JPS6337243Y2 - - Google Patents

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JPS6337243Y2
JPS6337243Y2 JP2496183U JP2496183U JPS6337243Y2 JP S6337243 Y2 JPS6337243 Y2 JP S6337243Y2 JP 2496183 U JP2496183 U JP 2496183U JP 2496183 U JP2496183 U JP 2496183U JP S6337243 Y2 JPS6337243 Y2 JP S6337243Y2
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  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、タイヤ製造に供されるタイヤ構成
部材、特に薄肉のプライコード等を変形させるこ
となく正確、確実にセンタリングするセンタリン
グ装置に関する。
従来のタイヤ構成部材のセンタリング装置とし
ては、例えば特公昭46−38685号公報に記載され
ているようなものが知られている。このものは、
回転自在でかつ軸方向に移動可能な多数のローラ
からなるローラコンベアに帯状のトレツドストリ
ツプが搬入されると、上端が互に連結され下端に
きよう正ローラが取り付けられた一対のリンクを
一対のシリンダによつてそれぞれ同時に等距離ず
つ互に接近するよう揺動させて前記トレツドスト
リツプをローラとともにローラの軸方向に移動さ
せ、センタリングをするようにしている。
しかしながら、このものはトレツドストリツプ
のような厚肉のタイヤ構成部材ではあまり問題は
ないが、プライコード、チエーフアー等の薄肉の
タイヤ構成部材でしかも狭幅のものをセンタリン
グする場合には、このプライコード等の幅方向両
側端が変形したり、あるいは幅方向中央が上方に
突出するよう大きく変形したりするおそれがある
という問題点がある。その理由を説明すると、一
般にシリンダはそのストロークエンド以外の中間
位置で停止できないため、きよう正ローラの待機
位置は搬入されるトレツドストリツプの幅と無関
係に一定である。そして、この待機位置は搬入さ
れるトレツドストリツプの内の最大幅のものの両
側端より外側に位置するよう設定される。したが
つて、狭幅のタイヤ構成部材が搬入されたときに
おける待機位置のよう正ローラとタイヤ構成部材
の両側端との間の間隔は、広幅のタイヤ構成部材
が搬入されたときにおける前記間隔より著しく大
きくなる。このため、狭幅のタイヤ構成部材をセ
ンタリングするときには、きよう正ローラが移動
する時間(待機位置を出発してからタイヤ構成部
材の側端に接触するまでの時間)が長くなり、こ
の結果、きよう正ローラは長時間加速されて高速
度となる。このため、タイヤ構成部材の側端に衝
突したときの衝突力が大きくなり、タイヤ構成部
材が薄肉のプライコード等であるときには、この
衝突力に耐え切れずプライコード等が変形するか
らである。
また、従来のセンタリング装置にあつては、ス
トロークの長いシリンダを使用しなければならな
いという問題点もある。その理由を説明すると、
前述のようにきよう正ローラの待機位置はトレツ
ドストリツプの内最大幅のものに合わせて設定さ
れるため、長いストロークが必要となるからであ
る。
この考案は前述の問題点に着目してなされたも
ので、シリンダの小ストローク化および薄肉、狭
幅のタイヤ構成部材を変形させることなくセンタ
リングすることを可能にすることを目的としてい
る。
このような目的は、帯状のタイヤ構成部材を幅
方向に移動可能に支持しながら長手方向に搬送す
る搬送機構と、搬送機構の両側部にそれぞれ設置
されるとともにタイヤ構成部材の幅方向に移動可
能で、タイヤ構成部材の幅方向両側端にそれぞれ
接触することができる一対のセンタリング部材
と、各センタリング部材に一端がそれぞれ連結さ
れた一対の伝達部材と、これら伝達部材の他端が
連結されたピストンロツドを有し、このピストン
ロツドの移動を伝達部材を介してセンタリング部
材に伝達することによりセンタリング部材を等距
離だけタイヤ構成部材の幅方向に移動させるシリ
ンダと、を備え、前記搬送中のタイヤ構成部材の
両側端にセンタリング部材をシリンダによつてそ
れぞれ押し付け接触させることにより該タイヤ構
