JP3007563B2 - 磁気記録再生機のテンションアーム駆動装置 - Google Patents

磁気記録再生機のテンションアーム駆動装置

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JP3007563B2
JP3007563B2 JP7296822A JP29682295A JP3007563B2 JP 3007563 B2 JP3007563 B2 JP 3007563B2 JP 7296822 A JP7296822 A JP 7296822A JP 29682295 A JP29682295 A JP 29682295A JP 3007563 B2 JP3007563 B2 JP 3007563B2
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インキ チョン
サン ジ リー
ポヒョウン コー
ヒェクソー パーク
スンウー チョイ
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    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/60Guiding record carrier
    • G11B15/66Threading; Loading; Automatic self-loading
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    • G11B15/6653Threading; Loading; Automatic self-loading by extracting loop of record carrier from container to pull the record carrier against drum
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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    • G11B15/18Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
    • G11B15/43Control or regulation of mechanical tension of record carrier, e.g. tape tension

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気記録再生機の
テンションアーム駆動装置に係るもので、詳しくは、テ
ープの高速巻返えモード時に、テンションアームが遊動
されることを防止し、テープの走行を保護し得る磁気記
録再生機のテンションアーム駆動装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の磁気記録再生機のテンションアー
ム駆動装置においては、図8に示したように、基板10
0上所定部位に固定された軸ピン1と、該軸ピン1に揺
動自在に軸支されたテンションアーム2と、該テンショ
ンアーム2の先方側端に突成されたテンションポスト3
と、該テンションアーム2の中央所定部位に一方側端が
掛止され他方側端は基板100上に掛止されて該テンシ
ョンアーム2を反時計方向に付勢支持する引張スプリン
グ4と、引張スプリングの側方前記基板100上に回動
自在に設置されたカム溝5を有するカムギヤー7と、該
カムギヤー7のカム溝5に係合するカムピン9が板状中
間部位に突成され前記テンションアーム2の基端2aに
係合する掛止ピン8が板状縁部位に突成されて前記カム
ギヤー7の回動により直線状に往復する作動プレート1
0と、を備えていた。
【0003】そして、このように構成された従来の磁気
記録再生機のテンションアーム駆動装置の作用において
は、キャップスタンモーター(図示されず)の駆動によ
りカムギヤー7が回動し、該カムギヤー7のカム溝5に
係合された作動プレート10が直線状左右方向に揺動し
て、該作動プレート10に係合されたテンションアーム
2が軸ピン1を中心に反時計方向叉は時計方向に揺動
し、該テンションアーム2のテンションポスト3に係合
されたテープに引張力が与えられて、所定モードに該テ
ープが走行されるようになっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然るに、このように構
成された従来の磁気記録再生機のテンションアーム駆動
装置においては、テンションアーム2が作動プレート1
0の掛止ピン8により直線方向にのみ案内されるように
なっているため、テープを巻返えするモードの場合、該
