JPS6334826A - 過電流防止遮断器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、過電流防止しゃ断器のケーシング内部内に位
置する固定接点アームと・ζイメタル接点アームとを有
し、前記両接点アームが並列に位置するそれぞれ縦長の
ほぼ偏平方形状の打抜き部材としで形成されていてかつ
ケーシング内壁に固定されており、かつ、バイメタル接
点アームの自由端部にバイメタルスナップ円板／）−固
定されていて、このバイメタルスナップ円板が、両接点
アームの縦軸線に対して横方向で両接点アームの自由端
部の間でのびていてかつ接点端部で固定接点アームの自
由端部に配置された固定接点にオーバーラップしていて
かつ加熱されない不作用位置で接点端部によって固定接
点にゾレローＰ下で接触している、平形過電流防止装置
受は内に差込むためのバイメタルレリーズ式の過電流防
止しゃ断器に関する〇従来の技術 このような過電流防止しゃ断器はドイツ連邦共和国特許
出願公開第３３４２１４４号明細書（アメリカ合衆国特
許第４５７３０３１号明細書）から公知である。このば
あい過電流防止しゃ断器は極めて小さな寸法を有しかつ
従って平形ヒユーズ過電流防止装置の代りに使用される
。

更に前記過電流防止しゃ断器はほぼ、側壁間に２つの接
点素子を保持するケーシングから成っている。前記両接
点素子は、並列に位置するそれぞれ縦長のほぼ偏平方形
状の打抜き部材として形成されている固定接点アームと
・ζイメタル接点アームである。両接点アームの、ケー
シングから突出する端部の主延び平面は同一平面に位置
していて、かつ、ケーシング内部に位置する両接点アー
ムの自由端部範囲では前記主延び平面は平行に互いに間
隔をおいて位置している。

この側方のずれによって、自由端部間に配置された。２
イメタルスナップ円板をほぼバイメタル接点アームの主
延び平面内に配置しかつ同時に固定接点にオーバーラツ
プさせることができる。

つまりスナップ運動は・々イメタル接点アームの主延び
平面の両側で行なわれる。

バイメタル接点アームの自由端部にはバイメタルスナッ
プ円板が片側で固定されている。、・バイメタルスナッ
プ円板は接点アームの差込みプｊ向に対して横方向にの
びていてかつ固定端部とは反対側の旋回端部によって固
定接点アームの自由端部にオー、？−ラップしている。

旋回端部に設けられた。？イメタル接点によってノぐイ
メタルスナップ円板は固定接点に加熱されない不作用位
置で接触しかつプレロードをかげられている。

このような公知の過電流防止しゃ断器の欠点は、両接点
アームがほぼ同一平面で、しゃ断器ケーシングを形成す
る両ケーシング半割シェル体内の分割接合部を貫通案内
されていることにある。このばあい接点アームはケーシ
ング半割シェル体の特別な成形切欠き内に位置していて
に かつ例えばビンと孔との結合機構ζよって固定されてい
る。しかしながらこの固定部の固定作用は十分高くなく
かつ両接点アーム相互の相対位置を十分安定させること
ができない。製作許容誤差が比較的大きくかつケーシン
グが２部分から構成されていることによって両接点アー
ム相互の移動が容易に生ずる。これによってこのような
過電流防止しゃ断器のレリーズ特性に著しい影響が及ぼ
される。これによって実地において不良品発生率が著し
く高くなりかつし＋Ｊ　−ズ時点の極めて著しいばらつ
きが生ずる。

発明が解決しようとする問題点 本発明の課題は、このような過電流防止しゃ断器のレリ
ーズ特性をわずかな許容該差範囲内に維持できかつ組立
てた後で過電流防止しゃ断器の主要機能部材を簡単に調
整できるようにすることにある。

問題点を解決するための手段 前記課題は本発明の構成によれば、バイメタル接点アー
ムと固定接点アームとが中央範囲で形状接続的に、射出
成形又は注造成形可能な形状の安定したプラスチック絶
縁材料から製作された基体内に埋め込まれていて、かつ
、・々イメタル接点アームが基体がらケーシング内部内
への突出個所で調整目標曲げ個所として肉薄個所を有し
ていることによって解決された。

