JPH0241891Y2 - - Google Patents

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JPH0241891Y2
JPH0241891Y2 JP929887U JP929887U JPH0241891Y2 JP H0241891 Y2 JPH0241891 Y2 JP H0241891Y2 JP 929887 U JP929887 U JP 929887U JP 929887 U JP929887 U JP 929887U JP H0241891 Y2 JPH0241891 Y2 JP H0241891Y2
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wall
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box
waterproof
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JP929887U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、内部に収容される部品に対する防水
機能を具備させた防水ボツクスに関する。
〔従来の技術〕
従来、かかる防水機能を具備する防水ボツクス
としては、例えば車輌用の各種電気部品を収容す
るボツクス類が挙げられる。これをヒユーズ用ボ
ツクスについて例示すると、第6図に斜視図、第
7図に第6図のB−B縦断面図で示したようなも
のがある。すなわち、図においてヒユーズ用ボツ
クスA′は、ボツクス本体(以下単に本体ともい
う)1とカバー2′とから成り、本体1は上壁1
aに複数のヒユーズ挿着部3を設け、側壁1bに
ロツク突起4及びフランジ部5を設けた構成を有
している。
ヒユーズ挿着部3にはその下部開口3aから電
線6を圧着したヒユーズ端子7が挿着され、又、
上部開口3bからヒユーズ端子7にヒユーズ8が
差し込まれる。電線6は本体1の底部開放部1c
から引き出され、テープ9により集束される。こ
のようにしてヒユーズ8が組付けられた本体1は
フランジ部5において図示しない車体パネル等に
固定される。
一方、カバー2′は上部周壁2aの下縁に前記
本体上壁1aに当接する段部2bを介して下部周
壁2cを形成し、下部周壁2cにロツクアーム1
0を設けた構成を有している。
しかして本体1に対するカバー2′の冠着ロツ
クは、第8図及び第9図に部分断面図で示したよ
うに、カバー2′の下部周壁2cを本体1の側壁
1b上部に段部2bが本体上壁1aに当接するま
で嵌合させるとともに、ロツクアーム10の開口
部10aに本体1のロツク突起4を係止させるこ
とにより行なわれる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、かかる従来の防水ボツクスA′にあつ
ては、本体1に対するカバー2′の冠着ロツクに
際し、ロツクアーム開口部10aに対するロツク
突起4の係止を容易にするため、第8図に示すよ
うにカバー2′の段部2bを本体上壁1aに当接
させたとき、ロツク突起4とロツクアーム開口端
10b間にクリアランスdを有するように形成さ
れている。したがつて第9図に示すように、ロツ
ク突起4に対するロツクアーム10のロツクが完
全に行なわれた状態においては、カバー2′の段
部2bと本体上壁1aとの間に前記のクリアラン
スdに相当する隙間d1が生ずる。このため従来の
防水ボツクスA′においては、カバー2′の上方か
ら水を冠つた場合の防水効果は得られるものの、
本体側壁1bの側から水を冠つた場合は、側壁1
bとカバー2′の下部周壁2cとの隙間d2及び上
記隙間d1からなる嵌合隙間を通つて矢線イ方向に
水が侵入し、完全な防水効果が得られないという
問題点があつた。
本考案は、従来の防水ボツクスA′のかかる問
題点に着目してなされたもので、ボツクス本体1
に対するカバー2′の嵌合状態において嵌合隙間
からの水の侵入を完全に防止し得る防水ボツクス
を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
以下に本考案を、実施例を示す図面に基づいて
詳細に説明する。
第1図に第2図に示す本考案の防水ボツクスを
ボツクス本体とカバーとに分離した状態のA−A
断面図、第2図に同上防水ボツクスの斜視図、第
3図に同上の要部断面図を示した。
なお、以下の説明において、前述した従来の防
水ボツクスA′と同様の部分については同一符号
を用いた。
これらの図において本考案の防水ボツクスA
は、本体1と上部周壁2aの下縁に本体上壁1a
に当接する段部2bを介して下部周壁2cを形成
したカバー2とより成り、カバー2の下部周壁2
cを本体側壁1b上部に嵌合せしめるボツクスに
おいて、カバー2の前記段部2bに可撓壁11を
垂下周設し、本体1に対するカバー2の嵌合時に
可撓壁11により嵌合隙間を閉塞させるようにし
た構成を有する。
以上の構成において、本体1は第7図に示した
ヒユーズ用ボツクス本体1と同様のものについて
例示したが、ヒユーズ以外の部品を収容する類似
構造の本体であつてもよい。なお、本体1を構成
する各部その他の説明は前述と同様であるので省
略する。
