JP3352765B2 - サイザー装置のワーク移送手段 - Google Patents

サイザー装置のワーク移送手段

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JP3352765B2
JP3352765B2 JP16719193A JP16719193A JP3352765B2 JP 3352765 B2 JP3352765 B2 JP 3352765B2 JP 16719193 A JP16719193 A JP 16719193A JP 16719193 A JP16719193 A JP 16719193A JP 3352765 B2 JP3352765 B2 JP 3352765B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、木製パネルを製造する
に際し、制作された木製パネルをワークとして、これを
サイザー加工する工程において用いられるサイザー装置
のワーク移送手段に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、プレハブ住宅等において用いら
れる木製パネルは、矩形輪郭に組まれた枠体の両面に面
材を貼設することで作成される。作成された木製パネル
は、サイザー装置に送られ、そこで4つの端面をそれぞ
れサイザー加工され、所定寸法に仕上げられる。
【0003】従来のサイザー装置として、例えば、木製
パネルを搬送する第1の搬送路の両側にそれぞれ横サイ
ザー刃が設けられ、この第1の搬送路に続く第2の搬送
路の前後部にそれぞれ縦サイザー刃が設けられた構成の
ものがある。なお、サイザー刃は、概略、円板状の刃
と、この刃を回転させるためのモータとを有してなる丸
ノコ状のもので、刃の回転により木製パネルの両端面を
サイザー加工するように構成されたものである。
【0004】そして、このようなサイザー装置によれ
ば、通常、次のようにしてサイザー加工が施される。す
なわち、作製された木製パネルが搬送路に送られ、この
送られた木製パネルが、第1の搬送路上を搬送されなが
らその両側に配置されている横サイザー刃によってその
両側端面をサイザー加工される。その後、第2の搬送路
に送られて、ここでは木製パネルの前後端面が縦サイザ
ー刃によってサイザー加工される。
【0005】ところが、この種サイザー装置にあって
は、回転刃の間に木製パネルを通過させてサイザー加工
する構成であって木製パネルを固定することなく切断す
る構成であるから、切断面が波打ったり荒れた状態にな
ったりするおそれがあり、高精度の仕上げ面が得にくい
欠点があった。
【0006】そこで、このような欠点を除くために、本
出願人は、ワークを搬送テーブル上の端部所定位置に位
置決め固定し、搬送テーブルの端面に沿って走行するサ
イザー刃によりワークの端面を切断することによって、
高精度の仕上げ面が容易に得られるサイザー装置を提案
し、特願平4ー24169号として出願した。
【0007】ところで、ここで提案したサイザー装置で
は、搬送テーブルの側端部に設けたサイザー刃に近付け
るために、ワークを搬送テーブル上において搬送方向と
直交する方向へ移送させるワーク移送手段を必要とする
が、該ワーク移送手段は、ワークを間に挟んでその上下
に設けられた一対のシリンダからなるクランプによりワ
ークを挟み込んで移送させる構造であった。
【0008】しかしながら、このようなワーク移送手段
では、ワークに対する押圧が上下のシリンダ間で等し
くなるように調整しなければならず、また、ワークを
搬送テーブル上において上下にずらさないようにクラン
プしなければならず、そのためのシリンダの位置調整が
難しく、さらに、ワークを挟んでその上下にシリンダ
及びそれを駆動させるためのエアーあるいはオイル配管
を配さなければならず部品点数が多くなりかつそれら部
品の配置スペースを広く必要とするという欠点がある。
【0009】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、ワークに対する上下方向の押圧力調整及びワークの
把持状態における高さ調整が不要で、しかも部品点数の
削減並びに部品の占有スペースを小さくできるサイザー
装置のワーク移送手段を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明では、係る目的を
達成するために、搬送テーブルの搬送方向と直交する方
向へ移動する移動基台と、該移動基台に上下方向へ浮遊
状態に支持されて設けられかつ上下端がワークの上下面
よりも上方あるいは下方へ突出されるスライダと、該ス
ライダの上下端のいずれか一方にワーク側へ張り出して
設けられかつピストンロッドの先端にワークの上面ある
いは下面に当接する第1のワーク把持板が設けられるシ
リンダと、前記スライダの上下端のいずれか他方にワー
ク側へ張り出して設けられかつ前記ワークの下面あるい
は上面に当接して、前記第1のワーク把持板と協働しな
