JPS63502362A - 洗濯物用製品 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 洗濯物用製品 本明細書中に記載の発明は、好ましくは最終すすぎ中に洗濯機に加える新規な洗 濯後補助剤に関する。該補助剤は水中に陽イオン的に分散したシリコーン油、陽 イオン性脂肪酸縮合生成物および陽イオン性フィルム形成剤からなっている。

本組成物はアイロン掛けを容易にし、アイロン掛けした洗濯物の外観を高め、洗 濯物の水分吸収能を増加させ、且つ洗濯物に柔軟感およびふわふわ感を与える。

本発明は洗濯後補助剤、特にアイロン掛は補助剤に関する。

シリコーン油のような水溶性潤滑剤および水溶性澱粉誘導体のような水溶性フィ ルム形成剤の水性懸濁液が、洗濯物、特に木綿のアイロン掛は補助剤として使用 されることは良く知られている。このような分散液はアイロン掛けする衣類にス プレーし、そして処理しなかった衣類より処理した衣類でアイロンを一層円滑に 動かすことができる。フィルム形成剤は布地に一定の堅さを与え、この堅さはし ばしば、特にシャツおよびブウラスにとって望ましいものであると思われる。

スプレー缶で洗濯物にスプレーするのはかなり高価であるため、このよ゛うな製 品は通常シャツおよびブラウス用に限られる。更に、上述した周知の懸濁液では アイロン掛は中に総合的に満足のゆく効果が得られない。衣類をあまり湿らさな いで均等にスプレーするのは回能である。そのため順次布地に望ましくない点お よび線が生じることがある。周知の懸濁液の更に不利な点は、スプレーメカニズ ムが適正に機能しているにも拘らず、しばしばスプレー缶内の材料を全て使用で きないことである。

本発明の目的は、上述した周知のアイロン掛は補助剤と比較し、アイロンが布地 上を一層円滑に動くことを可能にし、その結果アイロン掛けをより容易にし、且 つ使用においても一層経済的である、アイロン掛けを容易にする洗濯後補助剤を 提供する際の問題を克服することである。

この問題は請求の範囲第１項に記載のアイロン掛は補助剤によって解決され、該 補助剤は好ましくは洗濯中の最終すすぎ液に添加され、その結果高価なスプレー 缶の必要がなくなる。

このアイロン掛は補助剤は、好ましくは、Ａ）布地に適用でき且つ任意に一部バ ラフインワックスで代替可能なシリコーン油の、陽イオン性分散剤の助けを借り て調製した水性分散液、その際該シリコーン油は任意にアミノ官能性シリコーン 、四級化シリコーン、シリコーンエラストマーまたはそれらの混合物であり、所 望ならば、該成分にアルコキシル化脂肪族アミンがシリコーンに基づいて１０重 量％までの量で添加される、Ｂ）脂肪族の長鎮飽和若しくは不飽和モノカルボン 酸とポリアミンとの縮合生成物またはポリアミンとエチレンオキシド若しくはプ ロピレンオキシドとの付加生成物、 Ｃ）陽イオン活性のアルコキシル化デンプン及び陽イオン活性のアルコキシル化 セルロースの群の陽イオン性フィルム形成剤、Ｄ）水並びに所望の場合には、 Ｅ）更に、芳香剤、保存剤１着色剤およびｐＨ値の調整に使用される有機酸の群 から選択した添加物、 からなっている。

好ましい実施態様によれば、成分Ａ）は２５℃で１０００から１０．０００ｍｍ ２ｓ　−１の間の粘度を有し布地に適用可能なシリコーン油である。このシリコ ーン油は、好ましくはアルキルシリコーン油、特に１０００から１０．０００ｎ ＋ｍ’ｓ−’の間の粘度を有するメチルシリコーン油である。好ましくは、成分 Ａ用の陽イオン成分散剤は式（式中、Ｒゝは１０個またはそれ以上の炭素原子を 有する長鎖の飽和または不飽和炭化水素基であり、Ｒ４は水素または１から５個 の炭素原子を有する任意に置換されたアルキル基であり、Ｒ％は低級アルキＪし 基であり、そしてＸは陰イオン基または陰イオン群である）の陽イオン活性イミ ダゾリニウム塩である。

本発明による好ましい組成では、成分Ａ）は０．５から２０重量％までの量で存 在し、 成分Ｂ）は０．５から１５重量％までの量で存在し、そして成分Ｃ）は１から１ ５重量％までの量で存在し、残りは水である。

