JPS6338778B2 - - Google Patents

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JPS6338778B2
JPS6338778B2 JP55028910A JP2891080A JPS6338778B2 JP S6338778 B2 JPS6338778 B2 JP S6338778B2 JP 55028910 A JP55028910 A JP 55028910A JP 2891080 A JP2891080 A JP 2891080A JP S6338778 B2 JPS6338778 B2 JP S6338778B2
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JP
Japan
Prior art keywords
tape
guide
worm wheel
lever
guide pole
Prior art date
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Expired
Application number
JP55028910A
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English (en)
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JPS56127970A (en
Inventor
Hiroyuki Umeda
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
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Priority to US06/241,254 priority patent/US4410919A/en
Priority to CA000372472A priority patent/CA1166351A/en
Priority to FR8104534A priority patent/FR2477748B1/fr
Priority to DE3108684A priority patent/DE3108684C2/de
Priority to GB8107387A priority patent/GB2074775B/en
Publication of JPS56127970A publication Critical patent/JPS56127970A/ja
Publication of JPS6338778B2 publication Critical patent/JPS6338778B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/60Guiding record carrier
    • G11B15/66Threading; Loading; Automatic self-loading
    • G11B15/665Threading; Loading; Automatic self-loading by extracting loop of record carrier from container
    • G11B15/6653Threading; Loading; Automatic self-loading by extracting loop of record carrier from container to pull the record carrier against drum
    • G11B15/6656Threading; Loading; Automatic self-loading by extracting loop of record carrier from container to pull the record carrier against drum using two-sided extraction, i.e. "M-type"

Landscapes

  • Replacement Of Web Rolls (AREA)
  • Gear Transmission (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はテープ自動装填装置に係り、特に帯状