実施例 押しゼタン１によって操作される過電流防止しゃ断器は
キャップ２と基体３とから構成されたケーシングを有し
ている。画構成部材は射出成形又は注進可能な電気的に
絶縁された材料から製作されている。はぼ直方体状の基
体３内にはバイメタル接点アーム生と固定接点アーム５
とが埋め込まれている。バイメタル接点アームΦと固定
接点アーム５とは縦長の偏平方形状の金属製の打抜き部
材から成っている。前記両接点アームの、ケーシングか
ら突出する差込み端部６，７の主延び平面は同一平面に
ある。両差込み端部は互いに平行に位置していてかつ偏
平な差込み舌片として形成されている。中央範囲８では
両接点アーム生、５はそれぞれ反対方向で外向きの折り
曲げ部９，１０を有している（第５図参照）。従って両
接点アームのケーシング内部に位置する自由端部１１．
１２の主延び平面は互いに間隔１９をおいて平行にのび
ている。このばあいバイメタル接点アーム生の折り曲げ
部９はケーシング内室内に位置しているのに対して、固
定接点アーム５の折り曲げ部１０は基体材料によって射
出成形された範囲内に配置されている。

バイメタル接点アーム生のケーシング内部に位置する自
由端部１１にはだ円形に成形されたバイメタルスナップ
円板１３が片側で固定されている。バイメタルスナップ
円板１３は両接点アーム４，５の方向に対して横方向で
固定接点アーム５に向ってのびている。バイメタルスナ
ップ円板の旋回端部は、Ｓイメタル接点１５を有してい
て、これによってバイメタル接点は可動にされている。

このバイメタル接点に対向して、固定接点アーム５の自
由端部１２に設けられた過電流防止しゃ断器の固定接点
１６が位置している。旋回端部１４は固定接点アーム５
の自由端部１２はオーツζ−ラップしていてかつ過電流
防止しゃ断器の不作用位置でバイメタル接点１５によっ
てプレロード下で固定接点に接触している。

基体からケーシング内部内への突出個所１７では２々イ
メタル接点アーム生は打抜き孔１８を有していて、この
打抜き孔１８は・ンイメタル接点アームの主延び方向に
対して垂直にバイメタル接点アーム４を貫通している。

これによって、後調整が必要であるばあい調整目標曲げ
個所として作用する肉薄個所が得られる。第６図による
肉薄個所の変化形では肉薄個所はそれぞれ１つの半孔と
しての側方の２つの切込み部２９によって形成される。

基体材料によって取り囲まれた範囲ではバイメタル接触
アーム生は段状の狭幅区分２１を有していて（第５図参
照）、該狭幅区分は固定接点アーム５の折り曲げ部１０
と正に同じように作用して埋込部内での接点アームの移
動を阻止する。

第１図および第３図から明らかなように、円形の打抜き
孔１８は正確に基体３からのバイメタル接点アーム牛の
突出個所１７を占めている。

これによって打抜き孔は部分的に基体材料によって満さ
れる。このばあい調整過程においてパ点 イメタル接点アーム１１の正確な支店並びに・９イメタ
ル接点アーム用の附加的な固定作用が得られる。

・コイメタル接点アーム生と固定接点アーム５との両自
由端部１１，１２の間で立体的に、過電流防止しゃ断器
を接続するために差込み方向で移動可能な押しダタン１
が配置されている。

前記押しボタンはほぼＬ字形に形成されていて、このば
あいＬ字形の垂直脚部２３の自由端部はキャップ２のカ
バー２５内の切欠き２４を貫通している。基部範囲では
前記脚部２３には押しばね２７を収容するために同様に
差込み方向でのびる袋孔２６が設けられている。前記押
しばねは基体３の端面に支持されていてかつ押しボタン
１を差し込み方向とは反対方向で負荷している。押しボ
タンのＬ字形の水平脚部２８は押しばね２７の力に抗し
て両接点間の中間スペースから離反移動可能でかっこの
ばあい手動で接点閉鎖を行なうことができる。

