JP2878542B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2878542B2 JP34501092A JP34501092A JP2878542B2 JP 2878542 B2 JP2878542 B2 JP 2878542B2 JP 34501092 A JP34501092 A JP 34501092A JP 34501092 A JP34501092 A JP 34501092A JP 2878542 B2 JP2878542 B2 JP 2878542B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、送風源で起風され、室
内ユニット等の吹出口から吹き出す風流を上下左右の任
意方向に偏向させる風向調節機構を備えた空気調和機に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の空気調和機は大別し
て室内ユニットと室外ユニットとに分離したもの、ある
いは全ての構成を一つのケーシングに一体に組み込んだ
ものがあり、それぞれの方式においても多種多様な機種
が存在するが、いずれも温度、湿度を調整された空気を
室内に向けて吹き出す吹出口には、風流の指向性を調節
するための風向調節機構が装備されている。
【0003】図6はその従来の一例として分離型の空気
調和機における壁掛け型の室内ユニットを示している。
この図に示した室内ユニット21の下端部には横長な吹
出口22が設けられている。図7は該吹出口22及びそ
の周辺の拡大縦断面を模式的に示している。図7におい
て、吹出口22は送風源としてのクロスフローファン2
3が設けられた通風路24に連通しており、該ファン2
3によって起風された風流を斜め下方に指向させる助走
路として機能するように所要の奥行きを有する形状に形
成されている。
【0004】この吹出口22の奥端側には多数枚の縦ル
ーバ25がほぼ等間隔置きに一列に並ぶ状態で縦軸回り
に所定角度回動変位可能に配設されており、該縦ルーバ
25を適宜所望の方向に回動変位させることにより、吹
出口22から吹き出す風流に左右方向の指向性を付与し
ている。
【0005】一方、出口端側にはほぼ吹出口22の全長
に亙る長さの単一の横ルーバ26がその一端を水平軸回
りに所定角度回動変位可能に配設されており、該横ルー
バ26を冷風、温風等の相違により、あるいは使用者の
判断により、任意の方向に回動変位させることにより、
風流に上下方向の指向性を付与している。
【0006】例えば図7の実線で示すように横ルーバ2
6が吹出口22と対向するように傾斜した姿勢では風流
は矢印F8で示す下方に吹き出し、また、破線で示すよ
うに横ルーバ26が吹出口22の上面とほぼ平行となる
倒伏姿勢では風流は矢印F9で示すやや下方寄りに吹き
出す。
【0007】図8は他の従来例における吹出口22及び
その周辺の拡大縦断面を模式的に示している。この図に
示されたものでは、風流の左右方向の指向性をもたせる
可動縦ルーバ25は前記従来例と同様の構成及び作用を
有するものであるが、風流の上下方向の指向性をもたせ
る可動横ルーバ26a、26bを吹出口22の出口端部
に上下に所定間隔をおいて2枚配設している。図9は下
側横ルーバ26bの姿勢を変位させた状態を示してい
る。
【0008】図8に示すように、両方の横ルーバ26
a、26bを共にほぼ水平に倒伏させた姿勢では、風流
は矢印F10で示すようにほぼ水平方向に吹き出す。ま
た、図9に示すように、上側横ルーバ26aを水平姿勢
に保持するとともに、下側横ルーバ26bをほぼ垂直姿
勢に回動変位させた場合は、吹出口22から吹き出す風
流は矢印F11で示すように上側横ルーバ26aの両側に
沿って前方に流れる風流と、矢印F12で示すように下側
横ルーバ26bに沿って下方に流れる風流とに分流され
る。
【0009】また、更に他の従来例として、例えば実開
昭61−84442号公報に開示されているように、可
動横ルーバが吹出口に2枚設けられている点は前記図
8、図9で示した他の従来例と同じであるが、水平吹出
しのときは2枚のルーバが重なり合い、下吹出しのとき
