汎用化学品原料から高収率で得られる本発明
の方法を見い出した。
本発明の以下第1〜11の方法によりアミノ基を有する
ジフェニールエーテル化合物が得られる。
C3,3’  −ジアミノジフェニールエーテル化合物
の製造〕 本発明の第1の方法は下記一般式(I)で表される核ハ
ロゲン置換ジフェニールエーテル化合物をジニトロ化し
て得られる対応する核ハロゲン置換基を有する3または
5,3゛ または5゛−ジニトロジフェニールエーテル
化合物から、ニトロ基を対応するアミノ基に転化する水
添反応あるいは該水添反応と核置換ハロゲンの脱ハロゲ
ン化反応により得られることを特徴とする高純度3,3
゛−ジアミノジフェニールエーテル化合物の製造方法で
ある。
(式中、X1〜X4はハロゲンを表し、互いに同−でも
異なってもよく、A I” A 2は水素あるいはハロ
ゲンを表し、互いに同一でも異なってもよい。) 本発明の第1の方法により、例えば、貰純度3゜3゛ 
−ジアミノジフェニールエーテルを以下のルート1で製
造することができる。
m −L−x× 2、 4. 2′,および4′、−位に、少なくとも、
ハロゲン置換基を有し、3または5.および3°または
5゛−位が置換されていない混合積ハコゲン置換ジフェ
ニールエーテル化合物(I)をジニトロ化し、得られる
核ハロゲン置換3.3゜−ジニトロジフェニールエーテ
ル、オよヒ核ハロr゛ン置換3,5” −ジフェニール
エーテル((a。
〜a4))を、水添して、ニトロ基のアミノ基への里元
と、核置換の脱ハロゲン化により、高純度33” −ジ
アミノジフェニールエーテル(b)を製造することがで
きる。
上記の原料である核ハロゲン置換ジフェニールエーテル
(1)は、次の二つの方法(ルーH−]〜b)で、製造
することができるが、必ずしも、これに限定するもので
はない。
第一の方法(ルートI−a)は、ジフェニールニーチル
を通常の方法で、ハロゲン化して、m−13よびm゛ 
−位に無置換で、少なくとも、2−9−一、2° −2
および4″ −位に、ハロゲン置換三れた核ハロゲン置
換ジフェニールエーテル化合物(I)を製造することが
出来る。出発原料のジフェニールエーテルは、フェノー
ルと、モノクロロベンゼンとの縮合により、容易に、高
収率で、高純度の製品を合成することが出来る。
l      ^ 〇     − −i   ご 第二の方法(ルートI−b)は、フェノールを通常の方
法で、ハロゲン化して、2.4−ジハロゲノ−2または
、2. 4. 6−1−ジハロゲノフェノールを得、こ
れにモノハロゲノベンゼンを縮合後、再びハロゲン化し
て、m−、およびm゛ −位に無置換の核ハロゲン置換
ジフェニールエーテル化合物(1)を製造することがで
きる。
ム                     ×ニト
ロ化反応は、硝酸と硫酸の混酸を用いて、−S的なニト
ロ化法で行われる。ニトロ化原料の融点が高いので、通
常含ハロゲン系溶媒を用いて行われ、四塩化炭素、二塩
化エタンなどの工程に用いたものをそのまま使用する場
合が多い。4−位置換基がニトロ基の場合には、硝酸は
原料に対して、2から3. 0モル、好ましくは2.1
0から2.4モルを用い、硫酸は原料にたいして、4か
ら20モル、好ましくは8から16モルが用いられる。
ニトロ化の反応温度は0から100°C1好ましくは2
0から80゛Cで行われる。また場合によっては、反応
初期には低温で行い、反応の進行に合わせてじょじょに
反応温度を上げて、反応を完結させる方法もとられる。
反応はバッチ法でも連続法でも行われ、連続法の場合に
は、原料の溶媒溶液と混酸とを並流、または向流に流し
て行われる。特に苛酷な条件で反応が行われないので、
タールや副生物の混入もなく、また選択的に3−1また
は3° −位にのみニトロ基を導入することが出来る。
反応で得られる生成物は、廃酸を分離後、特定の精製を
必要とせず、溶媒を溜去するのみで、次の工程にまわす
ことが出来る。
ジニトロ化核ハロゲン置換ジフェニールエーテルの水添
反応はニトロ基の対応するアノミ基基への還元反応と核
置換ハロゲンの脱ハロゲン化反応とを別々に行ってもよ
(、または同時に行うことも出来る。また反応はバッチ
法でも、連続法でも実施することが出来る。原料は耐ア
ルカリ性の溶媒溶液の型で、加圧反応器に装入され、水
添触媒の存在下に、水素を圧入して、ニトロ基のアミノ
基への還元を行う。ついで、脱ハロゲン化のために、苛
性アルカリなどのアルカリを添加して、水素の圧入をつ
づけて、反応を完結させる。還元反応と脱ハロゲン化反
応とを同時に行う場合には、原料、溶媒、触媒、および
アルカリを最初から反応器に装入して行われる。使用す
る溶媒としては、耐アルカリ性のものが必要で、原料お
よび生成物の溶解性が比較的良好で、溶媒の回収が容易
なものがよ(、水、またはメチルアルコール、エチルア
ルコール、イソプロピルアルコール、ターシャリ−ブチ
ルアルコール、n−ブチルアルコール、シクロヘキサノ
ール、エチレングリコール、プロピレングリコール、な
どのアルコール類、N−メチルピロリドン、スルフオラ
ン、ジメチルスルフォキサイドなどの極性)容媒が用い
られる。しかし、ニトロ化ジフェニールエーテルの還元
にしばしば用いられるジメチルフォルムアミド、ジメチ
ルアセ)・アミド、アセトニトリルなどの極性溶媒は、
本発明の条件下では、耐アルカリ性がすぐれず、使用出
来ない。また苛性アルカリに代えて、アンモニア、脂肪
族アミノ類、モノ、ジ、あるいはトリエタノールアミノ
などを脱ハロゲン化の目的で用いることも出来るが、こ
の時には、脱ハロゲン化剤と溶媒を兼用することも出来
る。溶媒の使用量は通常原料に対して、0.5から5倍
量が用いられる。使用触媒は通常の水添反応触媒として
用いられているもので、耐アルカリ性のものが利用出来
る。ラネーニッケル、および白金、パラジウム、イリジ
ウム、レニウム、などの白金族の金属成分をカーボン、
シリカアルミナなどの坦体に担持したものが用いられる
が、特に、これに限定されるものではない。触媒の添加
量は原料に対して、0.1から5%であり、これらの触
媒は反応後、ろ過、遠心分離などにより、反応液から分
離され、再使用される。脱ハロゲン化反応はアルカリを
加えなくても、進行するが、反応速度が遅く、反応温度
が高く、反応を完結し難い。このためアルカリを添加し
て比較的低温で反応を短時間に完結することが望ましい
。アルカリは上述のごとく種じゅのものが用いられるが
、コストの上から苛性アルカリの使用が簡便である。苛
性アルカリの使用量は理論値の1.1倍以上の量が必要
であり、固形でも水溶液でもよい。反応温度はニトロ基
のアミノ基への還元には10から40°Cで行い、脱ハ
ロゲン化には、これより高い温度で、40から120℃
、好ましくは、50〜100℃で行われる。温度が低す
ぎると反応に長時間を必要とし、反応を完結し難い。ま
た反応温度が高すぎるとタールや副生成物の生成が促進
される。反応圧は常圧でも進行するが、1から50気圧
、好ましくは10から30気圧で行われる。反応圧が低
すぎると、反応速度が遅く、触媒の使用量も多くなる。
反面反応圧が高過ぎると、高温時水素化分解が起こり 
 やすく、好ましくない。
還元と脱ハロゲン化後の反応液より、触媒を分離し、溶
媒を留去し、必要ならば、有機分をハロゲン化アルカリ
や苛性アルカリから、別溶媒で抽出するか、またはその
まま減圧下に蒸留して、目的の高純度の3,3゛ −ジ
アミノジフェニールエーテル化合物を高純度、高収率で
得ることが出来る。
(4,4’  −ジアミノジフェニールエーテル化合物
の製造〕 本発明の方法によれば、4.4″ −ジアミノジフェニ
ールエーテル化合物を次の本発明の第2〜5の方法によ
り製造することが出来る。
本発明の第2の方法は、下記一般式(II)で表される
核ハロゲン置換ジフェニールエーテル化合物をジニトロ
化して得られる対応する核ハロゲン置換基を有する4、
4° −ジニトロジフェニールエーテル化合物から、ニ
トロ基を対応するアミノ基に転化する水添反応あるいは
該水添反応と核置換ハロゲンの脱ハロゲン化反応により
得られることを特徴とする高純度4,4° −ジアミノ
ジフェニールエーテル化合物の製造方法である。
(式中、X、〜XIOはハロゲンを表し、互いに同一で
も異なってもよく、A3〜A4水素あるいはハロゲンを
表し、互いに同一でも異なってもよい、)本発明の第2
の方法により、例えば、4,4′−ジアミノジフェニー
ルエーテルを以下のルート2で製造できる。
〇− 2、3,6,2′,3°および6゛ −位に、少なくと
も、ハロゲン置換基を有し、4.および4゜−位が置換
されていない混合核ハロゲン置換ジフェニールエーテル
化合物(I I)をジニトロ化し、得られる核ハロゲン
置換4,4゛  −ジニトロジフェニールエーテル(C
)を、水添して、ニトロ基のアミノ基への還元と、核置
換の脱ハロゲン化により、高純度4.4゛ −ジアミノ
ジフェニールエーテル(d)を製造することができる。
本発明の方法の原料である核ハロゲン置換ジフェニール
エーテル(I I)は、次の三つの方法(ルートII 
−a −c )で、製造することができるが、必ずしも
、これに限定するものではない。
第一の方法(ルートU−a)は、4.4”−ジターシャ
リ−アルキルジフェニールエーテルを通常の方法で、ハ
ロゲン化して、少なくとも、2−15−、 6−、 2
’ −、5’ −1および6“−位にハロゲン置換され
た核ハロゲン置換4,4” −ターシャリ−アルキルジ
フェニールエーテルを得て、酸性触媒の存在下に、脱タ
ーシャリ−アルキル化するか、またはフリーデルクラフ
ト触媒の存在下にジフェニールエーテルを加えて、トラ
ンスアルキル化することにより、目的の化合物(II)
を製造することが出来る。
一 第二の方法(ルートII−b)は、4−ターシャリ−ア
ルキルフェノールを通常の方法で、ハロゲン化し、すく
なくとも、2.3,6−位にハロゲン置換された核ハロ
ゲン化4−ターシャリ−アルキルフェノールを得、これ
にp−ターシャリ−アルキルハロゲノベンゼンを縮合後
、再びハロゲン化して、核ハロゲン置換4.4゛  −
ジターシャリ−アルキルジフェニールエーテルとして、
酸性触媒の存在下に、これの脱ターシャリーアルキル化
するか、またはフリーデルタラフト触媒の存在化にフェ
ノール、および/またはモノハコゲノベンゼンを加えて
、トランスアルキル化することにより、目的の化合物(
I I)を製造することができる。
十− 第一および第二の両方性共、ターシャリ−アルキル基と
しては、ターシャリ−ブチル、またはターシャリ−アミ
ル基が一般に用いられ、フェノールまたはジフェニール
エーテルの核に、これらのターショリーアルキル基を導
入するためには、イソブチレンまたはイソブチレンなど
のターシャリ−オレフィンか、またはターシャリ−ブチ
ルクロライド、あるいはターシャリ−アミルクロライド
などのターシャリ−アルキルクロライドを用いて行われ
、触媒としては硫酸、燐酸、過塩素酸などの無機酸、塩
化アルミニウム、塩化鉄などのフリーデルクラフト触媒
や、超強酸性イオン交換樹脂rNafionJなどの存
在下で、反応させて得ることが出来る。
第三の方法(ルートII−c)は、4,4”−ジブロモ
ジフェニールエーテルを通常の方法で、塩素化して、す
くなくとも、2. 5. 6.2′,5゛。
及び6゛ −位に塩素置換された核塩素置換4,4゛−
ジブロモジフェニールエーテルを得て、フリーデルタラ
ット触媒の存在下に、フェノール、あるいはジフェニー
ルエーテル加えて、トランス臭素化することにより目的
の化合物(I I)の具体例(If −a)を製造する
ことが出来る。
1         + 1       =得られた
4−、4’  −位に無置換の核ハロゲン置換ジフェニ
ールエーテルのジニトロ化本発明の第3の方法は、下記
一般式(III)で表される4゛ −位に、ニトロ基、
あるいはニトロソ基を有する核ハロゲン置換ジフェニー
ルエーテル化合物を、ニトロ化して得られる核ハロゲン
置換基を有する4、4” −ジニトロジフェニールエー
テル化合物から、ニトロ基を対応するアミノ基に転化す
る水添反応あるいは該水添反応と核置換ハロゲンの脱ハ
ロゲン化反応により得られることを特徴とする高純度4
,4゛  −ジアミノジフェニールエーテル化合物の製
造方法である。
(式中、Xll−X14はハロゲンを表し、互いに同一
でも異なってもよく、A、〜A7水素あるいはハロゲン
を表し、互いに同一でも異なってもよい。
B+はニトロ基あるいはニトロソ基を表す。)本発明の
第3の方法により、例えば、4,4″−ジアミノジフェ
ニールエーテルを以下のルート3で製造することができ
る。
0              :e 4′ −位にニトロ基、あるいはニトロソ基などの置換
基を有し、2. 5. 6.および6゛ −位に少なく
とも、ハロゲン置換基が付加し、4−位が無置換である
4゛ −位置換核ハロゲン化ジフェニールエーテル(I
II)をニトロ化シて、4−位へのニトロ基の導入と、
4゛ −位がニトロソ基の場合には、ニトロ基への酸化
を同時に行って、得られる核ハロゲン置換4,4“ −
ジニトロジフェニールエーテル(e)を水添し、ニトロ
基のアミノ基への還元と核置換ハロゲンの脱ハロゲン化
により、高純度4.4″ −ジアミノジフェニールエー
テル(d)の目的物を得ることが出来る。
コ(D 4 、  (x置換tArハロゲン化ジフェニ
ールエーテル(I I I)の4゛ −位の置換基が、
ニトロ基の場合(II[−1)には、下記ルートIII
−aに示すように、通常、4−ターシャリ−アルキルフ
ェノールを、常法により、ハロゲン化して、得られる2
、3.6−ドリハロゲノー4−ターシャリ−アルキルへ
エノールを、フェノールとトランスアルキル化して得ら
れる、2. 3. 6−)リハロゲノフェノールを原料
として、3,4−ジハロゲノニトロベンゼンを縮合して
、高収率で得られる。
またはルートm−bに示すように4−ターシャリ−アル
キルフェノールと、p−ハロゲノニトロベンゼンを縮合
し、常法により、ハロゲン化して、2、 5. 6. 
2’ 、  6’  −ハロゲノ−4−ターシャリ−ア
ルキル−4“ −ニトロジフェニールエーテルを得、こ
れをフェノールとトランスアルキル化して、得ることも
出来る。あるいは、同様に、ルートII[−b式におい
て、p−ブロモフェノールと、p−ハロゲノベンゼンを
縮合して、次いで塩素化して、2. 5. 6. 6”
 −クロロ−4−ブロモ−4゛ −ニトロジフェニール
エーテルを得、これをフェノールと、トランス臭素化し
て、目的物(■−1“)とp−ブロモフェノールが得ら
れる。
しかし、この方法に限定されるものではない。
O= 工 O+ I 目     α ルートm−c式 (ここで、ルートm −a −cにおける(II[−1
)のX、〜XI4およびA、〜A、は(I)と同義で、
 あり、その他の置換基符号の意味は全て前記と同義で
ある。) 4゛ −位にニトロソ基を有する4” −位置換ハロゲ
ン化ジフェニールエーテル(I I l−2)の場合に
は、例えば、4−ターシャリ−アルキルハロゲノベンゼ
ンと、4−ニトロソフェノールを縮合させ、次いで、ハ
ロゲン化して、2. 5. 6゜2′、6° −ハロゲ
ノ−4−ターシャリ−アルキル−4° −ニトロジフェ
ニールエーテル等ヲ得て、これをモノハロゲノベンゼン
と、トランスアルキル化して得ることが下記ルー)II
[−dに従って出来る。
OO (III−2) + (ここで、(I[l−2)において、Xll−XI4お
よびA、〜A、は一般式(II[)と同義である。また
、他の符号は全て前記と同時である。)化合物(I I
 I)のニトロ化は、硝酸と硫酸の混酸を用いて、前項
と全(同様に、一般的なニトロ化法でおこなわれる。4
′ −位の置換基がニトロソ基の場合には、同時にニト
ロソ基のニトロ基への酸化も行われるので、硝酸は原料
(III)に対して、2から3モル、好ましくは、2.
1から2.4モルを用い、硫酸は原料(I I I)に
対して、3から15モル、好ましくは、5から10モル
が用いられる。4゛ −位の置換基がニトロ基の場合に
は、硝酸および硫酸の量は、この半量を用いて行われる
。ニトロ化の反応温度は、0から100℃、好ましくは
、20から70℃で行われる。また、場合によっては、
反応初期には低温で行い、反応の進行比合わせて、徐々
に反応温度を上げて、反応を完結させる方法もとられる
得られるニトロ化物の、水添反応によるニトロ基のアミ
ノ基への還元と脱ハロゲン化は、前述の3.3゛ −ジ
アミノジフェニールエーテル化合物の場合と、全く同様
に行う事が出来、目的の4゜4″ −ジアミノジフェニ
ールエーテル化合物を、高純度、高収率で得ることが出
来る。
本発明の第4の方法は、下記一般式(IV)で表される
4° −アミノ−核ハロゲン置換ジフェニールエーテル
化合物を、ニトロ化して、得られる核ハロゲン置換基を
有する4゛ −アミノ−4−ニトロジフェニールエーテ
ル化合物から、ニトロ基を対応するアミノ基に転化する
水添反応あるいは該水添反応と核置換ハロゲンの脱ハロ
ゲン化反応により得られることを特徴とする高純度4.