がら前記ワークを把侍する第2のワーク把持板とを備え
て成ることを特徴としている。
【0011】
【作用】本発明のサイザー装置のワーク移動手段によれ
ば、まず移動基台をワークへ近づけた後、シリンダを作
動させて第1のワーク把持板をワークの上面あるいは下
面に強く当接させる。このときワークから反力を受け、
シリンダおよびそれと一体的に成っているスライダはワ
ークから離れる方向へ移動する。そして、スライダの他
方に設けてある第2のワーク把持板がワークの下面ある
いは上面に強く当接する。
【0012】この結果、第1及び第2のワーク把持板で
ワークを上下方向から強く挟み込むことができる。その
後、このようにワークを挟み込んだ状態のまま移動基台
を搬送テーブルの搬送方向と直交する方向へ移動させる
ことにより、ワークを所定方向へ移送させ得る。
【0013】
【実施例】以下、図1ないし図14を参照して、本発明
のワーク移送手段Mが組み込まれたサイザー装置につい
て説明する。
【0014】図3はサイザー装置の全体平面図であり、
この図において符号1はサイザー装置2の前段階にある
プレス機(図示せぬ)によって芯材の両面に面材が接着
材を介して接合されたパネル状のワークWを搬送する搬
送路である。この搬送路1の前方には、第1のサイザー
機3が後側、第2のサイザー機4が前側になるように搬
送順に設けられている(この明細書では、搬送方向を基
準にして前後方向を決定する。すなわち、図3において
左方を後方、右方を前方とする。)。
【0015】前記第1のサイザー機3は、搬送されてく
るワークWを搬送テーブル6上に固定し、その後端面W
aと、一方(進行方向を基準として右方)の側端面Wb
をそれぞれ切断するものである。また、第2のサイザー
機4は、第1のサイザー機3で加工された後さらに搬送
されてくるワークWを搬送テーブル7上に固定し、その
前端面Wcと他方の側端面Wdをそれぞれ切断するもの
である。
【0016】第1のサイザー機3と第2のサイザー機4
は、ほぼ同一構成要素からなるものである。ここでは、
まず第1のサイザー機3について説明し、次いで第2の
サイザー機4について説明することとする。なお、説明
の便宜上、第2のサイザー機4については第1のサイザ
ー機3の異なる構成部分のみについて説明する。
【0017】第1のサイザー機3は、後端に設けられた
撥ね上げ式の搬送路10と、該搬送路10の前方に設け
られかつワークWを上部所定位置に固定する前記搬送テ
ーブル6と、該搬送テーブル6に付設されてワークWを
前方へ搬送する搬送機構12と、搬送テーブル6の後方
に配置されかつ搬送テーブル6の後縁に沿って直線状に
走行してワークWの後端面Waを切断する縦サイザー刃
13と、搬送テーブルの側方に配置されかつ前記縦サイ
ザー刃13の走行方向と直交する方向に走行してワーク
の一方の側端面Wbを切断する横サイザー刃14とを備
える概略構成になっている。
【0018】撥ね上げ式の搬送路10は、図7に示すよ
うに該搬送路の幅方向に適宜間隔置きに設けられた複数
(この図では4個)の搬送ベルト16…が、後端に配置
された前フレーム18上の支持軸18aを中心として回
動自在に設けられ、コンピュータからの指令信号に基づ
いて図示せぬ操作用モータが作動される際に、該モータ
の回転が動力伝達系を介して伝達されて撥ね上げられる
ようになっている(図13参照)。このように、搬送路
10が撥ね上げ式になっているのは、前記した縦サイザ
ー刃13が切断のために搬送テーブル6の後縁に沿って
移動する際、この搬送路10と縦サイザー刃13とが互
いに干渉するのを避けるためである。なお、搬送ベルト
16…は、それぞれ駆動ローラ20とアイドルローラ2
2との間にベルト本体24が巻回されて構成される。
【0019】搬送機構12は、搬送方向に所定間隔置き
に設けられた複数の正逆転可能な搬送ローラ11…と、
該搬送ローラ11…の端部に取り付けられたスプロケッ
ト、チェーンおよび該チェーンを回転させるモータ等の
駆動源(ともに図示略)とから構成され、前記した複数
の搬送ローラ11がそれぞれ同じ方向に同じ速度で回転
されるようになっている。なお、この実施例では、全て
の搬送ローラ11が回転駆動する構成になっているが、
これに限られることなく、1個置きあるいは2個置きご
とにある搬送ローラ11のみが回転駆動する構成にし、
他のローラはアイドルローラにしてもよい。
【0020】また、搬送テーブル6の最後端に存する搬
送ローラ11aは、軸線方向に沿って複数に分割されて
構成されており、搬送ローラ11aは図示せぬ上下動機
構によって昇降自在とされている。そして、上昇された
ときには、搬送テーブル6の上面よりも突出するように
配設される(図7参照)。なお、搬送ローラ11は、上
面が後述する搬送テーブルフレーム25の上面とほぼ面
一になるように高さ調整されて配置される。
【0021】また、搬送テーブル6には搬送されてくる
ワークWを、該搬送テーブル6上の所定位置に位置決め
する位置決め手段26と、位置決めされたワークWをそ