体の走行に応じて移動するテープ引出し部材がテ
ープ装填完了位置で係止部材に押圧された状態で
係止される構成として、テープを所定のテープパ
スに高精度に装填しうるテープ自動装填装置を提
供することを目的とする。
一般にテープ自動装填装置においては、テープ
パスを正確に形成するために、テープ引出し部材
をテープ装填完了位置に規制する機構が設けてあ
る。従来の位置規制機構は比較的複雑で故障を起
こし易いという欠点があつた。なお、上記の構成
の複雑さは、ある一面ではテープ装填機構が複雑
であることに因るものである。
本発明は上記欠点を除去したものであり、以下
図面と共にその一実施例について説明する。
第1図は本発明になるテープ自動装填装置の一
実施例のテープ非装填時(停止モード時)での平
面図、第2図はテープ装填完了後での状態を示す
平面図、第3図はテープを引き出す部材を移動さ
せるサブシヤーシの下側にある機構を示す図であ
る。
まず、テープ装填動作について概略的に説明す
る。ガイドドラム1に対してテープ退出側とテー
プ進入側に別個に並設してある歯付ベルト2,3
が互いに逆方向に駆動走行することにより、ガイ
ドポール機構4及び5がサブシヤーシ6に形成し
てあるガイド溝7,8に沿つて矢印D,E方向に
移動する。ガイドポール機構4,5は、磁気テー
プ9を係止してカセツト10外に引き出しつゝ移
動する。ガイドポール機構4,5が最終位置に到
つた際に、テープ9は第2図に示すようにガイド
ドラム1の周面に所定角度範囲に亘つて添接する
テープパスに装填される。テープ装填解除動作
は、ガイドポール機構4,5が上記とは逆方向に
移動することにより行なわれる。
次に、テープ自動装填装置の構成及び動作につ
いて詳細に説明する。
なお、ガイドドラム1に対してテープ退出側と
テープ進入側とで左右対称に構成してある機構に
ついては、テープ退出側にある構成についてだけ
説明し、テープ進入側にある機構については対応
する構成部分に添字「a」を付した同一符号を付
しその説明は省略する。
第1図に示すテープ非装填時において、カセツ
ト10は、カセツトホルダ(図示せず)内に挿入
されて、各リールを供給側リールデイスク11及
び巻取側リールデイスク12に嵌合させて所定位
置に装着してある。磁気テープ9はカセツト10
の前面に沿う位置にある。カセツト10の前面側
の開口部10a内にはガイドポール機構4の垂直
ガイドローラ13及び傾斜ガイドポール14、開
口部10b内にはガイドポール機構5の垂直ガイ
ドローラ15及び傾斜ガイドポール16、開口部
10c内にはキヤプスタン17が夫々相対的に嵌
入しており、夫々は磁気テープ9の内側に対向す
る側に位置する。
サブシヤーシ6は、メインシヤーシ18の上側
にこれに対向離間して設けてある。サブシヤーシ
6上には第1図に示す機構が組付けてあり、メイ
ンシヤーシ18上には第3図に示す機構及びピン
チローラ機構が設けてある。
ガイドドラム1は、回転ビデオヘツドを有する
上側回転ドラムと、下側固定ドラムとよりなり、
サブシヤーシ6上に設けてある。
第1図に示す状態において、プレイ(又は記
録)操作をすると、メインシヤーシ18の下面に
取付けてあるテープ装填用モータ20が始動し、
ベルト21(メインシヤーシ18の開口18aを
通る)、プーリ22を介してウオームギヤ23が
矢印A方向に回転する。ウオームギヤ23は、軸
受24,25によりサブシヤーシ6上に支持され
ている。ウオームギヤ23には一対のウオームホ
イール26,27が左右反対側位置で噛合してお
り、ウオームギヤ23の上記回転により各ウオー
ムホイール26,27は夫々矢印B,C方向に回
動する。
ウオームホイール26及び27は、夫々メイン
シヤーシ18に植設してある軸28,29に軸承
してある。このウオームホイール26,27は
夫々歯付ベルト2,3を走行させる機能を有する
ものであり、ウオームホイール26に関連して設
けてあり本発明の要部をなす機構は第1図、第3
図、第4図に示す構造としてある。30は円板、
31は歯付プーリであり、夫々メインシヤーシ1
8とサブシヤーシ6との間において、軸28に独
立に軸承されている。従つて、ウオームホイール
26、円板30、及び歯付プーリ31は、同一軸
28に互いに独立に軸承された関係となる。ウオ
ームホイール26の上面にはピン32が植設して
あり、このピン32はサブシヤーシ6の半円弧状
開口33を通して円板30の対応する孔34内に
嵌入している。これにより、円板30はウオーム