 4’  −ジアミノジフェニールエーテル化合物の製
造方法である。
(式中、XIS〜X2゜はハロゲンを表し、互いに同一
でも異なってもよく、A8〜A9は、水素あるいはハロ
ゲンを表し、互いに同一でも異なってもよい。) 本発明の第4の方法により、例えば、4,4゛−ジアミ
ノジフェニールを以下のルート4で製造することができ
る。
ルート4式 (IV) (f) (d) 4“ −位にアミノ基の置換基を有し、2,3または5
. 6. 2’ 、  3’ または5°、および6°
−位に少なくとも、塩素、臭素などのハロゲン置換基が
付加し、4−位が無置換である4゛ −位置換核ハロゲ
ン化ジフェニールエーテル(IV)をニトロ化して、4
−位へのニトロ基の導入を行って、得られる核ハロゲン
置換4−ニトロ−4゛ −アミノジフェニールエーテル
(5)を水添し、ニトロ基のアミノ基への還元と核置換
ハロゲンの脱ハロゲン化により、高純度4,4° −ジ
アミノジフェニールエーテル(d)の目的物を得ること
が出来る。
この4.−アミノ核ハロゲン化ジフェニールエーテル(
IV)は、下記のルートIV−aの如(4−ターシャリ
−アルキルフェノールと、p−ハロゲノアルニンを、あ
るいは4−ターシャリ−アルキル−モノハロゲノベンゼ
ンと、p−アミノフェノールとを縮合し、次にこれをハ
ロゲン化して、2゜3または5. 6. 2°、3″ま
たは5’ 、  6’ −ハロゲノ−4−ターシャリ−
アルキル−4゛−アミノジフェニールエーテルを得、こ
れをフェノールとトランスアルキル化して、得ることも
出来る−しかし、この方法に限定されるものではない。
ルートTV−a式 本発明の第4の方法のニトロ化反応の条件は、一般式(
I[[)のB、がニトロ基の場合と同様であり、ニトロ
基のアミノ基への還元と脱ハロゲン化は前記第3の方法
と同様に実施することができる。
本発明の第5の方法は、p−ニトロソフェノールのアル
カリ性金属塩水溶液に、p−ハロゲノニトロベンゼンを
、非水溶性溶媒と相間移動触媒の存在下に、縮合させ、
得られる4−ニトロ−4゜ニトロソジフェニールエーテ
ルを還元して得られることを特徴とする高純度4,4゛
  −ジアミノジフェニールエーテルの製造方法である
本発明の第5の方法により、4.4゛  −ジアミノジ
フェニールを下記のルート5により製造できる。
ルート5式 (ここに、Xは塩素、臭素、またはフッ素などのハロゲ
ンで、Mはアルカリ金属、アルカリ土類金属などの、ア
ルカリ土類金属であり、PTCは相間移動触媒を表す。
) p−ニトロソフェノールは、フェノールをアルカリ性で
、亜硝酸ナトリウムと低温で、反応させて、比較的高収
率で得る事ができるが、p一体以外の異性体を生成せず
、原料的に安定して、安価に得られるが、従来、p−ニ
トロソフェノールと、p−ニトロハロゲノベンゼンの縮
合は、収率が低く、4. 4’  −ジアミノジフェニ
ールエーテルの製造方法になり得なかった。本発明者は
、この欠点を改善するため、鋭意検討の結果、ニトロソ
基が高温、乾燥状態では、極めて不安定であり、従来採
用されていた縮合反応温度では、分解が起こり、通常縮
合反応に用いられる無水で、極性溶剤、例えば、ジメチ
ルスルフオキシド、ジメチルフォルヌアマイド、スルフ
オランなどを利用する反応条件では、副反応や分解反応
を生じ易いことに着目して、p−ニトロソフェノールを
、フェノールをアルカリ性で、亜硝酸ナトリウムと低温
で、反応させて合成した水溶液を、そのまま用い、非水
溶性溶媒と、相間移動触媒の存在下に、有機相と水相の
界面で、比較的低温でp−ニトロハロゲノベンゼンを反
応させることにより、副反応や、分解反応を生じないで
、極めて高収率で縮合反応が進行することを見し出し、
本発明を完成させるに至った。
p−ニトロソフェノールは、アルカリ性水溶液中では、
安定な金属塩として、存在しているが、この金属塩は、
通常、アルカリ金属、あるいはアルカリ土類金属から、
選ばれる。相間移動触媒としては、通常「オニウム塩」
と呼ばれる第四級塩で、中心原子が、窒素、燐、ヒ素、
あるいはアンチモンよりなるものが、利用できるが、工
業的には、第四級アンモニウム塩、および第四級フォス
フオニウム塩が、一般的に、用いられる。また、クラウ
ンエーテル化合物、例えば、シクロへキシル−18−ク
ラウン−6、やジベンゾ−18−クラウン−6などの化
合物も、相間移動触媒として、使用することが出来る。
第四級塩としては、ベンジルトリアルキルアンモニウム
塩、ベンジルトリアルキルフォスフオニウム塩、ベンジ
ルトリフェニールフォスフオニウム塩、テトラアルキル
フォスフオニウム塩、テトラアルキルアンモニウム塩、
トリアルキルピリジニウム塩のほか、ピリジンなどの有
機塩基も有効である。相間移動触媒の使用量は、原料に
対して、0.01及至0. 2モル、好ましくは、0.
03及至0.1モルである。
本発明に用いられる非水溶性溶剤としては、脂肪族、ま
たは芳香族の炭化水素、またはそのハロゲン化物などで
、水に対する溶解度の小さいものが、通常有効である。
n−ヘキサン、シクロヘキサン、ベンゼン、トルエン、
キシレン、ジクロロエタン、クロロホルム、四塩化炭素
、クロルベンゼン、クロルトルエン、などが用いられる
。溶剤の使用量は、有機相と水相の二界面が出来ればよ
く、極めて少量の添加で有効である。−原料のp−ニト
ロソフェノールは、前述のごとく、フェノールをアルカ
リ性で、亜硝酸ナトリウムと低温で、反応させて合成し
た水溶液を、そのまま用いてもよいが、p−ニトロソフ
ェノール粉末を、アルカリ金属、またはアルカリ土類金
属の水酸化物、炭酸塩、重炭酸塩とともに、水に溶解さ
せた水溶液も利用される。p−ニトロハロゲノベンゼン
は、原料のp−ニトロソフェノールに対して0.8反型
5モルの割合で、好ましくは、1.0反型3モルが有効
に用いられる。p−ニトロハロゲノベンゼンの添加は、
最初より、全量を加えてもよいが、反応の進行に合わせ
て、徐々に少量ずつを加えた方がよい。反応温度は、1
30℃以下が望ましく、通常60から、100℃でおこ
なわれる。反応終了後、反応液は希塩酸、または希硫酸
などで、中和し、溶剤で抽出してから、溶剤を留去し、
次いで水蒸気蒸留、100℃以下の温度での減圧蒸留な
どで、未反応、または過剰のp−ニトロハロゲノベンゼ
ンを留去回収する。
残分はそのまま、次の水添工程に回される。
水添還元工程では、4−ニトロソ−4” −ニトロジフ
ェニールエーテルのニトロソ基とニトロ基を対応するア
ミノ基に転化還元するもので、通常原料の融点が高いの
で、溶媒を用いて、加圧反応器に装入して、水添触媒の
存在下に、水素を圧入して行われる。使用する溶媒とし
ては、原料および生成物の溶解性が比較的良好で、溶媒
の回収が容易なものがよく、水、またはメチルアルコー
ル、エチルアルコール、イソプロピルアルコール、ター
シャリ−ブチルアルコール、n−ブチルアルコール、シ
クロヘキサノール、エチレングリコール、プロピレング
リコール、などのアルコール類、ジメチルフォルムアミ
ド、ジメチルアセトアミド、アセトニトリル、N−メチ
ルピロリドン、スルフオラン、ジメチルスルフォキサイ
ドなどの極性溶媒が用いられる。溶媒の使用量は通常原
料に対して、0.5から5倍量が用いられる。使用触媒
は通常の水添反応触媒として用いられているもので、耐
アルカリ性のものが利用出来る。ラネーニ・エチル、お
よび白金、パラジウム、イリジウム、レニウム、などの
白金族の金属成分をカーボン、シリカアルミナなどの坦
体に担持したものが用いられるるが、特に、これに限定
されるものではない。
触媒の添加量は原料に対して、0.1から5%であり、
これらの触媒は反応後、口過、遠心分離などにより、反
応液から分離され、再使用される。
反応温度は、10から50℃で、反応は水素を圧入して
、行われ、水素の吸収が一旦停止した時点で、温度を4
0から100℃に上げて、反応を完結させる。温度が低
すぎると反応に長時間を必要とし、反応を完結し難い。
また反応温度が高すぎるとタールや副生成物の生成が促
進される。反応圧は常圧でも進行するが、1から50気
圧、好ましくは10から30気圧で行われる。反応圧が
低すぎると、反応速度が遅く、触媒の使用量も多くなる
。反面反応圧が高過ぎると、高温時水素化分解が起こり
やすく、好ましくない。
反応終了後の反応液より、触媒を分離し、溶媒を留去し
、必要ならば、有機分をハロゲン化アルカリや苛性アル
カリから、別溶媒で抽出するか、またはそのまま減圧下
に蒸留して、目的の高純度の4.4° −ジアミノジフ
ェニールエーテルを高収率で得ることが出来る。
(3,4,4° −トリアミノジフェニールエーテルの
製造〕 本発明の第6の方法は、下記一般式(V)で表される核
ハロゲン置換ジフェニールエーテル化合物をジニトロ化
して3または5−位および4位へのニトロ基の導入とB
2がニトロソ基の場合にはニトロ基への酸化を同時に行
って、得られる核ハロゲン置換3または5. 4. 4
’ −トリニトロジフェニールエーテルまたは3または
5.4−ジニトロ−4′ −アミノジフェニールエーテ
ルを、ニトロ基を対応するアミノ基に転化する水添反応
あるいは水添反応と核置換ハロゲンの脱ハロゲン化反応
により得られることを特徴とする高純度、3゜4、 4
’  −)リアミノジフェニールエーテル化合物の製造
方法である。
(式中、X2.〜XZSはハロゲンを表し、互いに同一
でも異なってもよく、A 16は水素あるいはハロゲン
を表す。B2はニトロ基、ニトロソ基、あるいはアルミ
基を表す。) 上記方法により、例えば、3. 4. 4’  −)リ
アミノジフェニールエーテルを下記ルート6で製造する
ことができる。
ルート6式 一般式(V)で表わされる、4゛ −位にニトロ基、ニ
トロソ基、あるいはアミノ基などの置換基を有し、2.
 5. 6. 2’ および6゛ −位にすくなくとも
、ハロゲン置換基が付加し、3.−1および4−位が無
置換である4° −位に置換基を有する核ハロゲン化ジ
フェニールエーテル化合物(V)を、ジニトロ化して、
3−1および4−位へのニトロ基の導入と、4′ −位
がニトロソ基の場合には、ニトロ基への酸化を同時に行
って、得られる核ハロゲン置換3. 4. 4° −ト
リニトロジフェニールエーテル、あるいハ5. 4. 
4’ −トリニトロジフェニールエーテル(g) 、ま
たは3゜4−ジニトロ−4“ −アミノジフェニールエ
ーテル、あるいは5.4−ジニトロ−4°−アミノジフ
ェニールエーテル(h)を、ニトロ基を対応するアミノ
基に転化する水添反応と、核置換ハロゲンの脱ハロゲン
化反応を行って、高純度3.4゜4゛ −トリアミノジ
フェニールエーテル(i)の目的物を製造することが出
来る。
本発明の第6の方法の出発原料である4″ −位に置換
基を有する核ハロゲン化ジフェニールエーテル化合物(
V)は、本発明の第3および4の方法である4、4” 
−ジアミノジフェニールエーテルの製造方法のところで
述べた、ルート■−a〜CおよびルートI’/−aの方
法におけるハロゲン化度を変えることによって、同様に
、容易に合成することが出来る。
4″ −位に置換基を有する核ハロゲン化ジフェニール
エーテル化合物(V)のニトロ化は、硝酸と発煙硫酸の
混酸を用いて行われる。ニトロ化原料の融点が高いので
、通常含ハロゲン系溶媒を用いて行われ、四塩化炭素、
二塩化エタンなどを使用する場合が多い。硝酸は原料に
対して、2から3.5モル、好ましくは2.20から2
.6モルを用い、硫酸は原料にたいして、4から20モ
ル、好ましくは8から16モルが用いられる。4゛−位
の置換基がニトロソ基の場合には、ニトロ基への酸化も
同時に行われるので、硝酸、および発煙硫酸の添加量は
この値の1.5倍とせねばならない。ニトロ化の反応温
度は0から120℃、好ましくは20から80℃で行わ
れる。また場合によっては、反応初期には低温で行い、
反応の進行に合わせてしょじょに反応温度を上げて、反
応を完結させる方法もとられる。反応はバッチ法でも、
連続法でも行われ、連続法の場合には、原料の溶媒溶液
と混酸とを並流、または向流に流して行われる。特に苛
酷な条件で反応が行われないので、タールや副生物の混
入もなく、また選択的に3゜−1および5゛ −位にの
みニトロ基を導入することが出来る。反応で得られる生
成物は、廃酸を分離後、特定の精製を必要とせず、溶媒
を溜去するのみで、次の工程にまわすことが出来る。
得られた該核ハロゲン置換3. 4. 4’  −1−
リニトロジフエニールエーテル等の水添反応は、3゜3
゛ −ジアミノジフェニールエーテル、および4゜4′
 −ジアミノジフェニールエーテル製造の場合と同様に
行うことが出来る。しかし、目的物の沸点が高く、融点
も高いので、反応液より目的物の回収精製には、減圧蒸
留法は適用が困難な場合が多く、また強酸性で加熱する
と、アミノ基の加水分解がおこる恐れがあり、収率、お
よび純度の低下をまねく場合もあるので、注意を要する
水添反応による還元と脱ハロゲン化後の反応液より、触
媒を口過、遠心分離などにより、分離し、有機分をハロ
ゲン化アリカリや苛性アルカリから、エーテルやメタノ
ールなどの溶媒で抽出して分離し、溶媒溶液は活性炭を
加えて、脱色し、低温で溶媒を留去しながら濃縮し、析
出する結晶を口別し、必要ならば、再結晶操作を繰り返
し、得られた結晶を減圧で乾燥して、目的の3. 4.
