JPS6345951B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6345951B2
JPS6345951B2 JP55008954A JP895480A JPS6345951B2 JP S6345951 B2 JPS6345951 B2 JP S6345951B2 JP 55008954 A JP55008954 A JP 55008954A JP 895480 A JP895480 A JP 895480A JP S6345951 B2 JPS6345951 B2 JP S6345951B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal foil
aluminum plate
aluminum
plates
adhesive
Prior art date
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Expired
Application number
JP55008954A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56105959A (en
Inventor
Jinzo Kosuge
Kyoshi Oosaka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Corp
Original Assignee
Shin Kobe Electric Machinery Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Shin Kobe Electric Machinery Co Ltd filed Critical Shin Kobe Electric Machinery Co Ltd
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Publication of JPS56105959A publication Critical patent/JPS56105959A/ja
Publication of JPS6345951B2 publication Critical patent/JPS6345951B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、印刷回路板等に用いられる金属箔貼
りアルミニウム板の製造法に関する。
従来、金属箔貼りアルミニウム板は、アルミニ
ウム板の表面に接着剤付金属箔を載置し、これを
金属板(鏡面板)で挟み、更に緩衝材で挟んで加
熱、加圧成形している。しかし、この方法による
ものは、接着剤層とアルミニウム板との間に残留
した空気による剥離が問題となつている。この問
題を解決するために、接着剤層を0.1mm以上の厚
いものにし接着剤層に緩衝作用をもたせて接着を
行なう方法や溶剤或は熱により活性化する接着剤
を用いロール等で加圧して接着を行なう方法や、
更にはアルミニウム板の大きさを小さくして
(300mm以下)接着する方法等が採用されている。
しかし、これらの方法で得られた金属箔貼りアル
ミニウム板は、アルミニウム板の最大の利点であ
る放熱性が接着材層を厚くすることにより失なわ
れ、電気絶縁性および半田付け時の高温耐熱性が
溶剤或は熱により活性化する接着剤を用いること
により失なわれ、更には量産性に欠ける問題点を
有している。
本発明は、上記の問題点を一挙に解決し、特性
が優れ、また量産性のよい金属箔貼りアルミニウ
ム板の製造法を提供するものである。
本発明を両面金属箔貼りアルミニウム板の場合
について説明する。
図面において1はアルミニウム板であり、この
両面に電気絶縁性接着剤3を塗布した金属箔2を
電気絶縁性接着剤3の面がアルミニウム板1と当
接するように載置する。更に金属箔2に離型用と
して別の表面の平滑な金属箔4を重ねる。この積
層構成物の両側に緩衝材5を重ねこれを金属板6
の間に挟んで加熱、加圧成形するものである。成
形後金属箔4より外側の構成物が除去される。
本発明において特に注目すべきことは、アルミ
ニウム板1に電気絶縁性接着剤3を介して金属箔
2を加熱、加圧接着するに際して金属箔2と緩衝
材5との間に別の金属箔4を介在させることであ
る。この構成を採用することにより得られる金属
箔貼りアルミニウム板は表面が非常に平滑とな
り、接着剤層の厚みむらを生じることなく均一な
接着力をもたせることが可能になると同時に接着
剤層とアルミニウム板の間に空気が残留するのを
防止して剥離がなくなる。これは、離型用の別の
金属箔4が、金属板とは異なり厚さが薄いことか
ら、緩衝材5のクツシヨン効果を金属箔4を通し
て良好に伝えられるためである。そして、金属箔
4を介在させるとにより緩衝材5表面の微細な凹
凸が金属箔2の表面に転写されることもない。
本発明を実施するに当り、アルミニウム板1は
表面に5〜20μ厚の酸化被膜を形成したものであ
り、金属箔2は5〜200μ厚の銅、ニツケル、ク
ロム、アルミニウム、ステンレス、これらの合金
等からなるものである。電気絶縁性接着剤3はブ
チラール、ホルマール等で変性したフエノール樹
脂、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂であり、その
厚さは5〜100μである。離型用の金属箔4は少
なくとも片面が平滑な厚み5〜100μの金属箔2
と同様のものである。緩衝材5は0.5〜10mm厚の
シリコン、ゴム等耐熱性の良好なゴムシート、ク
ラフト紙等を使用するほか、、基材に樹脂を含浸
乾燥した積層材料で代用してもよい。この場合、
この積層材料を用いた金属箔貼り積層板の成形
を、金属箔貼りアルミニウム板の成形と同時に行
ない、前記金属箔貼り積層板の金属箔を離型用の
金属箔として、その位置に配置する。金属板6は
1〜3mm厚の鏡面仕上げのステンレス板等を使用
する。
実施例 1 表面に10μ厚の酸化被膜を形成した1.5mm厚のア
ルミニウム板(JIS規格H−4000A1100R−H24)
の両面にブチラール変性フエノール樹脂を20μ厚
に塗布し、35μ厚の電解銅箔を載置する。次にこ
の両面に離型用として表面の平滑な20μ厚のアル
ミニウム箔を重ねる。この構成物の両面に0.2mm
厚のクラフト紙10枚をそれぞれ重ね更にステンレ
ス鏡面板に挟んで160℃、50Kg/cm2の条件で1時
間加熱、加圧した。
実施例 2 実施例1において離型用のアルミニウム箔の代
りに35μ厚の電解銅箔を重ね、この外側表面には
20μ厚にブチラール変性フエノール樹脂を塗布し
て更にフエノール樹脂含浸紙基材を10枚積層し
た。これをステンレス鏡面板に挟んで160℃、80
Kg/cm2の条件で2時間加熱、加圧し、両面銅箔貼
りアルミニウム板とフエノール樹脂紙基材の片面
銅箔貼り積層板を得た。
上記実施例で得た金属箔貼りアルミニウム板は
接着剤層が薄いにも拘らず接着状態は良好で剥離
はなく耐熱性も優れていた。
上述のように本発明によれば、薄い接着剤層で
放熱効果を損なうことなく良好な接着状態を確保
できる。また、従来使用することが困難であつた
熱硬化性の接着剤を使用するので高温耐熱性も優
れ、更には1m×1m、1m×2mの大きなアル
ミニウム板で製造できるので生産性もよいなど本
発明の工業的価値は極めて大なるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示す断面説明図であ
る。 1はアルミニウム板、2は金属箔、3は電気絶
縁性接着剤、4は金属箔、5は緩衝材、6は金属
板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 アルミニウム板上に電気絶縁性接着剤層を介
    して金属箔を載置し更に該金属箔上に別の金属箔
    を載置した積層物を緩衝材で挾み更に金属板で挾
    んでこれを加熱、加圧することを特徴とする金属
    箔貼りアルミニウム板の製造法。
JP895480A 1980-01-29 1980-01-29 Manufacture of aluminum plate on which metallic foil is pasted Granted JPS56105959A (en)

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JPS56105959A JPS56105959A (en) 1981-08-22
JPS6345951B2 true JPS6345951B2 (ja) 1988-09-13

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58140243A (ja) * 1982-02-15 1983-08-19 松下電工株式会社 金属ベ−ス積層板の製造方法
JPS6147243A (ja) * 1984-08-11 1986-03-07 松下電工株式会社 金属ベ−ス積層板

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JPS56105959A (en) 1981-08-22

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