は2枚のルーバが平行に位置するように構成し、風流を
効率よく偏向できるようにしたものも知られている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記図7に示した従来
例においては、風流に上下方向の指向性をもたせる作用
を単一の横ルーバ26によって行っているため、該横ル
ーバ26の翼面幅を吹出口22のほぼ上下幅に亙る長さ
に形成しても、吹出口22内に収納できるので、広幅の
横ルーバ27によりある程度必要な指向性をもたせるこ
とができるが、反面、分流させることができないため、
上下方向に一方向にしか吹き出させることができない。
【0011】このため、暖房時においては、多量の温風
が室内にいる者に吹き付け、不快感を与えるという問題
点がある。このような問題点は前記公開公報に開示され
ている更に他の従来例においても分流が不可能なため、
同様に起こり得る。
【0012】また、上記図8及び図9に示した他の従来
例においては、2枚の横ルーバ26a、26bによって
風流の吹き出し方向を任意の2方向に分流できると考え
られるが、2枚の横ルーバ26a、26bは吹出口22
の上下幅方向にほぼ縦に並んで収納されるものであるた
め、両方の横ルーバ26a、26bの翼面幅を大きくす
ることができない。このため風流の指向性が十分得られ
ないため、室内の空気調和が均等に行われなかったり、
所望の方向の風流が十分に得られないという問題点があ
る。
【0013】本発明は、このような従来の問題点を解決
するもので、風流を分流できることは勿論のこと、分流
された風流にも安定した指向性を与えることができ、こ
れによって室内の空気調和を均等に行え、あるいは所望
の方向に十分な風流が得られる優れた風向調節機能を備
えた空気調和機を提供することを目的とするものであ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、空気調和機本体に所要の奥行きを有する横
長な吹出口を設け、該吹出口にその長手方向に沿って2
枚の風向ルーバを配設した空気調和機において、前記2
枚の風向ルーバを互いの翼面が離間して風流指向作用を
行う複数の異なる姿勢と、互いの翼面が風流吹出方向と
直角になる状態で重なるか又は前記直角になる状態で
接対面する収納姿勢とに姿勢変位可能に構成している。
【0015】上記構成においては、風流指向作用を行う
複数の姿勢において吹出口の上面寄りに位置する一方の
風向ルーバと、同じ姿勢で前記吹出口の下面寄りに位置
する他方の風向ルーバとの収納形態は、一方の風向ルー
バが他方の風向ルーバの内側に収納されるように構成す
るか、あるいはその逆の構成とすることができる。
【0016】また、一方の風向ルーバの一端を前記吹出
口上面近傍において回動変位可能に枢支し、他方の風向
ルーバの一端を該吹出口下面近傍において回動変位可能
に枢支するとよい。
【0017】さらに、前記吹出口の少なくとも下面を風
流助走路に形成したものでは、少なくとも一方の風向ル
ーバの翼面を風流助走路の延長面上に位置する姿勢に変
位可能に構成し、また、吹出口の開口端から下方に向か
って上下幅寸法の短い平坦壁面を連続して形成したもの
では、前記平坦壁面寄りの風向ルーバの翼面を該平坦壁
面の上下幅寸法よりも長く形成し、且つ該平坦壁面と重
なる位置に姿勢変位可能に構成することができる。
【0018】また、好ましくは前記平坦壁面寄りの風向
ルーバは翼面が前記風流助走路の延長面上となる位置と
前記平坦壁面と重なる位置との間で移動可能に構成す
る。
【0019】
【作用】上記構成によると、2枚の風向ルーバを独立し
て姿勢変位させることによって吹出口から吹き出す風流
の方向を任意に偏向することができる。この場合、吹出
口の上面寄りに位置する風向ルーバを所要の姿勢に変位
させることによって前記風流を上下の流れに分流させる
ことができる。
【0020】また、2枚の風向ルーバは互いの翼面が風
流吹出方向と直角になる状態で重なるか又は前記直角に
なる状態で近接対面する姿勢で収納されるので、風向ル
ーバの翼面幅を必要に応じて吹出口の上下幅とほぼ同程
度まで大きくとることができ、これによって風流の指向