 4’  −トリアミノジフェニールエーテル化合物を
、高純度、高収率で得ることが出来る。
(3,4,3″、4゛  −テトラアミノジフェニール
エーテル化合物の製造〕 本発明の第7の方法は、下記一般式(VI)で表される
核ハロゲン置換ジフェニールエーテル化合物を、テトラ
ニトロ化して得られる対応する核ハロゲン置換基を有す
る3または5. 4. 3’ または5′,4.−テト
ラニトロジフェニールエーテル化合物から、ニトロ基を
対応するアミノ基に転化する水添反応あるいは核水添反
応と核置換ハロゲンの脱ハロゲン化反応により得られる
ことを特徴とする高純度3. 4. 3“、4″ −テ
トラアミノジフェニールエーテル化合物の製造方法であ
る。
(式中、X0〜L+はハロゲンを表し、互いに同一でも
異なってもよい。) 上記方法により、例えば、3,4.3′,4゛−テトラ
アミノジフェニールエーテルを下記ルート7式に従って
製造することができる。
2、 5. 6. 2’ 、  5’ 、および6゛ 
−位に、ハロゲン置換基が付加し、3−.4−.3’ 
 −。
および4゛ −位が無置換である核ハロゲン置換ジフェ
ニールエーテル化合物(VI)をテトラニトロ化して、
3−.4−.3” −および4“ −位へのニトロ基の
導入を行って、得られる核ハロゲン置換3. 4. 3
°、4” −テトラニトロジフェニールエーテル(i)
をニトロ基に対応するアミノ基に転化する水添反応と、
核置換ハロゲンの脱ハロゲン化反応を行って、高純度3
. 4. 3’ 、  4’−テトラアミノジフェニー
ルエーテル 的物を製造することが出来る。
本発明の第7の方法の出発原料である3または5−、4
−、3°または5′−、および4”−位が無置換である
核ハロゲン置換ジフェニールエーテル化合物(Vl)は
、本発明の第2の方法である前述の4,4゛  −ジア
ミノジフェニールエーテルの製造方法のところで述べた
ルートI[ −a % Cの方法におけるハロゲン化度
を変えることによって、同様に、容易に合成することが
出来る。
核ハロゲン化ジフェニールエーテル化合物(VI)のニ
トロ化は硝酸と発煙硫酸の混酸を用いて行われ、硝酸や
発煙硫酸の添加量がテトラニトロ化のため、2倍量とな
る以外は前項の3.  4.  4” −トリアミノジ
フェニールエーテル製造の場合と全く同様である。
得られた核ハロゲン置換3,4.3’ 、4’  −テ
トラニトロジフェニールエーテルの水添反応も、前項の
3.  4.  4” −トリアミノジフェニールエー
テル製造の場合と全く同様に行う事が出来る。
しかし、目的物の沸点がさらに高く、融点も高いので、
反応液より目的物の回収精製には、減圧蒸留法は適用が
困難な場合で、また強酸性でカロ熱すると、アミノ基の
加水分解がおこる恐れがあり、収率、および純度の低下
をまねく場合もあるので、注意を要する。
水添反応による還元あるいは該還元と脱ハロゲン化後の
反応液より、触媒を口過、遠心分離などにより、分離し
、有機分をハロゲン化アルカリや苛性アルカリから、エ
ーテルやメタノールなどの溶媒で抽出して分離し、溶媒
溶液は活性炭を加えて、脱色し、低温で溶媒を留去しな
がら濃縮し、析出する結晶を0別し、再結晶操作を繰り
返し、得られた結晶を減圧で乾燥して、目的の3,4。
3’,4’  −テトラアミノジフェニールエーテル化
合物を、高純度、高収率で得ることが出来る。
(3,5.3’ 、5” −テトラアミノジフェニール
エーテル化合物の製造〕 本発明の第8の方法は、下記一般式(VII)で表され
る核ハロゲン置換ジフェニールエーテル化合物を、テト
ラニトロ化して得られる対応する核ハロゲン置換基を有
する3、  5. 3’、  5” −テトラニトロジ
フェニールエーテル化合物から、ニトロ基を対応するア
ミノ基に転化する水添反応あるいは核水添反応と核置換
ハロゲンの脱ハロゲン化反応により得られることを特徴
とする高純度3゜5.3′,5” −テトラアミノジフ
ェニールエーテル化合物の製造方法。
(式中、X3□〜X37はハロゲンを表し、互いに同一
でも異なってもよい。) 上記方法により、例えば、3,5.3°、5゛−テトラ
アミノジフェニールエーテルを下記のルート8で装造す
ることができる。
本発明の方法によれば、2. 4. 6. 2’ 、 
 4’ 。
および6′−位に、ハロゲン置換基が付加し、3−、 
5−、 3″ −1および5゛ −位が無置換である核
ハロゲン置換ジフェニールエーテル化合物(VII)を
テトラニトロ化して、3−.5−。
3゛−2および5′ −位へのニトロ基の導入を行って
、得られる核ハロゲン置換3,5.3’ 、5’−テト
ラニトロジフェニールエーテル(1)を、ニトロ基を対
応するアミノ基に転化する水添反応と、核置換ハロゲン
の脱ハロゲン化反応を行って、高純度3,5.3’ 、
5’  −テトラアミノジフェニールエーテル(m)の
目的物を製造することが出来る。
本発明の方法の出発原料である3−,5−。
3”−2および5゛ −位が無置換である核ハロゲン置
換ジフェニールエーテル化合物(VII)は、本発明の
第1の方法である3、3° −ジアミノジフェニールエ
ーテル化合物の製造方法のところで述べたルー)1−a
xb式の方法におけるハロゲン化度を変えることによっ
て、同様に、容易に合成することが出来る。
核ハロゲン化ジフェニールエーテル化合物(VII)の
ニトロ化および水添反応によるニトロ基のアミノ基への
還元あるいは該還元と核置換ハロゲンの脱ハロゲン化は
、前項の3. 4. 3°、4゛−テトラアミノジフェ
ニールエーテル製造の場合と全く同様に行われ、高純度
3. 5. 3’ 、  5’−テトラアミノジフェニ
ールエーテル化合物の目的物を、高収率で、製造するこ
とが出来る。
[3,5,3’ 、  4’  −テトラアミノジフェ
ニールエーテル化合物の製造〕 本発明の第9の方法は、下記一般式(VIII)で表さ
れる核ハロゲン置換ジフェニールエーテル化合物を、テ
トラニトロ化して得られる対応する核ハロゲン置換基を
有する3、  5. 3’ または5″。
4” −テトラニトロジフェニールエーテル化合物から
、ニトロ基を対応するアミノ基に転化する水添反応ある
いは該水添反応と核置換ハロゲンの脱ハロゲン化反応に
より得られることを特徴とする高純度3. 5. 3’
 または5′,4′ −テトラアミノジフェニールエー
テル化合物の製造方法である。
入40   人43 (式中、X311〜X43はハロゲンを表し、互いに同
一でも異なってもよい。) 上記方法により、例えば、3. 5. 3’ 、  4
’−テトラアミノジフエニールエーテルを下記のルート
9より製造することができる。
ルート9式 %式% ハロゲン置換基が付加し、3−.5−.3’  −。
および4“ −位が無置換である核ハロゲン置換ジフェ
ニールエーテル化合物(VIII)をテトラニトロ化し
て、3−.5−.3° −1および4゜−位へのニトロ
基の導入を行って、得られる核ハロゲン置換3. 5.
 3’ 、  4’  −テトラニトロジフェニールエ
ーテルを、ニトロ基を対応するアミノ基に転化する水添
反応と、核置換ハロゲンの脱ハロゲン化反応を行って、
高純度3. 5. 3’ 。
4゛ −テトラアミノジフェニールエーテル物を製造す
ることが出来る。
本発明の方法の出発原料である3−、5−、3−、およ
び4“ −位が無置換である核ハロゲン置換ジフェニー
ルエーテル化合物(VIIT)は、次の二つの方法(ル
ート■−aおよび一b)で容易に合成できるが、必ずし
もこれに限定するものではない。
第一の方法(ルート■−a)は4−ターシャリ−アルキ
ルフェノールを、ハロゲン化し、2,  3。
6−ドリハロゲノー4−ターシャリ−アルキルフェノー
ルを得、これにモノハロゲノベンゼンを縮合後、再びハ
ロゲン化して、3−、5−、および3′ −位に無置換
の核ハロゲン置換4−ターシャリーアルキルジフェニエ
ーテルとした後、フェノールとトランスアルキル化する
か、脱アルキル化することにより、3−、5−、3° 
−、および4゛ −位が無置換である核ハロゲン置換ジ
フェニールエーテル化合物(VIII)を得る事が出来
る。
匡 −           工 ○ α ツー (■) + 第二の方法(ルート■−b)は4−ターシャリ−アルキ
ルジフェニールエーテルを、ハロゲン化し、2,4,6
.2’ 、5’ 、6’  −ヘキサハロゲノ−4′ 
−ターシャリ−アルキルジフェニールエーテルを得、こ
れをジフェニールエーテルとトランスアルキル化するか
、脱アルキル化することにより、3−.5−.3’−、
および4゛ −位が無置換である核ハロゲン置換ジフェ
ニールエーテル化合物(VIII)を得ることが出来る
ルート■−す式 核ハロゲン化ジフェニールエーテル化合h<vI I 
I)のニトロ化および水添反応によるニトロ基のアミノ
基への還元あるいは該還元と核置換ハロゲンの脱ハロゲ
ン化は、前々項の3または5゜4.3゛ または5′,
4′ −テトラアミノジフェニールエーテル化合物製造
の場合と全く同様に行われ、高純度3. 5. 3’ 
または5′、4° −テトラアミノジフェニールエーテ
ル化合物の目的物を、高収率で、製造することが出来る
本発明の第10の方法は、下記一般式(IX)で表され
る核ハロゲン置換ジフェニールエーテル化合物を、トリ
ニトロ化、またはテトラニトロ化して得られる対応する
核ハロゲン置換基を有する3゜5.3″または5′,4
′ −テトラニトロジフェニールエーテル化合物、ある
いは3. 5. 3’ または5’、−トリニトロ−4
° −アミノジフェニールエーテル化合物から、ニトロ
基を対応するアミノ基に転化する水添反応あるいは該水
添反応と核置換ハロゲンの脱ハロゲン化反応により得ら
れることを特徴とする高純度3. 5. 3’ または
5′,4′ −テトラアミノジフェニールエーテル化合
物の製造方法である。
(式中、X 44〜X4gはハロゲンを表し、互いに同
一でも異なってもよく、A 11は水素あるいはハロゲ
ンを表す。B3はニトロ基、ニトロソ基、あるいはアミ
ノ基を表す。) 上記方法により、例えば、3. 5. 3’ または5
′,4′ −テトラアミノジフェニールエーテル化合物
を下記ルート10に従って製造することができる。
または 4′ −位にニトロ基、ニトロソ基、あるいはアミノ基
などの置換基を有し、2. 4. 6. 2’ 。
および6° −位に、ハロゲン置換基が付加し、3−.
5−、および3゛または5゛ −位が無置換である、核
ハロゲン置換ジフェニールエーテル化合物(IX)を、
トリニトロ化して、3−.5−。
および3”または5″ −位へのニトロ基の導入を行っ
て、4゛ −位がニトロソ基の場合には、ニトロ基への
酸化を同時に行って、得られる核ハロゲン置換3. 5
. 3’ 、  4” −テトラニトロジフェニールエ
ーテル(p)、あるいは3. 5. 3’ −トリニト
ロ−4゛ −アミノジフェニールエーテル(q)を、ニ
トロ基を対応するアミノ基に転化する水添反応と、核置
換ハロゲンの脱ハロゲン化反応を行って、高純度3. 
5. 3’ 、  4” −テトラアミノジフェニール
エーテル(0)の目的物を製造することが出来る。
本発明の方法の出発原料である4° −位にニトロ基、
ニトロソ基、あるいはアミノ基などの置換基を有し、2
,4,6.2’ 、および6゛ −位に、ハロゲン置換
基が付加し、3−.5−、および3゛または5゛ −位
が無置換である核ハロゲン置換ジフェニールエーテル化
合物(IX)は、次の二つの方法(ルートIX−aおよ
び−b)で、容易に合成できるが、必ずしもこれに限定
するものではない。
第一の方法(ルーHX−a)は4−位にニトロ基、ある
いはニトロソ基を有するジフェニールエーテルを、ハロ
ゲン化し、2. 4. 6. 2’ 。
6” −ペンタハロゲノ−4゛ −ニトロ−1あるいは
4° −ニトロソ−ジフェニールエーテル化合物(IX
’)を得る事が出来る。
ルートIX−a式 (B3.はニトロ基あるいはニトロソ基を表わす。)第
二の方法(ルートIX−b)は2. 4. 6−トリハ
ロゲノフエノールと、3,4.5−トリハロケノーニト
ロベンゼン、3,4.5−トIJハロゲノ−ニトロソベ
ンゼン、あるいは3,4.5−トリハロゲノ−アニリン
を、縮合して、4゛ −位にニトロ基、ニトロソ基、あ
るいはアミノ基などの置換基を有し、2. 4. 6.
 2’ 、および6゛−位に、ハロゲン置換基が付加し
、3−.5−。
および3゛ −位が無置換である核ハロゲン置換ジフェ
ニールエーテル化合物(IX)を得る事が出来る。
ルー)IX−b式 4゛ −位に、ニトロ基、アミノ基、あるいはニトロソ
基などの置換基を有する核ハロゲン化ジフェニールエー
テル化合物(IX)のニトロ化、および水添反応による
ニトロ基のアミノ基への還元あるいは該還元と核置換ハ
ロゲンの脱ハロゲン化は、前々項の3. 4. 3”ま
たは5′,4′−テトラアミノジフェニールエーテル化
合物製造の場合と同様に行われ、高純度3,5.’3’
 または5゛。
4” −テトラアミノジフェニールエーテル化合物の目
的物を、高収率で、製造することが出来る。
(3,4,5,3’ 、  4’ 、  5’  −ヘ
キサアミノジフェニールエーテル化合物の製造〕 本発明の第11の方法は、下記一般式(X)で表される
4−および4゛ −位にアミノ基を有する核ハロゲン置
換ジフェニールエーテル化合物を、ニトロ化して得られ
る対応する核ハロゲン置換基を有する3、5.3’ 、
5° −テトラニトロ−4゜4“ −ジアミノジフェニ
ールエーテル化合物から、ニトロ基を対応するアミノ基
に転化する水添反応あるいは該水添反応と核置換ハロゲ
ンの脱ハロゲン化反応により得られることを特とする高
純度3゜4.5,3′,4′、5゛  −ヘキサアミノ
ジフェニールエーテル化合物の製造方法である。
(式中、x4q〜X5□はハロゲンを表し、互いに同−
でも異なってもよい。) 上記方法により、例えば、3. 4. 5. 3’ 。
4゛25° −ヘキサアミノジフェニールエーテル化合
物を下記ルート11に従って製造できる。
本発明の方法によれば、3. 4. 5. 3°、4゛
5′  −ヘキサアミノジフェニールエーテルを、次の
ルートで製造することが出来る。
4.4° −位に、アミノ基の置換基を有し、2゜6.
2°、および6° −位に、ハロゲン置換基が付加し、
3−、 5−、 3’ 、  −5’  −位が無置換
である核ハロゲン置換4,4゛  −ジアミノジフェニ
ールエーテル化合物(X)を、テトラニトロ化して、3
−.5−13′−2および5゛ −位へのニトロ基の導
入を行って得られる3、5.3’ 。
5゛−テトラニトロ−4,4゛  −ジアミノジフェニ
ールエーテル(r)を、ニトロ基に対応するアミノ基に
転化する水添反応と、核置換ハロゲンの脱ハロゲン化反
応を行って、高純度3. 4. 5゜3’ 、  4’
 、  5’  −ヘキサアミノジフェニールエーテル
の目的物(s)を製造することが出来る。
本発明の方法の出発原料である3−,5−,3゜−5お
よび5゛ −位が無置換である4−、4’  −位にア
ミノ基を有する核ハロゲン置換ジフェニールエーテル化
合物(X)は、2,6−シハロゲノー4−二トロフェノ
ール、2.6−シハロケノー4−アミノフェノール、あ
るいは2,6−シハロゲノー4−ニトロソフェノールと
、3. 4. 5−トリハロゲノ−ニトロベンゼン、3
,4.5−トリハロゲノ−ニトロンベンゼン、あるいは
3,4゜5−トリハロゲノ−アニリンを、縮合して、4
−14″ −位にニトロ基、ニトロソ基、あるいはアミ
ノ基などの置換基を有し、2. 6. 2°、および6
゛ −位に、ハロゲン置換基が付加し、3−25−、 
3’−、および5” −位が無置換である核ハロゲン置
換ジフェニールエーテル化合物を得、これを水添還元す
ることによって得られる(ルートX)。しかし、この方
法に限定されるものではない。
ルートX式 %式% (ここで、B4およびB、はニトロ基、アミノ基あるい
はニトロソ基を表す。) 4−14′ −位に、アミノ基を有する核ハロゲン化ジ
フェニールエーテル化合物(X)のニトロ化、および水
添反応によるニトロ基のアミノ基への還元あるいは該還
元と核置換ハロゲンの脱ハロゲン化は、前項の3. 5
. 3’ または5′,4゛−テトラアミノジフェニー
ルエーテル化合物製造−場合と全く同様2行われ・高純
度3・ 4・ 5・3°、4’、5” −ヘキサアミノ
ジフェニールエーテル化合物の目的物を、高収率で、製
造することが出来る。
一般に、ジフェニールエーテルのへキサニトロ化物は、
爆発性を有し、特にニトロ基が近接した位置に3個以上
ある場合は、危険であるが、本発明の方法では、これを
避けて、4,4゛  −位に、予めアミノ基を導入して
おくことによって、危険性の少ないテトラニトロ化によ
って、目的を達成することが出来る。また、核ハロゲン
置換テトラアミノジフェニールエーテル化合物、例えば
、3゜4.3°、4゛−テトラアミノ−6,6” −ジ
ハロゲノジフェニールエーテルの、ニトロ化、水添によ
っても、行うことができるが、ニトロ化の収率が低い欠
点がある。
〔選択的脱ハロゲン化による核フッ素置換、または核フッ素および塩素置換ジアミノ、トリアミノ、テトラアミノ、またはヘキサアミノジフェニールエーテル化合物の製造〕
上述の各種の、ジアミノジフェニールエーテル、トリア
ミノジフェニールエーテル、テトラアミノジフェニール
エーテル、あるいはヘキサアミノジフェニールエーテル
などの核に、フッ素、するいはフッ素と塩素などのハロ
ゲン置換基を有する化合物を、本発明の方法で製造する
場合、核ハロゲン置換ジニトロジフェニールエーテル類
、トリニトロジフェニールエーテル類、テトラニトロジ
フェニールエーテル類、またはへキサニトロジフェニー
ルエーテル類を水添反応により、ニトロ基の対応するア
ミノ基への還元と、選択的脱ハロゲン化を組み合わせる
ことにより、目的とするハロゲン置換基の残った、ジア
ミノジフェニールエーテル、トリアミノジフェニールエ
ーテル、テトラアミノジフェニールエーテル、あるいは
へキサアミノジフェニールエーテル類化合物を、容易に
製造することが出来る。
即ち、本発明の第1〜4の方法および第6〜11の方法
において、例えば、ルート1式の(a、)〜(a4)、
ルート2式の(C)、ルート3式の(e)、ルート4式
の(f)、ルート6式の(g)または(h)、ルート7
式の(j)、ルート8式の(1)、ルート9式の(II
)、ルート10式の(p)または(q)、ルート11式
の(r)で各々表わされる化合物のニトロ基の対応する
アミノ基の還元と、選択的脱ハロゲン化組み合わせるこ
とによりハロゲン置換基の残った上記ポリアミノジフェ
ニールエーテル化合物が得られる。
本発明において、ニトロ化物の段階と製品に残るハロゲ
ン置換基の関係は、次の通りである。
すなわち、製品ジアミノジフエニールエーテJし類、ト
リアミノジフェニールエーテル類、テトラアミノジフェ
ニールエーテル類、あるいはヘキサアミノジフェニール
エーテル類中に塩素または塩素とフッ素を残すときには
、脱ハロゲン化をうける位置に、臭素が入った核ハロゲ
ン置換ジニトロジフェニールエーテル類、トリニトロジ
フェニールエーテル類、テトラニトロジフェニールエー
テル類、またはヘキサニトロジフェニールエーテル類が
必要であり、製品のジアミノジフェニールエーテル類、
トリアミノジフェニールエーテル類、テトラアミノジフ
ェニールエーテル類、あるいはヘキサアミノジフェニー
ルエーテル類中に、フッ素のみをのこすときには、脱ハ
ロゲン化をうける位置に塩素および/または臭素の入っ
た核ハロゲン置換ジニトロジフェニールエーテル類、ト
リニトロジフェニールエーテル類、テトラニトロジフェ
ニールエーテル類、またはへキサニトロジフェニールエ
ーテル類が必要である。勿論、塩素、臭素、あるいはフ
ッ素などのハロゲンを、脱ハロゲン化することなく、製
品中に残すことは水添反応時に、ニトロ基の対応するア
ミノ基への還元のみで、脱ハロゲン化を行わなければ、
所要の製品を得ることができる。
選択的脱ハロゲン化反応は、水添反応時に、苛性アルカ
リにかえて、アルカリ度の低い有機アミノ、アルキロー
ルアミノなどを用いることにより、臭素〉塩素〉フッ素
の順で脱ハロゲン化され易いので、選択的に脱ハロゲン
化することが出来る。
核に、塩素と臭素の両方の置換基を有する核ハロゲン置
換ジニトロジフェニールエーテル類、トリニトロジフェ
ニールエーテル類、テトラニトロジフェニールエーテル
類、またはへキサニトロジフェニールエーテル類の合成
は、ニトロ化に先立ってハロゲン化方法により行うこと
が出来る。例えば、ジフェニールエーテルに、フリーデ
ルクラフト触媒の存在下に、まず、塩素と反応させるこ
とにより、4−クロロジフェニールエーテルヲ経て、次
にこれに臭素を反応させて、一般式(I)の具体例、4
−クロロ−2゛、4′、2−トリブロモジフェニールエ
ーテル(I−1)を得、これをジニトロ化して、3’、
3’  −ジニトロ−4−クロロ−2′,4′、2−ト
リブロモジフェニールエーテル(a4−1)を得ること
が出来、本発明の方法で、水添して、還元と脱臭素化を
実施すれば、3,3゛ −ジアミノ−4−クロロジフェ
ニールエーテルが高純度、高収率で得られる。
(I−1) 核に、フッ素置換基を有するジアミノジフェニールエー
テル類、トリアミノジフェニールエーテル類、テトラア
ミノジフェニールエーテル類、あるいはヘキサアミノジ
フェニールエーテル的化合物として、合成せんとする場
合には、フッ素を含む核ハロゲン置換ジニトロジフェニ
ールエーテルL)IJユニトロジフェニールエーテル類
テトラニトロジフェニールエーテル類、またはへキサニ
トロジフェニールエーテル類の合成を、予めフッ素の入
ったジフェニールエーテル類から、ハロゲン化とニトロ
化により得るか、または次のハロゲン交換によって容易
に得られる。ハロゲン交換は、ニトロ基のオルソ−1ま
たはバラ−の位置に、塩素あるいは臭素の入った核ハロ
ゲン置換ジニトロジフェニールエーテル類、トリニトロ
ジフェニールエーテル類、テトラニトロジフェニールエ
ーテル類、またはへキサニトロジフェニールエーテル類
をフッ化カリウムKFなどのフッ素化試薬を用い、ジメ
チルフォルムアミドDMF、ジメチルスルフォキサイド
DMSO,あるいはスルフオランなどの極性溶剤を用い
て、ニトロ基のオルソ−1およびパラ−の位置にある臭
素、および塩素の全部、または一部をフッ素に置換する
。例えば、一般式(III)の具体例である4゛ −ニ
トロ−2,3,5,6,2″、6°−へキサクロロジフ
ェニールエーテル(TI[−1)ヲ二トロ化シて、4゜
4゛ −ジニトロ−2,3,5,6,2′、6゛−へキ
サクロロジフェニールエーテル(e−1)を得て、KF
でハロゲン交換を行うと、3−9および5−位の塩素が
フッ素に置換された(e−2)を得、水添により、還元
と脱塩素化を実施して、3.5−ジフロロー4,4゛ 
 −ジアミノジフェニールエーテル(d−1)が高純度
、高収率で得られる。
(e−2) (d−1) 次に本発明を実施例により、更に詳細に説明するが、こ
れに限定されるものではない。
(3,3’  −ジアミノジフェニールエーテルの合成
〕 〔核ハロゲン置換ジフェニールエーテルから3゜3° 
−ジアミノジフェニールエーテルの合成法〕実施例I−
1(各種核ハロゲン置換ジフェニールエーテルから3,
3゛  −ジアミノジフェニールエーテルの合成) 表−1に示すような試料番号上−1〜19である3−,
5−,3’ −1または5゛−位に無置換の各種核ハロ
ゲン置換ジフェニールエーテル0.1モルを原料として
、それぞれ1,2−ジクロロエタン100gに溶かし、
98%硝酸16.1g(0,250モル)と98%硫酸
120g(1゜2モル)を含む混酸を、20°Cに冷却
して、よく撹はんしながら、15分間かかって滴下した
後、60℃に昇温して、この温度で、1時間反応させた
。反応終了後、有機相と廃酸相を分離し、廃酸相は10
0gの1.2−ジクロロエタンで洗浄抽出し、有機相に
合わせ、溶媒を留去し、組積塩素置換3. 3’−15
,5’−13,5’ −1または5,3′ −ジニトロ
ジフェニールエーテル化合物を得る。これをメチルアル
コール100m/、5%パラジウム・カーボン溶媒1.