ホイール26と一体的に回転する。歯付プーリ3
1の上面にはC字状溝35が形成してある。C字
状溝35の一部は幅広とされ、半径方向に延在す
る段部36が形成される。また円板30の下面に
は円弧状板片37が固定してある。この円弧状板
片37には半径方向段部38がある。円板30と
歯付プーリ31とは、円弧状板片37をC字状溝
35内に嵌入して、且つコイルばね39をC字状
溝35内に配して、互いに近接させて配設してあ
り、大径の円板30が歯付ベルト2に対して案内
鍔として作用する。上記コイルばね39は、一端
を溝35の端部のピン40、他端を円板30の開
口41を通して円弧状板片37に植立してあるピ
ン42に掛止めして、引張力を予め蓄勢した状態
で張架してある。このコイルばね39の作用によ
り、第3図中、円板30は時計方向、歯付プーリ
31は反時計方向に回動付勢され、段部36,3
8が互いに押し合つた状態で回動を相対的に制限
されており、両者は略一体的に回動する。こゝ
で、コイルばね39の蓄勢引張力は、歯付プーリ
31がテープ装填動作負荷に抗して円板30の反
時計方向回動に確実に追動しうる大きさとしてあ
る。円板30と歯付プーリ31とを上記のように
コイルばね39の作用により連結した構成とする
ことにより、後述するように、円板30の最終回
動位置において歯付プーリ31に反時計方向の回
動力が付勢された状態とし得(第9図)、これに
よりガイドポール機構4が所定位置に確実に保持
される。
別のウオームホイール27に関連する機構も、
上記機構と同様に構成してあり、その説明は省略
する。
なお、ウオームホイール26,27の上面には
後述する押え付け機構を動作させるための凸状カ
ム43,44が形成してあり、一方のウオームホ
イール27の上面には更にC字状カム溝45が形
成してある。
エンドレス歯付ベルト2は、第3図に示すよう
に、歯付プーリ31、ガイドプーリ50,51,
52,53の周りに掛け渡してあり、閉ループを
形成している。一のガイドプーリ51は、ピン5
4に軸支されている回動アーム55に設けてあ
る。回動アーム55は、歯付ベルト2を掛け渡し
た後回動させガイドプーリ51を歯付ベルト2に
押しあてベルト2に所定のテンシヨンを付与した
状態で、ネジ56により固定されている。歯付ベ
ルト3は歯付プーリ31の回動に応じてすべりを
生ずることなく確実に走行する。なお、歯付ベル
ト3はガイドプーリ53の作用により、歯付プー
リ31の周囲に約270度に亘つて巻付けてあり、
歯付ベルト3と歯付プーリ31との間でのすべり
はより確実に防止される。なお、歯付ベルト2
中、歯付プーリ31とガイドプーリ50との間の
張架部2aは、矢印Y1,Y2方向に延在している。
テープ進入側のエンドレス歯付ベルト3も上記
歯付ベルト2と同様に掛け渡してある。
各歯付ベルト2,3には、これとガイドポール
機構4,5とを連結する機構60,61が固定し
てある。連結機構60において、62はブロツク
であり、第5図及び第6図に示すように、底部断
面T字状突部63をメインシヤーシ18のガイド
溝64に離脱不可能なように嵌合させてメインシ
ヤーシ18上に載置してある。ガイド溝64は、
ベルト2の張架部2aと平行に延在している。6
5は連結部材であり、折曲片66により歯付ベル
ト2をブロツク62の歯付側面67に押付けてク
ランプした状態で、2個のネジによりブロツク6
2に取付けてある。これにより、連結機構60は
歯付ベルト2に固定され、ガイド溝64に案内さ
れつゝ歯付ベルト2の走行に応じて矢印Y1,Y2
方向に移動する。
なお、連結機構60は、ウオームホイール26
が第1図に示す回動位置にあるときに第3図に示
す復帰位置にあるように位置決めしてベルト2に
固定してある。こゝで、歯付ベルト2と歯付プー
リ31との間では滑りは起こらず且つ歯付ベルト
2は伸びを生じないため、ウオームホイール26
の回動角度位置と連結機構60の矢印Y1,Y2
向位置との相対位置関係は、常に所定の関係に確
実に保たれる。
なお、連結部材65には、連結機構60の移動
方向と直交する方向(矢印X1,X2方向)に延在
する長孔68が形成してあり、この長孔68内に
ガイドポール機構4の連結ピン74が嵌合してい
る。
別の連結機構61は、上記の連結機構60と同
様に構成してある。
ガイドポール機構4は、特に第5図及び第6図
に示すように、垂直ガイドローラ13が設けてあ
る載置台70と、傾斜ガイドポール14が植立し