本発明は、周知のおよび先に記載されたアイロン掛は補助剤によるよりも一層円 滑且つ容易にアイロン掛けをすることを可能にするだけでなく、織物の水分吸収 性も増加させ、該織物に対して柔らかい、ふわふわ感を与えるので、アイロン掛 は後に衣類が一層優雅で柔らかい外観を呈する。上記した所望の全ての効果およ び特に柔らかさと水分吸収性を組合せ得ることは不可能であると常に考えられて いたので、本発明の洗濯後補助剤の機能は注目に値するものであると考えられる 。現在までのところ、洗濯後補助剤は必要なふわふわ感をえるために所謂織物柔 軟化剤を含有していた。これら柔軟剤は長鎖アルキル基を有する四級アンモニウ ム化合物を含有している。

このような柔軟際は洗濯機中の最終すすぎ液に添加するためのものであり、洗濯 物−殊にタオルおよびニットの衣類−に柔らかな手触りを与える。しかしながら 、それらはアイロン掛けはほんの少しだけ容易にするが、アイロン掛けする衣類 の洗濯後の処理には理想的に適しているわけではない。このような織物柔軟剤の 主要な不利益は特に木綿に対する該柔軟剤の疎水性である。該柔軟剤は洗濯物の 吸収性もかなり減少させる。

それ故、本願発明の洗濯後補助剤は、現在周知のアイロン掛は補助剤に比して優 れているだけでなく、洗濯物を柔らかくし且つ同時に洗濯物の吸収能を減少させ ることなく外観及び感じも一層柔らかくする物質である。本発明組成物を使用し た後で、衣類は乾燥アイロン掛けすることができ、アイロンは湿った衣類上より も予め処理した乾いた衣類上で一層円滑に動く。非常に目立ったしわがある場合 にしかアイロン掛は前に布地を湿らす必要はない。周知のアイロン掛は前補助剤 で処理した衣類に蒸気アイロンを使用できないことは良く知られており、本発明 の組成物では、蒸気または湿気アイロンに関して問題は生じない。

西ドイツ特許公開公報２６３１４１９は、洗濯機中の最終すすぎ液にも添加する ことができまた本願補助剤とおなしようにシリコーン油を含有している洗濯後の 補助剤を示している。しかしながら、この先行技術では、本発明によって処理し た織物のふわふわまたはふくよかさおよび滑らかさだけでなく吸収性（その結果 乾燥可能性）も驚くべき程に上昇させるアルコキシル化澱粉およびセルロースは 全く使用されていない。先行技術の刊行物では、シックナーとしてのみ作用する にいたったデキストリンが使用されている。

更に、先行技術では脂肪酸アミンが使用されているのに対して、本発明によれば 脂肪酸アミドが使用される。このことにより再汚染がより少なくなり、脂肪酸ア ミドはアミンより容易に加水分解し、その結果織物からより良好に洗い流すこと ができる。更に、脂肪酸アミドはより容易に分解するので、環境学的な利用に関 してアミンより一層適している。

水に分散した陽イオン性シリコーン油（成分Ａ）は布地に使用できるシリコーン 油であり、２５℃テ５００から５０．０００ｍｍ”ｓ−’、更１．−　特１．１ ｍ「テクスティルフェアエーデルング（Ｔｅｘｔｉｌｖｅｒｅｄｅｌｕｎｇ）Ｊ 　１９．　（１９８４）。

Ｎａ５．１４４〜１４５頁に記載されティるようニ２５℃テ１ｏｏＯから１０． ０００ｍｍ２ｓ−’の間の粘度を有している。特に適当なものはアルキルシリコ ーン油であり、更に１０００から１０．０００ｍｍ”ｓ−’の粘度のメチルシリ コーン油が適当である。

好ましくは、本発明の洗濯後補助剤にはシリコーン油の部分的代替物としてパラ フィンワックスを含有することができる。パラフィンワックスは好ましくは２４ ０℃、特に５ｏから６０ｔの融点を有している。