0gと共に、耐圧オートクレーブに仕込み、冷却して、
30から40℃に保って、激しく撹はんしながら、水素
を圧入して反応を行った。反応2乃至4時間で、水素の
吸収が一旦停止した時点で、苛性ソーダを核置換塩素量
に対して、1.2倍当量を添加して、更に水素の圧入を
再開し、激しく撹はんしながら、温度を90℃に上げて
反応し、水素の吸収が3ないし6時間で、止まってから
、水素圧を40気圧にあげて、更に1時間保ってから、
反応を止め、内容物を取り出して口過し、触媒を回収し
た後、常圧で、溶媒のメタノールおよび水分を留去して
から、減圧5mmHgで蒸留を行って、3.3”−ジア
ミノジフェニールエーテルの白色結晶を得る。このもの
のGLC分析により、不純物のピークの全く無い高純度
品であることを確認する。
結果は表−1のごとくで、少なくとも、2−24−22
°−2および4゛−位に、ハロゲン置換基を有するジフ
ェニールエーテルを、原料に用いた場合のみ、高純度の
3,3゛ −ジアミノジフェニールエーテルを高収率で
得ることが出来ることが、分かった。
実施例I−2(ジフェニールエーテルの直接塩素化によ
る核塩素置換ジフェニールエーテルを経由する、3,3
゛  −ジアミノジフェニールエーテルの合成) ジフェニールエーテル17.0g (0,1モル)を、
1.2−ジクロロエタン溶媒30gにとかし、塩化アル
ミニウム触媒1gを加えた後、塩素ガスを吹き込み、6
0℃に保って反応させ、発生する塩化水素ガスを逆流冷
却器を経由して、5℃の冷水に吸収させた。塩素42.
6g (0,60モル)を加えた時点で、反応をとめ、
溶媒20gを追加して、水洗し、触媒を除去して、核塩
素置換ジフェニールエーテル溶媒溶液を得た。
このものを原料として、実施例I−1と同様にジニトロ
化して、組積塩素置換ジニトロジフェニールエーテル4
6.7g (0,100モル)が得られた。これを実施
例T−1と同様にして、水添して、1元と脱塩素化して
、得られる反応生成物を減圧下に精留して(250°c
/10mmHg)3.3” −ジアミノジフェニールエ
ーテルの白色結晶19.2g (0,096モル)が得
られた。
収率96%。
実施例!−3(フェノールから、核ハロゲン置換フェノ
ールを経由する、3.3′  −ジアミノジフェニール
エーテルの合成) フェノール9.4g (0,1モル)を、1.2−ジク
ロロエタン溶媒50gにとかし、塩化アルミニウム触媒
1gを加えた後、塩素ガスを吹き込み、60℃に保って
反応させ、発生する塩化水素ガスを逆流冷却器を経由し
て、5℃の冷水に吸収させた。塩素17.8g (0,
25モル)を加えた時点で、反応をとめ、反応液に窒素
ガスを吹き込み、塩化水素ガスを追い出して後、溶媒を
留去し、更に、減圧下で蒸留して、2.4−ジクロロフ
ェノールと、2,4.6−)ジクロロフェノールの混合
物18.0gが得られた。これにモノクロルベンゼン5
6.5g (0,5モル)、溶媒として、ジメチルスル
フオキシド100g、苛性ソーダ5.2g (0,13
モル)を入れて、160°Cでよく撹はんしながら、6
時間反応させた。反応液のGLC分析より、核塩素置換
フェノールのピークは消失しており、完全に転化してい
た。反応液は水に投入して、分相し、水相はモノクロル
ベンゼン30gを抽出し、モノクロルベンゼン相を合わ
せ、蒸留して、モノクロルベンゼン75.3gを留去し
て、組積塩素置換フェノールとモノクロルベンゼンの縮
合物25.0g (0,098モル)を得た、次に1.
2−ジクロルエタン150g、塩化アルミニウム2.0
gを触媒として加え、30乃至60℃の温度に冷却して
、激しく撹はんしながら、塩素ガス17.8g (0,
25モル)を吹き込んだところで反応をとめ、また反応
により生成する塩化水素ガスは上記のごとく、冷水に吸
収させて、塩酸として回収した。反応終了後、窒素ガス
を吹き込んで、塩化水素ガスを追い出してから、反応液
を3回水洗した。また水洗水は1゜2−ジクロルエタン
100gで抽出し、抽出液は反応液に合わせた。溶媒を
留去後、残分として、組積塩素置換ジフェニールエーテ
ル33.6g(0,98モル)が得られた。次に実施例
1−1と同様にニトロ化し、組積塩素置換ジニトロジフ
ェニールエーテル41.7g (0,096モル)が得
られ、実施例1−1と同様にして、水添して、還元と脱
塩素化して、得られる反応生成物を減圧下に精留して(
250℃/10mmHg)3゜3゛ −ジアミノジフェ
ニールエーテルの白色結晶18.8g (0,094モ
ル)が得られた。
実施例1−4 (3,3’  −ジアミノジフェニール
エーテル合成における脱ハロゲン化反応の検討)ジフェ
ニールエーテルをハロゲン化する場合のハロゲンの種類
、核ハロゲン置換ジニトロジフェニールエーテルの水添
脱ハロゲン化時の水添触媒の種類と使用量、使用溶媒の
種類、脱ハロゲン化水素剤の種類と使用量、反応温度お
よび圧力などを次表の様にかえた以外は、実施例1−1
と同様に反応を行い、目的物を得た。
結果を表−2に示した。
ここに検討されたものは、次の通りである。
(ハロゲン種) C1: 塩素 Br : 臭素 (水添触媒) Pd/C:  5%パラジウム−活性炭触媒Pt/C:
  5%白金−活性炭触媒 ラネイNi: ラネイニッケル触媒 Pd粉  : パラジウム金属細粉 (水添溶媒) メタノール ヘキサン ジオキサン 酢酸エチル EG  : エチレングリコール DMF  :  ジメチルフォルムアミド(脱ハロゲン
化水素剤) NaoH:40%水酸化ナトリウム水溶液TETHA 
: トリエタノールアミノM g O:酸化マグネシウ
ム ピリジン Ca  (OH)2  :水酸化カルシウムNH3:3
0%アンモニア水?容液 ここに示す反応条件は、水添反応において、ニトロ基の
対応するアミノ基への還元後、脱ハロゲン化水素剤を添
加して、脱ハロゲン化反応の条件を示す。
〔4,4″ −ジアミノジフェニールエーテルの合成〕 〔核ハロゲン置換ジフェニールエーテルから4゜4゛ 
−ジアミノジフェニールエーテルの合成法〕実施例ll
−1(各種核ハロゲン置換ジフェニールエーテルから4
,4゛ −ジアミノジフェニールエーテルの合成) 表−1に示すような試料番号ll−1〜17である4−
、4’ −位に無置換の各種核ハロゲン置換ジフェニー
ルエーテル0.1モルを原料として、それぞれ1,2−
ジクロロエタン100gに溶かし、98%硝酸16.1
g (0,250モル)と98%硫酸120g (1,
2モル)を含む混酸を、20℃に冷却して、よく撹はん
しながら、15分間かかって滴下した後、60℃に昇温
しで、この温度で、1時間反応させた。反応終了後、有
機相と廃酸相を分離し、廃酸相は100gの1,2−ジ
クロロエタンで洗浄抽出し、有機相に合わせ、溶媒を留
去し、組積塩素置換4,4゛ −ジニトロジフェニール
エーテル化合物を得る。これをメチルアルコール100
m1.5%パラジウム・カーボン触媒1.0gと共に、
耐圧オートクレーブに仕込み、冷却して、30から40
℃に保って、激しく撹はんしながら、水素を圧入して反
応を行った。反応2乃至4時間で、水素の吸収が一旦停
止した時点で、苛性ソーダを核置換塩素量に対して、1
.2倍当量を添加して、更に水素の圧入を再開し、激し
く撹はんしながら、温度を90℃に上げて反応し、水素
の吸収が3ないし6時間で、止まってから、水素圧を4
0気圧にあげて、更に1時間保ってから、反応を止め、
内容物を取り出して口過し、触媒を回収した後、常圧で
、溶媒のメタノールおよび水分を留去してから、減圧で
蒸留(265℃/10mmHg)を行って、434′−
ジアミノジフェニールエーテルの白色結晶を得る。
このもののGLC分析により、不純物のピークの全く無
い高純度品であることを確認する。
結果は表−3のごとくで、少なくとも、2−23−、 
6−、 2’ −、3’−、および6”−位に、ハロゲ
ン置換基を有するジフェニールエーテルを、原料に用い
た場合のみ、高純度の4.4° −ジアミノジフェニー
ルエーテルを高収率で得ることが出来ることが、分かっ
た。
実施例ll−2(ジフェニールエーテルから、トランス
アルキレーションによる核ハロゲン置換ジフェニールエ
ーテルを経由する、4,4゛  −ジアミノジフェニー
ルエーテルの合成) 4.4゛ −ジターシャリ−ブチル−ジフェニールエー
テル28.2g (0,1モル)を、1,2−ジクロロ
エタン溶媒50gにとかし、塩化アルミニウム触媒1g
を加えた後、塩素ガスを吹き込み、60℃に保って反応
させ、発生する塩化水素ガスを逆流冷却器を経由して、
5℃の冷水に吸収させた。塩素の吸収が停止した時点で
、反応温度を80−90°Cに上げて塩素の吹き込みを
続け、塩素の吸収が再び停止した時点で反応を止めた。
使用した塩素の合計量は53gであった。反応液に窒素
ガスを吹き込み、塩化水素ガスを追い出して後、水洗し
て、触媒を除去してから、溶媒溶液のまま、これにジフ
ェニールエーテル255 g。
塩化アルミニウム触媒5gを追加し、ニトロメタン溶媒
100gを加えて、100°Cで、4時間反応させた後
、水洗して、触媒を除去してから、減圧下で精留して、
溶媒を回収し、更に、未反応ジフェニールエーテルを回
収し、次いで4−ターシャリ−ブチル−ジフェニールエ
ーテル21.0g(0,098モル)と、4,4″ −
ジターシャリ−ブチル−ジフェニールエーテル28. 
2g (0゜045モル)が得られ、残分として、組積
塩素置換ジフェニールエーテル39. 9g (塩素が
0゜75モル反応したとして、計算して、0.093モ
ル)が得られた。
このものを原料として、実施例ll−1と同様にジニト
ロ化して、組積塩素置換ジニトロジフェニールエーテル
47.9g (0,092モル)が得られた。これを実
施例I I−1と同様にして、水添して、還元と脱塩素
化して、得られる反応生成物を減圧下に精留して(26
5℃/10mmHg)  4. 4’  −ジアミノジ
フェニールエーテルの白色結晶18.2g (0,09
1モル)が得られた。
実施例1l−3(フェノールから、トランスアルキル化
による核ハロゲン置換フェノールを経由する4、4゛ 
 −ジアミノジフェニールエーテルの合成) 4−ターシャリ−ブチル−フェノール15.0g (0
,1モル)を、1.2−ジクロロエタン溶媒50gにと
かし、塩化アルミニウム触媒1gを加えた後、塩素ガス
を吹き込み、60°Cに保って反応させ、発生する塩化
水素ガスを逆流冷却器を経由して、5°Cの冷水に吸収
させた。塩素の吸収が停止した時点で、反応温度を80
−90℃に上げて塩素の吹き込みを続け、塩素の吸収が
再び停止した時点で反応を止めた。使用した塩素の合計
量は23gであった。反応液に窒素ガスを吹き込み、塩
化水素ガスを追い出して後、水洗して、触媒を除去して
から、溶媒を回収し、更に、減圧下で精留して、低塩素
置換4−ターシャリ−ブチル−フェノール1.0gを回
収し、次いで核塩素置換4−ターシャリーブチル−フェ
ノール25.5gが得られた。これに4−ターシャリ−
ブチル−クロルベンゼン84.3g (0,5モル)、
溶媒として、ジメチルスルフオキシド100g、苛性ソ
ーダ5. 2g (0,13モル)、相間移動触媒とし
て、50%テトラブチルアンモニウムブロマイド水溶液
0.5gを入れて、130℃でよく撹はんしながら、6
時間反応させた。反応液のGLC分析より、核塩素置換
4−ターシャリーブチル−フェノールのピークは消失し
ており、完全に転化していた。反応液は水に投入して、
分相し、水相は1.2−ジクロロエタン30gで抽出し
、有機相を合わせ、蒸留して、4−ターシャリ−ブチル
−クロルベンゼン67.3gを留去して、粒核塩素置換
4−ターシャリーブチル−フェノールと4−ターシャリ
−ブチル−クロルベンゼンの縮合物38.9g (0,
098モル)を得た。次に1゜2−ジクロルエン150
g、塩化アルミニウム2゜0gを触媒として加え、30
乃至60°Cの温度に冷却して、激しく撹はんしながら
、塩素ガス24゜9g (0,35モル)を吹き込んだ
ところで反応をとめ、また反応により生成する塩化水素
ガスは上記のごとく、冷水に吸収させて、塩酸として回
収した。反応終了後、窒素ガスを吹き込んで、塩化水素
ガスを追い出してから、反応液を3回水洗した。また水
洗水は、1,2−ジクロルエタン100gで抽出し、抽
出液は反応液に合わせた。溶媒を留去後、残分として、
組積塩素置換4,4゛−ターシャリ−ブチル−ジフェニ
ールエーテル51.1gが得られた。これに1,2−ジ
クロルエタン150gに溶かし、フェノール94g(1
゜0モル)とNafion  Hlogを触媒として加
え、120〜130 ”cで3時間反応させた。次いで
、モノクロルベンゼン56. 3g (0,5モル)を
加え、さらに、3時間反応させた。反応液は触媒を口過
して除去し、蒸留により、未反応フェノール、モノクロ
ルベンゼンと溶媒を留去し、減圧下に、4−ターシャリ
−ブチル−フェノール14.3g (0,095−t−
ル)、4−ターシャリ−ブチル−クロルベンゼン11.
