JPS6348063A

JPS6348063A - フアクシミリ装置

Info

Publication number: JPS6348063A
Application number: JP61190592A
Authority: JP
Inventors: Yasukazu Kishino; 岸野　安一
Original assignee: Tokyo Electric Co Ltd
Current assignee: Toshiba TEC Corp
Priority date: 1986-08-15
Filing date: 1986-08-15
Publication date: 1988-02-29
Also published as: JPH055429B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、携帯用のファクシミリＨｆｆｉに係わり、特
に既設電話機の送受器に音響カプラを介して接続される
ファクシミリ装置に関する。

［従来の技術］一般的なファクシミリ装置は、第３図に示すように、フ
ァクシミリ本体１と電話部２とで椙成されている。そし
て、通常、電話機２が電話局に接続された電話回線に接
続されており、画像（原稿）を送受信するするときのみ
電話回線をファクシミリ本体へ切換え接続する。

このようなファクシミリ装置で画像を送信する手順は次
のように行なう。まず、送信すべき画像（原稿）が描か
れた用紙をファクシミリ本体１の原稿挿入口３にセット
し、電話部２の送受器（ハンドセット〉４を取上げる。

そして、第４図の操作手順流れ図に示すように、ｓｌに
てダイヤルトーンが聞こえることを確認する。ダイヤル
トーンを確認すると、ダイヤルキー５にて送信先の電話
番号をダイヤル操作する。そして、ｓ２にて送信先電話
ｄの呼出し音を聞く。呼出し音が間こえれば、送信先の
電話園は通話中でないので、ｓ３にて相手が送受器を取
上げた時点で画像を送る旨を連絡する。その後、例えば
ファクシミリ本体１の操作パネルに設けられた送信キー
を押すことによって、電話回線がファクシミリ本体１に
接続されるとともに画像の送信が開始される。なお、送
信が開始されると送受器４を置く。

また、Ｓ２にて呼出し音ではなく、通話中音であれば、
一定時間経過後に送受器４を置いて電話を切る。

また、他のファクシミリ装置から画像を受信する場合は
、第５図に示すように操作する。すなわち、Ｓ４にて電
話様２の呼出しベルを聞くと、送受器４を取上げる。そ
して、Ｓ５にて送信元から音声で連絡を受ける。その後
、ファクシミリ本体１の受信キー等にて電話回線を電話
機２側からファクシミリ本体１側へ切換える。

また、上述したような電話機とファクシミリ装置本体と
が１組になったファクシミリ装置の他に、ファクシミリ
本体に音響カブうのみを付けたファクシミリ装置が考え
られている。このようなファクシミリ装置においては、
音響カプラを既設電話機の送受器に装置するのみで、画
像の送受信が可能である。すなわち、画像を送受信する
場合、既設電話殿で相手と連絡し合った後に、既設電話
機の送受器を音響カプラに装着し、ファクシミリ本体の
送信キー又は受信キーをキー操作すれば、該当画像の送
受信が開始される。

このように音響カプラを使用することによって、このフ
ァクシミリ装置を携帯可能とでき、種々の場所に配設さ
れた既設電話殿の設置場所から簡単に画像を送受信でき
る。

［発明が解決しようとする問題点］しかしながら、上記のような音響カプラを使用したファ
クシミリ装置においては次のような問題があった。すな
わち、音響カブうでもって画像データを高速で伝送する
ためには、既設電話様の送受器を音響カプラに堅固に固
定する必要がある。

そのため、一般的にはベルトやゴムバンドで送受器を固
定するようにしている。しかしながら、ファクシミリ本
体で実際に画像データの送受信を開始する前、すなわち
、第４図および第５図の操作手順流れ図におけるＳ１〜
Ｓ３およびＳ４〜＄５の操作期間中は相手と通話できる
状態にある必要がある。これをｓ？Ｊｌで、相手側のフ
ァクシミリ装置の状態を確認せずに、ファクシミリ本体
の送受信操作を行なうと、画像の先頭部分が欠落したり
して、画像が正確に送受信できない問題がある。

このような不都合を解消するためには、相手側と十分話
し合った後に送受器を音響カプラに取付ければよいので
あるが、前述したように送受器をベルトやゴムバンドで
堅固に固定する必要があるので、送受器を音響カプラに
取付けるためにかなりの作業時間を必要とする。その結
果、実際に画像データを送受信する時間の他に送受器を
取付けるための余分の時間が必要となり、通話料金が増
大する問題がある。

