JPH0771141B2 - 切替通信方法 - Google Patents

切替通信方法

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JPH0771141B2
JPH0771141B2 JP60043659A JP4365985A JPH0771141B2 JP H0771141 B2 JPH0771141 B2 JP H0771141B2 JP 60043659 A JP60043659 A JP 60043659A JP 4365985 A JP4365985 A JP 4365985A JP H0771141 B2 JPH0771141 B2 JP H0771141B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電話機回路を含むほか、非電話機器をも収容
している宅内制御装置を用いて相手方との間で行なう通
信を、電話通信から非電話機器による通信(例えば、フ
ァクシミリ通信の如き、非電話通信)へ、或いはその逆
へ、切り替える際の切替通信方法に関するものである。
〔従来の技術〕
第8図は従来のかかる切替通信方法において用いられる
宅内制御装置の回路構成を示すブロック図である。
換言すると、デイジタル網に収容され、電話基本機能を
もつほか、収容する非電話機器の発信接続・着信接続お
よび電話/非電話の切替通信などの非電話機器制御機能
を有する従来の宅内制御装置の一例を第8図に示す。
同図において、1は従来の宅内制御装置、2は非電話機
器、3はデイジタル回線からのデイジタル信号を情報信
号を網からの通信制御信号に展開し、宅内制御装置で発
生した情報信号,通信制御信号を網へのデイジタル信号
に変換する回線インタフェース部、4は電話機能を果た
す通信回路、5はコーデックであって、回線インタフェ
ース回路3からの情報信号をアナログ信号に、或いは通
話回路4からのアナログ信号を情報信号に変換するコー
デック、6はダイヤル入力のためのダイヤルスイッチ、
7はPB(押釦ダイヤル信号)発振器であって、ダイヤル
押下確認音送信,網へのPB信号音送出、end−end(端末
と端末との間)での信号送出のためのPB音を発生するPB
発振器、8は非電話機器との交換信号を授受するための
非電話インタフェース回路、9は切替スイッチであっ
て、情報パスを通話回路4あるいは非電話インタフェー
ス回路8へ切り替える切替スイッチ、10は制御回路であ
って、網や非電話機器との通信制御信号を解析・発生
し、切替スイッチ9を切替通信を行う際に制御する制御
回路、11は切替キーであって、切替を行うことを制御回
路10へ伝えるための切替キー、12はデイジタル1リンク
要求キーであって、end−end(端末と端末との間)の情
報バスがすべてデイジタル信号で構成された通信路(以
下デイジタル1リンクと称する)による電話接続を指定
するためのデイジタル1リンク要求キーである。
第8図の宅内制御装置を用いた切替通信方法では、後で
切替通信を行うことを予定してオフフック後デイジタル
1リンク要求キー12により網に対してデイジタル1リン
ク要求を行っていた。
これにより、end−end間の情報をデイジタル1リンクの
パスとして、さらに交換機と端末間の信号授受のための
信号パスをend−end間まで拡張し、end−end間の信号と
授受により情報パスを制御回路10が切替スイッチ9を用
いて電話,非電話で切り替えることにより実現してい
た。
第9図に従来の切替シーケンスを示す。
同図において、宅内制御装置(1)とそれに収容される
非電話機器(2)との側、デイジタル網を介して、宅内
制御装置(1′)とそれに収容される非電話機器
(2′)の側との間で、最初、デイジタル1リンク要求
キー12を押下することで、デイジタル1リンクによる電
話通信を行ない、次い切替キー11を押下することで、デ
イジタル1リンクによる非電話通信へ移行する切替通信
方法の手順が理解されるであろう。
このように、従来の切替通信方法では、最初に行う通信
としての電話通話は、デイジタル1リンクで行う通話と
なるが、通常デイジタル1リンクを指定した通信は、そ
うでない場合(途中にアナログ回線を含む一般的な通信
回線の場合で、これによる電話呼を、以下普通の非透過
の電話呼と称する)に比べ通信料金が高いので、デイジ
タル1リンクを指定した電話通話は同じ電話通話である
にもかかわらず、普通の非透過の電話通話より高い通話
料金がかかる。
また第9図に示すように、切替を行うことを前提とした
電話呼はデイジタル1リンクにする呼であり、普通の非
透過の電話呼と区別することが必要なため、電話発信前
にデイジタル1リンク要求キー12を押下する必要があ