テープの引力によりテンションアームが遊動され、テー
プ走行時の安定性が低下するという欠点があった。且
つ、8mmテープの場合においては、テープが走行規格の
経路から離脱して誤動作が発生する憂いがあるという欠
点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、テープ
を高速に巻返えするとき、テンションアームの遊動を防
止し、安定なテープの高速走行を行い得る磁気記録再生
機のテンションアーム駆動装置を提供しようとするもの
である。
【0006】叉、本発明の他の目的は、8mmテープを用
いる場合、該テープが走行規格経路から離脱されず、誤
動作なしに安定に走行し得る磁気記録再生機のテンショ
ンアーム駆動装置を提供しようとするものである。
【0007】そして、このような本発明の目的は、基板
上所定部位に回動自在に軸支されカム溝を有した供給側
ローディングギヤーと、該ローディングギヤー下方基板
上に回動自在に軸支され、上部ギヤー、中間摩擦部材及
び下部ギヤーを夫々有する供給リールと、を備えた磁気
記録再生機のテンションアーム駆動装置であって、
【0008】前記基板上の前記供給リール側方に揺動自
在に軸支されテンションポストを有したテンションアー
ムと、該テンションアームの側方に一方側端が掛止され
他方側端が基板上に掛止されて該テンションアームを反
時計方向に付勢支持する引張スプリングと、前記テンシ
ョンアーム側方基板上に揺動自在に軸支され所定部位に
掛止ピンを有して前記供給側ローディングギヤーのカム
溝に係合される屈曲線状の中間レバーと、
【0009】前記供給リール側基板上に回動自在に軸支
され、該供給リールの上部ギヤー及び下部ギヤーに間断
的に咬合される巻返えギヤーと、該巻返えギヤー上方に
揺動自在に軸支された巻返えレバーと、該巻返レバーに
掛止され該巻返えレバーを供給リール側に付勢支持する
弾性支持部材と、を備え、高速巻返えモード時の摩擦滑
り及びテンションアームの遊動を防止し安定な巻返え動
作を行うように磁気記録再生機のテンションアーム駆動
装置を構成することにより達成される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に対し
図面を用いて説明する。図1乃至図3に示したように、
本発明に係る磁気記録再生機においては、動力伝達機構
A、伝動及びブレーキ機構B、ピンチアーム及びテーク
アップガイド駆動機構C、動力中断機構D及びテンショ
ンアーム駆動装置Eが夫々備えられている。
【0011】そして、前記動力伝達機構Aにおいては、
基板100上所定部位に設置されたローディングモータ
ー21と、該ローディングモーター21の動力を伝達す
る動力伝達部材22と、該動力伝達部材22に咬合して
回動する連結ギヤー23と、が備えられ、該ローディン
グモーター21の駆動力は図3に示したように、ウオー
ムギヤー21aと複数個のウオームホイール22a,2
2bとを介してそれら動力伝達部材22及び連結ギヤー
23に順次伝達されるようになっている。
【0012】且つ、前記伝動及びブレーキ機構Bにおい
ては、前記連結ギヤー23に咬合して回動するカム溝2
4を有した供給側ローディングギヤー25と、該ローデ
ィングギヤー25に咬合して回動するブレーキ駆動用カ
ムギヤー27と、該カムギヤー27側方の基板100上
に回動自在に軸支された供給リール28と、該供給リー
ル28に当接し前記カムギヤー27のカム溝に係合され
た供給側弱ブレーキ29と、該供給側弱ブレーキ29を
供給リール28側に付勢支持する弾性支持部材30と、
該弾性支持部材30側方基板100上に回動自在に軸支
された巻取りリール31と、該巻取リール31に間断的
に咬合し前記供給側弱ブレーキ29に係合される巻取側
強ブレーキ32と、該巻取側強ブレーキ32を巻取リー
ル31側に付勢支持する弾性支持部材33と、該巻取側
強ブレーキ32に係合された巻取側弱ブレーキ34と、
該巻取側弱ブレーキ34と同軸に回動自在に軸支され前
記巻取リール31のギヤー31aに咬合して該巻取側弱
ブレーキ34を駆動させる中断ギヤー35と、を備えて
いる。
【0013】叉、前記供給側弱ブレーキ29において
は、ほぼX字状に形成され、該X字状一方側端部にカム
ピン29aが突成されて該カムピン29aが前記ブレー
キ駆動用カムギヤー27のカム溝内に係合され、X字状
他方側端に掛止ピン29bが突成されて該掛止ピン29
bが前記巻取側強ブレーキ32に当接され、X字状他方
側端に加圧部29cが形成されて該加圧部29cが前記
供給リール28外周面のテンションバンド36に当接さ
れるようになっている。
【0014】更に、前記巻取側強ブレーキ32において
は、一方側端に前記巻取リール31のギヤー部31aに
間断的に咬合する歯部(Engaging Toot
