JPS6345203A - 農薬粉剤 - Google Patents

農薬粉剤

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JPS6345203A
JPS6345203A JP62089313A JP8931387A JPS6345203A JP S6345203 A JPS6345203 A JP S6345203A JP 62089313 A JP62089313 A JP 62089313A JP 8931387 A JP8931387 A JP 8931387A JP S6345203 A JPS6345203 A JP S6345203A
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Hisashi Obayashi
久 大林
Norio Naito
内藤 紀雄
Yoshiaki Kono
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、改良された農薬粉剤に関する。更に詳しくは
、農薬活性成分及び鉱物質粉状担体に、炭化水素系粘稠
液体の一種から数種を配合することにより飛散性が抑え
られる等の改良がなされた農薬粉剤に関する。
従来の技術 農薬粉剤の散布の際、目的とする圃場以外に粉剤が飛散
し、池の動植物への悪影響を及ぼすことを避けるため、
農薬粉剤のドリフト防止が、強く要望されており、これ
らの方法として、微粒剤、粗粉剤のような、粗大粒へと
粒度を調整した剤型にするか、あるいは、流動パラフィ
ン、ポリブテン、ポリイソブチン等の湿潤性物質等を添
加する方法が知られており、例えば、特公昭53−23
383及び特公昭55−37521等に、後者の方法が
提案されている。
発明が解決しようとする問題点 しかし、これらのドリフト防止方法のうち、特に前者の
方法では、特殊な造粒装置が必要となり、又粗大粒に造
粒された農薬は、作物等の表面に付着しにくく、かつ吸
収されにくいという欠点があり、効果を奏し始めるのに
時間を要する。その間風雨により流失される可能性もあ
り、更に効果が低下することは免れない。
又、後者の方法は、流動性、分散性、吐扮性及び付着性
等の物性を失うことなく、かつ農薬活性成分のドリフト
を抑制できるという要求を、十分に充たししかも経済的
にも有利な方法とは言い難かった。
而して特殊な装置も要せず、低コストで扱い易く、粉剤
自体の流動性、付着性等の物性を失うことなく、しかも
それ自体毒性等安全面で問題のない、ドリフト防止の為
の添加剤が要望されていた。
本発明の目的は、農薬活性成分のドリフトを、効率的で
、経済的にも有利な方法で抑制し得る農薬粉剤を提供す
ることにある。
問題点を解決するための手段 本発明は、前記のような農薬粉剤中の農薬活性成分のド
リフト防止のための添加剤を種々検討した結果、(1)
エチレンとα−オレフィンのコオリゴマーあるいは、こ
れに更にイソブチレンのオリゴマー及び塩素化パラフィ
ンの一種又は両者を加えたもの、(11)プロセスオイ
ルあるいは、これに更にイソブチレンのオリゴマー、エ
チレンとα−オレフィンのコオリゴマーおよび塩素化パ
ラフィンの一種以上を加えたもの、又は(iii)ブタ
ジェン系オリゴマーあるいは、これに更にイソブチレン
のオリゴマー、エチレンとα−オレフィンのコオリゴマ
ー、塩素化パラフィン及びプロセスオイルの一種以上を
加えたもののいずれかを、農薬活性物質及び鉱物質粉状
担体に配合した場合、流動性、分散性、吐粉性及び付着
性等を失うことなく活性成分の飛散性、浮遊性が、顕著
に低減されることを見出す一方、意外にも農薬活性成分
の安定性が改良され、その結果薬効が向上するという予
想外の効果も奏することも見出して本発明を完成するに
至った。
すなわち、本発明は(1)エチレンとα−オレフィンの