成分Ａ）としては、アミノ官能性シロキサンもシリコーン油として使用でき、こ れは好ましくは次の構造式を有している。

式中、 Ｒ’＝Ｈ Ｒ”＝Ｒ’＝−ＣＨ２−Ｃ１ｌ。

ｍ＝２から３ ｎ＝１から２ Ｍ＝５０から２００Ｏ Ｎ＝０．１％から２％の窒素。

更に、成分Ａ）のシリコーン油は四級化シロキサンであることができ、これは好 ましくは次の構造式に一致する。

ｎ＝５０から２０００ ｍ＝１％から４％の窒素含量で決まる。

ポリシロキサンジメチルアルキルアンモニウムアセテートコポリマーで終結する ことができ、好ましくは３０％水性溶液中の四級化シロキサンは２０℃で１．０ ５３　ｇ　／ｃｎｒの密度および２０℃で６０がら１００ｍＰａ、　ｓ。

の粘度を有し、３０％溶液のＰＨは６から７である。

更に、成分Ａ）のシリコーン油は「チクスチルプラクシス　インターナショナル （Ｔｅｘｔｉｌｐｒａｘｉｓ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ）　Ｊ　、１９８３ 年１２月の１３４２〜１３４３頁に記載されているように、シリコーンエラスト マーであることができる。上記物質の混合物も成分Ａ）として使用することがで きる。

成分Ｂ）、脂肪酸縮合生成物は好ましくは、脂肪族の長鎖、特にＣ１からＣ２２ の飽和若しくは不飽和モノカルボン酸とポリアミンとの縮合生成物またはポリア ミンとエチレンオキシド若しくはプロピレンオキシドから誘導された付加生成物 である。縮合生成物は好ましくは式 Ｒ１＝９から２１個の炭素原子を有するアルキルまたはアルキレン基、Ｒ３＝水 素またはメチル、 ｍ＝１から４ ｎ＝ｏから３）に相当する。

特に、好ましくはモノカルボン酸がステアリン酸またはオレイン酸であり、ポリ アミンがジエチレントリアミンおよびジエチレントリアミンエタノールアミンで ある。

成分Ｃ）は好ましくは、例えば西ドイツ特許明細書２１５５９４１に記載された 陽イオン活性アルコキシル化澱粉または陽イオン活性アルコキシル化セルロース である。

好ましくは、陽イオン活性アルコキシル化澱粉は式（式中、 Ｒ＝ＨまたはＣＨ３ ｍ＝１から３ ｎ＝０から３）を有している。

好ましくは、アルコキシ含量は４％から１０％の間であり、窒素含量は０．１％ から０．５％の間である。

シリコーン油成分Ａ）用の陽イオン分散化剤は任意の陽イオン活性乳化剤である 。特に、本発明では陽イオン活性イミダシリン塩が好ましく、特に好ましい化合 物は次の構造を有している。

式中、Ｒ′は特に１０個またはそれ以上の炭素原子を有する長鎖の飽和または不 飽和炭化水素基であり、Ｒ４は水素または特に１から５個の炭素原子を有するア ルキル基を表し、該アルキル基は任意に置換され、更にヒドロキシ末端基であり 、Ｒ’は低級アルキル基、特にＣ＋〜Ｃ４アルキル基であり、Ｘは陰イオン基、 好ましくはハロゲン化物の基、または陰イオン基、特に基 （式中、Ｒ’はＣ１〜Ｃ４アルキル基を示すかまたはアセテート基である）であ る。

好ましくは、陽イオン活性分散化剤はシリコーンに基づいて２から１０％の量で 使用される。

更に、成分Ａ）はアルコキシル化脂肪族アミン、特にエトキシル化脂肪族アミン を、シリコーンに基づいて１０重量％までの量で含有する。

好ましくは、本発明の洗濯後補助剤は成分Ａ）を０．５から２０重量％、特に３ から８重量％の量で、成分Ｂ）を０．５から１５重量％、特に２から８重量％の 量で、そして成分Ｃ）を１から１５重量％、特に２．５から７．５重量％の量で 含有する。残りは水からなっている。

更に、本発明は好ましくは香料、保存剤０着色剤および有機酸好ましくはｐＨを ３から５の範囲内に維持するために有機酸、特にクエン酸または酢酸のような有 機脂肪族カルボン酸を含有する。

本発明の成分は布地繊維への付着性が比較的高いことが特徴である。即ち該成分 は冷たい染色布地、特に木綿に対する親和性を有しているので、本発明は一部木 綿製の洗濯物または衣類を処理するのに特に適している。