発明の作用効果 本発明の構成によって一面では、・ζイメタル接点アー
ムと固定接点アームとが互いに移動不能に固定されるよ
うになり、このことは過電流防止しゃ断器の全運転時間
に亘って特別なレリーズ特性を維持するための重要な基
準となる。

他面では、バイメタル接点アームは適当な調整装置によ
って肉薄範囲で簡単に曲げることができる。これによっ
てバイメタル接点と固定接点との間の間隔が変わりひい
ては・ζイメタルスナップ円板を固定接点に接触させる
プレロードが変わる。つまり本発明の過電流防止しゃ断
器では簡単な手段で、レリーズ特性の目標許容誤差範囲
を後で調整できかつ全運転時間に亘って確実に維持でき
る。ノζイメタル接点アームの肉薄個所は基体からのバ
イメタル接点アームの突出個所に位置しているので、接
点アーム自由端部の調整移動のための最大のてこ腕が得
られる。

従って前記調整移動は特に精密に配分して行なうことが
できろ。当然本発明の過電流防止しゃ断器は機械的に特
に安定しているａ この安定性は特許請求の範囲第２項の実施態様によって
一層改善される。一度調整されかつこれによって調節さ
れたレリーズ特性は過電流防止しゃ断器使用時の通常の
負荷によって変化することはない。特許請求の範囲第３
項の実施態様によって特に、固定接点アームが基体縦軸
線方向で移動することが阻止される。同じ目的に特許請
求の範囲第４項の実施態様が役立つ。

バイメタル接点アームもその狭幅区分によって軸方向で
移動不能に基体材料内に固持される。

特許請求の範囲第５項の実施態様によれば、２々イメタ
ル接点アームの肉薄個所はバイメタル接点アームの主延
び平面に対してほぼ垂直にのびる打抜き孔である。これ
によって調整目標曲げ個所が打抜き部材自体を製作する
のと同じ作業過程で設げられかつ調整過程時の縦軸線を
中心とした・ζイメタル接点アームの自由端部のねじれ
が回避される。

特許請求の範囲第６項による打抜き孔の配置によって調
整目標曲げ個所が一層正確に決められかつ調整過程が一
層良好に再現できるようになる。基本的には肉薄個所に
よるだけで与えられる、肉薄個所において自律的がろう
とするバイメタル接点アームの傾向は、単腕し・々−と
して作用する・ζイメタル接点アームの自由端部の点 支床が正確に肉薄個所に位置することによって一層強め
られる。

特許請求の範囲第７項の実施態様によって、一層申し分
なく基体材料内に・々イメタル接点アームが埋め込まれ
ひいてはバイメタル接点アームの安定性が一層改層され
る。つまり基体材料が打抜き孔を部分的に満し、これに
よって基体に対する・ぞイメタル接点アームの縦軸線方
向の移動が阻止される。

特許請求の範囲第６項によ−る肉薄個所の実施例によっ
て簡単な形式で、バイメタル接点アームを主延び平面に
対して垂直に簡単に曲げることができるばかりでなく、
適当な調整のために必要であるばあいには附加的にねじ
ることもできる。特許請求の範囲第９項の実施態様によ
って本発明の過電流防止しゃ断器は特にスペースを節減
されて製作される。これによって過電流防止しゃ断器は
簡単な平形ヒユーズ過電流防止装置の代りとしても役立
つ。更に基体はしゃ断器ケーシングの壁部分の附加的な
機能を担う。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示すものであって、第１図は接
続位置での過電流防止しゃ断器の内部構造を示した図、
第２図は接続位置でのバイメタル接点アームと固定接点
アームとを備えた基体の側面図、第３図は遮断位置での
過電流防止しゃ断器の内部構造を示した図、第４図は第
３図ＴＶ−ＩＶ線に沿った断面図、第５図は過電流防止
しゃ断器の分解斜視図、第６図は・ζイメタル接点アー
ムの肉薄個所の変化実施例図である。 １・・・押しゼタン、２・・・キャップ、３・・・基体
。 牛・・・バイメタル接点アーム、５・・・固定接点アー
ム、６，７・・・差込み端部、８・・・中央範囲、９゜
１０・・・折り曲げ部、１１．１２・・・自由端部、１
３・・・バイメタルスナップ円板、１４・・・旋回端部
、１５・・・・マイメタル接点、１６・・・固定接点、
１７・・・突出個所、１８・・・打抜き孔、１９・・・
間隔、２１・・・狭幅区分、２２・・・差込み方向、２
３・・・し字形の垂直脚部、２４・・・切欠き、２５・
・・カッ々−１２６・・・袋孔、２７・・・押しばね、
２８・・・１１字形の水平脚部、２９・・・切込み部