の位置に固定する固定手段28がそれぞれ付設されてい
る。位置決め手段26は、さらに、ワークWを搬送テー
ブル6の幅方向に位置決めする横位置決め手段26a
と、搬送テーブル6の長さ方向に位置決めする縦位置決
め手段26bとに2分される。
【0022】これらの手段について説明すると、横位置
決め手段26aは、図6に示すごとくフラットに形成さ
れた内側の側端面30aがワークWの側縁に当接して、
該ワークを図中X1方向に移動する移送用定規30と、
搬送テーブル6の四辺を構成する搬送テーブルフレーム
25の角部(前記横サイザー刃14が取り付けられる側
の角部)に上下方向出没自在に設けられた第1の横端部
ストッパ31と、横サイザー刃14を支持する後述する
モータベース66にワークWの搬送方向と直交する方向
に進退自在に設けられた第2の横端部ストッパ32とか
ら構成されている。
【0023】この横位置決め手段26aでは、モータベ
ース66が図中Y2へ移動しながらワークWに近接しつ
つ第2の横端部ストッパ32が側方に張り出し、これと
同時に第1の横端部ストッパ31が上方に突出する。そ
して、移送用定規30がX1方向に移動してワークWを
それらストッパ31,32に当接するまで押圧移送させ
る。これにより、ワークWは一側面がストッパ31,3
2を結ぶ線上にそろうように位置決めされる。
【0024】前記移送用定規30は、図1及び図7に示
すごとく下部に設けられたナット36に螺合されたボル
ト部材38が、図示せぬモータによって正転あるいは逆
転方向に回転操作されることにより、搬送方向と直交す
る方向に移動されるもので、本考案にかかるワーク移送
手段Mの移動基台を構成する。また、移送用定規30
は、前記搬送ローラ11と平行に設けられた案内棒3
5,35に案内されることにより、X1,X2方向のい
かなる位置にあるときでも、ワークWに当接する面であ
る前記内側の側端面30aが、ワークWの搬送方向と平
行となるように高精度にセットされる。
【0025】また、図6に示すように、移送用定規30
の内側の側端面には、切断加工後のワークWを把持する
ためのクランプ40が移送用定規30の長手方向に沿っ
て複数取り付けられている。本考案にかかるワーク移送
手段Mは、これらクランプ40と前記した移動基台であ
る移送用定規30とから構成される。
【0026】クランプ40は、図1及び図2に示すよう
に、サイザー加工後のワークWを把持し、移送用定規3
0が元の位置である搬送テーブル6のX1方向の側端部
位置に戻る際にそれと一体的に移動して、把持したワー
クWを搬送テーブル6の略中央位置に戻すものである。
戻されたワークWはその後搬送に供される。
【0027】クランプ40について説明すると、移送用
定規30には円筒部材41が起立状態で取り付けられ、
該円筒部材41の中央孔41a及びそれにつながる移送
用定規30の孔30aを貫通するようにスライダロッド
42が上下方向へ移動自在に設けられている。なお、ス
ライダロッド42の中央部にはナット42aが螺合され
ており、該ナット42aが前記円筒部材41の上端に突
き当たることにより、スライダロッド42の円筒部材4
1に対する相対的な下降位置が規制され、該スライダロ
ッド42の上下端は常にワークWの上下面よりも上方あ
るいは下方へ突出される。
【0028】また、スライダロッド42の上端にはL字
状の連結板43が、上板部43aをスライダロッド42
に螺合されるナット42bに挟まれ、かつ起立板部43
bを前記円筒部材41の側部にスライド自在に係合され
た状態で取り付けられている。なお、連結板43の起立
板部43bと円筒部材41との係合関係は、例えば、起
立板部43bに上下方向に延びる長穴が設けられ、該長
穴に円筒部材41から側方へ突出するピンが嵌合される
もの等が考えられる。
【0029】連結板43のワークW側へ張り出して設け
られた上板部43aの先端にはシリンダ44が軸線を上
下方向を向けて取り付けられ、該シリンダ44の下方へ
延びるピストンロッド44aの先端には第1のワーク把
持板45aが水平方向に沿って取り付けられている。ま
た、スライダロッド42の下端には、第2のワーク把持
板45bが水平方向に沿って設けられている。そして、
これら第1及び第2のワーク把持板45a、45bは、
前記シリンダ44が伸張操作される際、ワークWの上面
及び下面に当接して該ワークWを強く把侍するものであ
る。なお、第1及び第2のワーク把持板45a、45b
のワーク当接部にはワークWの損傷を防ぐために、合成
樹脂材等の緩衝材45cが貼設されている。ここで、前
記スライダロッド42および連結板43は、移送用定規
30に上下方向へ所定範囲に渡って浮遊状態に支持され
て設けられるスライダを構成している。
【0030】他方、前記縦位置決め手段26bは、搬送
テーブルフレーム25の角部であって前記横端部ストッ
パ31が設けられた箇所に隣接する部分に上下方向出没
自在に設けられた縦端部ストッパ46と、前記モータベ