コオリゴマーあるいは、これに更にイソブチレンのオリ
ゴマー及び塩素化バラフ、fンの一種又は両者を加えた
もの、(11)プロセスオイルあるいは、これに更にイ
ソブチレンのオリゴマー、エチレンとα−オレフィンの
コオリゴマーおよび塩素化パラフィンの一種以上を加え
たもの、又は(iii)ブタジェン系オリゴマーあるい
は、これに更にイソブチレンのオリゴマー、エチレンと
α−オレフィンのコオリゴマー、塩素化パラフィン及び
プロセスオイルの一種以上を加えたもののいずれかを、
含有することを特徴とする農薬粉剤であり、本発明の農
薬粉剤は、かかる炭化水素系粘稠液体の添加により、農
薬活性成分の飛散性、浮遊性が低減し、更には、農薬活
性成分の貯蔵時の分解が防がれ、ひいては農薬としての
薬効が向上し、生物効果が優れているという特徴を有す
る。
本発明に用いられる、府記炭化水素系帖稠液体について
以下に詳迂する。(1)エチレンとα−オレフィンのコ
オリゴマーとしては、例えば[(CI(−CHt)−(
c Ht  CH)  ]x          y 
 p (式中RはCn1(tn+1でx、 y、 p及びnは
、3o≦x、y≦70.5≦p≦8.n= 1〜3の整
数を表す)で表わされるオリゴマーが好都合に用いられ
る。上記式において、n= 1 、X=Y= 50及び
p=10〜60を満たす構造を有するものがより好まし
く、[F] 就中、ルーカント  (HC−10,HC−20,HC
−40,HC−100,HC−150,)(C−600
及びHC−2000の各銘柄を含む、三井石油化学工業
(株)製)が、特に好ましい。
これに更に加えて用いてもよい添加剤のイソブチレンの
オリゴマーとしては、例えば わされるオリゴマーが好ましく、就中、例えば、IPソ
ルヘント−2335(数平均分子f(t270)及びI
pソルベント−2O28(数平均分子ff1220)1
ともに出光石油化学(昧)製]が、好都合に用いられる
又、更に併用してもよいもう一種の添加剤である塩素化
パラフィンは、パラフィンを塩素化して得られる液体で
あり、例えば、パラフィンワックスあるいは低分子ノル
マルパラフィンを原料に、塩素を含有量40〜70%で
含有し、比重1.10〜1.70、平均分子量350〜
1100のものが好都合に用いられ、好ましく(よ、ト
ヨパ57,8■「東洋曹達工業(株)製]、更に好まし
くは、トヨバラックスA−40、トヨパラックス145
及びトヨパラックス150. [塩素含有量は、それぞ
れ40.5%、 43.5%。
50%、比重はそれぞれ1.16(25℃)、 1.1
6(25℃)及び1.25(25℃)コの銘柄が用いら
れる。
(11)プロセスオイルは、通常は、合成ゴムの軟化剤
として用いられているものであり、一般に原油を、常圧
蒸留し、更に減圧蒸留後、溶剤精製法。
水素化仕上法、水素化改質法、硫酸精製法等の適当な精
製工程を経て製造されるものが含まれる。
これらのうち、例えば、原油を常圧蒸留した際得られる
重油留分を、減圧蒸留装置に通して得られる留出油を、
高温高圧下で触媒を用いて水添する、いわゆる水素化改
質法により、精製し、更にプロパン、ペンゾールケトン
、メチルエチルケトン等の溶剤による溶剤膜ろう等を経
て得られるプロセスオイルが好都合に用いられる。特に
好ましい例として、出光興産(株)製のプロセスオイル
PS−32、同NM−280等の銘柄が挙げられる。こ
れに更に加えて用いてもよい添加剤であるイソブチレン
のオリゴマー、エチレンとα−オレフィンのコオリゴマ
ー、及び塩素化パラフィンは前記した通りである。(1
1)ブタジェン系オリゴマーとは、ブタジェンを数平均
分子量が500〜4000程度に重合して得られるもの
をいい、例えば、末端官能基を持たない式 (式中 lO≦n≦70) で表わされるブタジェンホモオリゴマー及び例えば両末