h)32aが形成され、他方側端に掛止ピン32bが突
成されている。更に、前記巻取側弱ブレーキ34におい
ては、一方側端部に前記巻取リール31のギヤー部31
aに咬合する咬合突条(Engaging Produ
ction)34aが形成され、他方側端に前記巻取強
ブレーキ32の掛止ピン32bに係合する掛止片34b
が形成されている。
【0015】そして、前記ピンチアーム及びテークアッ
プガイド駆動機構Cにおいては、前記供給側ローディン
グギヤー25に咬合されカム溝40を有した巻取側ロー
ディングギヤー41と、キャップスタンモーター51の
キャップスタン軸50に係合されるピンチローラー42
と、該ピンチローラー42に係合されるピンチアーム4
3と、該ピンチアーム43に掛合され該ピンチアーム4
3を弾性支持する弾性支持部材44と、該ピンチアーム
43側方基板100上に揺動自在に軸支され先方側端に
テークアップポスト45の固定されたテークアップガイ
ド46と、該テークアップガイド46を付勢支持する弾
性支持部材47と、前記巻取側ローディングギヤー41
とピンチアーム43間に揺動自在に係合され一方側端に
カムピン48aが突成されて該カムピン48aが前記ロ
ーディングギヤー41のカム溝40に係合され他方側端
に掛止ピン48bが突成されて該掛止ピン48bが前記
ピンチアーム43側の弾性支持部材44に係合する作動
レバー48と、を備えている。
【0016】且つ、前記動力中断機構Dにおいては、前
記ピンチローラー42の係合するキャップスタン軸50
を有したキャップスタンモーター51と、該キャップス
タンモーター51に咬合して回動される駆動プーリギヤ
ー52と、前記供給リール28と巻取リール31間の基
板100上に軸支された従動プーリギヤー53と、それ
ら従動プーリギヤー53及び駆動プーリギヤー52に掛
合されたベルト54と、該従動プーリギヤー53の回転
方向に従い連動されるアイドラギヤー55と、を備えて
いる。
【0017】叉、前記テンションアーム駆動装置Eにお
いては、図4に示したように、基板100上の前記供給
リール28側方に軸ピン75により揺動自在に軸支され
先方側端にテンションポスト37の突成された屈曲線状
のテンションアーム38と、該テンションアーム38の
側方に先方側端が掛止され基端は基板100上に掛止さ
れて該テンションアーム38を反時計方向に付勢支持す
る引張スプリング39と、高速巻返え手段として、前記
テンションアーム38側方基板100上に軸ピン61に
より揺動自在に軸支され前記供給側ローディングギヤー
25のカム溝24に係合される屈曲線状の中間レバー6
2と、前記供給リール28側方基板100上に軸ピン6
5により回動自在に軸支され該供給リール28の上部ギ
ヤー28a及び下部ギヤー28bに間断的に咬合される
巻返えギヤー66と、該巻返えギヤー66上方前記軸ピ
ン65に揺動自在に軸支された巻返えレバー64と、該
巻返えレバー64に掛止され該巻返えレバー64を供給
リール28側に付勢支持する弾性支持部材67と、を備
えている。
【0018】更に、前記中間レバー62においては、先
方側端にカムピン62aが突成されて該カムピン62a
が前記ローディングギヤー25のカム溝24に係合さ
れ、中央部位に第1掛止ピン62bが突成されて該第1
掛止ピン62bが前記テンションアーム38に係合さ
れ、基端部位に第2掛止ピン62cが突成されて該第2
掛止ピン62cが前記巻返えレバー64に係合されるよ
うになっている。且つ、前記ローディングギヤー25の
カム溝24は、半径の小さい小径部24a、半径が中間
程度の中径部24b及び半径の大きい大径部24cを夫
々有して形成される。
【0019】そして、図6に示したように、前記テンシ
ョンアーム38においては、基端部位に第1開口部38
aが切欠形成されて該第1開口部38aに前記中間レバ
ー62の掛止ピン62bが挿入係合され、第1開口部3
8aの側壁入口部位に掛止段38bが上方向き突成され
て該掛止段38bにより前記中間レバー62の掛止ピン
62bの揺動が制限され、該掛止段38bの内方側に該
掛止段38bよりも所定高さh低い厚さの側壁を有する
第2開口部38cが前記第1開口部38aに連続して屈
曲形成され、該第2開口部38c内では前記掛止ピン6
2bが揺動し得るようになっている。
【0020】即ち、図7に示したように、前記テンショ
ンアーム38の第1開口部38aに位置された掛止ピン
62bは前記掛止段38bにより任意の遊動が規制され
るが、該掛止段38bから離れて第2開口部38cに至
ると自由に揺動されるようになっている。且つ、前記テ
ンションアーム38のヒンジ部位には、図4及び図5に
示したように、各バンドホールダー80,81が設置さ
れ、前記供給リール28の外周面に巻かれたテンション
