JPS6348181A - 誘導電動機の運動制御装置 - Google Patents

誘導電動機の運動制御装置

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JPS6348181A
JPS6348181A JP61159457A JP15945786A JPS6348181A JP S6348181 A JPS6348181 A JP S6348181A JP 61159457 A JP61159457 A JP 61159457A JP 15945786 A JP15945786 A JP 15945786A JP S6348181 A JPS6348181 A JP S6348181A
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induction motor
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cpu
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Kiyoshi Hino
清 日野
Hirosuke Minafuji
皆藤 宏輔
Kiyokazu Okamoto
清和 岡本
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Nippon Electric Industry Co Ltd
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Nippon Electric Industry Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P23/00Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by a control method other than vector control
    • H02P23/08Controlling based on slip frequency, e.g. adding slip frequency and speed proportional frequency
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P23/00Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by a control method other than vector control
    • H02P23/20Controlling the acceleration or deceleration

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  • Power Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、誘導電動機の運動制御装置、詳しくは誘導電
動機の過度の急激な加減速を押さえるようにした辷り速
度を用いた誘導電動機の運動制御装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、誘導電動機(以下、IMと記す)は、−定周波数
の電源のもとて定速モーターとして、堅牢、宝庫なる特
徴を活かして幅広く活用されてきた。
しかし、上記IMは急速な加減速を必要とするサーボモ
ータとしては使用されていなかった。
ところが、近年IMのベクトル制御が実用化され、一方
IM自体も改良が成された結果、この1Mをサーボモー
タとして使用する可能性がでてきた。即ち、最近の電子
デバイス、マイクロコンピュータおよびソフトウェア技
術の向上によって、上記IMを駆動する電源として広範
囲の可変周波数の電源が得られるようになったことに伴
い、上記IMは定速モーターからサーボモータへと変身
しつつある。このような可変周波数電源は、例えば「上
山直空編著、ニュードライブエレクトロニクス、電気書
院」 (以下、文献1と記す)に示されているようなベ
クトル制御により動作する。
ここで上記文献1の6.35図に示されている従来の「
辷り周波数型ベクトル制御」を第11図に示して説明す
る。
上記第11図に示す辷り周波数型ベクトル制御の基本構
成において、101は速度制御増幅器、102は割算器