てあり上記載置台70上に位置する載置板71と
よりなる。
載置台70は、これを貫通して植設してある垂
直ポール72及び突部73(垂直ポール72と突
部73とは矢印Y1,Y2方向上互いに離れた位置
にある)を、ガイド溝7に嵌合させて、サブシヤ
ーシ6上に載置してある。また、載置台70の上
面中、垂直ポール72と突部73との中間の位置
に連結ピン74が植立してある。この連結ピン7
4は、上記ガイド溝7を貫通して上記長孔68内
に嵌合している。また連結ピン74に関連して板
ばね75がサブシヤーシ6の下面に対向するよう
に取付けてある。板ばね75の作用により、載置
台70はサブシヤーシ6上に弾性的に引きつけら
れた状態にあり、後述するようにサブシヤーシ6
上をガイド溝7に沿つて円滑に移動する。垂直ガ
イドローラ13は、上記垂直ポール72上に設け
てある。
載置板71は、孔76を上記垂直ポール72に
嵌合させてこれを中心に回動しうる構成としてあ
り、長孔77とネジ78とにより所定回動位置
(傾斜ガイドポール14が第2図に示す状態でガ
イドドラム1に対して所定角度方向を向く位置)
に固定してある。なお、この回動位置調整作業
は、載置板71の後部V切欠79と載置台70上
の凹部80とにマイナスドライバの先端を差し込
んでこれを捩ることにより簡単に行なわれる。
なお、上記のように連結ピン74が長孔68に
嵌入していることにより、ガイドポール機構4は
連結機構60と連結してあり、この移動に追従し
て矢印Y1,Y2方向に移動する(なお、矢印X1
X2方向については連結機構60に対して独立に
移動する)。
別のガイドポール機構5は、上記ガイドポール
機構4と同じく構成してある。
ウオームホイール26及び27が前記のように
回動すると、歯付プーリ31,31aがこれと一
体に矢印B,C方向に回動し、歯付ベルト2及び
3が夫々滑りなく走行し、連結機構60,61が
夫々ガイド溝64,64aに沿つて矢印Y1方向
に移動する(第3図参照)。連結機構60,61
の移動により、ガイドポール機構4,5がこれに
追従して移動する。ガイドポール機構4,5は、
移動方向上前側と後側に位置する垂直ポール7
2,72aと突部73,73aとをガイド溝7,
8に案内されて矢印D,E方向に移動する。ガイ
ド溝7及び8は、ガイドポール機構4,5をガイ
ドドラム1等に衝突することなくガイドドラム1
の両側を通つて第2図に示す位置に導くように形
成してあり、その延在方向は連結機構60,61
の移動方向と相違する。しかし、連結ピン74が
長孔68に沿つて矢印X1,X2方向に自在に移動
することにより、ガイドポール機構4及び5は、
連結機構60,61とは異なる経路、即ちガイド
溝7,8に沿つて移動しうる。
ガイドポール機構4,5がカセツト10の開口
部10a,10bより抜け出る際にガイドローラ
13,15、及びガイドポール14,16が磁気
テープ9を係止してこれをカセツト10外に引き
出す。
こゝで、ガイドポール機構4,5はその進行方
向の向きをガイド溝7,8により定められるもの
であり、ガイド溝7及び8の矢印Y2方向端側7
a,8aは、ガイドポール機構4,5をその傾斜
ガイドポール14,16が矢印X1,X2方向を向
いて、同方向上において垂直ガイドローラ13,
15と整列するように向けるように形成してあ
る。また、カセツト10の開口部10a,10b
は、内部に形成されるテープ巻回体との関係で、
矢印X方向に広く矢印Y方向に狭い形状とされ
る。テープ非装填時において、傾斜ガイドポール
14,16と垂直ガイドローラ13,15とは第
1図に示すように矢印X(カセツト10の前面と
平行な方向)上に傾斜して整列した状態にあり、
カセツト10の装着時、ガイドポール14とガイ
ドローラ13は狭い開口部10a内、ガイドポー
ル16とガイドローラ13は狭い開口部10b内
に、カセツト壁面等に衝突することなく円滑に進
入し、磁気テープ9がガイドポール14,16の
内側に進入する事故は起こらない。
ガイドポール機構4,5は、磁気テープ9を係
止してこれをカセツト10より引き出しつゝガイ
ド溝7,8に沿つて第2図に示す位置まで移動す
る。なお、テープ非装填時及びテープ装填動作
中、支持アーム90は、第1図に示すように、枝
アーム90a上のピン91をウオームホイール2
7上のC字状カム溝45に案内されて、サブシヤ
ーシ上の軸92に関してばね93に抗して時計方
向に回動しており、インピーダンスローラ94、
