JPS6336944Y2 - - Google Patents

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JPS6336944Y2
JPS6336944Y2 JP4877383U JP4877383U JPS6336944Y2 JP S6336944 Y2 JPS6336944 Y2 JP S6336944Y2 JP 4877383 U JP4877383 U JP 4877383U JP 4877383 U JP4877383 U JP 4877383U JP S6336944 Y2 JPS6336944 Y2 JP S6336944Y2
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JP
Japan
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box
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bent
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JP4877383U
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JPS59154775U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は端子箱の蓋体係止構造に関し、内部に
端子ネジを装着した箱体に蓋体を確実に係止でき
るようにしたものである。
内部に端子ネジを装着した箱体と、該箱体の上
端開口を塞ぐ蓋体とを備える端子箱には、第1図
に示す如く箱体1の外側壁2に係合爪3を突設す
ると共に、蓋体4の折曲壁5に係止孔6を設け、
係合爪3を係止孔6に係合させることにより蓋体
4を箱体1に係止するようにしたものがある。
しかし、この種の端子箱では成形時における変
形やソリ等により、箱体1の外側壁2と蓋体4と
の間に隙間aを生じることがある。このような場
合、箱体1に対して蓋体4が左右に動き得るた
め、例えば第2図に示す如く蓋体4の工具挿入孔
7からドライバー8を挿入して、箱体1内部の端
子ネジ9を回動操作する際に、操作ミスによりド
ライバー8で蓋体4を左右方向に押圧し、これが
ために係合爪3が係止孔6から不測に外れてしま
う惧れがあり、安全を損なうことがあつた。
そこで、成形時の変形やソリ等を少なくすれば
よいのであるが、このようにするためには形成設
計技術の精密さ、金型設計製作の精密さ及び成形
収縮率の小さい材料が要求され、製作費、材料費
に大きな負担がかかる。
本考案は上記問題点を解消したもので、その特
徴とするところは、内部に端子ネジを装着した箱
体と、該箱体の対向する一対の外側壁に外嵌する
ように天壁から下方突出した一対の折曲壁を有す
る蓋体を備え、前記箱体の対向する一対の外側壁
に係合爪を外側方に突設し、蓋体の前記一対の折
曲壁に前記係合爪が係合する係止孔を設けると共
に、蓋体の天壁に前記端子ネジを回動操作するた
めの工具挿入孔を設けた端子箱において、蓋体の
折曲壁から前記外側壁の厚み分以上でかつ外側壁
の内面から係合爪の外側端までの寸法より小さい
間隔をあけるように、蓋体の天壁に突起片を下方
突設した点にある。
以下、本考案を図示の実施例に従つて説明する
と、第3図乃至第6図において、12は合成樹脂
製の箱体で、底壁13と左右一対の外側壁14と
左右方向中央部の中間壁15とを備える。16は
外側壁14と中間壁15との間に装着した左右一
対の端子金具で、底壁13に上方突設した取付片
17上と支持片18の後端部上とに亘つて載置さ
れ、取付片17に螺合する止ネジ19により締着
されている。20は端子ネジで、端子金具16に
上下方向に挿入され、端子金具16の下方で金属
性の挾持板21に螺合されている。挾持板21は
四角板形状であつて、取付片17と支持片18と
の間でかつ外側壁14と中間壁15との間に嵌合
されており、挾持板21は端子ネジ20を回動操
作することにより上下摺動するようになつてい
る。22は係合爪で、各外側壁14の上端部に前
後一対ずつ外側方へ突設されている。
26は蓋体で、天壁27と該天壁27の左右両
端から箱体12の外側壁14に外嵌するように下
方突出した一対の折曲壁28とを備える。29は
係止孔で、係合爪22に対応して各折曲壁28に
前後一対ずつ設けられており、この係止孔29
に、箱体12に対して蓋体26を閉塞状態に保持
すべく係合爪22が係合するようになつている。
30は工具挿入孔で、天壁27に端子ネジ20に
対応して開設されている。31は円弧状の保護片
で、天壁27の工具挿通孔30縁部に端子ネジ2
0と蓋体26との間隙を小さくするように下方突
設されている。
32は天壁27の左右両端部に下方突設した突
起片で、突起片32と折曲壁28との間隔Aは、
外側壁14の厚みBと同一又はそれよりやや大き
く形成されると共に、外側壁14の内面から係合
爪22の外側端までの寸法Cよりも小さく形成さ
れている。
上記実施例の構成によれば、箱体12の外側壁
2に蓋体4の折曲壁28を外嵌させると、係合爪
22が係止孔29に係合すると共に、外側壁14
が折曲壁28と突起片32との間に嵌合され、突
起片32が箱体12の外側壁14内面に接触し
て、蓋体26の折曲壁28と箱体12の外側壁1
4との間の隙間aを、係合爪22の外方突出長よ