本発明の洗濯後補助剤の成分は容易に洗い流されるので、該成分が繊維上に蓄積 する危険性はなく、それ故繰り返し使用するとき洗濯物の特性に悪影響を与えな い。

更に、本発明の洗濯後補助剤は処理した洗濯物の際汚染を促進させず、現在の柔 軟剤で起こり得るような布地の黄色化を生じさせない。

実際には、本発明の洗濯後補助剤は、最終すすぎ液の水の容量が約２０リツトル であると仮定すると、５０から８０ｇの量で最終すすぎ液に加える。

本発明の洗濯後補助剤は二つの方法によって処方することができる。

方法１ 陽イオン活性アルコキシル化澱粉を水に分散する。この分散液を強く撹拌しなが ら８０℃から９０℃に加熱すると、かなり粘着性の澄明な溶液が形成される。次 いでこれを２０℃から２５℃に冷却し、この溶液を、水に分散した陽イオン性脂 肪酸縮合生成物と混合する。均一な分散液が得られるとすぐ、陽イオン性分散剤 で分散させたシリコーン分散液を強くゆっくり撹拌しながら注意深く添加する。

酸によって、分散液を酸性のｐＨ値に調整する。最後に、着色剤、香料および保 存剤を加える。

方法２ 澱粉溶液は前記したように調整する。陽イオン性脂肪酸縮合生成物を、９０℃に 加熱した溶液に固体の形成で加え、全体を強く撹拌する。撹拌は安定な分散液が 形成されるまで継続する。次いで、これを２０から２５℃に冷却し、そしてこの 方法は上記したように続ける。

実施例１ この実施例は、本発明による洗濯後補助剤を製造し、そして方法１によって製造 される処方を記載する。

１、硫酸ジオレイルイミダシリンと５から１０モルのエチレンオキシドを有する ココアミンエチレンオキシド付加物とで乳化した、約５．０００■２ｓ−１の粘 度のポリジメチルシロキサンと５０から５５℃の融点範囲のパラフィンワックス の約１：１混合物の約５０％水性懸濁液６００重量部、 ２、硫酸ジオレイルイミダシリンと５から１０モルのエチレンオキシドを有する ココアミンエチレンオキシド付加物とで陽イオン的に乳化した、０．１から０． ５のアミン含量を有するプロピルアミノエチルアミンジメチルポリシロキサンの 約３０％分散液４．５０重量部、３、酢酸でｐＨ３に調整した、ジステアリン酸 −ジプロピレントリアミンエタノールアミン縮合物の約２０％水性懸濁液１０． ００重量部、４、約０．２５％のＮ−含量及び約７％のプロポキシ含量を有する ヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウムクロライドーヒドロキシプロル澱粉 エーテル７．５０重量部、 ５、着色剤、香料及び保存剤０．２０重量部、６、水７１．８０重量部。

この組成物のｐＨは約４である。これは約１２０ｍＰａ、　ｓ、の粘度を有する 薄い乳液状の分散液である。

実施例２ 本発明による選択後処理組成物は、方法２を使用して処方される。

１、実施例１のとおり（シリコーン／ワックス混合物）６．２０重量部、２、　 ジステアリン酸−ジエチレントリアミン縮合物（ｍｐ＝約９０℃）３．２５重量 部、 ３、実施例１の４の通り（澱粉エーテル）５．００重量部、４、　クエン酸１水 和物３．００重量部、５、着色剤、香料、保存剤０．２０重量部、６、水８２． ３５重量部。

この組成物のｐＨは３から４である。これは、粘度約８０ｍＰａ、ｓ、の薄い乳 液状の分散液である。

実施例３ アイロン掛は適応性の評価ニ アイロン掛は適応性を評価するために、実施例２０組成物を家庭用洗濯機中の最 終濯ぎ液に５０から８０ｇの量で加えた。その際、洗濯物は木綿又は木綿とポリ エステルの混合物の布地からなっており、前もって９５℃の温度で慣用の洗剤で 洗濯したものであった。

アイロン掛は試験は、次のようにして行った：２００±１０℃の温度のアイロン は、重し留具で保持した試験布地上を一定のアイロン圧で測定される試験布地片 上を通過させ、布地自体は均−に伸ばして維持する。試験は２段階で行う。最初 の段階では織物は水分を３０％有しており、最終段階では、織物は乾燥アイロン 掛けされる。