ース66に、横サイザー刃14の移動方向に対し直交す
る方向に進退自在に設けられたワーク位置決め用ピン4
8とから構成されている。ストッパ31,46は、固定
板とその前方に平行に設けられた可動板とからなるもの
であり、それら固定板と可動板との間にはそれらを離間
する方向に付勢するスプリングが配されるとともに、両
板が接触することを検出するセンサが付設されている。
なお、モータベース66上に取り付けられるストッパ3
2も同様な構成である。
【0031】この縦位置決め手段26bでは、前記のよ
うに上方へ突出状態にある第1の横端部ストッパ31お
よび側方へ張り出し状態にある第2の横端部ストッパ3
2と、X1方向に移動する移送用定規30との間にワー
クWがおおむね挟まれ、この状態で、さらにモータベ−
ス66がY2方向に移動することにより、張り出し状態
にある位置決め用ピン48がワークWを押しつけて移動
させ、該ワークWの後端を縦端部ストッパ46に当接さ
せる。これにより、ワークWの縦方向の位置決めを行う
構成になっている。
【0032】前記固定手段28は、図4に示すごとく搬
送テーブル6の横サイザー刃14が存する側の側端部の
上方および搬送テーブル6の後端面の上方にそれぞれア
ッパーフレーム52,54が固定され、これらアッパー
フレーム52,54上にエアシリンダ56がそれらフレ
ームの長手方向に沿って所定間隔置きに取り付けられて
構成され、これらエアシリンダ56が伸張されたとき
に、ピストンロッドの先端に取り付けられた押圧部材が
下降し、搬送テーブルフレーム25の板材との間にワー
クWを強く挟み込んでワークWを固定するようになって
いる。
【0033】前記縦サイザー刃13はモータベ−ス50
上に取り付けられ、モータベース50は、前記撥ね上げ
式搬送路10の下方に配置され、かつ搬送テーブル6の
後端縁に平行となるよう所定間隔をあけて設けられた案
内レール60に沿って移動自在に設けられている。モー
ターベース50の移動は、当該モータベース50に取り
付けられた移動用のパルスモータ62によって行われ
る。なお、縦サイザー刃13は、円板状の刃と、この刃
を回転させるためのモータ64とを有してなる丸ノコ状
のものである。
【0034】前記横サイザー刃14はモータベ−ス66
上に取り付けられ、モータベース66は、搬送テーブル
6の側方に該テ−ブルの側縁に平行となるよう所定間隔
をあけて設けられた案内レール68に沿って移動自在に
設けられている。
【0035】モーターベース66上には、当該モータベ
ース66を移動操作する移動用のパルスモータ70が設
けられる他、前記ワーク位置決め用ピン48と、前記第
2の横端部ストッパ32と、当該モータベース66がY
2方向に移動する際にワークWの存在を検知する光セン
サ72が、搬送方向に沿って光センサ72が後側となる
ように順に設けられている。
【0036】なお、上記横サイザー刃14も、円板状の
刃と、この刃を回転させるためのモータ74とを有して
なる丸ノコ状のものである。
【0037】図6を参照しながら、ワーク位置決め用の
ピン48および第2の横端部ストッパ32の取付構造に
ついて補足説明すると、前記ワーク位置決め用のピン4
8は、その基端側に付設されたエアシリンダ80によっ
て進退操作され、またストッパ32はそれに付設された
エアシリンダ82およびそれに連設されるリンク機構を
介して進退操作される。このように、ワーク位置決め用
のピン48およびストッパ32が、それぞれ進退自在に
構成されているのは、モータベース66を移動しながら
横サイザー刃14でワークWを切断加工する際に、それ
らワーク位置決め用ピン48やストッパ32がワークW
に突き当たるのを防止するためであり、必要なときにの
みワーク位置決め用ピン48を進出させたり、またスト
ッパ32を突出させるためである。
【0038】また、図13に示すように、前記搬送テー
ブルフレーム25の角部に取り付けられた第1の横端部
ストッパ31および縦端部ストッパ46も、個々に設け
られたエアシリンダおよびそれに連設されるリンク機構
(ともに図示略)によって出没操作され、切断時におい
てそれらストッパ31,46が、横サイザー刃14,縦
サイザー刃13やモータベース50,66と干渉しない
ように考慮されている。
【0039】また、第1のサイザー機3には、ワークW
の縦横の寸法を測定する測定手段100が設けられてい
る。測定手段は100は、ワークWの縦方向の寸法を測
定する縦寸法測定手段100aと、ワークWの横方向の
寸法を測定する横寸法測定手段100bに2分される。
【0040】縦寸法測定手段100aは、前記案内レー
ル68に沿って所定間隔置きにリミットスイッチ102
…が設けられ、モータベース66にはこれらリミットス
イッチ102の操作子に当接して該リミットスイッチ1
02をオンオフ操作するスイッチ操作板104が取り付
けられて構成されている。
【0041】この縦寸法測定手段100aでは、切断の
前段階においてワークWの縦方向の位置決めを行う際で