成部材をセンタリングするようにしたタイヤ構成
部材のセンタリング装置において、前記センタリ
ング部材と伝達部材との相対位置をタイヤ構成部
材の幅方向に変更可能になすとともに、変更後の
各相対位置においてこれらセンタリング部材と伝
達部材とを連結する連結具を設け、タイヤ構成部
材の幅に変更があつたとき、センタリング部材と
伝達部材との幅方向相対位置を変更した後、これ
らセンタリング部材と伝達部材とを連結具によつ
て連結し、センタリング部材間の距離を前記タイ
ヤ構成部材の幅の変更に対応して調節するように
したタイヤ構成部材のセンタリング装置により達
成することができる。
以下、この考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。
第1,2図において、1,2は互に平行な一対
のサイドフレームであり、これらのサイドフレー
ム1,2には水平で平行な多数のフリーローラ3
の両端部が取り付けられている。各フリーローラ
3は、軸4と、この軸4にリニアスライドベアリ
ング5を介して回転可能にかつ軸方向に移動可能
に支持されたスリーブロール6と、スリーブロー
ル6とサイドフレーム1,2との間に介装されス
リーブロール6を中立位置に復帰させる一対のス
プリング7,8と、からなる。また、サイドフレ
ーム1,2には図示していない駆動ローラも支持
されている。そして、前記フリーローラ3および
駆動ローラは全体として搬送機構9を構成し、こ
の搬送機構9は、帯状で薄肉のプライコード等の
タイヤ構成部材10を、その長手方向に搬送する
とともに、スリーブロール6の軸方向移動により
タイヤ構成部材10の幅方向に移動可能に支持す
る。11はサイドフレーム1,2に両端が取り付
けられた支持フレームであり、この支持フレーム
11にはタイヤ構成部材10の長手方向に延びる
1個のシリンダ12が固定され、このシリンダ1
2は空気圧によつて作動する。13,14は両端
がサイドフレーム1,2に固定され互に平行なガ
イド軸であり、これらのガイド軸13,14には
それぞれスライダ15,16,17,18がタイ
ヤ構成部材10の幅方向に移動可能に支持されて
いる。なお、19はガイド軸13,14とスライ
ダ15,16,17,18との間に介装されたリ
ニアスライドベアリングである。スライダ15,
17およびスライダ16,18の下端にはそれぞ
れタイヤ構成部材10の長手方向に延びる連結プ
レート20,21が取り付けられ、各連結プレー
ト20,21にはタイヤ構成部材10の幅方向に
並んだ複数の貫通孔22,23が形成されてい
る。24,25は連結プレート20,21と平行
なガイドフレームであり、これらのガイドフレー
ム24,25と連結プレート20,21との相対
位置はタイヤ構成部材10の幅方向に変更可能で
ある。そして、これらガイドフレーム24,25
と連結プレート20,21との相対位置を適宜変
更した後、、当該相対位置においていずれかの貫
通孔22,23に挿入された連結具としてのボル
ト26,27をガイドフレーム24,25にねじ
込むことにより、ガイドフレーム24,25と連
結プレート20,21とは互いに連結される。ガ
イドフレーム24,25には前記フリーローラ3
間に位置する多数のガイドローラ28,29がそ
れぞれ回転可能に支持され、これらのガイドロー
ラ28,29は垂直軸の回りに回転するととも
に、タイヤ構成部材10の幅方向両側端にそれぞ
れ接触することができる。前述したガイドフレー
ム24、ガイドローラ28およびガイドフレーム
25、ガイドローラ29は全体として、タイヤ構
成部材10の幅方向両側端にそれぞれ接触するこ
とができる一対のセンタリング部材30,31を
構成し、これらのセンタリング部材30,31は
前記搬送機構9の両側部に位置するとともに、タ
イヤ構成部材10の幅方向に移動可能である。ス
ライダ15,16にはピン32,33を介して長
リンク34,35の一端が回動可能に連結され、
また、スライダ17,18にはピン36,37を
介して長リンク38,39の一端が回動可能に連
結されている。これら長リンク34,35はその
他端が互に接近するよう傾斜し、その他端はピン
40を介して互に連結されるとともに前記シリン
ダ12のピストンロツド41の先端に回動可能に
連結される。一方、長リンク38,39はその他
端が互に接近するよう傾斜し、その他端はピン4
2を介して互に連結されている。長リンク34,