、103は定数設定器、104はベクトルアナライザ、
105は掛算器、106は変換器、107は電流制御増
幅器、108は電力変換器、109は誘導電動機(TM
)、111は速度検出器、11.2は微分器、113,
114゜115.116は定数設定器、117は割算器
、118はベクトル発振器、119は加算器である。
このような構成によれば、時々刻々変動する瞬時電流の
変化に応じてトルクを制御することが可能となる。なお
、辷り周波数型ベクトル制御の詳細な構成・動作につい
ては上記文献工の6.2゜1章を参照していただきたい
〔解決しようとする問題点〕
ところで、上記第11図に示した基本構成を有する辷り
周波数型ベクトル制御であっても、このままの形でサー
ボモータとして用いると過度の急激な加減速が発生して
過電流が流れることがあり、また1Mの一次電流を増や
してもトルクが増加しないというストール状態が発生ず
るおそれがあった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記問題点を解決する為に、 誘導電動機の辷り速度に対応する角周波数ωsの値によ
って誘導電動機の時間に対する回転数の増減を示す加減
速曲線の勾配を変化させるようにしたものである。
また、上記周波数ωsの値によって上記加減速曲線にお
ける時間を一定とし、かつ回転数の変化分を可変とする
ようにしたものである。
さらにまた、上記角周波数ωsの値によって上記加減速
曲線における回転数の変化分を一定とし、かつ時間を可
変とし、上記加減速曲線の勾配を変化させるようにした
ものである。
〔作用〕
本発明は上述のように誘導電動機の辷り速度に対応する
角周波数ωsの値によって誘導電動機の加減速曲線の勾
配を変化させるようにしているので、誘導電動機の指令
位置の変化を押さえることにより誘導電動機の過度の急
激な加減速を押さえることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の誘導電動機の運動制御装置を図示の一実
施例に基づいて説明する。
第1図は本発明の誘導電動機の運動制御装置を示す回路
図である。なお、先に第11図で説明した従来の辷り周
波数型ベクトル制御の基本構成で説明済の部材について
は重ねて説明することを避け、単に符号に付すに止める
図示のようにマイクロコンピュータ等からなる中央制御
装置(以下、CPUと記す)55には本発明を有するI
Mを取付けた外部機器(例えばNC装置本体)からにピ
ッ) (kは任意の定数)の速度指令が入力されるよう
になっており、この速度指令としては例えばIMの回転
数(例えば101000rpが入力されるようになって
いる。さらに、このCPU55の入力端には制御信号と
してIMの回転速度が徐々に上がったり或いは逆に徐々
に下がったりするようなスローアップ・スローダウンを
行うか否かを指示することのできる信号(スローアップ
・スローダウン信号)及び制御信号としてIMの回転方
向を正方向に回転させるか或いは逆方向に回転させるか
を指示できるような信号(回転方向信号)及び周辺回路
からの各種異常信号が入力されるようになっている。
一方、IMの出力軸の回転数をパルスエンコーダー11
1Aによって検出した実際の角周波数(以下、実行速度
と記す)ωrとトルク指令とから計算されてパラレル信
号化された辷り速度1ωs1が絶対値回路31からスイ
ッチ回路53の第2のスイッチ53bに人力するように
接続されている。
また、上記パルスエンコーダー111Aの出力は同期化
方向弁別回路33とF/Vコンバータ34と絶対値回路
35を経由した実行速度Iωr1が上記スイッチ回路5
3の第1のスイッチ53aに入力されるように接続され
ている。さらに上記スイッチ回路53の第3のスイッチ
53cは可変抵抗器52の可変端子に接続されていて、
この可変抵抗器52の一端は基準電圧Vrefを供給す
る端子に接続されており、他端は接地されている。
この可変抵抗器52は、後に述べるようにIMの回転数
のスローアップ及びスローダウンの傾きを調整するもの
である。
そして、上記スイッチ回路53の第1.第2゜第3のス
イッチ53 a、  53 b、  53 cの夫々の
出力端は互いに接続されていて、A/Dコンバータ54
の入力端に接続されている。このA/Dコンバータ54
の各デジタルデータ出力端は上記CPU55の第3の入
力ポートに接続されている。
上記CPU55の第1の出力端からはA/D変換指令が
出力されるようになっていて上記A/Dコンバータ54