バンド36がそれらバンドホールダー80,81に掛止
されている。
【0021】叉、図3に示したように、前記供給リール
28の上部ギヤー28aと下部ギヤー28b間には摩擦
部材28cが設置され、該上部ギヤー28aは前記アイ
ドラーギヤー55に間断的に咬合され、該アイドラーギ
ヤー55からの駆動力が前記摩擦部材28cを介して下
部ギヤー28bに伝達され、所定の出力トルクに供給リ
ール28が回動されるようになっている。図中、未説明
符号70はヘッドドラムを示し、71,72は夫々供給
及び巻取側の傾斜ポストベースを示したものである。
【0022】このように構成された本発明に係る磁気記
録再生機の作用を説明すると次のようである。即ち、図
1及び図4に示した再生モードにおいては、ローディン
グモーター21の駆動力が動力伝達部材22及び連結ギ
ヤー23に順次伝達され、供給側ローディングギヤー2
5及び巻取側ローディングギヤー41が夫々回動され
る。結局、それら供給側ローディングギヤー25及び巻
取側ローディングギヤー41の回動により供給側傾斜ポ
ストベース71及び巻取側傾斜ポストベース72が夫々
テープTを引いてヘッドドラム70の後方側に移動する
ローディング動作が行われ、テンションアーム38が揺
動してテンションポスト37により前記テープTに所定
のテンション力が与えられる。
【0023】即ち、ローディングギヤー25の回動によ
り該ローディングギヤーのカム溝24に係合された中間
レバー62が所定角度だけ揺動され、該中間レバー62
の掛止ピン62bは前記テンションアーム38の第2開
口部38c付近に位置されて、前記テンションアーム3
8は中間レバー62の拘束から開放された状態となる。
【0024】従って、テンションアーム38は引張スプ
リング39の復元力により反時計方向に揺動し、テンシ
ョンポスト37はテープTを引いて走行位置に移動さ
れ、該テープTには所定のテンション力が与えられる。
一方、前記供給側ローディングギヤー25の回動により
ブレーキ駆動用カムギヤー27が回動し、該カムギヤー
27のカム溝26に係合された供給側弱ブレーキ29が
時計方向に揺動し、該供給側弱ブレーキ29の加圧部2
9cがテンションバンド36から離れるので供給リール
28の回動が自由になり、該供給側弱ブレーキ29の掛
止ピン29bに係合された巻取側強ブレーキ32が反時
計方向に揺動し、該巻取側強ブレーキ32は巻取リール
31のギヤー部31aから離脱するので該巻取リール3
1の回動は自由になる。
【0025】且つ、前記巻取側傾斜ポストベース72が
ローディング動作に進入すると、弾性支持部材47の復
元力によりテークアップガイド46が時計方向に揺動
し、該テークアップガイド46に係合されたピンチアー
ム43も時計方向に揺動される。
【0026】その後、巻取側ローディングギヤー41の
回動によりカム溝40に係合された作動レバー48が反
時計方向に揺動し、該作動レバー48の掛止ピン48b
に係合された弾性支持部材44が押されてピンチアーム
43が時計方向に揺動し、ピンチローラー42が加圧さ
れてテープTの走行が可能になる。次いで、該テープT
は、キャップスタン軸50の回動方向に従い正逆方向に
走行し、キャップスタンモーター51の駆動力は駆動プ
ーリギヤー52、ベルト54及び従動プーリギヤー53
を経てアイドラギヤー55に伝達される。
【0027】次いで、従動プーリギヤー53が時計方向
に回動すると、アイドラギヤー55は反時計方向に回動
して巻取リール31のギヤー部31aに咬合され、該巻
取リール31は時計方向に回動してテープTが巻かれ
る。このような再生モードの場合は、前記中間レバー6
2が所定角度だけ時計方向に揺動され、基端側の第2掛
止ピン62cが巻返えレバー64の先方側端を押して該
巻返えレバー64は反時計方向に揺動され、供給リール
28の上部ギヤー28a及び下部ギヤー28bから巻返
えギヤー66が離脱された状態になる。
【0028】そして、図2及び図5に示した巻返えモー
ドの場合においては、ローディングモーター21の駆動
によりローディングギヤー25が所定角度だけ時計方向
に回動し、中間レバー62が軸ピン61を中心に反時計
方向に揺動して第1掛止ピン62bがテンションアーム
38に掛止され、該テンションアーム38の遊動が制限
される。
【0029】この場合、該中間レバー62の揺動により
第2掛止ピン62cは図4及び図5の右側に揺動され、
巻返えレバー64は弾性支持部材67の復元力により軸
ピン63を中心に時計方向に揺動するので、前記巻返え
ギヤー66は前記供給リール28の上部ギヤー28a及
び下部ギヤー28bに同時に咬合され、それら上部ギヤ
ー28a及び下部ギヤー28bは一緒に回動される。従
って、巻返えモードの場合においては、アイドラギヤー