全幅消去ヘツド95、ガイドポール96はガイド
ポール機構5のガイドローラ15及びガイドポー
ル16の移動経路より後退している。テープ退出
側のインピーダンスローラ97については、ピン
98に軸支さればね99により時計方向の回動力
を付与されてストツプピン100により同方向回
動を制限されているL字状レバー101の先端に
支持されている。これにより、ガイドポール機構
4は、垂直ガイドローラ13がインピーダンスロ
ーラ97を矢印X1方向に押しのけて(L字状レ
バー101がばね99に抗して反時計方向に回動
する)移動する。
ガイドポール機構4及び5は、第2図に示す最
終位置で、第7図及び第8図に示すようにロツク
(位置規制)される。
ガイドポール機構4のガイド溝7に沿う矢印D
方向の移動は、垂直ポール72の上部及び下部が
夫々ストツパ110の上側V字状溝111及び下
側V字状溝112に当接して制限される。ストツ
パ110はサブシヤーシ6に固定してある。ガイ
ドポール機構4の載置台70は押圧レバー113
(第8図中二点鎖線で示す)の下側に入り込む。
押圧レバー113は、サブシヤーシ上に固定して
ある支持ブラケツト114上のピン115に軸支
してある。押圧レバー113には、板ばね117
が固定してある。通常は、ばね116の作用で板
ばね117の先端U字状折曲部118がウオーム
ホイール26の上面(凸状カム43の回動経路m
内の位置)に当接しており、押圧レバー113は
第8図中時計方向に回動して上昇している。
ガイドポール機構4の矢印D方向の移動が制限
され歯付プーリ31の矢印B方向の回動が制限さ
れた後も、モータ20は回転を継続する。モータ
20の回転は、ウオームホイール27のピン32
aが、第2図に示すようにスイツチレバー120
(軸29に軸支されている)の一腕部を押し、こ
れにより一のマイクロスイツチ121がオフとさ
れた際に停止する。モータ20の上記回転によ
り、ウオームホイール26と円板30とがコイル
ばね39の引張変形を伴ないつゝ、歯付プーリ3
1とは独立に回動する。モータ停止時、円板30
(ウオームホイール26)と歯付プーリ31とは
約半回転して第9図に示す状態、即ち、円板30
(ウオームホイール26)はウオームギヤ23に
より回動を規制され、段部36と半径方向段部3
8とが離れて歯付プーリ31に引張変形したコイ
ルばね39の引張力により矢印B方向の回動力が
付勢された状態となる。歯付プーリ31の上記回
動力は、伸びを生じない歯付ベルト2を介して連
結機構60に矢印Y1方向の変位力として作用し、
ガイドポール機構4は同方向に付勢され、垂直ポ
ール72がストツパ110の上下V字溝111,
112内に圧接される。これにより、ガイドポー
ル機構4は、垂直ガイドポール72が上下二個所
でV字溝111,112に圧接することにより、
垂直ガイドローラ13の矢印X,Y方向上の位置
及び垂直度を正確に定められて、且つ突部73が
ガイド溝7に密に嵌合することにより、傾斜ガイ
ドポール14の傾斜方向を定められて、位置規制
される。
なお、連結機構60がガイドポール機構4に上
記変位力を付勢する位置は、第6図に示すよう
に、上下側V字状溝111,112の中間位置で
あるため、ガイドポール機構4は上記変位力の付
勢により不要に傾くことなく安定に圧接される。
また、上記の垂直ポール72のストツパ110
への圧接動作と並行して、以下に述べる押圧動作
が行なわれる。ウオームホイール26が歯付プー
リ31と一体に回動する最終回動位置において、
凸状カム43は板ばね117のU字状折曲部11
8の直前の位置にある。ウオームホイール26が
歯付プーリ31とは独立に回動するとき、凸状カ
ム43の傾斜面43aが板ばね117を徐々に押
し上げ、押圧レバー113がばね116に抗して
第8図中反時計方向に回動してガイドポール機構
4の載置台70を矢印Z2方向に押付ける。ウオー
ムホイール26が回動を停止した状態において
は、板ばね117のU字状折曲部118が凸状カ
ム43の頂部平面43bに対向して、板ばね11
7の弾性力により、押圧レバー113がガイドポ
ール機構4をサブシヤーシ6に押付けこれとの間
でクランプした状態となり、垂直ガイドローラ1
3及び傾斜ガイドポール14は矢印Z方向上の位
置を規制される。
こゝで、垂直ガイドローラ13の矢印X,Y方
向上の位置を規制するための力及び矢印Z方向上
の位置を規制するための力は並行して徐々に増加
するため、一方の位置規制動作により他方の位置
