JPS6334586A - 文字処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 この発明は情報処理における文字の入力処理あるいは文
章編集などをおこなう文字処理装置に関し、特にカーソ
ルの大きさを任意に変更することができる文字処理装置
に関する。

（ロ）従来の技術 従来、日本語ワードプロセッサなどの文字の入力処理や
文章編集などがおこなえる文字処理装置では、文字のほ
かにさまざまな記号や簡単な図形（以下パターンと記す
）などを記憶しており、必要に応じて文章中や文章外の
空領域に入力することができる機能を有するものがよく
知られている。

加えて、所望のパターンを作成し記憶しておく機能を有
しているものもある。

上の文字処理装置において、ドツトで構成されるパター
ンを作成する場合、カーソルを所望の方向に移動させて
、その軌道上のドツトを点灯または非点灯させてパター
ンを描くものである。

（ハ）発明が解決しようとする問題点 上記において、カーソルの大きさは１ドツトであり、カ
ーソルの移動によって描ける線は１ドツト分の幅しかな
く、パターンが大きい場合、ｌドット単位でドツトが点
灯（非点灯）されるのでは、その全体を描くのに非常に
手間（時間）のかかるものであった。

この発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、カーソ
ルサイズを変更することによって、大きなパターンを作
成する際の手間を省くことができる文字処理装置を搗供
しようとするものである。

（ニ）問題点を解決するための手段および作用この発明
の構成は、第１図に明示するように、各種の情報を入力
する入力部ｌと、入力部１より入力された情報を表示す
る表示部２と、表示部２の画面上にカーソルを表示させ
るカーソル表示手段３を備える制御部４とからなる文字
処理装置において、入力部１が、カーソルサイズの変更
を指示するスイッチ手段５を備え、さらに制御部４が、
前記スイッチ手段５が操作された後に入力部１より入力
されるカーソルサイズ変更の情報を記憶する変更情報記
憶手段６と、前記変更情報記憶手段６に記憶された情報
によりカーソルサイズを変更し、かつ、その変更したカ
ーソルサイズ情報をカーソル表示手段３に出力するカー
ソルサイズ演算手段７とを備えたことを特徴とする文字
処理装置である。

（ホ）実施例 以下この発明の実施例を図面にて詳述するが、この発明
が以下の実施例に限定されるものではない。

第２図において、文字処理装置ＷＰは、複数のキースイ
ッチを有する入力部ｌと、各種の情報をデイスプレィす
る表示部２と、装置全体の制御をおこなう制御部４と、
各種の情報をプリントアウトする印字部８とで構成され
る。

制御部４は、たとえば８ビツトのマイクロコンピュータ
やイラスト作成制置や文章編集制御などのためのプログ
ラムを格納する記憶回路などで構成される主制御回路１
０と、文章作成に用いられる文字や記号などのドツトキ
ャラクタ情報が格納されたパターンバッファ１４と、表
示部２の表示画面上のカーソル位置を検出するカーソル
カウンタ１５と、かなや漢字などの編集処理がなされた
文章情報を格納する文章バッファ１６と、イラストモー
ドで作成されたイラスト情報を最終的に格納するイラス
トバッファ１７と、縦カーソル長情報とを保持するカー
ソルサイズバッファ１８とで構成される。

入力部１は、各種の文字キーやファンクションキーが配
列されており、その主要なキーの配列は、第３図に示す
とおりである。第３図において、Ｋｌはイラストキーで
、イラストモードを設定する際に操作される。Ｎ２はパ
ターン呼出キーで、表示部２に表示されるイラスト作成
エリアに挿入するためのパターンをパターンバッファ１
４から呼び出す際に操作される。Ｎ３はパターン作成キ
ーで、表示部２の画面上のカーソルが示すイラスト作成
エリアのドツトをＯＮ１０　Ｆ　Ｆする際に操作される
。Ｎ５は解除キーで、操作されると各種動作モードを解
除するものであり、Ｎ６はカーソル移動キーで、カーソ
ルを矢印の方向に上下左右に移動させる場合およびカー
ソル移動によるドツトのＯＮ１０　Ｆ　Ｆの場合に操作
される。Ｎ７はテンキーで、イラスト作成エリアに挿入
するパターンの選択の際に操作される。Ｎ８はカーソル
サイズキーで、カーソルサイズを変更する際に操作され
、その後テンキーに７によりカーソルの縦および横の長
さ情報をおこなう。

印字部８は熱転写式プリンタやワイヤドツトマトリクス
式プリンタが好適である。また表示部２はＣＲＴデイス
プレィまたはドブトマトリクス式の液晶表示器などで表
示画面を構成すればよい。