端に第一ヒドロキシ基をもつ式 (式中 lO≦n≦70) で表わされるブタジェンオリゴマー・グリコール、ある
いは両末端にカルボキシル基をもつ式(式中 IO≦n
≦70) で表わされるブタジェンオリゴマー・ジカルボン酸等が
含まれる。上記の構造を持つオリゴマーとしては、例え
ば、ブタジェンを、リビング重合して得られ、分子量分
布がシャープで、重量平均分子量Myと数平均分子量M
nの比M W / M nがほとんど!1o近い、Nl
5SOPB”  E日本曹達(株)製]の各銘柄(NI
SSO−PB B−1000,同B−2000,同B−
3000、同G−1000,同G−2000,同G−3
000,同C−1000)が特に好ましい。これに更に
加えて用いてらよい、イソブチレンのオリゴマー、エチ
レンとα−オレフィンのオリゴマー、塩素化パラフィン
及びプロセスオイルは前記した通りである。
これら添加剤の添加量は、特に制限されないが、単独に
添加される場合は、当該添加剤の添加量が、複数添加さ
れる場合は、その併せた添加量が粉剤100重量部に対
して0.1ないし10重量部好ましくは0.2ないし5
.0重量部使用するのが特に効果的である。
本発明において、使用される農薬活性成分は殺虫、殺菌
、除草などの活性を有するもので、施用時ドリフト性を
軽減させる必要のある農薬粉剤ならば、すべて本発明の
技術を適用することが出来、特に制限はされないが、例
えば次のような化合物があげられる。ビスチオリン酸 
0.0−ジメチル二〇−4−ニトロ−m−)ジル。フェ
ニルホスホノチオン酸〇−エチル=0−p−ニトロフェ
ニル、チオリン酸0−2.3−ジヒドロ−3−オキソ−
2−フェニル−6−ピリダジニル=0.0−ジエチル、
ジチオリン酸S−1,2−ビス(エトキジカルボニル)
エチル二〇、○−ジメチル、ジチオリン酸 S−[α−
(エトキシカルボニル)ペンジルコ=0.0−ジメチル
、ジチオリン酸0.0−ジメチル=S−(N−メチルカ
ルバモイルメチル)。
N−アセチルホスホロアミドチオール酸 o、S−ジメ
チル(以下アセフェートと称する)、2,2゜2−トリ
クロロ−1−ヒドロキシエチルホスホン酸ジメチル、メ
チルカルバミド酸 0−5ec−ブチルフェニル(以下
BPMCと称する)、メチルカルバミド酸l−ナフチル
、メチルカルバミド酸m−トリル、メチルカルバミド酸
0−クメニル(以下M I P Cと称する)、ビス(
チオカルバミン酸)S、S’−[2−(ジメチルアミノ
)トリメチレン〕(以下カルタップと称する)、テトラ
クロロイソフタロニトリル、チオリン酸 S−ベンジル
−01O−ジイソプロピル、ジチオリン酸 〇−エチル
=S、S−ジフェニル、プラストサイジンS、カスガマ
イシン、バリダマイシンA、S、S’−2−ジメチルア
ミノトリメチレンジ(ベンゼンチオスルホネート)(以
下ベンスルタップと略称する)、2−(4−エトキシフ
ェニル)−2−メチルプロピル3−フェノキシベンジル
エーテル(以下エトフェンブロックスと略称する)、リ
ン酸2−クロロ−1−(2,4−ジクロロフェニル)ビ
ニルニジエチル等があげられる。しかし本発明はこれら
の例示に制限されるものではない。又これらは適宜目的
に応じ単独で用いても又二種以上を組み合せて用いても
よい。これら活性成分は通常、単独で用いる場合は、当
該単独の活性成分の使用量が複数種を併用する場合は、
その全量が粉剤100重量部に対し0.0001ないし
 50重量部、好ましくは0.001ないし20重承部
用いられるが、その使用量は特に制限されるものではな
い。
鉱物質粉状担体成分としては特に制限はされないがより
具体的には、たとえばクレイ、カオリン、ベントナイト
、酸性白土、タルク類(滑石粉、ロウ石粉など)、シリ
カ類(ホワイトカーボン、珪藻土、雲母粉など)及び炭
酸カルシウムが繁用される。
本発明の農薬粉剤には上記添加剤による効果をそこなわ
ない安定剤、展着剤、防腐剤等を適宜加えてもよい。こ