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、過電流防止しや断器のケーシング内室内に位置する
   固定接点アーム（５）とバイメタル接点アーム（４）と
   を有し、前記両接点アームが並列に位置するそれぞれ縦
   長のほぼ偏平方形状の打抜き部材として形成されていて
   かつケーシング内壁に固定されており、かつ、バイメタ
   ル接点アーム（４）の自由端部（１１）にバイメタルス
   ナップ円板（１３）が固定されていて、このバイメタル
   スナツプ円板が、両接点アーム（４、５）の縦軸線（２
   ２）に対して横方向で両接点アームの自由端部（１１、
   １２）の間でのびていてかつ接点端部（１４）で固定接
   点アーム（５）の自由端部に配置された固定接点（１６
   ）にオーバーラップしていてかつ加熱されない不作用位
   置で接点端部によつて固定接点（１６）にプレロード下
   で接触している、バイメタルレリーズ式の過電流防止し
   や断器において、バイメタル接点アーム（４）と固定接
   点アーム（５）とが中央範囲で形状接続的に、射出成形
   又は注造成形可能な形状の安定したプラスチック絶縁材
   料から製作された基体（３）内に埋め込まれていて、か
   つ、バイメタル接点アームが基体（３）からケーシング
   内部内への突出個所（１７）で調整目標曲げ個所として
   肉薄個所を有していることを特徴とする、過電流防止し
   や断器。 ２、両接点アーム（４、５）がその中央範囲で少なくと
   も、両接点アーム全長の三分の一に相応する長さに亘つ
   て、基体材料内に埋め込まれている特許、請求の範囲第
   １項記載の過電流防止しや断器。 ３、ケーシング内室内でバイメタル接点アーム（４）と
   固定接点アーム（５）との主延び平面が互いに間隔（１
   ９）を以つて平行にのびていて、かつ、ケーシングの外
   部で一平面内にバイメタル接点アーム（４′）と固定接
   点アーム（５）とが位置するばあい差込み方向に対して
   横方向にのびる固定接点アーム（５）の段状の折り曲げ
   部（１０）が基体材料内に埋め込まれている特許請求の
   範囲第１項又は第２項記載の過電流防止しや断器。 ４、バイメタル接点アーム（４）が基体材料内に埋め込
   まれた中央範囲で内向きに段状の狭幅区分（２１）を有
   している特許請求の範囲第２項又は第３項記載の過電流
   防止しや断器。 ５、バイメタル接点アーム（４）の肉薄個所がバイメタ
   ル接点アームの主延び平面に対してほぼ垂直にのびる打
   抜き孔（１８）である特許請求の範囲第１項記載の過電
   流防止しや断器。 ６、打抜き孔（１８）が基体の接点側の縁部に直接配置
   されている特許請求の範囲第５項記載の過電流防止しや
   断器。 ７、打抜き孔（１８）が部分的に基体材料によつて満さ
   れている特許請求の範囲第６項記載の過電流防止しや断
   器。 ８、バイメタル接点アーム（４）の肉薄個所が少なくと
   も片側の切込み部（２９）によって形成されている特許
   請求の範囲第１項記載の過電流防止しや断器。 ９、完成した過電流防止しや断器において基体（３）が
   しや断器ケーシングの壁の少なくとも一部、特に一体の
   ケーシングキャップ（２）の閉鎖部材を成している特許
   請求の範囲第１項から第６項までのいずれか１項記載の
   過電流防止しや断器。