り、操作が煩雑である。従来の切替通信方法には、この
ような欠点があった。
また、普通の非透過の電話呼においては、情報バスの帯
域周波数がアナログ帯域の4K Hzに限定され、かつ、信
号パスをend−end間まで拡張することができず、さらに
情報バスを使用した通信手段は人間の音声しか通せな
い。このため、デイジタル1リンク要求キー12を押し忘
れ、一旦普通の非透過の電話で接続した場合、あるいは
電話中に切替通信を行いたいと思いたった場合は、情報
パスの帯域が4K Hzに限定されデイジタル非電話では通
信できないため非電話通信への切替サービスを受けられ
ないという欠点もあった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
そこで本発明が解決しようとする問題点は、切替通信方
法において、最初に行う通信としての電話通話がデイジ
タル1リンクによる通話でなくてもよいようにするこ
と、それでいて非電話通信への切替サービスを受けられ
るようにすること、であると云える。
従って本発明は、上述のことを可能にする切替通信方法
を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕 上記目的達成のため、本発明では、電話端末による電話
通信に対しては、ディジタル信号をそのまま通すことは
ない非透過の通信路を提供し、非電話端末による非電話
通信に対しては、ディジタル信号を端末までそのまま通
すディジタル1リンクの通信路を提供するディジタル交
換機に収容されいる宅内制御装置であって、 電話機回路を含むほか、非電話機器をも収容している前
記宅内制御装置を用いて、前記ディジタル交換機を介し
て、同様な宅内制御装置をもつ相手方との間で行う通信
を、電話端末による音声通信から非電話端末による非音
声通信へ、或いはその逆に切り替える切替通信方法にお
いて、 互いに通信を行う前記宅内制御装置の各々に、押釦ダイ
ヤル信号の送信手段、受信手段及び切替操作手段を具備
した。
〔作用〕
通信の切替に際しては、それまで非透過の通信路を介し
て行っていた電話通信をディジタル1リンクの通信路を
介して行う非電話通信に切り替える際は、発信側の宅内
制御装置から切替操作手段を操作して送信手段から押釦
ダイヤル信号を送信させ、これを着信側宅内制御装置の
受信手段で受信することを手始めとして、発信側と着信
側との間で送信手段と受信手段を使った押釦ダイヤル信
号の交換を行うことにより切替の旨を相互に了解し合っ
た後、それまでの電話通信を発信側と着信側でそれぞれ
切断して復旧し、切断復旧後のタイミングにおいて、発
信側の宅内制御装置から発信非電話機器に起動をかけ、
その起動応答を待って、ディジタル1リンクの通信路を
介する着信側への非電話通信を開始することにより切り
替えを行い、 それまでディジタル1リンクの通信路を介して行ってい
た非電話通信を非透過の通信路を介して行う電話通信に
切り替える際は、発信側の宅内制御装置から切替操作手
段を操作して切断信号を発信側非電話機器とディジタル
交換機側へ送出することで、それまでディジタル1リン
クの通信路を介して行っていた、その非電話通信を切断
して復旧すると共に、続く着信側の宅内制御装置及び非
電話機器の切断、復旧後のタイミングにおいて、発信側
の宅内制御装置から非透過の通信路を介する着信側への
電話通信を開始して切り替えを行う。
〔実施例〕
次に図を参照して本発明の一実施例を説明する。第1図
は本発明による切替通信方法を実施する際に用いられる
宅内制御装置の構成をを示すブロック図である。
同図において、2〜9および11はそれぞれ第8図におけ
るのと同じものを示している。13は電話基本機能,非電
話制御機能を有し、本発明を実施するのに必要な宅内制
御装置、14はend−end間でのPB信号を受信するためのPB
信号受信器、15は制御回路であって、網や非電話機器と
の交換信号を解析・発生,切替通信を行うための切替ス
イッチ9の制御,切替通信を行うためのPB発振器7の制
御,PB信号受信器14で受信したデータの解析などを行う
制御回路である。
第2図は本発明により電話通話から非電話通信への切替
通信を行う場合のシーケンスを示す説明図である。
第3図は同じく非電話通信から電話通信への切戻し通信
を行う場合のシーケンスを示す説明図である。
次に、第1図の回路動作を第2図、第3図を用いて説明
する。なお、第1図において、PB受信器14はコーデック
5からの受話信号を常時監視している構成となってい
る。
まず、電話通話から非電話通信へ切り替える場合の動作
を第2図に併せ参照して説明する。
発信側の宅内制御装置13でオフフックすると、制御回路
15を網との間で第2図に示すように発呼手順を行う。こ