のCON、V端子に接続されており、上記CPU55の
第2の出力端は上記スイッチ回路53の第1のスイッチ
53aを切り換えるように接続され、上記CPU55の
第3と第4の出力端は夫々上記スイッチ回路53の第2
のスイッチ53bと第3のスイッチ53cとを夫々制御
するように接続されていて、これらの第2.第3.第4
の出力端からは夫々スイッチ回路53の切り換え信号が
出力されるようになっている。
上記CPU55の第5の出力ボートは、次に述べる基準
クロック5が発生する基準周波数を所定の周波数に変換
することのできるレートマルチプライヤ−4の第1の各
入力端に接続されており、このレートマルチプライヤ−
4の第2の入力端には、例えば4MHzの周波数を有す
る基準クロック5の出力端がアンドゲート10を介して
接続されている。なお、このアンドゲート10の第2の
入力端には上記CPU55の第6の出力端が接続されて
いて、後に述べるようにIMの運転を続行するか或いは
抑制するかの第2の手段としての信号を供給するような
っている。
上記レートマルチプライヤ−4の出力端は例えばD型の
フリップフロップ(以下、FFと記す)でデユーティ比
を改善した後、次に述べるデュループカウンター5を正
常に動作させるタイミングとするための同期回路7の第
1の入力端に接続されている。この同期回路7の第2の
入力端及び第3の入力端には別途設けられている同期パ
ルス発生回路8のパルスP1とP2とが入力するように
接続されている。なお、これらパルスPI とP2は、
後に述べる同期化方向弁別回路33の出力信号(±Pω
r)との「重なり」を生じないようにするための同期化
信号である。
上記同期回路7の出力端は3人力ナントゲートIfと1
2の夫々の第3の入力端に接続されており、これらナン
トゲート11と12との出力端がらは後述するIMの回
転速度を指示するための指令速度PωC(シリアルパル
ス)が出力される。
上記3人力ナンドゲート12の第2の入力端は、上記第
1の3人力ナンドゲート11の第2の入力端に接続され
ると共に、上記CPU55の第7の出力端に接続されて
いて、この第7の出力端からは後に説明するようなIM
の運転を続行するが或いは抑制するかをwI御する第3
の手段としての信号が出力されるようになっている。上
記ナントゲート11と12の出力端は夫々負論理のオア
ゲート13と14との第1の入力端に接続されている。
そして、上記オアゲート13と14の夫々の出力端は、
デュループカウンタ15の第1の入力端と第2の入力端
とに接続されている。
なお、このデュループカウンタ15は一般のアップ・ダ
ウンカウンタ−を用いて構成されていてIMの回転子に
於ける指令値のポジションと実際のポジションとの差を
とるものであり、この差が回転子の「位置の遅れ」であ
り、このU位置の遅れ」がIMの回転数を指示する速度
指令となる。
上記デュループカウンタ15の出力端はデジタル−アナ
ログコンバータ(以下D/Aコンバータと記す)16に
接続されており、このD/Aコンバータ16の出力端は
速度制御増幅器101の第1の入力端に接続されていて
、この速度制御増幅器101には一ヒ記「位置の遅れ」
がアナログ値として入力するようになっている。そして
、この速度制御増幅器101には前記第11図に示した
辷り周波数型ベクトル制御の辷り速度制御装置が接続さ
れている。
一方、前記パルスエンコーダー111Aの出力端からは
実行速度ωrから位相が90°ずれた2相のパルス信号
が出力されるようになっていて、これら2相のパルス信
号は同期化方向弁別回路33の第1の入力端に入力する
ように接続されている。そして、これら2相のパルス信
号はこの同期化方向弁別回路33によってIMの回転方
向が弁別され、さらにシリアル変換されたIMの実行速
度を示すシリアルパルス信号±PωrとしてF/■コン
バータ34に送られると共に、前記負論理オアゲート1
3と14との夫々との第2の入力端に接続されている。
なお、上記→−Pωr信号はIMが正回転する時の信号
であり、上記−Pωr信号はIMが逆回転する時の信号
である。」二記弁別回1S33の第2と第3の入力端に
は、前記同期パルス発生回路8の出力信号であるパルス
P3とP4とが入力されるよ・うになっており、これら
のパルスP3とP4とによって実行速度Pωrが指令速
度PωCと重ならないようにしている。
」=記F/Vコンバータ34の出力端は絶対値回路35
を介してA/Dコンバータ32に接続され、さらにこの
