JPS633511Y2 - - Google Patents

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JPS633511Y2
JPS633511Y2 JP1982092966U JP9296682U JPS633511Y2 JP S633511 Y2 JPS633511 Y2 JP S633511Y2 JP 1982092966 U JP1982092966 U JP 1982092966U JP 9296682 U JP9296682 U JP 9296682U JP S633511 Y2 JPS633511 Y2 JP S633511Y2
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JP
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pipe
threaded hole
engages
tightening ring
straight
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JP1982092966U
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JPS58195180U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は主として合成樹脂で形成された2本の
管を接続する管継手に関する。
[従来技術] かかる管継手は種々知られている。例えば実公
昭45−23228号公報には、テーパ状の内筒5とテ
ーパ状の外筒9との間に軟質材のホース8を狭持
し、外筒9に係合する締付螺筒12をカランAに
螺合した主筒2に螺合させてカランAとホース8
とを接続する装置が示されている。この装置はホ
ース8のように比較的小径で軟質材の管の接続に
は好適であるが、管が大径である場合、管を内筒
5に挿嵌し、更に外筒9で狭持することは作業が
繁雑、且つ困難で、大径管の接続には不適当であ
る。そして、パツキン環7が不良の際は、主筒2
と締付螺筒12との螺合部から洩れが発生してし
まう。
また、実開昭50−146111号公報には、袋ナツト
により樹脂管とニツプルとを接続する管継手が示
されている。この継手は、ニツプルと袋ナツト
(或いはリング状部材)とによりホースを挟み込
んで保持しているだけなので、継手部分における
締付力が弱く、しかもシールが不十分なので、洩
れ等が生ずる恐れがある。
更に、実公昭50−27606号公報には、ソケツ
ト・セグメントによつて2本のホースの端部を挟
持して接続するホース取付具が示されている。し
かし、このホース取付具はホースの様に比較的小
径で且つ可撓性に富んだ管の接続にのみ用いられ
るものである。この取付具を用いて管を接続する
場合、2本の管の端部を一直線になる様に整合し
て、その整合状態を保ちつつソケツト・セグメン
トを結合しなければならないので、管接続作業が
非常に繁雑であり、特に可撓性に乏しい大径管の
場合は熟練を要する。また、ソケツト・セグメン
トによりホースの外方から内方に締付力を作用さ
せているが、2本のホースの端部中に挿入される
部材はは設けられていないので、締付けによる固
定が不十分であり洩れ等が生ずるという問題点が
ある。
[考案の目的] 本考案は上記した従来技術の問題点に鑑みて考
案されたものであり、大径の管であつても容易に
接続を行い得て且つシール性が良好な管継手を提
供することを目的としている。
[考案の構成] 本考案によれば、一端側にはストレートニツプ
ル部が形成され、他端側にはその縦断面が山形を
形成するように2つの傾斜面が形成されている管
状の本体と、前記ストレートニツプル部の上半部
と下半部をそれぞれ包囲する2つの半円管および
その2つの半円管を結合するボルトを有し、且つ
その内周面に環状溝が形成された締付具と、前記
2つの傾斜面のうち前記ストレートニツプル部に
近い側の傾斜面と係合する内周面および前記締付
具の環状溝の内面へ緩く嵌合するフランジを有
し、か且つねじ孔が形成されている締付環体と、
前記2つの傾斜面のうち前記ストレートニツプル
部から離れている側の傾斜面と係合する内周面お
よび前記締付環体のねじ孔と螺合するねじ部を有
し、且つねじ孔が形成されている管接続ナツトと
を設けている。
[考案の作用効果] 上記の構成を有する本考案を用いて2本のホー
スを接続する場合には、先ず一方の管の端部を管
状の本体のストレートニツプル部に挿嵌し、締付
具の2つの半円管を結合するボルトを締めて、前
記一方の管の端部をストレートニツプル部と半円
管との間で締付けて固定する。次に、他方の管の
端部のねじ部を管接続ナツトのねじ孔に螺合し、
そして締付環体を回転し、締付環体のねじ孔と管
接続ナツトのねじ部との螺合により該管接続ナツ
トを締め上げ、もつて管状の本体と他方の管とを
接続する。
ここで、前記一方の管が大径であつても、スト
レートニツプル部に挿嵌することは容易であり、
且つストレートニツプル部を挿入した管の端部を
2つの半円管で包囲し、その2つの半円管をボル
トで固く結合する事もまた容易である。そして前
記一方の管の端部をその内方のストレートニツプ
ル部と外方の半円管とで強固に締付けているの
で、シール性が良好である。
前記他方の管の端部は前述のねじの螺合により
管状の本体へ容易且つ確実に行われる。しかも接
続ナツトと締付環体とを螺合する事により、該接
続ナツトの内周面と管状の本体に形成され、且つ
ストレートニツプル部から遠方にある傾斜面とが
係合し、更にストレートニツプル部に近い方の傾
斜面と締付環体の内周面とが係合するので、管の
端部と管継手との接続部分が確実にシールされる
のである。
この様に、本考案の管継手を用いれば、大径管
であつても、2本の管を容易に且つ確実に接続す
ることができ、しかも接続部分のシール性も良好
であり、洩が生ずる事は無い。
更に、締付環体のフランジが締付具の環状溝に
緩く嵌合しているので、締付具が管継手の本体か
ら脱落することが防止されている。また、管締付
ナツトと螺合する以前は締付環体および管締付ナ
ツトが管状の本体とは別体に形成されており、該
管状の本体に対して回転自在であり、そのため前
記一方の管の端部へストレートニツプル部を回転
しつつねじ込んで挿入することおよび管締ナツト