規制動作が制限されることはなく、垂直ガイドロ
ーラ13は装填位置において矢印X,Y及びZ方
向について正確な位置で位置規制される。
テープ進入側のガイドポール機構5のテープ装
填位置への移動動作及びその位置への位置規制動
作は、上記の場合と同様に行なわれる。
なお、ガイドポール機構4及び5についてみる
と、従来のように回動レバーを用いた場合にはそ
の移動経路及び非装填及び装填位置での向き等が
回動レバーの回動中心位置により一義的に定まつ
てしまうのに対し、本実施例においては、ガイド
溝7,8の位置、延在方向等を適宜定めることに
より、ガイドポール機構4及び5の第1図及び第
2図に示す非装填位置及び装填位置、及びその途
中での移動経路について、夫々別個に最適な状態
に定めることが出来る。
なお、ウオームホイール27が矢印C方向に回
動するとき、ピン91がC字状カム溝45に案内
される。テープ進入側のガイドポール機構5の垂
直ガイドローラ15がインピーダンスローラ94
の前を通過するまでは、ピン91はカム溝45の
円弧部45aに案内されて支持アーム90は第1
図に示す回動位置に保持される。この後、ピン9
1がカム溝45の直線部45bに案内され、支持
アーム90は反時計方向に第2図に示す位置まで
回動し、インピーダンスローラ94等がカセツト
10より引き出されたテープ9に添接する。
これにより、テープ装填装置は第2図に示す如
くになり(ピンチローラ機構については後述す
る)、磁気テープ9はカセツト10外に引き出さ
れて、一対のガイドポール機構4,5の間でガイ
ドドラム1の周囲に所定角度範囲に亘つて添接す
るテープパスを含む所定のテープパスに装填され
る。テープ進入側においては、磁気テープ9はガ
イドポール96、全幅消去ヘツド95及びインピ
ーダンスローラ94に添接し、テープ退出側にお
いては、磁気テープ9はインピーダンスローラ9
7、オーデイオ・コントロールヘツド130、ガ
イドポール131及び近づいたピンチローラ14
0に添接する。
次に、ピンチローラ機構について第1図、第2
図、第10図を参照して説明する。
この機構は上記のテープ装填動作に関連してピ
ンチローラ140をカセツト10より離れた位置
からキヤプスタン17に近接した位置まで予め移
動させ、引き続いてのソレノイドの動作により、
ピンチローラ140が僅かの距離移動してキヤプ
スタン17に圧着する構成としてある。
メインシヤーシ18上に植設された軸141に
は、L字状レバー142、圧着力付与レバー14
3、及びピンチローラ支持レバー144が積重さ
れた状態で且つ夫々独立に軸支されている。
ピンチローラ支持レバー144の一腕部144
aの先端にピンチローラ140が設けてある。こ
のレバー144の他腕部144bと圧着力付与レ
バー143の先端との間にばね定数の大きなばね
145が張架してあり、両レバー144と143
とは上記他腕部144bと立上り折曲部143a
とが係止した状態で一体的に回動する状態にあ
る。テープ非装填時、両レバー144,143
は、レバー143のラグ部143bとピン146
との間に張架してあるばね147の作用により一
体的に時計方向に回動しており、ピンチローラ1
40はキヤプスタン17より相当離れている。こ
れにより、カセツト装着動作及びこのときでのカ
セツト前面蓋開蓋動作がピンチローラ140にあ
たることなく行なわれる。レバー142は、前記
軸28に軸支されている回動レバー148の一端
とロツド149により連結してある。回動レバー
148の時計方向回動位置がサブシヤーシ6の長
孔150により制限されていることにより、レバ
ー142の時計方向回動位置も制限されており、
レバー142はテープ非装填時にはその立上り折
曲部142aがレバー143の折り返し折曲部1
43bを受けることにより、上記両レバー14
3,144の時計方向回動位置を定める役目をし
ている。また、レバー143は、リンク151に
より、ソレノイド152の鉄芯153と連結して
ある。ソレノイド152は、鉄芯153が相当引
き出された位置に取付けてある。リンク151
は、レバー143中腕の長さLの位置に連結して
ある。
上記のテープ装填動作の最後の段階において、
ウオームホイール26のピン32が回動レバー1
48の一端部を押し回動レバー148が反時計方
向に回動する。これに応じて、レバー142が反
時計方向に回動し、更にレバー143,144が
折り返し折曲部143cを立上り折曲部142a