35の長手方向中央にはピン43,44を介して
短リンク45,46の一端が連結され、これらの
短リンク45,46の他端同士およびタイヤ構成
部材10と平行なタイロツド47の一端はピン4
8により連結されている。また、長リンク38,
39の長手方向中央にはピン49,50を介して
短リンク51,52の一端が連結され、これらの
短リンク51,52の他端同士およびタイロツド
47の他端はピン53により連結されている。前
記スライダ15,17、連結プレート20、長リ
ンク34,38、短リンク45,51およびスラ
イダ16,18、連結プレート21、長リンク3
5,39、短リンク46,52は全体として一対
の伝達部材54,55を構成し、これらの伝達部
材54,55の一端はセンタリング部材30,3
1に連結され、また、その他端は前述のようにピ
ストンロツド41の先端に連結されている。この
ようなことから、シリンダ12のピストンロツド
41が移動すると、この移動は伝達部材54,5
5を介して前記センタリング部材30,31に伝
達され、これらセンタリング部材30,31をそ
れぞれ等距離だけタイヤ構成部材10の幅方向に
移動させる。そして、センタリング部材30,3
1と伝達部材54,55との相対位置は、前述の
ように異なつた位置の貫通孔22,23にボルト
26,27を挿入して締付けることにより、タイ
ヤ構成部材10の幅方向に調節される。
次に、この考案の一実施例の作用について説明
する。
まず、センタリング作業に先立ち、搬入される
タイヤ構成部材10の幅に変更があつた場合に
は、センタリング部材30,31間の距離を該幅
の変更に対応して調節するために、伝達部材5
4,55とセンタリング部材30,31との相対
位置を調節する。すなわち、センタリング部材3
0,31を伝達部材54,55に対してタイヤ構
成部材10の幅方向にそれぞれ移動させることに
より、待機位置におけるセンタリング部材30,
31と搬入されるタイヤ構成部材10の幅方向両
側端との間隔をほぼ一定になるよう調節するので
ある。この作業は、まず、シリンダ12のピスト
ンロツド41を突出し、長リンク34,35,3
8,39をその一端同士が離隔するよう傾動させ
る。これにより、スライダ15,17、連結プレ
ート20、ガイドフレーム24、ガイドローラ2
8およびスライダ16,18、連結プレート2
1、ガイドフレーム25、ガイドローラ29はそ
れぞれガイド軸13,14にガイドされて等距離
だけタイヤ構成部材10の幅方向に移動し、互に
離隔する。次に、この待機位置において、ボルト
26,27を外した後、ガイドフレーム24,2
5を、広幅のタイヤ構成部材10が搬入される場
合にはサイドフレーム1,2に接近するよう平行
移動させ、一方、狭幅のタイヤ構成部材10が搬
入される場合にはサイドフレーム1,2から離隔
するよう平行移動させ、ガイドローラ28,29
と搬入されるタイヤ構成部材10の両側端との間
隔を予め定められた設定値に略一致させる。次
に、前記ボルト26,27を合致した貫通孔2
2,23に挿入した後締め付け、サイドフレーム
24,25を連結プレート20,21に取り付け
る。このように、タイヤ構成部材10の幅が変化
しても、センタリング部材30,31と伝達部材
54,55との相対位置を調節して前記間隔をほ
ぼ一定に保持するようにしているので、この間隔
が小さい値であるときには、ガイドローラ28,
29はセンタリングの際ほとんど加速されずに低
速でタイヤ構成部材10の両側端に接触すること
になり、タイヤ構成部材10が薄肉で軟弱な例え
ばプライコード等であつても変形することはな
い。また、タイヤ構成部材10の幅の変化に対応
してセンタリング部材30,31と伝達部材5
4,55との相対位置を調節し前記間隔をほぼ一
定に保持するようにしているので、シリンダ12
のストロークは前記センタリング部材30,31
を前記間隔より若干大きい距離だけ移動させる量
で充分であり、この結果、タイヤ構成部材10の
幅の変化に対応して前記間隔をほぼ一定に保持す
るために、ピストンロツド41の後退限、長リン
ク34,35,38,39の拡開限あるいはセン
タリング部材30,31の離隔限を例えばストツ
パーの位置により調節するような場合と比較し
て、シリンダ12のストロークを小さくすること
ができる。しかも、タイヤ構成部材10の幅の変
化に対応してセンタリング部材30,31と伝達
部材54,55との相対位置を調節し前記間隔を