本発明はこのような事情に基づいてなされたものであり
、その目的とするところは、音響カプラから入力された
音声信号を聞く補助送受器を設けることによって、既設
電話機の送受器を音響カプラにセットしたままで相手側
と音声通話でき、操作性を向上できるとともに通話料金
を低減できる携帯型のファクシミリ装置を提供すること
にある。

また、別の発明の目的は上記目的に加えて、横割ｔＳ装
置を備えてファクシミリ本体と電話回線とを直接接続で
きるファクシミリ装置を提供することにある。

［問題点を解決するための手段］本発明のファクシミリ装置は、電話回線に接続された既
設電話様の送受器に選択的に装着される音響カプラと、
音響カプラからの音声信号を画像データ信号へ変換する
モデム（Ｍ　ＯＤ　Ｅ　Ｍ　＞を内蔵したファクシミリ
本体と、音響カプラから入力された音声信号を音声出力
する補助送受器とを備えたものである。

また、別の発明は上記発明に加えて、ファクシミリ本体
を電話回線に直接接続させるための網制御装置（ＮＣＵ
）を電話回線に対して接続自在に設け、さらに、この網
制御装置を介して前記電話回線に接続される電話部を設
け、切換器によって補助送受器を電話部と音響カプラと
に切換え接続するようにしている。

Ｃ作用コこのように構成されたファクシミリ装置であれば、既設
電話機の送受器を音響カプラに装着したままで、補助送
受器でもって通話を実施できる。

したがって、既設電話機のダイヤルキーにおけるダイヤ
ル操作を開始するまえに既設電話機の送受器を音響カプ
ラに装置しても、通話先と音声で連絡しながらファクシ
ミリ本体を操作できる。したがって、操作性が大幅に改
善される。

また、別の発明の作用は上記作用に加えて、ファクシミ
リ本体と電話回線とを直接接続できる横割＠装置、電話
部、補助受話器を音響カプラ側と電話部側とへ切換える
切換器を設けているので、Ｉｉ制ＷＪ装Ｕを電話回線に
接続し、かつ切換器を電話部側に切換えることによって
、ファクシミリ本体と電話回線とを直接接続した状態で
画像の送受信を実行できる。

［実施例コ以下本発明の一実施例を図面を用いて説明する。

第１図は実施例のファクシミリ装置の概略構成を示す模
式図である。図中１１は電話局の交換橢に接続された電
話回線であり、この電話回線１１に既設の電話機１２が
接続されている。そしてこの既設電話機１２の送受器１
２ａが実施例のファクシミリ装置の音響カプラ１３にゴ
ムバンド１３ａで固定される。そして、音響カプラ１３
はモデム＜ＭＯＤＥＭ、変復調装置）を内蔵したファク
シミリ本体１４に接続されている。また、このファクシ
ミリ本体１４には補助送受器１５が接続されている。

通常、前記補助送受器１５はファクシミリ本体１４内に
設けられた切換回路によって音響カプラ１３に直結され
ている。したがって、ファクシミリ本体１４を使用して
いないときは、補助送受器１５でもって既設電話ｖｉ１
２の送受１ｊ！１１２ａがら発せられる音声を直接聞く
ことが可能であり、かつこの補助送受器１４から既設電
話機１２の送受器１２ａへ音声を入力することが可能で
ある。また、上記ファクシミリ本体１４内に設けられた
切換回路はファクシミリ本体１４の操作パネル上に設け
られた送信キー又は受信キーのキー操作に応動してた切
り換る。そして、切換回路が動作すると、補助送受器１
５は音響カプラ１３から切離されて、音響カプラ１３が
モデム（ＭＯＤＥＭ）に接続される。このモデム（ＭＯ
ＤＥＭ）は、画像受信時に音響カプラ１３から入力され
た音声信号を画像データ信号へ変換するとともに、画像
送信時に音響カプラ１３へ送出する画像データ信号を音
声信号へ変換する。