の後、ダイヤル入力すると網は着信側へ接続動作を行
う。
ここで制御回路15はこの時のダイヤルを次回の送出に備
えて蓄積する。着信側の宅内制御装置13′がオフフック
すると普通の非透過の電話通話状態になる。ここで、発
信側の宅内制御装置13で切替キー11を押下すると制御回
路15はPB発振器7を駆動し、例えばPB信号のボタン
[A]信号を送出する(PB信号の[A]は697Hzと1633H
zの2周波を組合わせた信号で一般のダイヤルスイッチ
に割り振られた周波数の組合せではないから、ダイヤル
の誤操作によって発生するものではなく、また音声等に
よりそれと誤認識されるような信号でもない)。
送出されたPB信号はコーデック5でデイジタル情報に変
換され切替スイッチ9,回線インタフェース部3を通って
着信側の宅内制御装置13′へ伝達される。なおPB信号は
最高周波数でも1633Hzであり4K Hzアナログ帯域の非透
過の電話呼の場合でも、end−end間で伝達可能である。
一方、着信側の宅内制御装置13′では、前記PB信号が回
線インタフェース部3′、切替スイッチ9′を通って、
コーデック5′でアナログ信号に変換されPB信号受信器
14′で受信される。PB信号受信機14′で受信した信号
は、制御回路15′で解析される。制御回路15′は受信S
しPB信号が[A]であることを判別し、切替通信の動作
に入ると共に、PB発振器7′を制御し確認信号として例
えばPB信号のボタン[B]信号を送出する(PB信号の
[B]は770Hzと1633Hzの2周波を組合わせた信号で誤
発生の恐れのないことは信号[A]の場合と同様であ
る)。
送出されたPB信号はコーデック5′でデイジタル機構に
変換され切替スイッチ9′,回線インタフェース部3′
を通って発信側の宅内制御装置13へ伝達される。
発信側の宅内制御装置13では、該PB信号[B]を回線イ
ンタフェース部3,切替スイッチ9,コーデック5を通って
PB信号受信器14で受信する。制御回路15はPB受信器14で
受信したPB信号[B]が確認信号であることを解析し、
着信側の宅内制御装置13′が前記PB信号[A]を受信し
たことを認知する。
さらに、発信側の宅内制御装置13の制御回路15は、切替
通信に入ることを着信側の宅内制御装置13′に伝えるた
め、PB発振器7を駆動し、例えばPB信号のボタン[C]
信号を送出する(PB信号の[C]は852Hzと1633Hzの2
周波を組合わせた信号で誤発生の恐れがないことは信号
[A]の場合と同様である)。送出されたPB信号[C]
は前述と同様に着信側の宅内制御装置13′へ伝達され
る。
着信側の宅内制御装置13′の制御回路15′は前述と同様
に該PB信号[C]を解析しこの確認として同じくPB信号
[C]を送出すると共に、オンフック状態/にかかわら
ずタイミングT1をもって切断手順をとる。ここで、オフ
フックでも切断手順を行うことにより、宅内制御装置1
3′を空状態にさせ、後の非電話着信を可能とすること
ができる。なお、着信側の宅内制御装置13′では、発信
側の機器の異常等によりこの後の非電話着信がない場合
に備え、発信側の接続時間より充分長いタイミングT4を
図示せざるタイマでスタートさせ、これがタイムアウト
した時には、(a)オフフックの場合、自動的に発信手
順を行い、(b)オンフックの場合、通常の空状態へ移
行させる。この異常処理により、オフフックのまま異常
となっても、自動的に電話発信状態となり、ハンドセッ
トからのピジートーンやハウラ等により着信側の操作者
に異常を伝えることが可能である。
発信側の宅内制御装置13の制御回路15は着信側の宅内制
御装置13′からのPB信号[C]を受信するとタイミング
T2(T2>T1)をもって切断手順をとる。ここで、タイミ
ングT2は、着信側がそれまでに必ず切断しているものと
考えてよい前述のタイミングT1より長く設定してある。
この後、発信側の宅内制御装置13の制御回路15は、非電
話インタフェース回路8を通して、非電話機器2へ起動
をかけ、非電話機器2からの起動応答を受信すると網へ
回線インタフェース回路3を通して、非電話発信を行
う。
この時、網からのダイヤル可に対しては、電話発信時に
このときに備えて蓄積しておいたダイヤルを送出する。
このため、電話通信した相手に接続することができる。
この後のシーケンスは、通常の非電話接続の場合と同じ
であり、着信側の宅内制御装置13′との間で非電話通信
が開始される。
なお、上記切替手順の最中に着信側の宅内制御装置13′
に別の着信があった場合、発信側の宅内制御装置13から
の非電話発信は話中となるが、上記切替手順に要する時
間は非常に短いため、別の着信が発生する確率は極めて
小さい。もし、発生した場合でも、発信側の宅内制御装