により押されてばね147に抗して反時計方向に
回動する。これにより、第2図に示すように、ピ
ンチローラ140はキヤプスタン17に近接した
位置に到り、鉄芯153はソレノイド152内に
挿入される。このとき鉄芯153とソレノイド1
52の相対位置関係は、ソレノイド152の動作
により鉄芯153を大なる吸引力で吸引しうる状
態となる。
ピンチローラ140がテープ装填機構の動作に
関連して第2図中実線で示す状態とされた後、ソ
レノイド152が通電され、鉄芯153が矢印
Y2方向にストロークエンドまで吸引される。こ
れにより、レバー143,144が反時計方向に
回動して、同図中二点鎖線で示すように、ピンチ
ローラ140がキヤプスタン17に圧着し、レバ
ー143が更に同方向に回動してその立上り折曲
部143aが他腕部144bより離れる。こゝ
で、レバー143のレバー144との独立の回動
は強力なばね145に抗して行なわれることにな
るが、腕の長さLが比較的長く且つソレノイド1
52が強力に動作する範囲内で動作するため(こ
れによりソレノイド152自体も容量の小なるも
ので足りる)、上記のレバー144の独立回動動
作は確実に行なわれる。ピンチローラ140は、
レバー144に対してばね145により付与され
る反時計方向回動力により、磁気テープ9を介し
てキヤプスタン17に圧着される。
ピンチローラ140がソレノイド152の動作
によりキヤプスタン17に圧着するとき、ピンチ
ローラ140の移動距離は僅かであり、ピンチロ
ーラ140のキヤプスタン17への圧着動作は、
衝撃を小とされて、且つ磁気テープ9を傷めるこ
となく行なわれる。
ピンチローラ140のキヤプスタン17への圧
着により、磁気テープ9は装填された所定のテー
プパスに沿つて走行し、記録又は再生動作が行な
われる。
なお、記録モード時にソレノイド152を非作
動とすることにより、ピンチローラ140は第2
図中実線で示すようにキヤプスタン17より僅か
に離れ、再びソレノイド152を動作させるとピ
ンチローラ140は上記の位置より小なる距離移
動してキヤプスタン17に圧着する。これによ
り、所謂つなぎ撮り動作が都合よく行なわれる。
記録又は再生モード時に停止操作を行なうと、
ソレノイド152が非作動状態とされ、テープ装
填用モータ20が始動して上記のテープ装填時と
は逆転し、ウオームホイール26,27が矢印
F,G方向に回転し、テープ装填動作時に動作し
た各機構が装填時とは逆の順序で且つ逆方向に動
作してテープ装填解除動作が行なわれる。モータ
20は、ピン32aにより押されてスイツチレバ
ー120が回動してマイクロスイツチ122がオ
フとされたときに、停止する。これにより、装置
は第1図に示すテープ装填解除動作完了状態(テ
ープ非装填状態)となる。テープ装填解除動作
時、カセツト外のテープは供給リール又は巻取リ
ールに巻取られてカセツト10内に収納される。
なお、上記実施例において、歯付ベルト2,3
と歯付プーリ31,31aの代りに、滑りの生じ
ない他の機構、例えばチエーンとスプロケツト、
又は孔あきフイルムとスプロケツトを用いること
もできる。
また、ガイド溝7,8の代りに、ガイドレール
等を設けた構成とすることも出来る。
更に、帯状体にはワイヤ等も含むものである。
上述の如く、本発明になるテープ自動装填装置
によれば、スイツチを設けてモータの停止をテ
ープ引出し部材が最終位置に到つた時点より積極
的に遅らせており、ばね部材が必ず所定量弾性変
形すること、回転を停止したウオームがウオー
ムホイールをロツクしこの逆転を制限すること、
及びエンドレス歯付ベルトと歯付プーリとによ
りこの間でのすべりがないことにより、テープ引
出し部材の係止部材への押付力を、所望の値に安
定に定めることが出来、テープパスを所定且つ精
度良く形成することが出来るという特長を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明になるテープ自動装填装置の一
実施例のテープ非装填時(テープ装填解除完了
時)での状態を示す平面図、第2図は第1図に示
す装置のテープ装填完了時での状態を示す平面
図、第3図はサブシヤーシを取り外してメインシ
ヤーシ上の機構(第1図に示すテープ非装填時)
を示す図、第4図は第3図中歯付ベルト駆動機構
部の構造を説明するための矢印−方向よりみ
た矢視図、第5図及び第6図は夫々ガイドポール
機構と連結機構とが組合わされた状態を示す第1
図中矢印−、及び−方向よりみた矢視