のような安定剤としては、例えば、リン酸、イソプロピ
ルアシドホスフェート[日本化学(株)製、以下PAP
と称するl EDTA(エチレンジアミン四酢酸)、エ
ポキシ化アマニ油。
チオ尿素、ホウ酸等が、防腐剤としては、ソルビン酸、
ソルビン酸カリウム、デバイドロ酢酸、デバイドロ酢酸
ナトリウム塩、p−オキシ安息香酸ブチルエステル等が
又、展着剤としては、アルキルベンゼンスルホン酸塩、
ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム塩、ポリオキシエ
チレンアルキルエーテル等がそれぞれ挙げられる。
本発明の農薬粉剤は、例えば、次のように製造される。
鉱物質粉状担体、及び農薬活性成分に、本発明の前記炭
化水素系粘性稠液体(i)〜(iii)を適宜注加して
、混合する。次いで、鉱物質粉状担体並びに/又は、増
量・希釈剤を適量加えて、更に、昆合し、粗粉砕して、
農薬粉剤を得る。上記混合においては、例えば、ナIク
ターミキサー(細則ミクロン(株)製)が、好ましく用
いられ、又粗粉砕に際しては、例えば、ハンマーミキサ
ーが好都合に用いられる。
作用 本発明において、添加される前記炭化水素系粘稠性液体
は、農薬粉剤に湿潤性を与え、特にドリフト発生に問題
となるlOμ以下の粒子の飛散や浮遊を完全に抑えられ
る。更に、本発明においては、粒子を粗大に造粒する等
の手段は施こす必要はなく、かつ前記特定添加剤はいず
れも、粉剤の流動性1分散性、付着性を著しくそこなう
ことなく、これら農薬粉剤として必要な、粉体物性を満
たすため、適宜粒度を下げることも可能である。
一方、農薬活性成分が、不安定な場合、とりわけ、水に
不安定な成分については、本発明の農薬粉剤に適用され
た場き、生物活性の向上が著しい。
これら水に不安定な成分は、一般にクレー等の鉱物質粉
状担体と混合、接触した際にこれら担体の付着水分によ
って分解され易く、貯蔵安定性や薬効の点で、短点があ
るが、前記粘稠液体を添加する本発明の農薬粉剤におい
ては、かかる添加剤による油膜により活性成分が、保護
されクレー等担体の持つ水による分解が防がれ、安定性
が改良される結果、薬効が向上するものと推察される。
かくして、特にベンスルタップ、カルタップ。
アセフェートあるいはバリダマイシン等で代表される水
に不安定な農薬活性成分を含有する農薬粉剤の製造にあ
たって、本発明を適用した場合にドリフトを抑えかつ生
物活性を改良するという本発明の効果が顕著といえる。
実施例 以下、本発明の詳細な説明するが、本発明は実施例によ
り、何ら制限されるものではない。
文中単に部とあるのは、すべて重量部を示す。
実施例1 ナウターミキサ−(線用ミクロン(味)製)に農薬用微
粉クレー3部及びベンスルタップ原体2.5部を加えI
Pソルベント−28350,25部、ルーカントHC−
400,5部を成功して5分間混合する。
次いでホワイトカーボン0.5部及び農薬用微粉クレー
93.25部を加えて更にlO分間混合し、ハンマーミ
ルで粗粉砕して本発明の農薬粉剤を得る。
実施例2 ナウターミキサ−(線用ミクロン(株)製)に農薬用微
粉クレー5部及びベンスルタップ原体2.5部。
MIPC原体2.0部を加3IPソルベント−2835
2,5部、ルーカント)(C−20000,30部を成
功して5分間混合する。次いでホワイトカーボン1.0
部、PAP Q、5部及び農薬用微粉クレー862部を
加えて更に10分間混合し、ハンマーミルで粗粉砕して
本発明の農薬粉剤を得る。
実施例3 ナウターミキサ−(線用ミクロン(株)製)に農薬用微
粉クレー3.5部及びベンスルタップ原体2.5部。
B P M C原体3.5部を加えIPソルベント−2
8350,75部、ルーカントHC−20000,4部
を成功して5分間混合する。次いでホワイトカーボン0
.3部、PAP O,5部及び農薬用微粉クレー88.