置13には話中表示が網から与えられるため、操作者には
そのことが容易に判り、無用の混乱を招くことはない。
次に、非電話通信からの電話通話に戻す場合の動作を第
3図に併せ参照しながら説明する。
上述した如き手順を経て非電話機器での通信が行われて
いる状態が、切替キー11を押下すると、発信側の宅内制
御装置13の制御回路15は、非電話機器2へ非電話機器イ
ンタフェース回路8を通して切断指示を送出する。さら
に制御回路15は、回線インタフェース部3を通して網へ
切断信号を送出する。この後、網と宅内制御装置13との
間で、切断手順がとられ、宅内制御装置13は復旧する。
なお、上記手順は非電話機器2からの切断信号を受信す
る場合でも同様に動作できる。一方、網はこの切断要求
を転送し、着信側の宅内制御装置13′へ切断信号を伝達
する。
着信側の宅内制御装置13′の制御回路15′では、この切
断指示を回線インタフェース部3′を通して受信する
と、網との間で切断手順をとり復旧する。
発信側の宅内制御装置13の制御回路15は、復旧したのち
着信側の宅内制御装置13′が復旧するのに必要充分なタ
イミングT3を待って、普通に非透過の電話発呼動作に入
る。この動作は第2図を参照して先に説明した電話発信
動作と同様である。ただし、ダイヤルについては、最初
の電話発信時にその後の発信に備えて蓄積しておいたダ
イヤルを送出する。このため、最初に電話通話から非電
話機器への切替通信を行った当の相手に接続することが
できる。
着信側の宅内制御装置13′では、オフフック状態であれ
ば着信と同時に応答を返し、オンフック状態であればリ
ンガ鳴動後オフフックを経て応答を返すことにより発信
側の宅内制御装置13と電話通話状態になる。
なお、上記切戻し手順の最中に着信側の宅内制御装置1
3′に別の着信があった場合、発信側の宅内制御装置13
からの電話発信は話中となるが、上記切戻し手順に要す
る時間は非常に短いため、別の着信が発生する確率は極
めて小さい。もし、発生した場合でも、発信側の宅内制
御装置13には話中表示が網から与えられるため、操作者
にはそのことが容易に判り、無用の混乱を招くことはな
い。
以上のように、本発明による切替通信方法は、呼を一度
切断して切替を行うが、操作者にとってはデイジタル1
リンク要求をして行う従来の切替通信と同様のマンマシ
ンインタフェースで宅内制御装置13が動作することにな
る。
なお、以上の説明は、発信側の宅内制御装置13から切替
キー11を押下する場合について述べたものであるが、第
4図に示すように着信側の宅内制御装置13′において、
切替キー11を押下した時には、着信側の宅内制御装置1
3′から例えばPB信号のボタン[D]信号(PB信号の
[D]は941Hzと1633Hzの2周波を組合わせた信号で誤
発生の恐れのないことは信号[A]の場合と同様であ
る)を最初に送出し、その後の手順を前述したところと
同様に踏むことにより容易に着信側の宅内制御装置13′
からの切替通信を実現することができる。
第5図は、第1図における制御回路15の発着信時におけ
る動作フローを示す流れ図である。
先ず宅内制御装置(制御回路15)の空きの状態があり、
その状態からオフフックして電話発信に進む場合と、或
いは非電話発呼に進む場合と、或いは相手方からの着信
を受信する場合とがあり、それぞれの場合について、動
作の流れが示されているが、これらについては改めて説
明するまでもないであろう。
第6図は、第1図における制御回路15の切替動作時のフ
ローを示す流れ図である。
先ず宅内制御装置(制御回路15)の発信側としての電話
通話中という状態があり、以後、オンフックする場合
と、切替キー11を押下する場合と、PB[D]信号を相手
方から受信する場合とがあり、その各々について動作の
フローが示されている。これらについて、これ以上、説
明の必要はないであろう。
第7図は、第1図における制御回路15の被切替動作時の
フローを示す流れ図である。
先ず宅内制御装置(制御回路15)の着信側としての電話
通話中という状態があり、以下、オンフックする場合
と、PB[A]信号を相手方から受信する場合と、切替キ
ー11を押下する場合とがあり、それぞれについてその後
の動作フローが示されていることは、第6図の場合と変
わりがない。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は、PB信号を用いて、自動
的にend−end間での相互通信を行って、普通の非透過の
電話通話を一旦切断して非電話の再発信を行うことによ
り切替通信を行うようにしたので、切替に先立つ電話通
話の間は普通の非透過の通信が可能となるため、高い料
金を払わずに通話できる。また電話通話の際、デイジタ