本考案の防水ボツクスAにおいて特徴とする部
分は、カバー2の周壁に設けられた本体上壁1a
に当接する段部2bに、可撓壁11を第5図にカ
バー2の裏面図で示したように段部2bの全周に
わたり垂設した点にある。この可撓壁11はカバ
ー2をプラスチツク材料を用いて一体成型する場
合、肉薄に形成することにより弾性及び可撓性を
付与することができる。又、可撓壁11の垂設長
lは前述のように本体1にカバー2を冠着し、ロ
ツクアーム10に本体1に設けたロツク突起4を
完全係止させた状態で、段部2bと本体上壁1a
との間に生ずる隙間d1の間隔よりやや大に形成
し、又、可撓壁11の厚さtは本体1に対するカ
バー2の冠着状態で生ずる本体側壁1bとカバー
2の下部周壁2c間の隙間d2に可撓壁11の下端
縁11aが一部係入し得る程度に設定される。
又、可撓壁11の下端縁11aには本体上壁1a
と当接した場合、前記隙間d2の方向に可撓するよ
うにテーパ面を内側に向けたテーパ11bが設け
られている。
〔作用〕
以下に本考案の防水ボツクスAの作用を第3図
及び第4図にもとづいて説明する。まず第3図に
示すように、本体1にカバー2を矢線ロ方向に向
けて押圧し冠着すると、カバー2のロツクアーム
10が本体1のロツク突起4に完全係合するに先
立ち、可撓壁11の下端縁11aが本体上壁1a
に衝接し、上壁1a面に沿つて外側に撓み、隙間
d2内に入り込む。次いで第4図に示すようにカバ
ー2を矢線ハ方向に移動してロツクアーム10の
開口部10aにロツク突起4を完全係止させる
と、可撓壁11は本体側壁1b上部の全周にわた
り密着して隙間d1及びd2を完全に閉塞し、これら
の嵌合隙間を経由しての外部からの水の侵入を完
全に防止する。
〔考案の効果〕
本考案の防水ボツクスは以上詳細に説明したよ
うに、カバー周壁の本体上壁に当接する段部に可
撓壁を垂下周設し、本体に対するカバー嵌合時に
その嵌合隙間を可撓壁により閉塞させるように構
成したから、嵌合間隙からの水の侵入を完全に阻
止し得る利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は第2図に示す本考案の防水ボツクスを
ボツクス本体とカバーとに分離した状態のA−A
断面図、第2図は本考案の防水ボツクスAの斜視
図、第3図は同上のボツクス本体とカバーとを分
離した状態の要部断面図、第4図は同上の嵌合状
態における要部断面図、第5図は本考案の防水ボ
ツクスカバーの裏面図、第6図は従来の防水ボツ
クスの斜視図、第7図は同上のB−B断面図、第
8図及び第9図は従来の防水ボツクスの作用説明
図を示す。 1……ボツクス本体、1a……上壁、1b……
側壁、2……カバー、2a……上部周壁、2b…
…段部、2c……下部周壁、4……ロツク突起、
10……ロツクアーム、11……可撓壁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ボツクス本体と上部周壁の下縁に該ボツクス本
    体上壁に当接する段部を介して下部周壁を形成し
    たカバーとより成り、該カバーの下部周縁を該ボ
    ツクス本体側壁に嵌合せしめるボツクスにおい
    て、該カバーの前記段部に可撓壁を垂下周設し、
    前記ボツクス本体に対するカバー嵌合時に該可撓
    壁により嵌合隙間を閉塞せしめることを特徴とす
    る防水ボツクス。
JP929887U 1987-01-27 1987-01-27 Expired JPH0241891Y2 (ja)

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JP929887U JPH0241891Y2 (ja) 1987-01-27 1987-01-27

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JP929887U JPH0241891Y2 (ja) 1987-01-27 1987-01-27

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JPS63118277U JPS63118277U (ja) 1988-07-30
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JP2014171327A (ja) * 2013-03-04 2014-09-18 Yazaki Corp 電気接続箱

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JP2574400Y2 (ja) * 1992-11-05 1998-06-11 矢崎総業株式会社 ボックス

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JP2014171327A (ja) * 2013-03-04 2014-09-18 Yazaki Corp 電気接続箱

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JPS63118277U (ja) 1988-07-30

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