性を向上させることができる。
【0021】
【実施例】図1〜図4に示した実施例は、本発明を前掲
の図6に示したものと同様の壁掛け式室内ユニットを備
えた空気調和機に適用したものである。また、図1〜図
4はそれぞれ室内ユニットの縦断面を示し、各図におい
ては後述する2枚の可動横ルーバが異なる姿勢に変位し
た状態が示されている。
【0022】図1において、1は空気調和機本体として
の室内ユニットケーシングであって、その内部には所要
の形状に形成された前後壁2、3が互いに対面して配設
されており、これら前後壁2、3間に通風路4が形成さ
れている。この通風路4はケーシング1の下端部に開口
する横長で所要の奥行きを有する吹出口5に連続してお
り、該通風路4の中央部に配設された送風源としてのク
ロスフローファン6によって起風された風流は通風路4
から吹出口5を経て室内に吹き出されるように構成され
ている。
【0023】吹出口5を構成する周壁は、前壁2の下端
部に連設された平坦な上壁7と、後壁3に連続する平坦
な下壁8とを備えている。これらの上下壁7、8は共に
前方に向かって下方となる平行な緩い傾斜壁に形成さ
れ、且つ、上壁7はクロスフローファン6の近傍まで達
する長さを有している。これによって、上下壁7、8の
壁面はファン6によって起風された風流を斜め下方に指
向させる助走路として機能するように構成されている。
吹出口5の出口端部に臨む下壁8の端面とケーシング1
の底壁9との間には、上下幅寸法の短い平坦な垂直壁1
0が該下壁8と底壁9とに連続して形成されている。
【0024】前記吹出口5の奥端側には多数枚の縦ルー
バ11がほぼ等間隔置きに一列に並ぶ状態で縦軸回りに
所定角度回動変位可能に配設されており、これらの縦ル
ーバ11を適宜な操作手段により所望の方向に回動変位
させることにより、吹出口5から吹き出す風流に左右方
向の指向性が与えられる。
【0025】また、吹出口5の出口端側には該吹出口5
のほぼ全長に亙る長さの上下2枚の横ルーバ(風向ルー
バに対応)12、13が配設されている。このうち、上
側横ルーバ12はその翼面幅が吹出口5の上下幅よりも
短く形成されており、その一端が前記上壁7の近傍に設
けられた水平枢軸14に所定角度回動変位可能に枢支さ
れている。一方、下側横ルーバ13はその翼面幅が上側
横ルーバ12よりも長く、吹出口5の出口端に納まる程
度の長さに形成されており、その一端に設けられた枢支
ブラケット13bを介して前記下壁8の近傍に設けられ
た水平枢軸15に所定角度回動変位可能に枢支されてい
る。
【0026】これらの横ルーバ12、13は例えば適宜
な駆動操作手段により、予め設定されたプログラムに従
って矢印a、bで示す方向に回動変位して、複数の異な
る姿勢をとるように制御される。
【0027】即ち、図1においては、上側横ルーバ12
が下側横ルーバ13の内側に位置し、且つ両者12、1
3の翼面12a、13aどうしが風流吹出方向と直角に
なる状態で近接対面する姿勢で吹出口5の出口端部に収
納されている。なお、この収納状態では両者12、13
の翼面12a、13aどうしが重合していてもよい。
【0028】このように本実施例では、2枚の横ルーバ
12、13の翼面12a、13aが近接対面する姿勢で
収納されるように構成されているので、下側横ルーバ1
3の翼面幅を吹出口5の上下幅とほぼ同程度まで大きく
とることができ、これによって風流の指向性を向上させ
ることが可能になるのである。
【0029】図2においては、上側横ルーバ12は水平
姿勢となるまで回動変位しており、該上側横ルーバ12
の翼面12aと吹出口5の上面間には風流の吹き出しを
許す水平分流通路16が形成される。一方、下側横ルー
バ13はその翼面13aが前記助走路を構成している下
壁8の壁面の延長平面上に位置する姿勢に回動変位して
いる。
【0030】この場合、上下の横ルーバ12、13は吹
出口5の上下両側に分かれて、共に外方へ突出してお
り、クロスフローファン6に起風された風流は、上側横
ルーバ12によって分流される。上側風流F1は上側横
ルーバ12の翼面に沿って水平分流通路16を水平方向
に流れ、下側風流F2は通風路4に従う方向に流れる。
このとき、下側横ルーバ13の翼面13aは通風路4の