A/Dコンバータ32の出力&はIMを励磁するための
2次磁束発生器36の入力端に接続されている。また、
上記F/Vコンバータ34の出力端は前記速度制御増幅
器101の第2の入力端に接続されると共に、前記加算
器119に接続されている。即ち、F/Vコンバータ3
4の* て2次磁束の速度ω。が求められ、このω。がベクトル
発振器118に印加される なお、IMの回転を続行するか抑制するかを指示する信
号としては、前述のように第1.第2゜第3の手段があ
るが、これら第1から第3の手段を同時に用いる必要は
ない。例えば第1の手段を] 1 用いる場合には、CPU55の第6及び第7の出力端か
らの信号を出す必要はない。この場合には3人力ナンド
ゲート11と12の入力端側に於いては、夫々第2と第
3の入力端を接続しておけばよい。
次に、以−トのように構成されている誘導電動機の運動
制御装置を説明するに先だち、この運動制御装置の動作
原理を第2図及び第3図に基づいて説明する。
第2図は、後に説明する第1の実施例に対応するもので
あって、横軸に示す演算時間を1mSとして固定し、そ
のときに縦軸に示ずTMの回転数が2rpmだけ増加す
る場合を示している。この時には2mS経過した時には
回転数が4rpmとなり、3 m S経過した時には5
rpmとなる。このように横軸に示されている時間に対
し1mS毎に回転数が2rpmだけ登っていく直線を符
号Pで示す。このような符号Pで示された直線(リニア
)にするとTMの回転数は等加速度で徐々に上昇してい
くことになり、急激な変化を外部に対して及ぼさないよ
うになる。
上述の場合は時間を1m、Sに固定し、回転数の増加を
2rpmに設定しているが、1m5(固定)に対して例
えばnrpm(設定値)(但し、nは任意の定数)とし
ても構わない。n=3rpmとした場合を符号Qで示す
そして、第2図の左側に示した場合にIMの回転数が時
間の経過と共に1 msに対し2rpmの割合で徐々に
登っていく場合を示し、第2図の右側に示す符号Rの場
合には上述とは逆に1mSを経過する毎に2rpmだけ
回転数が少なくなっていく減速状態を示している。つま
り、等加速度に対し等減速を示していることになる。こ
のような等減速に於いても、TMの出力軸が外部に対し
て無理な運動をすることがないので、極めてスムーズな
減速運動を維持することができる。
上記第2図に示した場合は横軸の時間を固定とし、縦軸
のIMの回転数を可変としたが、これらの組み合わせを
逆にしてもよい。即ち、第3図に示すように横軸に取っ
た時間を1/2mS (可変)とし、縦軸に取った回転
数をlrpm固定としてもよく、この場合は後に述べる
第2の実施例に対応するするものである。
このように横軸に1 / 2 m Sを取り、それに対
してlrpmづつ回転数が増えていく場合を符号Sで示
す。このようにしても符号Sで示すように直線(リニア
)となるので、IMの回転数は徐々に増えてゆき、出力
軸は外部に対してギクシャクした力を与える虞れもない
。またこの場合に符号Tで示すように除々に減速するよ
うにしてもスムーズな回転を徐々に減らず運動とするこ
とが可能である。
上記第2図及び第3図に示したような符号P。
Q、R,S、Tで示した直線の傾きを決定するには、図
の縦軸、横軸をそれぞれ等間隔で増加/減少させること
により実現できる。ここで第2図に於いては横軸(時間
軸)の間隔が固定であり、第3図に於いては、縦軸(増
/減速度値軸)の間隔が固定であるため、それぞれの可
変軸である第2図においては縦軸(増/減速度値軸)、
第3図においては横軸(時間軸)の間隔(単位時間当り
の速度変化量)を決めれば良い。
この間隔を決める方法を述べる。第1図に示した可変抵
抗器52を調整することにより基準電圧Vrefが分圧
されてスイッチ回路53の第3のスイッチ53Cを介し
てA/Dコンバータ54に供給され、その値から唯一定
まる“間隔”の値をCPU55が自分自身に予じめ用意
しているデータテーブルから選択して決定しているので
ある。
次に、以上のような原理に基づいて動作を行う誘導電動
機の運動制御装置の動作の第1の実施例を第4.5,6
.7図に基づいて説明する。
ところで、誘導電動機の辷りとトルクとの関係は、第6
図に示すように辷りが「0」のときにはトルクは「0」
であり、辷りが徐々に増えていくにしたがってトルクは
急激に上昇にする。そして、トルクが最大l・ルクTm
になった時の辷りをSmとすると、このSmからさらに
辷りが増えていくと逆にトルクは徐々に減っていく。そ