55からの伝達駆動力が供給リール28の上部ギヤー2
8aから摩擦部材28cを経ずに直接下部ギヤー28b
に伝達される。
【0030】且つ、このような巻返えモード時には、再
生モード時と同様に、供給側弱ブレーキ29の加圧部2
9cがテンションバンド36から離れて供給リール28
の回動が自在になり、巻取側強ブレーキ32の歯部32
a及び巻取側弱ブレーキ34の咬合突条34aも巻取リ
ール31の回動を自在にさせる。叉、巻取側ローディン
グギヤー41の回動により該巻取側ローディングギヤー
41のカム溝40に係合された作動レバー48が時計方
向に揺動し、弾性支持部材47の復元力によりピンチア
ーム43が反時計方向に揺動して、キャップスタンモー
ター50からピンチローラー42が離脱される。
【0031】従って、キャップスタンモーター51のキ
ャップスタン軸50が前記の再生モード時とは逆方向に
高速に回動し、該駆動力が前記駆動プーリギヤー52、
ベルト54及び従動プーリギヤー53を夫々経てアイド
ラギヤー55に伝達され、該アイドラギヤー55は時計
方向に回動して供給リール28の上部ギヤー28aに咬
合されるため、前記巻返えギヤー66に咬合された供給
リール28の上部ギヤー28a及び下部ギヤー28bは
反時計方向に回動し、従来のような摩擦部材28cによ
る滑りなくテープTの高速巻返え動作が行われる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る磁気
記録再生機のテンションアーム駆動装置においては、供
給側ローディングギヤーのカム溝に先方側端が係合され
基端がテンションアームに係合されて、それらローディ
ングギヤー及びテンションアームにより揺動及び制動さ
れる中間レバーと、該中間レバーの基端に係合され該中
間レバーの揺動により間断的に供給リールの上部ギヤー
及び下部ギヤーに咬合してテープの巻返えモード時に直
接該供給リールを回動させる巻返えギヤーと、該巻返え
ギヤーを支持し供給リール側に付勢する巻返えレバー及
び弾性支持部材と、を備え、巻返えモード時に、前記供
給リールの上下部ギヤー間の摩擦部材を経ずして前記巻
返えギヤーによりアイドラギヤーからの伝達駆動力を直
接供給リールに伝達するようになっているため、従来の
ような上下部ギヤー間の摩擦部材の滑り及びテンション
アームの遊動なしに安定な高速巻返動作を行い得るとい
う効果がある。且つ、8mmテープの高速走行時に、該テ
ープが規格の走行経路から離脱する現象を防止し得ると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る磁気記録再生機の構成及び再生モ
ード時の作用を示した概略平面図である。
【図2】本発明に係る磁気記録再生機の巻返えモード時
の作用説明図である。
【図3】本発明に係る磁気記録再生機の構成を示した概
略縦断面図である。
【図4】本発明に係る磁気記録再生機のテンションアー
ム駆動装置の構成及び再生モード時の作用を示した概略
平面図である。
【図5】本発明に係る磁気記録再生機のテンションアー
ム駆動装置の巻返えモード時の作用説明図である。
【図6】本発明に係るテンションアームを示した斜視図
である。
【図7】本発明に係るテンションアームを示した図5の
A−A線断面図である。
【図8】従来の磁気記録再生機のテンションアーム駆動
装置の構成を示した概略平面図である。
【符号の説明】
A…動力伝達機構 B…伝動及びブレーキ機構 C…ピンチアーム及びテークアップガイド駆動機構 D…動力中断機構 E…テンションアーム駆動装置 2,38…テンションアーム 10…作動プレート 24…カム溝 25…ローディングギヤー 28…供給リール 28a…上部ギヤー 28b…下部ギヤー 37…テンションポスト 38a…第1開口部 38b…掛止段 38c…第2開口部 61…軸ピン 62…中間レバー 62a…カムピン 62b…第1掛止ピン 62c…第2掛止ピン 64…巻返えレバー 65…軸ピン 66…巻返えギヤー 67…弾性支持部材 100…基板 h…所定高さ
フロントページの続き (72)発明者 リー サン ジ 大韓民国,キュンキ−ド,アンスン−ク ーン,アンスン−ウブ,ダンワン−リ 536,スサンヨン アパート 102−405 (72)発明者 コー ポヒョウン 大韓民国,キュンキ−ド,ピュンタイク −クーン,ジンウィ−ミュン,チョンホ −リ,19−1 (72)発明者 パーク ヒェクソー 大韓民国,キュンキ−ド,スンナム,ス ジョン−ク,テピュン 3−ドン,3745 −31 (72)発明者 チョイ スンウー 大韓民国,キュンキ−ド,ブチョン,ウ ォンミ−ク,シムゴク 2−ドン,162 −5 (56)参考文献 特開 平1−98156(JP,A) 特開 昭61−63950(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 15/44 G11B 15/18 G11B 15/43