図、第7図及び第8図は夫々テープ装填完了時で
のガイドポール機構とこれの位置を規制する機構
との関係を示す平面図及び側面図、第9図はテー
プ装填動作完了時での歯付ベルト駆動機構部の状
態を示す図、第10図はピンチローラ機構を構成
する各レバーの形状を示す図である。 1……ガイドドラム、2,3……歯付ベルト、
4,5……ガイドポール機構、6……サブシヤー
シ、7,8……ガイド溝、9……磁気テープ、1
0……カセツト、13,15……垂直ガイドロー
ラ、14,16……傾斜ガイドポール、17……
キヤプスタン、18……メインシヤーシ、20…
…テープ装填用モータ、23……ウオームギヤ、
26,27……ウオームホイール、30……円
板、31……歯付プーリ、32……ピン、34…
…孔、36……段部、37……円弧状板片、38
……半径方向段部、39……コイルばね、50〜
53……ガイドプーリ、60,61……連結機
構、62……ブロツク、65……連結部材、68
……長孔、70……載置台、71……載置板、7
2……垂直ポール、73……突部、74……連結
ピン、95……全幅消去ヘツド、110……スト
ツパ、111……上側V字状溝、112……下側
V字状溝、120……スイツチレバー、122,
123……マイクロスイツチ、130……オーデ
イオ・コントロールヘツド、140……ピンチロ
ーラ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 所定位置にあるテープを移動するテープ引出
    し部材により引き出して所定のテープパスに装填
    させる装置において、 上記テープ引出し部材が連結してあり、その走
    行に応じて該テープ引出し部材を移動させるエン
    ドレス歯付ベルトと、 該エンドレス歯付ベルトが巻装される歯付プー
    リと、 該歯付プーリと同軸的に設けられたウオームホ
    イールと、 該ウオームホイールと噛合して設けられ、モー
    タにより回転されて該ウオームホイールを回転さ
    せるウオームと、 該ウオームホイールと該歯付プーリとの間に設
    けられたばね部材と、 所定位置に固定してあり、テープ装填方向へ移
    動するテープ引出し部材をテープ装填完了位置で
    係止する係止部材と、 上記モータを上記テープ引出し部材が移動され
    て上記係止部材により係止される位置に到つた後
    も回転させ続け、上記ばね部材を所定量弾性変形
    せしめるまで回転させて停止させるスイツチとよ
    りなることを特徴とするテープ自動装填装置。
JP2891080A 1980-03-07 1980-03-07 Automatic tape loading device Granted JPS56127970A (en)

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US06/241,254 US4410919A (en) 1980-03-07 1981-03-06 Tape loading apparatus in a recording and/or reproducing apparatus
CA000372472A CA1166351A (en) 1980-03-07 1981-03-06 Tape loading apparatus in a recording and/or reproducing apparatus
FR8104534A FR2477748B1 (fr) 1980-03-07 1981-03-06 Dispositif de mise en place d'une bande magnetique dans des appareils d'enregistrement et/ou de lecture
DE3108684A DE3108684C2 (de) 1980-03-07 1981-03-07 Bandladevorrichtung in einem Aufzeichnungs- und/oder Wiedergabegerät
GB8107387A GB2074775B (en) 1980-03-07 1981-03-09 Tape loading apparatus in a recording and/or reproducing apparatus

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