0g (0,098モル)ヲ回収し、更に核塩素置換ジ
フェニールエーテル38.1gを得た。次に実施例11
−1と同様にニトロ化し、組積塩素置換ジニトロジフェ
ニールエーテル46.1gが得られた。これを実施例1
1−1と同様にして、水添して、還元と脱塩素化して、
得られる反応生成物を減圧下に精留して(265℃/1
0mmHg)4.4’  −ジアミノジフェニールエー
テルの白色結晶16. 8 g (0゜084モル)が
得られた。収率84%。
実jidllz−4(ジフェニールエーテルから、トラ
ンス臭素化反応による核塩素置換ジフェニールエーテル
を経由する。  4. 4’  −ジアミノジフェニー
ルエーテルの合成) 4、 4’ −シフ”ロモジフェニールエーテル32゜
8g (0,1モル)を、1,2−ジクロロエタン溶媒
50gにとかし、塩化アルミニウム触媒1gを加えた後
、塩素ガスを吹き込み、60°Cに保って反応させ、発
生する塩化水素ガスを逆流冷却器を経由して、5℃の冷
水に吸収させた。塩素の吸収が停止した時点で、反応温
度を80−90℃に上げて塩素の吹き込みを続け、塩素
の吸収が再び停止した時点で反応を止めた。使用した塩
素の合計量は51gであった。反応液に窒素ガスを吹き
込み、塩化水素ガスを追い出して後、水洗して、触媒を
除去してから、溶媒溶液のまま、これにジフェニールエ
ーテル255 g、 塩化アルミニウム触媒5gを追加
し、ニトロメタン溶媒100gを加えて、180℃で、
4時間反応させた後、水洗して、触媒を除去してから、
減圧下で精留して、溶媒を回収し、更に未反応ジフェニ
ールエーテルを回収し、次いで4−ブロモジフェニール
エーテル25.1g (0,101モル)と、4.4”
 −ジブロモジフェニールエーテル16. 1g (0
゜049モル)が得られ、残分として、組積塩素置換ジ
フェニールエーテル43. 7g (塩素が0゜80モ
ル反応したとして、計算して、0.098モル)が得ら
れた。
このものを原料として、実施例11−1と同様にジニト
ロ化して、組積塩素置換ジニトロジフェニールエーテル
52.7g (0,098モル)が得られた。これを実
施例ll−1と同様にして、水添して、還元と脱塩素化
して、得られる反応生成物を減圧下に精留して(265
℃/ 10 mmHg)4.4゛  −ジアミノジフェ
ニールエーテルの白色結晶18.8g (0,094モ
ル)が得られた。
収率94% (4’ −位ffm核ハロゲン置換ジフェニールエーテ
ルから4,4゛  −ジアミノジフェニールエーテルの
合成法〕 実施例lll−1(各種4゛ −位置換核ハロゲン置換
ジフェニールエーテルから4,4” −ジアミノジフェ
ニールエーテルの合成) 4゛−位に、ニトロ基、ニトロソ基、あるいはアミノ基
などの置換基を有する各種核ハロゲン置換ジフェニール
エーテル0.1モルを原料として、それぞれ1,2−ジ
クロロエタン100gに溶かし、98%硝酸8.05g
 (0,125モル)と98%硫酸60g (0,6モ
ル)を含む混酸を、10℃に冷却して、よく攬はんしな
がら、10分間かかって滴下した後、40℃に昇温しで
、この温度で、1時間反応させた。反応終了後、有機相
と廃酸相を分離し、廃酸相は100gの1.2−ジクロ
ロエタンで洗浄抽出し、有機相に合わせ、溶媒を留去し
、組積塩素化4゛ −位置換4−ニトロジフェニールエ
ーテル化合物を得る。この時4゛−位の置換基がニトロ
ソ基の場合には、同時に、ニトロソ基のニトロ基への酸
化も行われるので、上記の混酸の添加量を倍量にする必
要がある。これをメチルアルコール100m1.5%パ
ラジウム・カーボン触媒1.0gと共に、耐圧オートク
レーブに仕込み、冷却して、3oから40”Cに保って
、激しく攪はんしながら、水素を圧入して反応を行った
。反応2乃至4時間で、水素の吸収が一旦停止した時点
で、苛性ソーダを核置換塩素量に対して、1.2倍当量
を添加して、更に水素の圧入を再開し、激しく攪はんし
ながら、温度を90度に上げて反応し、水素の吸収が3
ないし6時間で、止まってから、水素圧を40気圧にあ
げて、更に1時間保ってから、反応を止め、内容物を取
り出して口過し、触媒を回収した後、常圧で、溶媒のメ
タノールおよび水分を留去してから、減圧で蒸留(26
5℃/10mmHg)を行って、4゜4゛ −ジアミノ
ジフェニールエーテルの白色結晶を得る。このもののG
LC分析により、不純物のピークの全く無い高純度品で
あることを確認する。
結果は表−4のごとくで、4゛ −位の置換基がニトロ
基、あるいはニトロソ基の場合、少なくとも、2−、l
、6−、および2°または6”−位に、また、4′ −
位がアミノ基の場合には、少なくとも、2−.3−.6
−.2°−23” −または5゛−2および6゛ −位
に、ハロゲン置換基を有するジフェニールエーテルを、
原料に用いた場合のみ、高純度の4.4゛  −ジアミ
ノジフェニールエーテルを高収率で得ることが出来るこ
とが、分かった。
実施例lll−2(p−ターシャリ−ブチル−フェノー
ルと、p−クロルニトロベンゼンかう、核ハロゲン置1
64’ −二トロジフェニールエーテルを経由する、4
,4″ −ジアミノジフェニールエーテルの合成) 温度計、および還流冷却器を付した三ツロフラスコに、
アルカリとして、48.5%の水酸化カリウム水溶液2
0.8g (0,12モル)および炭酸カリウム(純度
98.5%)  2. 1g (0゜015モル)を加
えて、攪はんしながら、p−ターシャリ−ブチルフェノ
ール30. 0g (0,2モル)を加えた後、温度が
120℃になるまで、加温シて、p−クロルニトロベン
ゼン63.0g(0,4モル)を1時間かかって加え、
次に、235−240°Cに昇温し、6時間この温度に
保って反応を完了した。反応生成物を水蒸気蒸留により
、未反応の、過剰p−クロルニトロベンゼン35gを回
収した。残分を10℃に冷やして、析出する固形分を0
別し、水洗して、乾燥し、純度98.5%の4−ターシ
ャリ−ブチル−4゛ −二トロジフェニールエーテル5
3. 2g (0,196モル)を98%の収率で得る
ことが出来た。
この4−ターシャリ−ブチル−4”−ニトロジフェニー
ルエーテル27.2g (0,10モル)を1,2−ジ
クロロエタン溶媒50gにとかし、塩化アルミニウム触
媒1gを加えた後、塩素ガスを吹き込み、60℃に保っ
て反応させ、発生する塩化水素ガスを逆流冷却器を経由
して、5℃の冷水に吸収させた。塩素の吸収が停止した
時点で、反応温度を80−90℃に上げて塩素の吹き込
みを続け、塩素の吸収が再び停止した時点で反応を止め
た。使用した塩素の合計量は36. 9g (0゜52
モル)であった。反応液に窒素ガスを吹き込み、塩化水
素ガスを追い出して後、水洗して、触媒を除去してから
、溶媒を回収し、更に、減圧下で精留して、低塩素置換
4−ターシャリ−ブチル−4゛−ニトロ−ジフェニール
エーテル1.0gを回収し、次いで核塩素置換4−ター
シャリーブチル−4′  −ニトロジフェニールエーテ
ル43゜6g (0,0967モル)が得られた。
これを1,2−ジクロルエタン150gに?容かし、フ
ェノール94g (1,0モル)とNafion Hl
ogを触媒として加え、120−130℃で3時間反応
させた。反応液は触媒を口過して除去し、蒸留により、
未反応フェノールと溶媒を留去し、減圧下に、4−ター
シャリ−ブチルフェノール14.4g (0,096モ
ル)を回収し、更に、積場素置m 4 ’  −ニトロ
ジフェニールエーテル37゜1g (0,094モル)
を得た。次に実施例l11−1と同様にニトロ化し、組
積塩素置換4゜4° −ジニトロジフェニールエーテル
40. 9g(0,093モル)が得られた。これを実
施例■I I−1と同様にして、水糸して、還元と脱塩
素化して、得られる反応生成物を減圧下に精留して(2
65℃/10mmHg)4,4° −ジアミノジフェニ
ールエーテルの白色結晶17.8g)0゜089モル)
が得られた。p−ターシャリ−ブチル−フェノールから
の通算収率は、88%である。
実施例lll−3(1)−ブロモフェノールと、p−ク
ロルニトロベンゼンから、核ハロゲン置換4゛−二トロ
ジフェニールエーテルを経由する、4゜4° −ジアミ
ノジフェニールエーテルの合成)温度計、および還流冷
却器を付した三ツロフラスコに、アルカリとして、48
.5%の水酸化カリウム水溶液20.8g (0,12
モル)および炭酸カリウム(純度98.5%)  2.
 1g (0゜015モル)を加えて、攪はんしながら
、p−ブロモフェノール34. 6g (0,2モル)
を加えた後、温度が120℃になるまで、加温し、p−
クロルニトロベンゼン63.0g (0,4モル)を1
時間かかって加え、次に、235−240℃に昇温し、
6時間この温度に保って反応を完了した。反応生成物を
水蒸気蒸留により、未反応の、iM剰p−’yロ二二ト
ロベンゼン35gを回収した。
残分を10℃に冷やして、析出する固形分を四則し、水
洗して、乾燥し、純度98.8%の4−ブロモ−4゛ 
−ニトロジフェニールエーテル57゜3g (0,19
5モル)を97.5%の収率で得ることが出来た。
この4−ブロモ−4゛ −ニトロジフェニールエーテル
29.4g (0,10モル)を1,2−ジクロロエタ
ン溶媒50gにとかし、塩化アルミニウム触媒1gを加
えた後、塩素ガスを吹き込み、60℃に保って反応させ
、発生する塩化水素ガスを逆流冷却器を経由して、5℃
の冷水に吸収させた。塩素の吸収が停止した時点で、反
応温度を80−90℃に上げて塩素の吹き込みを続け、
塩素の吸収が再び停止した時点で反応を止めた。使用し
た塩素の合計量は44.7g (0,63モル)であっ
た。反応液に窒素ガスを吹き込み、塩化水素ガスを追い
出して後、水洗して、触媒を除去してから、溶媒を留去
し、積場素置換4−ブロモー4゛−ニトロジフェニール
エーテル50.3g(0,0985モル)が得られた。
これを1,2−ジクロロエタン100gにとかして、フ
ェノール94g (1,0モル)とNafion  H
IOgを触媒として加え、160−170℃で3時間反
応させた。反応液は触媒を口過して除去し、蒸留により
、未反応フェノールと溶媒を留去し、減圧下に、4−ブ
ロモフェノール16.9g (0゜098モル)を得、
更に、積場素置換4゛ −ニトロジフェニールエーテル
38.9g (0,090モル)を得て、実施例lll
−1と同様にニトロ化し、組積塩素置換ジニトロジフェ
ニールエーテル41.5g (0,087モル)が得ら
れた。これを実施例111−1と同様にして、水添して
、還元と脱塩素化して、得られる反応生成物を減圧下に
精留して(265℃/10mmHg)4.4’−ジアミ
ノジフエニールエーテルの白色結晶16゜6g (0,
083モル)が得られた。p−ブロモフェノールからの
通算収率は、82%である。
実施例lll−4(p−ターシャリ−ブチル−クロルベ
ンゼンと、p−ニトロソフェノールから、核ハロゲンf
i4. −ニトロソジフェニールエーテルを経由する、
4,4” −ジアミノジフェニールエーテルの合成) 温度計、および還流冷却器を付した三ツロフラスコに、
アルカリとして、48.5%の水酸化カリウム水溶ン夜
20.8g  (0,12モル)および炭酸カリウム(
純度98.5%) 2. 1g (0゜015モル)を
加えて、溶媒として、ジメチルスルフオキシド100g
、相間移動触媒として、50%テトラブチルアンモニウ
ムブロマイド水溶液0.5gを入れて、攪はんしながら
、p−ニトロソフェノール24.6g (0,2モル)
を加えた後、温度が120°Cになるまで、加温して、
p−ターシャリ−ブチル−クロルベンゼン67.4g(
0,4モル)を1時間かかって加え、次に、130℃で
よく攪はんしながら、6時間反応させた。
反応液のGLC分析より、p−ニトロソフェノールのピ
ークは消失しており、完全に転化していた。
反応生成物を水蒸気蒸留により、未反応の、過剰p−タ
ーシャリ−ブチル−クロルベンゼンを回収除去した。残
分を5℃に冷やして、析出する固形分を口割し、水洗し
て、乾燥し、純度98.8%の4−クーシャリ−ブチル
−4゛ −ニトロソジフェニールエーテル45.9g 
(0,180モル)を90%の収率で得ることが出来た
次に1,2−ジクロルエタン100g、塩化アルミニウ
ム4.0gを触媒として加え、30乃至60℃の温度に
冷却して激しく攪はんしながら塩素ガス78.1g (
1,10モル、原料に対して、6.1モル比)を吹き込
んだところで反応をとめ、また反応により生成する塩化
水素ガスは、冷水に吸収させて、塩酸として回収した。
反応終了後、窒素ガスを吹き込んで、塩化水素ガスを追
い出してから、反応液を3回水洗した。また水洗水は1
゜2−ジクロルエタン30gで抽出し、抽出液は反応液
に合わせた。脱水後1.有機相はそのまま、モノクロル
ベンゼン225g (2,0モル)とNafion  
Hlogを触媒として加え、  16〇−170℃で3
時間反応させた。反応液は触媒を口過して除去し、蒸留
により、未反応モノクロルベンゼンと溶媒を留去し、p
−ターシャリ−ブチルクロロベンゼン29.5g (0
,175モル)を、減圧で、蒸留して、回収し、残香と
して、積場素am4 ゛ −ニトロソジフェニールエー
テル65.7g (0,164モル)を得て、実施例l
11−1と同様に、ニトロ化し、同時にニトロソ基のニ
トロ基への酸化を行って、組積塩素置換ジニトロジフェ
ニールエーテル73.8g (0,160モル)が得ら
れた。これを実施例11 I−1と同様にして、水添し
て、還元と脱塩素化して、得られる反応生成物を減圧下
に精留して(265℃/10mmHg) 、4.4’ 
 −ジアミノジフェニールエーテルの白色結晶29.0
3g (0,145モル)が得られた。p−ニトロソフ
ェノールからの通算収率は73%であった。
実施例111−5(p−ターシャリ−ブチル−クロルベ
ンゼンと、p−アミノフェノールから、核ハロゲン置換
4° −アミノジフェニールエーテルを経由する、4.