つぎにこの実施例の動作について第４〜９図を交えて説
明する。

イラストモードによってイラスト画像を作成すべくイラ
ストモードキーＫｌを使用者（オペレータ）が操作する
と、イラストモードが開始される。

つぎに使用者はテンキーに７を操作してイラスト作成エ
リアＳ１の指示をおこなう。イラスト作成エリアＳｌは
縦方向にｎドツト、横方向にｍドツトの大きさを有し、
使用者が、まず縦方向のｎドツトを設定すると（ステッ
プ１００）、カーソルカウンタ１５のうちの縦カーソル
カウンタの最大値ＶＭＡＸが設定され（ステップ１０１
）　、つぎに横方向のｍドツトを設定すると（ステップ
１０２）、カーソルカウンタ１５のうちの横カーソルカ
ウンタの最大値ＨＭＡＸが設定され（ステップ１０３）
、第５図に示すような、イラスト作成エリアＳｌが表示
部１３の表示画面に表示される（ステップ１０４）。こ
れによってカーソルＣの移動に制限が与えられ、この状
態でイラスト作成が可能となる。

イラストモードでは、パターンバッファ１４よりパター
ンを呼び出して新規のパターンを作成する方法と、カー
ソルＣを移動させてドツト０Ｎ１０ＦＦにより自由にパ
ターンを作成する方法とがあり、今、前者をパターン呼
出法、後者をドツト０Ｎ１０ＦＦ法と定める。

パターン呼出法でパターンを作成する場合、パターンを
呼び出して挿入する位置にカーソルＣを移動させるべく
、カーソル移動キーに６のいずれかを操作すると、主制
御回路１０はカーソル移動モードかどうかを判断しくス
テップ１０５）　、たとえば右方向への移動であれば（
ステップ１０６）横カーソルカウンタをインクリメント
（＋ｌＬ（ステップ１０７）　、横カーソルカウンタが
最大値（ＭＡ　Ｘ　）になったかどうかを判定しくステ
ップ１０８）、つぎの入力を待つ。カーソルＣが左へ移
動される場合には（ステップ１０９）　、横カーソルカ
ウンタはデクリメント（−１）され（ステップ１１０）
　、同様にして上方向へカーソルＣが移動される場合は
（ステップ１１１）　、縦カーソルカウンタはデクリメ
ントされ（ステップ１１２）　、下方へ移動される場合
は（ステップ１１３）　、縦カーソルカウンタはインク
リメントされる（ステップ１１４）。つまり、イラスト
作成エリアＳ＋のアドレスは、当然のことながら、カー
ソル移動によりＵＰ／ＤＯＷＮするカーソルカウンタ１
５が指示するアドレスになる。なお、カーソルカウンタ
１５には最大値（ＭＡＸ）と最小値（ＭＩＮ）とが設定
されており、これら以上のカーソルカウントアツプ／ダ
ウンはおこなわれない。

以上の操作によってパターン挿入位置が決定すると、使
用者はパターン呼出キーに２を操作しパターン呼出モー
ドを設定しくステップ１１５）　、）＜ターン選択状態
となる。選択方式には各種の方法があるが、この実施例
においては、第６図に示すように、それぞれのパターン
に対応してパターン番号ＰＮを付してリスト表示し、そ
の中から該当する番号を指示する選択方式を採用してい
る。ここでパターン番号ＰＮ３を呼出パターンＰ１とす
る場合、使用者はテンキーに７の図を操作する（ステッ
プ１１６）。これによってパターンノ（ツファ１４から
パターン番号ＰＮ３のパターンが呼び出され、イラスト
作成エリアＳ１のカーソルＣ１で指定された所定場所に
表示されるとともに呼出？＜ターンバッファ１８に格納
される。ここで）（ターンバッファ１４に格納されてい
るそれぞれのｌくターンは１６Ｘ　１６ドツトパターン
とする。この呼出）くターンＰＩとは別に、イラスト作
成エリアＳｌのカーソルＣ２で指定される他の場所に呼
出パターンＰＩを呼び出す場合、上記動作を再度おこな
うと、第７図に示すように、合成画像Ｐ２が作成される
（ステップ１１７．１１８）。このドツト情報の合成は
、主制御回路１０にて論理和処理にておこなわれ、合成
パターンＰ２はイラストバッファ１７に格納される。