比較のために、処理していない織物と慣用のアイロン掛は補助剤で処理した織物 をアイロン掛は試験に付した。

これらの試験結果は表１で対照する。

表１ 未仕上げ（仕立ていない）綿織物の アイロン掛は値 未処理　水３０％　２１６（２２０）　３０　２１６（２２０）　２０未処理織 物のアイロン掛は値は、表に示した平均値から±１０％変動する。特に、引張力 が変動する。この理由は、多分織物表面が不均一の粗面状であるためと考えられ る。「アイロン掛は補助剤」及び実施例２の組成物でアイロン掛は値が明らかに 一層低く測定されることは本質的に変動がより低い（最大５％）ことを示してい るので、再現性は処理した織物の粗表面の減少によって改善される。

実施例４ 本発明による組成物の洗い流され易さの評価。

綿１００％製の洗濯試料を慣用の洗剤を用いて９５℃及び６０℃でそれぞれ５及 び６回洗い、次いで実施例２に記載した物質８０ｇを用いて最終濯ぎで液中で処 理した。

比較するために、上記の方法と正確に同一の方法で洗濯した衣類の未処理試料並 びに標準的なアイロン掛は補助剤で処理した試料で試験を行った。平均値は６つ の別個の円滑性試験から得た。これらの値は添付の図１及び２に示す。

図１及び２のアイロン掛は値は、それぞれ９５℃（５回）及び６０℃（６回）で 洗濯した処理後又は未処理面織物を同一時間ｔ＝１０秒で外挿した引張力を示す 。図１及び２で示されるように、驚くべきことに、円滑性値と殆ど違わないアイ ロン掛は値は、洗濯後処理の最初のアイロン掛けの直後に生じると思われる。

このことは、本発明の洗濯後補助剤が９５℃及び６０℃の双方で試料から洗い流 されることを示している。本発明の組成物を洗濯物に添加するとき、物質の望ま しくない影響は全く生起しない。

実施例５ 「ふわふわさ」　（ふくよかさ）の評価。

慣用の方法で洗濯した綿１００％のタオルは、実施例２の組成物を用いて５０か ら８０ｇ／２０　Ｉｌ濃度で１度、比較のため慣用の織物柔軟剤（レノア（ＬＥ ＮＯＲＯ本）を用いて同一の濃度で１度最終の濯ぎ液中で処理する。

未処理タオルを更に比較するために使用する。全部で１５個のタオルは各々６０ ℃で２回洗濯する。衣類立てて空気乾燥した後、試験群のタオルを分け、広げて 積み重ねる。積み重ね物の高さを１０分後に測定しその結果を表２に示す。

＊（ジステアリルジメチルアンモニウムクロライドを基剤とする）表２ 処理　積み重ね物の高さくｃｘｎ） 積み重ね物の高さはタオルのふわふわさの尺度として、そしてまた個々の繊維の 自由性の尺度して採用される。驚くべきことに、積み重ね物の高さは、周知の織 物柔軟剤でより本発明の組成物で一層高いことがわかった。

実施例６ 吸収性（乾燥能力）の評価。

吸収性は布地織物〔テリークロス（Ｔｅｒｒｙ　Ｃ１ｏｔｈ）３の水分吸収能力 の尺度である。吸収性はドイツ工業規格（Ｄ　Ｉ　Ｎ）　５３２９４に記載の平 衡法を使用して測定する。幅３０及び長さ２５ＣＩＩ＋の衣類に仕立ててない木 綿（１００％の綿織物）片（面積重量１４０ｇ／ｆｆ＋’）の一端を蒸留水中に 浸すと、水は織物の毛細管作用のため、そしてまた織物の吸収能によってより高 い位置まで又はより低い位置まで上昇する。試験時間５分後の位置を表３に示す 。

処理　水の位置（印） 上記表３に示されるように、実施例２の組成物での吸収性は未処理織物の吸収性 に近づく。

アイ・ン掛は値（Ｇｒ）　ＦＩＧ・１ アイロン掛は値（Ｇｒ）　ＦＩＧ、２ 国際調査報告 ＡＮＮＥＸ　Ｔｏ　？ＥＥ　ＩＮＴＥＲ−’ＪＡτＺＯＮＡＬ　Ｓ：Ｊ、ＲＣ舅 ＲＥＰＯＲＴ　ＬＩＮＵＳ−Ａ−３８３３３９３０３／ロ９／７４　Ｎｏｎｅ