4” −ジアミノジフェニールエーテルの合成) 温度計、および還流冷却器を付した三ツロフラスコに、
アルカリとして、48.5%の水酸化カリウム水溶液2
0.8g (0,12モル)および炭酸カリウム(3@
度98.5%)  2. 1g  (0゜015モル)
を加えて、溶媒として、ジメチルスルフオキシド100
g、相間移動触媒として、50%テトラブチルアンモニ
ウムブロマイド水溶液0.5gを入れて、攪はんしなが
ら、p−アミノフェノール21.8g (0,2モル)
を加えた後、温度が120℃になるまで、加温して、p
−ターシャリ−ブチル−クロルベンゼン67.4g (
0゜4モル)を1時間かかって加え、次に、130℃で
よく攬はんしながら、6時間反応させた。反応液のGL
C分析より、p−アミノフェノールのピークは消失して
おり、完全に転化していた。反応生成物を水蒸気蒸留に
より、未反応の、過剰p−ターシャリ−ブチル−クロル
ベンゼンを回収除去した。残分を5℃に冷やして、析出
する固形分を口割し、水洗して、乾燥し、純度98.3
%の4−ターシャリ−ブチル−4” −アミノジフェニ
ールエーテル46.3g (0,192モル)を96%
の収率で得ることが出来た。
次に1,2−ジクロルエタン100g、塩化アルミニウ
ム4.0gを触媒として加え、30乃至60℃の温度に
冷却して激しく攪はんしながら塩素ガス88.8g (
1,25モル、原料に対して6.5モル比)を吹き込ん
だことろで反応をとめ、また反応により生成する塩化水
素ガスは、冷水に吸収させて、塩酸として回収した。反
応終了後、窒素ガスを吹き込んで、塩化水素ガスを追い
出してから、反応液はそのまま、モノクロルベンゼン2
25g (2,0モル)と塩化アルミニウム6g、ニト
ロメタン50gを加え、170−190’lll:で3
時間反応させた。反応液は水中に投入し、有機相を分け
、水相はモノクロルベンゼン50gで3回抽出し、有機
相に合わせた。蒸留により、未反応モノクロルベンゼン
と溶媒を留去し、p−ターシャリ−ブチル−クロロベン
ゼン31. 7g (0゜188モル)を、減圧で、蒸
留して、回収し、残金として、積場素置換4゛ −アミ
ノジフェニールエーテル75.3g (0,184モル
)を得て、実施例111−1と同様に、ニトロ化し、組
積塩素置換4−ニトロ−4゛ −アミノジフェニールエ
ーテル80.9g (0,178モル)が得られた。
これを実施例lll−1と同様にして、水添して、還元
と脱塩素化して、得られる反応生成物を減圧下に精留し
て、(265℃/10mmHg)4゜4゛ −ジアミノ
ジフェニールエーテルの白色結晶34.0g (0,1
70モル)が得られた。p−アミノフェノールからの通
算収率は85%であった。
(p−ニトロソフェノールと、p−ニトロハロゲノベン
ゼンを縮合、還元する4、4゛  −ジアミノジフェニ
ールエーテルの合成法〕 実施例I V −1(p−ニトロソフェノールと、p−
ニトロハロゲノベンゼンの縮合、水添還元による4、4
゛ −ジアミノジフェニールエーテルの合成) 温度計、および還流冷却器を付した三ツロフラスコに、
p−二トロンフェノール12.3g (0゜1モル)、
p−クロルニトロベンゼン47.3g(0,3モル)、
キジ1フ10 として、トリデシルメチルアンモニウムクロリド1、5
g (0.003−r−ル)を加えて、105°Cに加
温し、アルカリとして、48.5%の水酸化カリウム水
溶液11.6g (0.10モル)を水6 0 m l
に溶かした水溶液を、2時間がかって、滴下し、105
°Cにだもって、7時間反応させた。
反応液のGLC分析より、p−ニトロソフェノールのピ
ークは消失しており、完全に転化していた。
反応生成物を水蒸気蒸留により、未反応の過剰p−ニト
ロクロルベンゼンを回収除去した。残分を5℃に冷やし
て、析出する固形分を口割し、水洗して、乾燥し、純度
98.0%の4−ニトロソ−4゛−ニトロジフェニール
エーテル24.2g(0、097モル)を97%の収率
で得ることが出来た。
これをジメチルフォルムアマイド50m1,5%パラジ
ウム・カーボン触媒1.0gと共に、耐圧オートクレー
ブに仕込み、冷却して、30から40℃に保って、激し
く攪はんしながら、水素を圧入して反応を行った。反応
1乃至2時間で、水素の吸収が一旦停止した時点で、激
しく攪はんしながら、水素圧を12気圧に、温度を90
℃に上げて反応し、水素の吸収が1ないし2時間で、止
まってから、更に1時間保ってから、反応を止め、内容
物を取り出して口過し、触媒を回収した後、常圧で、溶
媒および水分を留去して、4,4” ージアミノジフェ
ニールエーテル19.2g (0。
096モル)を得る。このもののGLC分析により、純
度は99.7であった。
実a例Iv−2 (フェノールから、p−ニトロソフェ
ノールヲ経由して、p−ニトロハロゲノベンゼンとの縮
合、水添還元による4,4゛ −ジアミノジフェニール
エーテルの合成) フェノール94g (1.0モル)の水酸化ナトリウム
41g (1.03モル)溶液に、亜硝酸ナトリウム7
0g (1.01モル)の溶液を混じ、氷と水を加え、
全液量をフェノールの25倍とする。
十分に攪はんしながら、希塩酸を0℃以下に保って、滴
下し、コンゴーレッド試験紙で、酸性となった後、しば
らく撹はんして、反応を終了し、析出したp−ニトロソ
フェノールの沈澱を口過水洗する。50℃以下で、乾燥
して、p−ニトロソフェノール112g (0.91モ
ル)を得た。この固形物は、窒素中、5℃以下の低温で
保存し、このうちの12.  3g (0.  1モル
)をとって、実施例IV−1と同様に処理して、4,4
′  −ジアミノジフェニールエーテル19.3g (
0,0965モル)が得られた。フェノールからの通算
収率は88%であった。
実施例IV−3(p−二トロンフェノールと、p−ニト
ロハロゲノベンゼンの縮合による4−ニトロソ−4” 
−ニトロジフェニールエーテルの合成)温度計、および
還流冷却器を付した三ツロフラスコに、実施例IV−2
で得られたp−ニトロソフェノール12. 3g (0
,1モル)、p−クロルニトロベンゼン47.3g (
0,3モル)、相間移動触媒として、トリデシルメチル
アンモニウムクロリド1.5g (0,003モル)を
加えて、溶媒を加えず、105℃に加温し、アルカリと
して、48.5%の水酸化カリウム水溶液11.6g(
0,10モル)を水60m1に溶かした水溶液を、2時
間かかって、滴下し、105℃にたちって、実施例IV
−1と同様に処理して、純度98゜3%の4−ニトロソ
−4゛  −ニトロジフェニールエーテル23.3g 
(0,093モル)を93%の収率で得ることが出来た
実施例IV−4(p−ニトロソフェノールと、p−ニト
ロハロゲノベンゼンの縮合による4−ニトロソ−4゛ 
−ニトロジフェニールエーテルの合成)温度計、および
還流冷却器を付した三ツロフラスコに、実施例IV−2
で得られたp−ニトロソフェノール12.3g (0,
1モル)、p−クロルニトロベンゼン47.3g (0
,3モル)、相間移動触媒として、テトラブチルアンモ
ニウムブロマイド3.2g  (0,010モル)を加
えて、溶媒を加えず、105℃に加温し、アルカリとし
て、水酸化ナトリウム4.0g (0,1モル)を水6
0m1に溶かした水溶液を、2時間かかって、滴下し、
105℃にたもって、実施例IV−1と同様に処理して
、純度98.7%の4−ニトロソ−4゛−ニトロジフェ
ニールエーテル18.5g(0,075モル)を75%
の収率で得ることが出来た。
実施例IV−5(フェノールから、p−ニトロソフェノ
ールを経由して、p−ニトロハロゲノベンゼンとの縮合
による4−ニトロソ−4′ −二トロジフェニールエー
テルの合成) 実施例IV−2と同様にフェノール94g (1゜0モ
ル)より出発して、反応を終了し、析出したp−ニトロ
ソフェノールの沈澱を口過水洗し、乾燥することなく、
湿ったp−ニトロソフェノールをそのまま、次の縮合反
応に供した。これに、相間移動触媒として、トリデシル
メチルアンモニウムクロリド15g (0,030モル
)を加えて、溶媒を加えず、105℃に加温し、アルカ
リとして、48.5%の水酸化カリウム水溶液116g
(1,0モル)を水600m1に溶かした水溶液を加え
、2時間かかって、p−クロルニトロベンゼン473g
 (3,0モル)を滴下し、105℃にたちって、実施
例■V−Xと同様に処理して、純度98.8%の4−ニ
トロソ−4゛ −ニトロジフェニールエーテル209.
9g (0,85モル)を、フェノールから85%の通
算収率で得ることが出来た。
実施例IV−6(4−ニトロソ−4゛ −ニトロジフェ
ニールエーテルの、水添還元による4、4゛−ジアミノ
ジフェニールエーテルの合成)実施例IV−5で、得ら
れた4−ニトロソ−4゛−ニトロジフェニールエーテル
各24.4gt−とって、溶媒と水添触媒をかえた以外
は実施例IV−1と同様に処理して、4,4゛  −ジ
アミノジフェニールエーテルを得た。この結果は次表の
ごとくである。
[3,4,4’  −)リアミノジフェニールエーテル
の製造〕 (4,−置換核ハロゲン化ジフェニールエーテルより3
. 4. 4’  −トリアミノジフェニールエーテル
の合成) 実施例■−1(各種4゛ −位置換核ハロゲン置換ジフ
ェニールエーテルから3. 4. 4’  −1−リア
ミノジフェニールエーテルの合成) 4゛−位に、ニトロ基、ニトロソ基、あるいはアミノ基
などの置換基を有する各種核ハロゲン置換ジフェニール
エーテル0. 1モルを原料として、それぞれ1.2−
ジクロロエタン100gにt8力)し、98%硝酸16
.1g (0,250モル)と、発煙硫酸120g (
1,2モル)を含む混酸を、10’cに冷却して、よく
攪はんしながら、10分間かかって滴下した後、60°
Cに昇温しで、この温度で、1時間反応させた。反応終
了後、有機相と廃酸相を分離し、廃酸相は100gの1
.2−ジクロロエタンで洗浄抽出し、有機相に合わせ、
溶媒を留去し、組積塩素化4” −位置換3.4−ジニ
トロジフェニールエーテル化合物を得る。この時4゛ 
−位の置換基がニトロソ基の場合には、同時に、ニトロ
ソ基のニトロ基への酸化も行われるので、上記の混酸の
添加量を1.5倍量にする必要がある。これをメチルア
ルコール100mn。
5%パラジウム・カーボン触媒1.0gと共に、耐圧オ
ートクレーブに仕込み、冷却して、3oから40℃に保
って、激しく攪はんしながら、水素を圧入して反応を行
った。反応2乃至4時間で、水素の吸収が一旦停止した
時点で、苛性ソーダを核置換塩素量に対して、1.2倍
当量を添加して、更に水素の圧入を再開し、激しく攪は
んしながら、温度を90℃に上げて反応し、水素の吸収
が3ないし6時間で、止まってから、水素圧を40気圧
にあげて、更に1時間保ってから、反応を止め、内容物
を取り出して口過し、触媒を回収した後、常圧で、溶媒
のメタノールおよび水分を留去してから、水中に投じ、
塩酸酸性として、活性炭5gを加えて、口過後、苛性ソ
ーダで、アルカリ性として、5℃に冷却して、析出する
淡黄色の結晶を口過、水洗して、60℃以下の温度で、
減圧乾燥して、3,4.4’  −)リアミノジフェニ
ールエーテルの結晶を得、このもののTLC分析により
、不純物のスポットが全く無いこと、および、このもの
のGLC分析により、不純物のピークの全く無い高純度
品であることが確認された。
結果は表−6のごとくで、4゛ −位の置換基がニトロ
基、ニトロソ基、あるいはアミノ基の場合、少なくとも
、2−23−または5−.6−.2゜−2および6゛ 
−位に、ハロゲン置換基を有する4゛ −位置換ジフェ
ニールエーテルを、原料に用いた場合のみ、高純度の3
. 4. 4’  −1−リアミノジフェニールエーテ
ルを高収率で得ることが出来ることが、分かった。
C3,4,3’ 、  4’  −テトラアミノジフェ
ニールエーテルの製造〕 実施例Vl−1(、ジフェニールエーテルから、トラン
スアルキレーションによる核ハロゲン置換ジフェニール
エーテルを経由スる。  3. 4. 3’ 。
4″ −テトラアミノジフェニールエーテルの合成)4
.4゛  −ジターシャリ−ブチルジフェニールエーテ
ル282g (1,00モル)より、実施例I I−2
と同様に、塩素426g (6,0モル)を反応させた
後、ジフェニールエーテル2550gを加えて、トラン
スアルキル化してから、得られる組積塩素置換ジフェニ
ールエーテルを、減圧下に精留して、2. 5. 6.
2′,5′、6’−ヘキサクロロジフェニールエーテル
171g(0゜56モル)が得られた。
この30. 6g (0,1モル)を原料として、l、
2−ジクロロエタン100gに溶かし、98%硝酸32
.2g (0,500モル)と、発煙硫酸240g (
2,4モル)を含む混酸を、10℃に冷却して、よく攪
はんしながら、10分間かかって滴下した後、60°C
に昇温しで、この温度で、1時間反応させた。反応終了
後、有機相と廃酸相を分離し、廃酸相は100gの1,
2−ジクロロエタンで洗浄抽出し、有機相に合わせ、溶
媒を留去し、組積塩素化テトラニトロジフェニールエー
テル化合物41.3g (0,085モル)を得る。
これをメチルアルコール100mC5%パラジウム・カ
ーボン触媒1.0gと共に、耐圧オートクレーブに仕込
み、冷却して、30から40℃に保って、激しぐ攪はん
しながら、水素を圧入して反応を行った。反応2乃至4
時間で、水素の吸収が一旦停止した時点で、苛性ソーダ
を核置換塩素量に対して、1.2倍当量を添加して、更
に水素の圧入を再開し、激しく攪はんしながら、温度を
90°Cに上げて反応し、水素の吸収が3ないし6時間
で、止まってから、水素圧を40気圧にあげて、更に1
時間保ってから、反応を止め、内容物を取り出して口過
し、触媒を回収した後、常圧で、溶媒のメタノールおよ
び水分を留去してから、水中に投じ、塩酸酸性として、
活性炭5gを加えて、口過後、苛性ソーダで、アルカリ
性として、5°Cに冷却して、析出する淡黄色の結晶を
口過、水洗して、60℃以下の温度で、減圧乾燥して、
3゜4、 3’ 、  4’  −テトラアミノジフェ
ニールエーテルの結晶17.9g (0,078モル)
を得、このもののGLC分析により、不純物のピークの
全く無い高純度品であることを確認する。
実施例VT−2(フェノールから、トランスアルキル化
による核ハロゲン置換フェノールを経由する、3、 4
. 3°、4゛  −テトラアミノジフェニールエーテ
ルの合成) 4−ターシャリ−ブチルフェノール15.0g(0,1
モル)より、実施例11−3と同様にして、塩素23g
 (0,32モル)を反応させ、減圧下で精留して、低
塩素置換4−ターシャリ−ブチルフェノール1.0を回
収し、次いで2,5゜6−ドリクロロー4−ターシャリ
−ブチルフェノール18.3g (0,072モル)が
得られた。
これに4−ターシャリーブチルークロルヘンゼン84、
 3g (0,5モル)を加えて、縮合させ、積場素置
換4−ターシャリーブチルフェノールと4−ターシャリ
−ブチル−クロルベンゼンの縮合物27.0g (0,
070モル)を得た、次に、塩素ガス22.1g (0
,31モル)を吹き込んで塩素化し、フェノール94g
 (1,0モル)とNafion  Hlogを触媒と
して加えてトランスアルキル化して、生成物を精留して
、4−ターシャリ−ブチルフェノールを回収し、更に、
2゜5、 6. 2°、5’、6″ −ヘキサクロロジ
フェニールエーテル24.5g (0,065モル)を
得た。次に実施例Vl−1と同様にニトロ化し、積場素
置換テトラニトロジフェニールエーテル34.5g (
0,062モル)が得られた。これを実施例Vl−1と
同様にして、水添して、還元と脱塩素化して、3. 4
. 3’ 、  4’  −テトラアミノジフェニール
エーテルの結晶13. 3g (0゜058モル)を得
、このもののTLC分析により、不純物のスポットが全
く無いこと、および、このもののGLC分析により、不
純物のピークの全く無い高純度品であることが確認され
た。
(3,5,3’ 、  5’ −テトラアミノジフェニ
ールエーテルの製造〕 1例VII−1(ジフェニールエーテルの直接塩素化に
よる積場素置換ジフェニールエーテルを経由する、3,
5,3“、5゛  −テトラアミノジフェニールエーテ
ルの合成) ジフェニールエーテル17. 0g (0,1モル)よ
り、実施例T−2と同様にして、直接塩素化し、塩素4
2.6g (0,60モル)を加えた時点で、反応をと
め、減圧下に精留して、2. 4. 6. 2°。
4°、6′  −へキサクロロジフェニールエーテル3
1.7g (0,086モル)が得られた。実施例VT
−1と同様に、テトラニトロ化して、組積塩素置換テト
ラニトロジフェニールエーテル46゜8g (0,08
4モル)が得られた。これを実施例VI−1と同様にし
て、水添して、還元と脱塩素化して、3,5.3°、5
° −テトラアミノジフェニールエーテルの結晶18.
 4g (0,080モル)を得、このもののGLC分
析により、不純物のピークの全く無い高純度品であった
実施例Vlf−2(フェノールから、核ハロゲン置換フ
ェノールを経由する、3,5,3°、5゛−テトラアミ
ノジフエニールエーテルの合成)フェノール9.4g 
(0,1モル)を、実施例I−3と同様にして、塩素化
して、精留し、2゜4.6.−トリクロロフェノール1
8.2g (0゜092モル)を得た。これにモノクロ
ルベンゼン56.5g (0,5モル)を加えて、縮合
させ、組積塩素置換フェノールとモノクロルベンゼンの
縮合物24.1g (0,088モル)を得た。次に塩
素ガス19.2g (0,27モル)を吹き込んで塩素
化し、粗2. 4. 6. 2’ 、  4’ 、  
6’−へキサクロロジフェニールエーテル31.3g(
0,085モル)が得られた。これを、次に実施例Vl
−1と同様にテトラニトロ化して、組積塩素置換テトラ
ニトロジフェニールエーテル45゜7g (0,082
モル)が得られた。これを実施例VI−1と同様にして
、水添して、還元と脱塩素化して3. 5. 3’ 、
  5“ −テトラアミノジフェニールエーテルの結晶
17. 9g (0,078モル)を得、このもののT
LC分析により、不純物のスポットが全く無い高純度品
であることが確認された。
(3,5,3’ 、  4’  −テトラミノジフェニ
ールエーテルの製造〕 C半亥ハロゲン置換ジフェニールエーテルニトロ化によ
る3、5.  3’ 、  4” −テトラアミノジフ
ェニールエーテルの合成〕 実施例VIII−1  (フェノールから、トランスア
ルキル化による核ハロゲン置換フェノールを経由する、
3,5,3“、4゛  −テトラアミノジフェニールエ
ーテルの合成) 4−ターシャリ−ブチルフェノール15.0g(0.1
モル)より、実施例I I−3と同様にして、塩素23
g (0.32モル)を反応させ、減圧下で精留して、
低塩素置換4−ターシャリ−ブチルフェノール1.0g
を回収し、次いで2,5。
6−ドリクロロー4−ターシャリブチルフェノール18
.3g (0.072モル)が得られた。これにモノク
ロルベンゼン56.5g (0.5−Iニル)、?8媒
として、ジメチルスルフオキシド0g、苛性ソーダ5.