ル1リンクを意識する必要がないので、通話に先だちデ
イジタル1リンク要求キーを押下する必要がなく、か
つ、デイジタル1リンク要求キー自体が不用となる、等
の利点がある。
さらに、本発明を従来の切替通信を切替通信と組合わせ
て実施した時、デイジタル1リンク要求キーを押し忘れ
た場合、または電話通話を開始した後に切替通信の必要
が生じた場合でも、切替キーを押下すれば切替通信が行
える等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による切替通信方法を実施する際に用い
られる宅内制御装置の構成例を示すブロック図、第2図
は本発明により電話通話から非電話通信への切替通信を
行う場合のシーケンスを示す説明図、第3図は同じく非
電話通信から電話通話への切戻し通信を行う場合のシー
ケンスを示す説明図、第4図は同じく着信側の宅内制御
装置から切り替える場合のシーケンスを示す説明図、第
5図は第1図における制御回路15の発着信時における動
作フローを示す流れ図、第6図は第1図における制御回
路15の切替動作時のフローを示す流れ図、第7図は第1
図における制御回路15の被切替動作時のフローを示す流
れ図、第8図は従来の切替通信方法において用いられる
宅内制御装置の回路構成を示すブロック図、第9図は従
来の切替シーケンスを示す説明図、である。 符号説明 1……従来の宅内制御装置、2……非電話機器、3……
回線インタフェース部、4……通話回路、5……コーデ
ック、6……ダイヤルスイッチ、7……PB発振器、8…
…非電話インタフェース回路、9……切替スイッチ、10
……制御回路、11……切替キー、12……デイジタル1リ
ンク要求キー、13……本発明を実施した宅内制御装置、
14……PB信号受信器、15……制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 雨宮 不二雄 神奈川県横須賀市武1丁目2356番地 日本 電信電話公社横須賀電気通信研究所内 (56)参考文献 特開 昭58−164355(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電話端末による電話通信に対しては、ディ
    ジタル信号をそのまま通すことはない非透過の通信路を
    提供し、非電話端末による非電話通信に対しては、ディ
    ジタル信号を端末から端末までそのまま通すディジタル
    1リンクの通信路を提供するディジタル交換機に収容さ
    れいる宅内制御装置であって、 電話機回路を含むほか、非電話機器をも収容している前
    記宅内制御装置を用いて、前記ディジタル交換機を介し
    て、同様な宅内制御装置をもつ相手方との間で行う通信
    を、電話通信から非電話通信へ、或いはその逆に切り替
    える切替通信方法において、 互いに通信を行う前記宅内制御装置の各々に、押釦ダイ
    ヤル信号の送信手段、受信手段及び切替操作手段を具備
    しておき、 それまで非透過の通信路を介して行っていた電話通信を
    ディジタル1リンクの通信路を介して行う非電話通信に
    切り替える際は、発信側の宅内制御装置から切替操作手
    段を操作して送信手段から押釦ダイヤル信号を送信さ
    せ、これを着信側宅内制御装置の受信手段で受信するこ
    とを手始めとして、発信側と着信側との間で送信手段と
    受信手段を使った押釦ダイヤル信号の交換を行うことに
    より切替の旨を相互に了解し合った後、それまでの電話
    通信を発信側と着信側でそれぞれ切断して復旧し、切断
    復旧後のタイミングにおいて、発信側の宅内制御装置か
    ら発信非電話機器に起動をかけ、その起動応答を待っ
    て、ディジタル1リンクの通信路を介する着信側への非
    電話通信を開始することにより切り替えを行い、 それまでディジタル1リンクの通信路を介して行ってい
    た非電話通信を非透過の通信路を介して行う電話通信に
    切り替える際は、発信側の宅内制御装置から切替操作手
    段を操作して切断信号を発信側非電話機器とディジタル
    交換機側へ送出することで、それまでディジタル1リン
    クの通信路を介して行っていた、その非電話通信を切断
    して復旧すると共に、続く着信側の宅内制御装置及び非
    電話機器の切断、復旧後のタイミングにおいて、発信側
    の宅内制御装置から非透過の通信路を介する着信側への
    電話通信を開始して切り替えを行うことを特徴とする切
    替通信方法。
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