JPS635045Y2 - - Google Patents

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JPS635045Y2
JPS635045Y2 JP1982171944U JP17194482U JPS635045Y2 JP S635045 Y2 JPS635045 Y2 JP S635045Y2 JP 1982171944 U JP1982171944 U JP 1982171944U JP 17194482 U JP17194482 U JP 17194482U JP S635045 Y2 JPS635045 Y2 JP S635045Y2
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JP
Japan
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dust
cloth
proof
slit
attached
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JP1982171944U
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JPS5974418U (ja
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Publication of JPS635045Y2 publication Critical patent/JPS635045Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電気機器の操作パネルにスライドボ
リユームなどのスライド型操作部品を取り付ける
際の防塵構造に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、電気機器の操作パネルに設けたスライド
ボリユームの操作軸が通るスリツト状の開口か
ら、機器内部へ塵埃が入り込むのを防ぐために、
操作パネルの裏から開口に防塵布を貼り付けるよ
うにしたものがあつた。しかしこの場合、防塵布
に単に切れ目を設けただけであるのが普通であつ
た。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし上記の従来構造では、防塵布の切れ目と
スライドボリユームの操作軸との間に隙間が生じ
易く、また長期間同じ位置にしておくと、操作軸
の跡形が防塵布の切れ目に残つて、この隙間から
塵埃が入り易いという問題があつた。さらに操作
パネルの開口、防塵布の切れ目、スライドボリユ
ームの操作軸の位置関係がずれることにより生じ
る隙間からも塵埃が侵入し、また操作パネルの開
口に防塵布の切れ目を合わせて中央にくるように
貼り付ける作業がし難く手間がかかつていた。
また従来、実公昭46−8542号公報に示されるよ
うに、断面が略八字状で弾力性のある合成樹脂
板、ゴム板などのごとき板状体の長手方向中央部
に長孔を設け、かつその長孔の長手方向両側部に
突出する立上り部6a,6bを上記板状体と一体
に設け、上記立上り部は板状体を上記長孔部を支
点として屈曲させれば所定の弾性力で接触し得る
ごとく対向させたスライド式電気部品の防塵用カ
バー4が提案されている。
しかしながら、このカバー4はスライド型操作
部品単体の防塵用カバーであり、部品の長孔から
部品の内部に塵埃が侵入することを防止する効果
はあるが、この部品を電気機器の操作パネルに取
り付けて使用する場合には、操作パネルの長孔か
ら塵埃が内部に入り込むのを防ぐことができない
という問題点がある。
本考案は上記の諸点に鑑みなされたもので、切
れ目の両端に窓部を設け、この窓部を閉じ合わせ
るように設けた山形の向き合う折返し片でスライ
ド型操作部品の操作軸を挾むようにすることによ
り、操作軸と防塵布との間に殆ど隙間が生じない
ようにし、電気機器内部およびスライド型操作部
品内部への良好な防塵効果を簡単に得ることので
きる防塵取付構造の提供を目的とするものであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案のスライド型操作部品の防塵取付構造
は、図面を参照して説明すれば、電気機器の操作
パネル1にスライド型操作部品2の操作軸3が通
り抜けるスリツト状開口4を設け、このスリツト
状開口を塞ぐように防塵布を操作パネル裏面に貼
り付ける防塵構造において、防塵布5の中央部に
長手方向の切れ目7を設け、この切れ目の両端を
切り抜いて窓部8を形成し、長手方向の中央線に
沿つて窓部の両側が当接する位置まで山形に折り
曲げた状態で、防塵布の周辺部を操作パネル1裏
面に貼り付け、防塵布中央で山形に向き合う折返
し片10の間にスライド型操作部品2の操作軸3
を挿入し、操作パネル表面で操作軸3に操作つま
み11を取り付けるようにしてなることを特徴と
している。
〔作用〕
防塵布5の中央で山形に向き合う折返し片10
は弾性があつて操作軸3に幅広く接し、このため
操作軸との間に隙間が殆どできず、かつ長期間同
じ位置にあつた操作軸を移動した後の折返し片に
も、跡形は殆ど残らず、僅かに残つていても直ぐ
に弾力性によつて復元し隙間は閉じられ、塵埃の
侵入を防ぐ。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。第1図において、1は電気機器の操作パネル
で、この操作パネル1にスライドボリユームなど
のスライド型操作部品2の操作軸3が通り抜ける
スリツト状開口4が設けられ、この開口4を塞ぐ