  2g (0.  13モル)、相間移動触媒として
、50%テトラブチルアンモニウムブロマイド水溶液0
.5gを入れて、130℃でよく攪はんしながら、6時
間反応させた。反応液のGLC分析より、積場素置換4
ーターシャリーブチルフェノールのピークは消失してお
り、完全に転化していた。反応液は水に投入して、分相
し、水相はモノクロルベンゼン30gで抽出し、モノク
ロルベンゼン相を合わせ、蒸留してモノクロルベンゼン
78.3gを留去して、組積塩素置換4ーターシャリー
ブチルフェノールとモノクロルベンゼンの縮合物23、
Ig (0.070モル)を得た。次に1,2−ジクロ
ルエタン150g、塩化アルミニウム2.0gを触媒と
して加え、30乃至60℃の温度に冷却して、激しく攪
はんしながら、塩素ガス14.9g (0.21モル)
を吹き込んだところで反応をとめ、また反応により生成
する塩化水素ガスは、冷水に吸収させて、塩酸として回
収した。反応終了後、窒素ガスを吹き込んで、塩化水素
ガスを追い出してから、反応液を3回水洗した。また水
洗水は1.2−ジクロルエタン100gで抽出し、抽出
液は反応液に合わせた。溶媒を留去後、残分として、組
積塩素置換4−ターシャリーブチルジフェニールエーテ
ル29.4g (0,068モル)が得られた。これに
1. 2−、ジクロルエタン150gに溶かし、フェノ
ール94g (1,0モル)とNafionHlogを
触媒として加え、120−130℃で3時間反応させた
。反応液は触媒を口過して除去し、蒸留により、未反応
フェノールと溶媒を留去し、減圧下に、4−ターシャリ
−ブチルフェノール10.1g (0,067モル)を
回収し、更に、積場素置換ジフェニールエーテル25.
6g(0,068モル)が得られた。これを実施例■1
−1と同様にテトラニトロ化して、組積塩素1換テトラ
ニトロジフェニールエーテル36.8g(0,066モ
ル)実施例Vl−1と同様にして、水添して、還元と脱
塩素化して、3. 5. 3’ 。
4° −テトラアミノジフェニールエーテルの結晶14
.0g (0,061モル)を得、このもののTLC分
析により、不純物のスポットの全く無い高純度品である
ことが確認された。
実施例VIII−2(ジフェニールエーテルから、トラ
ンスアルキレーションによる核ハロゲン置換ジフェニー
ルエーテルを経由する、3. 5. 3°。
4” −テトラアミノジフェニールエーテルの合成)4
−ターシャリ−ブチルジフェニールエーテル22、 6
g (0,1モル)を、1.2−ジクロロエタン溶媒5
0gにとかし、塩化アルミニウム触媒1gを加えた後、
塩素ガスを吹き込み、60℃に保って反応させ、発生す
る塩化水素ガスを逆流冷却器を経由して、5℃の冷水に
吸収させた。塩素43.3g (0,61モル)を加え
た時点で、反応をとめ、減圧下、60℃以下に保って、
溶媒を留去し、組積塩素置換4−ターシャリーブチルジ
フェニールエーテル44.0gが得られた。これにジフ
ェニールエーテル255 g、塩化アルミニウム触媒5
gを追加し、ニトロメタン溶媒100gを加えて、10
0℃で、4時間反応させた後、水洗して、触媒を除去し
てから、減圧下で精留して、溶媒を回収し、更に、未反
応ジフェニールエーテルを回収し、次いで4−ターシャ
リ−ブチルジフェニールエーテル21.7g (0,0
96モル)が得られ、残分として、粗へキサクロロジフ
ェニールエーテル33.9g (0,090モル)が得
られた。
このものを原料として、実施例Vlll−1と同様に、
ニトロ化して、粗へキサクロロ−テトラニトロジフェニ
ールエーテル49. 0g (0,088モル)が得ら
れた。これを実施例VI−1と同様にして、水添して、
還元と脱塩素化して、3゜5、 3’ 、  4’ −
テトラアミノジフェニールエーテルの結晶1’1. 1
g (0,083モル)を得、このもののTLC分析に
より、不純物のスポットの全く無い高純度品であること
が確認された。
(4’  −位置換核ハロゲン置換ジフェニールエーテ
ルから3.5.3’ 、4’  −テトラアミノジフェ
ニールエーテルの合成法) 実施例lX−1(各種4” −位置換核ハロゲン置換ジ
フェニールエーテルから3. 5. 3’ 、  4゜
−テトラアミノジフェニールエーテルの合成)4゛ −
位に、ニトロ基、ニトロソ基あるいはアミノ基などの置
換基を有する各種核ハロゲン置換ジフェニールエーテル
0.1モルを原料として、それぞれ1.2ジクロロ工タ
ン100gに溶かし、98%硝酸24.15g (0,
375モル)と発煙硫酸180g (1,8モル)を含
む混酸を、10°Cに冷却して、よく攪はんしながら1
0分間かかって滴下した後、80’Cに昇温しで、この
温度で、1時間反応させた。反応終了後、有機相と廃酸
相を分離し、廃酸相は100gの1.2−ジクロロエタ
ンで洗浄抽出し、有機相に合わせ、溶媒を留去し、組積
塩素化4゛ −位置換トリニトロジフェニールエーテル
化合物を得る。この時4゛−位の置換基がニトロソ基の
場合には、同時に、ニトロソ基のニトロ基への酸化も行
われるので、上記の混酸の添加量を4/3倍量にする必
要がある。これをメチルアルコール100m1.5%パ
ラジウム・カーボン触媒1.0gと共に、耐圧オ−トク
レーブに仕込み、冷却して、30から40℃に保って、
激しく攪はんしながら、水素を圧入して反応を行った。
反応2乃至4時間で、水素の吸収が一旦停止した時点で
、苛性ソーダを核置換塩素量に対して、1.2倍当量を
添加して、更に水素の圧入を再開し、激しく撹はんしな
がら、温度を90℃に上げて反応し、水素の吸収が3な
いし6時間で、止まってから、水素圧を40気圧にあげ
て、更に1時間保ってから、反応を止め、内容物を取り
出して口過し、触媒を回収した後、常圧で、溶媒のメタ
ノールおよび水分を留去してから、水中に投じ、塩酸酸
性として、活性炭5gを加えて、口過後、苛性ソーダで
、アルカリ性として、5℃に冷却して、析出する淡黄色
の結晶を口過、水洗して、60℃以下の温度で、減圧乾
燥して、  3. 5. 3′,4“ −テトラアミノ
ジフェニールエーテルの結晶を得、このもののTLC分
析により、不純物のスポットの全く無い高純度品である
ことが確認された。
結果は表−7のごとくで、少なくとも、2−93−.6
−.2’−、および6゛−位に、ハロゲン置換基を有す
る4゛ −位に置換基を有するジフェニールエーテルを
、原料に用いた場合のみ、高純度の3.5.3’、4”
 −テトラアミノジフェニールエーテルを高収率で得る
ことが出来ることが、分かった。
実施例I X −2(4’  −ニトロジフェニールエ
ーテルから、直接ハロゲン化による核ハロゲン化4゜−
ニトロジフェニールエーテルを経由する、3゜5.3′
,4゛ −テトラアミノジフェニールエーテルの合成) 4−ニトロジフェニールエーテル21.5g(0,1モ
ル)を、1,2−ジクロロエタン溶媒50gにとかし、
塩化アルミニウム触媒1gを加えた後、塩素ガスを吹き
込み、60℃に保って反応させ、発生する塩化水素ガス
を逆流冷却器を経由して、5°Cの冷水に吸収させた。
塩素36.2g(0,51モル)を加えた時点で、反応
をとめ、減圧下、60°C以下に保って、溶媒を留去し
、組積塩素置換4−ニトロジフェニールエーテル38゜
3g (0,099モル)が得られた。
このものを原料として、実施例Vl I I−1と同様
に、ニトロ化して、組積塩素置換−テトラニド凸ジフェ
ニールエーテル50.2g (0,096モル)が得ら
れた。これを実施例Vl−1と同様にして、水添して、
還元と脱塩素化して、3゜5、 3’ 、  4’  
−テトラアミノジフェニールエーテルの結晶22.1g
 (0,092モル)を得、このもののTLC分析によ
り、不純物のスポットの全く無い高純度品であることが
確認された。
実a例I X−3(4’  −アミノジフェニールエー
テルから、直接ハロゲン化による核ハロゲン化4゛−ア
ミノジフェニールエーテルを経由する、3゜5、 3’
 、  4° −テトラアミノジフェニールエーテルの
合成) 4−アミノジフェニールエーテル18.5g(0,1モ
ル)を、1,2−ジクロロエタン2容媒50gにとかし
、塩化アルミニウム触媒1gを加えた後、塩素ガスを吹
き込み、60℃に保って反応させ、発生する塩化水素ガ
スを逆流冷却器を経由して、5°Cの冷水に吸収させた
。塩素42.6g (0,60モル)を加えた時点で、
反応をとめ、減圧下、60℃以下に保って、溶媒を留去
し、組積塩素置換4−アミノジフェニールエーテル38
.4g (0,098モル)が得られた。
このものを原料として、実施例VIII−1と同様に、
ニトロ化して、組積塩素置換−4”アミノ−トリニトロ
ジフェニールエーテル50.6g(0,096モル)が
得られた。これを実施例■1−1と同様にして、水添し
て、還元と脱塩素化して、3,5.3’ 、4’  −
テトラアミノジフェニールエーテルの結晶22.4g 
(0,093モル)を得、このもののTLC分析により
、不純物のスポットの全く無い高純度品であった。
実施例lX−4(2,4,6−1−ジクロロフェノール
と、3,4.5−)ジクロロニトロベンゼンとの縮合に
よる、核ハロゲン置換4′ −二トロジフェニールエー
テルを経由する、3. 5. 3”。
4′ −テトラアミノジフェニールエーテルの合成)温
度計、および還流冷却器を付した三ツロフラスコに、ア
ルカリとして、48.5%の水酸化カリウム水溶液20
.8g  (0,17モル)および炭酸カリウム(純度
98.5%)  2. 1g (0゜015モル)を加
えて、攪はんしながら、2,4゜6−ドリクロロフエノ
ール39. 5g (0,2モル)を加えた後、温度が
120°Cになるまで、加温して、3. 4. 5−!
−リクロロニトロベンゼン45.3g (0,2モル)
を1時間かかって加え、次に、235−240°Cに昇
温し、6時間この温度に保って反応を完了した。反応生
成物を水に投じ、塩酸で中和して、10°Cに冷やして
、析出する固形分を口側し、水洗して、乾燥し、純度9
8゜0%の2. 4. 6. 2’ 、  6° −ペ
ンタクロロ−4゛−ニトロジフェニールエーテル73.
6g(0,190モル)を95%の収率で得ることが出
来た。
この2. 4. 6. 2’ 、  6’  −ペンタ
クロロ−4゛−ニトロジフェニールエーテル38.8g
(0,10モル)を、実施例lX−2と同様に、塩素化
、ニトロ化、水添、脱塩素化して、3.5゜3′,4′
 −テトラアミノジフェニールエーテルの結晶21.2
g (0,092モル)を得、このもののTLC分析に
より、不純物のスポットの全ぐ無い高純度であった。
実施例lX−5(2,4,6−)ジクロロフェノールと
、3. 4. 5−)リクロロアニリンとの縮合による
、核ハロゲン置換4゛ −アミノジフェニールエーテル
を経由する、3. 5. 3’、  4° −テトラア
ミノジフェニールエーテルの合成)温度計、および還流
冷却器を付した三ツロフラスコに、アルカリとして、4
8.5%の水酸化カリウム水溶液20.8g (0,1
7モル)および炭酸カリウム(純度98.5%)2.1
g (0゜015モル)を加えて、攪はんしながら、2
,4゜6−ドリクロロフエノール39. 5g (0,
2モル)を加えた後、温度が120°Cになるまで、加
温して、3. 4. 5−トリクロロアニリン39゜3
g (0,2モル)を1時間かかって加え、次に、23
5−240℃に昇温し、6時間この温度に保って反応を
完了した。反応生成物を水に投じ、塩酸で酸性化して、
温時口過してから、水酸化ナトリウム水溶液で、中和し
て、10“Cに冷やして、析出する固形分を口利し、水
洗して、乾燥し、純度98.3%の2. 4. 6. 