このように構成されたファクシミリ装置の動作を説明す
る。まず、画９（原稿）を送信する場合を説明する。最
初に送信画像（原稿）をファクシミリ本体１４にセット
する。次に、既設電話機１２の送受器１２ａを音響カプ
ラ１３にゴムバンド１３ａで固定する。すると、既設電
話機１２の送受器１２ａと補助送受器１５とが音響カプ
ラ１３を介して直結されることになる。なお、送受器１
２ａを音響カプラ１３にセットした状態においては、補
助送受器１５を既設電話機１２に載せておけば既設電話
償１２が通話中になることはない。そして、操作者は、
その補助送受器１５を取上げて、既設電話機１２のダイ
ヤルキー１２ｂで送信先の電話番号をダイヤル操作する
。相手が送受器を取上げた時点で画像を送る旨を連絡す
る。

その後、ファクシミリ本体１４の送信キーを押すと、内
部の切換回路が動作して音響カプラ１３がモデムに接続
される。そして、画像が読取られて画像データ信号にな
り、モデムで音声信号に変換され、音響カプラ１３で音
声出力される。この音声は送受器１２ａにて再び音声信
号に変換され、既￥２電話門１２を介して電話回線１１
へ送出される。しかして、相手側ファクシミリ装置へ画
像データが送信されることになる。なお、送信が開始さ
れると補助送受器１５を図示するように既設電話ぬ１２
以外の場所に置く。

また、送受器１２ａｆｉ−音響カプラ１３にセットし、
かつ補助送受器１５を既設電話は１２に載せた状態で、
他のファクシミリ装置から画像を受信する場合は、既設
電話慣１２の呼出しベルを聞くと、補助送受器１５を取
上げる。そして、送信元から音声で連絡を受ける。その
後、ファクシミリ本体１４の受信キーを押すと、音響カ
プラ１３がモデムに接続さ机、ファクシミリ本体１４は
画像データを受信開始する。

このように構成されたファクシミリ装置であれば、既設
電話農１２の送受器１２ａを音響カプラ１３に装着した
ままで、補助送受器１５てもって通常の音声通話を実施
できる。したがって、既設電話機１２のダイヤルキー１
２ｂにてダイヤル操作を開始するまえに既設電話法１２
の送受器１２ａを音響カプラ１３に装着したとしても、
送信先と音声で連絡しながらファクシミリ本体１４を操
作できる。したがって、画像〈原稿）の送受信ミスを低
減できるとともに、操作性を大幅に向上できる。

さらに、送受器１２ａを音響カプラ１３に装着する期間
は送信先の電話機又はファクシミリ本体と電話回線が接
続されていないので、従来の音響カプラを使用したファ
クシミリ装置に比較して通話料金を節約できる。

また、音響カプラ１３を使用して既設の電話は１２を介
して通話先のファクシミリ装置と画像データの送受信が
可能となるので、このファクシミリ装置を携帯可能とし
、電話機が設置されている場所なら簡単に移動でき、従
来の音響カプラを使用したファクシミリ装置と同じ効果
を奏する。

第２図は本発明の他の実施例に係わるファクシミリ装置
の概略構成を示す模式図である。第１図と同一部分には
同一符号が付しである。なお、この実施例においては、
第１図に示した既設電話部１２は図示していない。図中
２１は外部の電話回線１１に接続されたローセットであ
り、このローゼット２１に前述した既設電話機１２又は
この実施例のファクシミリ装置の網制御装置＜ＮＣＵ）
２２が択一的に接続される。この網制御装置（ＮＣＵ）
２２はファクシミリ本体１４内のモデム＜ＭＯＤＥ〜１
）に接続されるとともにダイヤル澹能を有した電話部２
３に接続されている。電話部２３はダイヤルキー２３ａ
を有し、前記網制御装置（ＮＣＵ＞２２と切換器２４を
介して接続された補助送受器１５とで通常の電話機のは
能を有する。

前記ファクシミリ本体１４のモデムは前記横割＠装置（
ＮＣＵ）２２に接続されるとともに増幅器２５を介して
音響カプラ１３に接続されている。

音響カプラ１３はこの増幅器２５および前記切換器２４
を介して補助送受器２５に接続されている。

切換器２４は例えばファクシミリ本体１４の操作パネル
に取付けられた切換スイッチのスイッチ操作により切り
換えられる。

このように構成されたファクシミリ装置の動作を説明す
る。まず、ローゼット２１に既設電話機１２が接続され
ていた場合は、ファクシミリ本体１４の切換スイッチに
て切換器２４をｂ側に接続して、補助送受器１５を増幅
器２５を介して音響カプラ１３へ接続させておく。そし
て、先の実施例と同様に既設電話機１２の送受器１２ａ
を音響カプラ１３にセットしたのち、既設電話線１２の
ダイヤルキー１２ｂで送信先の電話番号をダイヤル操作
する。送信先と音声による連絡が取れたのち、ファクシ
ミリ本体１４の送信キーを押すと、画像データ信号がモ
デムで音声信号に変換され、増幅器２５を介して音響カ
プラ１３へ送出される。