ほぼ一定に保持するようにしているので、タイヤ
構成部材10の幅が変化してもセンタリング部材
30,31が待機位置にあるときの長リンク3
4,35,38,39、短リンク45,46,5
1,52の傾斜角を常にほぼ一定に保持すること
ができ、この結果、ガイドローラ28,29のタ
イヤ構成部材10に対する接触圧をタイヤ構成部
材10の幅の変化にかかわらず一定に保持するこ
とができるとともに、広幅のタイヤ構成部材10
をセンタリングする場合でも長リンク34,3
5,38,39、短リンク45,46,51,5
2がデツドポイント近くになるまで拡開するのを
阻止することができる。次に、タイヤ構成部材1
0のセンタリングを行なうが、この場合には、ま
ず、シリンダ12を作動してピストンロツド41
を引つ込める。このピストンロツド41の移動
は、伝達部材54,55を介してセンタリング部
材30,31に伝達され、センタリング部材3
0,31が待機位置からタイヤ構成部材10の幅
方向に等距離だけ互に接近する。タイヤ構成部材
10の一部または全部がセンタリング装置の中央
線Lから偏位、例えば第1図において上方に偏
位、していると、偏位側のガイドローラ28がタ
イヤ構成部材10の側端にまず衝突し、タイヤ構
成部材10にガイドローラ29に向かう押圧力を
与える。この結果、ガイドローラ28に当接して
いる部分のタイヤ構成部材10はスリーブロール
6と共にガイドローラ29に向つて変形、移動す
る。このように搬送中のタイヤ構成部材10の両
側端にガイドローラ28,29をシリンダ12に
よつてそれぞれ押付け接触させることで、タイヤ
構成部材10の幅方向中央が前記中央線Lに一致
し、タイヤ構成部材10のセンタリングが行なわ
れる。前述のように、センタリング部材30,3
1の移動を1本のシリンダ12で行なつているた
め、センタリング部材30,31をそれぞれ個別
のシリンダで移動させる場合に発生することがあ
るセンタリング不良、例えば一方のシリンダがジ
ヤミング等によつて作動しなくなりセンタリング
部材30,31が移動しなくなる事態、を防止す
ることができる。次に、このようなセンタリング
装置が、截断ラインに組み込まれている場合に
は、タイヤ構成部材10の截断が行なわれ、タイ
ヤ成形ラインに組み込まれている場合には、両側
端がセンタリング部材30,31に位置規制され
ながらタイヤ成形ドラムに送り込まれる。次に、
シリンダ12が作動し、センタリング部材30,
31が待機位置に復帰するとともにスリーブロー
ル6がスプリング7,8により中立位置に復帰す
る。以上がセンタリングの1サイクルであり、以
後タイヤ構成部材10の幅が変化しない限り同様
のサイクルが繰り返される。
なお、前述の実施例においては、サイドフレー
ム24,25と連結プレート20,21との連結
位置を変化させることによりセンタリング部材3
0,31と伝達部材54,55との相対位置を調
節するようにしたが、この考案においては、連結
プレート20,21とスライダ15,17,1
6,18との連結位置またはスライダ15,1
7,16,18と長リンク34,38,35,3
9との連結位置を変化させることによりセンタリ
ング部材と伝達部材との相対位置を調節するよう
にしてもよい。ここで、前者にあつては、連結プ
レート20,21がセンタリング部材の一部を構
成することになり、後者にあつては、連結プレー
ト20,21、スライダ15,17,16,18
がセンタリング部材の一部を構成することにな
る。また、連結プレート20,21、スライダ1
5,17,16,18を省略し、長リンク34,
35にサイドフレーム24,25を直接連結し、
これらの連結位置をタイヤ構成部材10の幅方向
に変化させるようにしてもよい。さらに、前記実
施例においては、相対位置の調節を異なつた貫通
孔22,23に連結用ボルト26,27を挿入す
ることにより行なつているが、この考案において
は、センタリング部材30,31または伝達部材
54,55のいずれか一方にタイヤ構成部材10
の幅方向に延びる長孔を形成し、この長孔に挿入
されたボルトの位置を変化させることにより相対
位置の調節を行なつたり、また、センタリング部
材30,31と伝達部材54,55とを、タイヤ
構成部材10の幅方向に延び逆ねじが形成された
ねじ軸で連結し、このねじ軸を回転させることに
より相対位置の調節を行なつてもよい。このよう
にすれば、前記間隔を予め定められた設定値に正
確に一致させることができ、間隔を常に一定にす