2′,6゛  −ペンタクロロ−4゛ −アミノジフェ
ニールエーテル69.0g (0,193モル)を95
%の収率で得ることが出来た。
この2. 4. 6. 2′,6” −ペンタクロロ−
4゛−アミノジフェニールエーテル35.8g(0,1
0モル)を、実施例lX−3と同様に、塩素化、ニトロ
化、水添、脱塩素化して、3,5゜3″、4゛  −テ
トラアミノジフェニールエーテルの結晶21.4g (
0,093モル)を得、このもののTLC分析により、
不純物のスポットの全く無い高純度品であった。
(3,4,5,3’ 、  4′,5” −ヘキサアミ
ノジフェニールエーテルの製造〕 実施例X−1(2,6−ジクロロ−4−二トロフェノー
ルと、3. 4. 5−1−ジクロロニトロベンゼンと
の縮合を経由する、3. 4. 5. 3′、4°。
5” −ヘキサアミノジフェニールエーテルの合成)2
.6−ジクロロ−4−二トロフェノール20゜sg (
0,1モル)に、3. 4. 54リクロロニト口ベン
ゼン45. 3g (0,2モル)、溶媒として、ジメ
チルスルフオキシド100g、苛性ソーダ5. 2g 
(0,13モル)、相間移動触媒として、50%テトラ
ブチルアンモニウムブロマイド水溶液0.5gを入れて
、130°Cでよく撹はんしながら、6時間反応させた
。反応液のGLC分析より、積場素置換4−ニトロフェ
ノールのピークは消失しており、完全に転化していた。
反応液は水に投入して、分相し、水相は1.2−ジクロ
ロエタン30gで抽出し、有機相を合わせ、草留して、
3,4.5−)ジクロロニトロベンゼン22.8gを留
去して、4,4” −ジニトロ−2、6,2’ 、  
6° −テトラクロロジフェニールエーテルの縮合物3
7.8g (0,095モル)を得た。次にこれをメタ
ノール100gに溶かし、グラスライニング製オートク
レーブ中、5%パラジウム・カーボン触媒1gを加え、
10%塩酸を反応液が、常に、酸性を示すように加え、
よく撹はんしながら、30から、40℃に保って、水素
ガスを圧入して、反応させ、2時間で水素の吸収が、停
止した時点で、反応液より、触媒を口過して、メタノー
ルを、減圧で、留去して、ついで苛性ソーダで中和し、
析出する結晶を口過して、水洗乾燥し、粗4,4゛  
−ジアミノ−2,6,2°。
6゛ −テトラクロロジフェニールエーテル30゜1g
 (0,089モル)を得た。
これを実施例Vl−1と同様に、テトラニトロ化して、
粗4,4゛  −ジアミノ−2,6,2’ 。
6゛ −テトラクロロ−3,5,3’ 、  5” −
テトラニトロジフェニールエーテル42. 5g (0
゜082モル)が得られ、さらに実施例VI−1と、同
様に、水添還元、脱塩素化を行って、目的の3゜4.5
.3’ 、4’ 、5’  −ヘキサアミノジフェニー
ルエーテル19.5g (0,075モル)が得られた
。このものの元素分析の結果は次の通りであった。
元素分析 元素  実測値(94)  計算値(%)N
   32.2   32.31 C55,655,38 H6,26,15 06,0(差)6.16 (合計)(100,0)  (100,O)実施例X−
2(2,6−ジクロロ−4−アミノフェノールと、3,
4.5−)ジクロロニトロベンゼンとの縮合を経由する
、3.4,5.3’ 、4°。
5′ −ヘキサアミノジフェニールエーテルの合成)2
.6−ジクロロ−4−アミノフェノール17゜sg (
0,1モル)より、実施例X−1と同様に操作して、ま
ず、3. 4. 5−)リクロロニトロヘンゼンとの縮
合物である4−アミノ−4゛ −ニトロ−2,6,2’
、  6” −テトラクロロジフェニールエーテル36
.1g (0,098モル)を得、これを、水添して、
4,4゛  −ジアミノ−2゜6、 2’ 、  6’
 −テトラクロロジフェニールエーテル31.1g (
0,092モル)を得た。これをテトラニトロ化して、
4.4゛  −ジアミノ−2゜6、 2’ 、  6’
 、−テトラクロロ−3,’5.3°。
5° −テトラニトロジフェニールエーテル44゜5g
 (0,086モル)とし、最後に水添還元、脱塩素化
して、目的の3. 4. 5. 3’ 、  4’ 。
5゛ −ヘキサアミノジフェニールエーテル20゜3g
 (0,078モル)が得られた。
〔核フッ素置換、または核)・ン素および塩素置換ジア
ミノ、トリアミノ、テトラアミノ、またはヘキサアミノ
ジフェニールエーテル類の合成〕実施例Xl−1(選択
的脱)\ロゲン化による核フッ素置換、核フッ素および
塩素置換3,3゛  −ジアミノジフェニールエーテル
、4.4゛  −ジアミノジフェニールエーテル、ある
いは、多アミノジフェニールエーテルの合成) 各種のジフェニールエーテル類の核に塩素および/また
は臭素置換した化合物を、ニトロ化、またはジニトロ化
した後、KFなどのフッ素化試薬ヲ用い、DMF、DM
SO,あるいはスルフオランなどの溶媒を用いて、ニト
ロ基の〇−位、およびp−位にある臭素または塩素の一
部、または全部をフッ素に置換ものを合成して、これを
原料として、選択的脱ハロゲン化反応を実施した。また
ジフェニールエーテルの片側の核にのみ、フッ素を導入
せんとする場合には、核ハロゲン置換p−ニトロベンゼ
ンの塩素、および/または臭素置換した化合物を、フェ
ノール、あるいは、ターシャリ−アルキルフェノールと
縮合してから、KFなどのフッ素化試薬を用い、DMF
、DMSO,あるいはスルフオランなどの溶媒を用いて
、ニトロ基の〇−位、およびp−位にある臭素または塩
素の一部、または全部をフッ素に置換のものを合成して
から、別の核側をハロゲン化して、次いで、ターシャリ
−アルキル基のある場合には、トランスアルキル化、あ
るいは脱アルキル化してから、得られる化合物をニトロ
化して、これを原料として、選択的脱ハロゲン化に供す
ることも出来る。
これらの各種核ハロゲン置換−3,3゛  −ジニトロ
ジフェニールエーテル、4.4’  −ジニトロジフェ
ニールエーテル、あるいは、多ニトロジフェニールエー
テル0.1モルをメチルアルコール100m1に溶かし
、耐圧オートクレーブに仕込み、5%パラジウム・カー
ボン触媒1gを添加して、よく撹はんしながら、30℃
で水素を圧入して、最初に、水素の吸収が一旦停止した
ところで、各種アミノ化合物を核置換ハロゲン数に応じ
て、1.2倍当量を添加し、水素の圧入を再開する。
反応温度を90℃に上げ、激しく撹はんを続けた。
水素の吸収が停止した時点で、反応を止めて、内容物を
取り出し、口過して触媒を回収した後、常圧で蒸留して
、溶媒のメチルアルコールおよび水分を留去した。更に
減圧蒸留を行うか、沸点の高い製品の場合には、メチル
アルコールなどの溶媒を用いて、晶析などにより精製す
る。
これらの結果を次の表−8、から表−14に示す。なお
、XI’  −1−1〜4は脱ハロゲン化を実施しなか
った。また、XI〜1−47.52゜57.66は、表
に示したアミノ化合物を用いても脱フッ素化は起きなか
った。
ここに DETHA  ;  ジェタノールアミノTEA;)ジ
ェタノールアミノ MIPA   ;  モノイソプロピルアミノDEA 
   ;  ジエチルアミノ MTBA   、  モノ−t−ブチルアミノTMA;
)リメチルアミノ を表す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 下記一般式( I )で表される核ハロゲン置換ジフェニ
    ールエーテル化合物をジニトロ化して得られる対応する
    核ハロゲン置換基を有する3、または5,3′または5
    ′−ジニトロジフェニールエーテル化合物から、ニトロ
    基を対応するアミノ基に転化する水添反応あるいは該水
    添反応と核置換ハロゲンの脱ハロゲン化反応により得ら
    れることを特徴とする高純度3,3′−ジアミノジフェ
    ニールエーテル化合物の製造方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、X_1〜X_4はハロゲンを表し、互いに同一
    でも異なってもよく、A_1〜A_2は水素あるいはハ
    ロゲンを表し、互いに同一でも異なってもよい。) 2、3,3′−ジアミノジフェニールエーテル化合物が
    、 ▲数式、化学式、表等があります▼である 特許請求の範囲第1項記載の製造方法。 3、脱ハロゲン化反応が選択的であることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の製造方法。 4、脱ハロゲンが臭素または塩素あるいは臭素および塩
    素であることを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の
    製造方法。 5、3,3′−ジアミノジフェニールエーテル化合物が
    核置換塩素および/またはフッ素を有する3,3′−ジ
    アミノジフェニールエーテルであることを特徴とする第
    1項および第3〜4項の何れか1項に記載の製造方法。 6、下記一般式(II)で表される核ハロゲン置換ジフェ
    ニールエーテル化合物をジニトロ化して得られる対応す
    る核ハロゲン置換基を有する4,4′−ジニトロジフェ
    ニールエーテル化合物から、ニトロ基を対応するアミノ
    基に転化する水添反応あるいは該水添反応と核置換ハロ
    ゲンの脱ハロゲン化反応により得られることを特徴とす
    る高純度4,4′−ジアミノジフェニールエーテル化合
    物の製造方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、X_5〜X_1_0はハロゲンを表し、互いに
    同一でも異なってもよく、A_3〜A_4は水素あるい
    はハロゲンを表し、互いに同一でも異なってもよい。) 7、4,4′−ジアミノジフェニールエーテル化合物が
    、 ▲数式、化学式、表等があります▼ である特許請求の範囲第6項記載の製造方法。 8、脱ハロゲン化反応が選択的であることを特徴とする
    特許請求の範囲第6項記載の製造方法。 9、脱ハロゲンが臭素または塩素あるいは臭素および塩
    素であることを特徴とする特許請求の範囲第8項記載の
    製造方法。 10、4,4′−ジアミノジフェニールエーテル化合物
    が核置換塩素および/またはフッ素を有する4,4′−
    ジアミノジフェニールエーテルであることを特徴とする
    第6項および第8〜9項の何れか1項に記載の製造方法
    。 11、下記一般式(III)で表される4′−位に、ニト
    ロ基、あるいはニトロソ基を有する核ハロゲン置換ジフ
    ェニールエーテル化合物を、ニトロ化して得られる核ハ
    ロゲン置換基を有する4,4′−ジニトロジフェニール
    エーテル化合物から、ニトロ基を対応するアミノ基に転
    化する水添反応あるいは該水添反応と核置換ハロゲンの
    脱ハロゲン化反応により得られることを特徴とする高純
    度4,4′−ジアミノジフェニールエーテル化合物の製
    造方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中、X_1_1〜X_1_4はハロゲンを表し、互
    いに同一でも異なってもよく、A_5〜A_7は水素あ
    るいはハロゲンを表し、互いに同一でも異なってもよい
    。B_1はニトロ基あるいはニトロソ基を表す。)12
    、4,4′−ジアミノジフェニールエーテル化合物が、 ▲数式、化学式、表等があります▼ である特許請求の範囲第11項記載の製造方法。 13、脱ハロゲン化反応が選択的であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第11項記載の製造方法。 14、脱ハロゲンが臭素または塩素あるいは臭素および
    塩素であることを特徴とする特許請求の範囲第13項記
    載の製造方法。 15、4,4′−ジアミノジフェニールエーテル化合物
    が核置換塩素および/またはフッ素を有する4,4′−
    ジアミノジフェニールエーテルであることを特徴とする
    第11項および第13〜14項の何れか1項に記載の製
    造方法。 16、下記一般式(IV)で表される4′−アミノ−核ハ
    ロゲン置換ジフェニールエーテル化合物を、ニトロ化し
    て、得られる核ハロゲン置換基を有する4′−アミノ−
    4−ニトロジフェニールエーテル化合物から、ニトロ基
    を対応するアミノ基に転化する水添反応あるいは該水添
    反応と核置換ハロゲンの脱ハロゲン化反応により得られ
    ることを特徴とする高純度4,4′−ジアミノジフェニ
    ールエーテル化合物の製造方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) (式中、X_1_5〜X_2_0はハロゲンを表し、互
    いに同一でも異なってもよく、A_8〜A_9は水素あ
    るいはハロゲンを表し、互いに同一でも異なってもよい
    。) 17、4,4′−ジアミノジフェニールエーテル化合物
    が、 ▲数式、化学式、表等があります▼ である特許請求の範囲第16項記載の製造方法。 18、脱ハロゲン化反応が選択的であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第16項記載の製造方法。 19、脱ハロゲンが臭素または塩素あるいは臭素および
    塩素であることを特徴とする特許請求の範囲第18項記
    載の製造方法。 20、4,4′−ジアミノジフェニールエーテル化合物
    が核置換塩素および/またはフッ素を有する4,4′−
    ジアミノジフェニールエーテルであることを特徴とする
    第16項および第18〜19項の何れか1項に記載の製
    造方法。 21、p−ニトロソフェノールのアルカリ性金属塩水溶
    液に、p−ハロゲノニトロベンゼンを、非水溶性溶媒と
    相間移動触媒の存在下に、縮合させ、得られる4−ニト
    ロ−4′ニトロソジフェニールエーテルを還元して得ら
    れることを特徴とする高純度4,4′−ジアミノジフェ
    ニールエーテルの製造方法。 22、下記一般式(V)で表わされる核ハロゲン置換ジ
    フェニールエーテル化合物をジニトロ化して3または5
    −位および4位へのニトロ基の導入とB_2がニトロソ
    基の場合にはニトロ基への酸化を同時に行って、得られ
    る核ハロゲン置換3または5,4,4′−トリニトロジ
    フェニールエーテルまたは3または5,4−ジニトロ−
    4′−アミノジフェニールエーテルを、ニトロ基を対応
    するアミノ基に転化する水添反応あるいは水添反応と核
    置換ハロゲンの脱ハロゲン化反応により得られることを
    特徴とする高純度3,4,4′−トリアミノジフェニー
    ルエーテル化合物の製造方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼(V) (X_2_1〜X_2_3はハロゲンを表し、互いに同
    一でも異なってもよく、A_1_0は水素あるいはハロ
    ゲンを表す。B_2はニトロ基、ニトロソ基、あるいは
    アミノ基を表す。) 23、3,4,4′−トリアミノジフェニールエーテル
    化合物が、 ▲数式、化学式、表等があります▼ である特許請求の範囲第22項記載の製造方法。 24、脱ハロゲン化反応が選択的であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第22項記載の製造方法。 25、脱ハロゲンが臭素または塩素あるいは臭素および
    塩素であることを特徴とする特許請求の範囲第24項記
    載の製造方法。 26、3,4,4′−トリジアミノジフェニールエーテ
    ル化合物が核置換塩素および/またはフッ素を有する3
    ,4,4′−トリジアミノジフェニールエーテルである
    ことを特徴とする第22項および第24〜25項の何れ
    か1項に記載の製造方法。 27、下記一般式(VI)で表される核ハロゲン置換ジフ
    ェニールエーテル化合物を、テトラニトロ化して得られ
    る対応する核ハロゲン置換基を有する3,または5,4
    ,3′,または5′,4′−テトラニトロジフェニール
    エーテル化合物または5,4,3′,4′−テトラニト
    ロジフェニールエーテル化合物から、ニトロ基を対応す
    るアミノ基に転化する水添反応あるいは該水添反応と核
    置換ハロゲンの脱ハロゲン化反応により得られることを
    特徴とする高純度3,4,3′,4′−テトラアミノジ
    フェニールエーテル化合物の製造方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) (式中、X_2_6〜X_3_1はハロゲンを表し、互
    いに同一でも異なってもよい。) 28、3,4,3′,4′−テトラアミノジフェニール
    エーテル化合物が、 ▲数式、化学式、表等があります▼ である特許請求の範囲第27項記載の製造方法。 29、脱ハロゲン化反応が選択的であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第27項記載の製造方法。 30、脱ハロゲンが臭素または塩素あるいは臭素および
    塩素であることを特徴とする特許請求の範囲第27項記
    載の製造方法。 31、3,4,3′,4′−テトラアミノジフェニール
    エーテル化合物が核置換塩素および/またはフッ素を有
    する3,4,3′,4′−テトラアミノジフェニールエ
    ーテルであることを特徴とする第27項および第29〜
    30項の何れか1項に記載の製造方法。 32、下記一般式(VII)で表される核ハロゲン置換ジ
    フェニールエーテル化合物を、テトラニトロ化して得ら
    れる対応する核ハロゲン置換基を有する3,5,3′,
    5′−テトラニトロジフェニールエーテル化合物から、
    ニトロ基を対応するアミノ基に転化する水添反応あるい
    は該水添反応と核置換ハロゲンの脱ハロゲン化反応によ
    り得られることを特徴とする高純度3,5,3′,5′
    −テトラアミノジフェニールエーテル化合物の製造方法
    。 ▲数式、化学式、表等があります▼(VII) (式中、X_3_2〜X_3_7はハロゲンを表し、互
    いに同一でも異なってもよい。) 33、3,5,3′,5′−テトラアミノジフェニール
    エーテル化合物が、 ▲数式、化学式、表等があります▼ である特許請求の範囲第32項記載の製造方法。 34、脱ハロゲン化反応が選択的であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第32項記載の製造方法。 35、脱ハロゲンが臭素または塩素あるいは臭素および
    塩素であることを特徴とする特許請求の範囲第34項記
    載の製造方法。 36、3,5,3′,5′−テトラアミノジフェニール
    エーテル化合物が核置換塩素および/またはフッ素を有
    する3,5,3′,5′−テトラアミノジフェニールエ
    ーテルであることを特徴とする第32項および第34〜
    35項の何れか1項に記載の製造方法。 37、下記一般式(VIII)で表される核ハロゲン置換ジ
    フェニールエーテル化合物を、テトラニトロ化して得ら
    れる対応する核ハロゲン置換基を有する3,5,3′ま
    たは5′,4′−テトラニトロジフェニールエーテル化
    合物から、ニトロ基を対応するアミノ基に転化する水添
    反応あるいは該水添反応と核置換ハロゲンの脱ハロゲン
    化反応により得られることを特徴とする高純度3,5,
    3′または5′,4′−テトラアミノジフェニールエー
    テル化合物の製造方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼(VIII) (式中、X_3_8〜X_4_3はハロゲンを表し、互
    いに同一でも異なってもよい。) 38、3,5,3′または5′,4′−テトラアミノジ
    フェニールエーテル化合物が、 ▲数式、化学式、表等があります▼ である特許請求の範囲第37項記載の製造方法。 39、脱ハロゲン化反応が選択的であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第37項記載の製造方法。 40、脱ハロゲンが臭素または塩素あるいは臭素および
    塩素であることを特徴とする特許請求の範囲第39項記
    載の製造方法。 41、3,5,3′または5′,4′−テトラアミノジ
    フェニールエーテル化合物が核置換塩素および/または
    フッ素を有する3,5,3′または5′,4′−テトラ
    アミノジフェニールエーテルであることを特徴とする第
    37項および第39〜40項の何れか1項に記載の製造
    方法。 42、下記一般式(IX)で表される核ハロゲン置換ジフ
    ェニールエーテル化合物を、トリニトロ化、またはテト
    ラニトロ化して得られる対応する核ハロゲン置換基を有
    する3,5,3′または5′,4′−テトラニトロジフ
    ェニールエーテル化合物、あるいは、3,5,3′また
    は5′,−トリニトロ−4′−アミノジフェニールエー
    テル化合物から、ニトロ基を対応するアミノ基に転化す
    る水添反応あるいは該水添反応と核置換ハロゲンの脱ハ
    ロゲン化反応により得られることを特徴とする高純度3
    ,5,3′または5′,4′−テトラアミノジフェニー
    ルエーテル化合物の製造方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼(IX) (式中、X_4_4〜X_4_8はハロゲンを表し、互
    いに同一でも異なってもよく、A_1_1は水素あるい
    はハロゲンを表す。B_3はニトロ基、ニトロソ基、あ
    るいはアミノ基を表す。) 43、3,5,3′または5′,4′−テトラアミノジ
    フェニールエーテル化合物が、 ▲数式、化学式、表等があります▼ である特許請求の範囲第42項記載の製造方法。 44、脱ハロゲン化反応が選択的であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第42項記載の製造方法。 45、脱ハロゲンが臭素または塩素あるいは臭素および
    塩素であることを特徴とする特許請求の範囲第44項記
    載の製造方法。 46、3,5,3′または5′,4′−テトラアミノジ
    フェニールエーテル化合物が核置換塩素および/または
    フッ素を有する3,5,3′または5′,4′−テトラ
    アミノジフェニールエーテルであることを特徴とする第
    42項および第44〜45項の何れか1項に記載の製造
    方法。 47、下記一般式(X)で表される4−および4′−位
    に、アミノ基を有する核ハロゲン置換ジフェニールエー
    テル化合物を、ニトロ化して得られる対応する核ハロゲ
    ン置換基を有する3,5,3′,5′−テトラニトロ−
    4,4′−ジアミノジフェニールエーテル化合物から、
    ニトロ基を対応するアミノ基に転化する水添反応あるい
    は該水添反応と核置換ハロゲンの脱ハロゲン化反応によ
    り得られることを特徴とする高純度3,4,5,3′,
    4′,5′−ヘキサアミノジフェニールエーテル化合物
    の製造方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼(X) (式中、X_4_9〜X_5_2はハロゲンを表し、互
    いに同一でも異なってもよい。) 48、3,4,5,3′,4′,5′−ヘキサアミノジ
    フェニールエーテル化合物が、 ▲数式、化学式、表等があります▼ である特許請求の範囲第47項記載の製造方法。 49、脱ハロゲン化反応が選択的であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第47項記載の製造方法。 50、脱ハロゲンが臭素または塩素あるいは臭素および
    塩素であることを特徴とする特許請求の範囲第47項記
    載の製造方法。 51、3,4,5,3′,4′,5′−ヘキサアミノジ
    フェニールエーテル化合物が核置換塩素および/または
    フッ素を有する3,4,5,3′,4′,5′−ヘキサ
    アミノジフェニールエーテルであることを特徴とする第
    47項および第49〜50項の何れか1項に記載の製造
    方法。
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