あってモータベース66がY2方向に移動し、突出状態
にあるワーク位置決め用ピン48に押圧されてワークW
が縦端部ストッパ46に当接するときに、どのリミット
スイッチ102までがスイッチ操作板104で押圧され
たかを判断し、これを基にワークWの縦寸法を測定す
る。
【0042】他方、横寸法測定手段100bは、搬送テ
ーブル6の前端部であって移送用定規30の端部とオー
バーラップする部分に、搬送ローラ11の軸線方向に沿
って所定間隔置きにリミットスイッチ108…が設けら
れ、移送用定規30の端部にはこれらリミットスイッチ
108の操作子に当接して該リミットスイッチ108を
オンオフ操作するスイッチ操作板が取り付けられて構成
される。
【0043】この縦寸法測定手段100bでは、切断の
前段階においてワークWを位置決めするために移送用定
規30がX1方向に移動するときに、ワークWが第1お
よび第2の横端部ストッパ31,32に当接するとき
に、どのリミットスイッチ108までが押圧操作された
かを判断し、これを基にワークWの横寸法を測定する。
【0044】また、前記縦サイザー刃支持用のモータベ
ース50を案内する案内レール60には、モータベース
50の移動方向の両端部および中間部に、リミットスイ
ッチ114,116,118がそれぞれ配設されてい
る。基端側のリミットスイッチ114はモータベース5
0が基端位置に存するか否かを判断するためのものであ
り、中央のリミットスイッチ116はモータベース50
が移動中であって、ワークWを切断中であること、より
具体的に言えば、モータベース50が他のモータベース
66との交差位置に至っているか否かを判断するための
ものである。さらにリミットスイッチ118はモータベ
ース50が移動方向先端に達したか否かを判断するため
のものであって、モータベース50の移動方向を逆転さ
せるものである。なお、122は横サイザー刃14を支
持するモータベース66の移動方向を逆転させるための
リミットスイッチである。
【0045】また、ワークWの側端面および後端面を、
それぞれモータベ−ス50,66を移動させながら縦横
のサイザー刃13,14で切断加工するとき、両モータ
ベース50,66どうしが干渉するおそれがあるが、こ
こでは、縦サイザー刃13側のモータベース50を優先
することにより調整している。
【0046】すなわち、リミットスイッチ116がオン
となってモータベース50が案内レール60の略中央部
分(両モータベース50,66との交差位置)を通過し
ていることを検出するときには、横サイザー刃14が取
り付けられたモータベース66が、例えY2方向に移動
中であっても、案内レール68の中間部に設けられた停
止用のリミットスイッチ112に検出された時点で、モ
ータベース66は図11に示すごとくその位置(交差位
置直前の待機位置)に停止される。
【0047】縦サイザー刃13による切断が終わり、モ
ータベース50がX2方向に移動して前記リミットスイ
ッチ116を再びオン操作した後は、横サイザー刃14
の停止が解除され、横サイザー刃14はモータベース6
6と一体になってY2方向に移動し、切断加工が行われ
る。なお、搬送テーブル6の前端部略中央には光センサ
120が配置されておりこれによりワークWが搬送テー
ブル6上に存するか否か判断できるようになっている。
【0048】一方、第2のサイザー機4は、前記したよ
うに第1のサイザー機3に対し、それを180度回転さ
せたいわゆる点対称の配置構造になっている。この、第
2のサイザー機4では、ワークWを搬送したり固定する
ための搬送テーブル7を有すること、撥ね上げ式の搬送
路10を有すること、搬送テーブル7の前端に設けられ
た搬送ローラ11aが上下動自在に成っていること、テ
−ブル7上の所定箇所にワークWを位置決めする位置決
め手段26を有すること、所定位置に固定したワークW
をその位置に固定する固定手段28を有すること、縦サ
イザー刃13および横サイザー刃14を有すること等大
部分が第1のサイザー機3と共通している。
【0049】ただし、モータベース50および66の移
動がコンピュータ130からの指令に基づいて行われる
点が異なっている。すなわち、第1のサイザー機3にお
いては切断加工の前に、ワークWの縦横の寸法が測定さ
れる関係上、第2のサイザー機4に搬入される時点では
ワークWの寸法が予めわかっている。したがって、位置
決めおよび切断のためモータベース66がY1方向に移
動するとき、位置決め用のピン48がワークWに当接す
る直前までは高速度で移動し、その後は切断や押圧移送
に適する所定の速度で移動するようになっている。ま
た、縦サイザー刃13を支持するモータベース50につ
いても同様であり、切断のためモータベース50がX2
方向に移動するとき、サイザー刃13がワークWに当接
する直前までは高速度で移動し、その後は切断に適する
所定の速度で移動するようになっている。
【0050】なお、上記したようにサイザー装置2には
コンピュータが設けられており、上記した第2のサイザ