下壁8の壁面と一致しているため、結果的には助走路が
延長されたことになり、風流の指向性を向上させて、流
れを安定させることができる。
【0031】図3においては、上側横ルーバ12は上壁
7と平行な傾斜姿勢となるまで回動変位しており、該上
側横ルーバ12の翼面12aと吹出口5の上面間には風
流の吹き出しを許す傾斜分流通路17が形成される。一
方、下側横ルーバ13はその翼面13aが垂直壁10と
重なる位置でほぼ下垂した姿勢となるまで回動変位して
いる。
【0032】この場合、上側横ルーバ12は吹出口5の
斜め前方に突出し、下側横ルーバ13は吹出口5の下方
に下垂しているので、クロスフローファン6に起風され
た風流は、上側横ルーバ12によって分流させられ、上
側傾斜風流F3は上側横ルーバ12の翼面12aに沿っ
て傾斜分流通路17を流れる。
【0033】このとき下側横ルーバ13は垂直壁10に
重なっており、しかも、その翼面は該垂直壁10よりも
長いため、垂直壁10が拡大した形となって、下側風流
F4の指向性が向上して効率よく下吹出し、あるいは水
平方向と下向きの流れに分流することができる。
【0034】図4においては、上側横ルーバ12は吹出
口5と対向するように下垂した姿勢となるまで回動変位
しており、該上側横ルーバ12の翼面12aとほぼ直交
する面12bと吹出口5の上面間には風流の吹き出しを
許す水平分流通路18が形成される。一方、下側横ルー
バ13は図3の姿勢と同様にその翼面が垂直壁10と重
なる位置でほぼ下垂した姿勢との両方の姿勢を取るよう
にする。
【0035】この場合、クロスフローファン6に起風さ
れた風流F5は、上側横ルーバ12によって分流させら
れ、上側水平風流F5は上側横ルーバ12の翼面12a
とほぼ直交する面12bに沿って水平分流通路18を流
れる。
【0036】一方、下側風流F6は上側横ルーバ12と
下側横ルーバ13とに風流吹出方向を規制され、下側横
ルーバ13の翼面13aに沿って下方へ吹き出す。この
ように上側水平風流F5と下側風流F6とに分流される
ことにより、暖房時において吹出口5から吹き出す温風
が全て室内にいる者に当たるという不都合が回避され、
それによる不快感を防止することができる。また、下側
横ルーバ13を破線で示すように翼面13aが下壁8の
壁面延長上に位置する姿勢まで移動させることにより、
下側風流をF6からF7まで任意に調節することができ
る。
【0037】なお、本発明では図5に示すように、上記
実施例とは逆に下側横ルーバ13が上側横ルーバ12の
内側に収納されるように構成してもよい。いずれの構成
であっても、上下の横ルーバ12、13を翼面12a、
13aが重なる状態で吹出口5の出口端部に収納するこ
とができるため、横ルーバ12、13の翼面幅を大きく
とることができ、風流吹出方向の指向性を高めることが
できる。
【0038】また、上記実施例では、両方の横ルーバ1
2、13は共に水平枢軸14、15回りに回動変位する
ように構成しているが、その他、例えば該横ルーバ1
2、13をリンク機構等を用いて姿勢変位させるように
してもよい。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明によるとき
は、吹出口の長手方向に沿って配設された2枚の風向ル
ーバを、収納時において、互いの翼面が風流吹出方向と
直角になる状態で重なるか又は前記直角になる状態で
近接対面する姿勢とすることができるので、風向ルーバ
の翼面幅を必要に応じて吹出口の上下幅とほぼ同程度ま
で大きくとることができ、これによって風流の指向性を
向上させることができる。
【0040】請求項5によるときは、風向ルーバの翼面
を吹出口内に形成された風流助走路の延長面上に位置す
る姿勢に変位させることができるので、結果的に前記助
走路が延長されたことになり、風流の指向性を向上させ
て、流れを安定させることができる。
【0041】請求項6によるときは、吹出口の開口端か
ら下方に向かって形成された上下幅寸法の短い平坦壁面
よりも風向ルーバの翼面幅を長く形成し、且つ該風向ル
ーバを前記平坦壁面と重なる位置に姿勢変位させること
ができるので、その場合、該平坦壁面が拡大した形とな