55部を加えて更に10分間混合し、ハンマーミルで粗
粉砕して本発明の農薬粉剤を得る。
実施例4 ナウターミキサ−(線用ミクロン(株)製)に農薬用微
粉クレー2部及びベンスルタップ原体2.0部及びパリ
ダマ、fシンA原体0.3部を加えIPソルベント−2
8351,2部、ルーカントHC−200,55部を成
功して5分間混合する。次いでホワイトカーボン1,0
部及び農薬用微粉クレー947部を加えて更に10分間
混合し、ハンマーミルで粗粉砕して本発明の農薬粉剤を
得る。
実施例5 ナウターミキサ−(線用ミクロン(株)製)に農薬用微
粉クレー5部及びベンスルタップ原体2.0部並びにエ
トフェンブロックス原体0.5部を加えIPソルベント
−28351,5部、ルーカントHC−6000,75
部を成功して5分間混合する。次いでホワイトカーボン
1.5部及び農薬用微粉クレー88.75部を加えて更
に10分間混合し、ハンマーミル咀粉砕して本発明の農
薬粉剤を得る。
実施例6 ナウターミキサ−(線用ミクロン(株)製)に農薬用微
粉クレー3.5部及びベンスルタップ原体2.5部。
エトフエンブロックス原体05部を加えIPソルベント
−20282,0部、ルーカントHC−201,5部を
成功して5分間混合する。次いでホワイトカーボン2.
0部及び農薬用微粉クレー88部を加えて更にlO分間
混合し、ハンマーミルで粗粉砕して本発明の農薬粉剤を
得る。
実施例7 ナウターミキサ−(線用ミクロン(株)製)に農薬用微
粉クレー5部及びベンスルタップ原体2.5部を加えル
ーカントHC−6003,3部を成功して5分間、見合
する。次いでホワイトカーボン1.0部及び農薬用微粉
クレー90.7部を加えて更に10分間混合し、ハンマ
ーミルで粗粉砕して本発明の農薬粉剤を得る。
実施例8 ナウターミキサ−(m用ミクロン(株)製)に農薬用微
粉クレー3部及びベンスルタップ原体1.0部。
M I P C原体2.0部を加えIPソルベント−2
0280,3部、ルーカント!(C−6000,3部及
びトヨバラックスA−401,0部を圧加して5分間混
合する。次いでホワイトカーボン2.0部及び農薬用微
粉クレー90.4部を加えて更に100分間混し、ハン
マーミルで粗粉砕して本発明の農薬粉剤を得る。
実施例9 ナウターミキサ−(細川ミクロン(株)製)に農薬用微
粉クレー3部及びカルタップ塩酸塩原体1.5部を加え
ルーカントIC−401,5部、トヨバラックス150
 1.0部を圧加して5分間混合する。次いでPAP 
 O,5部、ホワイトカーボン2,0部及び農薬用微粉
クレー90.5部を加えて更にlO0分間混し、ハンマ
ーミルで粗粉砕して不発明の農薬粉剤を得る。
実施例1O ナウターミキサ−(細川ミクロン(株)製)に農薬用微
粉クレー3部及びカルタップ塩酸塩原体2.5i、MI
Pc原体2.5部を加えプロセスオイルPS−322部
及びトヨバラックス145 0.8部を圧加して5分間
混合する。次いでホワイトカーボン1.5部及び農薬用
微粉クレー877部を加えて更にlO0分間混し、・\
ンマーミル徂粉砕して本発明の農薬粉剤を得る。
実施例11 ナウターミキサ−(細川ミクロン(味)製)に農薬用微
粉クレー3部及びカルタップ塩酸塩原体1.5部、BP
〜IC原体2.0部を加えプロセスオイルNMlao 
 1.2部及びルーカントHC−100,5部を圧加し