Claims (12)

【特許請求の範囲】
1. １．Ａ）布地に適用でき且つ任意に部分的にパラフィンワックスで代替できるシ リコーン油の、陽イオン性分散剤の助けを借りて調製した水性分散液、その際該 シリコーン油は任意にアミノ官能性シリコーン，４級化シリコーン，シリコーン エラストマー又はそれらの混合物であり、所望の場合には該成分にアルコキシル 化脂肪族アミンがシリコーンを基とし１０重量％までの量で加えられる、Ｂ）脂 肪族の長鎖飽和又は不飽和モノカルボン酸トリアミンとの縮合生成物又はポリア ミンとエチレンオキシドとの付加生成物、Ｃ）陽イオン活性アルコキシル化澱粉 及び陽イオン活性アルコキシル化セルロースの群の陽イオン性フィルム成形剤、 Ｄ）水，並びに所望の場合には、 Ｅ）更に、芳香剤，保存剤，着色剤及びｐＨ値の調整に使用される有機酸の群か ら選択した添加物、 からなる洗濯後補助剤。
2. ２．成分Ａ）が２５℃で１．０００から１０．０００ｍｍ２ｓ−１の間の粘度を 有し、布地に適用可能なシリコーン油であることを特徴とする請求の範囲第１項 記載の組成物。
3. ３．シリコーン油がアルキルシリコーン油、特に１０００から１００００ｍｍ２ ｓ−１までの粘度を有するメチルシリコーン油であることを特徴とする請求の範 囲第２項記載の組成物。
4. ４．組成物Ａ）の陽イオン性分散剤▽が式▲数式、化学式、表等があります▼ （式中、Ｒ３は１０又はそれ以上の炭素原子を有する長鎖の飽和又は不飽和炭化 水素基であり、Ｒ４は水素又は１から５までの炭素原子を有する任意に置換され たアルキル基であり、Ｒ５は低級アルキル基であり、そしてＸは陰イオン性基又 は陰イオン群である）で示される陽イオン活性のイミダゾリニウム塩であること を特徴とする請求の範囲第１項から第３項の１つに記載の組成物。
5. ５．製品全体に基づいて、 成分Ａ）が０．５から２０重重％までの量で存在し、成分Ｂ）が０．５から１５ 重量％までの量で存在し、そして、成分Ｃ）が１から１５重量％までの量で存在 し、残りが水である、ことを特徴とする請求の範囲第１項から第４項の１つに記 載の組成物。
6. ６．陽イオン活性アルコキシル化澱粉を水に分散し、この分散液をかなり粘着性 の溶液が形成されるまで撹拌しながら加熱し、次いでこの溶液を冷却し、その後 水に分散した陽イオン性脂肪酸縮合生成物と混合し、そして均質な分散液が形成 された後、陽イオン性分散剤で分散したシリコーン分散液を強く撹拌しながらゆ っくり加え、次いで必要な場合には、該分散液を酸で酸ｐＨに調整し、そして所 望の場合には、最終的に着色剤，香料及び保存剤を加えることを特徴とする請求 の範囲第１項記載の洗濯後補助剤の製造方法。
7. ７．陽イオン活性アルコキシル化澱粉の加熱分散液に陽イオン性脂肪酸縮合生成 物を強く撹拌しながら固体の形態で添加し、そして安定な分散液を冷却し、更に 請求の範囲第６項の記載に従って処理することを特徴とする請求の範囲第６項記 載の方法の変法。
8. ８．澱粉分散液を８０から９０℃までに加熱することを特徴とする請求の範囲第 ６項又は第７項に記載の方法。
9. ９．所望の場合には、脂肪酸縮合生成物を含有することができる澱粉分散液を２ ０から２５℃まで冷却することを特徴とする請求の範囲第６項又は第７項記載の 方法。
10. １０．シリコーン成分を１部代替するために少なくとも４０℃の融点を有するパ ラフィンワックスを使用することを特徴とする請求の範囲第６項又は第７項記載 の方法。
11. １１．成分Ａ）中に付加的に存在可能なアルコキシル化脂肪族アミンがエトキシ ル化脂肪族アミンであることを特徴とする請求の範囲第６項又は第７項記載の方 法。
12. １２．最終的に洗濯後補助剤を酸で３から５のｐＨ値にすることを特徴とする請 求の範囲第６項又は第７項記載の方法。