ように、防塵布5が操作パネル1の裏面に接着剤
や両面テープで貼り付けられる。6は接着部であ
る。防塵布5は第2図に示すように長方形をして
おり、その中央部が長手方向に線状に切断されて
切れ目7を形成し、この切れ目7の両端を切り抜
いて窓部8を形成し、長手方向の中央線に沿つて
窓部8の両端が当接する位置まで山形に折り曲げ
て、防塵布5の周辺部を操作パネル1裏面の接着
部6に貼り付け、防塵布中央で山形に向き合う折
返し片10の間にスライド型操作部品2の操作軸
3を挿入するようになつている。このように操作
軸3は、第3図および第4図に示すように、防塵
布5と操作パネル1の開口4を裏から表へ通り抜
けて、操作パネル1の裏側から取り付けられ、操
作パネル表側から操作軸3の先端に操作つまみ1
1が嵌め合わされる。12はシヤーシである。な
お第1図と、第3図および第4図とは図示を明確
にするため、上下を逆にして描いている。
〔考案の効果〕
本考案は上記のように構成されているので、防
塵布中央で山形に向き合う折返し片は弾性があつ
て操作軸に幅広く接し、このため操作軸との間に
隙間が殆どできず、かつ長期間同じ位置にあつた
操作軸を移動した後の折返し片にも、跡形は殆ど
残らず、僅かに残つていても直ぐに弾力性によつ
て復元し隙間は閉じられ、電気機器内部およびス
ライド型操作部品内部への塵埃の侵入を防ぎ良好
な防塵効果を得ることができる。またパネル開
口、防塵布、操作軸の相互間の中心位置関係が多
少ずれても、防塵布の折返し片によつて位置ずれ
が吸収でき、塵埃の侵入を防止して防塵効果を保
つことができる。さらに平面状の防塵布を山形に
折り返す際、両端窓部を閉じ合わせて空間が無く
なる状態に揃えると、平板状の防塵布から立板的
に少し複雑な形状であつても、容易にほぼ同じ構
造の防塵布を得ることができるなどの効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のスライド型操作部品の防塵取
付構造の一実施例を示す分解斜視図、第2図は第
1図における防塵布を折り曲げる前の状態を示す
斜視図、第3図は第1図の防塵取付構造の縦断面
説明図、第4図は同横断面説明図である。なお第
1図と、第3図および第4図とは図示を明確にす
るため、上下を逆にして描いている。 1……操作パネル、2……スライド型操作部
品、3……操作軸、4……スリツト状開口、5…
…防塵布、6……接着部、7……切れ目、8……
窓部、10……折返し片、11……操作つまみ、
12……シヤーシ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電気機器の操作パネルにスライド型操作部品の
    操作軸が通り抜けるスリツト状開口を設け、この
    スリツト状開口を塞ぐように防塵布を操作パネル
    裏面に貼り付ける防塵構造において、防塵布の中
    央部に長手方向の切れ目を設け、この切れ目の両
    端を切り抜いて窓部を形成し、長手方向の中央線
    に沿つて窓部の両側が当接する位置まで山形に折
    り曲げた状態で、防塵布の周辺部を操作パネル裏
    面に貼り付け、防塵布中央で山形に向き合う折返
    し片の間にスライド型操作部品の操作軸を挿入
    し、操作パネル表面で操作軸に操作つまみを取り
    付けるようにしてなることを特徴とするスライド
    型操作部品の防塵取付構造。
JP17194482U 1982-11-12 1982-11-12 スライド型操作部品の防塵取付構造 Granted JPS5974418U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17194482U JPS5974418U (ja) 1982-11-12 1982-11-12 スライド型操作部品の防塵取付構造

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JP17194482U JPS5974418U (ja) 1982-11-12 1982-11-12 スライド型操作部品の防塵取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5974418U JPS5974418U (ja) 1984-05-21
JPS635045Y2 true JPS635045Y2 (ja) 1988-02-10

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ID=30374941

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17194482U Granted JPS5974418U (ja) 1982-11-12 1982-11-12 スライド型操作部品の防塵取付構造

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0646042Y2 (ja) * 1986-04-14 1994-11-24 株式会社フジソク スライドスイッチ装置
JP5608020B2 (ja) * 2010-09-14 2014-10-15 サトーホールディングス株式会社 検証装置

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Publication number Publication date
JPS5974418U (ja) 1984-05-21

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