して、IMの速度を制御することができるのは第6図に
示した辷りが「0」のところから最大値3mに達するま
での間であり、実際に制御可能の範囲は速度が「0」か
ら極めて僅かの狭い範囲に限られている。
そして、上記最大値Smを過ぎると速度の制御を行うこ
とができない状態(脱調状態という)となり、IMの回
転速度の制御が不可能となる。即ち、IMの速度制御を
行うには、常にIMの実行速度ωrを監視することによ
って、辷り速度ωsが一定の値以下(例えば第6図に於
いてSm以下)になるように制御してやる必要がある。
そのためには、CPU55のPROMの中に第7図に示
すような特性の実行速度ωr−辷り速度ωsの許容値ω
s゛特性を格納しておき、この特性に従った辷り速度を
維持するようにしてやればよい。
即ち、上記実行速度ωr−辷り速度ωsの許容値ωs゛
特性は実行速度が例えばωr、であるときには必ず辷り
速度がωs、となるようなデータテーブルを用意してお
きこの辷り速度ωs、は前記第6図に示したトルク曲線
の制御範囲内(ストール領域外)にあるように設定して
おけばよい。
次に、本発明の誘導電動機の運動制御装置の第1の実施
例の動作を4図及び第5図に示すフローチャートに基づ
いて説明する。
第4図は第1の実施例の動作を示すメインフローチャー
トであり、第5図に示したものは上記第4図に示すメイ
ンフローチャートの間に一定間隔のインターバルで割り
込みを発生するようにしたフローチャートである。
この第1の実施例は、前記第2図に示したように横軸(
時間軸)を固定し、縦軸(増/減速度値軸)を可変とし
た場合である。
第1図に於いて、基準電圧Vrefが可変抵抗器52に
よって分圧される。この分圧された電圧はスイッチ回路
53の第3のスイッチ53Cを介してA/Dコンバータ
54に供給され、このA/Dコンバータ54でデジタル
信号に変換されてCPU55にデジタル信号として供給
されこのCPU55の内部に用意さたデークチ−プルか
ら縦軸の単位時間当りの速度変化量が決定される。即ち
、上記可変抵抗器52の分圧電圧に応じてIMO回転の
スローアンプ或いはスローダウンの傾きを決定するため
の縦軸の変化分をデータテーブルから選択するデータが
選択されることとなる。この状態が第4図に示すメイン
フローチャートの第2のボックスである。
次いで第4図に示すメインフローチャートに於いて、第
3、第4のボックスはA/Dコンバータ54に可変抵抗
器52からの電圧をデジタル信号に変換させてCP T
、J 55に入力する。さらに、このメインフ+’7−
チャートの第5のボックスは上記処理にて取り込んだデ
ータからPROM内に用意されたデータテーブルより単
位時間当りの速度変化量をアクセスし、決定する。
そして、CPU55ば外部機器より速度指令を入力し、
また周辺回路より各種状態信号を入力しこの各種異常信
号のチェックを行う。
このとき異常が認められるならば異常状態処理として、
第9ブロツクのインターバル割り込みを禁止し、異常時
とは無関係な処理を行わないようにし、さらに第10ブ
ロツクの抑制信号の出力によりモータの回転を停止させ
る。
また正常であるならば第6〜第8図ブロックの処理を繰
り返す。
そして、上記第4閣の第6〜第8ブロツクの処理を繰り
返している間に第5図に示すインターバル割り込みが発
生する。
次に、このインターバル割り込みの処理内容を第5図に
基づいて説明する。
第5図に示す最初の判断記号に於いて、速度指令ωC゛
と現在速度ωCとが比較される。この比較に於いて等し
い場合、速度指令が大きい場合、或いは逆に現在速度が
大きい場合に応じて夫々の処理が行われ、現在の回転数
(rpm)に見合った周波数を算出し、その算出結果を
I/−トマルチブライヤ−4へ出力する。次いでスイッ
チ回路53に於いて実行速度の絶対値1ωr1がセレク
トされ、そのセレクトされた結果がA/Dコンバータ5
4によってデジタル信号に変換されてCPU55に対し
実行速度の絶対値として入力することとなる。すると、
予め第7図に示すような実行速度ωr−辷り速度の許容
値ωs”特性の特性を有するグラフがI) ROMに格
納されているので上記実行速度1ωI・1に対応した辷
り速度の許容値ωs ′を決定する。
一力、スイッチ回路53にば辷り速度lωs1が絶対値
回路31から供給されるので、この値がA/Dコンバー
タ54によってデジタル変換されてCPU55に供給さ
れる。
CP U 55は辷り速度許容値ωs”と辷り速度のI