ー機4のモータベース50,66の移動速度の他、当該
サイザー装置2を構成する機械的要素を互いに関連させ
て各動作を行わしめている。その具体的な構成について
は、以下に示す作用説明で明らかになるので、ここでは
詳細説明を省略する。
【0051】次に、上記サイザー装置の作用について説
明する。プレス機(図示せぬ)によって芯材の両面に面
材が接合されたパネル状のワークWが搬送路1上を移送
され、予め水平状態に倒された撥ね上げ式の搬送路10
上を通過して、第1のサイザー機3の搬送テーブル6上
に移される(図7参照)。
【0052】搬送テーブル6上では、ワークWが搬送ロ
ーラ11によって順方向に搬送され、ワークWの後端が
搬送テーブル6の後端を通過すると、その旨は搬送テー
ブル6の後端に設けた光センサ120によって検知さ
れ、搬送ローラ11は回転を一旦停止させた後、極短い
時間逆回転される。これにより、ワークWは、その後端
が搬送テーブル6の後端とほぼ一致する位置に停止され
る(図6参照)。なお、上記搬送ローラ11を逆回転さ
せるときには、後端のローラ11aを上昇させて、ワー
クWを若干浮かした状態にする。
【0053】次いで、図示せぬモータが回転し、撥ね上
げ式搬送路10が支持軸18を中心に回転して起立状態
になる(図13参照)。次いで、ワークWが位置決め手
段26により搬送テーブル6上の所定位置に位置決めさ
れる。具体的には、エアシリンダが作動され、搬送テー
ブル6の角部に設けた第1の横端部ストッパ31および
縦端部ストッパ46が、搬送テーブル6の上面よりも上
方に突出した位置に配されて、搬送テーブル6上のワー
クWに対し係合可能な位置になり、かつシリンダが作動
して位置決め用ピン48が伸張状態になる。
【0054】また、これとほぼ同時に、図8に示すごと
くパルスモータ70が駆動され、チェーン等の動力伝達
系を介して、横サイザー刃14を支持するモータベース
66がY2方向に移動される。このモータベ−ス66の
移動は初期状態において高速度で行われるが、モータベ
ース66の側縁部に設けた光センサ72によってワーク
Wの存することを検出した後は低速度で行われる。ま
た、このようにモータベ−ス66の移動途中で低速に切
り替わるとともに、シリンダ82が作動され第2の横端
部ストッパ32がモーターベース66から側方へ張り出
す。
【0055】上記モータベース66の移動とともに、図
示せぬモータが駆動されてボルト部材38が所定方向に
回転され、移送用定規30が図中X1方向に移動され
る。このとき、移送用定規30の側端面30aが対向す
るワークWの側縁に当接し、同ワークWを同方向に移動
させる。ワークWは、その前後端面が第1,第2の横端
部ストッパ31,32に当接することにより横方向の位
置決めがなされる。
【0056】位置決め手段を構成する移送用定規30を
X1方向へ移動させるときにも、モータベース66の移
動と同様に、移動初期において高速に移動させ、最終の
位置決め箇所に至る直前に低速に切り替わる構造にして
もよい。速度切替手段としては、例えば、第1の横スト
ッパ31の近傍にセンサを設け、このセンサがワークを
測定した時点で移送用定規30の速度を低速に切り替え
る方法がある。
【0057】他方、前記のように突出状態にある第1の
横端部ストッパ31および張り出し状態にある第2の横
端部ストッパ32と、X1方向に移動する移送用定規3
0との間にワークWがおおむね挟まれ、この状態で、さ
らにモータベ−ス66がY2方向にさらに移動する。こ
とにより、張り出し状態にある位置決め用ピン48がワ
ークWの端部を押圧移動し、該ワークWを縦端部ストッ
パ46に当接させる。これにより、ワークWの縦方向の
位置決めがなされる(図9参照)。
【0058】次いで、固定手段28であるクランプ40
によって、位置決めされたワークWをその位置に固定す
る。具体的には、アッパーフレーム52,54に取り付
けられたエアシリンダが作動し、下降するピストンロッ
ドの先端に取り付けた係止部と下側の搬送テーブルフレ
ーム25の端板との間にワークWを強く挟み込む。この
とき、ワークWの切断部分である後端面および側端面
は、テ−ブルフレーム25の縁面から若干外方へ突出し
ている。
【0059】上記ワークWの固定が完了した時点で、第
1の横端部ストッパ31および縦端部ストッパ46が下
降するとともに、モータベース66が若干Y1方向に移
動した後、第2の横端部ストッパ32、およびワーク位
置決め用ピン48が後方へ引っ込む(図10参照)。
【0060】次いで、駆動手段によってモータベース5
0がX1方向に移動されて、その上部に取り付けられた
縦サイザー刃13によってワークWの後端面が切断さ
れ、またこれとともに、他側のモータベース66がさら
にY2方向に移動され、その上部に取り付けられた横サ
イザー刃14によってワークWの側端面が切断される。
【0061】上記縦サイザー刃13によってワークWの
後端がサイザー加工されているとき、すなわち、案内レ
ール60の中間位置にあるリミットスイッチ116によ