つぎにもう一つのパターン作成方法、ドツト０Ｎ１０Ｆ
Ｆ法について説明する。

この作成方法では、第４図Ｂに示すように、上記と同様
作成キーに３を操作することによりイラスト作成モード
となると（ステップ１１９）、カーソルサイズを変更す
ることができる。カーソルサイズを変更する場合、使用
者は、まずカーソルサイズキーに８を操作して変更処理
を開始する（ステップ１２０）。これにより主制御回路
１０はカーソルサイ、ズ変更の情報の入力待ち状態とな
る。そして使用者がテンキーに７を操作して、まず縦カ
ーソル長情報Ｙを設定しくステップ１２１）　、続いて
横カーソル長情報Ｘを設定しくステップ１２２）、実行
キーに４を操作すると、それぞれのカーソル長情報Ｘ、
Ｙがカーソルサイズバッファ１８に格納される（ステッ
プ１２３）。そして記憶されたカーソル長情報Ｘ、Ｙに
したがって、主制御回路１０にてカーソルサイズが演算
され、第８図Ａに示す１ドツトで構成されるカーソルＣ
が、たとえば縦カーソル情報Ｙが４、横カーソル情報Ｘ
が４の場合、第８図Ｂに示すように、４×４ドツトのカ
ーソルＣ３となる。この後カーソル移動キーに６を操作
してカーソルＣ３をたとえば右方向に移動させると（ス
テップ１２５）　、第９図Ａのように、元のカーソル位
置の右側の４×４ドツトが反転（ＯＮ−ＯＦＦまたは０
ＦＦ−ＯＮ）Ｌ（ステップ１２６）、横カーソルカウン
タは４カウントアツプされて（ステップ１２７）　、カ
ーソル位置が検出される。同様にしてカーソルを左、上
、または下に移動させた場合も（ステップ１２８，１２
９．１３０）、ドツト情報が反転された（ステップ１３
１．１３２．１３３）後、横カーソルカウンタが４カウ
ントダウンされるかぐステップ１３４）、縦カーソルカ
ウンタが４カウントダウンまたは４カウントアツプされ
て（ステップ１３５．１３６）カーソル位置が検出され
る。これに対応して、イラストバッファ１７のアドレス
指定も４×４のドツトを一括して指定されるものである
。なお、カーソルサイズの変更をおこなわない通常のカ
ーソル移動モードにあっては、カーソルカウンタ１５は
上記のような４力ウント単位のアップ／ダウンではなく
、カーソルＣのサイズにあわせて１カウントアツプ／ダ
ウンでおこなわれる。この場合は、第９図Ｂに示すよう
に、カーソルＣの移動によって１ドツトが反転（ＯＮま
たは０ＦＦ）される。そして、上記の動作を繰り返すこ
とにより、従来の罫線引きと同一の感覚でイラスト（パ
ターン）が作成できるものである。

以上説明したように、この実施例においては、イラスト
作成エリアの大きさが指定可能であり、所望の大きさの
パターンを作成できるものである。

なお、上記実施例においては、カーソルサイズの変更を
縦横同一となるようにしておこなったが、作成するパタ
ーンとの兼ねあいで、カーソルは縦長や横長の長方形と
なってもよい。又、カーソルの移動単位をカーソルサイ
ズに対応させるようにしたがこれに限るものではなく、
常に１ドツト単位で移動することも可能である。

（へ）発明の効果 この発明によれば、カーソルの大きさを変更することに
より１度に複数ドツトの点灯・非点灯を可能とし、パタ
ーンの作成を効率よくすることができる文字処理装置が
得られる。またカーソルサイズを種々に変えることによ
って異なる線幅の線を引くことができ、パターンに変化
をつけることが容易にできるものとなる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の構成を明示するブロック図、第２図
はこの発明の実施例ブロック図、第３図はおなじく入力
部の主要なキー配列を示す要部拡大平面図、第４図Ａ、
Ｂはおなじく動作を示すフローチャート、第５図はイラ
スト作成エリアのドツト構成を示す構成説明図、第６図
はパターンとパターン番号との関係を示すパターンリス
ト図、第７図はイラスト作成エリアに２つのパターンが
呼び出された場合の画面構成図、第８図ＡおよびＢはそ
れぞれ変更される前のカーソルおよび変更後のカーソル
の構成を示す説明図、第９図ＡおよびＢはそれぞれカー
ソルサイズの変更されたカーソルおよび変更前のカーソ
ルの右移動動作を示す動作説明図である。 ｌ・・・・・・入力部、　　　　　　２・・・・・・表
示部、３・・・・・・カーソル表示手段、　４・・・・
・・制御部、５・・・・・・スイッチ手段、 ６・・・・・・変更情報記憶手段、 ７・・・・・・カーソルサイズ演算手段。 第５図 と場９ 第６図 第８図Ａ　　　　　第８図Ｂ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、各種の情報を入力する入力部と、入力部より入力さ
   れた情報を表示する表示部と、表示部の画面上にカーソ
   ルを表示させるカーソル表示手段を備える制御部とから
   なる文字処理装置において、入力部が、カーソルサイズ
   の変更を指示するスイッチ手段を備え、さらに制御部が
   、前記スイッチ手段が操作された後に入力部より入力さ
   れるカーソルサイズ変更の情報を記憶する変更情報記憶
   手段と、前記変更情報記憶手段に記憶された情報により
   カーソルサイズを変更し、かつ、その変更したカーソル
   サイズ情報をカーソル表示手段に出力するカーソルサイ
   ズ演算手段とを備えたことを特徴とする文字処理装置。