ωslとが同時に供給されることとなり、ここに於いて
これら2つの値の大小が比較される。
そして、辷り速度の許容値ωs ′が辷り速度1ωs1
より大きいか等しい場合には続行/抑制の続行信号が出
力されそのまま1Mの回転が続けられ、逆に辷り速1ω
s1が辷り速度許容値の03度許容値のωs ′より大
きい場合には続行または抑制信号の二種類の信号の内の
抑制信号が出力され、レートマルチプレーヤー4へと送
られる。このようにすることによって、TMの過度の急
激な加減速を押さえるよ・うにすることが可能となる。
次に、本発明の第2の実施例を第8.9.10図に示す
フローチャートに基づいて説明する。なお、この第2の
実施例は前記第3図に示したように、横軸に示した時間
を可変として、縦軸に示したIMへ出力する単位当りの
速度変化量を固定した場合である。
第8図に示したものはメインのフローチャートであり、
第9図に示したものはインターバル割り込みのフローチ
ャートであり、第10図に示したものは、ストール防止
チェック用インターバル割り込みを示すフローチャート
である。
即ち、この第2の実施例に於いては第8,9゜10図に
示したメインのフローチャートとスロースタート・スト
ップ処理ルーチンとストール防止チェックルーチンの3
つのプログラムのうちスロースタート・スローストップ
処理ルーチンとストール防止チェックルーチンとは内部
タイマーを用いて夫々n、rSJ 、m rsJ毎にイ
ンターバル割り込みを発生するものである。ただし、」
−記n。
mは任意の定数であり、nにおいては後述する方法によ
り決定され、mにおいては、あらかじめある定数をきめ
ておき、動作させるものである。
第1図に於いて可変抵抗器52の可変端子を動かすと基
準電圧Vrefが分圧されスイッチ回路53の第3のス
イッチ53cに供給され、A/Dコンバータ54によっ
てデジタル変換されてCPU55の入力端に供給される
。ここで、上記可変抵抗器52を設定することにより、
CPU55にデジタル変換されたデータが入力され、C
PU55内部に用意されたデータテーブルから単位速度
量変化当りの時間が決定することが出来、このことは、
即ち可変抵抗器52の設定により前記第3図の横軸の単
位時間を可変にすることが出来ることを表す。
第8図の説明を行うと、上述のように基準電圧Vref
の分圧電圧がスイッチ回路53の第3のスイッチ53c
からA/Dコンバータ54を介してCPU55に供給さ
れ、インターバル割り込みの時間T (S)が決定する
こととなる。本処理は第8図の第2ブロツクから第5ブ
ロツクまでのことを表していて、さらに第6ブロツクに
てT〔S〕インターバル割り込みの初期設定が行われ、
以後インターバル割り込みが可能となる。
続いて、CPU55に対し速度指令が入力し、さらに制
御信号として回転方向信号が入力する(第7ブロソク)
。この回転方向信号がそれまでの回転方向に対して反転
指令であるか否かが判断される(第8ブロツク)。反転
指令である場合にはそれまで例えば右廻りであったもの
が左廻りに回転させられることを意味しており、この場
合には回転状態フラグをセットし、さらに反転継続フラ
グをセントする(第9ブロツク右)。一方反転指令が無
い場合には反転状態フラグをクリアしく第9ブロツク左
)、ついで周辺回路からの各種状態信号入力(第10ブ
ロツク)、異常の有無のチェック(第11ブロツク)へ
と進んでいく。以後このようなことを繰り返すこととな
る。また異常が有った場合の処理は第1の実施例とは同
様である。
次にT (S)インターバル割り込みのフローチャート
を第9図に基づいて説明する。前記反転状態フラグがク
リアであり、さらに反転継続フラグがクリアである場合
には、CPU55に入ってくる速度指令値とCP’U5
5からレートマルチプライヤ−4へと出力しているデー
タとが比較される。
そして、これらの2つが等しければrRETURN」と
なり、速度指令値がレートマルチプライヤ−へ出力して
いるデータよりも大きい場合には、レートマルチプライ
ヤ−4へ出力しているデータに「1」を加えレートマル
チプライヤ−4へと出力しrRETURNJとなる。
また、上記反転状態及び反転継続フラグがセットされて
いる場合には零速度か否かが判断される。
そして、零速度である場合には回転方向信号が反転し、
反転継続フラグがクリアされてrRETURNJとなる
また、零速度が無い場合にはレートマルチプライヤ−4
へ出力しているデータからrlJを引いて出力する。さ