て5分間、足台する。次いでホワイトカーボン1.3部
及び農薬用微粉クレー90.5部を加えて更にlO0分
間混し、ハンマーミルで粗粉砕して本発明の農薬粉剤を
得る。
実施例12 ナウターミキサ−(細川ミクロン(味)製)に農薬用微
粉クレー3部及びカルタップ塩酸塩原体2.0部、エト
フェンブロックス原体0.5部を加えNl5SO−PB
B−20000,5部及びNl5SO−PB G−10
00075部を圧加して5分間混合する。次いでホワイ
トカーボン1.2部及び農薬用微粉クレー9205部を
加えて更にlO0分間混し、ハンマーミルで粗粉砕して
本発明の農薬粉剤を得る。
実施例13 ナウターミキサ−(細川ミクロン(株)製)に農薬用微
粉クレー3部及びヘンスルタップ原体2.5部。
MIPC原体25部を加えNl5SO−PB C−10
0008部及びIPソルヘント−28350,85部を
圧加して5分間混合する。次いでホワイトカーボン15
部及び農薬用微粉クレー8885部を加えて更に100
分間混し、ハンマーミルで粗粉砕して本発明の農薬粉剤
を得る。
実施例1.1 ナウターミキサ−(細川ミクロン(株)製)に農薬用微
粉クレー3部及びカルタップ塩酸塩原体2.5部を加え
IPソルベント−28350,25部、ルーカントHC
−400,5部を注加してPAP  O,5部を加え5
分間混合する。次いでホワイトカーボン0.5部及び農
薬用微粉クレー9325部を加えて更に100分間混し
、ハンマーミルて粗粉砕して本発明の農薬粉剤を得る。
次に、本発明の効果を更に詳述するために、本発明に属
さない下記製剤と比較した試験例を示す。
対照製剤例1 ナウターミキサ−(細川ミクロン(味)製)に農薬用微
粉クレー3部及びベンスルタップ原体2.5部を加え流
動パラフィンrWITco Chemical Cor
pora−tion(米国)製]o、75部を圧加して
5分間混合する。
次いでホワイトカーボン0.5部及び農薬用微粉クレー
9325部を加えて更に100分間混し、ハンマーミル
で粗粉砕して農薬粉剤を得る。
対照製剤例2 ナウターミキサ−(細川ミクロン(株)製)に農薬用微
粉クレー5部及びベンスルタップ原体25部。
M I P C原体2.0部を加えポリブテン(銘柄1
00H;出光石油化学(株)製)2.8部を圧加して5
分間混合する。次いでホワイトカーボン1.0部、PA
P05部及び農薬用微粉クレー862部を加えて更に1
00分間混し、ハンマーミルで粗粉砕して農薬粉剤を得
る。
対照製剤例3 ナウターミキサー(細川ミクロン(株)製ンに農薬用微
粉クレー5部及びベンスルタップ原体2.5部。
MIPC原体2.0部を加え流動パラフィンCNITC
OChemical Corporation(米国)
製]2.8部を注加して5分間混合する。次いでホワイ
トカーボン10部。
PAP  O,5部及び農薬用微粉クレー86.2部を
加えて更にIO分間混合し、ハンマーミルで粗粉砕して
農薬粉剤を得る。
対照製剤例4 ナウターミキサ−(細川ミクロン(味)製)に農薬用微
粉クレー5部及びベンスルタップ原体2.5部を加え流
動パラフィン[WITCOChemical Corp
ora−tion(米国)製コ3.3部を注加して5分
間混合する。
次いでホワイトカーボン1.0部及び農薬用微粉クレー
88.2部を加えて更にIO分間混合し、ハンマーミル
で粗粉砕して農薬粉剤を得る。