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上所定部位に回動自在に軸支されカ
    ム溝を有した供給側ローディングギヤーと、該ローディ
    ングギヤー下方基板上に回動自在に軸支され、上部ギヤ
    ー、中間摩擦部材及び下部ギヤーを夫々有した供給リー
    ルと、該供給リールの側方基板上所定部位に揺動自在に
    軸支され走行テープにテンションを与えるテンションア
    ームと、該テンションアームを付勢支持する引張スプリ
    ングとを備えた磁気記録再生機のテンションアーム駆動
    装置であって、 前記テンションアーム(38)側方基板上に軸ピン(6
    1)により揺動自在に軸支され前記供給側ローディング
    ギヤー(25)のカム溝(24)に一端を係合され他端
    に前記テンションアーム(38)を固定する手段を有す
    る屈曲線状の中間レバー(62)と、前記供給リール
    (28)の側方基板上に軸ピン(65)により回動自在
    に軸支され前記供給リール(28)の上部ギヤー(28
    a)及び下部ギヤー(28b)に間断的に咬合されて駆
    動力を伝達する巻返えギヤー(66)と、該巻返えギヤ
    ー(66)を一端に支持し且つ他端を軸ピン(65)に
    揺動自在に軸支され且つ前記中間レバー(62)に一端
    を係合した巻返えレバー(64)と、該巻返えレバー
    (64)を供給リール側に付勢する弾性支持部材(6
    7)と、を備え、 高速巻返えモード時には、巻返えレバー(64)が供給
    リール(28)方向に移動して巻返えギヤー(66)を
    供給リール(28)の上部ギヤー(28a)及び下部ギ
    ヤー(28b)に同時に咬合させることにより摩擦滑り
    を防止し、且つ供給側ローディングギヤー(25)によ
    り回動された中間レバー(62)によりテンションアー
    (38)の遊動を防止し安定した巻返え動作を行う
    ようにしたことを特徴とする磁気記録再生機のテンショ
    ンアーム駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記中間レバー(62)は、屈曲線状に
    形成され先方側端にカムピン(62a)が突成されて該
    カムピン(62a)が前記ローディングギヤーのカム溝
    に係合され、中央部位に第1掛止ピン(62b)が突成
    されて該第1掛止ピン(62b)が前記テンションアー
    (38)に係合され、基端部位に第2掛止ピン(62
    c)が突成されて第2掛止ピン(62c)が前記巻返え
    レバー(64)に係合される請求項記載の磁気記録再
    生機のテンションアーム駆動装置。
  3. 【請求項3】 基板上所定部位に回動自在に軸支されカ
    ム溝を有した供給側ローディングギヤーと、該ローディ
    ングギヤー下方基板上に回動自在に軸支され、上部ギヤ
    ー、中間摩擦部材及び下部ギヤーを夫々有する供給リー
    ルと、を備えた磁気記録再生機のテンションアーム駆動
    装置であって、 前記基板上の前記供給リール側方に揺動自在に軸支され
    テンションポストを有したテンションアームと、該テン
    ションアームの側方に一方側端が掛止され他方側端が基
    板上に掛止されて該テンションアームを付勢支持する引
    張スプリングと、前記テンションアーム側方基板上に揺
    動自在に軸支され所定部位に掛止ピンを有して前記供給
    側ローディングギヤーのカム溝に係合される屈曲線状の
    中間レバーと、を備え、 前記テンションアーム(38)は、屈曲線状に形成され
    基端部位に第1開口部(38a)が切欠形成されて該第
    1開口部(38a)に前記中間レバーの掛止ピンが係合
    され、該第1開口部(38a)の側壁入口部位に掛止段
    (38b)が上方向き突成されて該掛止段(38b)に
    より前記中間レバーの掛止ピンの揺動が制限され、該掛
    止段(38b)の内方側に該掛止段(38b)よりも所
    定高さ(h)低い厚さの側壁を有する第2開口部(38
    c)が第1開口部(38a)に連続して屈曲形成され、
    該第2開口部(38c)内では前記中間レバーの掛止ピ
    ンが揺動され、 テンションアームの遊動を防止し安定な
    巻返え動作を行なうようにした磁気記録再生機のテンシ
    ョンアーム駆動装置。
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