ってその位置をモータベ−ス50が通過したことを検出
したときには、Y2方向に移動中のモータベース66は
リミットスイッチ112を通過する際にその位置で停止
される。このように、縦サイザー刃13を優先的に移動
させることにより、縦サイザー刃13と横サイザー刃1
4とが干渉するのを避けることができる(図11参
照)。
【0062】なお、縦サイザー刃13による切断が終わ
りモータベース50がX2方向の移動限界位置に来る
と、リミットスイッチ114がその旨を検知し、これに
より横サイザー刃14による加工中断が解除される。す
なわち、再びモータベース66がY2方向に移動し、横
サイザー刃14による切断が行われる(図12参照)。
【0063】上記した切断が終わると、両サイザー1
3,14はともに元の位置に戻って停止する。これと同
時に、撥ね上げ式の搬送路10も元の水平状態に倒され
る(図14参照)。その後、図示せぬモータが駆動され
ボルト部材38が前記とは逆方向に回転されて、移送用
定規30がX2方向に移動される。このとき、事前に、
移送用定規30に付設されたクランプ40によるワーク
Wの把持が行われており、したがって、ワークWは移送
用定規30とともにX2方向へ移動されて、搬送テーブ
ル6の幅方向中央位置に戻される。
【0064】ここで、クランプ40によるワークWの把
持は、予め移送用定規30がワークWに当接しており、
この状態でシリンダ44が伸張操作されると、図1に示
すように第1のワーク把持板45aがワークWの上面を
強く押圧し、これに伴い、シリンダ44およびそれと一
体的に成っているスライダロッド42並びに連結板43
が、ワークWから反力を受けてワークWから離れる方向
つまり上方へ移動する。そして、スライダロッド42の
他方に設けてある第2のワーク把持板45cがワークW
の下面に強く当接する。これにより、第1及び第2のワ
ーク把持板45a、45bでワークWを上下方向から強
く挟み込むことができ、この状態で移送用定規30とと
もに移送させることができる。なお、移送が完了すれ
ば、前記シリンダ44を短縮操作することにより、図1
に示すように、第1及び第2のワーク把持板45a、4
5bをワークWから離間させてクランプ状態を解除でき
る。
【0065】次に、搬送テーブル6の後端にある搬送ロ
ーラ11aが上昇してワークWを搬送テーブルフレーム
25から上方に若干浮かし、この状態で他の搬送ローラ
11とともにそれら搬送ローラ11が所定方向に回転し
てワークWを前方へ搬送する。ここで、上記のように、
ワークWを搬送テーブルフレーム25から若干浮かした
状態にするのは、搬送初期の摩擦力を減じてスムースな
搬送を実現させるためである。なお、搬送ローラ11に
よる搬送が開始された後は、上記昇降式の搬送ローラ1
1aは直ちに下降して元の位置に至る。
【0066】次いで、上記のように加工されたワークW
は第2のサイザー機4に移送される。ここでは、ほぼ前
記第1のサイザー機で行われた動作とほぼ同様な動作が
行われて、ワークWの未加工部分である前端面と他の側
端面とがそれぞれ切断加工される。
【0067】すなわち、ワークWは、まず搬送ローラ1
1によってその前端がほぼ搬送テーブル7の前端にそろ
うように位置決めされ、そして、ワークWはさらに位置
決め手段26によって搬送テーブル7上の所定位置に正
確に位置決めされた後、固定手段28で固定されて、縦
サイザー刃13および横サイザー刃14でそれぞれ切断
加工される。
【0068】ここで、上記第2のサイザー機4において
ワークWの縦方向の位置決めは、モータベース66とと
もに一体的に移動する位置決め用のピン48がワークW
に当接し、搬送テーブル7に設けた縦端部ストッパ46
に突き当たるまで該ワークWを押圧移動させることで行
われる。また、横方向の位置決めは、移送用定規30が
X1方向に移動して、搬送テーブル等に設けたストッパ
31,32に突き当たるまで該ワークWを押圧移動させ
ることで行なわれる。
【0069】以上の動作がワークWをサイザー加工する
ための一連の工程である。以下、上記工程が繰り替えさ
れることにより、搬送されてくるワークWに対し、連続
的にサイザー加工を施すことができる。なお、第2のサ
イザー機4による加工中においても、第1のサイザー機
3による同時加工が行える。
【0070】なお、本発明のワーク移送手段Mは、前記
実施例で示したものに限らず、各部材の形状、寸法、あ
るいは作業手順等の具体的な構成要素は、実施に当たり
適宜変更可能である。
【0071】例えば、前記実施例では、移送用定規30
に設けるクランプ40は、スライダロッド42の上端に
シリンダ44を、またスライダロッド42の下端に第2
のワーク当接板45bをそれぞれ設けているが、これと
は逆に、スライダロッド42の上端に第2のワーク当接
板45bを、またスライダロッド42の下端にシリンダ
44を設ける構成にしてもよい。また、前記実施例で
は、切断後においてワークWを元の搬送位置に戻す際に
本発明にかかる移送手段Mが用いられた例について説明