らに、再び零速度であるかいなかが判断され零速度であ
る場合には回転方向信号が判定しさらに反転継続フラグ
はクリアされrRETURNJとなり、零速度でない場
合には直ちにrRETURNJとなる。
次に、ストール防止チェック用インターバル割り込みの
フローチャートを第10図に基づいて説明する。
スイッチ回路53の第1のスイッチ53aに入力してい
る実行速度1ωrlがセレクトされてA/Dコンバータ
54を介してデジタル信号としてCPU55に供給され
る。一方、上記スイッチ回路53の第2のスイッチ53
bには辷り速度1ωs1が入力しA/Dコンバータ54
でデジタル信号が変換されCPU55に供給される。
そして、CPU55に於いて上記上り速度1ωs1と辷
り速度の許容値ωs′とが比較され上記許容値ωs′の
方が辷り速度1ωs1より大きい場合は続行信号1及び
2が出力されrRETURNJとなり、辷り速度1ωs
1が許容値のωs′より大きい場合に抑制信号として1
或いは2が出力され、1Mの回転を押さえるように作用
し、rRETUFrNJとなる。
このようにしてもIMの過度の急激な加温!速を押さえ
ることができ、かつストールを防止することがiコJ能
となる。
〔効果〕
本発明によれば誘導電動機の過度の急激な加減速を押さ
えることができ、誘導電動機をザーボモータとして用い
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の誘導電動機の運動制御装置の電気回路
図、第2図及び第3図は上記第1図に示す誘導電動機の
運動制御装置の回転数の上昇・下腎具合を示す特性図、
第4図は上記第1図示す誘導電動機の運動制御装置の第
1の制御■方法の実施例の制御方法を示すメインフロー
チャー1・、第5図は上記第4図に示すメインフローチ
ャートに対してのインターバル割り込みを示すフローチ
ャート、第6図は誘導電動機の辷り速度−トルク特性を
示す特性図、第7図は上記第1図に示すCPUに記録さ
れている実行速度ωr−辷り速度ωsの許容値ωs′特
性を示す特性図、第8図は本発明の誘導電動機の運動制
御装置の第2の制御実施例を示すメインフローチャ−1
・、第9図及び第10図は上記第8図に示すメインフロ
ーチャートへのインターハル割り込みを示すフローチャ
ート、第11図は従来の辷り周波数型ヘクトル制御の基
本構成図である。 4・・・・・・・・・レートマルチプライヤ−、15・
・・・・・・・・デュループカウンタ、。 16・・・・・・・・・D/Aコンバータ、52・・・
・・・・・・可変抵抗器、 53・・・・・・・・・スイッチ回路、54・・・・・
・・・・A // Dコンバータ、55・・・・・・・
・・CPU1 111A・・・・・・・・・パルスエンコーダー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、誘導電動機の辷り速度に対応する角周波数ω_sの
    値によって誘導電動機の時間に対する回転数の増減を示
    す加減速曲線の勾配を変化させるようにしたことを特徴
    とする誘導電動機の運動制御装置。 2、上記角周波数ω_sの値によって上記加減速曲線に
    おける時間を一定とし、かつ回転数の変化分を可変とし
    、上記加減速曲線の勾配を変化させるようにしたことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の誘導電動機の運
    動制御装置。 3、上記角周波数ω_sの値によって上記加減速曲線に
    おける回転数の変化分を一定とし、かつ時間を可変とし
    、上記加減速曲線の勾配を変化させるようにしたことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の誘導電動機の運
    動制御装置。
JP61159457A 1986-04-11 1986-07-07 誘導電動機の運動制御装置 Granted JPS6348181A (ja)

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JP61-83849 1986-04-11

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JPS6348181A true JPS6348181A (ja) 1988-02-29
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