ることができる。また、この考案においては、搬
送機構9を構成するフリーローラ61を、第3図
に示すように、軸62と、軸62に回転可能かつ
軸方向に移動可能に支持された多数の短尺スリー
ブ63と、短尺スリーブ63間に介装された多数
のスプリング64と、により構成してもよい。こ
のようにすると、タイヤ構成部材10が幅方向に
移動し易くなり、センタリング精度が向上する。
さらに、この考案においては、搬送機構を、上面
に多数の空気噴出口が形成されたエアースライダ
ーによつて構成してもよい。この場合にはタイヤ
構成部材10の幅方向移動の際タイヤ構成部材1
0が浮上しているので、全く摩擦抵抗力が作用せ
ず、この結果、極薄で軟弱なタイヤ構成部材10
でもセンタリングすることができる。
以上説明したように、この考案によれば、セン
タリング部材と伝達部材との相対位置をタイヤ構
成部材の幅方向に変更可能になすとともに、変更
後の各相対位置においてこれらセンタリング部材
と伝達部材とを連結する連結具を設けたので、タ
イヤ構成部材の幅が変化しても、待機位置におけ
るセンタリング部材とタイヤ構成部材の両側端と
の間隔を常に一定に保持することができる。この
ため、タイヤ構成部材が薄肉、軟弱なものであつ
ても、これを変形することなくセンタリングする
ことができる。また、シリンダは、センタリング
部材を前記間隔より若干大きい距離だけ移動させ
るストロークで充分であり、これの小型化を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す一部破断平
面図、第2図はその一部破断斜視図、第3図は搬
送機構を構成するフリーローラの他の実施例を示
す斜視図である。 9……搬送機構、10……タイヤ構成部材、1
2……シリンダ、26,27……連結具、30,
31……センタリング部材、41……ピストンロ
ツド、54,55……伝達部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 帯状のタイヤ構成部材を幅方向に移動可能に支
    持しながら長手方向に搬送する搬送機構と、搬送
    機構の両側部にそれぞれ設置されるとともにタイ
    ヤ構成部材の幅方向に移動可能で、タイヤ構成部
    材の幅方向両側端にそれぞれ接触することができ
    る一対のセンタリング部材と、各センタリング部
    材に一端がそれぞれ連結された一対の伝達部材
    と、これら伝達部材の他端が連結されたピストン
    ロツドを有し、このピストンロツドの移動を伝達
    部材を介してセンタリング部材に伝達することに
    よりセンタリング部材を等距離だけタイヤ構成部
    材の幅方向に移動させるシリンダと、を備え、前
    記搬送中のタイヤ構成部材の両側端にセンタリン
    グ部材をシリンダによつてそれぞれ押し付け接触
    させることにより該タイヤ構成部材をセンタリン
    グするようにしたタイヤ構成部材のセンタリング
    装置において、前記センタリング部材と伝達部材
    との相対位置をタイヤ構成部材の幅方向に変更可
    能になすとともに、変更後の各相対位置において
    これらセンタリング部材と伝達部材とを連結する
    連結具を設け、タイヤ構成部材の幅に変更があつ
    たとき、センタリング部材と伝達部材との幅方向
    相対位置を変更した後、これらセンタリング部材
    と伝達部材とを連結具によつて連結し、センタリ
    ング部材間の距離を前記タイヤ構成部材の幅の変
    更に対応して調節するようにしたことを特徴とす
    るタイヤ構成部材のセンタリング装置。
JP2496183U 1983-02-22 1983-02-22 タイヤ構成部材のセンタリング装置 Granted JPS59131816U (ja)

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JPH07100354B2 (ja) * 1986-11-06 1995-11-01 株式会社ブリヂストン タイヤ構成部材の貼付装置
KR100476080B1 (ko) * 2002-11-13 2005-03-11 한국타이어 주식회사 카카스 반제품을 성형드럼에 공급하는 장치

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