JPS6334613Y2 - - Google Patents

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JPS6334613Y2
JPS6334613Y2 JP2520583U JP2520583U JPS6334613Y2 JP S6334613 Y2 JPS6334613 Y2 JP S6334613Y2 JP 2520583 U JP2520583 U JP 2520583U JP 2520583 U JP2520583 U JP 2520583U JP S6334613 Y2 JPS6334613 Y2 JP S6334613Y2
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JP
Japan
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rotating brush
suction
chamber
rib
turbine
Prior art date
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JP2520583U
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JPS59130655U (ja
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  • Nozzles For Electric Vacuum Cleaners (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は回転ブラシを内蔵した電気掃除機の吸
込具に関するものである。
従来例の構成とその問題点 第1図は従来のこの種電気掃除機における回転
ブラシ内蔵の吸込具を示すもので、すなわち、吸
込具本体1の前方には回転ブラシ2を有する回転
ブラシ室3が、後方にはエアータービン4を有す
るタービン室5がそれぞれ設けてある。回転ブラ
シ2の外周にはブラシ体6が植設されており、そ
の先端が回転ブラシ室3の下方に設けた吸込口7
から突出するようにしてある。8はエアータービ
ン4と回転ブラシ2との間に張架したベルトで、
エアータービン4の駆動力を回転ブラシ2に伝え
る。また回転ブラシ室3とタービン室5の間に隔
壁9が設けられ、その一部に通気口10がエアー
タービン4に対向して開口してある。タービン室
5の後方にはパイプ11が設けられ、延長管(図
示せず)、ホース(図示せず)を介して掃除機本
体に接続されている。
上記構成において、掃除機を運転して掃除を行
うと、吸込口7から回転ブラシ室3、通気口1
0、エアータービン4、パイプ11へと空気が流
れ、エアータービン4を回転させる。この回転力
がベルト8を介して回転ブラシ2へ伝わり、その
ブラシ体6により被掃除面をかき上げて掃除を行
う。
ところで、砂つぶなどの重量物を吸込もうとし
た場合、従来の回転ブラシを内蔵しない吸込具に
くらべると、回転ブラシ室3が大きいため、吸込
空気が回転ブラシ2の上方を通つて流れ、吸込口
7から通気口10への流れが分散される。したが
つて、重量物を通気口10へ吸込むだけの気流が
なく、重量物吸込が悪いという欠点があつた。
この欠点を解消するため、第2図に示すよう
に、回転ブラシ室3とタービン室5の間に、回転
ブラシ室3よりは低い上壁12を有する吸込通路
13を設け、一担分散された気流をこの吸込通路
13で集中させて強い流れをつくり、砂つぶなど
の重量物の吸込性能を改良しようとするものも考
えられている。
しかしながら、上記構成の場合、糸くず、綿ぼ
こりなどは軽いため、回転ブラシ2の回転力によ
り回転ブラシ室3の上方へかき込まれて回転ブラ
シ2の回転流に巻きこまれ、これより回転ブラシ
室3内を回転ブラシ2とともにぐるぐると回りつ
づけ、簡単には吸込通路13へ吸込まれず、いつ
までも掃除ができないという欠点があつた。
考案の目的 本考案はこのような従来の欠点を解消したもの
で、重量物吸込性能の改良とともに、糸くず、綿
くずなどのゴミもより良く吸うようにしたもので
ある。
考案の構成 本考案の電気掃除機の吸込具は、駆動源により
回転される回転ブラシを内蔵した回転ブラシ室の
後方に通気口を形成し、この通気口の壁からは回
転ブラシ側へ略水平に突出し、回転ブラシ室をそ
の全巾にわたり上下に分割するリブを設け、かつ
このリブを前記通気口部で欠落させて、上記リブ
上方から欠落部に至る通路を形成したものであ
る。したがつて、回転ブラシ室の上方へ流動した
糸くずなどの軽量塵埃は、リブ上方の通路から欠
落部に至り、通気口へ案内されるものである。
実施例の説明 以下その実施例を添附図面とともに説明する。
第3〜4図はエアータービンを内蔵した電気掃
除機用吸込具に実施した例を示し、すなわち、吸
込具本体21はバンパー22を介して上、下本体
部材23,24を結合して得たものであり、その
前方内部には下方開放部を吸込口25とした回転
ブラシ室26が、後方内部にはタービン室27が
それぞれ設けてあり、同回転ブラシ室26とター
ビン室27の間に回転ブラシ室26より低いリブ
28を持つた吸込通路29が配設してある。吸込
通路29の前方(回転ブラシ室26側)は開放で
あり、後方のタービン室27との間は隔壁30に
よつて区画されている。吸込通路29の上部には
隔壁31がリブ28の前端より後方へずらせて設
けてある。32は回転ブラシ室26内にこれと平
行に設けられ、周面に植設したブラシ毛33の一
部が吸込口25を介して外部に突出するようにし
た回転ブラシ、34は回転ブラシ室26の両側室
壁に設けた回転ブラシ32の軸受、35,36は
吸込口25を被掃除面と一定間隔をおいて位置す
べく吸込具本体21の前後に設けた車輪である。
37は前記タービン室27の後方に設けられた吸
込継手であり、掃除機本体に対してホース、延長
管(図示せず)を介して接続されるものである。
38はタービン室27内に設けられたタービン
であり、その一側からはタービン室27外に突出
する軸体39が一体的に突設してある。40は軸
体39の軸受、41は上記軸体39の先端に設け
た小プーリー42と回転ブラシ32に設けた大プ
ーリー43との間に張架した動力伝達用のベルト
である。すなわち、タービン38の回転は減速し
て回転ブラシ32に伝達されるようにしてある。
またタービン38はタービン室27の一方に片
寄らせて設けてある(第3図右側)。44,45
は隔壁30に形成した2個の通気口で、一方の通
