JPS6344253Y2 - - Google Patents

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JPS6344253Y2
JPS6344253Y2 JP18094184U JP18094184U JPS6344253Y2 JP S6344253 Y2 JPS6344253 Y2 JP S6344253Y2 JP 18094184 U JP18094184 U JP 18094184U JP 18094184 U JP18094184 U JP 18094184U JP S6344253 Y2 JPS6344253 Y2 JP S6344253Y2
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JP
Japan
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louver
vertical
louvers
horizontal
housing
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JP18094184U
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JPS6195623U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、自動車等に装備されるベンチレー
タに関する。
(ロ) 技術的背景及び問題点 従来のベンチレータとしては、例えば第3図〜
第5図に示すようなものがある(実開昭59−
12712参照)。すなわち、風路を形成するハウジン
グ101内には、その開口部側に配置されて上下
方向の風向を制御するための複数(図面では3
個)の前側ルーバとして横ルーバ103A,10
3B,103Cと、この横ルーバ103A,10
3B,103Cの奥側に配置されて横ルーバ10
3A,103B,103Cとは交差する方向とし
て左右方向の風向きを制御するための複数(図面
では3個)の縦ルーバ105A,105B,10
5Cとが組込まれている。
前記横ルーバ103A,103B,103C
は、それぞれ左右両端をハウジング101の左右
側壁101aに回動自在に枢支されている。そし
て、横ルーバ103A,103B,103Cは、
縦リンク107によつて連動連結されている。
また、中央の横ルーバ103Bには、ノブ10
9が左右方向へ移動可能に取付けられている。
前記縦ルーバ105A,105B,105C
は、それぞれ上下両端がハウジング101の上下
壁101bに回動自在に枢支されている。そし
て、縦ルーバ105A,105B,105Cは、
横リンク111によつて連動連結されている。
また、中央の縦ルーバ105Bの前端部は、前
記ノブ109の後部に設けられた凹溝係合部11
3に係合されている。
そして、前記ノブ109を上下方向に回動操作
して横ルーバ103Bを回動させることにより、
横ルーバ103A,103Cが縦リンク107を
介して横ルーバ103Bと同方向に回動し、ま
た、前記ノブ109を横ルーバ103Bに沿つて
左右方向に移動操作して縦ルーバ105Bを回動
させることにより、縦ルーバ105A,105C
が横リンク111を介して縦ルーバ105Bと同
方向に回動するように構成されている。
このように、横ルーバ103A,103B,1
03Cおよび縦ルーバ105A,105B,10
5Cを回動操作することにより、上下方向および
左右方向へ風向を制御することができる。左右方
向の風向を制御するための縦ルーバ105A,1
05B,105Cがハウジング101の開口部側
より奥側に配置されているため、例えば、縦ルー
バ105A,105B,105Cを第5図におけ
る鎖線で示す位置に回動操作して、通風Aを得る
ようにしたとき、縦ルーバ105A,105B,
105Cのうち側端側の縦ルーバ105Cとハウ
ジング101の側壁101aとの間に形成される
風路115を送風される直進風Bによつて通風A
が遮えぎられてしまうものとなり、通風A方向の
乗員へ十分な送風が行なえない不都合を招く恐れ
があつた。
そのため、従来では、第5図に示すように、側
端側の縦ルーバ105Cとハウジング101の側
壁101aとの間に形成される風路115からの
通風を規制する規制体117を設けていた。
しかしながら、このような従来のベンチレータ
にあつては、前記、規制体117を単独部品で構
成していたため、ベンチレータを構成するための
部品点数が多くなり、部品管理および組立作業が
煩雑になるとともにコスト高になるという問題点
があつた。
(ハ) 考案の目的 この考案は、このような従来の欲題点に鑑みて
なされたもので、奥側ルーバの側端側とハウジン
グとの間からの通風を規制できながら、部品点数
の減少を図り、部品管理、組立作業を容易にしコ
スト低減を図ることが可能なベンチレータの提供
を目的とする。
(ニ) 考案の構成 上記目的を達成するために、この考案は、風路
を形成するハウジングの開口部側に配置されて風
向を制御するための複数の前側ルーバと、前記前
側ルーバの奥側に配置されて前記前側ルーバとは
交差する方向へ風向を制御するための複数の奥側
ルーバを有するベンチレータにおいて、前記前側
ルーバを相互に連動連結するリンクに、前記奥側
ルーバの側端側のものとハウジングの側壁との間
に形成される風路からの通風を規制する規制体を
一体的に設ける構成とした。
(ホ) 実施例 以下、この考案を図面に基づいて説明する。
第1図はこの考案の一実施例に係るベンチレー
タの全体斜視図、第2図は第1図の−線矢視
断面図を示すものである。
まず構成を説明すると、ハウジング1内には、
従来のベンチレータと同様に、上下方向の風向を
制御するための複数(図面では3個)の前側ルー
バとしての横ルーバ3A,3B,3Cと、これと
交差する方向としての左右方向の風向を制御する
ための複数(図面では3個)の奥側ルーバとして
の縦ルーバ5A,5B,5Cとが組込まれてい
る。
前記横ルーバ3A,3B,3Cは、それぞれ左