対照製剤例5 ナウターミキサ−(細川ミクロン(味)製)に農薬用微
粉クレー3部、カルタップ塩酸塩原体2.5部を加え流
動パラフィン[WITCOChemical Corp
ora−tion(米国)製]0.75部を注加して5
分間混合する。
次いでホワイトカーボン0.5wJ及び農薬用微粉クレ
ー9325部を加えて更に10分間混合し、ハンマーミ
ルで粗粉砕して農薬粉剤を得る。
試験例1 浮遊性指数 農薬粉剤を圃場で散布した時見掛の飛散性を定量的に表
現するため、昭和55年10月3日付にて農林水産省農
薬検査所より指示されたrDL粉剤新規申請に必要な提
出資料について」に記載の浮遊性指数測定法により浮遊
性指数を測定し、その結果を表1に示した。
(以下余白) 表1 試験例2 有効成分の飛散性 試験例1で浮遊性を、111足した同じ装置を用いて1
40cm)から空気を30Q吸引し、有効成分を捕集し
定量して、有効成分の飛散性を調べその結果を表2に示
した。
表2 試験例3 有効成分の安定性 実施例に示した本発明による改良された農薬粉剤及び対
照製剤をそれぞれ・10°C恒温器中で30し、分解率
を求め、その結果を表3に示した。
表3 試験例4 殺虫効力試験 10.000分の1アールのポットに植えた移植50日
後(草丈60cm)のイネ(品種中生新千本)をベルツ
ヤ−ダスター(内径30cm、高さ50cm)内に立て
、真空ポンプで60 cmHgに減圧して散布した。
散布後2時間してイネの茎葉部を切り取りポリカップ(
内径10.5c+a、高さ6 cm)に入れそこへアワ
ヨトウ幼虫(3令)をイネ1株当り10頭を放ち殺虫効
力を調べ表4に示した。
表4 注、ポット当り有効成分として200mg散布した時の
試験成績を示す。
本発明による改良製剤の浮遊性指数は表1に示す通り良
好である。本発明者らは更に研究を続け、有効成分の飛
散性についても測定上の工夫をこらし測定した結果、表
2に示した通り、本発明の改良製剤は、飛散性が顕著に
改善されており、有効成分の植物体への付着性良好なこ
とがわかる。このことは表3に示す本発明品の有効成分
の分解率が少ないことと合わせて、本発明の改良粉剤の
殺虫効力が高まった原因と推察される。
発明の効果 府記試験例からも明らかなように特定粘稠性液体を含有
する本発明の農薬粉剤は、人や家畜をはじめ動植物に対
する悪影響が問題となっているドリフトを、粒度を調節
することにより防止する方法あるいは、流動パラフィン
やポリブテン等を添加して、抑止する従来の方法に比べ
、低コストで植物体上での付着性、展着性、吸収性がそ
こなわれることなく、優れた生物活性を有し、かつ飛散
性、浮遊性を低減してドリフトが抑えられるという効果
を有する。加えて、本発明の農薬粉剤は農薬活性成分の
分解が防止され、貯蔵安定性や薬効が向上するという予
想外の効果も有する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)農薬有効成分、鉱物質粉状担体、および、エチレン
    とα−オレフィンのコオリゴマーを含有することを、特
    徴とする農薬粉剤 2)さらにイソブチレンのオリゴマーおよび、塩素化パ
    ラフィンの一種又は、両者を含有していてもよい、特許
    請求の範囲第一項記載の農薬粉剤
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