気口44はタービン38の下半分に対向してお
り、また他方の通気口45はタービン38と非対
向であつて、直接的に吸込継手37の接続口46
と対向している。47はスプリング48により一
方向に附勢された切換レバーにして、その一部よ
り突出した遮蔽板49には上記通気口44,45
のいずれか一方と択一的に連通する開口50が形
成してある。51は切換レバー47のつまみ、5
2は切換レバー47に形成した突起53と連係
し、同切換レバー47のスプリング48に抗した
作動状態を保持する板バネである。
切換レバー47を第3図右方に摺動し、その遮
蔽板49の開口50を一方の通気口44に連通さ
せた場合、吸込口25→吸込通路29→通気口4
4と流動した吸引空気はタービン38に衝突し、
次いで吸込継手37の接続口46→延長管→ホー
スと流れて電気掃除機に至るものである。
したがつてタービン38が回転し、その回転力
は減速後回転ブラシ32に伝達される。
また切換レバー47を第3図左方に摺動し、そ
の開口50を他方の通気口45に連通させると、
吸込空気はタービン38と無関係にタービン室2
7を流れ、吸込継手37に至るものであつて、そ
のため、タービン38および回転ブラシ32は回
転しないものである。
ところで先の吸込通路回りについてさらに詳細
に説明すると、吸込通路29は回転ブラシ32と
平行に設けられ、そのリブ28は回転ブラシ室2
6より低く設けてあるが、吸込具本体21のほぼ
中央部の通気口44,45の前部では切り欠き5
4としてある。またリブ28の上部に設けた隔壁
31も同様に切り欠いてある。
上記構成により、重量物の吸込みを行なうと、
その重みのため、被掃除面をころがつて、あるい
はすべつて吸込通路29内へはこばれる。吸込通
路29内はリブ28によつて仕切られ、断面積が
小さくできているため、その外側から中央の通気
口44,45へ向かつて速い流れが形成されてお
り、重量物はいきおいよく吸込通路29内を運ば
れ通気口44あるいは45へ吸込まれる。
次に糸くず、綿くずなどの軽量物が回転ブラシ
32により被掃除面からかき上げられると、その
一部はそのまま重量物と同様に吸込通路29によ
り吸込まれ、その他の軽いものはいきおいよく回
転ブラシ室26上方へかき上げられる。回転ブラ
シ室上26の上方後部には、隔壁31がリブ28
の先端より後方へずらせて設けてあるため、通路
55が形成されている。したがつて、軽いゴミは
回転ブラシ室26上方より通路55へ移り、重量
物と同様に中央部の通気口44へ引つばられる。
この場合、気流は吸込通路29より弱いが、軽い
ゴミのため十分に中央部へ移動する。そしてその
中央部は切り欠き54によつて吸込通路29と合
流しており、重量物といつしよになつて通気口4
4あるいは45へ吸込まれる。
このように回転ブラシ室26とタービン室27
の間に低いリブ28を有する吸込通路29を設け
るとともに、吸込通路29上方の回転ブラシ室2
6の隔壁31を前記リブ28の前端より後方に設
けることにより、重量物の吸込とともに、軽量ゴ
ミの吸込性能をも改良することができるものであ
る。
なお上記実施例では駆動源としてエアータービ
ン式のもので説明したが、電動機駆動によるも
の、あるいはその他のものであつてもかまわな
い。
考案の効果 上記の実施例から明らかなように本考案によれ
ば、回転ブラシ室とタービン室の間に低いリブを
有する吸込通路と、この吸込通路の上方に回転ブ
ラシ室と一体になつた軽量ゴミ吸込用通路を設け
ることにより、重量物吸込性能の向上をはかるこ
とができるとともに、軽量の綿ゴミ等の吸込性能
の向上をも図ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は従来の吸込具の断面図、第3
図は本考案の実施例を示す吸込具の上本体部材を
取外した状態での上面図、第4図は断面図であ
る。 26……回転ブラシ室、28……リブ、32…
…回転ブラシ、44,45……通気口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 駆動源により回転される回転ブラシを内蔵した
    回転ブラシ室の後方に通気口を形成し、この通気
    口の壁からは回転ブラシ側へ略水平に突出し、回
    転ブラシ室をその全巾にわたり上下に分割するリ
    ブを設け、かつこのリブを前記通気口部で欠落さ
    せて、上記リブ上方から欠落部に至る通路を形成
    した電気掃除機の吸込具。
JP2520583U 1983-02-23 1983-02-23 電気掃除機の吸込具 Granted JPS59130655U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2520583U JPS59130655U (ja) 1983-02-23 1983-02-23 電気掃除機の吸込具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2520583U JPS59130655U (ja) 1983-02-23 1983-02-23 電気掃除機の吸込具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59130655U JPS59130655U (ja) 1984-09-01
JPS6334613Y2 true JPS6334613Y2 (ja) 1988-09-13

Family

ID=30156197

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2520583U Granted JPS59130655U (ja) 1983-02-23 1983-02-23 電気掃除機の吸込具

Country Status (1)

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JP (1) JPS59130655U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101903238B1 (ko) * 2016-08-25 2018-10-01 엘지전자 주식회사 청소기의 노즐

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59130655U (ja) 1984-09-01

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