右両端をハウジング1の左右側壁1aに回動自在
に枢支され、各横ルーバ3A,3B,3Cは、縦
リンク7によつて連動連結されている。また、中
央の横ルーバ3Bには、ノブ9が左右方向へ移動
自在に取付けられている。
前記縦ルーバ5A,5B,5Cは、それぞれ上
下両端をハウジング1の上下壁1bに回動自在に
枢支され、各縦ルーバ5A,5B,5Cは、横リ
ンク11によつて連動連結されている。また、中
央の縦ルーバ5Bの前端部は、前記ノブ9の後部
に設けられた凹溝係合部13に係合されている。
前記凹溝係合部13は、縦ルーバ5Bに沿つて上
下移動可能に設けられている。
前記縦リンク7には、側端側の縦ルーバ5Cと
ハウジング1の側壁1aとの間に形成される風路
15からの通風を規制する規制体17が一体的に
設けられている。この規制体17は板状を呈し、
縦ルーバ5Cとハウジング1の側壁1aとの間の
間隔の略半分の長さを有している。従つて規制体
17は縦ルーバ5Cとハウジング1との間に形成
される風路からの通風を規制するように構成され
ている。
つぎに、作用を説明する。
ノブ9を上下方向に回動操作して横ルーバ3B
を回動させることにより、横ルーバ3A,3Cが
縦リンク7を介して横ルーバ3Bと同方向へ同時
に回動して、上下方向の風向の制御が行なわれ
る。
また、前記ノブ9を横ルーバ3Bに沿つて左右
方向に移動操作して縦ルーバ5Bを回動させるこ
とにより、、縦ルーバ5A,5Cが横リンク11
を介して縦ルーバ5Bと同方向へ同時に回動し
て、左右方向の風向の制御が行なわれる。
そして、前記横ルーバ3A,3B,3Cとは交
差する方向である左右方向の風向制御を行なうた
めに、例えば、縦ルーバ5A,5B,5Cを第2
図に示す方向に位置させたときには、側端側の縦
ルーバ5Cの先端が規制体17の先端に近接し、
ハウジング1の側壁1aとの間に形成される風路
15が規制体17によつて閉塞される。従つて、
風路15の直進風Bは、規制体17によつて遮え
ぎられることとなり、第2図右方向の確実な通風
Aを得ることができ、同方向の乗員へ十分な送風
を行なうことができる。
なお、この考案は上記一実施例に限定されな
い。例えば、規制体17は、ハウジング1の左
側、あるいは左右双方に設けることもできる。規
制体17はハウジング1の開口中央側へ傾斜して
配置し、縦ルーバ5A,5B,5Cが規制体17
から遠ざかる方向へ傾斜されたときに通風Bを縦
ルーバ5Cの方向へ案内するように構成すること
もできる。
(ヘ) 考案の効果 以上より明らかなようにこの考案の構成によれ
ば、規制体によつて奥側ルーバの側端側とハウジ
ングとの間からの通風を規制できながら、規制体
を前側ルーバの連動リンクに一体的に設けたの
で、部品点数の減少を図り、部品管理、組立作業
を容易化することができ、コスト低減を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に係るベンチレー
タの全体斜視図、第2図は第1図の−線矢視
断面図、第3図は従来例によるベンチレータの全
体斜視図、第4図は第3図の−線矢視断面
図、第5図は第3図の−線矢視断面図であ
る。 図面の主要な部分を表わす符号の説明、1……
ハウジング、3A,3B,3C……横ルーバ(前
側ルーバ)、5A,5B,5C……縦ルーバ(奥
側ルーバ)、7……縦リンク(リンク)、15……
風路、17……規制体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 風路を形成するハウジングの開口部側に配置さ
    れて風向を制御するための複数の前側ルーバと、
    前記前側ルーバの奥側に配置されて前記前側ルー
    バとは交差する方向へ風向を制御するための複数
    の奥側ルーバを有するベンチレータにおいて、前
    記前側ルーバを相互に連動連結するリンクに、前
    記奥側ルーバの側端側のものとハウジングの側壁
    との間に形成される風路からの通風を規制する規
    制体を一体的に設けたことを特徴とするベンチレ
    ータ。
JP18094184U 1984-11-30 1984-11-30 Expired JPS6344253Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18094184U JPS6344253Y2 (ja) 1984-11-30 1984-11-30

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JP18094184U JPS6344253Y2 (ja) 1984-11-30 1984-11-30

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Publication Number Publication Date
JPS6195623U JPS6195623U (ja) 1986-06-19
JPS6344253Y2 true JPS6344253Y2 (ja) 1988-11-17

Family

ID=30738500

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JP18094184U Expired JPS6344253Y2 (ja) 1984-11-30 1984-11-30

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JP2011168141A (ja) * 2010-02-17 2011-09-01 Honda Motor Co Ltd 車両用空調装置のエア吹出構造体
JP2014019321A (ja) * 2012-07-19 2014-02-03 Howa Kasei Kk レジスタ

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JPS6195623U (ja) 1986-06-19

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