り小さくなるように矯正するので、係合爪22が
係止孔29から不測に外れる惧れがなくなる。
また保護片31がなければ、第8図に示す如く
ドライバー8で端子ネジ20を回動操作する際
に、ドライバー8を滑らして蓋体12をこぜる惧
れがあるが、端子ネジ20と蓋体26との間隙を
小さくするように保護片31を突設しているた
め、このような惧れをなくすことができる。
第9図は他の実施例を示し、前記実施例におけ
る後方側の円弧状の保護片31に代えて突起片3
2を工具挿入孔30に接近させて下方突設し、該
突起片32で保護片31を兼用させると共に、該
突起片32の内方に円柱形の保護片31を下方突
設したものである。その他の点は前記実施例と同
様であり、同様の作用効果を奏する。
なお、前記実施例では係合爪22を外側壁14
の上端に突設し、係止孔29を折曲壁28の上端
から中途部に亘つて開設しているが、これに代
え、第10図に示す如く係止孔29を折曲壁28
の上端よりやや下方から開設するようにしてもよ
く、また第11図に示す如く係合爪22を外側壁
14の上端より下方に突設するようにしてもよ
い。さらに円柱状の突起片32の下端部を第12
図に示す如く半球状に形成し、また第13図及び
第14図に示す如く円柱状の突起片32の下端部
を外側方上りに傾斜させるようにしてもよい。ま
た第15図及び第16図に示す如く突起片32を
角柱状に形成してもよい。
本考案によれば、蓋体の折曲壁から箱体の外側
壁の厚み分以上でかつ外側壁の内面から係合爪の
外側端までの寸法より小さい間隔をあけるよう
に、蓋体の天壁に突起片を下方突設しているの
で、この突起片により蓋体の折曲壁と箱体の外側
壁との隙間を係合片の外方突出長よりも小さくな
るように矯正できるため、係合爪が係止孔から不
測に外れる惧れがなく、従つて端子ネジの回動操
作等の際に蓋体が外れて安全を損なうようなこと
を確実に防止できる。しかも、構成簡単にして製
造容易でかつ安価に提供でき、その実用的効果は
著大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す正断面図、第2図は同要
部の拡大正断面図、第3図は本考案の一実施例を
示す正断面図、第4図は同側断面図、第5図は同
箱体の平面図、第6図は同蓋体の底面図、第7図
は同要部の拡大正断面図、第8図は作用説明用の
側断面図、第9図は他の実施例を示す蓋体の底面
図、第10図乃至第12図は夫々他の実施例を示
す正断面図、第13図は他の実施例を示す正断面
図、第14図は同底面図、第15図は他の実施例
を示す正断面図、第16図は同底面図である。 12……箱体、14……外側壁、20……端子
ネジ、22……係合爪、26……蓋体、27……
天壁、28……折曲壁、29……係止孔、30…
…工具挿入孔、32……突起片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内部に端子ネジを装着した箱体と、該箱体の対
    向する一対の外側壁に外嵌するように天壁から下
    方突出した一対の折曲壁を有する蓋体を備え、前
    記箱体の対向する一対の外側壁に係合爪を外側方
    に突設し、蓋体の前記一対の折曲壁に前記係合爪
    が係合する係止孔を設けると共に、蓋体の天壁に
    前記端子ネジを回動操作するための工具挿入孔を
    設けた端子箱において、蓋体の折曲壁から前記外
    側壁の厚み分以上でかつ外側壁の内面から係合爪
    の外側端までの寸法より小さい間隔をあけるよう
    に、蓋体の天壁に突起片を下方突設したことを特
    徴とする端子箱の蓋体係止構造。
JP4877383U 1983-03-31 1983-03-31 端子箱の蓋体係止構造 Granted JPS59154775U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4877383U JPS59154775U (ja) 1983-03-31 1983-03-31 端子箱の蓋体係止構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4877383U JPS59154775U (ja) 1983-03-31 1983-03-31 端子箱の蓋体係止構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59154775U JPS59154775U (ja) 1984-10-17
JPS6336944Y2 true JPS6336944Y2 (ja) 1988-09-29

Family

ID=30179294

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4877383U Granted JPS59154775U (ja) 1983-03-31 1983-03-31 端子箱の蓋体係止構造

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JP (1) JPS59154775U (ja)

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Publication number Publication date
JPS59154775U (ja) 1984-10-17

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