って、効率よく下吹出し、あるいは水平方向と下向きの
流れに分流することができる。
【0042】請求項7によるときは、風向ルーバの翼面
が風流助走路の延長面上となる位置と平坦壁面と重なる
位置との間で移動可能としているので、もう一方の風向
ルーバによって分流された下側風流を容易に変更するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例における横ルーバの収納状態
を示す室内ユニットの概略縦断面図。
【図2】 上側横ルーバにより水平分流通路が形成され
た状態を示す室内ユニットの概略縦断面図。
【図3】 上側横ルーバにより傾斜分流通路が形成され
た状態を示す室内ユニットの概略縦断面図。
【図4】 風流吹出方向を調整するために下側横ルーバ
が移動する状態を示す室内ユニットの概略縦断面図。
【図5】 本発明の他の実施例における横ルーバの収納
状態を示す室内ユニットの概略縦断面図。
【図6】 従来の空気調和機における壁掛け型の室内ユ
ニットを示す斜視図。
【図7】 その吹出口及びその周辺の構成を模式的に示
す縦断面図。
【図8】 他の従来例における吹出口及びその周辺の構
成を模式的に示す縦断面図。
【図9】 その横ルーバによる分流状態を模式的に示す
縦断面図。
【符号の説明】
1 空気調和機本体 5 吹出口 7 吹出口上壁 8 吹出口下壁 10 平坦壁面 12 風向ルーバ 12a 翼面 13 風向ルーバ 13a 翼面 14 水平枢軸 15 水平枢軸

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気調和機本体に所要の奥行きを有する
    横長な吹出口を設け、該吹出口にその長手方向に沿って
    2枚の風向ルーバを配設した空気調和機において、前記
    2枚の風向ルーバは互いの翼面が離間して風流指向作用
    を行う複数の異なる姿勢と、互いの翼面が風流吹出方向
    直角になる状態で重なるか又は前記直角になる状態で
    近接対面する収納姿勢とに姿勢変位可能に構成されてい
    ることを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 風流指向作用を行う複数の姿勢において
    吹出口の上面寄りに位置する一方の風向ルーバが、同じ
    姿勢で前記吹出口の下面寄りに位置する他方の風向ルー
    バの内側に収納されるように構成されている請求項1の
    空気調和機。
  3. 【請求項3】 風流指向作用を行う複数の姿勢において
    吹出口の下面寄りに位置する他方の風向ルーバが、同じ
    姿勢で前記吹出口の上面寄りに位置する一方の風向ルー
    バの内側に収納されるように構成されている請求項1の
    空気調和機。
  4. 【請求項4】 一方の風向ルーバの一端部が吹出口の上
    面近傍において回動変位可能に枢支されているととも
    に、他方の風向ルーバの一端部が前記吹出口の下面近傍
    において回動変位可能に枢支されている請求項1〜3の
    いずれかの空気調和機。
  5. 【請求項5】 吹出口の少なくとも下面が風流助走路に
    形成され、前記少なくとも一方の風向ルーバの翼面が前
    記風流助走路の延長面上に位置する姿勢に変位可能に構
    成されている請求項1〜4のいずれかの空気調和機。
  6. 【請求項6】 吹出口の開口端から下方に向かって上下
    幅寸法の短い平坦壁面が連続して形成されているととも
    に、前記平坦壁面寄りの風向ルーバの翼面が前記平坦壁
    面の上下幅寸法よりも長く形成され、且つ該平坦壁面と
    重なる位置に姿勢変位可能に構成されている請求項1〜
    5のいずれかの空気調和機。
  7. 【請求項7】 吹出口の少なくとも下面が風流助走路に
    形成され、平坦壁面寄りの風向ルーバは翼面が前記風流
    助走路の延長面上となる位置と前記平坦壁面と重なる位
    置との間で移動可能に構成されている請求項6の空気調
    和機。
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