そして、音響カプラ１３で音声に変換されて既設電話１
２の送受器１２ａへ入力される。しかして、画像データ
は送信先のファクシミリ装置へ送信される。

つぎに、既Ｉ　Ｗ話１２をローゼット２１から取外して
、網制御装置（ＮＣＵ＞２２を電話回線１１に接続した
場合を説明する。この場合、切換スイッチで切換器２４
をａ側に接続して、補助送受器１５を電話部２３へ接続
させる。そして、電話部２３のダイヤルキー２３ａにて
送信先の電話番号をダイヤル操作する。送信先と音声に
よる連絡が取れたのち、ファクシミリ本体１４の送信キ
ーを押すと、画像データ信号がモデムで音声信号に変換
され、網制御装置（ＮＣＵ）２２を介して直接電話回ｊ
！１ｌｌｌへ送出される。しかして、画像データは送信
先のファクシミリ装置へ送信される。

このように構成されたファクシミリ装置であれば、携帯
光の既設電話機１２がソγット等にてローゼット２１か
ら簡単に取付け、取外しが可能であれは、既設電話機１
２を取外して、網制御装置（ＮＣＵ）２２をローゼット
２１に直接接続することによって画像データを送受信で
きる。したがって、画像データ信号を一旦音声に変換す
ることなく直接送信できるので、より正確な画像送受信
を実施できる。また、取扱い操作が簡素化される。

もちろん、先の実施例で示したように音響カプラ１３を
使用しての画像データ送受信も可能である。

［発明の効果］以上説明したように本発明によれば、音響カプラから入
力された音声信号を聞く補助送受器を設けている。した
がって、既設電話機の送受器を音響カプラにセットした
ままで相手側と音声通話でき、操作性を向上できるとと
もに通話料金を低減できる。

また、網制御装置を備えているので、ファクシミリ本体
と電話回線とを直接接続でき、画像データをより正確に
送受信できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係わるファクシミリ装置の
概略構成を示す模式図、第２図は本発明の他の実施例に
係わるファクシミリ装置の概略構成を示す模式図、第３
図は一般的なファクシミリ装置を示す外観図、第４図お
よび第５図は同一般的なファクシミリ装置の操作手順を
示す流れ図である。１１・・・電話回線、１２・・・既設電話ｄ、１２ａ・
・・送受器、１２ｂ・・・ダイヤルキー、１３・・・音
響カプラ、１３ａ・・・ゴムバンド、１４・・・ファク
シミリ本体、１５・・・補助送受器、２１・・・ローゼ
ット、２２・・・網制御装置（ＮＣＵ）、２３・・・電
話部、２３ａ・・・ダイヤルキー、２４川切換器、２５
・・・増幅器。出願人代理人　弁理士　鈴江武彦　　−第２図第３図（，１ｏ４−局　）第４図（ネＬ呼局）第５図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）電話回線に接続された既設電話機の送受器に選択
的に装着される音響カプラと、この音響カプラからの音
声信号を画像データ信号へ変換するモデム（ＭＯＤＥＭ
）を内蔵したファクシミリ本体と、前記音響カプラから
入力された音声信号を音声出力する補助送受器とを備え
たことを特徴とするファクシミリ装置。
（２）電話回線に接続された既設電話機の送受器に選択
的に装着される音響カプラと、この音響カプラからの音
声信号を画像データ信号へ変換するモデム（ＭＯＤＥＭ
）を内蔵したファクシミリ本体と、前記音響カプラから
入力された音声信号を音声出力する補助送受器と、前記
電話回線に対して接続自在に設けられ、前記ファクシミ
リ本体を前記電話回線に直接接続させるための網制御装
置（ＮＣＵ）と、この網制御装置を介して前記電話回線
に接続された電話部と、前記補助送受器を前記電話部と
前記音響カプラとに切換え接続する切換器とを備えたこ
とを特徴とするファクシミリ装置。