しているが、これに限られることなく、切断前において
ワークWをサイザー刃に近づける際に本発明にかかる移
送手段Mを用いてもよい。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように本発明のサイザー装
置のワーク移送手段によれば、搬送テーブルの搬送方向
と直交する方向へ移動する移動基台と、該移動基台に上
下方向へ浮遊状態に支持されて設けられかつ上下端がワ
ークの上下面よりも上方あるいは下方へ突出されるスラ
イダと、該スライダの上下端のいずれか一方にワーク側
へ張り出して設けられかつピストンロッドの先端にワー
クの上面あるいは下面に当接する第1のワーク把持板が
設けられるシリンダと、前記スライダの上下端のいずれ
か他方にワーク側へ張り出して設けられた第2のワーク
把持板とを備えており、シリンダの押圧力及びその反力
によって、第1及び第2の把持板をワークの下面及び上
面に当接させて把侍する構成であり、ワークに対する上
下の押圧力は自動的に等しくなるよう調整されるので押
圧力調整は不要となり、また、スライダが上下方向へ浮
遊状態に支持されているのでワークに対する把持状態の
高さも自動的に調整されることとなり、ワークを所望の
把持状態で移動基台と一体的に移動させることができ、
さらに、シリンダは唯一つで足りることから全体構成の
簡素化並びに占有スペースの狭小化が図れる等の優れた
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるサイザー装置のワーク移送手段
の一実施例を示す一部を断面した側面図である。
【図2】同ワーク移送手段の作用を説明する側面図であ
る。
【図3】サイザー装置全体の概略構成を示す平面図であ
る。
【図4】第1のサイザー機の平面図である。
【図5】第2のサイザー機の平面図である。
【図6】第1のサイザー機の要部の平面図である。
【図7】第1のサイザー機の前端部の斜視図である。
【図8】第1のサイザー機の要部の作用を説明する平面
図である。
【図9】第1のサイザー機の要部の作用を説明する平面
図である。
【図10】第1のサイザー機の要部の作用を説明する平
面図である。
【図11】第1のサイザー機の要部の作用を説明する平
面図である。
【図12】第1のサイザー機の要部の作用を説明する平
面図である。
【図13】第1のサイザー機の搬送テーブルの作用を示
す斜視図である。
【図14】第1のサイザー機の搬送テーブルの作用を示
す斜視図である。
【符号の説明】
1 搬送路 2 サイザー装置 3 第1のサイザー機 4 第2のサイザー機 6 搬送テーブル 7 搬送テーブル 13 縦サイザー刃 14 横サイザー刃 26 位置決め手段 26a 横位置決め手段 26b 縦位置決め手段 28 固定手段 30 移送用定規(移動基台) 31 第1の横端部ストッパ 32 第2の横端部ストッパ 40 クランプ 42 スライダロッド 43 連結部材 44 シリンダ 44a ピストンロッド 45a 第1のワーク把持板 45b 第2のワーク把持板 46 縦端部ストッパ M ワーク移送手段 W ワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小倉 金吾 長野県小県郡丸子町長瀬2860 オグラ機 工株式会社内 (56)参考文献 特開 昭50−141784(JP,A) 実開 平5−12101(JP,U) 実開 昭63−178102(JP,U) 実開 平2−56565(JP,U) 実開 平5−9902(JP,U) 実開 平5−9901(JP,U) 実開 平5−12102(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B27B 5/00 - 7/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サイザー刃によって切断するあるいは切
    断されたワークを、搬送テーブル上において搬送方向と
    直交する方向へ移送させるサイザー装置のワーク移送手
    段であって、 前記搬送テーブルの搬送方向と直交する方向へ移動する
    移動基台と、該移動基台に上下方向へ浮遊状態に支持さ
    れて設けられかつ上下端がワークの上下面よりも上方あ
    るいは下方へ突出されるスライダと、該スライダの上下
    端のいずれか一方にワーク側へ張り出して設けられかつ
    ピストンロッドの先端にワークの上面あるいは下面に当
    接する第1のワーク把持板が設けられるシリンダと、 前記スライダの上下端のいずれか他方にワーク側へ張り
    出して設けられかつ前記ワークの下面あるいは上面に当
    接して、前記第1のワーク把持板と協働しながら前記ワ
    ークを把侍する第2のワーク把持板とを備えて成るサイ
    ザー装置のワーク移送手段。
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