を回転して前記他方の管の端部のねじ部と管締付
ナツトのねじ孔とを螺合することが相互に干渉す
ることなく行われるので、管を接続する作業が容
易になる。
[実施例] 以下図面を参照して本考案の実施例を説明す
る。
第1図において、管状の本体Aの一端側(図面
の右側)には一方の管の嵌装用のストレートニツ
プル部1が形成され、他端側には軸線を含む断面
が山形を形成するように2つの傾斜面12,13
が形成されている。即ちストレートニツプル部1
に近い方の傾斜面が符号12で示され、ストレー
トニツプル部1よりも遠い方の傾斜面が符号13
で示されている。
そのストレートニツプル部の外周には、管締付
用の締付具Bが設けられている。締付具Bは第2
図に示すように、2個の半円管2,3と、両半円
管をそれぞれブラケツト2a,2bおよび3a,
3bを介して結合するボルト・ナツト4とからな
つている。なお、図中5は両半円管の内周面の円
周方向に形成された周溝、6は周溝5と直行して
形成された横溝で、ともに管を締付けた際に締付
けを確実にして抜けを防止するものである。そし
て、半円管2,3の傾斜面12側には後記する締
付環体Dに形成されたフランジジ7と緩く係合す
る環状溝8が形成されている。
その傾斜面12の外周には、その傾斜面12に
係合する内周面14を備え、且つ本体Aに対し回
転自在な締付環体Dが設けられており、この締付
環体Dの傾斜面13側にはねじ孔15が形成され
ている。なお、締付環体Dには、第3図に示すよ
うに回転操作用のハンドル16,16が突設され
ている。
他方、本体Aのストレートニツプル部1と反対
の側には、他方の管を接続する管接続ナツトCが
設けられている。その管接続ナツトCの一方の側
の内周には、他方の管の端部上のねじ部(図示せ
ず)と螺合するねじ孔9が形成され、ねじ孔9の
反対側の外周には締付環体Dのねじ孔15に螺合
するねじ部10が形成されている。そしてねじ部
10の内周には傾斜面13に係合する内周面11
が形成されている。
管の接続に際し、一方の管をストレートニツプ
ル部1に挿嵌し、締付具Bで締付け固定する。こ
の一方の管の嵌装は、ストレートニツプル部1と
半円管2,3をボルト・ナト4で結合する締付具
Bとにより大径管でも容易に行うことができる。
次いで、他方の管の端部の図示しないねじ部を管
接続ナツトCのねじ孔9に螺合したのち、締付環
体Dを回転する。この締付環体Dの回転により管
接続ナツトCは右行して他方の管を本体Aに接続
するとともに、内周面11が傾斜面13に係合し
て該部分をシールする。また、締付環体D自体も
左行し傾斜面12と内周面14とが係合してシー
ル作用を呈し、しかもフランジ7により締付具B
の脱落を防止する。
[まとめ] 以上説明したよう本考案によれば、大径の管を
容易且つ確実に接続することができ、しかも接続
部分のシール性が良好となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す側断面図、第
2図は第1図の矢視図、第3図は第1図の矢
視図である。 A……本体、B……締付具、C……管接続ナツ
ト、D……締付環体、1……ストレートニツプル
部、2,3……半円管、4……ボルト・ナツト、
5……周溝、6……横溝、7……フランジ、8…
…環状溝、9……ねじ孔、10……ねじ部、1
1,14……内周面、12,13……傾斜面、1
5……ねじ孔、16……ハンドル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端側にはストレートニツプル部が形成され、
    他端側にはその縦断面が山形を形成するように2
    つの傾斜面が形成されている管状の本体と、前記
    スレートニツプル部の上半部と下半部をそれぞれ
    包囲する2つの半円管およびその2つの半円管を
    結合するボルトを有し、且つその内周面に環状溝
    が形成された締付具と、前記2つの傾斜面のうち
    前記ストレートニツプル部に近い側の傾斜面と係
    合する内周面および前記締付具の環状溝の内面へ
    緩く嵌合するフランジを有し、且つねじ孔が形成
    されている締付環体と、前記2つの傾斜面のうち
    前記ストレートニツプル部から離れている側の傾
    斜面と係合する内周面および前記締付環体のねじ
    孔と螺合するねじ部を有し、且つねじ孔が形成さ
    れている管接続ナツトとを設けたことを特徴とす
    る管継手。
JP9296682U 1982-06-23 1982-06-23 管継手 Granted JPS58195180U (ja)

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JP9296682U JPS58195180U (ja) 1982-06-23 1982-06-23 管継手

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JP9296682U JPS58195180U (ja) 1982-06-23 1982-06-23 管継手

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JPS58195180U JPS58195180U (ja) 1983-12-26
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3970184B2 (ja) * 2003-01-10 2007-09-05 東京エレクトロン株式会社 処理装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4523228Y1 (ja) * 1967-02-14 1970-09-12
JPS5027606U (ja) * 1973-07-03 1975-03-31

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JPS50146111U (ja) * 1974-05-20 1975-12-03

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JPS4523228Y1 (ja) * 1967-02-14 1970-09-12
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